JPH08191410A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JPH08191410A
JPH08191410A JP7016553A JP1655395A JPH08191410A JP H08191410 A JPH08191410 A JP H08191410A JP 7016553 A JP7016553 A JP 7016553A JP 1655395 A JP1655395 A JP 1655395A JP H08191410 A JPH08191410 A JP H08191410A
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JP
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image
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electro
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JP7016553A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Yamamoto
康裕 山元
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子現像型記録媒体を備えた画像入力装置に
おいて、大容量記録媒体の利用効率をさらに向上させ
る。 【構成】 外部のコンピュータがインターフェースケー
ブルによって接続されていないとき、通常カメラモード
が設定され(ステップ102)、スチルビデオカメラは
通常の撮像処理を行う。コンピュータが接続されてお
り、かつハードディスクが装着されていないとき、スキ
ャナモードが設定され(ステップ104)、電子現像型
記録媒体に記録された画像は、副走査機構によって走査
され、コンピュータに出力される。ハードディスクが装
着されていれば、切替スイッチの設定状態に応じて外付
ハードディスクモードが設定され(ステップ106)、
スチルビデオカメラはコンピュータの外部記憶装置とし
て利用可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影レンズにより得ら
れた光学像を可視像として保持することができる電子現
像型記録媒体を備えた画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来光学像を記録する材料として、銀塩
写真材料が広く用いられている。銀塩写真材料は、光感
度および解像度が高く、また経済性も優れている等の特
徴を備えているが、現像処理が煩雑であるだけでなく、
可視像が撮影と同時に得られないという欠点もある。現
像処理を簡単にするために乾式現像法が開発されている
が、この現像法においても、即時現像化すなわち撮影時
に可視像を得ることは不可能である。
【0003】一方、非銀塩写真材料としては、電子写真
材料、ジアゾ写真材料、フリーラジカル写真材料等が知
られている。しかし、これらの写真材料において、銀塩
写真材料のような特徴を備えていると同時に即時現像化
が可能なものはない。なお、電子写真材料は乾式現像が
でき、露光により得られた静電潜像をトナー等によって
即時に現像できるので、複写機を中心として広く普及し
てきた。
【0004】さて、このような電子写真技術において近
年、銀塩写真材料のように記録媒体自体が直接電子的に
現像され、かつその現像された可視像が即時に得られる
写真材料が開発されてきている。このような電子的に現
像される記録媒体を、この明細書では電子現像型記録媒
体と呼ぶ。
【0005】例えば特開平5−2280号公報には、静
電情報記録媒体と電荷保持媒体とを組み合わせた記録媒
体が開示されており、静電情報記録媒体は光導電層と無
機酸化物層を有し、電荷保持媒体は液晶表示素子を有し
ている。この構成では、静電情報記録媒体と電荷保持媒
体に電圧が印加された状態で静電情報記録媒体が露光さ
れると、入射光量に応じた電荷が静電情報記録媒体に生
成される。静電情報記録媒体に対向して配置された液晶
表示素子にかかる電界の強さは、その生成電荷に応じて
変化するので、液晶表示素子には光量分布に応じた画像
が表示すなわち現像される。
【0006】特開平5−150251号公報には、液晶
表示素子にかかる電界を除去しても液晶表示素子に表示
された画像が保持される、分散型液晶表示素子が開示さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような電子現像型
