JPH08194964A - 対物レンズ駆動装置およびその製造方法 - Google Patents

対物レンズ駆動装置およびその製造方法

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JPH08194964A
JPH08194964A JP408895A JP408895A JPH08194964A JP H08194964 A JPH08194964 A JP H08194964A JP 408895 A JP408895 A JP 408895A JP 408895 A JP408895 A JP 408895A JP H08194964 A JPH08194964 A JP H08194964A
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JP
Japan
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objective lens
coil bobbin
coil
driving device
movable part
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JP408895A
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English (en)
Inventor
Tetsufumi Hashimoto
哲文 橋本
Masaru Konagaya
賢 小長谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学式ディスク記録再生装置において光学系
の可動部を構成する対物レンズとコイルボビンとを一体
に形成することにより、生産性の向上と安定した品質を
確保した対物レンズ駆動装置を提供する。 【構成】 可動部を構成する対物レンズ1とコイルボビ
ン2とを同一材料で一体に形成し、かつ対物レンズ1の
部分を二次成形により加熱形成して対物レンズ1の安定
した性能を確保し、またコイルボビン2には対物レンズ
1とトラッキングコイル4との間隙に溝2cを設け、こ
れによりトラッキングコイル4の発熱による対物レンズ
1への悪影響を防ぎ、また対物レンズ1とコイルボビン
2を固定する手段を必要としなくなるため、そのための
レンズ特性の劣化を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学式記録または再生装
置において、光ディスクに光スポットを投射して記録ま
たは再生を行う光ピックアップの一部を構成する対物レ
ンズ駆動装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、対物レンズ駆動装置は、生産コス
トを下げるため対物レンズを保持するコイルボビンに直
接駆動用コイルを巻装したものが主流となってきてお
り、自動組み立てが容易にでき、また小型でかつ軽量な
構造が必要とされている。
【0003】以下図面を参照しながら、上述した従来例
の対物レンズ駆動装置について説明する。図5は従来例
の対物レンズ駆動装置のコイルボビンを含む可動部の断
面図、図6は同じくその対物レンズ駆動装置の構成を示
す分解斜視図である。
【0004】図において、対物レンズ21は、ほぼ直方
体形状のコイルボビン22の上方に保持され、このコイ
ルボビン22には、ディスク面に対して垂直な軸を中心
として側面のほぼ中央部にフォーカスコイル23が巻装
され、ディスク面に対して平行な軸を中心として、かつ
対物レンズ21の両側に2つのトラッキングコイル24
が直接巻装されている。
【0005】4本の金属線バネ26の各一端は、コイル
ボビン22の凸出部22aの孔22bを貫通して、コイ
ルボビン22に固定された4つの端子板25に半田付け
され、各他端は固定側のホルダー29の孔29aを貫通
してホルダー29に固定されたホルダー基板27に半田
付け固定され、その結果ホルダー29は4本の金属線バ
ネ26の位置を決めてそれらを保持している。そしてコ
イルボビン22を、フォーカス方向の矢印34a,34
bとトラッキング方向の矢印35a,35bの2方向に
移動可能に片持ち支持する。4枚の端子板25のうち2
枚には、フォーカスコイル23の両端が半田付けにより
結線されており、他の2枚の端子板25には、2つのコ
イルに分割されているが連続した巻線であるトラッキン
グコイル24の両端が半田付けにより結線されており、
