JPH08196016A - プロテクタ及びプロテクタの製造方法 - Google Patents

プロテクタ及びプロテクタの製造方法

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JPH08196016A
JPH08196016A JP7003494A JP349495A JPH08196016A JP H08196016 A JPH08196016 A JP H08196016A JP 7003494 A JP7003494 A JP 7003494A JP 349495 A JP349495 A JP 349495A JP H08196016 A JPH08196016 A JP H08196016A
Authority
JP
Japan
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protector
substrate
bending
bent
wire harness
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Application number
JP7003494A
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English (en)
Inventor
Toshitaka Tetsuna
敏孝 手綱
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産コストを安価にできると共に、保管や輸
送の際に必要なスペースを小さくすることができるプロ
テクタ及びプロテクタの製造方法を提供する。 【構成】 ワイヤーハーネス3を収容保護すべく断面コ
字形状の略箱形立体形状を展開した外郭形状にプレス加
工されたボール紙6から成る板材61上に、予め折り曲
げ用のヒンジ溝52,53を形成して平板状の基板51
を構成した後、前記ヒンジ溝52,53の装備箇所から
折り曲げ片Sを折り曲げることによって、ワイヤーハー
ネス3を収容保護するプロテクター3が組立てられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車などの電装回路
に用いられる電線束(ワイヤハーネス)を収容保護する
プロテクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車などの電装回路に用いられる電線
束(ワイヤハーネス)の敷設に際しては、周囲の器物と
の干渉等によって電線が汚損するのを防止すると共に車
体への取付けを容易にする為に、該電線束を収容保護す
るプロテクタが適宜使用されている。これまで、このよ
うなプロテクタは、実開昭62−119109号公報等
に開示されているように、熱可塑性樹脂(例えば、ポリ
プロピレンなど)の射出成形により、電線束を収容保護
可能な略箱形の立体形状を一体成形している。
【0003】図17および図18は、このように熱可塑
性樹脂の射出成形により一体成形された従来のプロテク
タを示したものである。ここに示したプロテクタ1は、
図18に示すように、車体フレーム2の段差部21に敷
設される電線束であるワイヤーハーネス3を収容保護す
るためのものであり、上壁部11と、該上壁部11の両
側縁から垂直に延出した側壁部12,13とによって、
略U字状の横断面形状を呈している。そして、前記上壁
部11の前後両端には、収容保護するワイヤーハーネス
3を絶縁テープ4によって長手方向に固定するためのハ
ーネス固定片14が延設され、また、前記側壁部12に
は、前記車体フレーム2にねじ止めするねじ挿通穴を有
したねじ止め部15が延設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、熱可塑性樹
脂の射出成形により一体成形される従来のプロテクタの
場合は、射出成形用として複雑な形状の金型が必要で、
該金型の製造に多額の費用がかかり、この金型の製造に
要した費用がプロテクタの生産単価に加わるため、プロ
テクタの生産コストが高価になり易く、特に、少量生産
の場合にはコスト的に不利になるという問題があった。
