JPH08197228A - 溶湯鍛造装置 - Google Patents

溶湯鍛造装置

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JPH08197228A
JPH08197228A JP2338295A JP2338295A JPH08197228A JP H08197228 A JPH08197228 A JP H08197228A JP 2338295 A JP2338295 A JP 2338295A JP 2338295 A JP2338295 A JP 2338295A JP H08197228 A JPH08197228 A JP H08197228A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 緻密な良品質の溶湯鍛造製品を高生産性で製
造する。 【構成】 固定盤に取付けられている固定金型と可動盤
に取付けられている可動金型を設け,金型開閉方向に移
動可能で固定金型側のゲートを開閉するセンターピンと
センターピンの周囲に配置されていて金型開閉方向に摺
動自在でかつ先端部がキャビティに面している溶湯加圧
用の筒状の入子ステムまたは同心円上に配置された複数
の第1の加圧ピンを可動金型側に設けた溶湯鍛造装置に
おいて,可動盤の軸心中央部に位置するセンターピンの
回りに円筒状の1個のピストンを有する大型の第1の油
圧シリンダを設け,第1の油圧シリンダのピストンの端
面に前記入子ステムまたは第1の加圧ピンを直接取付け
た。また,可動盤の外周に内蔵されている複数のシリン
ダに取付けられているクロスヘッドに取付けられている
第2の加圧ピンで鋳込途中でガス抜きを行うとともに,
鋳込動作終了後にキャビティに充填された溶湯を加圧し
得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,金型キャビティ内へ溶
湯を充満させて溶湯鍛造を行う装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来は,例えば,自動車用のアルミホイ
ール等をスクイズダイカスト法によって成形する場合,
特公平3−4297号公報,特公平3−25264号公
報,特願平5−296293号明細書,特願平6−25
514号明細書に記載されているような方法および装置
を用いて成形していた。すなわち,これらにおいては,
下側の固定金型と上側の可動金型間に形成した金型キャ
ビティ内に,固定金型の下側から固定金型に接合させて
配した射出スリーブの内孔径よりも小径の溶融物通路を
通して金型キャビティ内に溶湯を鋳込んだ後,可動金型
に摺動自在に取付けられており,かつ,前記固定金型内
の小径の溶融物通路の直径よりもわずかに小径のピンを
直ちに前進させて,ピンの先端部を前記小径の溶融物通
路内に挿入するようにして成形していた。
【0003】これらは,いずれも緻密な製品を造ること
を目的としている。しかし,特公平3−4297号公報
や特公平3−25264号公報等に記載されているよう
なスクイズダイカスト法による場合は,金型キャビティ
内に溶湯が充填された直後に,可動金型の軸心部に設け
られている押湯用のピンを前進させるだけであるので,
ある程度,押湯効果は得られるものの,すでに固りかけ
ている鋳込製品の中央部の小範囲のみを押湯しているの
で,金型キャビティ内の固りかけている溶湯全体を補充
する溶湯も不足ぎみであるとともに,押湯力が充分に伝
わらなかった。また,押湯用のセンターピンの作用によ
る押湯力を金型キャビティ内の溶湯に伝えるときに,そ
の圧力が射出プランジャを押下げる働きをして,その押
湯の効果を低減していた。
【0004】これらの理由によっても,必ずしも充分な
押湯がなされておらず,必ずしも常に充分に満足し得る
緻密な製品が得られるとは限らなかった。また,溶湯の
凝固収縮に対して溶湯をセンターピンで補充する時間
中,射出プランジャは加圧を継続し,次の動作に移行で
きず,鋳造サイクルタイムが長くなっていた。また,金
型内に空気が残り不良の原因となっていた。
【0005】また,前記した従来の溶湯鍛造法において
は,完全に型締する直前の型締途中で,可動金型を一旦