記録媒体を備えた画像入力装置は、多量のデータから成
る画像を記録するため、ハードディスク等の大容量記録
媒体を備えることが好ましい。
【0008】本発明は、電子現像型記録媒体を備えた画
像入力装置において、大容量記録媒体の利用効率をさら
に向上させることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像入力装
置は、画像を電子的に保持する電子現像型記録媒体と、
この電子現像型記録媒体を副走査して、画像を検出する
ラインセンサと、ラインセンサの副走査を制御可能な副
走査制御手段と、ラインセンサによって検出された画像
に対応した画像データを記録可能であるとともに、コン
ピュータの外部記憶装置として使用可能な大容量記録媒
体と、コンピュータから入力されるコマンドに応じて、
大容量記録媒体に対する書き込み動作を制御可能な記録
媒体書込手段とを備えたことを特徴としている。
【0010】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
1は本発明の一実施例を適用したスチルビデオカメラの
外観図である。
【0011】カメラ本体11を前方から見ると、前面の
略中央には撮影レンズ等を備えた撮像光学系12が設け
られ、撮像光学系12の右上方にはストロボ13が配設
されている。またストロボ13とは反対側にはレリーズ
スイッチ14が設けられている。ファインダ15はカメ
ラ本体11の上面の中央部に設けられ、スキャンスター
トスイッチ16等の操作スイッチはファインダ15の側
方に設けられている。このカメラにより得られた画像信
号を外部の記録装置等に出力するため、カメラ本体11
の側面の下部には出力端子17が配設されている。ま
た、出力端子17の側方には、このスチルビデオカメラ
の動作モードを設定する切替スイッチ19が設けられて
いる。この切替スイッチ19については後に詳述する。
【0012】図2はスチルビデオカメラのブロック図で
ある。システムコントロール回路20はマイクロコンピ
ュータであり、このスチルビデオカメラの全体の制御を
行う。
【0013】撮像光学系12には複数のレンズ群の他、
絞り12aが設けられている。撮像光学系12の後方に
は、後述する電子現像型記録媒体30が配設され、撮像
光学系12と電子現像型記録媒体30の間にはクイック
リターンミラー21が設けられ、クイックリターンミラ
ー21と電子現像型記録媒体30の間にはシャッタ22
が設けられている。クイックリターンミラー21の上方
にはファインダ光学系23のピント板23aが配設され
ている。
【0014】絞り12a、クイックリターンミラー21
およびシャッタ22は、それぞれアイリス駆動回路2
4、ミラー駆動回路25およびシャッタ駆動回路26に
よって駆動され、これらの回路24、25、26は露出
制御回路27により制御される。露出制御回路27はシ
ステムコントロール回路20から出力される指令信号に
従って動作する。すなわち、露出制御時、測光センサ2
8からの出力信号に基づく露出制御回路27の制御に従
って、絞り12aはアイリス駆動回路24により開度を
調整される。クイックリターンミラー21は通常、ダウ
ン位置(実線により示される傾斜状態)に定められ、撮
像光学系12を通過した光をファインダ光学系23に導
いているが、撮影動作時、露出制御回路27の制御に従
い、ミラー駆動回路25によって上方に回動せしめられ
アップ位置(破線により示される水平状態)に定められ
る。シャッタ22は通常閉塞しているが、撮影動作時、
露出制御回路27の制御に従って、シャッタ駆動回路2
6によって所定時間開放され、これにより撮像光学系1
2を通過した光が電子現像型記録媒体30の受光面に照
射される。
【0015】電子現像型記録媒体30は記録媒体駆動回
路41の制御に基づいて電圧を印加され、この電圧印加
の間に露光されることによって電子現像型記録媒体30
には、後述するように、撮像光学系12によって結像さ
れた画像が可視像として現像される。なお記録媒体駆動
回路41は、システムコントロール回路20から出力さ
れる指令信号に従って動作する。
【0016】電子現像型記録媒体30の近傍には副走査
機構50が設けられている。副走査機構50には、例え
ば蛍光灯から成る光源42とスキャナ光学系43とライ
ンセンサ44がそれぞれ支持されており、これらは副走
査機構50による副走査によって電子現像型記録媒体3
0に沿って移動する。ラインセンサ44は、例えば20
00画素のCCD1次元センサ等を用いることができ
