JPH08191273A - 光加入者線終端装置およびその給電方法 - Google Patents

光加入者線終端装置およびその給電方法

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JPH08191273A
JPH08191273A JP7001715A JP171595A JPH08191273A JP H08191273 A JPH08191273 A JP H08191273A JP 7001715 A JP7001715 A JP 7001715A JP 171595 A JP171595 A JP 171595A JP H08191273 A JPH08191273 A JP H08191273A
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optical
power supply
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power
subscriber
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JP7001715A
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Masakazu Kitazawa
雅一 北澤
Noburo Tajimi
信朗 多治見
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小容量のバックアップ電源を備えるだけで、
停電時でも長時間の使用が可能な小型経済的で使い易
い、光加入者終端装置を提供する。 【構成】 光通信インタフェースと、通信処理装置と、
光通信インタフェースおよび通信処理装置を動作させる
電源および電源バックアップ手段を備えた終端装置にお
いて、光通信インタフェースおよび通信処理装置のそれ
ぞれを、送信側の装置と受信側の装置とに電源を分離
し、待機時は、送信側装置への電源供給や送信側装置の
動作を停止する手段を備えた。また、受信側装置に、自
終端装置の信号の検出手段と、検出手段の出力に対応し
て、送信側装置への電源供給や動作を制御する制御手段
を備えた。 【効果】 通信時のみ全回路が動作し、待機時の消費電
力は低減するので、小容量のバックアップ電源であって
も、長時間の使用が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光信号を使用して加入
者と信号を送受信する通信システムの構成に係り、特に
光信号を終端する装置の構成およびその給電方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通信網、特に信号を中継する伝送路やノ
ードからなる中継通信網においては、光伝送を導入した
高速広帯域の通信網の整備が進んでいる。一方、各家庭
においても、従来の音声だけで通信を行う電話機の他
に、パーソナルコンピュータやCATV等で画像情報を
得る画像入出力装置や各種マルチメディアに対応する通
信機器を導入して、多様な通信サービスを利用すること
が考えられている。このような各家庭(以下、加入者と
称することもある)の通信サービスに対する要求に対応
するため、例えば、1993年1月にオーム社から発行
された「B−ISDN絵とき読本」の第8章(p175
〜p188)や1994年7月に日経BP社から発行さ
れた日経ニューメディア別冊「通信・放送融合へのシナ
リオ」の第3章研究開発編(p132〜p141)に記
載されたように、各加入者と電話局等の通信設備との間
を光ファイバーで接続して光信号で信号を送受信するこ
とにより、高速広帯域の通信サービスも加入者に提供す
るFTTH(Fiber to the home)が導入されようとして
いる。加入者と交換機や伝送装置等の通信設備との間で
光信号を送受信する光加入者系の構成としては、上述の
文献にも示されているように、(1)現在のメタリック
ケーブルを用いた電話と同様に加入者と通信設備との間
を光ファイバーで1対1で接続して光通信を行うシング
ルスター方式と、(2)特表平01−502470号公
報に詳細が示されているように、複数の加入者と通信設
備との光伝送路の間に受動型の光スターカプラを備え、
通信設備で各加入者向けに多重化した信号を前記の光ス
ターカプラで各加入者へ分岐したり合流させたりして、
各加入者と通信設備との間で光通信を行うパッシブダブ
ルスター方式が代表的な構成として知られており、それ
ぞれの特徴に応じて、適用箇所にとってメリットのある
構成を上記2つの方式以外の方式も含めた各方式の中か
ら選択導入しようとしている。
【0003】従来の、電話サービスを主とし、加入者と
通信設備との間にメタリックケーブルを使用した通信シ
ステムにおいては、電話局側に共通的に設置された通信
設備がメタリックケーブルを介して加入者端末の動作に
必要な電力を加入者に提供する共電方式(例えば、DC
−48Vの電圧を供給)が使用されていた。しかし、上
述のような光加入者系の構成を採用すると、光ケーブル
はメタリックケーブルと異なり電力供給が困難であるた
め、各加入者は、加入者端末の動作に必要な電力を一般
の商用電源(例えば、AC100Vの電源)から受けて
通信設備との間の光通信を行う必要が生じるものとな
る。従って、加入者側の光信号終端装置は、基本的に一
般の商用電源で動作するようになっているほか、商用電
源の停電時であっても必要最低限の通信(例えば音声に
よる通話)をある程度の期間は可能とするように、電池
や充電器等のバックアップ電源を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなFTTH
が導入された場合に、一般の加入者に提供されるであろ
う様々な通信サービスを想定して見ると、各家庭に提供
される商用電源が停電となった場合には、例えば、CA
TVを利用して映画を楽しむ等の画像提供サービスのよ
うに利用をあきらめることのできる通信サービスも多々
存在するが、先に述べたように、災害時の緊急連絡や停
電時の苦情問合せ等で代表される必要最低限のサービス
を提供する必要のある通信は、従来からの電話サービス
が主に使用されるものであり、これらの状況下において
は、利用価値や頻度が高くなる通信サービスと考えられ
る。すなわち、光加入者系を採用する通信システムの加
入者側終端装置の動作を保証するために、電源をバック
アップする機能は、使用頻度の多少にかかわらず必須の
機能である。
【0005】現実に起こりうる停電の期間や停電中に加
入者が端末を使用する頻度は、まちまちで、終端装置に
どの程度のバックアップ能力を備えれば良いかは、簡単
に決定できない。もちろん、実際の通信システムや電力
システムの運用上における各種統計情報に基づいて大多
数の加入者が満足するバックアップ能力を備えることが
望ましいので、大容量の電源バックアップ機能を終端装
置に備えれば良いが、このために多数の電池を備えたり
大容量の充電器を備える構成とすれば、終端装置は大き
く高価格のものとなる他、電源の保守管理等の取扱も複
雑になる。特に、前述のパッシブダブルスター方式を使
用すると、ファイバーの途中に受動光素子が挿入さ
れ、しかも、複数の加入者に分岐されるために光伝送路
上での光信号の損失が大きく(分岐数が倍になる毎に3
dBの減衰)、終端装置に備える光インタフェース回路
は、高感度高出力のものが必要となる、他の加入者へ
の光信号も送信されてくるので、終端回路を常時動作さ
せて、この光信号を監視して自分への発呼かどうかを検
出して動作する必要がある、他の加入者とも光ファイ
バーで接続されるので、秘話機能や障害拡散防止機能等
を備える必要がある、等の制約から終端装置の消費電力
が大きくなるので(動作時で概略9W)、大容量のバッ
クアップ能力が必要となるものである。
【0006】現状の商用の電力供給事情(不慮の災害時
以外、ほとんど停電しない)を考えて見ると、停電の場
合だけ必要となり普段は使用しない電源バックアップ機
能のために、終端装置が大きく高価格のものとなり、ま
た、電池の交換や充電器の保守等の取扱いも複雑になる
ことは、加入者にとって望ましいものではい。しかも、
必須の機能とはいえ、従来の共電式の電話であれば不要
であった電源のバックアップ機能を備えることは、FT
TH導入により多様な通信サービスを享受できるという
メリットがあっても、従来の通信システムでは不要であ
ったものを新たに備えることであり、加入者によって
は、経済的に割高に感じたり、取扱を煩雑に感じたりす
ることも生じてくる。このような終端装置のコストや保
守取扱に対する加入者の意識により、加入者が終端装置
