JPH08190976A - コネクタの組立方法 - Google Patents

コネクタの組立方法

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JPH08190976A
JPH08190976A JP3130795A JP3130795A JPH08190976A JP H08190976 A JPH08190976 A JP H08190976A JP 3130795 A JP3130795 A JP 3130795A JP 3130795 A JP3130795 A JP 3130795A JP H08190976 A JPH08190976 A JP H08190976A
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JP
Japan
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contacts
connector
contact
carrier
insulator
Prior art date
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Withdrawn
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JP3130795A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Oka
敏広 岡
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタの組み立て作業の向上を図ると共
に、コネクタ接続端側のケーブルの外被除去量を減ら
し、電線の保護の強化を図れるコネクタの組立方法を提
供する。 【構成】 複数のコンタクト11はその一端において、
それぞれ折り取り可能な連結部21aを介してキャリア
21に一体に連結されたコンタクト体2を作り、各コン
タクト11にそれぞれ電線3aを結線し、複数のコンタ
クト11を複数のコンタクト挿入孔41aに後方から一
括挿入した後、連結部21aにおいてキャリア21を折
り取り、複数のコンタクト11を分離することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、それぞれ電線を結線
した複数のコンタクトをインシュレータの対応する複数
のコンタクト挿入孔に、それぞれ後方から挿入して組み
立てるコネクタの組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5,図6はこの種のコネクタの従来の
組立方法を示したもので、図5はコネクタの組立完成状
態を示す断面図、図6はコネクタ組立方法を説明するた
めの斜視図である。このコネクタ1は複数のコンタクト
11と、このコンタクト11を装着する複数のコンタク
ト挿入孔12aを備えたインシュレータ12とからな
る。コンタクト11は図6(a)に示す如く先端側に接
触部11a、後端側に断面がほぼU字状の絶縁被覆圧着
部11b及び芯線圧着部11cからなる結線部11dを
有する。コネクタ1の組立に際しては、まず各コンタク
ト11の結線部11dに芯線3cを所定長露出するよう
端末処理した電線3aを圧着により結線する。その後、
インシュレータ12の各コンタクト挿入孔12aにその
後方から接触部11aを先にして各コンタクト11を一
本ずつ挿入してゆく。すると接触部11aの後端がコン
タクト挿入孔12aの内壁に設けた弾性係止片12bに
弾性的に係合して抜け止めされる。このようにして全て
のコンタクト11がコンタクト挿入孔12aに装着され
るとコネクタ1の組立が完了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなコネクタに
は複数の電線3aを束ねその周りを更に絶縁外被3bで
覆った図6(b)に示すようなケーブル3が用いられる
場合がある。この場合には、図6(c)の如く各電線3
aをコンタクト11に結線した後、コンタクト11を1
本ずつインシュレータ12のコンタクト挿入孔12aに
挿入しなければならないため、コンタクトの挿入作業に
時間を要し、特に、多芯コネクタにおいては甚だ作業性
が悪かった。
【0004】又、コンタクト11を1本ずつコンタクト
挿入孔12aに挿入して行く場合には、電線3aを弛ま
せた状態からコンタクト11をコンタクト挿入孔12a
に挿入しなければならず、このため、ケーブル3から露
出させる電線3aの長さは、この弛み分を見込んだ長さ
になり、その分、外被3bを余計に切除しなければなら
なかった。この為、ケーブル3のコネクタ接続端側にお
いては、外被3bから露出する電線3aの長さが増え、
それだけ電線3aの保護の低下につながった。又、シー
ルドケーブル(図示せず)を用いた場合には電線3aを
露出するため、電線3aと外被3bとの間に介在される
編組も切除しなければならず、シールド性の低下を招く
ことになった。
【0005】それ故、本発明は上述したような欠点を解
決するためになされたものであり、コネクタの組み立て