る。光源42は、シャッタ22の前面すなわち電子現像
型記録媒体30の前面に沿って移動可能であり、ライン
センサ44は電子現像型記録媒体30の背面に沿って移
動可能である。スキャナ光学系43は光源42とライン
センサ44の間に設けられている。副走査機構50によ
る副走査において、光源42は電子現像型記録媒体30
に対してラインセンサ44とは反対側に位置し、したが
って電子現像型記録媒体30により現像された画像は、
光源42によって照明され、スキャナ光学系43の作用
によってラインセンサ44の受光面に結像される。すな
わちスキャナ光学系43は電子現像型記録媒体30を透
過した光の経路の途中に設けられ、またラインセンサ4
4はスキャナ光学系43による画像の結像面上を移動す
る。
【0017】光源42のオンオフ制御は照明光源駆動回
路45により行われ、ラインセンサ44に発生した画素
信号の読出し動作等の制御はラインセンサ駆動回路47
により行われる。副走査機構50の移動の制御はスキャ
ナ系駆動回路46により行われる。これらの回路45、
46、47はシステムコントロール回路20により制御
される。
【0018】ラインセンサ44から読み出された画素信
号は、アンプ61により増幅され、A/D変換器62に
よってデジタル信号に変換される。デジタルの画素信号
は、システムコントロール回路20の制御に従って、メ
モリ64に格納され、画像処理回路63においてシェー
ディング補正、ドロップアウト補正およびガンマ補正等
の処理を施された後、画像データとしてインターフェー
ス回路65または記録装置制御回路66に入力される。
【0019】インターフェース回路65において画像デ
ータは、フォーマットの変換等の所定の処理を施され、
出力端子17を介して外部のパーソナルコンピュータ
(図示せず)等に出力可能である。また画像データは、
記録装置制御回路66において、画像圧縮あるいはフォ
ーマットの変換等の所定の処理を施され、画像記録装置
67において例えばハードディスクあるいはICメモリ
カード等の記録媒体に記録可能である。インターフェー
ス回路65と記録装置制御回路66はシステムコントロ
ール回路20からの指令信号に従って動作する。
【0020】システムコントロール回路20には、レリ
ーズスイッチ14とスキャンスタートスイッチ16が接
続され、これらのスイッチ14、16の操作に従って、
撮像動作および画像信号の読出し動作等が行われる。ま
たシステムコントロール回路20には、モード切替スイ
ッチ19が接続されている。このモード切替スイッチ1
9は、このスチルビデオカメラにおける動作モードを第
1の動作モードと第2の動作モードとの間において切り
替えるために設けられている。第1の動作モードは、画
像記録装置67に装着された大容量記録媒体を、出力端
子17を介して接続されたコンピュータの外部記憶装置
として使用するモードであり、第2の動作モードは、電
子現像型記録媒体30に記録された画像を、装着された
大容量記録媒体を介するのではなく、出力端子17を介
してコンピュータに出力するモードである。
【0021】またシステムコントロール回路20には、
このスチルビデオカメラの種々の設定状態等を表示する
ための表示素子68と、ストロボ13の発光制御を行う
ためのストロボ駆動回路69が接続されている。
【0022】図3は電子現像型記録媒体30の構成を示
す図であり、これは特開平5−2280号公報に開示さ
れたものと同じである。すなわち電子現像型記録媒体3
0は静電情報記録媒体31と電荷保持媒体32と電源3
3とを備えている。静電情報記録媒体31は、基板3
4、電極層35、無機酸化物層36および光導電層37
を積層して成り、光導電層37は電荷発生層37aと電
荷輸送層37bを重合させて構成される。電荷保持媒体
32は、液晶支持体38と液晶電極層39の間に液晶4
0を封入して構成される。静電情報記録媒体31の電荷
輸送層37bと電荷保持媒体32の液晶支持体38とは
微小間隙をもって対向している。
【0023】電源33は記録媒体駆動回路41によりオ
ンオフ制御され、電源33がオン状態のとき、電極層3
5と液晶電極層39の間、すなわち静電情報記録媒体3
1と電荷保持媒体32に電圧が印加される。この電圧印
加状態で静電情報記録媒体31が露光されると、静電情
報記録媒体31には、画像に応じた電荷が発生する。こ
の電荷に応じて、液晶40に作用する電界の強さが変化
するため、液晶40には、その画像が可視像として表示
され、被写体像が現像される。この電荷保持媒体32は
分散型液晶表示素子であり、現像された可視像は電界を
除去しても保持される。分散型液晶表示素子は、加熱装