の導入を遅らせると、各家庭への光通信システムの普及
が遅延され、通信システム全体のコストダウンも困難と
なり、経済性の観点からも望ましくはない。
【0007】したがって、本発明の課題とするところ
は、上述した光加入者系における諸問題を解決すること
にある。すなわち、加入者の端末側の終端装置に備える
電源バックアップ機能を小容量としたり、小型化した
り、経済化したりして、加入者にとって使い易い経済的
な終端装置を構成提供することである。そして、加入者
から見て終端装置の経済的な割高感を小さくし、取扱を
容易とした終端装置を提供することで、光加入者系を使
用する通信システムの普及を促進し、通信システム全体
のコストダウンに貢献することである。さらには、商用
電源からのバックアップ機能が不要な構成をとり、より
小容量・小型化・経済化を実現する終端装置を構成提供
し、光加入者系を使用する通信システムのコストダウン
を進めることである。
【0008】より具体的には、加入者側の終端装置自身
の消費電力を削減するような終端装置の構成や使用方法
を提供し、小容量のバックアップ機能であっても十分動
作できる終端装置やバックアップ機能が不要な終端装置
を提供することにある。また、加入者側の終端装置の消
費電力を削減するような光加入者系の構成や使用方法を
提供し、小容量のバックアップ機能であっても十分動作
できる終端装置やバックアップ機能が不要な終端装置を
提供するすることにある。また、電源のバックアップ機
能に優れた小型かつ低価格の電源バックアップ装置を構
成する回路やバックアップ方法を提供するすることにあ
る。
【0009】さらに、停電時のバックアップ方法とし
て、商用電源に依存しない、光加入者系を使用する通信
システム自身で停電時における電源のバックアップを可
能とする通信システムや終端装置の構成やバックアップ
方法を提供することにある。そして、停電時のみなら
ず、加入者宅に備えられた終端装置が商用電源に依存し
ない構成で動作するように、光加入者系を使用する通信
システム自身が終端装置の動作時必要な電源を供給可能
とする通信システムや終端装置の構成や終端装置への給
電方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として、本発明の光加入者線終端装置は、加入者と交換
機や伝送装置等の通信設備との間を光ファイバーで接続
して光信号を送受信する光加入者系における加入者側の
終端装置が、実際に通信設備と通信を行わない待機時
に、終端装置の消費電力を削減する手段を備えた構成と
した。
【0011】この構成として、光通信インタフェース
と、前記光通信インタフェースに接続され、交換機や伝
送装置等の通信設備に送信する信号を一定のフォーマッ
トに組み立てたり通信設備から受信した信号を解析して
呼処理等の信号を処理する信号処理および終端装置に接
続された各種端末との呼処理をおこなう通信処理装置
と、前記光通信インタフェースおよび通信処理装置を動
作させる2次電源(一般に直流電源)を加入者宅に存在
する1次電源(一般に商用の交流電源)から生成する電
源変換手段および前記2次電源を蓄積する電源バックア
ップ手段とを備えた電源装置からなる終端装置におい
て、前記光通信インタフェースおよび通信処理装置のそ
れぞれについて、通信装置に信号を送信する送信側装置
と通信装置から信号を受信する受信側装置とで電源供給
系統を分離して、終端装置の待機時に送信側装置への2
次電源供給を停止する、あるいは、送信側装置と受信側
装置の機能ブロックを分離して終端装置の待機時に送信
側装置の動作を停止する手段を備えた。そして、受信側
装置には、光通信インタフェースで受信した信号が自終
端装置への信号であることを検出する検出手段を備え
た。さらに、前記検出手段の出力に対応して、送信側装
置への2次電源供給を実施したり送信側装置を動作させ
たりする制御手段を備えた。
【0012】なお、これらの検出手段と制御手段は、終
端装置に接続された各種端末からの発呼要求を検出し
て、上記動作と同様に、2次電源の供給と停止を実施し
たり、送信側装置の動作を停止または開始させるように
検出手段と制御手段を追加した構成としてもよい。
【0013】前記の検出手段には、光通信インタフェー
スで受信した光信号をモニタしてその周波数やレベルを
検出する光センス手段や光信号に含まれる特定のパタン
を検出するパタン検出手段を用いる。もちろん、光通信
インタフェースで光電気信号変換を実施された後の電気
信号で、同様に信号の周波数やレベルや特定パタンの検
出を行っても良い。また、前述のような新たな検出手段
は設けず、もともと通信処理装置に備えられた呼検出手
段だけは給電動作させておいて、自装置の着呼や発呼の
検出結果を用いてもよい。その他の検出手段の代案とし
ては、自終端装置にタイマを備え、自終端装置が通信装
置と通信してない待機状態であれば、タイマの出力によ
り所定の間隔毎に所定の期間だけ、前記のような検出手
段が動作したと見做し、終端装置の発呼や着呼を監視す
る構成でもよいし、このタイマと前記のような検出手段
を組合わせた検出手段を用いてもよい。
【0014】また、前記の制御手段と電源供給を停止す
る手段には、2次電源供給を停止する手段として複数個
の出力系統と出力系統毎に電源の出力を停止/供給する
制御回路と制御信号入力端子を備えた電源変換手段を使
用して、前記検出手段と制御信号入力端子を接続する構
成や方法、もしくは、電源変換手段の出力を複数の電源
出力系統に分割して、これら分割された電源の出力毎に
リレーやスイッチ等で代表される開閉自在な接点手段を
2次電源供給を停止する手段として設け、前記検出手段
の出力により接点手段を開閉制御して電源の出力を停止
/供給する構成や方法を用いる。
【0015】なお、前記の動作を停止する手段を制御手
段で制御する場合は、前記検出手段の動作に必要な装置
や回路以外の装置や回路を駆動するクロックやフレーム
信号等の信号で代表される装置や回路の駆動信号を上述
の電源停止と同様な接点手段やゲート回路で停止/供給
して装置の動作を制御したり、クロックで代表される駆
動信号の発振を検出手段の出力により停止/動作する構
成や方法を用いる。
【0016】終端装置における電源系統の分離給電方法
については、先に送信側装置と受信側装置に分離した構
成を示したが、常時給電が必要な部分としては、少なく
とも自装置への着呼を検出する部分が含まれていれば良
いので、受信側装置の一部も送信側装置と同様に給電経
路が分離され電源の供給/停止が行われるようにしても
良いし、常時給電が必要な部分であっても、先のタイマ
手段等によって間歇的に給電する構成としても良い。も
ちろん、終端装置の動作状態に対応して前記検出手段と
制御手段により複数の機能ブロックに対して給電が段階
的に行われるように、電源供給系統を複数個に分離して
も良い。
【0017】上記以外に、商用電源からのバックアップ
機能を小型化したり不要とする構成として、本発明の光
加入者線終端装置には、2次電源を蓄積する電源バック
アップ手段として、通信装置と送受信する信号用に備え
た光電気変換回路の他に、太陽電池やレーザー受光器で
代表されるような光電変換手段を光通信インタフェース
の光信号受信部周辺に備え、光ファイバーを経由したレ
ーザー光や太陽光や室内照明光等の光を受信して、電気
に変換して蓄積する手段をそなえた。この蓄積手段は、
電源バックアップのために前記電源変換手段が生成した
2次電源を充電蓄積する充電器や電池の補助として使用
したり、電源バックアップのためのメインの手段として
使用しても良いので、蓄積容量と終端装置の消費電力に
よっては、終端装置が充電器や電池を備えない構成、あ
るいは、前記電源変換手段も備えない構成として使用す
るものである。
【0018】なお、この構成において、通信装置と終端
装置との間で伝送する光信号を波長多重や時分割多重信
号とし、一方の光を信号通信用、もう一方の光を上記光
電変換手段用の光信号として、バックアップ用電源や終
端装置の主電源とする構成としても良い。
【0019】
【作用】終端装置の電源系統を回路の機能や動作状態に
対応して複数個に分割分離して給電する構成とし、分割
された機能ブロック毎に適切な電源系統を選択して給電
するようにしたので、検出手段が自終端装置への着呼や
自終端装置からの発呼を検出ために動作して、通信装置
とは信号の送受信を行わない状態である終端装置の待機
状態においては、発呼や着呼検出に必要な装置や回路以
外には給電されない、あるいは、動作を停止させる構成
により必要な装置や回路以外の装置や回路が動作しない
ように制御手段が動作するので、給電の停止制御と同様
に終端装置の待機状態における消費電力が激減する。こ
