JPH08189743A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
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- JPH08189743A JPH08189743A JP7004198A JP419895A JPH08189743A JP H08189743 A JPH08189743 A JP H08189743A JP 7004198 A JP7004198 A JP 7004198A JP 419895 A JP419895 A JP 419895A JP H08189743 A JPH08189743 A JP H08189743A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compartment
- cold air
- freezer
- blower
- freezer compartment
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/065—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air return
- F25D2317/0653—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air return through the mullion
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2400/00—General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
- F25D2400/04—Refrigerators with a horizontal mullion
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷凍室、冷蔵室を備えた強制通風方式の冷蔵
庫に関し、各室の冷却効率を独立して高め、冷凍食品の
保鮮性の向上と消費電力を低減する。 【構成】 冷凍室４用と冷蔵室５用の２台の送風機２
４、２５をそれぞれ独立した冷却風路に設けて構成し、
各室内に配設した温度検知器１９、２０によって運転制
御するもので、冷凍室４に関しては冷凍室４を仕切る仕
切り板２６と冷凍室上段の引き出し容器２２の背面には
冷凍室用送風機２４に対向する部分に冷気を強制導入さ
せるための冷凍室冷気吐出風路２７及び冷気導入口２９
を構成しまた、冷蔵室５に関しては、冷蔵室冷気吐出風
路３０にダンパー装置１７を設けない構成としたもので
ある。
庫に関し、各室の冷却効率を独立して高め、冷凍食品の
保鮮性の向上と消費電力を低減する。 【構成】 冷凍室４用と冷蔵室５用の２台の送風機２
４、２５をそれぞれ独立した冷却風路に設けて構成し、
各室内に配設した温度検知器１９、２０によって運転制
御するもので、冷凍室４に関しては冷凍室４を仕切る仕
切り板２６と冷凍室上段の引き出し容器２２の背面には
冷凍室用送風機２４に対向する部分に冷気を強制導入さ
せるための冷凍室冷気吐出風路２７及び冷気導入口２９
を構成しまた、冷蔵室５に関しては、冷蔵室冷気吐出風
路３０にダンパー装置１７を設けない構成としたもので
ある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも冷凍室及び
冷蔵室を備えた強制通風方式の冷蔵庫に関する。
冷蔵室を備えた強制通風方式の冷蔵庫に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の冷蔵庫として、例えば特開平４−
１０３９８４号公報に示されているものがある。以下図
４、５を参照しながら従来の冷蔵庫について説明する。
１０３９８４号公報に示されているものがある。以下図
４、５を参照しながら従来の冷蔵庫について説明する。
【０００３】１は冷蔵庫本体で、区画壁２、３によって
中央に引き出し式の冷凍室４、上部に冷蔵室５、下部に
引き出し式の野菜室６を区画形成している。７は冷凍サ
イクルの圧縮機、８は冷却器、９は凝縮器であり、１０
は前記冷却器８で冷却された冷気を前記冷凍室４、冷蔵
室５、野菜室６にそれぞれ通風させるための送風機であ
る。
中央に引き出し式の冷凍室４、上部に冷蔵室５、下部に
引き出し式の野菜室６を区画形成している。７は冷凍サ
イクルの圧縮機、８は冷却器、９は凝縮器であり、１０
は前記冷却器８で冷却された冷気を前記冷凍室４、冷蔵
室５、野菜室６にそれぞれ通風させるための送風機であ
る。
【０００４】１１は前記送風機１０からの吐出冷気を前
記冷凍室４及び冷蔵室５に適量配分させるための仕切り
板であり、送風機１０の前面で吐出冷気流を衝突させて
圧力チャンバーを構成し、適当な風向板（図示せず）に
よって冷凍室冷気吐出口１２及び冷蔵室冷気取入口１３
に吐出冷気を分散させている。また、１４は冷凍室４内
より前記冷却器８に冷気を戻すための冷凍室冷気戻り風
路である。
記冷凍室４及び冷蔵室５に適量配分させるための仕切り
板であり、送風機１０の前面で吐出冷気流を衝突させて
圧力チャンバーを構成し、適当な風向板（図示せず）に
よって冷凍室冷気吐出口１２及び冷蔵室冷気取入口１３
に吐出冷気を分散させている。また、１４は冷凍室４内
より前記冷却器８に冷気を戻すための冷凍室冷気戻り風
路である。
【０００５】１５は前記冷蔵室５の奥面に形成され、冷
蔵室５内に冷気を送り込むための冷蔵室冷気吐出風路、
１６は前記冷蔵室冷気取入口１３と冷蔵室冷気吐出風路
１５を連結する冷蔵室冷気連通風路であり、１７は前記
冷蔵室冷気連通風路１６の風路中に設けて、冷蔵室５へ
の冷気流入量を調節するダンパー装置である。また、１