停止させた状態で,金型キャビティ内に溶湯を鋳込み,
然る後に,可動金型全体をさらに前進させて完全に型締
して溶湯鍛造を行っていたので,金型キャビティ内の溶
湯全体が型締方向に押湯される状態になり,単位圧力が
低く,金型の構造上からも押湯効果が期待できず,必ず
しも製品精度や緻密度,機械的強度が常に一定した製品
を得ることができなかった。
【0006】そこで,本発明者は,これらの課題を解決
するために,特願平6−25514号明細書に記載した
ように,固定金型,可動盤に複数個のシリンダを内蔵し
てクロスヘッドを介して取付けた可動金型,可動盤に取
付けられていて可動金型の内部に摺動自在に設けられ,
かつ,先端部がキャビティに面している入子ステムとセ
ンターピンを備えた溶湯鍛造装置を用い,前記各シリン
ダのロッド側の室に油圧を作動させて入子ステムとセン
ターピンを可動金型に対して相対的に後退させている状
態で,可動金型と入子ステムを同時に前進させて型締動
作を行い,鋳込動作によりキャビティ内に溶湯を充填さ
せるとともに,型締動作を続行している状態でセンター
ピン用シリンダのヘッド側の室の油圧を昇圧させること
によって,型締力を維持した状態でセンターピンを金型
のゲートまで前進閉塞させ金型キャビティ内の溶湯の漏
出を防止した状態で入子ステムを前進させ,キャビティ
内の溶湯に作用する加圧力を増大させ,鍛造効果を高め
るとともに,更に,射出プランジャを早期に後退させ次
の動作に移行し,鋳造サイクルタイムを短縮する溶湯鍛
造方法を発明した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特願平6−25514
号の発明においては,入子ステムの加圧を円周に配置し
た油圧シリンダで行うために構造が複雑となり,強度部
材であるクロスヘッドも大きくなり可動盤を小さくする
ことができない。また,円筒状製品の外周の肉厚部のヒ
ケ巣を防止するための加圧ピンを加圧する油圧シリンダ
の配置が困難である。更に,鋳造時に金型内のガスを排
出しなければならないが,外周に加圧ピンを配列するこ
とができれば,このピンを活用してガスを排出して気泡
のない製品ができる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明においては,固定
盤に取付けられている固定金型と可動盤に取付けられて
いる可動金型を設け,金型開閉方向に移動可能で固定金
型側のゲートを開閉するセンターピンとセンターピンの
周囲に配置されていて金型開閉方向に摺動自在でかつ先
端部がキャビティに面している溶湯加圧用の筒状の入子
ステムまたは同心円上に配置された複数の第1の加圧ピ
ンを可動金型側に設けた溶湯鍛造装置において,可動盤
の軸心中央部に位置するセンターピンの回りに円筒状の
1個のピストンを有する大型の第1の油圧シリンダを設
け,第1の油圧シリンダのピストンの端面に前記入子ス
テムまたは第1の加圧ピンを直接取付けた。
【0009】また,可動盤の内部に同心円上に複数の第
2の油圧シリンダを配置し,第2油圧シリンダの各ピス
トンロッドの先端部にリング状のクロスヘッドを連結
し,キャビティの円筒状の端面部分に先端部が面してい
る状態で設けた複数の第2の加圧ピンをクロスヘッドに
取付けた。また,第2の加圧ピンの先端部を開閉弁部と
し,第2の加圧ピンの外周面に先端部を残して軸線方向
に伸びた溝を設け,この溝の後方にガス抜き装置を連結
した。
【0010】
【作用】まず,可動盤内蔵の入子ステム用または第1の
加圧ピン用のシリンダと,第2の加圧ピンを用いる場合
は第2の加圧ピン用のシリンダのロッド側の室に油圧を
作動させて入子ステム及び前記加圧ピンを可動金型に対
して相対的に後退させている状態で,可動盤を前進させ
ることによって可動金型と入子ステムを同時に前進させ
て型締動作を行う。この状態では,可動金型が固定金型
に完全に押付けられて正規の型締がなされ,型締力は可
動盤から可動金型を経て固定金型へと伝達される。
【0011】次に,型締完了とともに第2の加圧ピンを
前進させ,ガスが通るようにする。射出動作でキャビテ
ィ内に溶湯が充填されはじめると,ガスは第2の加圧ピ