の結果、一般の加入者の端末は、待機状態であることが
多く終端装置も待機状態である期間が長いので、停電時
に終端装置の必要最小限の動作を保証するために備える
電源バックアップ装置は、小容量のもので良く、終端装
置の小型経済化に有効となる。
【0020】また、タイマ手段やタイマ手段と検出手段
との組合せで、装置や回路の電源の供給や動作停止等の
制御を行うことにより、終端装置の待機状態における消
費電力はさらに小さくなるので、より終端装置の小型経
済化に有効となる。
【0021】さらに、終端装置を構成する機能ブロック
毎に動作状態に対応して段階的に給電したり必要な装置
や回路を動作させる構成とすれば、待機中だけではな
く、通信装置との信号送受信中(通信中)の使用状態に
至る途中の過程での中継装置の消費電力を削減できるの
で、電源バックアップ装置は、更に小容量のもので良
く、終端装置の小型経済化に一段と有効となる。
【0022】光電変換手段により、終端装置のバックア
ップ用電源や終端装置を動作させる電源を得られるの
で、停電時に終端装置の動作を保証するために備える電
源バックアップ装置は、小容量のもので良いかあるいは
不要にできるので終端装置の小型経済化に有効となる。
【0023】特に、光加入者系がパッシブダブルスター
方式の場合であれば、他の加入者に向けた光信号も自加
入者の終端装置の光インタフェースに入力される、すな
わち、ほぼ常時光信号が光電変換手段に入力される構成
となるので、光電変換手段により得られる電力は大きな
ものとなり、電源バックアップの能力が著しく大きくな
る。さらに、光伝送路を多重化して光電変換手段用の光
信号を使用する構成とすれば、光電変換の効率が高まり
電源バックアップの能力は一層向上する。
【0024】このように、通信設備から供給される光で
電源のバックアップを行う、あるいは補助する構成とし
たので、これは、終端装置への給電方式が従来の電話シ
ステムの共電方式に近づくので、加入者から見れば、光
加入者終端装置を導入する場合の価格の割高感を小さく
することになり、光通信システムの普及が促進され、シ
ステム全体のコストダウンにも有効となる。さらに、上
記のような消費電力を削減する構成と方法および光電変
換手段による給電が組合わされ、しかも終端装置の動作
時の消費電力も削減されれば、光通信路からのエネルギ
ーだけで終端装置が動作可能となり、従来の共電方式に
よる電話システムと同様な使い方の出来る光通信システ
ムが実現される。
【0025】
【実施例】以下、本発明による光加入者線終端装置とそ
の給電方法の実施例について、図面を用いながら詳細に
説明する。図1は、本発明による光加入者終端装置を備
えて構成した通信システムの一例を示したブロック図で
ある。同図で示した通信システムは、従来の技術の欄で
示した日経ニューメディアで紹介されたパッシブダブル
スター方式の光加入者線伝送システムで、本発明による
光加入者終端装置とその給電方法を適用した効果が最も
顕著に現われるシステムである。以下の実施例では、こ
のシステムに本発明の光加入者終端装置とその給電方法
を適用した例を中心に説明を行うが、以下の説明で明ら
かになるように、本発明の光加入者終端装置とその給電
方法は、例えば、シングルスター方式等の他の光通信シ
ステムにおいても、もちろん有効なものである。以下、
光加入者線伝送システムの構成と動作の概略を説明す
る。
【0026】図1の光加入者線伝送システム1は、局舎
側に設置する通信装置2と複数の加入者宅7−1〜7−
nの端末との間で光信号により通信を行うもので、通信
装置2に備えた通信装置側終端装置(以下、OSUと称
することもある)3と、複数の加入者宅7−1〜7−n
のそれぞれに備えた本発明による光加入者線終端装置
(以下、ONUと称することもある)8との間を、OS
U3からパッシブスターカプラ5までは1本のシングル
モード光ファイバ4で接続し、さらに、パッシブスター
カプラ5から各加入者宅7−1〜7−nのONU8まで
を加入者毎に個別のシングルモード光ファイバ6−1〜
6−nで接続することで、通信装置2から各加入者宅7
−1〜7−nの端末に画像通信等の多様な通信サ−ビス
を提供するものである。すなわち、通信装置2で各加入
者宅7−1〜7−nと送受信するために多重化された光
信号が、パッシブスターカプラ5において多重分離さ
れ、加入者個別の光ファイバ6−1〜6−nを介して各
加入者宅7−1〜7−nで送受信されるものである。な
お、本実施例では、各加入者宅7−1〜7−nの端末と
して加入者端末1(画像端末)9と加入者端末2(IS
DN対応の電話端末)10の2つの端末を備えた。
【0027】図2は、通信装置2と各加入者宅7−1〜
7−nの端末との間で送受信される信号のフォ−マット
を示した信号構成図である。図1で示したパッシブダブ
ルスタ−方式のシステムは、1本の光ファイバ(4、6
−1〜6−n)で光信号の双方向伝送を行い、かつ、パ
ッシブスタ−カプラ5により光信号の多重分岐をおこな
うために、光信号(本実施例では、波長1.3μmで、
伝送速度28.8Mb/sのNRZスクランブル2値符
号を使用した信号)を図2の信号構成図((1)(a))のよ
うに、通信装置2に向かう上り信号と加入者宅7−1〜
7−nに向かう下り信号とを時間的に分けて伝送する時
分割双方向多重(TCM)で伝送するものである。
【0028】以下、信号伝送動作を説明すると、 加入者への下り信号は、TCMの下り信号伝送時間内
で複数の加入者宛ての信号を伝送する必要が有るので、
時分割多重(TDM)で複数の加入者宛ての信号を多重
した信号700を伝送する(図2(1)(a))。 下り信号700は、パッシブスタ−カプラ5で共通に
分岐(本実施例では、16分岐)され、各加入者7−1
〜7−nまで伝送されるが、光ファイバ長6−1〜6−
nがそれぞれ異なるため、各加入者7−1〜7−nに
は、下り信号700の先頭を受信する時間が異なって到
着する(図2(1)(b))。 各加入者7−1〜7−nに備えられたONU8は、こ
の下り信号700の中から各加入者に設置の割当てられ
たタイムスロットを分離し、端末インタフェ−スの信号
である連続信号710(本実施例では、192kb/
s)に速度変換とフォ−マット変換を行い加入者端末と
通信接続する(図2(2)(a))。 一方、端末からの連続した上り信号720は、TCM
伝送を行うためにONU8で時間軸圧縮した信号730
に変換されて光加入者線上に送信されるが、信号730
の送信時に光ファイバ長の違いによる伝送遅延ばらつき
で各加入者からの上り信号同士が衝突しないよう、か
つ、上りフレ−ムで決められた加入者の配置に整然と並
ぶよう、光ファイバ長による遅延を見込んで上り信号を
送信する時分割多重アクセス制御(TDMA制御)が行
われ、パッシブスタ−カプラ5で多重化された信号74
0となり通信装置2に送られる(図2(1)(a))。
【0029】図1のシステム構成と図2の信号構成から
わかるように、上記光加入者線伝送システムは、パッシ
ブスタ−カプラ5で光信号を各加入者7−1〜7−nに
分岐する構成であり、各加入者に備えたONU8には、
加入者自身のONU8が処理する必要のない他の加入者
と通信装置2が送受信する光信号も入力されるので(図
2(1)(b))、加入者自身のONU8は、入力された光信
号から自ONU8に必要な信号を識別して通信装置2と
の送受信動作を行う必要のあるものである(図2(2)(a)
(b))。
【0030】以下では、上述したパッシブダブルスター
方式の光加入者線伝送システムに適用した本発明による
光加入者線終端装置8およびその給電方法のいくつかの
実施例について、図面を用いて説明を行う。 <実施例1>図3は、本発明による光加入者線終端装置
の構成を示すブロック図である。光加入者線終端装置
(ONU)8は、パッシブスタ−カプラ5で各加入者7
−1〜7−nに分岐された光ファイバ6に接続され、下
り光信号700の電気信号変換および上り電気信号の光
信号逆変換を行う光モジュ−ル20と、下りバ−スト電
気信号の同期をとり(通信装置2からONUへの信号を
分離し)各種伝送路の制御情報を終端して端末インタフ
ェ−ス信号710にフレ−ム変換する他、端末からの上
り信号720をフレ−ム変換して上りデ−タ730を組
み立てる光加入者線終端装置本体機能ブロック30と、
光加入者線終端装置本体機能30および光モジュ−ル2
0を動作させる電源として、家庭に提供されている商用
のAC電源をDC電源に変換する電源変換部41および
停電対策用にDC電源を充電するバックアップバッテリ
−42からなる電源ブロック40とから構成されるもの
で、より詳細には、光モジュ−ル20は、光信号の送信
部21と受信部22と光カプラ23からなり、終端装置
本体機能ブロック30は、PLL32とフレーム同期終