又、前記金型の設計・製造に時間がかかる(通常、1〜
2ヵ月)ため、プロテクタ形状の設計変更等に迅速に対
応することが困難で、製品(プロテクタ)の納期の短縮
等の要望に応えることが困難になるという問題もあっ
た。また、図17にも示したようにプロテクタ1が立体
構造であるため、保管や輸送の際に大きなスペースが必
要となり、多量の製品を効率よく保管したり、輸送する
ことが困難であるという問題もあった。
【0005】更に、前記ワイヤーハーネス3の敷設の際
には、電磁波による機能障害の発生を防止するべく、ワ
イヤーハーネス3の周囲を導電体で覆って電磁シールド
性を確保することが要求される場合が多々あるが、上述
の如き熱可塑性樹脂の射出成形により一体成形される従
来のプロテクタ1の場合は、そのような電磁シールド性
を確保することが困難であるという問題もあった。
【0006】例えば、前記プロテクタ1の場合、使用さ
れる樹脂は絶縁性樹脂であり、そのままでは電磁シール
ド性を付与することができない。そこで、射出成形後の
製品の表面にアルミニウム等の金属をメッキし、所望の
電磁シールド性を確保するように構成することも考えら
れるが、このような対応を行うとプロテクタの製造工程
が増え、さらに製品コストが高価になってしまう虞があ
る。
【0007】一方、従来より電磁シールド性を得る為
に、ワイヤーハーネスに巻き付ける合成樹脂性のスパイ
ラルチューブの内面に金属箔を張り付けた構成のもの
(実開平2−20396号公報参照)や、ワイヤーハー
ネスを収容する溝型材がシールド材の両面を絶縁性樹脂
層で覆った構造のもの(実開平3−48320号公報参
照)、あるいはワイヤーハーネスを収容する略円筒状の
コア材がゴム材料等に導電性繊維(炭素繊維)を均一に
分散させた材料で形成された構造のもの(特開平4−2
59295号公報参照)なども提案されている。しか
し、これらのものは立体構造品であるため、前述のプロ
テクタ1と同様に保管や運送に大きなスペースが必要に
なるという問題があり、さらには、ワイヤーハーネスへ
の取り付けに手間がかかったり、或いはシールド材の形
成に費用がかかったり、ワイヤーハーネスへ装着した場
合に該ワイヤーハーネスが露呈する隙間が残るため、十
分なシールド効果を挙げることが難しくなるという問題
があった。
【0008】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることに係り、製造に際して複雑な形状の金型が必要と
ならず生産コストを安価に抑えることができると共に、
形状の設計変更等にも迅速かつ容易に対応することがで
き、更に、保管や輸送の際に必要なスペースが小さく、
多量の製品を効率よく保管したり、輸送することができ
るプロテクタを提供することである。そして更に、優れ
た電磁シールド性を簡単かつ安価に確保することのでき
るプロテクタ及びプロテクタの製造方法を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、電
線束を収容保護するべく、プレス成形された平板状の基
板を折り曲げ形成して略箱形に組立てられたプロテクタ
により達成される。又、所望外郭形状に形成された前記
基板には、折り曲げ用のヒンジ溝が形成されていること
が好ましい。更に好ましくは、前記基板が複数枚のシー
ト材による積層構造をなし、かつ、積層されるシート材
の少なくとも一層に導電性シート材が使用される。ま
た、前記ヒンジ溝によって折り曲げられる基板の折り曲
げ片には、前記ヒンジ溝と交差する方向に延設されたス
リットが形成されていることが好ましい。
【0010】又、本発明の上記目的は、シート材をプレ
ス成形して所定の外郭形状を備えた板材を成形すると共
に該板材の所定位置にヒンジ溝を設けて平板状の基板を
形成した後、前記基板上に電線束を載置すると共に該基
板の折り曲げ片を折り曲げ形成して略箱形に組立てるこ
とにより前記電線束を収容保護することを特徴とするプ
ロテクタの製造方法により達成される。
【0011】
【作用】本発明の上記構成によれば、所望の外郭形状に
プレス加工された平板状の基板を折り曲げることで、電
