JPH08196504A - クリーナ用ゴミ吸着体 - Google Patents
クリーナ用ゴミ吸着体Info
- Publication number
- JPH08196504A JPH08196504A JP3007895A JP3007895A JPH08196504A JP H08196504 A JPH08196504 A JP H08196504A JP 3007895 A JP3007895 A JP 3007895A JP 3007895 A JP3007895 A JP 3007895A JP H08196504 A JPH08196504 A JP H08196504A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- adhesive layers
- adhesive layer
- tacky adhesive
- cleaned
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 粘着剤が被清掃面上のゴミだけを吸着して、
被清掃面自体には付着しにくく、且つ製造が容易なクリ
ーナ用ゴミ吸着体を提供する。 【構成】 テープ状又はシート状のベース１に粘着剤層
２を設けると共に、その粘着剤層２の上に部分的に非粘
着剤層３を設ける。
被清掃面自体には付着しにくく、且つ製造が容易なクリ
ーナ用ゴミ吸着体を提供する。 【構成】 テープ状又はシート状のベース１に粘着剤層
２を設けると共に、その粘着剤層２の上に部分的に非粘
着剤層３を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴミを粘着剤を利用し
てくっ付ける方式のクリーナに用いるゴミの吸着体に関
する。
てくっ付ける方式のクリーナに用いるゴミの吸着体に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、テープ状又はシート状のベースの
片面に粘着剤を塗着した構造のクリーナ用ゴミ吸着体が
普及しているが、このようなゴミ吸着体を用いたクリー
ナで、例えば卓上の紙の上に散らかった消しゴム屑など
を除去しようとすると、粘着剤が消しゴム屑を吸着する
ばかりか、紙自体も吸着して、剥がそうとすると紙が損
傷してしまうという弊害があった。このような問題を解
決するために、例えば実開昭６１−１８０１４１号公報
に開示されたように、シートの片面を凹凸状に成形し
て、その凹部の中にのみ粘着剤を塗着するという手段が
考えられているが、製造が面倒でコスト高になる欠点が
ある。
片面に粘着剤を塗着した構造のクリーナ用ゴミ吸着体が
普及しているが、このようなゴミ吸着体を用いたクリー
ナで、例えば卓上の紙の上に散らかった消しゴム屑など
を除去しようとすると、粘着剤が消しゴム屑を吸着する
ばかりか、紙自体も吸着して、剥がそうとすると紙が損
傷してしまうという弊害があった。このような問題を解
決するために、例えば実開昭６１−１８０１４１号公報
に開示されたように、シートの片面を凹凸状に成形し
て、その凹部の中にのみ粘着剤を塗着するという手段が
考えられているが、製造が面倒でコスト高になる欠点が
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、粘着
剤が被清掃面上のゴミだけを吸着して被清掃面自体には
付着しにくく、且つ製造が容易なクリーナ用ゴミ吸着体
の提供を目的とする。
剤が被清掃面上のゴミだけを吸着して被清掃面自体には
付着しにくく、且つ製造が容易なクリーナ用ゴミ吸着体
の提供を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のクリーナ用ゴミ吸着体は、テープ状又はシ
ート状のベース１に粘着剤層２を設けると共に、その粘
着剤層２の上に部分的に非粘着剤層３を設けてなるもの
である。
に、本発明のクリーナ用ゴミ吸着体は、テープ状又はシ
ート状のベース１に粘着剤層２を設けると共に、その粘
着剤層２の上に部分的に非粘着剤層３を設けてなるもの
である。
【０００５】ここで、非粘着剤層３を形成するには、網
状体４を粘着剤層２の上に貼り合せるか、又は、紐状体
５を適宜な間隔で粘着剤層２の上に貼り合わせるという
手段が簡単で好ましい。
状体４を粘着剤層２の上に貼り合せるか、又は、紐状体
５を適宜な間隔で粘着剤層２の上に貼り合わせるという
手段が簡単で好ましい。
【０００６】
【作用】本発明のゴミ吸着体を被清掃面に接触させる
と、その非粘着剤層３の存在によって、粘着剤層２と被
清掃面との間に、非粘着剤層３の厚さだけスペースがで
きるので、粘着剤層２の被清掃面に対する接触を回避す
ることができる。そして、被清掃面上に存在するゴミ
は、ある程度の高さを有するので粘着剤層２に接触して
吸着されることになる。尚、非粘着剤層３の厚さよりも
高さの低いゴミも吸着するために、ベース１や非粘着剤
層３には上方から押し付けたときに容易に弾性変形可能
な素材を用いることが望ましい。
と、その非粘着剤層３の存在によって、粘着剤層２と被
清掃面との間に、非粘着剤層３の厚さだけスペースがで
きるので、粘着剤層２の被清掃面に対する接触を回避す
ることができる。そして、被清掃面上に存在するゴミ
は、ある程度の高さを有するので粘着剤層２に接触して