端33とフレーム変換34とITU規定のT点に準拠し
た端末とのインタフェース35(送信側:35−1、受
信側35−2)と上りデータ組立て部31とから構成し
たものである。
【0031】図3の構成のONUにおいて、非通信中の
待機時であっても常時給電が必要なブロックは、自ON
Uへの着呼と発呼を検出する部分であり、着呼信号を検
出する光モジュ−ル20内の光/電気信号変換する受信
部22と端末からの発呼信号を検出するT点受信部35
−1がこれに相当する。その他のブロックについては、
待機時に給電が無くとも、通信開始のトリガ受信後(発
着呼検出後)に給電を受け動作して、現状多数使用され
ているような一般的な通信装置であれば、250ms以
内に通信が確立すれば動作上問題とはならないものであ
る。
【0032】図4も、本発明によるONUの構成を示す
ブロック図であり、上述の給電方法を実現するための詳
細な構成を示したものである。本図において、ONU8
0内で常時給電を受ける機能ブロックは、給電経路が丸
Aで示すされた、光モジュ−ル20内の光/電気信号変
換する受信部22、および、着呼信号検出部50と、端
末からの発呼信号を検出するT点受信部35−1と発呼
検出部35−3であり、他のブロックは、給電経路を丸
Bで示したように、発着呼検出トリガにより給電スイッ
チ431が閉じることにより給電を受けるブロックであ
る。本実施例では、給電スイッチ431を電源部40の
外付け回路としたが、この給電スイッチ431が電源部
40内蔵されている電源を用いて、発着呼検出トリガ
(制御信号)により給電経路丸Bの給電を行ってもよ
い。
【0033】より具体的に給電動作について説明する
と、受信部22が、図2で示した光加入者線下り信号7
00のなかの自己のタイムスロットに伝送される着呼信
号(これは、システムで予め定めた固定長の固有パタ−
ン)を電気信号に変換後、着呼信号検出部50で着呼信
号として判定し、着呼信号検出部50の制御部が、給電
SW431の接点をOFFからONにして電源経路丸B
で給電される回路部の給電を行うものである。また、端
末からの発呼検出においては、端末からの発呼信号(I
SDNの64kb/sサ−ビスにおいては、INFO1
信号)をT点受信部35−1で受信し、発呼信号検出部
35−3において発呼を判定後、前記の着呼と同様に制
御部が、給電SW431の接点をOFFからONにして
給電を行う。尚、着呼信号検出部50の制御部は、着呼
信号や発呼信号は呼の先頭でしかこないので(連続的に
はこないので)、それぞれの検出部での判定時に、一旦
発着呼信号を検出したら、その後検出信号が無くなって
も給電SW431をONからOFFへ変更しないラッチ
タイプの制御を行うものである。本給電SW431をO
NからOFFへ戻す制御は、通信終了時に図示してない
上位の交換機から停止命令を受信して行う。
【0034】以下では、上述の発着呼検出と給電動作に
ついて詳細に説明する。図5は、本発明のONU80に
備えた着呼信号検出部50の構成を示したブロック構成
図であり、図6は、着呼信号検出部50の着呼動作検出
方法を示す動作図である。着呼信号検出部50は、光
加入者線下りフレ−ム(図2、700)から自端末への
着呼を通知するタイムスロット内の着呼起動パタ−ン
(例えば1010のような固定パタ−ン)を受信部22
が電気信号に変換した固定パタ−ン(図6、a)を周波
数通過フィルタ501を通し、図6の波形bの様な周波
数スペクトラムを得る。本出力をピ−ク検出回路50
2を通し、さらにその波形(図6、c)を比較器50
3で識別することにより、図6の波形dのように着呼起
動パタ−ンを受信したことが判定出来る。すなわち、本
波形をONU80の本体部へ電力供給を行うトリガ信号
とすることができる。尚、本実施例においては、電力供
給をリレ−505で給電SW431を制御する構成と
し、このリレ−505を動作させるために、dの波形を
積分器504で連続波(図6、e)に変換してリレ−接
点506の開閉を行った信号で(図6、f)給電SW4
31の接点の開閉を制御した。このリレ−505の代案
としては、リレ−と同等の機能を備えて、図6のfのよ
うな接点の開閉を制御する信号を出力可能なアナログス
イッチが使用可能である。いずれにしても先に述べたよ
うに、一度着呼起動パタ−ンを受信したら、その後着呼
起動パタ−ンが無くなっても給電SW431のスイッチ
動作はON状態を保持するようラッチタイプのもの、ま
たは、電源507を供給後その電力を使用して動作保持
するものを用いる。本スイッチを元に戻す時は、交換機
からの停止命令を受け、電源507から供給されている
電力によりリレ−接点506を解放するように制御す
る。以上のような、本発明ONUの構成と給電方法によ
り、待機時に前記受信部22およびT点受信部35−1
以外のブロックへの給電を止め、通信開始のトリガ受信
後に給電開始するので、待機時におけるONUの消費電
力を概略0.5Wと、従来の常時動作するONUの消費
電力(概略9W)と比較して大幅に下げた。
【0035】尚、上記実施例では、電源の給電経路を常
時給電の経路Aと発呼着呼検出後に給電を行う経路Bに
分割したが、給電SW431を複数個備えてこの経路B
をさらに分割して、着呼信号検出部50の状態に対応し
て複数個の給電SWを順次動作させて、詳細な機能ブロ
ック単位に順次給電を行う構成とすれば、さらに消費電
力を削減できる。具体的な構成例を図4を用いて説明す
れば、着呼の場合は、まず光モジュール20からT点イ
ンタフェースに向かう方向で、PLL32、フレーム同
期33、フレーム変換34、T点送信部35−2の順に
給電SWで順次電源を給電し、さらにT点インタフェー
スから光モジュール20に向かう方向でデータ組立部3
1、光モジュール送信部21の順序で給電する、あるい
は、この順序に並んだ機能ブロックをいくつかまとめた
ブロックの順に順次給電すればよく、発呼の場合は、着
呼と逆の順序で給電すればよい。
【0036】<実施例2>本実施例では、先に説明した
ONUの構成と給電方法を改善し、待機時の消費電力を
さらに低減させるONUの構成と給電方法を示す。図7
は、本発明のONUの別の構成を示したブロック図であ
る。先の実施例で示した図4のONU80では、待機時
においてもバックアップバッテリ−42の充電およびA
C/DC変換器41が常時動作するため、たとえ2次側
(ONU内部回路)の電力の低減を図ってもAC/DC
変換器自体の内部変換効率により、ONU80を動作さ
せるAC電源の電力低減には限界が生じてしまう。そこ
で、本実施例のONU81は、図4で示したONU80
にカウンタまたはタイマ回路部530を備え、待機時に
おいて、さらにAC/DC変換器をカウンタまたはタイ
マ回路部530で間歇動作させるようにしたものであ
る。そして、間歇動作は待機時にのみ行い、通信時は電
力供給をAC/DC変換器の最大効率を出すため間歇動
作を停止させるものである。本実施例の構成であって
も、先の実施例で示したような低消費電力化または別方
法による低消費電力を実現しているので、通常の待機時
においてAC/DC変換器41を間歇動作させてもバッ
クアップバッテリ−42に充電された電力により動作を
行うことができるので、ONU81の動作に支障をきた
さない。もちろん、バックアップバッテリ−42への充
電も間歇充電となるため充電時間が長くなる欠点は生じ
るが、これは、あくまでも使い始めの一時的なものであ
り実用上は問題とはならない。
【0037】以下、本実施例で示したONU81の間歇
動作の例を説明する。図8は、ONU81の間歇動作例
を示すタイムチャ−トである。AC/DC変換器41の
間歇動作は、図7の光モジュ−ル20の受信部22から
受信した光加入者線の下りデ−タa(図2、700)を
カウンタまたはタイマ部530で積分し、フレ−ム単位
の連続信号bに変換する(これは、周知のタンク回路等
で得られる)。カウンタまたはタイマ部530は、この
信号bをカウンタまたはタイマのクロック源として分周
して、AC/DC電源41が電源のON/OFF制御に
より出力電圧が安定する時間の関係(本実施例の電源
は、通常0.5sで安定するものを使用した)に従いA
C/DC電源をON/OFF制御するパルスdを作成
し、ONU81が待機状態においては、本パルスdによ
りAC/DC電源のON/OFF制御を繰り返し行う。
先にも説明したように待機状態でも、常時給電が必要な
回路については、図7の給電経路丸Aで示したようにバ
ックアップバッテリ−42が給電を行う(もちろん待機
状態でAC/DC電源41がONの場合は、本AC/D
C電源41が給電してもよい)ので発着呼の検出は可能
である。待機状態から発呼または着呼検出により通信状