線束を収容保護可能な略箱形の立体構造物が組立てられ
るので、樹脂材料によりプロテクタを射出成形する場合
と異なり、複雑な形状の成形金型を必要とせず、生産コ
ストを安価に抑えることができる。また、形状の設計変
更等にも迅速かつ容易に対応することができる。
【0012】さらに、保管や輸送の際には、平板状に展
開した形状のまま取り扱うことで、組立て前の多数のプ
ロテクタを密着状態に積み重ねて保管または輸送するこ
とが可能になる。また、使用する基板を複数枚のシート
材による積層構造とし、かつ、積層されるシート材の少
なくとも一層に導電性シート材が使用された構成とした
場合には、シールド層を容易に形成でき、優れた電磁シ
ールド性を簡単かつ安価に確保することが可能になる。
【0013】更に、本発明によるプロテクタが長尺形状
を有する場合には、前記基板に予めヒンジ溝を形成する
と共に、該ヒンジ溝によって折り曲げられる基板の折り
曲げ片に、前記ヒンジ溝に交差する方向に延設されたス
リットを形成することにより、該折り曲げ片の折り曲げ
を容易にすることができる。また、該スリット幅を適宜
に選定しておけば、収容した電線束から分岐する電線の
取り出し口としても有効に活用することができ、折り曲
げ加工による立体形状への組立てが容易になると同時
に、収容保護する電線束の複雑な分岐形態にも容易に対
応可能になる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に基づくプロテクタの一実施例
を添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本
発明に係るプロテクタの第1実施例を示す全体斜視図で
ある。本第1実施例のプロテクタ5は、電線束を収容保
護すべく断面コ字形状の略箱形立体形状を展開した外郭
形状に裁断された平板状の基板51上に、予め折り曲げ
用のヒンジ溝52,53を形成した構成をなしており、
前記ヒンジ溝52,53の装備箇所を折り曲げることに
よって、電線束を収容保護する略箱形組立体が組立てら
れる。
【0015】前記基板51は、例えば、肉厚で硬質のボ
ール紙等を所定の外郭形状にプレス加工によって裁断し
たものである。また、前記ヒンジ溝52,53は横断面
形状がV字状の溝であり、それぞれのヒンジ溝52,5
3の外側の部分は、折り曲げによって組立体の側壁とな
る折り曲げ片Sであり、二つのヒンジ溝52,53によ
って挟まれた部分は前述の二つの折り曲げ片Sの折り曲
げによって組立体の上壁となる基板部Uである。この基
板部Uの長手方向一端部には、収容保護する電線束を絶
縁テープ等で長手方向に固定するための舌状のハーネス
固定片54が延設されている。
【0016】前記プロテクタ5は、図2(a)乃至図2
(c)に示す手順により形成され、更に、図2(d)乃
至図2(e)で示す手順で電線束を収容保護した状態に
組み上げられる。即ち、図2(a)に示すように肉厚で
硬質のボール紙6を用意し、次いで、図2(b)に示す
ように前記ボール紙6を所定の外郭形状(電線束を収容
保護する略箱形組立体を展開した形状)の板材61にプ
レス加工によって裁断する。外郭形状の裁断加工は、通
常、裁断形状に沿って切断刃を有するプレス加工機等に
よって行う。
【0017】次いで、プレス加工による裁断を終えた板
材61上の所定位置に、横断面形状がV字状のカッター
等による切削によって前記ヒンジ溝52,53を形成
し、図2(c)に示すようなプロテクタ5の基板51と
する。前記ヒンジ溝52,53は、直角の折り曲げを可
能にするもので、溝の内面間の挟角が約90゜に形成さ
れる。
【0018】そこで、図2(d)に示すように、プロテ
クタ5の基板部Uに電線束であるワイヤーハーネス3を
載せ、次いで、両折り曲げ片Sを前記基板部Uに対して
90度折り曲げて基板51を略箱形(正確には、横断面
形状がU字形)の組立体とし、絶縁テープ4を図2
(e)に示すように巻装すれば、ワイヤーハーネス3の
収容保護が完了した状態となる。
【0019】即ち、上述したプロテクタ5は、所望の外
郭形状にプレス加工された平板状の基板51を折り曲げ
ることで、ワイヤーハーネス3を収容保護する略箱形の
