JPH08197026A - 板のクリーニング機構 - Google Patents

板のクリーニング機構

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Publication number
JPH08197026A
JPH08197026A JP7009143A JP914395A JPH08197026A JP H08197026 A JPH08197026 A JP H08197026A JP 7009143 A JP7009143 A JP 7009143A JP 914395 A JP914395 A JP 914395A JP H08197026 A JPH08197026 A JP H08197026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
adhesive rubber
rubber roller
adhesive
polarizing plate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7009143A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Iwasaki
伸也 岩崎
Masaaki Kawakita
正明 河北
Hideo Kumakura
日出夫 熊倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP7009143A priority Critical patent/JPH08197026A/ja
Publication of JPH08197026A publication Critical patent/JPH08197026A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板の表裏両面を全面的に確実にクリーニング
し、また、板のクリーニング機構のメインテナンス性を
向上する。 【構成】 偏光板14を矢印(イ)方向へ挿入すると、
偏光板14は、第1粘着ゴムローラ1と第2粘着ゴムロ
ーラ2との間に引き込まれる。このとき、偏光板14の
表面に付着しているごみ等は、前記両ローラにはく離さ
れて付着する。偏光板14が、前記両ローラの間を通過
して2点鎖線の位置へ搬送されると、粘着度が低い第1
粘着ゴムローラ1に付着したごみ等は、粘着度が高い第
2粘着ゴムローラ2にはく離されて付着し、更に、第2
粘着ゴムローラ2に付着したごみ等は、一層粘着度が高
い第3粘着ゴムローラ3にはく離されて付着する。した
がって、第1、第2粘着ゴムローラ1,2は、偏光板1
4が通過してから暫時後には、常にクリーンな状態にな
っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶パネルの偏光板等
の板に付着したごみ、ちり、ほこり等を除去するクリー
ニング機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の偏光板のクリーニング機構には、
特開昭59−104611号公報に記載された次の2つ
の方式があり、それぞれ偏光板の表面のごみ、ちり、ほ
こり等を除去する。
【0003】(1)粘着剤をコーティングされたローラ
を偏光板に密着して回転させるか、又は、偏光板の移動
スピードに同期して回転させる。
【0004】(2)粘着剤をコーティングされたシート
を巻かれた3個のローラ、すなわち、送り出しローラ、
巻き取りローラ及び偏光板押圧ローラから構成され、送
り出しローラから繰り出されたシートを偏光板押圧ロー
ラに掛け、偏光板に密着するようにセットして、巻き取
りローラに固定し、各ローラを偏光板の移動スピードに
同期して回転させる。
【0005】なお、従来の技術に関する事項としては、
次のものを挙げることができる。
【0006】(1)直径10mmから40mmの円柱形
の丸棒の全表面に粘着度50から500で、かつ、多次
元構造とゴム弾性を有するポリシロキサンを固着したロ
ーラの複数本を配置することにより、平面状物体上に付
着した指紋を除去することができる指紋除去用装置(特
開平4−193250号公報)。
【0007】(2)クリーニングローラと定着ローラと
の回転速度の比が直径の逆比とは異なる相対回転速度
で、クリーニングローラを定着ローラと同方向へ回転す
る駆動機構を配設することにより、第1定着ローラの表
面に付着したトナー及び紙粉を除去することができる定
着ローラのクリーニング装置(特開昭62−2284号
公報)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の偏光板のク
リーニング機構の粘着剤をコーティングされたローラ方
式では、ローラが1本のため、偏光板の片面のみのクリ
ーニングしか行えず、また、ローラが汚れたときの清掃
に当って着脱し難いことや、セットしたときの再現性を
得難いこと等の欠点があった。
【0009】粘着剤をコーティングされたシートを巻か
れたローラ方式では、偏光板押圧ローラとシートとの間
でスリップが発生し、シートにたるみが生じて、ごみ等
を十分に除去することができず、また、偏光板の搬送に
も支障を来たす等の欠点があった。
【0010】そこで、本発明は、前記従来の偏光板のク
リーニング機構の欠点を改良し、板の表裏両面を全面的
に確実にクリーニングすることができるようにし、ま
た、板のクリーニング機構のメインテナンス性を向上し
ようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0012】(1)第1粘着ローラと第2粘着ローラと
を平行に配置して各周面を接触させ、板が前記各周面の
間を通過するようにし、第2粘着ローラと第3粘着ロー
ラとを平行に配置して各周面を接触させ、各粘着ローラ
の粘着度の高低を、第3粘着ローラ、第2粘着ローラ、
第1粘着ローラの順に選定するように構成した板のクリ
ーニング機構。
【0013】(2)前記各粘着ローラの外径を異にする
ように構成した前記(1)記載の板のクリーニング機
構。
【0014】(3)前記各粘着ローラの外径の大小を、
第3粘着ローラ、第2粘着ローラ、第1粘着ローラの順