態となったら、先の実施例で示した給電SW431を制
御する信号で本カウンタまたはタイマ部530の制御動
作を停止させる。
【0038】尚、本実施例のONU81は、パッシブダ
ブルスター方式の光加入者線伝送システムに適用する場
合に、図2のタイムチャートに示したように他のONU
への信号も受信される、すなわちほぼ常時信号が来てる
ことから、カウンタまたはタイマ部530のクロック源
として光加入者線から受信したデ−タを使用したもので
あるが、光加入者線から受信したデ−タを使用せずにカ
ウンタまたはタイマ部530の内部に単独の発振器を備
えてタイマ制御を行うことも可能であり、同様な電力削
減効果が得られる。本実施例によれば、図8のように待
機状態でのAC/DC電源をON/OFF時間をほぼ当
分したので、待機状態でのONUの消費電力を更に約半
分に削減することが出来た。
【0039】<実施例3>以下では、本発明によるON
Uの他の構成と給電方法をいくつか示す。具体的には、
前述の実施例で示したONUでは、バックアップバッテ
リ−の充電をAC/DC電源で実施していたものである
のに対して、本実施例では、AC/DC電源以外の電力
源よりバックアップバッテリ−の充電を行ったり、ある
いは、この構成と給電方法によりONUのAC/DC電
源そのものを不要として従来の電話システムのようなう
給電方法を実現可能とするONUの構成について説明す
るもので、具体的には、AC/DC電源以外の電力源と
して、光電変換手段により光ファイバーで送受信する光
信号を電気信号に変換したエネルギ−を充電して電力源
とする方法と、太陽電池等によりONU本体を設置する
室内あるいは屋外での光源を電気信号に変換したエネル
ギ−を充電して電力源とする方法の2種類のONUの構
成について説明する。
【0040】図9は、本発明によるONUの他の構成例
を示したブロック図である。尚、本実施例のブロック図
では特に図示してないが、ONUの待機時において電力
を低減させるための機能ブロック分離の構成や給電方法
は、先の実施例1または2と同様である。本発明のON
U82は、光モジュ−ル20の受信部22にあるフォト
ダイオ−ド201の下り信号による発電電流の一部を分
岐してダイオード91経由で電源部40内バックアップ
バッテリ−42の充電を行うものである。また、受信部
22の光信号を後述の実施例(図11)のように光カプ
ラ(図11、212)で分岐後、この光を光電変換手段
(図11、213)により電気エネルギーに変換してバ
ックアップバッテリ−42を充電してもよい。これによ
りAC/DC変換器41によるバックアップバッテリ−
42への充電電流を軽減することが可能となる。さら
に、光電変換手段(図11、213)が、近年開発が進
められてきた電気エネルギーを蓄積する機能を備えたも
のであれば、バックアップバッテリ−42を小さくした
り無くしたりすることができる。本構成のONU82で
あれば、通信中であってもフォトダイオ−ド201から
充電電流を取り出し、バックアップバッテリ−42へ充
電を行うことが可能であり、特に、パッシブダブルスタ
−方式のシステムのONUに本実施例のようなONU8
2を使用すれば、図2にも示したように非通信中の待機
時においても通信用下り光信号が常時受信されているた
め、光信号を受信するフォトダイオ−ド201や光電変
換手段は、常時電気エネルギーを得ることになり、バッ
クアップバッテリ−42の充電が容易になる。あるい
は、光電変換効率によっては、バックアップバッテリ−
42の充電容量を小さくしたり、先の実施例のようなA
C/DC変換器41が不要な構成で動作可能なONUと
することも出来るものである。
【0041】図10も、本発明によるONUの他の構成
例を示したブロック図であり、図9のONU82では、
バックアップバッテリ−42へ充電を行う充電電流を受
信側から得ていたものに対し、本実施例のONU83
は、通信中の光モジュ−ル220内送信部21に送信モ
ニタ用のフォトダイオ−ド216を具備する場合におい
て、そのモニタ光を利用して充電電流を得ることで、バ
ックアップバッテリ−42の充電を行うものである。こ
の構成は、パッシブダブルスタ−方式のシステムのON
Uであると、送信側の光出力が光伝送路途中にあるパッ
シブスターカプラ5で減衰してもOSU3に伝達(本実
施例では、最大7km)出来るように、出力パワーを高
くしてるので、送信モニタ用のフォトダイオ−ド216
から大きな充電電流を得ることが可能となるので、この
充電電流をバックアップバッテリ−42に還元すること
により、バックアップバッテリ−42による給電時間を
延長可能にしたり、AC/DC変換器41からバックア
ップバッテリ−42への充電電流を小さくすることが可
能となることに着目した構成である。このような構成と
しても、通信中にバックアップバッテリ−42が充電さ
れるので、停電時等の非常事態においてもONUが使用
可能な構成とすることが出来る。
【0042】図11も、本発明によるONUの他の構成
例を示したブロック図であり、光加入者伝送システムの
光ファイバー内の信号を波長多重して、OSUとONU
との間で複数種の光信号を送受信するシステムに使用す
るONUの構成を示したものである。本実施例のONU
84は、パッシブダブルスタ−方式の光加入者伝送シス
テムにおいて、光波長多重サ−ビスにより、通信信号λ
1とは別波長λ2(本実施例では、波長1.5μm)の映
像サ−ビスを提供する場合、光加入者線の下り信号に
は、通信信号と同様に自端末向けの映像サ−ビス信号の
他に他端末向けの映像サ−ビス信号も入力される、すな
わち、ほぼ常時映像サ−ビス信号が来ることを利用し
て、映像サ−ビス信号から充電電流を取り出してバック
アップバッテリ−を充電する方法である。
【0043】具体的な構成と充電方法を説明すると、O
NU84は、光モジュ−ル230内に波長多重された信
号を波長毎に分離するWDMフィルタ211を備えて通
信信号と映像サ−ビス信号を分離後、この映像サ−ビス
信号を光カプラ212で映像サ−ビス信号と充電電流を
発生させるフォトダイオ−ド213へと分離させる。そ
して、図9で示した実施例と同様に、フォトダイオ−ド
213で発電した電流によりバックアップバッテリ−4
2の充電を行うものである。本実施例は、映像サービス
信号を利用したものであるが、このようなサービスが加
入者に提供されないシステムであっても、本実施例のよ
うな波長多重技術により充電用光信号を専用に伝送し
て、バックアップバッテリ−42の充電を行ってもよ
い。具体的な例を挙げれば、波長λ2の光信号を充電用
光信号として通信信号λ1に波長多重し、ONU84に
おいては、WDMフィルタ211で分離した波長λ2
光信号を、光カプラ212を介さずに直接フォトダイオ
−ド213に供給する構成とすれば容易にバックアップ
バッテリ−42の充電が実施出来る。
【0044】このような波長多重によりバックアップバ
ッテリ−42を充電する構成とすれば、通信用の信号と
は別の波長で常時光信号を供給出来るので、本実施例の
パッシブダブルスタ−方式の光加入者伝送システムはも
ちろんのこと、シングルスター方式の光伝送システムで
も、バックアップバッテリ−の充電が容易になったり、
AC/DC変換器によるバックアップバッテリ−42へ
の充電電流を軽減あるいは充電容量を小さくしたり、先
の実施例でも示したようなAC/DC変換器41が不要
な構成で動作可能なONUが実現出来るものである。
【0045】図12も、本発明によるONUの他の構成
例を示したブロック図であり、前述の図9〜11で示し
たONUの構成例の全てを組み合わせたONU85の構
成を示している。もちろん、本構成はONUの構成の一
実施例であり、ハ−ド規模や要求される充電能力等によ
り図9〜11で示したONUの構成例を適当に組合せた
ONUを構成しても構わない。このような組合せを実施
すれば、上述した本発明によるONUの構成がもたらす
効果はさらに顕著になる。
【0046】次に、太陽電池等の光電変換手段を利用し
てバックアップバッテリ−を充電するONUの実施例に
ついて説明する。図13は、本発明によるONUの他の
構成例を示したブロック図であり、太陽電池90により
ONU86のバックアップバッテリ−42を充電するも
のである。太陽電池90は、ONU86の本体に設置し
てバックアップバッテリ−42に接続する、あるいはO
NU86とは異なるユニットに設置してバックアップバ
ッテリ−42に接続してもよく、設置場所は自由であ
る。さらには、太陽電池90をONU86内部の光もジ
ュール付近に設置し、前述の実施例と同様に、光モジュ
ールで受光した光により光電変換を行ってもよい。本実
施例のように太陽電池を使用すれば、太陽電池自身が電
