JPH0819111A - 車両走行装置 - Google Patents

車両走行装置

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JPH0819111A
JPH0819111A JP14633194A JP14633194A JPH0819111A JP H0819111 A JPH0819111 A JP H0819111A JP 14633194 A JP14633194 A JP 14633194A JP 14633194 A JP14633194 A JP 14633194A JP H0819111 A JPH0819111 A JP H0819111A
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JP
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generator
inverter
engine
output
power
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JP14633194A
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Fumihiro Akaha
史博 赤羽
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両に対する負荷を軽くすると共に、騒音・
排ガスを減らし、燃料消費の無駄な増加を防止する。 【構成】 エンジン13の回転数は、エンジン回転速度
検出器20により検出される。制御計算機21は、上記
検出された回転数に見合う出力が発電機14から出力さ
れるように、界磁電流調整器22に対して所定の界磁電
流を流すよう指令する。界磁電流調整器22は、この指
令に従って発電機14に対する界磁電流を調整する。発
電機14からの出力は、インバータ15,16を介して
誘導電動機17,18に送られる。一方、回転速度検出
器17a,17bによって車両の速度が検出される。上
記制御計算機21は、この車両の速度に基づき、上記誘
導電動機17,18に必要とされるトルクが発生するよ
うに、インバータ15,16に指令する。インバータ1
5,16はこの指令に従って電力を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電機を搭載し、その
電力で誘導電動機または同期電動機を駆動させることに
より車両を走行させる車両走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における車両走行装置は、図3に示
すような構成となっている。即ち、ディーゼルエンジン
1によって、発電機2が駆動される。この発電機2の出
力電圧は、動力線(電源線)3を経由して、インバータ
4及び5にそれぞれ伝送される。上記インバータ4に伝
送されてきた上記出力電圧は、その周波数及び電力がイ
ンバータ制御部4a及び電力部4bに制御されて、車両
を駆動するための誘導電動機6に供給される。同様に、
上記インバータ5に伝送されてきた出力電圧は、その周
波数及び電力がインバータ制御部5a及び電力部5bに
制御されて、車両を駆動するための誘導電動機7に供給
される。
【0003】上記インバータ4に備えられたインバータ
制御部4a及び電力部4bは、共通の動力線を介して電
圧供給を受けているため、動力線3の電圧を一定に保つ
必要があった。このために、発電機2の出力電圧を調整
するための自動電圧調整器(AVR)8が備えられる。
即ち、動力線3に出力電圧ピックアップ9を設けて、発
電機2の出力電圧を検出する。AVR8は、この検出さ
れた出力電圧を参照し、界磁コントロール線10を介し
て、発電機2の界磁電流を調整するための界磁コントロ
ール信号を上記発電機2に送る。こうして、界磁電流を
調整することによって、発電機2の出力電圧を一定に保
っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な従来の車両走行装置においては、発電機2の回転速度
が下がった場合、出力電圧を一定に保とうとするために
界磁電流が上昇し、界磁コイルを焼損させてしまう恐れ
があった。一方、こうした界磁コイルの焼損を防ぐため
には、発電機2を駆動するディーゼルエンジン1の回転
速度を一定に保つ必要がある。このことは、車両の負荷