プロテクタが組立てられるので、樹脂材料により所望形
状のプロテクタを一体的に射出成形する場合と異なり、
複雑な形状の成形金型を必要とせず、生産コストを安価
に抑えることができる。また、形状の設計変更等にも迅
速かつ容易に対応することができる。さらに、保管や輸
送の際には、平板状に展開した形状のまま取り扱うこと
で、多数のプロテクタ5を密着状態に積み重ねて保管ま
たは輸送することが可能になり、保管や輸送の際に必要
なスペースを小さくすることができ、多量の製品を効率
よく保管したり、輸送することが可能になる。
【0020】図3は、本発明に基づくプロテクタの第2
実施例を示す全体斜視図である。本第2実施例のプロテ
クタ80は、電線束を収容保護する略箱形組立体を展開
した外郭形状にプレス加工によって裁断された平板状の
基板51上に、折り曲げ用のヒンジ溝52,53を形成
した構成をなしており、前記ヒンジ溝52,53の形成
箇所を折り曲げることによって電線束を収容保護する横
断面形状がU字状の略箱形組立体に組み上げられる点で
は、前述の第1実施例のプロテクタ5と同様である。
【0021】この第2実施例のプロテクタ80が、前記
第1実施例のプロテクタ5と異なる点は、前記ヒンジ溝
52,53によって区分けされる両折り曲げ片S及び基
板部Uの内、一方の折り曲げ片Sには、車体フレーム等
にねじ止めする為のねじ挿通用穴55を設けたねじ止め
部56が装備される点、および、収容保護する電線束を
絶縁テープ等で固定するための舌状のハーネス固定片5
4が前記基板部Uの前後両端にそれぞれ装備される点で
ある。また、基板部Uの前後両端に装備された各ハーネ
ス固定片54の先端には、絶縁テープの抜けを防止する
ために幅を広げた抜け止め部57が形成されている。
【0022】そして、本第2実施例のプロテクタ80
は、図4に示すように、基板部Uの前後端の各ハーネス
固定片54にワイヤーハーネス3を絶縁テープ4によっ
て固定するとともに、両折り曲げ片Sを前記基板部Uに
対して90゜折り曲げて略箱形(正確には、横断面形状
がU字形)の組立体とし、絶縁テープ4により両折り曲
げ片Sと基板部Uとの姿勢を固定すれば、ワイヤーハー
ネス3の収容保護が完了した状態となる。
【0023】即ち、本第2実施例のプロテクタ80によ
れば、前記第1実施例のプロテクタ5と同様の効果を有
すると共に、一方の折り曲げ片Sにねじ止め部56を一
体に設けたので、車体フレーム等への固定が容易にな
る。尚、上記各実施例では、基板51として単層のボー
ル紙を使用したが、前記基板51は複数枚のシート材に
よる積層構造としてもよく、さらに、積層されるシート
材の少なくとも一層に導電性シートを使用した構成とす
ることもできる。そこで、積層されるシート材として、
清涼飲料水の容器等に使用される既存の防湿紙の廃材を
積層し、加圧・加熱して成る積層紙を利用するようにし
ても良い。
【0024】図5は、複数枚のシート材を積層した構造
の積層紙70を例示したものである。ここに示した積層
紙70は、清涼飲料水の容器等に使用される既存の防湿
紙62を2枚積層した上にさらに表層紙63を積層した
ものである。前記防湿紙62は、アルミニウム箔層65
の上に紙66を積層し、さらにその上にポリエチレンシ
ート層67を積層した三層構造のものである。このよう
に既存の防湿紙62を利用することで、生産コストの低
減を図ることが可能になる。特に、清涼飲料水の容器製
造の際に発生する工程内不良品等の防湿紙を利用するよ
うにすれば、生産コストの低減をさらに促進することが
できると共に、防湿紙のリサイクルが可能になる。
【0025】図6は、図5に示した構造の積層紙70の
製造方法を示したものである。互いに積層する二枚の防
湿紙62および表層紙63は、いずれも、送りロール7
1に巻回した状態で用意しておく。そして、それぞれの
送りロール71から引き出した防湿紙62および表層紙
63は、送り出す際にバーナー68によって加熱してお
く。この加熱により、防湿紙62の表面のポリエチレン
シート層67は、ゲル状に溶けた状態にされる。そし
て、ポリエチレンシート層67がゲル状になっている状
態で、これらの3枚のシートを積層して圧延ローラ69