置(図示せず)を用いて所定の温度に加熱することによ
り、現像された可視像を消去させることもでき、その場
合は繰り返し同一記録媒体を用いることもできる。
【0024】図4は、撮像動作とラインセンサ44から
の画素信号の読出し動作とを示すタイミングチャートで
ある。
【0025】レリーズスイッチ14が押下されたことが
検知されると(符号S11)、測光センサ28からの出
力信号すなわち測光値が検出される。この測光値に基づ
いて露出演算が開始される(符号S12)。また、レリ
ーズスイッチ14が押下されてから所定時間が経過した
後、記録媒体駆動回路41から記録媒体活性化信号が出
力され(符号S13)、これにより電源33がオン状態
となって静電情報記録媒体31と電荷保持媒体32に電
圧が印加される。次いで、露出演算が完了したことが確
認されると(符号S14)、この演算結果に従って撮像
動作が行われる。
【0026】絞り12aの開度が全開状態から所定開度
まで変化し(符号S15)、またクイックリターンミラ
ー21がダウン状態からアップ状態に変化する(符号S
16)。ミラー21のアップ状態への変化と絞り12a
の開度調整が完了したことが確認されると、シャッタ2
2が開放する(符号S17)。露出演算により求められ
た露出期間が経過し、露出が完了したことが検出される
と、シャッタ22が閉じる(符号S18)。このシャッ
タ22の閉塞動作の完了に伴い、ミラー21がダウン状
態に変化するとともに(符号S19)、絞り12aが全
開状態まで開放し(符号S20)、記録媒体活性化信号
の出力が停止される(符号S21)。
【0027】すなわち、記録媒体活性化信号は少なくと
もシャッタ22が開放している間出力され、この間、電
子現像型記録媒体30に所定の電圧が印加される。そし
て、この状態で露光されることにより、電子現像型記録
媒体30には被写体像が可視像として現像される。この
可視像は記録媒体活性化信号の出力が停止しても保持さ
れる。
【0028】その後、ミラー21と絞り12aが初期状
態に復帰したことが確認されると、ミラー21と絞り1
2aの駆動が停止され、この撮像動作は終了する。
【0029】次いで、スキャンスタートスイッチ16が
押されると、副走査機構50による副走査が開始し、次
に述べる読出し動作が行われる。
【0030】スキャナ駆動指令信号が出力されたことが
確認されると(符号S31)、シャッタ22が開放され
(符号S32)、光源42が点灯される(符号S3
3)。そして、スキャナ系駆動信号が出力され(符号S
34)、スキャン駆動モータ55が正転し、副走査機構
50の移動部材52が上昇し始める(符号S35)。ま
た、副走査機構50の駆動が開始されたのと略同時にラ
インセンサ駆動電源がオン状態となる(符号S36)。
【0031】ラインセンサ44が読み出し開始位置に定
められたことが確認されると、スキャナ系駆動信号の出
力が停止され(符号S37)、スキャン駆動モータ55
が停止される(符号S38)。これによりラインセンサ
44は、電子現像型記録媒体30の記録領域の例えば下
端部に位置決めされる。このような停止動作は、例えば
スキャン駆動モータ55を回転駆動するためのパルス信
号を計数すること等によって制御される。
【0032】次いでラインセンサ44に対する露出が開
始され、電荷蓄積が行われる(符号S39)。所定時間
が経過し、ラインセンサ44の露出が完了したことが確
認されると、ラインセンサ44の読み出し走査が開始さ
れ、1水平走査線分の画素信号の出力が開始される(符
号S40)。そしてスキャン駆動モータ55を正転させ
るスキャナ系駆動信号が出力され(符号S41)、移動
部材52がさらに上昇し始める(符号S42)。この上
昇動作の間、画素信号がメモリ64に格納される。
【0033】この移動部材52の移動中において、1水
平走査線分の画素信号がラインセンサ44から読み出さ
れてメモリ64aに格納されたことが確認されると、そ
の読み出し走査が停止される(符号S43)。なお、こ
の読み出し走査の終了は、例えばラインセンサ駆動回路
47から出力されるラインセンサ44を駆動するための
パルス信号を計数することにより制御される。
【0034】ラインセンサ44が次の水平走査線の位置
に定められたことが確認されると、スキャナ系駆動信号
の出力が停止され(符号S44)、スキャン駆動モータ
55が停止される(符号S45)。この停止動作は、例
えばスキャン駆動モータ55を回転駆動するためのパル
ス信号を計数すること等によって制御される。
【0035】このように本実施例では、ラインセンサ4
4が副走査機構50によって所定時間の停止と所定量の