や走行状態とは無関係に、常にディーゼルエンジン1を
最大出力相当の回転速度で運転することになり、騒音、
排ガス、無駄な燃料消費等を引き起こすという問題があ
った。
【0005】本発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、車両に対する負荷を軽くすると共に、騒音・排ガス
を減らし、燃料消費の無駄な増加を防止する車両走行装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両走行装
置は、エンジンによって発電機が駆動され、発生した電
力がインバータを介して電動機へ与えられる車両走行装
置において、上記エンジンの回転数を検出する第1の検
出手段と、上記エンジンの回転数と上記発電機の出力と
の対応データを記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記
憶された上記対応データを参照することにより、上記第
1の検出手段によって検出されたエンジンの回転数に対
応する発電機の出力を検索する検索手段と、上記検索手
段によって検索された発電機の出力に基づき、対応する
界磁電流を導出し、上記発電機に与える手段と、車両の
速度を検出する第2の検出手段と、上記発電機の出力及
び上記第2の検出手段によって検出された車両の速度に
基づき、上記電動機に必要とされるトルクを発生させる
ためのインバータ制御信号を導出し、上記インバータに
送る手段と、上記インバータへ一定の電圧を供給する安
定化電源とを具備したことを特徴とする。
【0007】
【作用】発電機はエンジンによって駆動される。この場
合、上記エンジンは第1の検出手段によって検出され
る。一方、記憶手段には、上記エンジンの回転数と上記
発電機の出力との対応データが記憶されている。検索手
段は、この記憶手段に記憶された上記対応データを参照
することにより、上記第1の検出手段によって検出され
たエンジンの回転数に対応する発電機の出力を検索す
る。この検出された発電機の出力からは、対応する界磁
電流が導出され、上記発電機に与えられる。そしてこの
発電機は、上記界磁電流に従って電力を発生する。こう
して発生した電力は、インバータを介して電動機に送ら
れる。一方、第2の検出手段は、車両の速度を検出す
る。この検出された車両の速度から、上記電動機に必要
とされるトルクを発生させるためのインバータ制御信号
が導出される。そして、このインバータ制御信号は、上
記インバータに送られる。また、このインバータには、
安定化電源から一定の電圧が供給される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例に係る車両走行装置
の構成を示すブロック図である。同図において、11は
運転者が踏み込み操作するためのアクセルペダルであ
り、このアクセルペダル11に対する踏み込み量が、フ
レキシブルケーブル12に伝えられる。このフレキシブ
ルケーブル12は、上記アクセルペダル11における踏
み込み量を、エンジン13内のエンジン回転数制御レバ
ー13aに伝える。上記エンジン13は、ディーゼルエ
ンジンであり、このエンジン13にはエンジン回転数制
御レバー13a及び直流安定化発電機13bが備えられ
ている。上記エンジン回転数制御レバー13aは、アク
セルペダル11における踏み込み量に応じて、その角度
が変化し、上記エンジン13の回転速度を決定づける。
また、上記直流安定化発電機13bは、後述するよう
に、エンジン13の動力から直流電流を発生させる。
【0009】そしてエンジン13は、上記エンジン回転
数制御レバー13aにより設定された回転数で発生する
動力を発電機14に送る。この発電機14は、エンジン
13から送られた動力から電力を発生させる。上記発電
機14において発生した電力は、インバータ15内のイ
ンバータ電力駆動部15b及びインバータ16内のイン
バータ電力駆動部16bに供給される。
【0010】インバータ15には、インバータ制御部1
5a及びインバータ電力駆動部15bが備えられてい
る。インバータ制御部15aは、後述するように外部よ
り電源供給を受け、上記発電機13からインバータ電力
駆動部15bに送られてくる電圧(1次電源電圧)が低
下しても、インバータ15が正常に動作するよう制御す
ると共に、所定値のトルクを発生させるための電力がイ
ンバータ電力駆動部15bから送られるよう制御する。
インバータ電力駆動部15bは、上記インバータ制御部