4本の金属線バネ26からそれぞれのコイルに電流を供
給できるようになっている。ホルダー29に設けた容器
状の孔29aにはシリコン系のゲル素材を充填した後、
紫外線の照射によりゲル化しゲル28としたもので、金
属線バネ26の動きを制動することにより、コイルボビ
ン22を含む可動部の1次共振振動を制動するものであ
る。
【0006】ヨークベース30は、ディスク面に対し平
行な面を有するベース部30aと、このベース部30a
からディスク側に凸となるよう、かつディスクに対し垂
直に配置した2個の板状の外ヨーク30bと2個の内ヨ
ーク30cとが一体に形成されている。外ヨーク30b
にそれぞれ1個づつの厚み方向に着磁したマグネット3
1を同一極たとえばN極同士を対向させて密着固定し、
さらに内ヨーク30cにこのマグネット31を対向させ
て磁気ギャップを形成しているため磁束を集中し易く、
この磁気ギャップにフォーカスコイル23の一部を挿入
し、マグネット31にトラッキングコイル24の一部を
対向させることにより、対物レンズ21を含む可動部
を、ディスク面に対し垂直なフォーカス方向34a,3
4bと、ディスク面に対し平行な方向のトラッキング方
向35a,35bの2軸方向に駆動できる。固定側のホ
ルダー29とホルダー基板27とは、取付ネジ32によ
って、外ヨーク30bのねじ穴(図示せず)に固定され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来例の対物レンズ駆動装置は、対物レンズ21を
コイルボビン22に固定する必要があり、固定方法に
は、たとえば圧入や接着等があるが、対物レンズ21に
不要な力(圧入の場合には圧縮力、接着剤による場合に
は膨張収縮力)がかかり、性能を著しく悪化させるた
め、対物レンズ21やコイルボビン22の形状を工夫
し、かつ圧入力や接着剤の種類・量・塗布の位置・方向
など細かい管理が必要であるという問題点を有してい
た。
【0008】また一次成形のみの場合形状が複雑なた
め、成形歪みが残留しレンズ性能を確保できないという
問題点を有していた。さらに対物レンズ21とトラッキ
ングコイル24が近接している場合コイルから発生する
熱がレンズに伝わり易く、レンズ性能が劣化するという
問題点を有していた。
【0009】本発明は上記従来例の問題点を改善するも
ので、対物レンズとコイルボビンとを一体に形成し、か
つ対物レンズを二次成形により加熱形成することで、残
留歪みを除去して対物レンズの性能を確保でき、生産性
を向上でき、また対物レンズとトラッキングコイルの間
に溝を設けることにより、コイルの熱を伝わりにくく
し、安定した品質を確保する対物レンズ駆動装置を提供
することを目的としてなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の対物レンズ駆動装置は、対物レンズと、前記
対物レンズと同一材料で一体に形成され対物レンズを保
持するほぼ直方体形状の枠体と、前記枠体に設けられた
駆動のためのコイルまたはマグネットとを有する可動部
を備え、前記可動部は支持部材により前記対物レンズが
光を収束しようとするディスクのディスク面に対し垂直
な軸方向および前記ディスク面に対し平行な軸方向に移
動自在に保持され、かつ前記対物レンズを二次成形によ
り加熱形成した構成となっている。
【0011】そしてさらに可動部において、枠体がコイ
ルボビンの場合は対物レンズとトラッキングコイルとの
間隙に溝を設け、また可動部において、枠体に支持部材
の位置を決めるための孔を少なくとも4個設けた構成も
持つことができる。
【0012】また上記目的を達成するための本発明の対
物レンズ駆動装置の製造方法は、上記構成の対物レンズ
駆動装置において、前記枠体を前記対物レンズと同一材
料で一体に一次成形し前記対物レンズ部を二次成形によ
り加熱形成することを特徴とするものであり、また可動
部を一次成形するときのゲートを対物レンズ部分より少
なくとも0.5mm以上間隔を設けて配置すること、さ
らに可動部において、対物レンズ部分の二次成形にプレ
ス型を用いて加熱形成したことを特徴とするものであ
る。
【0013】
【作用】本発明の対物レンズ駆動装置は上記した構成お
よび製造方法によって、別部品の対物レンズをコイルボ
ビンまたは枠体に圧入、接着等の方法で固定することな
く同一材料で一体に形成されているので、そのため対物
レンズに不要な力がかからず、二次成形により対物レン
ズの残留歪みも除去されてレンズ性能を十分に確保で
き、またコイルボビンまたはマグネットを保持する枠体