ン周辺通路から排出される。充填完了直前にピンを引上
げ,通路を閉塞し,溶湯が出ないようにする。キャビテ
ィ内に溶湯を充填完了させると,一定時間後,型締動作
を続行している状態でセンターピンのシリンダのヘッド
側の室の油圧を昇圧させる。そうすると,センターピン
が前進し,その先端が金型のゲートを閉塞する。
【0012】その後,入子ステムまたは第1の加圧ピン
用のシリンダ及び第2の加圧ピン用のシリンダのヘッド
側の室の油圧を昇圧させると,シリンダ内のピストンロ
ッドが前進し始め,各入子ステムまたは第1の加圧ピン
に直接,及びクロスヘッドを介して第2の加圧ピンに力
が伝わり出し,入子ステムまたは第1の加圧ピンと,第
2の加圧ピンが前進する。その結果,金型キャビティ内
の溶湯に作用する加圧力が増大し,入子ステムの先端の
面積及び加圧ピンの先端の面積で溶湯は押圧され,溶湯
鍛造がなされる。この場合,入子ステム及び加圧ピンに
よる面圧は大きく,夫々に対応する部分が非常に緻密な
製品ができる。
【0013】この押圧動作中,ゲートはセンターピンで
閉塞されているので,射出プランジャには反力はかから
ないので,キャビティ内の溶湯が凝固する時期より早い
時期に後退させて次の動作に移っても,溶湯が逆流する
ことはなく,鋳造サイクルタイムを早くすることができ
る。
【0014】また,溶湯充填中に入子ステム周辺及び加
圧ピン周辺の隙間からガスを排出するのでガスによる欠
陥がなくなる。しかし,溶湯が充填され,入子ステム及
び加圧ピンで加圧すると,その反力で溶湯が隙間に進
入,冷却凝固して,製品を取出してもバリとして残る
が,入子ステム及び加圧ピンを前進,後退させることに
よってそのバリは取除かれて,通路はガスが流れるよう
に維持される。
【0015】
【実施例】図1は本発明の装置の1実施例を示すもの
で,アルミニウム合金製の自動車用ホイールを製造する
竪型の溶湯鍛造装置として示されている。図1におい
て,1は水平に設けられている下部プラテンでもある固
定盤,2は下部金型ホルダ,3は下型でもある固定金
型,4は上方に設けられているシリンダプラテン,5は
型締型開用の型締シリンダ,6はピストンロッド,7は
上下方向に動く可動盤,8は固定盤1とシリンダプラテ
ン4を連結しているコラムである。固定金型3の軸心中
央部には,下向きに内径が若干大きくなっているゲート
穴3aが設けられている。
【0016】可動盤7の内部軸心中央部には下向きの1
個の大型の第1の油圧シリンダ9が組込まれており,こ
の第1の油圧シリンダ9の1個の中空状の大径のピスト
ン10の中央下端部には,円筒状またはそれに近い形状
で円筒状の範ちゅうに入る形状の1個の入子ステム13
が取付けられている。可動盤7の中央下部において,可
動金型12のバックプレート7aと可動金型12があ
り,筒状の入子ステム13は可動金型12内の貫通穴1
2aの中に上下方向に摺動自在に設けられていて,その
先端部は金型キャビティ14に面している。なお,第1
の油圧シリンダ9のピストン10の外径は,入子ステム
13の外径よりも大きく,例えば,可動金型12の外径
に近い程度の大きな径にしておき,大きな押圧力を作用
させ得るようにしておく。
【0017】また,1個の入子ステム13の代りに,同
心円状に配置した複数の第1の加圧ピン11を使用する
こともある。この場合は,例えば,図2に示したような
構造になる。すなわち,各第1の加圧ピン11は,それ
ぞれ可動金型12の中を貫通して上下方向に摺動し得る
ようになっており,後端部はピストン10の先端面に固
定されており,各第1の加圧ピン11の先端部は金型キ
ャビティ14に面している。なお,この場合,入子ステ
ム13がないので,後記するセンターピン18は,可動
金型12の軸心部に上下方向に摺動自在に取付けられて
いる。
【0018】15は可動金型12の周囲に設けられてい
る可動金型の一部である数個のコアで,図1,図2にお
いて,コア15は可動盤7の外周下端部に組込まれてい
るコアシリンダ16によって水平方向に移動し得るよう
になっていて,製品の取出を可能にしている。コア15
の下端外周部にはテーパ面15aが設けられていて,コ
ア15を閉じて型締したときに,このテーパ面15a
が,下型ホルダ2の外周上部に設けられているテーパリ