作業の向上を図ると共に、コネクタ接続端側のケーブル
の外被除去量を減らし、電線の保護の強化を図れ、且
つ、シールドケーブルを使用する場合にはシールド性の
向上も成し得るコネクタの組立方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明によれば、それぞれ
電線を結線した複数のコンタクトをインシュレータの対
応する複数のコンタクト挿入孔に、それぞれ後方から挿
入して組み立てるコネクタの組立方法において、上記複
数のコンタクトはその一端において、それぞれ折り取り
可能な連結部を介してキャリアに一体に連結されたコン
タクト体を作り、上記各コンタクトにそれぞれ電線を結
線し、上記複数のコンタクトを上記複数のコンタクト挿
入孔に後方から一括挿入した後、上記連結部において上
記キャリアを折り取り、上記複数のコンタクトを分離し
ている。
【0007】又、上記インシュレータは上記コンタクト
挿入孔の後方端縁に上記キャリアを折り取る際に上記連
結部の逃げ溝を構成する切り欠き溝が設けられている。
この様に本発明では、上記電線に接続された上記複数の
コンタクトが、上記キャリアに連結された状態で上記イ
ンシュレータの夫々のコンタクト挿入孔に同時に組み込
まれ、その後、上記インシュレータの後面から突出する
上記キャリアを折り取ることによって、上記コンタクト
挿入孔内のコンタクトが個々に分離される。この為、従
来例の如く、電線に接続されたコンタクトをキャリアか
ら切り離した後、1本ずつコンタクト挿入孔に組み込む
のに比べ、コネクタの組立性が向上すると共に、コネク
タ接続端側のケーブルから露出される電線の長さを短く
できるコネクタの組立方法が得られる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図4を参照
しつつ説明する。図1(a),(b)は本発明のコネク
タの組立方法を示す分解斜視図、同図(c)はコネクタ
の断面図を示したものである。図において、コネクタ4
はインシュレータ41と複数のコンタクト11からな
る。インシュレータ4は複数のコンタクト挿入孔41a
を有し、各コンタクト挿入孔41a内には弾性係止片1
2bを有する。コネクタ4のコンタクト挿入孔41aに
装着されるコンタクト11は、帯状の導電性薄板部材に
プレス加工を施すことにより、図1(b)に示す如く複
数のコンタクト11をキャリア21に一体に連結したコ
ンタクト体2として製作される。コンタクト11は先端
側に接触部11a、後端側に被覆圧着部11b及び芯線
圧着部11cからなる結線部11dを有する。コンタク
ト体2は上記コンタクト11がキャリア21の一側に絶
縁被覆圧着部11b側を連結部21aを介し、コネクタ
4のコンタクト挿入孔41aに対応したピッチで配列さ
れており、絶縁被覆圧着部11bと連結部21aとの接
続箇所を折り曲げ切り離すことによって、キャリア21
からコンタクト11を分離することができる。連結部2
1aにはキャリア21の折り取りを容易にするためノッ
チなどを設けておくとよい。インシュレータ41はコン
タクト挿入方向の寸法が、コンタクト挿入孔41a内に
組み込まれたコンタクト11の絶縁被覆圧着部11b側
の下端縁部と、コンタクト挿入孔41aの挿入口41b
側の下端縁部とを一致させるように形成されている。以
上の如く構成されたコネクタ4を組み立てるには、先
ず、ケーブル3のコネクタ接続端側に端末処理を施こ
す。その場合、外被3bから露出される電線3aの長さ
は、外被3bの切断端面からコンタクト体2に配設され
ている夫々のコンタクト11に振り分けできる長さに設
定される。次いで、各電線3aの先端の被覆を所定長除
去して芯線を露出させる。その後、コンタクト体2に配
設されている各コンタクト11の芯線圧着部11c及び
被覆圧着部11bに、各電線3aの先端の芯線3c及び
被覆部分を当てがい圧着することにより電線3aと接続
する。その場合図1(b)に示す如くコンタクト11は
コンタクト体2のキャリア21から切り離されることな
く電線3aに1本ずつ、或は2本同時に圧着されると共
に、キャリア21を切断することによってキャリア21
にコンタクト11,11を並設したコンタクト体2が製
作される。これにより図に示す様にケーブル3のコネク
タ接続端にはコンタクト11,11がキャリア21に連
結され、インシュレータ41のコンタクト挿入孔41a
の配列ピッチに対応して2連状態で配設される。その
後、コンタクト11,11は接触部11a側を先にして
インシュレータ41のコンタクト挿入孔41a,41a
内に同時に挿入される。この為、コンタクト11,11
は図1(c)に示す如くコンタクト挿入孔41a内の係
止片12bに係合し、絶縁被覆圧着部11bに連続する
キャリア21側をインシュレータ41の後面41cから
外方へ突出させて、コンタクト挿入孔41aに固定され
る。次いで、キャリア21が連結部21aとコンタクト
11の絶縁被覆圧着部11bとの接続箇所を中心にし
て、図中破線で示す如く下方へ折り曲げられ、コンタク
ト11から折り取られる。これにより、図2に示す如く
コンタクト11,11は個々に分離された状態でインシ