の役割も十分に発揮できることから、対物レンズ駆動装
置の生産性と、品質の安定性を向上させ、さらに一体形
成により小型化も可能となる。
【0014】
【実施例】以下本発明対物レンズ駆動装置の実施例につ
いて、図1および図2を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の対物レンズ駆動装置の可動部の断面図、
図2は同じくその対物レンズ駆動装置の構成を示す分解
斜視図である。図1において、対物レンズ1は、ほぼ直
方体形状のコイルボビン2の上方にコイルボビン2と同
一材料により一体に形成され、このコイルボビン2に
は、ディスク面に対して垂直な軸を中心として側面のほ
ぼ中央部にフォーカスコイル3が巻装され、ディスク面
に対して平行な軸を中心として、かつ対物レンズ1の両
側に2つのトラッキングコイル4が直接巻装されてお
り、また対物レンズ1とトラッキングコイル4との間隙
に溝2cを設けている。また、コイルボビン2の突出部
2aにはコイルボビンを支持するための支持部材である
金属線ばね6を貫通させ、その位置を決めるための孔2
bを設けている。なおこの突出部2aの孔bを設けず
に、成型時に突出部2aに直接金属線ばね6をインサー
トしてもよい。
【0015】図2において、4本の金属線ばね6の各一
端は、コイルボビン2の凸出部2aの孔2bを貫通し
て、コイルボビン2に固定された4つの端子板5に半田
付けされ、各他端は固定側のホルダー9の孔9aを貫通
してホルダー9に固定されたホルダー基板7に半田付け
固定され、その結果ホルダー9は4本の金属線ばね6の
位置を決めてそれらを保持している。その結果コイルボ
ビン2を、図示しないディスク面に垂直なフォーカス方
向の矢印14a,14bと図示しないディスク面に平行
で、かつディスクの半径方向であるトラッキング方向の
矢印15a,15bの2方向に移動自在に片持ち支持す
る。
【0016】コイルボビン2に固定された4枚の端子板
5のうち2枚には、フォーカスコイル3の両端が半田付
けにより結線されており、他の2枚の端子板5には、2
つのコイルに分割されているが連続した巻線であるトラ
ッキングコイル4の両端が半田付けにより結線されてお
り、4本の金属線ばね6からそれぞれのコイルに電流を
供給できるようになっている。ホルダー9に設けた容器
状の孔9aにはシリコン系のゲル素材を充填した後、紫
外線の照射によりゲル化してゲル8としたもので、金属
線ばね6の動きを制動することにより、コイルボビン2
を含む可動部の1次共振振動を制動するものである。
【0017】ヨークベース10は、ディスク面に対し平
行な面を有するベース部10aと、このベース部10a
からディスク側に凸となるよう、かつディスクに対し垂
直に配置した2個の板状の外ヨーク10bと2個の内ヨ
ーク10cとが一体に形成されている。外ヨーク10b
にそれぞれ1個づつの厚み方向に着磁したマグネット1
1を同一極たとえばN極同士を対向させて密着固定し、
さらにコイルボビン2の孔2d内に挿入した内ヨーク1
0cにこのマグネット11を対向させて磁気ギャップを
形成しているため磁束を集中し易くなっている。固定側
のホルダー9とホルダー基板7とは、孔9bを貫通した
取付ネジ12によって、外ヨーク10bのねじ穴(図示
せず)に固定される。
【0018】以上のように構成された本実施例の対物レ
ンズ駆動装置について、以下その動作を説明する。内ヨ
ーク10cと対向するマグネット11との間の磁気ギャ
ップに磁束が集中しているため、この磁気ギャップに一
部が挿入されたフォーカスコイル3と、マグネット11
にその一部が対向したトラッキングコイル4との両コイ
ルに金属線ばね6を通じて電流を供給することにより、
ホルダー9に対して金属線ばね6で保持された対物レン
ズ1、コイルボビン2を含む可動部を、ディスク面に対
し垂直な方向のフォーカス方向14a,14bと、ディ
スク面に対し平行なトラッキング方向15a,15bの
2方向に効率高く駆動できる。
【0019】つぎに本発明の対物レンズ駆動装置におけ
るコイルボビン2および対物レンズ1を形成する工法に
ついて説明する。図3は本発明の一次成形時の工法を示
す断面図である。図3において、金型16a,16b,
16cは一次成形用の金型の断面であり、この金型によ
って射出成形法により対物レンズ素材部1aを一体に含
んたほぼ直方体形状のコイルボビン2を一次成形品とし
て形成する。この場合ゲート部分16dは少なくとも対
物レンズより0.5mm以上間隔を設けて配置するのが
よい。これはゲートから注入された熱可塑性樹脂の金型