ング17の内面のテーパ面17aと嵌合するようになっ
ている。
【0019】18は通常アキュラッドピンとも呼んでい
る押湯用およびゲート切断用のセンターピンであり,セ
ンターピン18の先端側約半分は入子ステム13の軸心
部の穴13a内に摺動自在に設けられていて,その先端
部は,入子ステム13の下端部から出入りできるように
なっており,センターピン18が入子ステム13から突
出したときは,固定金型3のゲート穴3a中に入り,閉
塞させ得るようになっている。センターピン18の後端
部は,ピストン10の軸心部の穴内で,ピストンロッド
6の内部に組込まれているシリンダ19のピストンロッ
ド20と一体に連結されている。センターピン18の内
部には,先端近くまで,冷却水用の穴が設けられてい
る。
【0020】21は固定盤1の軸心部に取付けられてい
る鋳込スリーブ,22は鋳込スリーブ21内に上下方向
に摺動自在に設けられているプランジャチップ,23は
射出プランジャ,24は鋳込シリンダであり,射出プラ
ンジャ23の下端部は鋳込シリンダ24のピストンロッ
ド25と一体に連結されている。鋳込シリンダ24は,
固定盤1に連結部材を介して固定しておいても良いが,
通常は,図示していない傾転装置によって,鋳込スリー
ブ21やプランジャチップ22等とともに上下動および
傾転させ得るようにしておくと便利である。なお,これ
らは,例えば,特公昭57−21414号公報や特公昭
58−29182号公報等で公知になっており,常用さ
れている。
【0021】可動盤7の外周付近には,下向きの数個の
第2の油圧シリンダ47が組込まれており,この油圧シ
リンダ47の各ピストンロッド48の下端部にはリング
状のクロスヘッド49が取付けられており,クロスヘッ
ド49の下側には複数の第2の加圧ピン50が同一円周
上に取付けられている。この加圧ピン50は可動盤7お
よび可動金型12内を貫通した穴の中に上下方向に摺動
自在に設けられていて,その先端部は金型キャビティ1
4の円筒状の端面部分に面している。
【0022】図6〜図8はこの部分の詳細図ないしは作
動図であり,先端部を開閉弁部とした第2の加圧ピン5
0の外周面には,ガスを通すための数個の溝52が,先
端部を残して軸線方向につけられている。溝52の後部
は,穴52aを介して,通路53や電磁切替弁54によ
って大気または真空タンク55等に連結されている。5
6は真空ポンプである。また,51は加圧ピン50の上
部外周に設けた空気進入防止用のシールである。
【0023】なお,図1および図3〜図5に示すよう
に,貫通穴12aの下部に,ガスを通すための,例えば
0.1〜0.3mm程度の小さな隙間43を設け,通路
44を介して通路53に連結しておくこともできる。こ
のようにしておけば,入子ステム13の先端外周部から
も,キャビティ14内のガスを外部に排出させることが
できる。45はOリングである。
【0024】26は油圧ポンプ,27はリリーフ弁,4
0は型締シリンダ5用の四方切替弁,28は押湯用およ
びゲート切断用のセンターピン18用の四方切替弁,2
9は入子ピン加圧用の第1の油圧シリンダ9用の四方切
替弁,30は第2の加圧ピン50加圧用の第2の油圧シ
リンダ47用の四方切替弁,31はコアシリンダ16用
の四方切替弁,32は鋳込シリンダ24用の四方切替
弁,41および33〜37はリリーフ弁,38はチェッ
ク弁,39はタンクである。
【0025】つぎに,本発明の作動について説明する。
まず,型開した状態で,センターピン18を後退させ,
コア15を前進させた状態で,入子ピン加圧用シリンダ
9のロッド側の室9bに作動油を充填させ,油圧を作動
させる。そうすると,ピストン10は上方に上り,この
状態では,入子ステム13は可動金型12に対して相対
的に後退した状態にある。この状態で型締シリンダ5を
作動させて可動盤7を下方に前進させることにより,可
動金型12と入子ステム13およびセンターピン18を
同時に下方に前進させて型締動作を行う。
【0026】型締した状態では,コア15の下端部テー
パ面15aはテーパリング17のテーパ面17aに嵌合
され,コア15の下端面は固定金型3と下部金型ホルダ
2の上面と接している。そして,図1に示すように,可
