JPH08198376A - 静電気シールド対策包装容器 - Google Patents
静電気シールド対策包装容器Info
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- JPH08198376A JPH08198376A JP7004982A JP498295A JPH08198376A JP H08198376 A JPH08198376 A JP H08198376A JP 7004982 A JP7004982 A JP 7004982A JP 498295 A JP498295 A JP 498295A JP H08198376 A JPH08198376 A JP H08198376A
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- JP
- Japan
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- metal foil
- packaging container
- packing container
- electrostatic
- substance
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K9/00—Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
- H05K9/0067—Devices for protecting against damage from electrostatic discharge
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電子機器部品の保管，輸送に当たって、静電気
シールド対策が充分なされていない場合、包装材に帯電
した静電気が内容物に放電して、内容物である電子部品
はその回路を破壊されてしまうことが起こり得る。この
回路の破壊を防止する静電気シールド対策包装容器を提
供する。 【構成】包装容器の内面、外面或いは包装容器自体に帯
電防止物質を被膜層状に介在させることにより帯電防止
物質をリング状に連続形成させたことを特徴とする静電
気シールド対策包装容器。
シールド対策が充分なされていない場合、包装材に帯電
した静電気が内容物に放電して、内容物である電子部品
はその回路を破壊されてしまうことが起こり得る。この
回路の破壊を防止する静電気シールド対策包装容器を提
供する。 【構成】包装容器の内面、外面或いは包装容器自体に帯
電防止物質を被膜層状に介在させることにより帯電防止
物質をリング状に連続形成させたことを特徴とする静電
気シールド対策包装容器。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器部品等を収納、
運搬に当たり使用する静電気シールド対策包装容器に関
するものである。
運搬に当たり使用する静電気シールド対策包装容器に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、電子機器部品等の保管、運搬に当
たっては、静電気シールド対策のなされていない段ボー
ル等の包装容器が使用されていた。また、静電気に弱い
電子機器部品等の収納、運搬に当たっては、導電袋のよ
うなものに入れた後、段ボール等の包装容器に収納する
ことで静電気対策が施されていた。
たっては、静電気シールド対策のなされていない段ボー
ル等の包装容器が使用されていた。また、静電気に弱い
電子機器部品等の収納、運搬に当たっては、導電袋のよ
うなものに入れた後、段ボール等の包装容器に収納する
ことで静電気対策が施されていた。
【０００３】
【発明が解決すべき課題】しかしなから、上記静電気シ
ールド対策のなされていない段ボール等の包装容器が使
用した場合、空気中のほこりを引きつけ汚染して商品価
値を失うことや、包装材に帯電した静電気が内容物に放
電し、内容物である電子部品はその回路を破壊されてし
まう恐れがあるという問題があった。また、導電袋のよ
うなものを使用して静電気対策を施したものでは、包装
材料費増加、包装工程増加等によって経費が大幅に増加
するという問題があった。
ールド対策のなされていない段ボール等の包装容器が使
用した場合、空気中のほこりを引きつけ汚染して商品価
値を失うことや、包装材に帯電した静電気が内容物に放
電し、内容物である電子部品はその回路を破壊されてし
まう恐れがあるという問題があった。また、導電袋のよ
うなものを使用して静電気対策を施したものでは、包装
材料費増加、包装工程増加等によって経費が大幅に増加
するという問題があった。
【０００４】本発明は、上記問題を解決して、電子機器
部品等の商品価値を失うことのないように、包装容器の