移動とを繰り返しつつ、スキャナ光学系43による結像
面上を走査することにより、電子現像型記録媒体30に
よって現像された画像信号が読み出される。
【0036】このようにして全水平走査線の読み出しが
完了すると(符号S51)、ラインセンサ44の駆動電
源がオフ状態に切り換えられるとともに、光源42が消
灯される(符号S52)。そしてシャッタ22が閉塞さ
れ(符号S53)、スキャン駆動モータ55を逆転させ
るスキャナ系駆動信号が出力されて(符号S54)、移
動部材52が下降し始める(符号S55)。
【0037】この移動部材52の下降動作中に、ライン
センサ44が初期位置に復帰したことが確認されると、
スキャナ系駆動信号の出力が停止され(符号S56)、
スキャン駆動モータ55が停止される(符号S57)。
なお初期位置の検知動作は、例えば移動部材52の一部
がフォトインタラプタ(図示せず)を横切ることによっ
て出力される信号に基づいて行われる。
【0038】さて本実施例のスチルビデオカメラは、種
々の動作モードによって動作可能であり、例えば、出力
端子17を介して接続されたコンピュータの外部記憶装
置としても利用可能である。次に図5を参照して、この
スチルビデオカメラの動作モードを説明する。
【0039】図5に示すプログラムは、このスチルビデ
オカメラの電源を投入することによって起動する。ステ
ップ101では、出力端子17にインターフェースケー
ブルが接続されているか否か、すなわちコンピュータが
接続されているか否かが判定される。インターフェース
ケーブルが接続されていないとき、ステップ102に移
り、通常カメラモードが設定される。すなわち撮像光学
系12を介して被写体像を電子現像型記録媒体30に結
像して記録し、スキャンスタートスイッチ16のオンに
よって電子現像型記録媒体30上の画像をラインセンサ
44によって読み出し、装着された大容量記録媒体に画
像データを記録する、通常のカメラとしての使用が可能
となる。
【0040】ステップ101においてインターフェース
ケーブルが接続されていると判定されたとき、ステップ
103において、リムーバブルハードディスクが画像記
録装置67に装着されているか否かが判定される。すな
わち、このハードディスクはこのスチルビデオカメラに
対して着脱自在であり、装着されていないとき、ステッ
プ104においてスキャナモードが設定される。
【0041】スキャナモードは、外部のコンピュータが
このスチルビデオカメラをスキャナとして利用するモー
ドであり、電子現像型記録媒体30に記録されている画
像をコンピュータの制御によって読み出し、例えばこの
コンピュータのモニタ等に出力することができる。すな
わちコンピュータは、例えばSCSIインターフェイス
を用いた場合“INQUIRY”コマンドをスチルビデ
オカメラに対して出力し、これに応じてスチルビデオカ
メラは、ハードディスクが装着されていないとき、スキ
ャナモードが設定されていることを示すデータをコンピ
ュータに出力する。これによりコンピュータは、スチル
ビデオカメラがスキャナモードに設定されていることを
認識し、スチルビデオカメラでは、コンピュータから入
力された“SCAN”コマンドに従って副走査機構50
が制御され、また“SET WINDOW”コマンドに
従ってトリミング処理が行われ、1つの画面の所定の枠
内の画像が選択されるとともに不要なデータが間引かれ
て、コンピュータに出力される。
【0042】ステップ103においてハードディスクが
装着されていると判定されたとき、ステップ105にお
いて、モード切替スイッチ19が第1の動作モードと第
2の動作モードのいずれに切り替えられているかが判別
される。モード切替スイッチ19が第1の動作モードに
切り替えられているとき、後述するステップ106が実
行され、第2の動作モードに切り替えられているとき、
ステップ104が実行される。すなわち第2の動作モー
ドはスキャナモードである。
【0043】ステップ106では、第1の動作モードす
なわち外付ハードディスクモードが設定される。外付ハ
ードディスクモードは、コンピュータがこのスチルビデ
オカメラを外部記憶装置として利用するモードである。
すなわちコンピュータは、例えば“INQUIRY”コ
マンドをスチルビデオカメラに対して出力し、これに応
じてスチルビデオカメラは、切替スイッチ19が第2の
動作モードに設定されていることに応じて、外付ハード
ディスクモードが設定されていることを示すデータをコ
ンピュータに出力する。これによりコンピュータは、ス
チルビデオカメラに対して、“READ CAPACI
TY”、“FORMAT UNIT”等のコマンドを出