動金型12と固定金型3とコア15との間には,金型キ
ャビティ14が形成されている。この型締状態では,型
締シリンダ5からの型締力は,可動盤7から可動金型1
2,コア15,固定金型3および下部金型ホルダ2,固
定盤1に伝えられる。
【0027】一方,鋳込スリーブ21を下降させて固定
盤1から離した後,図示していない鋳込シリンダ傾転装
置を作動させて,鋳込シリンダ24および鋳込スリーブ
21等の上部を横方向に傾転または水平移動させて,邪
魔にならない場所でラドルにより溶湯を鋳込スリーブ2
1内に注湯する。このとき,あらかじめプランジャチッ
プ22を鋳込スリーブ21の下部まで下げておいても良
いが,溶湯の注湯にしたがってプランジャチップ22を
徐々に下げて行き,できるだけ溶湯が落下により撹拌さ
れないようにし,溶湯の中に空気が巻込まれないように
し,かつ,溶湯温度ができるだけ低下しないようにする
こともできる。
【0028】鋳込スリーブ21内への溶湯に注湯が終れ
ば,鋳込シリンダ24を垂直状態に戻し,鋳込スリーブ
21等を上昇させ,図1に示すように,鋳込スリーブ2
1を固定盤1にドッキングさせる。型締と注湯を行った
後,鋳込シリンダ24を作動させてプランジャチップ2
2を上昇させ,金型キャビティ14内に溶湯42を鋳込
む。鋳込途中の状態を図3に示す。
【0029】鋳込途中,入子ステム13の外周下部の隙
間43から通路53を通じて真空でガスを排出する。4
4はOリングである。溶湯42はキャビティ14内に充
填されるとともに隙間43内にも進入するが,隙間43
が小さいのですぐ冷却凝固して入口だけで奥までは進入
しない。
【0030】また,鋳込途中で,図7に示すように加圧
ピン50の先端をキャビティ14内に突出しておくと,
加圧ピン50の外周の溝52はキャビティ14に通じ,
ガスは溝52から通路53を通って外部に排出される。
真空で吸引すれば,その排出は加速される。溶湯42が
キャビティ14を充填する直前に第2の油圧シリンダ4
7を作用させて加圧ピン50を引上げると,図6に示す
ように通路が閉ざされ,溶湯42が溝52内に進入する
ことはない。このとき,同時に入子ステム13の外周の
隙間43からもガス抜きが行われる。
【0031】金型キャビティ14内に溶湯が充填された
ら,鋳込シリンダ24の作用で溶湯に鋳込力を作用させ
ておいた状態で,センターピン18用のシリンダ19を
作動させてセンターピン18を前進させ,センターピン
18の先端がゲート穴3aの上端部内に入るようにす
る。このセンターピン18の前進により,金型キャビテ
ィ14内の溶湯42に押湯力を作用させる。また,ゲー
ト穴3aの上端部をセンターピン18の先端部で閉塞さ
せる。この時の状態を図1に示す。
【0032】ゲート穴3aを閉塞したら,四方切替弁2
9を動作させて,第1の油圧シリンダ9のヘッドエンド
側の室9a内の作動油を送り,ピストン10を前進さ
せ,単純な形状,構造でその力を筒状の入子ステム13
に直接,効率良く加えることにより,入子ステム13の
下側に対応する部分に高圧力を加え,例えば3〜4to
n/cm2 の比較的に大きな面圧を作用させ,固りかけ
ている溶湯ないしはメタルを集中加圧により押込み,溶
湯鍛造を行う。なお,これは,1個の入子ステム13を
用いる代りに,図2に示すように,複数個の第1の加圧
ピン11を用いる場合も同様であるこれにより,緻密な
巣のない機械強度の大きい良品質の製品が得られる。こ
の状態を図4に示す。
【0033】更に,ゲート穴3aをセンターピン18の
先端部で閉塞後,第2の油圧シリンダ47のヘッドエン
ド側に作動油を送り,ピストンロッド48を通じてクロ
スヘッド49を前進させ,その力を第2の加圧ピン50
に伝達させ,キャビティ14内に突出し,メタルを押込
み,入子ステム13の加圧による圧力伝達の少ない先端
部の加圧を行い,溶湯鍛造を行う。加圧のタイミングは
その部分の厚さなどによって異なる凝固時間に応じて行
う。
【0034】一方,センターピン18でゲート穴3aを
閉塞すると,プランジャチップ22でビスケットを加圧
しておく必要はないので,キャビティ内の溶湯の凝固,
加圧鍛造完了をまたず,鋳込シリンダ24を作用させ,