内面、外面或いは包装容器自体に帯電防止物質を層状に
介在させることにより帯電防止物質をリング状に連続形
成させ、電子機器部品が誘導帯電（静電誘導）による静
電破壊を防止する処理を行ったものである。また、包装
容器の金属箔を連続してリングを形成させ、積極的に短
絡又シールドして包装容器の部分的帯電を防止し、又外
部との電磁的隔離することにより、内容物である電子部
品の回路を破壊されることのない静電気シールド対策包
装容器を提供することを目的とするものである。
部品等の商品価値を失うことのないように、包装容器の
内面、外面或いは包装容器自体に帯電防止物質を層状に
介在させることにより帯電防止物質をリング状に連続形
成させ、電子機器部品が誘導帯電（静電誘導）による静
電破壊を防止する処理を行ったものである。また、包装
容器の金属箔を連続してリングを形成させ、積極的に短
絡又シールドして包装容器の部分的帯電を防止し、又外
部との電磁的隔離することにより、内容物である電子部
品の回路を破壊されることのない静電気シールド対策包
装容器を提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、包装容器の内面、外面或いは包装容器自
体に帯電防止物質を層状に介在させることにより帯電防
止物質をリング状に連続形成させたことを特徴とする。
また、本発明は、帯電防止物質として静電気導電性物質
を使用したことを特徴とする。また、本発明は、静電気
導電性物質よりなる金属箔を、包装容器の内全面に形成
したことを特徴とする。また、本発明は、糊代部と側面
板の金属箔を金属箔で接続してリングを形成したことを
特徴とする静電気シールド対策包装容器としたものであ
る。
に、本発明は、包装容器の内面、外面或いは包装容器自
体に帯電防止物質を層状に介在させることにより帯電防
止物質をリング状に連続形成させたことを特徴とする。
また、本発明は、帯電防止物質として静電気導電性物質
を使用したことを特徴とする。また、本発明は、静電気
導電性物質よりなる金属箔を、包装容器の内全面に形成
したことを特徴とする。また、本発明は、糊代部と側面
板の金属箔を金属箔で接続してリングを形成したことを
特徴とする静電気シールド対策包装容器としたものであ
る。
【０００６】
【表１】
【０００７】
【作用】本発明は包装容器の内面、外面或いは包装容器
自体に帯電防止物質を層状に介在させて帯電防止物質を
リング状に連続形成させることにより、積極的に短絡又
はシールドさせて包装容器の部分的帯電を防止したか
ら、空気中のほこりを引きつけることなく、しかも内容
物である電子部品の回路を破壊させることがなく電子機
器部品を収納保管、輸送することができる。帯電防止物
質をリング状に連続形成させるのリング状連続形成する
とは、包装容器に静電気導電性物質等で環を形成するこ
とであり、また、本発明は、糊代部と側面板の金属箔を
金属箔で接続してリングを形成させることをいう。
自体に帯電防止物質を層状に介在させて帯電防止物質を
リング状に連続形成させることにより、積極的に短絡又
はシールドさせて包装容器の部分的帯電を防止したか
ら、空気中のほこりを引きつけることなく、しかも内容
物である電子部品の回路を破壊させることがなく電子機
器部品を収納保管、輸送することができる。帯電防止物
質をリング状に連続形成させるのリング状連続形成する
とは、包装容器に静電気導電性物質等で環を形成するこ
とであり、また、本発明は、糊代部と側面板の金属箔を
金属箔で接続してリングを形成させることをいう。
【０００８】本発明による静電気シールド対策包装容器
を用いた場合の作用を、静電気に弱い代表的な電子機器
部品である液晶パネルについて述べる。液晶パネルの各
ドットにはゲート電極があり、ゲート絶縁膜を介してソ
ース電極およびドレイン電極とは絶縁されているもので
あるが、静電気が発生すると周囲に電界が生じゲート電
極とソース電極がリークし品位不良現象を受ける。液晶
パネルは５０〜１００Ｖの電圧によって静電気破壊が起
きるが、液晶ハネルを本発明の静電気シールド対策包装
容器に収納した場合は２ＫＶの電圧にも耐圧して静電気
破壊はなかった。
を用いた場合の作用を、静電気に弱い代表的な電子機器
部品である液晶パネルについて述べる。液晶パネルの各
ドットにはゲート電極があり、ゲート絶縁膜を介してソ
ース電極およびドレイン電極とは絶縁されているもので
あるが、静電気が発生すると周囲に電界が生じゲート電
極とソース電極がリークし品位不良現象を受ける。液晶
パネルは５０〜１００Ｖの電圧によって静電気破壊が起
きるが、液晶ハネルを本発明の静電気シールド対策包装
容器に収納した場合は２ＫＶの電圧にも耐圧して静電気
破壊はなかった。
【０００９】また、金属箔等により被覆されているか
ら、外部からの湿気の浸入を遮断しているから電子機器
部品の腐蝕、変蝕を防止する作用を奏する。また、導電
