JPH08197649A - 合成樹脂製保持器の製造方法 - Google Patents

合成樹脂製保持器の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【構成】一つのゲート32を、保持器Aの柱状部Hに対
応する位置に臨ませて配置する。ゲート32からキャビ
ティに充填した溶融樹脂Xの一部を、キャビティに連通
させた樹脂溜め部6に流入させる。保持器中心を挟んで
上記ゲート32と対向する側の柱状部H1にて、ゲート
32から分流した溶融樹脂X,Yどうしを合流接合させ
る。その後、保持器Aと樹脂溜め部6に流入した樹脂と
を分離させる。 【効果】溶融樹脂の接合面積を広くすることができるの
で、ウェルドラインW部分の強度を十分確保することが
できる。このため、過酷な使用条件下においても、十分
な耐久性を発揮することができる。樹脂溜め部6に流入
した樹脂を保持器Aから分離させるので、保持器Aの回
転バランスを確保して、回転不良が生じるのを防止する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、合成樹脂製保持器の
製造方法に関する。より詳しくは、奇数個の転動体保持
用のポケットが、柱状部を挟んで円周等配に設けられて
いる合成樹脂製の保持器を射出成形する方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
ころがり軸受に用いられる合成樹脂製保持器として、転
動体である玉を保持するポケットを、奇数個設けたもの
が提供されている。図6はこの種の保持器の一例を示す
斜視図である。この保持器Aは、玉軸受用の冠型保持器
であり、奇数個のポケットPが、円周等配に形成されて
おり、各ポケットPの相互間には、肉厚の厚い柱状部H
が形成されている。
【0003】このような保持器Aを、一点ゲート方式に
よって射出成形する場合、一般に、成形型のキャビティ
内に溶融樹脂を充填するためのゲートGを、柱状部Hの
中央部に対応する位置に臨ませた状態で行っている(図
3参照)。そしてこの場合、上記ゲートGから充填され
た溶融樹脂は、二方向に分流されて上記ゲートGの保持
器中心を挟んだ対向側において合流接合されるが、上記
保持器Aは、ポケットPの個数が奇数個であるので、上
記溶融樹脂が合流接合する部分、つまりウェルドライン
W部分が、ポケットPの最も肉厚の薄い部分に位置する
ことになる。しかも、上記ウェルドラインW部分は、ゲ
ートGから最も離れた部分であるので、溶融樹脂の流動
性が最も低下した状態で成形される。このため、このウ
ェルドラインW部分の強度が最も弱くなり、使用中に破
損し易いという欠点があった。
【0004】そこで、図4に示すように、上記ゲートG
の位置を、柱状部Hの中央から隣り合うポケットPの何
れか一方側へ偏倚させることにより、ウェルドラインW
をポケットPのうちの肉厚の厚い側に配置する技術や
(例えば特公平1−44927号公報参照)、図5に示
すように、保持器の所定部に厚肉部Bを設け、その成形
時において、ゲートGから一方向に分流した溶融樹脂の
充填量と、他方向に分流した溶融樹脂の充填量とに差を
設けることによって、ウェルドラインWを柱状部Hに配
置する技術(例えば実開昭59−88514号公報参
照)が提案されている。
【0005】しかし、前者の場合には、ウェルドライン
Wが肉厚の最も薄い部分から偏倚しているので、このウ
ェルドラインWにおける接合強度をある程度高めること
ができるが、ゲートGの偏倚量Eをあまり大きく採れな
いので、十分な接合面積を確保することができず、過酷
な使用条件下での耐久性に劣るという問題があった。ま
た、後者の場合には、上記厚肉部Bのために保持器の回
転バランスが崩れるので、高速回転時において偏心を生
じて、回転不良を引き起こすおそれがあった。
【0006】さらに、図6に示すように、上記ゲートG
を所定のポケットPを挟んで隣り合う2本の柱状部Hに
対応する位置に臨ませて配置し、上記ポケットPと対向
する柱状部Hにて、各ゲートGから注入された溶融樹脂
を合流接合させる技術も提案されている(例えば特公平
6−77947号公報参照)。この場合においては、ウ
ェルドラインWが、各ゲートGから最も離れた柱状部H
の他、各ゲートGの相互間に位置するポケットPの最も
肉厚の薄い部分にも形成されるが、当該ポケットP部分
については、ゲートGに極めて近いので、溶融樹脂の流
動性が良好な状態で成形可能であり、そのウェルドライ
ンWの接合強度もある程度確保することができる。しか
し、その接合面積が絶対的に小さいので、特に過酷な使
用条件下において、その強度が不足するという問題があ
った。この発明は上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、良好な回転バランスを確保することができるととも
に、ウェルドラインにおける接合強度を十分に確保する
ことができ、過酷な使用条件下においても優れた耐久性
を発揮することができる合成樹脂製保持器の製造方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に係る合成樹脂製保持器の製造方法は、成形