15aの制御の下、所定の電力を誘導電動機17に供給
する。誘導電動機17は、インバータ15から送られた
電力を動力に変換して車両を駆動する。なお、この誘導
電動機17には、回転速度検出器17aが備えられてい
る。上記回転速度検出器17aにおいては、上記誘導電
動機17の回転速度が検出され、パルス信号として制御
計算機21に送られる。
【0011】同様に、インバータ16にもインバータ制
御部16a及びインバータ電力駆動部16bが備えられ
ている。インバータ制御部16aは、後述するように外
部より電源供給を受け、上記発電機13からインバータ
電力駆動部16bに送られてくる電圧(1次電源電圧)
が低下しても、インバータ16が正常に動作するよう制
御すると共に、所定値のトルクを発生させるための電力
がインバータ電力駆動部16bから送られるよう制御す
る。インバータ電力駆動部16bは、上記インバータ制
御部16aの制御の下、所定の電力を誘導電動機18に
供給する。誘導電動機18は、インバータ16から送ら
れた電力を動力に変換して車両を駆動する。なお、この
誘導電動機18には、回転速度検出器18aが備えられ
ている。上記回転速度検出器18aにおいては、上記誘
導電動機17の回転速度が検出され、パルス信号として
制御計算機21に送られる。
【0012】一方、上記エンジン13に備えられた直流
安定化発電機13bは、エンジン13の動力から直流電
流を発生させる。そして、発生した直流電流がバッテリ
19に送られ、充電される。この充電されたバッテリ1
9からは、上記インバータ制御部15a及び16aに対
する一定の電圧が供給される。また、上記エンジン13
の出力側には、エンジン13の回転速度を検出するため
のエンジン回転速度検出器20が備えられている。この
エンジン回転速度検出器20においては、エンジン13
の回転速度に比例した数のパルスが取り出され、制御計
算機21に送られる。
【0013】制御計算機21は、上記エンジン回転速度
検出器20からのパルス信号に基づいて、エンジン13
の回転速度の値を算出し、更にこのエンジン13の回転
速度に見合う発電出力(発電機14の出力)の値を導き
出す。そして制御計算機21は、発電機13の実際の出
力の値が上記発電出力の値となるために必要な界磁電流
の値を算出し、この値の界磁電流が発電機13に流れる
ように界磁電流調整器22に対して指令を送る。界磁電
流調整器22は、制御計算機21から送られてきた指令
に従い、上記界磁電流が発電機13に流れるように調整
する。
【0014】また、制御計算機21は、上記回転速度検
出器17a及び17bから送られてくるパルス信号に基
づき、車両の走行速度を得る。そして制御計算機21
は、各誘導電動機から発生されるべきトルクを算出し、
このトルクで各誘導電動機が車両を駆動するようにイン
バータ制御部15a及び16aに対して指令を送る。
【0015】次に、図2を参照して制御計算機21の内
部構成を説明する。同図に示すように、パルス入力処理
部31は、エンジン回転速度検出器20から送られるパ
ルス信号を入力処理し、カウンタ32に送る。このカウ
ンタ32は、上記パルス入力処理部31から送られたパ
ルス信号に基づき、単位時間あたりのパルス数をカウン
トし、エンジン13の回転速度の値を算出する。データ
テーブル検索部33は、メモリ34に保管されているテ
ーブルを検索することにより、上記カウンタ32によっ
て算出された回転速度の値に対応する発電出力の値を導
出する。なお、上記メモリ34には、エンジン13の回
転速度の値及びこの回転速度に見合うエンジン13の発
電出力の値との複数の組み合わせを示すテーブルが備え
られている。
【0016】演算部35は、発電機13の実際の出力の
値が上記導出された発電出力の値となるために必要な界
磁電流の値を算出し、ディジタル−アナログ変換器36
にその算出結果を送ると共に、カウンタ38に上記発電
出力の値を示すデータを送る。上記ディジタル−アナロ
グ変換器36は、上記演算部35から送られた界磁電流
の値をディジタル−アナログ変換し、上記界磁電流調整
器22に対して出力する。
【0017】信号入力処理部37は、上記回転速度検出
器17a及び17bから送られてくるパルス信号を入力
処理し、カウンタ38に送る。このカウンタ38は、上
記信号入力処理部37から送られたパルス信号に基づ
き、単位時間あたりのパルス数をカウントし、上記誘導
電動機17及び18の回転速度の値を算出する。演算器