吸着されることになる。尚、非粘着剤層３の厚さよりも
高さの低いゴミも吸着するために、ベース１や非粘着剤
層３には上方から押し付けたときに容易に弾性変形可能
な素材を用いることが望ましい。
【０００７】
【実施例】以下、図に示した本発明の実施例について説
明する。まず、図１及び第２に示した実施例は、プラス
チックシート製のベース１の片面に粘着剤層２を設け
て、その粘着剤層２の上に同じくプラスチック製の網状
体４を貼り合わせることにより非粘着剤層３を設けてな
るものである。尚、網状体４の厚さ、すなわち網の線径
は０．１〜１．０ｍｍ程度が望ましい。また、網の線と
線との間隔は０．５〜５．０ｍｍ程度が望ましい。ま
た、網状体４の網み方や、網目の形状は自由である。ま
た、ベース１はシート状の他にテープ状とすることもで
きる。また、ベース１や網状体４の素材は自由であり、
プラスチック以外のものとしては、例えば紙や布などを
用いることができる。このゴミ吸着体は平面状のまま供
してもよいが、図３に示すようにロール状に巻いた形
状、すなわち、その中心孔に柄の付いた芯棒を挿入して
転がせるような形状にして供することもできる。
明する。まず、図１及び第２に示した実施例は、プラス
チックシート製のベース１の片面に粘着剤層２を設け
て、その粘着剤層２の上に同じくプラスチック製の網状
体４を貼り合わせることにより非粘着剤層３を設けてな
るものである。尚、網状体４の厚さ、すなわち網の線径
は０．１〜１．０ｍｍ程度が望ましい。また、網の線と
線との間隔は０．５〜５．０ｍｍ程度が望ましい。ま
た、網状体４の網み方や、網目の形状は自由である。ま
た、ベース１はシート状の他にテープ状とすることもで
きる。また、ベース１や網状体４の素材は自由であり、
プラスチック以外のものとしては、例えば紙や布などを
用いることができる。このゴミ吸着体は平面状のまま供
してもよいが、図３に示すようにロール状に巻いた形
状、すなわち、その中心孔に柄の付いた芯棒を挿入して
転がせるような形状にして供することもできる。
【０００８】次に、図４及び図５に示した実施例は、シ
ート状のベース１の片面に粘着剤層２を設けて、その粘
着剤層２の上に複数本の紐状体５を適宜な間隔で貼り合
わせることにより非粘着剤層３を設けてなるものであ
る。尚、紐状体５の線径は０．１〜１．０ｍｍ程度が望
ましく、紐状体５の間隔は０．５〜５．０ｍｍ程度が望
ましい。また、紐状体５の向きも、縦、横、斜め等自由
である。ベース１はテープ状とすることもでき、又、ベ
ース１や紐状体５の素材も自由であり、プラスチック、
紙、布等から任意に選択できる。このゴミ吸着体も上記
の実施例と同様にロール状にして提供することができ
る。
ート状のベース１の片面に粘着剤層２を設けて、その粘
着剤層２の上に複数本の紐状体５を適宜な間隔で貼り合
わせることにより非粘着剤層３を設けてなるものであ
る。尚、紐状体５の線径は０．１〜１．０ｍｍ程度が望
ましく、紐状体５の間隔は０．５〜５．０ｍｍ程度が望
ましい。また、紐状体５の向きも、縦、横、斜め等自由
である。ベース１はテープ状とすることもでき、又、ベ
ース１や紐状体５の素材も自由であり、プラスチック、
紙、布等から任意に選択できる。このゴミ吸着体も上記
の実施例と同様にロール状にして提供することができ
る。
【０００９】上記の各実施例のゴミ吸着体は使い捨てに
してもよいが、粘着剤層２に付着したゴミを水洗いによ
り除去して、後で再び乾燥させた場合に粘着性を回復で
きるような特性を有する粘着剤を用いることによって、
再利用可能とすることもできる。
してもよいが、粘着剤層２に付着したゴミを水洗いによ
り除去して、後で再び乾燥させた場合に粘着性を回復で
きるような特性を有する粘着剤を用いることによって、
再利用可能とすることもできる。
【００１０】また、上記の各実施例のゴミ吸着体は、ベ
ース１に塗着する粘着剤の種類や、その粘着剤に貼り合
わせる網状体４や紐状体５の材質を適宜に選定して、非
粘着剤層３をベース１から容易に剥離できるようにする
こともできる。そのようになせば、例えば被清掃面の表
面が硬くて粘着剤が付着しても支障がない場合に、その
非粘着剤層３を剥離して使用することにより、清掃作業
の効率を上げることができる。
ース１に塗着する粘着剤の種類や、その粘着剤に貼り合
わせる網状体４や紐状体５の材質を適宜に選定して、非
粘着剤層３をベース１から容易に剥離できるようにする
こともできる。そのようになせば、例えば被清掃面の表
面が硬くて粘着剤が付着しても支障がない場合に、その
非粘着剤層３を剥離して使用することにより、清掃作業
の効率を上げることができる。
【００１１】
【発明の効果】本発明は上記の通りであり、紙等の柔か
い被清掃面に対して粘着剤を付着させずにゴミだけを吸
着させて除去することができるので、その被清掃面の損
傷等の弊害を回避できる効果がある。また、網状体４や
紐状体５を貼り合せるだけで非粘着剤層３を形成できる
ので、製造が容易であり安価で提供できる利点がある。
また、非粘着剤層３を形成するために貼り合わせた網状
体４や紐状体５をベース１から剥離できるようにするこ
とも可能なので、被清掃面の違いに応じて使い分けでき
る利便性もある。
い被清掃面に対して粘着剤を付着させずにゴミだけを吸
着させて除去することができるので、その被清掃面の損
傷等の弊害を回避できる効果がある。また、網状体４や