型のキャビティ内に、一つのゲートを通して溶融樹脂を
充填し、奇数個の転動体保持用のポケットが柱状部を挟
んで円周等配に設けられている合成樹脂製の保持器を射
出成形する合成樹脂製保持器の製造方法において、上記
ゲートを保持器の柱状部に対応する位置に臨ませて配置
し、このゲートを通過して二方向に分流した溶融樹脂の
うちの何れか一方の溶融樹脂の一部を、キャビティに連
通させた樹脂溜め部に流入させて、保持器中心を挟んで
上記ゲートと対向するポケットに隣接する柱状部にて、
上記分流した溶融樹脂どうしを合流接合させた後、上記
保持器と樹脂溜め部に流入した樹脂とを分離させること
を特徴とする。
【0008】請求項2に係る合成樹脂製保持器の製造方
法は、請求項1に係る合成樹脂製保持器の製造方法にお
いて、上記樹脂溜め部を、保持器の周面に対応する位置
に臨ませ、上記保持器の離型と同時に樹脂溜め部の樹脂
と保持器とを分離させることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1に係る合成樹脂製保持器の製造方法に
よれば、上記ゲートを通過して二方向に分流した溶融樹
脂のうちの何れか一方の溶融樹脂の一部を、キャビティ
に連通させた樹脂溜め部に流入させるので、上記分流し
た溶融樹脂どうしの合流接合を、保持器中心を挟んで上
記ゲートと対向するポケット位置からずらして、当該ポ
ケットに隣接する柱状部にて行わせることができる。こ
のため、溶融樹脂の接合面積を十分に確保することがで
きる。しかも、上記溶融樹脂を合流接合させた後に、樹
脂溜め部に流入した樹脂を保持器から分離させるので、
保持器の回転バランスが崩れるおそれがない。
【0010】請求項2に係る合成樹脂製保持器の製造方
法によれば、上記樹脂溜め部を、保持器の周面に対応す
る位置に臨ませて、上記保持器の離型と同時に樹脂溜め
部の樹脂と保持器とを分離させるので、保持器を離型さ
せた後において、樹脂溜め部の樹脂を当該保持器から分
離させる工数が不要となる。
【0011】
【実施例】以下この発明の実施例について添付図面を参
照しながら詳述する。図1はこの発明の合成樹脂製保持
器の製造方法を用いて製造される保持器Aの斜視図であ
る。この保持器Aは、玉軸受用の冠型保持器であり、転
動体としての玉を導入する7個のポケットPが、円周等
配に設けられており、各ポケットPの相互間に、肉厚の
厚い柱状部H,H1が設けられている。図2は上記保持
器Aを成形する射出成形装置の成形部Sを示す概略図で
ある。この成形部Sは、キャビティ1を構成する一対の
成形型2,3と、溶融樹脂を射出するノズル4と、成形
品を可動側の成形型2から取り出すエジェクターピン5
とを備えている。
【0012】上記一対の成形型2,3のうちの固定側の
成形型3には、スプールランナー31が設けられてお
り、このスプールランナー31の外側の端部には、上記
ノズル4が接続されている。また、上記スプールランナ
ー31の内奥側には、上記キャビティ1に溶融樹脂を充
填するためのゲート32が設けられている。このゲート
32は、ピンポイントゲートによって構成されており、
上記保持器Aの一つの柱状部Hに対応する位置に臨ませ
てある(図1参照)。
【0013】上記キャビティ1には、保持器Aの外周面
に臨ませた状態で、上記ゲート32を通してキャビティ
1に充填された溶融樹脂の一部を流入させるための樹脂
溜め部6が連通されている。この樹脂溜め部6は、図1
において上記ゲート32を臨ませた柱状部Hから2番目
に位置する柱状部Hに対応させて設けられており、その
容積は、保持器Aの一つのポケットPの中心位置からこ
れに隣接するポケットPの中心位置に至る体積とほぼ等
くなるように設定されている。また、上記樹脂溜め部6
とキャビティ1との連通部分は、保持器Aと樹脂溜め部
6の樹脂とを容易に分離できるように、細穴に形成され
ている。さらに、上記樹脂溜め部6は、その内部に流入
した樹脂を離型できるように、一対の成形型2,3の相
互間で形成されている。
【0014】上記エジェクターピン5は、成形完了後の
保持器Aを、可動側の成形型2から突き出すと同時に、
スプールランナー31部分の樹脂を上記成形型2から突
き出すように構成されている。なお、上記保持器Aを形
成する樹脂としては、ポリアミド、ポリアセタール、及
びフッ素樹脂等の合成樹脂が使用される。
【0015】以上の構成の成形部Sにおいて、溶融樹脂
をゲート32を通してキャビティ1内に充填すると、こ
の充填された溶融樹脂は、上記ゲート32を通過した時
点で二方向に分流され、この分流された溶融樹脂のうち
の上記樹脂溜め部6の方向に流れる溶融樹脂Xは、その
一部が上記樹脂溜め部6に流入することになる。このた
め、当該溶融樹脂Xは、これと反対方向に流れる溶融樹
脂Yに対して、ゲート32の反対側に到達する時間が遅
延することになる。この結果、上記二方向に分流された
溶融樹脂X,Yどうしは、ゲート32を通る直径線Lに
対して、上記樹脂溜め部6の容積に対応する分だけ、当
該樹脂溜め部6側に偏倚した位置で合流接合することに
なる。ここに、上記樹脂溜め部6の容積が、保持器Aの