袋等の別容器が必要ないため、経費の節減が可能とな
る。また、帯電防止物質として静電気導電性物質を使用
することにより、静電気シールド効果をより一層高める
ことが可能となる。また、本発明は、静電気導電性物質
よりなる金属箔を、包装容器の内全面に形成したこと、
で外部からの湿気の浸入を遮断し、又外部との電磁的隔
離することにより、誘導帯電（静電誘導）による静電破
壊を防止する。また、本発明は、糊代部と側面板の金属
箔を金属箔で接続してリングを形成したことで、積極的
に短絡又はシールドさせて包装容器の部分的帯電を防止
することができる。
ら、外部からの湿気の浸入を遮断しているから電子機器
部品の腐蝕、変蝕を防止する作用を奏する。また、導電
袋等の別容器が必要ないため、経費の節減が可能とな
る。また、帯電防止物質として静電気導電性物質を使用
することにより、静電気シールド効果をより一層高める
ことが可能となる。また、本発明は、静電気導電性物質
よりなる金属箔を、包装容器の内全面に形成したこと、
で外部からの湿気の浸入を遮断し、又外部との電磁的隔
離することにより、誘導帯電（静電誘導）による静電破
壊を防止する。また、本発明は、糊代部と側面板の金属
箔を金属箔で接続してリングを形成したことで、積極的
に短絡又はシールドさせて包装容器の部分的帯電を防止
することができる。
【００１０】
【実施例】以下図１乃至図３によって、この発明の実施
詳細例を説明する。 （実施例１）図１は、包装容器の組み立て中の斜視図で
あり、包装容器の材料である段ボールの片面にアルミ箔
を貼着して通常の箱を製造する方法に従って段ボールシ
ートに依ってケースを構成する。 側面板２，３の４枚
は直列に連接されてあり、一端の側面板に糊代部５が付
設されている、側面板２，３の夫々には上部に上部フラ
ップ１が、下部に下部フラップ４が設けられている。
詳細例を説明する。 （実施例１）図１は、包装容器の組み立て中の斜視図で
あり、包装容器の材料である段ボールの片面にアルミ箔
を貼着して通常の箱を製造する方法に従って段ボールシ
ートに依ってケースを構成する。 側面板２，３の４枚
は直列に連接されてあり、一端の側面板に糊代部５が付
設されている、側面板２，３の夫々には上部に上部フラ
ップ１が、下部に下部フラップ４が設けられている。
【００１１】その組み立て順序は、側面板２，３の４面
を金属箔張りつけ面を内側になるよう四角形の枠型に形
成して糊代部５を他端の側面板３の内側に糊付けする。
次いで下面フラップ４の４枚で底面を形成させて包装容
器を作成する。
を金属箔張りつけ面を内側になるよう四角形の枠型に形
成して糊代部５を他端の側面板３の内側に糊付けする。
次いで下面フラップ４の４枚で底面を形成させて包装容
器を作成する。
【００１２】更に本発明に於いては、側面板３と糊代部
５は二重になっているが、側面板３の金属箔と糊代部５
の金属箔とは糊代部５の段ボールの厚みにより隔てられ
直接には接していない。この両金属箔面を連続させるた
めに金属箔テープ６を両金属箔にわたるよう貼着して両
金属箔を連続させて全体として側面板４枚と糊代部５の
金属箔と連接用金属箔テープ６による金属箔のリングを
形成させる。
５は二重になっているが、側面板３の金属箔と糊代部５
の金属箔とは糊代部５の段ボールの厚みにより隔てられ
直接には接していない。この両金属箔面を連続させるた
めに金属箔テープ６を両金属箔にわたるよう貼着して両
金属箔を連続させて全体として側面板４枚と糊代部５の
金属箔と連接用金属箔テープ６による金属箔のリングを
形成させる。
【００１３】図２は、この発明の側面板と糊代部の断面
図である。側面板の金属箔８と糊代部の金属箔８とは糊
代部５の段ボールの厚みにより隔てられ直接には接して
いない。この両金属箔面を連続させるために金属箔テー
プ６を両金属箔にわたるよう貼着して両金属箔を連続さ
せるものである。
図である。側面板の金属箔８と糊代部の金属箔８とは糊
代部５の段ボールの厚みにより隔てられ直接には接して
いない。この両金属箔面を連続させるために金属箔テー
プ６を両金属箔にわたるよう貼着して両金属箔を連続さ
せるものである。
【００１４】上記したように、静電気導電性物質よりな
る金属箔を、包装容器の内全面に形成したこと、で外部
からの湿気の浸入を遮断し、又外部との電磁的隔離する
ことにより、誘導帯電（静電誘導）による静電破壊を防
止する。また、本発明は、糊代部と側面板の金属箔を金
属箔で接続してリングを形成したことで、積極的に短絡
又はシールドさせて包装容器の部分的帯電を防止するこ
とができる。
る金属箔を、包装容器の内全面に形成したこと、で外部
からの湿気の浸入を遮断し、又外部との電磁的隔離する
ことにより、誘導帯電（静電誘導）による静電破壊を防
止する。また、本発明は、糊代部と側面板の金属箔を金