鋳込スリーブ21,プランジャチップ22を後退させて
次の動作に移行する。このことにより,装置のサイクル
タイムを短縮できる。固定盤1や固定金型3から離れた
鋳込スリーブ21は鋳込シリンダ24とともに傾転さ
せ,鋳込スリーブ21の上部を固定盤1の横まで移動さ
せ,次の注湯にそなえる。
【0035】このように加圧鍛造すなわち溶湯鍛造が終
り,製品が冷却した後,所定の動作を行い,センターピ
ン18を更に突出して下型3のゲート内に残っているビ
スケット46を切断,つき落す。この状態を図5に示
す。その後,型開をした後,図示していない製品押出装
置を作動させて,可動金型12より製品を押出して取出
す。製品を押出すとき入子ステム13も前進させるので
隙間43に進入したバリも突落すことができる。バリが
落ちにくい場合は,入子ステム13の前進,後退を繰返
すことにより,確実にバリを掃除することができるの
で,次回のガス抜きが確実にできる。加圧ピン50側に
ついても同様である。
【0036】なお,前記実施例においては,竪型締竪鋳
込型の例を示したが,これは必ずしも竪型に限定される
ことはなく,横型締型のもので行うこともできる。ま
た,前記実施例においては,コア15を上型である可動
金型12側に移動自在に取付けた例を示したが,これ
は,コア15を下型である固定金型3側に移動自在に取
付けることも可能であり,製造する溶湯鍛造品の種類に
よっては,コアは必ずしも用いる必要はない。勿論,本
発明は,実施例として示したアルミホイール製造用とし
てだけではなく,その他の製品の製造に用いることもで
きる。
【0037】
【発明の効果】このように,本発明においては,特許請
求の範囲に示したように,固定盤に取付けられている固
定金型と可動盤に取付けられている可動金型を設け,金
型開閉方向に移動可能で固定金型側のゲートを開閉する
センターピンとセンターピンの周囲に配置されていて金
型開閉方向に摺動自在でかつ先端部がキャビティに面し
ている溶湯加圧用の筒状の入子ステムまたは同心円上に
配置された複数の第1の加圧ピンを可動金型側に設けた
溶湯鍛造装置において,可動盤の軸心中央部に位置する
センターピンの回りに円筒状の1個のピストンを有する
大型の第1の油圧シリンダを設け,第1の油圧シリンダ
のピストンの端面に前記入子ステムまたは第1の加圧ピ
ンを直接取付けたので,型締,鋳造を行い,金型キャビ
ティ内に溶湯を充填させた後,直ちに,入子ステム等の
作用により,強度の必要な部分に加圧力を集中させ,そ
の部分の加圧溶湯鍛造を行うことができると同時に,そ
の部分のガスを排出するので,緻密な巣のない,機械的
強度の大きい製造を確実容易に得ることができるのは勿
論のこと,入子ステムないしは複数個の第1の加圧ピン
を加圧する大径の第1の油圧シリンダを可動盤の中央に
円筒状に配置し,形状,構造を簡単にすることによっ
て,力の流れをスムーズにし,力の伝達効率を高め,溶
湯を集中加圧することにより,良品質の製品を確実容易
に得ることができる。
【0038】また,入子ステムないしは第1の加圧ピン
を第1の油圧シリンダに直接取付けるようにしたので,
従来の装置におけるように,クロスヘッドを介して入子
ステム等を入子ステム駆動用のシリンダに連結する必要
がなくなり,可動盤を小さくすることができる。
【0039】また,入子ステムを加圧する第1の油圧シ
リンダを中央に配置することによって周辺に空間がで
き,ここに円筒外周加圧用の第2の加圧ピン用の第2の
油圧シリンダを配置することが可能になる。そして,可
動盤の内部に同心円上に複数の第2の油圧シリンダを配
置し,第2油圧シリンダの各ピストンロッドの先端部に
リング状のクロスヘッドを連結し,キャビティの円筒状
の端面部分に先端部が面している状態で設けた複数の第
2の加圧ピンをクロスヘッドに取付けたので,製品の外
周部でも加圧することができ,より一層押湯のきいた緻
密な製品を得ることができる。
【0040】さらに,第2の加圧ピンの先端部を開閉弁
部とし,第2の加圧ピンの外周面に先端部を残して軸線
方向に伸びた溝を設け,この溝の後方にガス抜き装置を
連結したので,この第2の加圧ピンを利用することによ
ってキャビティ内のガスが一番溜りやすい外周上部部分