ュレータ41のコンタクト挿入孔41a,41a内に組
み込まれる。
【0009】次に、図3は本発明の他の実施例であるコ
ネクタ5を示したものである。即ち、コネクタ5ではコ
ンタクト挿入孔51aに挿入されたコンタクト11の後
端が、インシュレータ51の後面51cよりも引っ込ん
だ位置になるように、インシュレータ51のコンタクト
挿入方向の寸法を大きく設定している。又、インシュレ
ータ51の後面側に開口するコンタクト挿入孔51aの
周縁部には図4に示す如く切り欠け溝51bが形成され
ている。この切り欠け溝51bには、コンタクト挿入孔
51a内に組み込まれたコンタクト11に連続するキャ
リア21の連結部21aが位置される。これにより、キ
ャリア21をコンタクト11から折り取る際は、切り欠
け溝51b内でコンタクト11に連続する連結部21a
部分を折り曲げることができる。以上の構成によりコン
タクト11がインシュレータ51の後面51cよりも引
っ込んだ位置までコンタクト挿入孔51a内に組み込ま
れるため、コンタクト11の連結部21aに連続する切
断箇所が、インシュレータ51の後面51cから突出す
るのを防ぎ、金属部材などが当たってコンタクト11,
11間が短絡するのを防止することができる。
【0010】尚、上記実施例では、インシュレータにコ
ンタクト挿入孔を一段のみ並列して設けたものを示した
が、これに限定されることなく、複数のコンタクト挿入
孔が上下複数段に並列して設けるように設計変更するこ
とも可能である。
【0011】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、コンタクトがキャリアから切り離されることな
く電線に接続された後、インシュレータのコンタクト挿
入孔に組み込まれ、その後、キャリアを折り取ることに
よってインシュレータ内のコンタクトが個々に分離され
るものである。この様に、本発明では、夫々のコンタク
トが電線に接続された後もキャリアに連結され、インシ
ュレータのコンタクト挿入孔の配列ピッチに対応して整
列された状態にある為、コンタクト挿入孔にコンタクト
を容易に挿入できると共に、複数のコンタクトが同時に
コンタクト挿入孔に挿入されるため作業性が向上する。
又、従来例ではコンタクトを1本ずつコンタクト挿入孔
に挿入するため、電線を弛ます必要があったが、本発明
では複数のコンタクトを同時にコンタクト挿入孔に挿入
するため、電線を弛ます必要がなくなった。この為、ケ
ーブルのコネクタ接続端側では、外被から露出させる電
線の長さを従来よりも短かくできるので電線の保護の強
化を成し得ると共に、シールドケーブルを使用した場合
にはシールド性の向上も図れる。又、インシュレータの
コンタクト挿入孔の後方端縁に切り欠き溝を設け、キャ
リアを折り取る際の連結部の逃げ溝にしたことから、コ
ンタクトが後端面をインシュレータの後面よりも引っ込
めた状態でコンタクト挿入孔に装着される。この為、コ
ンタクトの連結部に連続する切断箇所が、インシュレー
タの後面から突出することなく、コンタクト間の短絡を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタ及びコネクタの組立方法を示
しており、(a),(b)はコネクタの組立方法を示す
分解斜視図、(c)はコネクタの断面図
【図2】本発明のコネクタにケーブルを接続した状態を
示す斜視図
【図3】他の実施例のコネクタを示す断面図
【図4】図3のコネクタのインシュレータを示す斜視図
【図5】従来例のコネクタを示す断面図
【図6】従来例のコネクタの組立方法を示す分解斜視図
【符号の説明】
11 コンタクト 2 コンタクト体 21 キャリア 3 ケーブル 3a 電線 4 コネクタ 41 インシュレータ 41a コンタクト挿入孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ電線を結線した複数のコンタク
    トをインシュレータの対応する複数のコンタクト挿入孔
    に、それぞれ後方から挿入して組み立てるコネクタの組
    立方法において、上記複数のコンタクトはその一端にお
    いて、それぞれ折り取り可能な連結部を介してキャリア
    に一体に連結されたコンタクト体を作り、上記各コンタ
    クトにそれぞれ電線を結線し、上記複数のコンタクトを
    上記複数のコンタクト挿入孔に後方から一括挿入した
    後、上記連結部において上記キャリアを折り取り、上記
    複数のコンタクトを分離することを特徴とするコネクタ
    の組立方法。
  2. 【請求項2】 上記インシュレータは上記コンタクト挿
    入孔の後方端縁に上記キャリアを折り取る際に上記連結
    部の逃げ溝を構成する切り欠き溝が設けられていること
    を特徴とする請求項1記載のコネクタの組立方法。
JP3130795A 1995-01-10 1995-01-10 コネクタの組立方法 Withdrawn JPH08190976A (ja)

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Effective date: 20020402