属箔で接続してリングを形成したことで、積極的に短絡
又はシールドさせて包装容器の部分的帯電を防止するこ
とができる。
【００１５】（実施例２）図３は本発明の別の実施例を
示す斜視図であり、実施例１と同様に段ボールシートに
依ってケースを構成させる。ただ全内面の金属箔に変え
て碁盤目状に連続した金属箔によっても外部との電磁的
隔離することができ、誘導帯電（静電誘導）による静電
破壊を防止することができる。また、上記碁盤目状は、
これに限定されるものではなく、例えば蜂の巣状，三角
状等であってもよいことは言うまでもない。積極的に短
絡又はシールドさせて包装容器の部分的帯電を防止する
ことができる。
示す斜視図であり、実施例１と同様に段ボールシートに
依ってケースを構成させる。ただ全内面の金属箔に変え
て碁盤目状に連続した金属箔によっても外部との電磁的
隔離することができ、誘導帯電（静電誘導）による静電
破壊を防止することができる。また、上記碁盤目状は、
これに限定されるものではなく、例えば蜂の巣状，三角
状等であってもよいことは言うまでもない。積極的に短
絡又はシールドさせて包装容器の部分的帯電を防止する
ことができる。
【００１６】尚、上記実施例においては、帯電防止物質
として、静電気導電性物質である金属箔を使用した場合
について説明したが、本発明はこれに限定されるもきで
はなく、帯電防止物質として次のものが使用できる。
として、静電気導電性物質である金属箔を使用した場合
について説明したが、本発明はこれに限定されるもきで
はなく、帯電防止物質として次のものが使用できる。
【表２】 静電気体積導電性材料とは、材料が体積方向にも導電性
特性を保持するもので、それに対する用語としては、静
電気表面導電性材料がある。具体的には、前者は、樹脂
に導電性カーボンを練り込んだぜの、後者は、材料の表
面に導電性材料をコーティングなどにより被覆したもの
である。形状としてカーボン，各種金属粉末又は金属
箔，導電ペースト或いは導電樹脂シート等を使用する。
上記２つの実施例においては、包装容器の内面に帯電防
止物質を形成した場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、包装容器の外面或いは包
装容器自体に層状に形成してもよい。
特性を保持するもので、それに対する用語としては、静
電気表面導電性材料がある。具体的には、前者は、樹脂
に導電性カーボンを練り込んだぜの、後者は、材料の表
面に導電性材料をコーティングなどにより被覆したもの
である。形状としてカーボン，各種金属粉末又は金属
箔，導電ペースト或いは導電樹脂シート等を使用する。
上記２つの実施例においては、包装容器の内面に帯電防
止物質を形成した場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、包装容器の外面或いは包
装容器自体に層状に形成してもよい。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
包装容器に帯電防止物質を層状に介在させることにより
帯電防止物質をリング状に連続形成させ、積極的に短絡
又シールドさせて包装容器の部分的帯電を防止したか
ら、内容物である電子部品の回路を破壊されることがな
く電子機器部品を収納保管、輸送することができる。
包装容器に帯電防止物質を層状に介在させることにより
帯電防止物質をリング状に連続形成させ、積極的に短絡
又シールドさせて包装容器の部分的帯電を防止したか
ら、内容物である電子部品の回路を破壊されることがな
く電子機器部品を収納保管、輸送することができる。
【００１８】また、導電袋等の別容器が必要ないため、
経費の節減が可能となる。また、帯電防止物質として静
電気導電性物質を使用することにより、静電気シールド
効果をより一層高めることが可能となる。また、本発明
は、静電気導電性物質よりなる金属箔を、包装容器の内
全面に形成したこと、で外部からの湿気の浸入を遮断
し、又外部との電磁的隔離することにより、誘導帯電
（静電誘導）による静電破壊を防止する。また、本発明
は、糊代部と側面板の金属箔を金属箔で接続してリング
を形成したことで、積極的に短絡又はシールドさせて包
装容器の部分的帯電を防止することができる。また、金
属箔等により被覆されているから、外部からの湿気の浸
入を遮断しているから電子機器部品の腐蝕、変蝕を防止
することができ、電子機器部品を収納保管、輸送するこ
とができる効果がある。
経費の節減が可能となる。また、帯電防止物質として静
電気導電性物質を使用することにより、静電気シールド
効果をより一層高めることが可能となる。また、本発明
は、静電気導電性物質よりなる金属箔を、包装容器の内
全面に形成したこと、で外部からの湿気の浸入を遮断
し、又外部との電磁的隔離することにより、誘導帯電
（静電誘導）による静電破壊を防止する。また、本発明