39は、算出された上記誘導電動機17及び18の回転
速度の値に基づいて、車両の平均速度の値を算出する。
また、演算器39は、上記車両の平均速度の値及び上記
出力値に基づいて、車両に与えるべき牽引力を算出し、
さらに各誘導電動機に発生させるべきトルクの値を算出
する。そして演算器39は、上記トルクの値を信号出力
部40に送る。信号出力部40は、演算器39から送ら
れたトルクの値に基づいて、そのトルクの値を示す信号
をインバータ15内のインバータ制御部15a及びイン
バータ16内のインバータ制御部16aにそれぞれ送
る。
【0018】次に、上記実施例の動作を説明する。ま
ず、運転者がアクセルペダル11を踏み込み操作する
と、その踏み込み量がフレキシブルケーブル12を介し
てエンジン13内のエンジン回転数制御レバー13aに
伝えられる。そして、このときのエンジン回転数制御レ
バー13aの角度が、エンジン13の回転速度を決定づ
ける。なお、直流安定化発電機13bは、常にエンジン
13の動力から直流電流を発生させて、バッテリ19に
供給している。このバッテリ19は、直流安定化発電機
13bからの直流電流の供給を受けて充電されると共
に、常にインバータ制御部15a及び16aに対して一
定の電圧を供給している。
【0019】そして、上記エンジン13の回転速度で発
生した動力は、発電機14に伝えられ、電力に変換され
る。このときのエンジン13の回転速度は、エンジン回
転速度検出器20によって常に検出されており、上記回
転速度に比例した数のパルスが制御計算機21に送られ
ている。
【0020】制御計算機21に取り込まれた上記パルス
は、まずパルス入力処理部31において入力処理され、
カウンタ32に送られる。このカウンタ32は、上記パ
ルス入力処理部31から送られたパルス信号から、単位
時間あたりのパルス数をカウントし、エンジン13の回
転速度の値を算出する。データテーブル検索部33にお
いては、上記エンジン13の回転速度の値に見合う発電
機14の発電出力Pが導出される。即ち、メモリ34に
は、予めエンジン13の回転速度の値及びこの回転速度
に見合う発電機14の発電出力の値との複数の組み合わ
せを示すテーブルが備えられており、データテーブル検
索部33は、このテーブルを参照することによって上記
回転速度の値から対応する発電出力の値を選択する。
【0021】こうして導出された発電出力Pは、演算部
35に送られる。この演算部35は、発電機14の実際
の出力の値が上記導出された発電出力Pとなるために必
要な界磁電流の値を算出する。演算部35において算出
された界磁電流の値は、ディジタル−アナログ変換器3
6に送られてディジタル−アナログ変換され、界磁電流
調整器22に送られる。なお、これと同時に、データテ
ーブル検索部33から演算部35に送られた発電出力P
は、そのままカウンタ39に送られる。
【0022】上記界磁電流調整器22は、制御計算機2
1内のディジタル−アナログ変換器36から送られてき
た界磁電流の値を受け、発電機13において実際に流れ
る界磁電流が上記の値をとるように調整する。これによ
り、発電器14において上記の値の界磁電流が流れるこ
とになり、発電機14からの出力は、上記データテーブ
ル検索部33において導出された発電出力Pをとること
になる。上記発電機14の出力は、インバータ15内の
インバータ電力駆動部15b及びインバータ16内のイ
ンバータ電力駆動部16bに供給される。
【0023】一方、誘導電動機17及び18の回転速度
は、それぞれ回転速度検出器17a及び18aによって
常に検出され、その検出結果はパルス信号として制御計
算機21内の信号入力処理部37にそれぞれ送られる。
上記回転速度検出器17a及び17bから送られたパル
ス信号は、信号入力処理部37において入力処理され、
カウンタ38に送られる。このカウンタ38は、上記信
号入力処理部37から送られたパルス信号から、単位時
間あたりのパルス数をカウントし、上記誘導電動機17
の回転速度N1 及び上記誘導電動機18の回転速度N2
を算出する。上記回転速度N1 ,N2 と、上記演算部3
5から送られた発電出力Pは、演算器39に送られる。
【0024】演算器39は、算出された上記誘導電動機
17,18の回転速度N1 ,N2 に基づいて、車両の平
均速度vを算出する。この平均速度vは、次の式により
求められる。
【0025】 v=(N1 +N2 )/2 …(1) なお、本実施例では2台の誘導電動機を使用している