に選定するように構成した前記(1)記載の板のクリー
ニング機構。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照して説
明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例の正面から見た
断面図であり、図2は、図1におけるX−X線による断
面図である。
【0017】第1粘着ゴムローラ1(外径小、粘着度
低)のシャフトは、その左右両側がピン9によりシャフ
トホルダ7,7に固定され、シャフトホルダ7,7は、
ベアリング6,8により支承され、左側のシャフトホル
ダ7は、カップリング5を介してモータ4に連結され
る。第1粘着ゴムローラ1と平行に密着して第2粘着ゴ
ムローラ2(外径中、粘着度中)が配設され、そのシャ
フトの左右両側がピンによりシャフトホルダに固定さ
れ、シャフトホルダは、ベアリングにより支承される。
第2粘着ゴムローラ2と平行に密着して第3粘着ゴムロ
ーラ(外径大、粘着度高)が配設され、同ローラに取付
けられたベアリング13は、シャフト12に支承され
る。同シャフト12の左側は、バネ10aにより押しピ
ン11aを介して第2粘着ゴムローラ2の方向に押圧さ
れ、また、同シャフト12の右側は、バネ10bにより
押しピン11bを介して第2粘着ゴムローラ2の方向に
押圧されている。なお、同シャフト12の右側に設けら
れた細径部12aに押しピン11bの先端がはまること
により、シャフト12は、左右方向の移動を阻止され
る。
【0018】モータ4を起動すると、回転力は、カップ
リング5、シャフトホルダ7及びピン9を介して第1粘
着ゴムローラ1に伝達され、同ローラを矢印A方向に回
転させる。そして、この回転力は、摩擦力により第2粘
着ゴムローラ2に伝達され、これを矢印B方向に回転さ
せる。第1粘着ゴムローラ1の矢印A方向の回転力と、
第2粘着ゴムローラ2の矢印B方向の回転力とが、偏光
板14の搬送力となる。次に、第2粘着ゴムローラ2の
矢印B方向の回転力は、摩擦力により第3粘着ゴムロー
ラ3に伝達され、これを矢印C方向に回転させる。
【0019】この状態で、偏光板14を矢印(イ)方向
へ挿入すると、偏光板14は、第1粘着ゴムローラ1と
第2粘着ゴムローラ2との間に引き込まれる。このと
き、偏光板14の表面に付着しているごみ、ちり、ほこ
り等は、第1粘着ゴムローラ1と第2粘着ゴムローラ2
とにはく離されて付着する。偏光板14が、第1粘着ロ
ーラ1と第2粘着ゴムローラ2との間を通過して右側の
2点鎖線の位置へ搬送されると、粘着度が低い第1粘着
ゴムローラ1に付着したごみ等は、粘着度が高い第2粘
着ゴムローラ2にはく離されて付着し、更に、第2粘着
ゴムローラ2に付着したごみ等は、一層粘着度が高い第
3粘着ゴムローラ3にはく離されて付着する。
【0020】各粘着ゴムローラの粘着度の高低は、第3
粘着ゴムローラ3、第2粘着ゴムローラ2、第1粘着ゴ
ムローラ1の順であるため、ごみ等は、逆流しない。し
たがって、第1粘着ゴムローラ1と第2粘着ゴムローラ
2とは、偏光板14が通過してから暫時後には、常にク
リーンな状態になっている。
【0021】また、3本の各粘着ゴムローラの外径を相
違させること(例:30mm、40mm、50mm)に
より、各粘着ゴムローラの同一面が接触する回数を少な
くして、クリーニング効果を向上する。
【0022】なお、第1粘着ゴムローラ1及び第2粘着
ゴムローラ2の表面を滑らかにすると、偏光板14の表
面を損傷しない。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、次の効果を奏することができる。
【0024】(1)粘着面を有する一対のローラ(第1
粘着ローラと第2粘着ローラ)を回転させて板の表面に
押圧するから、板の表面に付着したごみ、ちり、ほこり
等をはく離して一対のローラに付着し、更に、第3粘着
ローラにごみ等を付着するので、ごみ等が空気中に浮遊
することなく、また、板の表面を損傷することもない。
【0025】(2)板の表裏両面を全面的に確実にクリ
ーニングすることができる。
【0026】(3)粘着度が最も高い第3粘着ローラに
ごみ等が最終的に集まって来るため、板のクリーニング
機構のメインテナンスは、1本のローラのみで済み、作
業時間を大幅に短縮することができる。
【0027】(4)各粘着ローラの径を異にすると、各
粘着ローラの同一面が接触する回数が少なくなり、クリ
ーニング効果が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面から見た断面図であ
る。
【図2】図1におけるX−X線による断面図である。
【符号の説明】
1 第1粘着ゴムローラ 2 第2粘着ゴムローラ 3 第3粘着ゴムローラ 4 モータ 5 カップリング 6 ベアリング 7 シャフトホルダ 8 ベアリング 9 ピン 10a バネ 10b バネ 11a 押しピン 11b 押しピン 12 シャフト 12a 細径部 13 ベアリング 14 偏光板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1粘着ローラと第2粘着ローラとを平
    行に配置して各周面を接触させ、板が前記各周面の間を
    通過するようにし、第2粘着ローラと第3粘着ローラと
    を平行に配置して各周面を接触させ、各粘着ローラの粘
    着度の高低を、第3粘着ローラ、第2粘着ローラ、第1
    粘着ローラの順に選定するように構成したことを特徴と
    する板のクリーニング機構。
  2. 【請求項2】 前記各粘着ローラの外径を異にするよう
    に構成したことを特徴とする請求項1記載の板のクリー
    ニング機構。
  3. 【請求項3】 前記各粘着ローラの外径の大小を、第3
    粘着ローラ、第2粘着ローラ、第1粘着ローラの順に選
    定するように構成したことを特徴とする請求項1記載の
    板のクリーニング機構。
JP7009143A 1995-01-24 1995-01-24 板のクリーニング機構 Withdrawn JPH08197026A (ja)

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