紐状体５を貼り合せるだけで非粘着剤層３を形成できる
ので、製造が容易であり安価で提供できる利点がある。
また、非粘着剤層３を形成するために貼り合わせた網状
体４や紐状体５をベース１から剥離できるようにするこ
とも可能なので、被清掃面の違いに応じて使い分けでき
る利便性もある。
【図１】ゴミ吸着体の粘着剤層を有する面の一部平面図
である。
である。
【図２】図１のＡ−Ａ線における断面図である。
【図３】ゴミ吸着体をロール状にした状態の斜視図であ
る。
る。
【図４】他の実施例のゴミ吸着体の粘着剤層を有する面
の一部平面図である。
の一部平面図である。
【図５】図４のＢ−Ｂ線における断面図である。
１ ベース ２ 粘着剤層 ３ 非粘着剤層 ４ 網状体 ５ 紐状体
Claims (3)
- 【請求項１】 テープ状又はシート状のベース１に粘着
剤層２を設けると共に、その粘着剤層２の上に部分的に
非粘着剤層３を設けてなるクリーナ用ゴミ吸着体。 - 【請求項２】 網状体４を粘着剤層２の上に貼り合せて
非粘着剤層３を形成した請求項１記載のクリーナ用ゴミ
吸着体。 - 【請求項３】 紐状体５を適宜な間隔で粘着剤層２の上
に貼り合わせて非粘着剤層３を形成した請求項１記載の
クリーナ用ゴミ吸着体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3007895A JPH08196504A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | クリーナ用ゴミ吸着体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3007895A JPH08196504A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | クリーナ用ゴミ吸着体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08196504A true JPH08196504A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12293774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3007895A Pending JPH08196504A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | クリーナ用ゴミ吸着体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08196504A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007151865A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Nitomuzu:Kk | 粘着テープロール |
| WO2011004662A1 (ja) * | 2009-07-09 | 2011-01-13 | 株式会社ニトムズ | 粘着テープロール |
| JP2013212329A (ja) * | 2012-04-04 | 2013-10-17 | Nitomuzu:Kk | 清掃用粘着テープロール |
| JP2019076334A (ja) * | 2017-10-23 | 2019-05-23 | 俊哉 山下 | 粘着テープクリーナ及び粘着テープロール |
| JP2021058474A (ja) * | 2019-10-08 | 2021-04-15 | 株式会社ニトムズ | 清掃用シートおよび清掃具 |
-
1995
- 1995-01-26 JP JP3007895A patent/JPH08196504A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007151865A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Nitomuzu:Kk | 粘着テープロール |
| WO2011004662A1 (ja) * | 2009-07-09 | 2011-01-13 | 株式会社ニトムズ | 粘着テープロール |
| JP2013212329A (ja) * | 2012-04-04 | 2013-10-17 | Nitomuzu:Kk | 清掃用粘着テープロール |
| CN103356141A (zh) * | 2012-04-04 | 2013-10-23 | 尼托母斯股份有限公司 | 清扫用粘接带卷筒 |
| CN103356141B (zh) * | 2012-04-04 | 2017-07-21 | 尼托母斯股份有限公司 | 清扫用粘接带卷筒 |
| JP2019076334A (ja) * | 2017-10-23 | 2019-05-23 | 俊哉 山下 | 粘着テープクリーナ及び粘着テープロール |
| JP2021058474A (ja) * | 2019-10-08 | 2021-04-15 | 株式会社ニトムズ | 清掃用シートおよび清掃具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031104 |