JPH08192125A - タンク洗浄システム - Google Patents

タンク洗浄システム

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JPH08192125A
JPH08192125A JP307295A JP307295A JPH08192125A JP H08192125 A JPH08192125 A JP H08192125A JP 307295 A JP307295 A JP 307295A JP 307295 A JP307295 A JP 307295A JP H08192125 A JPH08192125 A JP H08192125A
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JP
Japan
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cleaning
tank
cleaning liquid
cip
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP307295A
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English (en)
Inventor
Tatsuhiko Matsuoka
達彦 松岡
Sei Murakami
聖 村上
Takamori Nakano
隆盛 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、化学製品,食品,医薬品等の
プラントにおけるCIP洗浄の際、洗浄液が正常にスプ
レーボールから噴き出し、タンク内面に当たっているこ
とを検出し、タンク内の洗浄が正しく行われていること
を検証するタンク洗浄システムを提供する。 【構成】洗浄を行うタンク(1)の内面にスプレーボー
ル(2)から洗浄液(3)が正常に噴き出していること
をセンサー(4)で検出し、記録計(5)で記録するこ
とにより、正常に洗浄が行われていることを検証(バリ
デーション)するタンク洗浄システム。 【効果】プラントのCIP洗浄中に少なくとも洗浄液が
正常に噴き出していることを記録し、洗浄が正常に行わ
れていることを検証するためのデータを得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化学製品、食品、医薬
品などのプラントにおいて、CIP洗浄を行なう際、設
計どおりに洗浄液がタンク内に当っているかを検証する
ものである。
【0002】
【従来の技術】CIP洗浄のCIPは、Cleaning in Pl
aceの略であって、定置洗浄法と呼ばれている。食品や
医薬品などの生産設備においては、その設備内が衛生
上、または品質管理の上からも、清浄に保つ必要があ
る。しかしながら、近代的な生産施設では、密閉された
缶体や、複雑な配管から成り立っているため分解して、
内部を洗浄するには、多大な時間と手間を費やさなくて
はならない。CIPは、設備を分解することなく洗浄用
の流体を流すことにより、設備内の洗浄を行うものであ
る。
【0003】タンク内をCIP洗浄する方法としては、
洗浄液をタンク内に満たして洗浄する方法と、タンク内
に取り付けられたノズルを使用し、タンク内面に洗浄液
を吹き付けて汚れを落とす方法とがある。なお、タンク
内のノズルを使用する方法では、ノズルの先に多数の穴
を開けた多孔式のスプレーボールと、洗浄液の噴き出し
口が可動し、洗浄液を噴き出す回転式のスプレーボール
がある。なお、この種の技術として関連するものには、
例えば、文献:CIP System design and philosophy,
Journal of Society of Dairy Technology, Vo13, No.
1 January 1985が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の回転式
のスプレーボールは、多孔式のスプレーボールと比較し
て、洗浄液の当たり位置が移動するため、洗浄効率が高
いという利点があるが回転が止まってしまうと洗浄液が
送られても正常な洗浄ができない。一方、多孔式は、常
に同じ位置にしか洗浄液を当てられないという不具合が
あった。つまり、CIP洗浄は、洗浄の条件を一定にす
ることができるため、安定した洗浄効果を得ることがで
きるが、外部からの確認手段がないと、トラブルがあっ
た際、不完全な洗浄のまま、運転を行うという不具合が
ある。
【0005】本発明の目的は、CIP洗浄のスプレーボ
ールによるタンク内洗浄において洗浄液を噴き出すノズ
ルが正常に機能し、洗浄液がタンク内面に当たっている
ことを検証できるタンク洗浄システムを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、タンク内の洗浄においてスプレーボールを使用する