力蓄積機能を備えているので、その蓄積容量やONUに
要求される電力バックアップ能力によっては、バックア
ップバッテリ−42やAC/DC変換器41なしのON
Uとしても動作可能とすることができる。さらに、前述
した様々な実施例で示した構成(低停電力化のための構
成と給電方法や、充電のための構成と方法)をシステム
対応に必要な組合せで選択してONUを構成すれば、A
C/DC変換器41なしのONU、すなわち、従来の電
話機と同様な共電方式をメインとした、非常時であって
も必要最低限の通信機能は確保され、かつ、経済的なO
NUが加入者に提供出来ることになる。
【0047】
【発明の効果】本発明の光加入終端装置によれば、待機
状態での消費電力を大幅に削減できるので、停電時の電
源バックアップ装置が小型化されたり、あるいは、不要
となる等、光通信システムの加入者側の終端装置が小型
化され、低価格かつ取扱の容易なものとなり、しかも小
型であっても十分な電源バックアップ能力を備えたもの
となる。従って、通常時は各種マルチメディア対応の通
信機器等により多様な通信サービスを利用する一方で、
停電時等の非常状態が発生した場合でも加入者は、安心
して通信を行うことできる信頼性に優れた光加入者通信
システムが構築できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光加入者線終端装置を備えた通信シス
テムの構成を示すブロック図。
【図2】同じく通信システムで送受信される信号の構成
を示す信号構成図。
【図3】光加入者通信システムで使用する光加入者終端
回路の例を示すブロック構成図。
【図4】本発明による光加入者終端回路の実施例を示す
ブロック構成図。
【図5】同じく、詳細な回路構成を示すブロック構成
図。
【図6】同じく、図5の光加入者終端回路の動作を説明
する動作説明図。
【図7】本発明による光加入者終端回路の別の実施例を
示すブロック構成図。
【図8】同じく、図7の光加入者終端回路の動作を説明
する動作説明図。
【図9】本発明による光加入者終端回路の他の実施例を
示すブロック構成図。
【図10】本発明による光加入者終端回路の他の実施例
を示すブロック構成図。
【図11】本発明による光加入者終端回路の他の実施例
を示すブロック構成図。
【図12】本発明による光加入者終端回路の他の実施例
を示すブロック構成図。
【図13】本発明による光加入者終端回路の他の実施例
を示すブロック構成図。
【符号の説明】
1・・・光加入者先伝送システム、 2・・・通信装置、 3
・・・終端装置(OSU)、4、6・・・光ファイバ、
5・・・パッシブスターカプラ、7・・・加入者宅、
8・・・光加入者線側終端装置(ONU)、
9、10・・・加入者端末、 20・・・光モジュー
ル、21・・・送信部、 22・・・受信部、
23・・・光カプラ、30・・・本体機能部、
31・・・データ組立部 32・・・PLL、 33・・・フレーム同期
終端、34・・・フレーム変換、 35・・・T点送
受信部、40・・・電源部、 41・・・AC
/DC変換、42・・・バックアップバッテリー、50・・・
着呼検出部、80〜86・・・光加入者線側終端装置(O
NU)、 90・・・太陽電池、91〜93・・・ダイオー
ド、200、220、230、240・・・光モジュー
ル、 211・・・WDM、201、213、216・・・フ
ォトダイオード、 212・・・光カプラ、431・・・
給電SW、 530・・・タイマ、700・・・光
加入者線下り信号、 710・・・端末インタフェース下
り信号、720・・・端末インタフェース上り信号、73
0・・・光加入者線上り信号、 740・・・光加入者線上り
信号(TDMA)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/12 10/02

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加入者と局側設備の間で光信号を送受信す
    る通信システムの加入者側終端装置であって、光インタ
    フェースと端末インタフェースと前記光インタフェース
    および端末インタフェース間に接続され信号処理や呼処
    理を行う通信処理手段と加入者側に備えた第1の電源か
    ら前記光インタフェースおよび端末インタフェースなら
    びに通信処理手段に給電する第2の電源を生成する電源
    変換手段と前記第2の電源を蓄積する蓄積手段とを備え
    た光加入者線終端装置において、前記局側設備からの着
    呼を検出する検出手段と前記検出手段の出力に対応して
    前記第2の電源の供給停止を制御する制御手段とを備
    え、前記第2の電源の供給系統を常時給電する第1の系
    統と給電の停止開始機能を備えた第2の系統に分離給電
    する構成とし、前記検出手段が着呼検出時に前記制御手
    段は、前記第2の系統へ前記第2の電源を供給してなる
    光加入者線終端装置。
  2. 【請求項2】加入者と局側設備の間で光信号を送受信す
    る通信システムの加入者側終端装置であって、光インタ
    フェースと端末インタフェースと前記光インタフェース
    および端末インタフェース間に接続され信号処理や呼処
    理を行う通信処理手段と加入者側に備えた第1の電源か
    ら前記光インタフェースおよび端末インタフェースなら
    びに通信処理手段に給電する第2の電源を生成する電源
    変換手段と前記第2の電源を蓄積する蓄積手段とを備え
    た光加入者線終端装置において、前記局側設備からの着
    呼を検出する検出手段と前記検出手段の出力に対応して
    前記第2の電源の供給停止を制御する制御手段とを備
    え、前記第2の電源の供給系統を常時給電する第1の系
    統と給電の停止開始機能を備えた第2の系統に分離し
    て、前記第1の系統は、前記光インタフェースの受信部
    と検出手段と制御手段に給電し、前記第2の系統は、前
    記光インタフェースの送信部と端末インタフェースと通
    信処理手段に給電する構成とし、前記検出手段が着呼検
    出時に前記制御手段は、前記第2の系統へ前記第2の電
    源を供給してなる光加入者線終端装置。
  3. 【請求項3】上記第1の系統は、上記光インタフェース
    の受信部と上記通信処理手段の受信部と検出手段と制御
    手段に給電し、上記第2の系統は、前記光インタフェー
    スの送信部と前記通信処理手段の送信部と端末インタフ
    ェースに給電する構成とした請求項2記載の光加入者線
    終端装置。
  4. 【請求項4】上記検出手段は端末からの発呼検出機能も
    備え、上記端末インタフェースは、端末への信号送信部
    と端末からの信号受信部からなり、前記信号受信部を上
    記第1の系統で給電し、前記信号送信部を上記第2の系
    統で給電する構成とし、前記検出手段が発呼または着呼
    検出時に前記制御手段は、前記第2の系統へ上記第2の
    電源を供給してなる請求項2もしくは3に記載の光加入
    者線終端装置。
  5. 【請求項5】加入者と局側設備の間で光信号を送受信す
    る通信システムの加入者側終端装置であって、光インタ
    フェースと端末インタフェースと前記光インタフェース
    および端末インタフェース間に接続され信号処理や呼処
    理を行う通信処理手段と加入者側に備えた第1の電源か
    ら前記光インタフェースおよび端末インタフェースなら
    びに通信処理手段に給電する第2の電源を生成する電源
    変換手段と前記第2の電源を蓄積する蓄積手段とを備え
    た光加入者線終端装置において、前記局側設備からの着
    呼を検出する検出手段と前記検出手段の出力に対応して
    前記光インタフェースと端末インタフェースと通信処理
    手段の動作の停止開始を制御する制御手段とを備え、前
    記光インタフェースの受信部と検出手段と制御手段は常
    時動作させ、前記光インタフェースの送信部と端末イン
    タフェースと通信処理手段は前記制御手段で動作させる
    構成とし、前記検出手段が着呼検出時に前記制御手段
    は、前記光インタフェースの送信部と端末インタフェー
    スと通信処理手段の動作を開始してなる光加入者線終端
    装置。
  6. 【請求項6】上記光インタフェースの受信部と上記通信
    処理手段の受信部と検出手段と制御手段は常時動作さ
    せ、前記光インタフェースの送信部と端末インタフェー
    スと前記通信処理手段の送信部は前記制御手段で動作さ
    せる構成とし、前記検出手段が着呼検出に前記制御手段