のガスを容易に排出することができる。したがって,第
2の加圧ピンの作用で,押湯作用とガス排出作用の両方
を行うことができ,ガスの巻込みがなく,しかも,加圧
によってヒケ巣もなく強度の大きい製品を確実容易に得
ることができる。
【0041】また,キャビティ内への溶湯鋳込充填直後
に,入子ステムの内部軸心部に摺動自在に設けられてい
るセンターピンの先端部を固定金型に設けられている溶
湯鋳込用のゲート部まで突出させてゲート部を閉塞さ
せ,このゲート部閉塞時と入子ステム等の前進による溶
湯鍛造終了までの間に,射出プランジャを後退させ得る
ので,溶湯鍛造が終了する前に,センターピンによるゲ
ート閉塞により鋳込スリーブ,プランジャを早く次の動
作に移行でき,その結果として,鋳造サイクルを短縮で
き,生産性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す縦断面図であり,
入子ステムの代りに第1の加圧ピンを用いた場合の実施
例を示す。
【図3】本発明の1実施例における充填途中の作動状態
を示す縦断面図である。
【図4】本発明の1実施例における充填後の湯口切断,
シール時の作動状態を示す縦断面図である。
【図5】本発明の1実施例におけるビスケット切断時の
作動状態を示す縦断面図である。
【図6】本発明の1実施例における充填直後の第2の加
圧ピンの作動状態を示す縦断面図である。
【図7】本発明の1実施例における鋳込中にガスの排出
を行っているときの加圧ピンの作動状態を示す縦断面図
である。
【図8】図6のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 固定盤 3 固定金型 3a ゲート穴 4 シリンダプラテン 5 型締シリンダ 7 可動盤 8 コラム 9 第1の油圧シリンダ 10 ピストン 11 第1の加圧ピン 12 可動金型 13 入子ステム 14 金型キャビティ 15 コア 16 コアシリンダ 17 テーパリング 18 センターピン 19 シリンダ 21 鋳込スリーブ 22 プランジャチップ 23 射出プランジャ 24 鋳込シリンダ 26 油圧ポンプ 28〜32,40 四方切替弁 42 溶湯 43 隙間 44,53 通路 47 第2の油圧シリンダ 49 クロスヘッド 50 第2の加圧ピン 52 溝 54 電磁切替弁 55 真空タンク 56 真空ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B22D 17/22 G 27/11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定盤に取付けられている固定金型と可
    動盤に取付けられている可動金型を設け,金型開閉方向
    に移動可能で固定金型側のゲートを開閉するセンターピ
    ンとセンターピンの周囲に配置されていて金型開閉方向
    に摺動自在でかつ先端部がキャビティに面している溶湯
    加圧用の筒状の入子ステムまたは同心円上に配置された
    複数の第1の加圧ピンを可動金型側に設けた溶湯鍛造装
    置において,可動盤の軸心中央部に位置するセンターピ
    ンの回りに円筒状の1個のピストンを有する大型の第1
    の油圧シリンダを設け,第1の油圧シリンダのピストン
    の端面に前記入子ステムまたは第1の加圧ピンを直接取
    付けた溶湯鍛造装置。
  2. 【請求項2】 可動盤の内部に同心円上に複数の第2の
    油圧シリンダを配置し,第2油圧シリンダの各ピストン
    ロッドの先端部にリング状のクロスヘッドを連結し,キ
    ャビティの円筒状の端面部分に先端部が面している状態
    で設けた複数の第2の加圧ピンをクロスヘッドに取付け
    た特許請求の範囲請求項1記載の溶湯鍛造装置。
  3. 【請求項3】 第2の加圧ピンの先端部を開閉弁部と
    し,第2の加圧ピンの外周面に先端部を残して軸線方向
    に伸びた溝を設け,この溝の後方にガス抜き装置を連結
    した特許請求の範囲請求項2記載の溶湯鍛造装置。
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