に通すと、ゲル状となっているポリエチレンシート層6
7が接着材としての役割を果たし、これら3枚のシート
が一体化した1枚のシート状になる。圧延ローラ69を
通って一体化されたシート状の部材は、冷却処理72を
実施した後、プレス加工73によって所定の寸法の積層
紙70に切断される。前記プレス加工73によって所定
の寸法に切断された積層紙70は、一定の数量毎に梱包
加工されて、出荷される。
【0026】図7は、本発明に基づくプロテクタの第3
実施例を示す全体斜視図である。本第3実施例のプロテ
クタ81は、基板151を4枚のシート材76〜79に
よる積層構造にしたもので、それ以外の構成は上記第2
実施例のプロテクタ80と同様である。基板151を構
成している4枚のシート材の内、外表面側から一番目お
よび3番目の層に使用されているシート材76,78は
アルミニウム箔層であり、外表面側から2番目および4
番目(即ち、内表面側)のシート材77,79は紙のシ
ートである。
【0027】前記基板151のヒンジ溝52,53は、
内表面側に形成されており、外表面側のシート材76に
到達しないように、即ち、シート材76が切断されるこ
とのないように溝の深さが設定されている。これは、ア
ルミニウム箔層であるシート材76をシールド層として
利用する場合に、優れたシールド効果を得るためと、前
記シート材76を機械的な強度確保に有効に機能させる
ためである。
【0028】このプロテクタ81の場合も、ワイヤーハ
ーネス3を収容保持する際の組み立て手順は、上記各実
施例と同様である。即ち、図8に示すように、基板部U
の前後端のそれぞれのハーネス固定片54にワイヤーハ
ーネス3を絶縁テープ4によって固定するとともに、両
折り曲げ片Sを前記基板部Uに対して90゜折り曲げて
略箱形(正確には、横断面形状がU字形)の組立体に
し、絶縁テープ4により両折り曲げ片Sと基板部Uとの
姿勢を固定すれば、ワイヤーハーネス3の収容保護が完
了した状態となる。そして、図9に示すように、締結手
段83によりねじ止め部56を車体フレーム2に固定す
れば、ワイヤーハーネス3の車体フレーム2上への敷設
が完了する。
【0029】前記プロテクタ81の場合は、上記第2実
施例におけるプロテクタ80の作用効果の他に、以下の
作用効果を奏する。積層構造を形成しているシート材7
6,78には、導電性シートであるアルミニウム箔層を
用いているため、シールド層の形成が容易にでき、優れ
た電磁シールド性を簡単かつ安価に得ることができる。
特に、基板151の外表面のシート材76がアルミニウ
ム箔層であり、締結手段83によってプロテクタ81を
車体フレーム2に固定した場合には、前記締結手段83
を介してシールド層であるシート材76が確実に車体フ
レーム2に接地されるため、優れたシールド効果を得る
ことができる。
【0030】尚、シールド層として機能させるアルミニ
ウム箔層を前記基板151の如く外表面に露呈させず
に、中間層に配置する構成とすることもできる。その場
合、締結手段83を締め付けると、アルミニウム箔層の
表面を覆っている絶縁性のシート材が破られ、該締結手
段83が内部のアルミニウム箔層と電気的に接触した状
態になることが好ましい。また、金属材料であるシート
材76を積層したことによって折り曲げた角部の連結強
度が高まり、組み立て状態における立体構造物としての
機械的強度が向上し、収容したワイヤーハーネス3の保
護性能が向上する。
【0031】図10(a)は本発明に基づくプロテクタ
の第4実施例を示す全体斜視図であり、図10(b)は
第4実施例の組み立て工程の説明図である。本第4実施
例のプロテクタ84は、前述の第3実施例のプロテクタ
81を改善したもので、前記ヒンジ溝52,53と同様
のヒンジ溝85によって折り曲げ可能にされた折り曲げ
片E,Gがさらに追加された以外は、第3実施例のプロ
テクタ81と同様の構成になっている。
【0032】そこで、図10(b)に示すように、平板
状に開いた状態で基板部U上にワイヤーハーネス3を載
せ、次いで、図11に示すように、基板部Uの前後端の
それぞれのハーネス固定片54にワイヤーハーネス3を
絶縁テープ4によって固定すると共に、両折り曲げ片S