    は、前記光インタフェースの送信部と端末インタフェー
    スと通信処理手段の送信部の動作を開始してなる請求項
    5記載の光加入者線終端装置。
  7. 【請求項7】上記検出手段は端末からの発呼検出機能も
    備え、上記端末インタフェースは、端末への信号送信部
    と端末からの信号受信部からなり、前記信号受信部は常
    時動作させ、前記信号送信部は上記制御手段で動作させ
    る構成とし、前記検出手段が発呼もしくは着呼検出時に
    前記制御手段は、上記光加入者線終端装置全体を動作さ
    せる請求項5もしくは6に記載の光加入者線終端装置。
  8. 【請求項8】加入者と局側設備の間で光信号を送受信す
    る通信システムの加入者側終端装置であって、光インタ
    フェースと端末インタフェースと前記光インタフェース
    および端末インタフェース間に接続され信号処理や呼処
    理を行う通信処理手段と加入者側に備えた第1の電源か
    ら前記光インタフェースおよび端末インタフェースなら
    びに通信処理手段に給電する第2の電源を生成する電源
    変換手段と前記第2の電源を蓄積する蓄積手段とを備え
    た光加入者線終端装置において、前記局側設備からの着
    呼を検出する検出手段とタイマー手段と前記検出手段と
    タイマー手段の出力に対応して前記電源変換手段の動作
    を開始もしくは停止する機能とを備え、前記光加入者線
    終端装置の待機時は、前記電源変換手段が前記タイマー
    手段の出力に対応した期間前記第2の電源を供給し、前
    記検出手段が着呼検出時に前記電源変換手段は、前記第
    2の電源を連続供給してなる光加入者線終端装置。
  9. 【請求項9】加入者と局側設備の間で光信号を送受信す
    る通信システムの加入者側終端装置であって、光インタ
    フェースと端末インタフェースと前記光インタフェース
    および端末インタフェース間に接続され信号処理や呼処
    理を行う通信処理手段と加入者側に備えた第1の電源か
    ら前記光インタフェースおよび端末インタフェースなら
    びに通信処理手段に給電する第2の電源を生成する電源
    変換手段と前記第2の電源を蓄積する蓄積手段とを備え
    た光加入者線終端装置において、前記局側設備からの着
    呼を検出する検出手段と前記検出手段の出力に対応して
    前記第2の電源の供給停止を制御する制御手段とタイマ
    ー手段と前記検出手段とタイマー手段の出力に対応して
    前記電源変換手段の動作を開始もしくは停止する機能と
    を備え、前記第2の電源の供給系統を常時給電する第1
    の系統と給電の停止開始機能を備えた第2の系統に分離
    して、前記第1の系統は、前記光インタフェースの受信
    部と検出手段と制御手段に給電し、前記第2の系統は、
    前記光インタフェースの送信部と端末インタフェースと
    通信処理手段に給電する構成とし、前記光加入者線終端
    装置の待機時には、前記電源変換手段が前記タイマー手
    段の出力に対応した期間前記第2の電源を供給し、前記
    検出手段が着呼検出時には、前記電源変換手段が前記第
    2の電源を連続供給し、かつ、前記制御手段が前記第2
    の系統へ前記第2の電源を供給してなる光加入者線終端
    装置。
  10. 【請求項10】上記第1の系統は、上記光インタフェー
    スの受信部と前記通信処理手段の受信部と検出手段と制
    御手段とタイマー手段に給電し、上記第2の系統は、前
    記光インタフェースの送信部と前記通信処理手段の送信
    部と端末インタフェースに給電する構成とした請求項9
    記載の光加入者線終端装置。
  11. 【請求項11】上記検出手段は端末からの発呼検出機能
    も備え、上記端末インタフェースは、端末への信号送信
    部と端末からの信号受信部からなり、前記信号受信部を
    上記第1の系統で給電し、前記信号送信部を上記第2の
    系統で給電する構成とし、前記検出手段が発呼または着
    呼検出時に前記制御手段は、前記第2の系統へ上記第2
    の電源を供給してなる請求項9もしくは10に記載の光
    加入者線終端装置。
  12. 【請求項12】加入者と局側設備の間で光信号を送受信
    する通信システムの加入者側終端装置であって、光イン
    タフェースと端末インタフェースと前記光インタフェー
    スおよび端末インタフェース間に接続され信号処理や呼
    処理を行う通信処理手段と加入者側に備えた第1の電源
    から前記光インタフェースおよび端末インタフェースな
    らびに通信処理手段に給電する第2の電源を生成する電
    源変換手段と前記第2の電源を蓄積する蓄積手段とを備
    えた光加入者線終端装置において、光電変換手段を備
    え、前記光電変換手段の出力を前記蓄積手段に蓄積して
    なる光加入者線終端装置。
  13. 【請求項13】加入者と局側設備の間で光信号を送受信
    する通信システムの加入者側終端装置であって、光イン
    タフェースと端末インタフェースと前記光インタフェー
    スおよび端末インタフェース間に接続され信号処理や呼
    処理を行う通信処理手段と加入者側に備えた第1の電源
    から前記光インタフェースおよび端末インタフェースな
    らびに通信処理手段に給電する第2の電源を生成する電
    源変換手段と前記第2の電源を蓄積する蓄積手段とを備
    えた光加入者線終端装置において、前記光信号を前記第
    2の電源に変換する光電変換手段を備え、前記光電変換
    手段の出力を前記蓄積手段に蓄積してなる光加入者線終
    端装置。
  14. 【請求項14】加入者と局側設備の間で光信号を送受信
    する通信システムの加入者側終端装置であって、光イン
    タフェースと端末インタフェースと前記光インタフェー
    スおよび端末インタフェース間に接続され信号処理や呼
    処理を行う通信処理手段とを備えた光加入者線終端装置
    において、前記光信号を光インタフェースと端末インタ
    フェースと通信処理手段を動作させる電源に変換する光
    電変換手段と、前記光電変換手段の出力を蓄積する蓄積
    手段とを備えてなる光加入者線終端装置。
  15. 【請求項15】上記光電変換手段は、電源蓄積機能も備
    えてなる請求項12乃至14いずれかに記載の光加入者
    線終端装置。
  16. 【請求項16】上記局側設備から受信する光信号は、上
    記端末インタフェースと接続する端末が受信する第1の
    信号と前記端末とは別の端末または自終端装置とは別の
    装置で終端される第2の信号が多重化された信号で、上
    記光電変換手段は、前記第2の信号を分離して上記光イ
    ンタフェースと端末インタフェースと通信処理手段を動
    作させる電源に変換してなる請求項12乃至15いずれ
    かに記載の光加入者線終端装置。
  17. 【請求項17】上記局側設備から受信する光信号は、上
    記端末インタフェースと接続する端末が受信する信号を
    含む第1の波長の光信号と前記第1の波長と異なる波長
    を有する第2の波長の光信号が多重化された信号で、上
    記光電変換手段は、前記第2の波長の光信号を分離して
    上記光インタフェースと端末インタフェースと通信処理
    手段を動作させる電源に変換してなる請求項12乃至1
    6いずれかに記載の光加入者線終端装置。
  18. 【請求項18】上記第2の波長の光信号は、上記光加入
    者線終端装置に連続供給される光信号である請求項17
    記載の光加入者線終端装置。
  19. 【請求項19】上記光加入者線終端装置は、前記局側設
    備からの着呼を検出する検出手段と前記検出手段の出力
    に対応して上記光インタフェースと端末インタフェース
    と通信処理手段を動作させる電源を供給または停止する
    制御手段とを備え、前記電源の電源供給系統を電源を常
    時供給する第1の系統と電源の停止供給機能を備えてな
    る第2の系統に分離し、前記光インタフェースの受信部
    と検出手段と制御手段とを前記第1の系統で給電し、前
    記光インタフェースの送信部と端末インタフェースと通
    信処理手段とを前記第2の系統で給電する構成とし、前
    記検出手段が着呼検出時に前記制御手段は、前記第2の
    系統に前記電源を供給してなる請求項12乃至18いず
    れかに記載の光加入者線終端装置。
  20. 【請求項20】加入者と局側設備の間で光信号を送受信