力し、ハードディスクを制御する。また、この動作モー
ドでは、スチルビデオカメラでは、“SET WIND
OW”コマンド等のコマンドを受け付けなくなり、全て
のスキャニング動作及びトリミング処理が禁止される。
【0044】以上のように本実施例によれば、スチルビ
デオカメラに装着されたハードディスク等の大容量記録
媒体を外部のコンピュータによっても利用可能となり、
スチルビデオカメラおよび大容量記録媒体の利用効率が
向上する。
【0045】なお電子現像型記録媒体30は上述した構
成のものに限定されず、画像を電子的に現像するもので
あれば、他の構成であってもよい。
【0046】また画像記録装置67に装着される記録媒
体は、光磁気ディスク等の光磁気記録媒体であってもよ
い。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電子現像
型記録媒体を備えた画像入力装置において、大容量記録
媒体の利用効率をさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用したスチルビデオカメ
ラの外観図である。
【図2】図1のスチルビデオカメラの回路構成を示すブ
ロック図である。
【図3】電子現像型記録媒体の構成を示す図である。
【図4】撮像動作とラインセンサからの画素信号の読出
し動作とを示すタイミングチャートである。
【図5】スチルビデオカメラの動作モードを設定するプ
ログラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
30 電子現像型記録媒体 50 副走査機構 42 光源 43 スキャナ光学系 44 ラインセンサ 67 画像記録装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G03B 7/097 G03G 5/02 101

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を電子的に保持する電子現像型記録
    媒体と、この電子現像型記録媒体を副走査して、前記画
    像を検出するラインセンサと、前記ラインセンサの副走
    査を制御可能な副走査制御手段と、前記ラインセンサに
    よって検出された前記画像に対応した画像データを記録
    可能であるとともに、コンピュータの外部記憶装置とし
    て使用可能な大容量記録媒体と、前記コンピュータから
    入力されるコマンドに応じて、前記大容量記録媒体に対
    する書き込み動作を制御可能な記録媒体書込手段とを備
    えたことを特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体書込手段は、前記コンピュ
    ータの外部記憶装置として大容量記録媒体を使用すると
    き、前記画像データから記録すべきデータを選択するト
    リミング処理を禁止することを特徴とする請求項1に記
    載の画像入力装置。
  3. 【請求項3】 前記大容量記録媒体を前記コンピュータ
    の外部記憶装置として使用する第1の動作モードと、前
    記画像データを前記コンピュータに出力する第2の動作
    モードとを切り替えるモード切替手段を備えたことを特
    徴とする請求項1に記載の画像入力装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の動作モードが設定されたと
    き、前記画像データから記録すべきデータを選択するト
    リミング処理を実行する手段を備えたことを特徴とする
    請求項3に記載の画像入力装置。
  5. 【請求項5】 前記大容量記録媒体が着脱自在であり、
    前記モード切替手段は、大容量記録媒体が装着されてい
    るとき前記第1の動作モードまたは第2の動作モードを
    選択し、大容量記録媒体が装着されていないとき前記第
    2の動作モードを選択することを特徴とする請求項3に
    記載の画像入力装置。
  6. 【請求項6】 前記電子現像型記録媒体が、画像に応じ
    た電荷が発生する静電情報記録媒体と、この電荷に応じ
    て可視像が発生するとともにこの可視像を保持可能な電
    荷保持媒体とを有することを特徴とする請求項1に記載
    の画像入力装置。
  7. 【請求項7】 前記電荷保持媒体が分散型液晶表示素子
    であることを特徴とする請求項6に記載の画像入力装
    置。
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