が、実際には2台に限られず任意の台数の誘導電動機を
使用することができる。仮にi台の誘導電動機を使用し
た場合、車両の平均速度vは、次の式により求められ
る。
【0026】 v=(N1 +N2 +…+Ni )/i …(2) 次に演算器39は、算出した上記車両の平均速度v及び
上記演算部35から送られた発電出力Pに基づいて、車
両に与えるべき牽引力Fを算出する。この牽引力Fは、
次の式により求められる。
【0027】 F=P/v …(3) さらに演算器39は、算出した上記牽引力F及び使用し
ている誘導電動機の台数(ここでは、2台)に基づい
て、各誘導電動機に発生させるべきトルクtを算出す
る。このトルクtは、次の式により求められる。
【0028】 t=K・P/2v=K・F/2 …(4) ここで、Kは、1台あたりの牽引力をトルクに換算する
ための係数であり、誘導電動機〜タイヤ間の減速比の逆
数とタイヤの半径とを乗じた値である。なお、本実施例
では2台の誘導電動機を使用しているが、仮にi台の誘
導電動機を使用した場合には、トルクtは次の式により
求められる。
【0029】 t=K・P/iv=K・F/i …(5) そして、演算器39は、算出したトルクtを示す信号を
信号出力部40に送る。この場合のトルクtは、電圧の
値で表現される。例えば、電圧値の取り得る範囲が0〜
10ボルトで、発生し得るトルクtの範囲が0〜tM で
ある場合、表現される電圧V0 は次の式により求められ
る。
【0030】 V0 =10・t/tM …(6) こうして、上記トルクtであることが表わされた上記電
圧V0 は、信号出力部40に送られ、更にこの信号出力
部40からインバータ15内のインバータ制御部15a
及びインバータ16内のインバータ制御部16aにそれ
ぞれ送られる。
【0031】一方、インバータ制御部15aは、上記バ
ッテリ19から常に電源供給を受けている。また、イン
バータ制御部15aは、上記発電機13からインバータ
電力駆動部15bに送られてくる電圧(1次電源電圧)
が低下した場合、上記電源供給をもとにして、これを補
うよう制御する。さらにインバータ制御部15aは、上
記制御計算機21から電圧V0 を入力し、この電圧V0
の表すトルクtが誘導電動機17から発生されるように
インバータ電力駆動部15bの出力を制御する。インバ
ータ電力駆動部15bは、上記インバータ制御部15a
の制御の下、誘導電動機17に電力を供給する。そし
て、誘導電動機17は、インバータ15から送られた電
力を動力に変換して車両を駆動する。
【0032】同様に、インバータ制御部16aも、上記
バッテリ19から常に電源供給を受けている。また、イ
ンバータ制御部16aは、上記発電機13からインバー
タ電力駆動部16bに送られてくる電圧(1次電源電
圧)が低下した場合、上記電源供給をもとにして、これ
を補うよう制御する。さらにインバータ制御部16a
は、上記制御計算機21から電圧V0 を入力し、この電
圧V0 の表すトルクtが誘導電動機18から発生される
ようにインバータ電力駆動部16bの出力を制御する。
インバータ電力駆動部16bは、上記インバータ制御部
16aの制御の下、誘導電動機18に電力を供給する。
そして、誘導電動機18は、インバータ16から送られ
た電力を動力に変換して車両を駆動する。
【0033】なお、このときの誘導電動機17及び18
の回転速度は、上記説明したように、それぞれ回転速度
検出器17a及び18aによって常に検出されており、
その検出結果はパルス信号として制御計算機21に送ら
れて、同じ動作が繰り返されている。
【0034】本実施例では2台の誘導電動機を使用する
場合について説明したが、本発明は、2台の誘導電動機
に限らず、1台または3台以上の誘導電動機を使用する
場合にも適用できる。また、本実施例では、誘導電動機
を使用した場合について説明したが、誘導電動機に代え
て同期電動機(ACサーボモータ)を使用することも可
能である。
【0035】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、ま
ず、エンジンの回転速度に応じて無理のない界磁電流が
流れる。このため、発電機の回転速度が下がっても界磁
電流は上昇せず、界磁コイルを焼損させる恐れはない。
従って、発電機を駆動するエンジンの回転速度を一定に
保つ必要はなく、車両の走行速度が小さいときに、エン
ジンの回転速度も小さくすることができる。
【0036】また、インバータの一次電源電圧が下がっ