内での流れ、いわゆる湯流れによって、ゲート近辺にお
いて対物レンズ1のレンズ素材部に材料内部の歪みが残
留するのを軽減するためである。成形材料の例としては
光学性能および成形条件からメタクリル樹脂、ポリオレ
フィン系樹脂、ノルボルネン系樹脂、ポリカーボネイト
樹脂およびアモルファスポリオレフィン樹脂等が好適で
あるが、これに限定するものではない。
【0020】なお、図では一次成形においてレンズ素材
部1aは上下面が平行であるように図示したが、ある程
度レンズの完成品に近い形状に一次成形の段階で形成し
ておいてもよい。
【0021】図4は図3において形成されたコイルボビ
ン2上に対物レンズ1を二次成形によって形成する工法
を示す断面図である。図4において、図3に示す工程に
おいて対物レンズ素材部1aを一体に含んで一次成形に
て形成されたほぼ直方体形状のコイルボビン2に対し
て、二次成形用金型17a,17bによって矢印18
a,18b方向から対物レンズ素材部1aをプレスして
対物レンズ1を形成することによって、レンズとしての
形状を形成するとともに一次成形時に生じた残留成形歪
みを除去してレンズ性能を確保する。この場合適度な温
度を保ち、一定時間プレスするもので、温度および時間
は成形品の素材、大きさおよび厚さにより異なり、レン
ズの最終形状を仕上げるとともに残留成形歪みを取り除
けるように条件を選定する。
【0022】本実施例では対物レンズ1を保持するのは
コイルボビン2であるとして説明したが、対物レンズ駆
動装置の変形として対物レンズ1を保持する枠体にマグ
ネットを固着して可動部とし、フォーカスコイルおよび
トラッキングコイルはホルダー側に固定する形式のもの
があり、本発明はこのような形式のものにも適用できる
のは言うまでもない。
【0023】以上のように本実施例によれば対物レンズ
とそれを保持するコイルボビンまたは枠体を同一材料で
一体に一次成形し、対物レンズ部分を二次成形すること
により従来例の問題点を解決することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明の対物レンズ
駆動装置は、対物レンズと、対物レンズと同一材料で一
体に形成され対物レンズを保持するほぼ直方体形状の枠
体と、枠体に設けられた駆動のためのコイルまたはマグ
ネットとを有する可動部を備え、可動部は支持部材によ
り対物レンズが光を収束しようとするディスクのディス
ク面に対し垂直な軸方向およびディスク面に対し平行な
軸方向に移動自在に保持され、かつ対物レンズを二次成
形により加熱形成した構成である。
【0025】そしてさらに可動部において、枠体がコイ
ルボビンの場合は対物レンズとトラッキングコイルとの
間隙に溝を設け、また可動部において、枠体に支持部材
の位置を決めるための孔を少なくとも4個設けた構成も
持つことができる。
【0026】また本発明の対物レンズ駆動装置の製造方
法は、上記の対物レンズ駆動装置において対物レンズ部
と枠体とを同一材料で一体に一次成形したものを二次成
形により加熱形成することを特徴とするものであり、ま
た可動部を一次成形するときのゲートを対物レンズ部分
より少なくとも0.5mm以上間隔を設けて配置するこ
と、さらに可動部において、対物レンズ部の二次成形に
プレス型を用いて形成したことを特徴とするものであ
る。
【0027】上記の構成と製造方法によって、 (1)別部品の対物レンズをコイルボビンに固定する必
要がないため、成形されたままの性能を維持できる。
【0028】(2)対物レンズをコイルボビンに固定す
る必要がないため、固定のための形状工夫を必要とせ
ず、小型化が可能となる。
【0029】(3)二次成形により形成するため対物レ
ンズ部の成形に起因する歪みの影響を少なくし、十分な
レンズ性能を確保できる。
【0030】(4)コイルボビンにおいて対物レンズと
トラッキングコイルとの間隙に溝を設けることにより、
コイルの発熱による対物レンズ性能への影響をなくすこ
とができる。
【0031】等の優れた特性を得ることができ、これに
より対物レンズ駆動装置の小型化と、生産性、品質の安
定性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の対物レンズ駆動装置のコイ
ルボビンを含む可動部の断面図
【図2】同じく対物レンズ駆動装置の構成を示す分解斜
視図
【図3】同じく対物レンズ駆動装置のコイルボビンの一
次成形工法を示す断面図
【図4】同じく対物レンズの二次成形工法を示す断面図
【図5】従来例の対物レンズ駆動装置のコイルボビンを