一つのポケットPの中心位置からこれに隣接するポケッ
トPの中心位置に至る体積とほぼ等くなるように設定さ
れているので、上記溶融樹脂X,Yの合流接合位置、つ
まりウェルドラインW位置は、保持器中心を挟んで上記
ゲート32と対向するポケットPに隣接する柱状部H1
のほぼ中央位置となる。このため、溶融樹脂X,Yの接
合面積を十分に確保することができ、ウェルドラインW
部分の強度を十分に確保することができる。
【0016】次いで、上記キャビティ1内の樹脂が硬化
した時点で、エジェクターピン5によって、成形型2か
ら保持器Aとスプールランナー31部分の樹脂を突き出
すことにより、上記樹脂溜め部6の樹脂とスプールラン
ナー31部分の樹脂とを、保持器Aから自動的に分離さ
せた状態で、当該保持器Aを回収することができる。
【0017】このように、上記樹脂溜め部6の樹脂を保
持器Aから分離させるので、保持器Aの回転バランスを
良好に確保することができる。このため、高速回転時に
おいて保持器Aが偏心して回転不良が生じるのを防止す
ることができる。また、上記保持器Aの離型と同時に、
樹脂溜め部6の樹脂を保持器Aから自動的に分離させる
ので、当該樹脂溜め部6の樹脂を事後的に分離させる工
数が不要となる。このため、保持器Aを容易且つコスト
安価に製造することができる。
【0018】なお、上記樹脂溜め部6は、上記溶融樹脂
Xと反対方向へ分流された溶融樹脂Yの一部を流入する
ように、図1においてゲート32を通る直径線Lを挟ん
だ対称位置に配置しても勿論よい。また、樹脂溜め部6
は、保持器Aの柱状部HでなくポケットPに臨ませても
よく、何れにしても、ゲート32から離反する位置に設
けるのが、溶融樹脂X,Yの合流接合位置をコントロー
ルし易いことから望ましい。
【0019】この発明の合成樹脂製保持器の製造方法
は、上記実施例に限定されるものでなく、例えば、樹脂
溜め部6を保持器Aの内周に臨ませること、ポケットP
の数を増減すること等、種々の変更を施すことができ
る。また、この発明は、上記冠型保持器以外の種々の保
持器に適用して実施することができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る合成樹脂
製保持器の製造方法によれば、一つのゲートを通過して
二方向に分流した溶融樹脂どうしの合流接合を、ゲート
と対向する側の柱状部にて行わせることができるので、
溶融樹脂の接合面積を十分に確保することができる。こ
のため、ウェルドライン部分の強度を十分確保すること
ができる結果、過酷な使用条件下においても、十分な耐
久性を発揮することができる。しかも、上記樹脂溜め部
に流入した樹脂を保持器から分離させて、保持器の回転
バランスが崩れるのを防止するので、高速回転時におい
て回転不良が生じるのを防止することができる。
【0021】請求項2に係る合成樹脂製保持器の製造方
法によれば、上記樹脂溜め部を、保持器の周面に対応す
る位置に臨ませて、上記保持器の離型と同時に樹脂溜め
部の樹脂と保持器とを分離させるので、保持器を離型さ
せた後において、樹脂溜め部の樹脂を保持器から分離さ
せる工数が不要となる。このため、保持器を容易且つコ
スト安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用して製造される合成樹脂製保持
器の斜視図である。
【図2】この発明の実施に使用される成形装置の要部断
面図である。
【図3】従来例を示す平面図である。
【図4】他の従来例を示す平面図である。
【図5】さらに他の従来例を示す要部斜視図である。
【図6】さらに他の従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 キャビティ 2 成形型 3 成形型 32 ゲート 6 樹脂溜め部 P ポケット H 柱状部 H1 柱状部 X 溶融樹脂 Y 溶融樹脂

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形型のキャビティ内に、一つのゲートを
    通して溶融樹脂を充填し、奇数個の転動体保持用のポケ
    ットが柱状部を挟んで円周等配に設けられている合成樹
    脂製の保持器を射出成形する合成樹脂製保持器の製造方
    法において、 上記ゲートを保持器の柱状部に対応する位置に臨ませて
    配置し、このゲートを通過して二方向に分流した溶融樹
    脂のうちの何れか一方の溶融樹脂の一部を、キャビティ
    に連通させた樹脂溜め部に流入させて、保持器中心を挟
    んで上記ゲートと対向するポケットに隣接する柱状部に
    て、上記分流した溶融樹脂どうしを合流接合させた後、
    上記保持器と樹脂溜め部に流入した樹脂とを分離させる
    ことを特徴とする合成樹脂製保持器の製造方法。
  2. 【請求項2】上記樹脂溜め部を、保持器の周面に対応す
    る位置に臨ませ、上記保持器の離型と同時に樹脂溜め部
    の樹脂と保持器とを分離させる請求項1記載の合成樹脂
    製保持器の製造方法。
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