    する通信システムの加入者側終端装置であって、光イン
    タフェースと端末インタフェースと前記光インタフェー
    スおよび端末インタフェース間に接続され信号処理や呼
    処理を行う通信処理手段とを備えた光加入者線終端装置
    において、光電変換手段と前記光電変換手段の出力で前
    記光インタフェースおよび端末インタフェースならびに
    通信処理手段を動作させる電源を蓄積する蓄積手段と前
    記局側設備からの着呼を検出する検出手段と前記検出手
    段の出力に対応して前記電源の供給停止を制御する制御
    手段とを備え、前記電源の供給系統を常時給電する第1
    の系統と給電の停止開始機能を備えた第2の系統に分離
    給電する構成とし、前記検出手段が着呼検出時に前記制
    御手段は、前記第2の系統へ前記電源を供給してなる光
    加入者線終端装置。
  21. 【請求項21】加入者と局側設備の間で光信号を送受信
    する通信システムの加入者側終端装置であって、光イン
    タフェースと端末インタフェースと前記光インタフェー
    スおよび端末インタフェース間に接続され信号処理や呼
    処理を行う通信処理手段と加入者側に備えた第1の電源
    から前記光インタフェースおよび端末インタフェースな
    らびに通信処理手段に給電する第2の電源を生成する電
    源変換手段と前記第2の電源を蓄積する蓄積手段とを備
    えた光加入者線終端装置において、前記局側設備からの
    着呼を検出する検出手段と前記第2の電源の供給停止を
    制御する制御手段とを備え、前記第2の電源の供給系統
    を常時給電する第1の系統と給電の停止開始機能を備え
    た第2の系統に分離給電する構成とし、前記光加入者線
    終端装置の待機時は前記第1の系統に前記第2の電源を
    給電し、前記検出手段が着呼を検出すると、前記制御手
    段で前記第2の系統へ前記第2の電源を供給する光加入
    者線終端装置の給電方法。
  22. 【請求項22】加入者と局側設備の間で光信号を送受信
    する通信システムの加入者側終端装置であって、光イン
    タフェースと端末インタフェースと前記光インタフェー
    スおよび端末インタフェース間に接続され信号処理や呼
    処理を行う通信処理手段と加入者側に備えた第1の電源
    から前記光インタフェースおよび端末インタフェースな
    らびに通信処理手段に給電する第2の電源を生成する電
    源変換手段と前記第2の電源を蓄積する蓄積手段とを備
    えた光加入者線終端装置において、前記局側設備からの
    着呼を検出する検出手段と前記光インタフェースと端末
    インタフェースと通信処理手段の動作の停止開始を制御
    する制御手段とを備え、前記光インタフェースの受信部
    と検出手段と制御手段は常時動作させ、前記検出手段が
    着呼を検出すると、前記制御手段で前記光インタフェー
    スの送信部と端末インタフェースと通信処理手段の動作
    を開始する光加入者線終端装置の給電方法。
  23. 【請求項23】加入者と局側設備の間で光信号を送受信
    する通信システムの加入者側終端装置であって、光イン
    タフェースと端末インタフェースと前記光インタフェー
    スおよび端末インタフェース間に接続され信号処理や呼
    処理を行う通信処理手段と加入者側に備えた第1の電源
    から前記光インタフェースおよび端末インタフェースな
    らびに通信処理手段に給電する第2の電源を生成する電
    源変換手段と前記第2の電源を蓄積する蓄積手段とを備
    えた光加入者線終端装置において、前記局側設備からの
    着呼を検出する検出手段とタイマー手段と前記電源変換
    手段の動作を開始停止する機能とを備え、前記光加入者
    線終端装置の待機時は、前記タイマー手段の出力に対応
    した期間前記電源変換手段が前記第2の電源を供給し、
    前記検出手段が着呼を検出すると前記電源変換手段は、
    前記第2の電源を連続供給する光加入者線終端装置の給
    電方法。
  24. 【請求項24】加入者と局側設備の間で光信号を送受信
    する通信システムの加入者側終端装置であって、光イン
    タフェースと端末インタフェースと前記光インタフェー
    スおよび端末インタフェース間に接続され信号処理や呼
    処理を行う通信処理手段と加入者側に備えた第1の電源
    から前記光インタフェースおよび端末インタフェースな
    らびに通信処理手段に給電する第2の電源を生成する電
    源変換手段と前記第2の電源を蓄積する蓄積手段とを備
    えた光加入者線終端装置において、前記局側設備からの
    着呼を検出する検出手段と前記第2の電源の供給停止を
    制御する制御手段とタイマー手段と前記電源変換手段の
    動作を開始もしくは停止する機能とを備え、前記第2の
    電源の供給系統を常時給電する第1の系統と給電の停止
    開始機能を備えた第2の系統に分離給電する構成とし、
    前記光加入者線終端装置の待機時は、前記電源変換手段
    が前記タイマー手段の出力に対応した期間前記第2の電
    源を供給し、前記検出手段が着呼を検出すると前記電源
    変換手段は、前記第2の電源を連続供給し、前記制御手
    段が前記第2の系統へ前記第2の電源を供給する光加入
    者線終端装置の給電方法。
  25. 【請求項25】加入者と局側設備の間で光信号を送受信
    する通信システムの加入者側終端装置であって、光イン
    タフェースと端末インタフェースと前記光インタフェー
    スおよび端末インタフェース間に接続され信号処理や呼
    処理を行う通信処理手段とを備えた光加入者線終端装置
    において、前記光信号を光インタフェースと端末インタ
    フェースと通信処理手段を動作させる電源に変換する光
    電変換手段と、前記光電変換手段の出力を蓄積する蓄積
    手段とを備え、前記光電変換手段もしくは蓄積手段が前
    記光インタフェースと端末インタフェースと通信処理手
    段に給電する光加入者線終端装置の給電方法。
  26. 【請求項26】加入者と局側設備の間で光信号を送受信
    する通信システムの加入者側終端装置であって、光イン
    タフェースと端末インタフェースと前記光インタフェー
    スおよび端末インタフェース間に接続され信号処理や呼
    処理を行う通信処理手段とを備えた光加入者線終端装置
    において、光電変換手段と前記光電変換手段の出力で前
    記光インタフェースおよび端末インタフェースならびに
    通信処理手段を動作させる電源を蓄積する蓄積手段と前
    記局側設備からの着呼を検出する検出手段と前記電源の
    供給停止を制御する制御手段とを備え、前記電源の供給
    系統を常時給電する第1の系統と給電の停止開始機能を
    備えた第2の系統に分離給電する構成とし、前記光加入
    者線終端装置の待機時は前記光電変換手段もしくは蓄積
    手段前記第1の系統に給電し、前記検出手段が着呼を検
    出すると、前記制御手段が前記第2の系統へも給電する
    光加入者線終端装置の給電方法。
  27. 【請求項27】上記局側設備から受信する光信号は、上
    記端末インタフェースと接続する端末が受信する第1の
    信号と前記端末とは別の端末または自終端装置とは別の
    装置で終端される第2の信号が多重化された信号で、上
    記光電変換手段が前記第2の信号を上記光インタフェー
    スと端末インタフェースと通信処理手段を動作させる電
    源に変換する請求項25もしくは26に記載の光加入者
    線終端装置の給電方法。
  28. 【請求項28】上記局側設備から受信する光信号は、上
    記端末インタフェースと接続する端末が受信する信号を
    含む第1の波長の光信号と前記第1の波長と異なる波長
    を有する第2の波長の光信号が多重化された信号で、上
    記光電変換手段が前記第2の波長の光信号を上記光イン
    タフェースと端末インタフェースと通信処理手段を動作
    させる電源に変換する請求項25乃至27いずれかに記
    載の光加入者線終端装置の給電方法。
  29. 【請求項29】上記第2の波長の光信号を上記光加入者
    線終端装置に連続供給する請求項28記載の光加入者線
    終端装置の給電方法。
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