は、糊代部と側面板の金属箔を金属箔で接続してリング
を形成したことで、積極的に短絡又はシールドさせて包
装容器の部分的帯電を防止することができる。また、金
属箔等により被覆されているから、外部からの湿気の浸
入を遮断しているから電子機器部品の腐蝕、変蝕を防止
することができ、電子機器部品を収納保管、輸送するこ
とができる効果がある。
【図１】 本発明の実施例の静電気シールド対策包装容
器斜視図である。
器斜視図である。
【図２】 本発明の側面板と糊代部の断面図である。
【図３】 本発明の別の実施例の静電気シールド対策包
装容器斜視図である。
装容器斜視図である。
１ 上面フラップ ２ 側面板（段ボール面） ３ 側面板（金属箔面） ４ 下面フラップ ５ 糊代部 ６ 金属箔テープ ７ 段ボール ８ 金属箔 ９ 帯電防止物質 １０封緘テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河津 繁春 奈良県奈良市東九条町127−１ 株式会社 内山梱包資材紙噐内 (72)発明者 坂元 稔 奈良県奈良市東九条町127−１ 株式会社 内山梱包資材紙噐内
Claims (4)
- 【請求項１】 包装容器の内面、外面或いは包装容器自
体に帯電防止物質を層状に介在させることにより帯電防
止物質をリング状に連続形成させたことを特徴とする静
電気シールド対策包装容器。 - 【請求項２】 帯電防止物質として、静電気導電性物質
を使用したことを特徴とする請求項１記載の静電気シー
ルド対策包装容器。 - 【請求項３】 帯電防止物質として、静電気導電性物質
よりなる金属箔を、包装容器の内全面に形成したことを
特徴とする請求項１記載の静電気シールド対策包装容
器。 - 【請求項４】 糊代部と側面板の金属箔を金属箔で接続
してリングを形成したことを特徴とする請求項１記載の
静電気シールド対策包装容器。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7004982A JPH08198376A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 静電気シールド対策包装容器 |
| TW086201647U TW335248U (en) | 1995-01-17 | 1995-06-01 | Packing container against static electricity |
| US08/456,802 US5906281A (en) | 1995-01-17 | 1995-06-01 | Anti-static packing container |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7004982A JPH08198376A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 静電気シールド対策包装容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08198376A true JPH08198376A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11598814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7004982A Pending JPH08198376A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 静電気シールド対策包装容器 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5906281A (ja) |
| JP (1) | JPH08198376A (ja) |
| TW (1) | TW335248U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000252639A (ja) * | 1999-02-26 | 2000-09-14 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 電子部品収納ケース |
| JP2000252640A (ja) * | 1999-02-26 | 2000-09-14 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 電子部品収納ケース |
| KR101599395B1 (ko) * | 2015-04-30 | 2016-03-03 | 주식회사 제이에이치앤티 | 다양한 크기 및 형상의 정제약품에 사용가능한 정제약품용 프리카세트. |