及び折り曲げ片E,Gを折り曲げて略箱形(正確には、
角筒形)の組立体とし、絶縁テープ4により各折り曲げ
片S,E,Gと基板部Uとの姿勢を固定すれば、ワイヤ
ーハーネス3の収容保護が完了した状態となる。そし
て、図12に示すように、締結手段83によりねじ止め
部56を車体フレーム2に固定すれば、ワイヤーハーネ
ス3の車体フレーム2上への敷設が完了する。上記プロ
テクタ84の場合は、追加した折り曲げ片E,Gによ
り、周壁の一部が重なり合った角筒形の立体構造となる
ため、荷重F等に対する強度が向上し、ワイヤーハーネ
ス3の保護性能や、ワイヤーハーネス3を車体フレーム
2へ固定する強度が向上する。
【0033】図13は本発明に基づくプロテクタの第5
実施例を示す全体斜視図であり、図14はその組み立て
状態における立体構造を示す全体斜視図である。本第5
実施例のプロテクタ86は、基板部Uが直角に屈曲した
形状とされ、図14に示すように、組み立てると屈曲し
た角筒が形成されるべく側壁及び上壁となる折り曲げ片
S,Eがヒンジ溝52,53,85を介して連続した基
板51として構成されている。そこで、プロテクタ86
はワイヤーハーネス3を屈曲した状態に収容・保護する
ことができ、車体フレームのコーナー部等においてもワ
イヤーハーネス3を良好に固定することができる。
【0034】図15は本発明に基づくプロテクタの第6
実施例を示す全体斜視図であり、図16はその組み立て
状態における立体構造を示す全体斜視図である。本第6
実施例のプロテクタ87は、第1実施例のプロテクタ5
を改善したものであり、基板部Uの両側に位置するそれ
ぞれの折り曲げ片Sには、側端縁から前記ヒンジ溝5
2,53に交差する方向に延設されたスリット88が形
成されている。前記折り曲げ片Sは、プロテクタが長尺
形状を有して長さ寸法が長大になると、全長分を一挙に
折り曲げることが困難になり、例えば、一部を折り曲げ
ている際に撓み等が発生することが懸念される。しかし
ながら、前述のように折り曲げ片Sにスリット88が形
成されていると、該スリット88によって長大な折り曲
げ片Sが分断された構成となり、該スリット88の両側
でそれぞれ個別に折り曲げ作業を実施することが可能に
なるので、長大な一連の折り曲げ片Sにおいて部分的に
折り曲げ作業を行った場合と比較して、折り曲げ作業時
に撓み等の不都合が発生することを防止でき、折り曲げ
作業を容易にすることができる。
【0035】しかも、前記スリット88は、該スリット
88が形成された折り曲げ片Sの折り曲げを容易にする
だけでなく、スリット幅を適宜に選定しておけば、図1
6にも示したように、収容したワイヤーハーネス3から
分岐する分岐線31の取り出し口としても有効に活用す
ることができる。そこで、折り曲げ加工による立体形状
への組み上げが容易になると同時に、収容保護するワイ
ヤーハーネス3の複雑な分岐形態にも容易に対応可能に
なる。尚、本発明のプロテクタは、上記各実施例の形状
に限定されるものではなく、例えば断面形状を四角形状
ではなく多角形状に構成する等様々な形状を採りうるこ
とは言うまでもない。また、本発明の基板は、上記各実
施例におけるボール紙や積層紙等のシート材に限らず、
例えばヒンジ溝を備えた樹脂シート等の他のシート材を
用いることができる。
【0036】
【発明の効果】本発明のプロテクタ及びプロテクタの製
造方法によれば、プレス加工された平板状の基板を折り
曲げることで、電線束を収容保護可能な略箱形の組立体
に組み上げるので、樹脂材料により所望形状のプロテク
タを一体的に射出成形する場合と異なり、複雑な形状の
成形金型を必要とせず、生産コストを安価に抑えること
ができ、また、形状の設計変更等にも迅速かつ容易に対
応することができる。
【0037】さらに、保管や輸送の際には、平板状に展
開した形状のまま取り扱うことで、組立て前の多数のプ
ロテクタを密着状態に積み重ねて保管または輸送するこ
とが可能になり、保管や輸送の際に必要なスペースを小
さくすることができ、多量の製品を効率よく保管した
り、輸送することが可能になる。また、使用する基板
を、複数枚のシート材による積層構造とし、かつ、積層
されるシート材の少なくとも一層に導電性シート材が使