際、スプレーボールから正常に洗浄液が噴き出している
かを検出するための検証システム、例えば、スプレーボ
ールの穴が詰まったり、回転が停止した際、その異常が
検出できるよう、タンク内にPH,温度,電導度などを
計測する検証システムを設けることと、そのシステムで
の測定値の記録を残すためのレコーダーを使用するもの
である。
【0007】
【作用】タンク内洗浄を使う際、洗浄液が正しく噴き出
していることを検出する検証システムと、その時に正常
に作動していたことを証明する記録を取るシステムとに
より、少なくとも検出するシステムの対象となる部分に
は、洗浄液が流れていたことを検証することができる。
【0008】
【実施例1】本発明の一実施例を図1により説明する。
図1に示す通りタンク1内を洗浄する際、スプレーボー
ル2より正常に洗浄液3が噴き出していることを検出す
るためにPHセンサー4を取り付ける。このセンサーが
回転式スプレーボールの回転不良を検出するためには、
直接当たらなかった洗浄液も溜って検出してしまわない
位置、つまり側面、もしくは上面が望ましく、スプレー
ボールの回転不良を検出するためには、2ヶ所に取り付
けることが望ましい。
【0009】CIP洗浄が始まる前、PHセンサーは洗
浄以前に入っていた液体、もしくは水滴、またはそれら
の乾燥したものに影響された数値を示す。これらの値
は、CIP洗浄開始前から記録計5により記録を開始す
る。CIP洗浄が始まるとPHセンサーは、洗浄液の影
響をうけ、PHセンサーの示す数値は、洗浄液のPH値
に近づいて行く。この間も、PH値の変化を記録計5に
記録する。
【0010】CIP洗浄は、洗浄のための条件が一定で
あるため、正常な状態では、記録計5に残された値の変
化、数値はほぼ一定となる。これらPH値の変化を記録
計5に記録しておくことにより、スプレーボールの回転
不良等があった場合、PHセンサーに洗浄液が当たら
ず、PHセンサーの値が変化しない。また、タンク内の
反射でPHセンサーに洗浄液が間接的に当たったとして
も、正常なスプレーボールの回転によって洗浄液が直接
当たった場合と比較してPH値の変化に差が出る。よっ
て、洗浄毎にPHの値の変化を記録しておけば、その記
録の比較により異常の発見、もしくは少なくとも、対象
とするタンクのスプレーボールには異常のなかったこと
を検証するためのデータと成り得るものである。
【0011】本発明の他の実施例を以下説明する。
【0012】
【実施例2】実施例1と同様にして、洗浄液の検出装置
として電導度センサーを取り付けることによって、検出
を行う。洗浄液は通常、高い電導度を示す。この値をC
IP洗浄毎に記録することにより、実施例1と同様に洗
浄の異常を検出,CIP洗浄の検出をするためのデータ
と成り得るものである。
【0013】
【実施例3】実施例1,2と同様に、洗浄液の検出装置
として温度センサーを使用するものである。
【0014】
【実施例4】実施例1,2,3に限らず、洗浄液を検出
することのできる装置を使用し、その変化を記録し、同
様に使用するものである。
【0015】
【実施例5】実施例1,2,3,4に示した記録だけで
なく、実施時間,実施No.,関係した設備のデータ(洗
浄液タンクの液量,液温,ポンプ2次側の圧力など)を
同時に記録計(5)に記録し、CIP洗浄の検証をする
ためのデータとするものである。
【0016】
【発明の効果】本発明は、CIP洗浄によるタンク内の
洗浄を検証するもので、特に医薬品において、タンク内
の洗浄が正しく行われたことをバリデーションするため
のデータを得ることのできるシステムとして有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】CIP洗浄において、洗浄液が正常に噴き出し
ていることを検出するためのシステム説明図である。
【符号の説明】
1…洗浄を行うタンク、2…スプレーボール、3…洗浄
液、4…センサー、5…記録計。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CIP洗浄においてタンク内全面に洗浄液
    が当たることを検証(バリデート)することを特徴とす
    るタンク洗浄システム。
  2. 【請求項2】請求項1において検出装置を使用し、正し
    く洗浄液が出ていることを検証できることを特徴とする
    タンク洗浄システム。
  3. 【請求項3】請求項1において検出装置より得た結果を
    他の条件とともに記録する装置及び、記録した結果をタ
    ンク内の洗浄が正常に行われたことの検証に使用するこ
    とを特徴とするタンク洗浄システム。
JP307295A 1995-01-12 1995-01-12 タンク洗浄システム Pending JPH08192125A (ja)

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