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| US6401930B1 (en) * | 2000-12-08 | 2002-06-11 | Ciena Corporation | Universal handling container |
| US20050025919A1 (en) * | 2001-02-15 | 2005-02-03 | Integral Technologies, Inc. | Low cost conductive containers manufactured from conductive loaded resin-based materials |
| US20120048963A1 (en) | 2010-08-26 | 2012-03-01 | Alexza Pharmaceuticals, Inc. | Heat Units Using a Solid Fuel Capable of Undergoing an Exothermic Metal Oxidation-Reduction Reaction Propagated without an Igniter |
| KR102217768B1 (ko) * | 2015-03-11 | 2021-02-19 | 알렉스자 파마스티칼즈, 인크. | 열 에어로졸 응축 공정을 위한 에어웨이에서 대전방지 소재의 용도 |
| US10961045B1 (en) | 2017-05-04 | 2021-03-30 | Xpresspax, Inc. | Document console |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4293070A (en) * | 1979-03-30 | 1981-10-06 | Ohlbach Ralph C | For protecting printed circuit boards and other items against the ravages of a discharge of static electricity |
| US4308953A (en) * | 1980-02-20 | 1982-01-05 | Shell Container Systems | Electrically conductive container |
| US4609104A (en) * | 1985-06-04 | 1986-09-02 | Ade, Inc. | RFI shielded, multiple part container and components thereof |
| US5205406A (en) * | 1988-05-04 | 1993-04-27 | Bradford Company | Anti-static coated paperboard or similar rigid material |
| JPH05319403A (ja) * | 1992-03-18 | 1993-12-03 | Sony Corp | 静電気により破壊されやすい電子部品用収納容器 |
-
1995
- 1995-01-17 JP JP7004982A patent/JPH08198376A/ja active Pending
- 1995-06-01 TW TW086201647U patent/TW335248U/zh unknown
- 1995-06-01 US US08/456,802 patent/US5906281A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2000252639A (ja) * | 1999-02-26 | 2000-09-14 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 電子部品収納ケース |
| JP2000252640A (ja) * | 1999-02-26 | 2000-09-14 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 電子部品収納ケース |
| KR101599395B1 (ko) * | 2015-04-30 | 2016-03-03 | 주식회사 제이에이치앤티 | 다양한 크기 및 형상의 정제약품에 사용가능한 정제약품용 프리카세트. |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW335248U (en) | 1998-06-21 |
| US5906281A (en) | 1999-05-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030304 |