含む可動部の断面図
【図6】同じく対物レンズ駆動装置の構成を示す分解斜
視図
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 コイルボビン 2a 突出部 2b 孔 2c 溝 3 フォーカスコイル 4 トラッキングコイル 5 端子板 6 金属線ばね 7 ホルダー基板 8 ゲル 9 ホルダー 10 ヨークベース 10a ベース部 10b 外ヨーク 10c 内ヨーク 11 マグネット 12 取付ネジ 14a,14b フォーカス方向 15a,15b トラッキング方向 16a,16b,16c 一次成形用金型 16d ゲート 17a,17b 二次成形用金型

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズと、 前記対物レンズと同一材料で一体に形成され対物レンズ
    を保持するほぼ直方体形状の枠体と、 前記枠体に設けられた駆動のためのコイルまたはマグネ
    ットとを有する可動部を備え、 前記可動部は支持部材により前記対物レンズが光を収束
    しようとするディスクのディスク面に対し垂直な軸方向
    および前記ディスク面に対し平行な軸方向に移動自在に
    保持され、かつ前記対物レンズを二次成形により加熱形
    成したことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】 対物レンズと、 前記対物レンズと同一材料で一体に形成され対物レンズ
    を保持するほぼ直方体形状のコイルボビンと、 ディスク面に対し垂直な軸を中心に前記コイルボビンの
    側面のほぼ中央部に巻装したフォーカスコイルと、 ディスク面に対し平行な軸を中心に前記対物レンズに対
    して対称的に前記コイルボビンに巻装したトラッキング
    コイルとを有する可動部を備え、 前記可動部は支持部材により前記ディスク面に対し垂直
    な軸方向および前記ディスク面に対し平行な軸方向に移
    動自在に保持され、かつ前記対物レンズを二次成形によ
    り加熱形成したことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  3. 【請求項3】 可動部において、コイルボビン上の対物
    レンズとトラッキングコイルとの間隙に溝を設けたこと
    を特徴とする請求項2に記載の対物レンズ駆動装置。
  4. 【請求項4】 可動部において、コイルボビンに支持部
    材の位置を決めるための孔を少なくとも4個設けたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の対物レンズ駆動
    装置。
  5. 【請求項5】 対物レンズと、 前記対物レンズと同一材料で一体に形成され対物レンズ
    を保持するほぼ直方体形状の枠体と、 前記枠体に設けられた駆動のためのコイルまたはマグネ
    ットとを有する可動部を備え、 前記可動部は支持部材により前記対物レンズが光を収束
    しようとするディスクのディスク面に対し垂直な軸方向
    および前記ディスク面に対し平行な軸方向に移動自在に
    保持され、かつ前記対物レンズを二次成形により加熱形
    成したことを特徴とする対物レンズ駆動装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 可動部を一次成形するときのゲートを対
    物レンズ素材部分より少なくとも0.5mm以上間隔を
    設けて配置したことを特徴とする請求項5記載の対物レ
    ンズ駆動装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 可動部において、対物レンズ部の二次成
    形にプレス型を用いて加熱形成したことを特徴とする請
    求項5記載の対物レンズ駆動装置の製造方法。
JP408895A 1995-01-13 1995-01-13 対物レンズ駆動装置およびその製造方法 Pending JPH08194964A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7684685B2 (en) 2005-06-07 2010-03-23 Sony Corporation Image stabilizer, lens barrel and imager apparatus

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