ても、発電機以外の箇所から電源供給することによりイ
ンバータを正常に動作させることができる。更に、イン
バータは、誘導電動機の回転速度に応じて、車両を牽引
するのに必要な分の電力だけを上記誘導電動機に供給す
るので、無駄のない車両駆動を実現できる。
【0037】従って、車両に負荷を与えず、騒音・排ガ
スを減らし、燃料消費の無駄な増加を防止することがで
きる。また、車両の速度は、アクセルペダルの操作でエ
ンジン回転数を変化させるだけで容易に制御することが
でき、運転者は自動変速機を備えた乗用車と同様の操作
感覚で運転することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車両走行装置の構成を
示すブロック図。
【図2】同実施例における制御計算機の内部構成を示す
ブロック図。
【図3】従来の車両走行装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 ディーゼルエンジン 2 発電機 3 動力線(電源線) 4,5,15,16 インバータ 4a,5a,15a,16a インバータ制御部 6,7 誘導電動機 8 自動電圧調整器(AVR) 9 出力電圧ピックアップ 10 界磁コントロール線 11 アクセルペダル 12 フレキシブルケーブル 13 エンジン 13a エンジン回転速度制御レバー 13b 直流安定化発電機 14 発電機 15b,16b インバータ電力駆動部 17,18 誘導電動機 17a,18a 回転速度検出器 19 バッテリ 20 エンジン回転速度検出器 21 制御計算機 22 界磁電流調整器 31 パルス入力処理部 32,38 カウンタ 33 データテーブル検索部 34 メモリ 35 演算部 36 ディジタル−アナログ変換器 37 信号入力処理部 39 演算器 40 信号出力部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンによって発電機が駆動され、発
    生した電力がインバータを介して電動機へ与えられる車
    両走行装置において、 上記エンジンの回転数を検出する第1の検出手段と、 上記エンジンの回転数と上記発電機の出力との対応デー
    タを記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶された上記対応データを参照するこ
    とにより、上記第1の検出手段によって検出されたエン
    ジンの回転数に対応する発電機の出力を検索する検索手
    段と、 上記検索手段によって検索された発電機の出力に基づ
    き、対応する界磁電流を導出し、上記発電機に与える手
    段と、 車両の速度を検出する第2の検出手段と、 上記発電機の出力及び上記第2の検出手段によって検出
    された車両の速度に基づき、上記電動機に必要とされる
    トルクを発生させるためのインバータ制御信号を導出
    し、上記インバータに送る手段と、 上記インバータへ一定の電圧を供給する安定化電源とを
    具備したことを特徴とする車両走行装置。
JP14633194A 1994-06-28 1994-06-28 車両走行装置 Pending JPH0819111A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1127732A3 (de) * 2000-01-24 2003-01-22 Siemens Aktiengesellschaft Antriebsvorrichtung für ein kraftstoffelektrisch angetriebenes Fahrzeug
JP2006321365A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Nissan Motor Co Ltd 車両駆動制御装置

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EP1127732A3 (de) * 2000-01-24 2003-01-22 Siemens Aktiengesellschaft Antriebsvorrichtung für ein kraftstoffelektrisch angetriebenes Fahrzeug
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