用された構成とした場合には、シールド層を容易に形成
でき、優れた電磁シールド性を簡単かつ安価に確保する
ことが可能になる。
【0038】更に、本発明によるプロテクタが長尺形状
を有する場合には、前記基板に予めヒンジ溝を形成する
と共に、該ヒンジ溝によって折り曲げられる基板の折り
曲げ片に、前記ヒンジ溝に交差する方向に延設されたス
リットを形成することにより、該折り曲げ片の折り曲げ
を容易にすることができる。また、該スリット幅を適宜
に選定しておけば、収容した電線束から分岐する電線の
取り出し口としても有効に活用することができ、折り曲
げ加工による立体形状への組立てが容易になると同時
に、収容保護する電線束の複雑な分岐形態にも容易に対
応可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に基づくプロテクタの全体
斜視図である。
【図2】図1に示したプロテクタの製造方法を説明する
為の製造工程及び組み立て工程の概略説明図である。
【図3】本発明の第2実施例に基づくプロテクタの全体
斜視図である。
【図4】図3に示したプロテクタの組立て状態を示す全
体斜視図である。
【図5】本発明に利用する積層紙の構成例を示す拡大断
面図である。
【図6】図5に示した積層紙の製造工程の概略説明図で
ある。
【図7】本発明の第3実施例に基づくプロテクタの全体
斜視図である。
【図8】図7に示したプロテクタの組立て状態を示す全
体斜視図である。
【図9】図8に示したプロテクタのB−B線に沿う断面
図である。
【図10】(a)は本発明に基づく第4実施例のプロテ
クタを示す全体斜視図であり、(b)はその組み立て工
程の説明図である。
【図11】図10に示したプロテクタの組立て状態を示
す全体斜視図である。
【図12】図11に示したプロテクタのC−C線に沿う
断面図である。
【図13】本発明の第5実施例に基づくプロテクタの全
体斜視図である。
【図14】図13に示したプロテクタの組立て状態を示
す全体斜視図である。
【図15】本発明の第6実施例に基づくプロテクタの全
体斜視図である。
【図16】図15に示したプロテクタの組立て状態を示
す全体斜視図である。
【図17】従来のプロテクタの全体斜視図である。
【図18】図17に示したプロテクタのA−A線に沿う
断面図である。
【符号の説明】
3 ワイヤーハーネス 4 絶縁テープ 5 プロテクタ 6 ボール紙 51 基板 52 ヒンジ溝 53 ヒンジ溝 54 ハーネス固定片 61 板材 S 折り曲げ片 U 基板部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線束を収容保護するべく、プレス成形
    された平板状の基板を折り曲げ形成して略箱形に組立て
    られたプロテクタ。
  2. 【請求項2】 所望外郭形状に形成された前記基板に
    は、折り曲げ用のヒンジ溝が形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載のプロテクタ。
  3. 【請求項3】 前記基板が、複数枚のシート材による積
    層構造をなし、かつ、積層されるシート材の少なくとも
    一層に導電性シート材が使用されていることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のプロテクタ。
  4. 【請求項4】 前記ヒンジ溝によって折り曲げられる基
    板の折り曲げ片には、前記ヒンジ溝と交差する方向に延
    設されたスリットが形成されていることを特徴とする請
    求項2又は3に記載のプロテクタ。
  5. 【請求項5】 シート材をプレス成形して所定の外郭形
    状を備えた板材を成形すると共に該板材の所定位置にヒ
    ンジ溝を設けて平板状の基板を形成した後、前記基板上
    に電線束を載置すると共に該基板の折り曲げ片を折り曲
    げ形成して略箱形に組立てることにより前記電線束を収
    容保護することを特徴とするプロテクタの製造方法。
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