８は冷蔵室５の底面より前記野菜室６を介して、前記冷
却器８に冷気を戻すための冷蔵室冷気戻り風路である。
蔵室５内に冷気を送り込むための冷蔵室冷気吐出風路、
１６は前記冷蔵室冷気取入口１３と冷蔵室冷気吐出風路
１５を連結する冷蔵室冷気連通風路であり、１７は前記
冷蔵室冷気連通風路１６の風路中に設けて、冷蔵室５へ
の冷気流入量を調節するダンパー装置である。また、１
８は冷蔵室５の底面より前記野菜室６を介して、前記冷
却器８に冷気を戻すための冷蔵室冷気戻り風路である。
【０００６】一方、１９は前記冷凍室４内の一画に設け
て前記圧縮機７、送風機１０の運転を制御する信号を送
る冷凍室温度検知器であり、２０は前記ダンパー装置１
７のダンパー開閉を制御する信号を送る冷蔵室温度検知
器である。
て前記圧縮機７、送風機１０の運転を制御する信号を送
る冷凍室温度検知器であり、２０は前記ダンパー装置１
７のダンパー開閉を制御する信号を送る冷蔵室温度検知
器である。
【０００７】上記構成において、冷凍室温度検知器１９
からの信号に基づいて制御装置（図示せず）により、冷
凍室内温度が設定値より高いと判断された場合に圧縮機
７が運転される。圧縮機７の運転により冷却器８で冷却
された冷気は、圧縮機７と同期して運転される送風機１
０によって仕切り板１１で衝突分散し、一方は冷凍室冷
気吐出口１２より冷凍室５に送り込まれて室内を冷却循
環し、冷凍室冷気戻り風路１４より冷却器８に戻されて
冷凍室内を適温に冷却維持する。
からの信号に基づいて制御装置（図示せず）により、冷
凍室内温度が設定値より高いと判断された場合に圧縮機
７が運転される。圧縮機７の運転により冷却器８で冷却
された冷気は、圧縮機７と同期して運転される送風機１
０によって仕切り板１１で衝突分散し、一方は冷凍室冷
気吐出口１２より冷凍室５に送り込まれて室内を冷却循
環し、冷凍室冷気戻り風路１４より冷却器８に戻されて
冷凍室内を適温に冷却維持する。
【０００８】また、他方は冷蔵室冷気取入口１３より冷
蔵室冷気連通風路１６に送り込まれるが、この時、冷蔵
室温度検知器２０からの信号に基づいて制御装置（図示
せず）により冷蔵室内温度が設定値より高いと判断され
た場合に、ダンパー装置１７のダンパーが開放されて冷
蔵室冷気吐出風路１５より冷蔵室５内に送り込まれる。
送り込まれた冷気は室内を冷却循環し、冷蔵室冷気戻り
風路１８より冷却器８に戻されて冷蔵室内を適温に冷却
維持するものである。
蔵室冷気連通風路１６に送り込まれるが、この時、冷蔵
室温度検知器２０からの信号に基づいて制御装置（図示
せず）により冷蔵室内温度が設定値より高いと判断され
た場合に、ダンパー装置１７のダンパーが開放されて冷
蔵室冷気吐出風路１５より冷蔵室５内に送り込まれる。
送り込まれた冷気は室内を冷却循環し、冷蔵室冷気戻り
風路１８より冷却器８に戻されて冷蔵室内を適温に冷却
維持するものである。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では１台の送風機で冷凍室、冷蔵室、野菜室などの
各室に冷気を強制通風する構成であるため、各室に必要
十分な送風量を確保することが難しく所望の冷却能力を
満足させることが容易でなかった。この傾向は、近年の
家庭用冷蔵庫の大型化、多室化指向の中で改善を要する
問題となってきた。
来例では１台の送風機で冷凍室、冷蔵室、野菜室などの
各室に冷気を強制通風する構成であるため、各室に必要
十分な送風量を確保することが難しく所望の冷却能力を
満足させることが容易でなかった。この傾向は、近年の
家庭用冷蔵庫の大型化、多室化指向の中で改善を要する
問題となってきた。
【００１０】また、各室に冷気量を配分させるために送
風機からの吐出冷気流を前面の仕切り板に衝突させて圧
力チャンバーを構成しているが、この方法では送風機の
吐出抵抗を増大させ送風機の所要動力の増大を止む無く
し結果として送風量そのものの低下による冷却効率の低
下や消費電力量の増大につながる問題があった。
風機からの吐出冷気流を前面の仕切り板に衝突させて圧
力チャンバーを構成しているが、この方法では送風機の
吐出抵抗を増大させ送風機の所要動力の増大を止む無く
し結果として送風量そのものの低下による冷却効率の低
下や消費電力量の増大につながる問題があった。
【００１１】さらに、冷凍室冷気吐出風路に導入された
冷気は、冷凍室上部からケースに沿った状態で庫内の食
品を冷却するため冷凍室に熱負荷がかかると、所定の温
度に食品を冷却するのに時間がかかる問題点があった。
冷凍室内の温度が上昇すると、冷凍貯蔵中の食品個体内
の氷結晶の成長を促進し、細胞組織の破壊や蛋白質変性
を助長して食品品質を劣化させる可能性がある。
冷気は、冷凍室上部からケースに沿った状態で庫内の食
品を冷却するため冷凍室に熱負荷がかかると、所定の温
度に食品を冷却するのに時間がかかる問題点があった。
冷凍室内の温度が上昇すると、冷凍貯蔵中の食品個体内
の氷結晶の成長を促進し、細胞組織の破壊や蛋白質変性
を助長して食品品質を劣化させる可能性がある。
【００１２】本発明は上記課題を解決するもので、送風
機による送風効率を高め、消費電力を増大させることな
く各室に対して必要十分な冷却能力を発揮させるととも
に、冷凍室内の冷却スピードを高めて、食品の品質劣化
を抑制させる強制通風式冷蔵庫を提供することを目的と
している。
機による送風効率を高め、消費電力を増大させることな
く各室に対して必要十分な冷却能力を発揮させるととも
に、冷凍室内の冷却スピードを高めて、食品の品質劣化
を抑制させる強制通風式冷蔵庫を提供することを目的と
している。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、上下２段の引き出し容器を備えた冷凍室の
奥面に強制通風用の送風機を２台備え、冷凍室を仕切る
仕切り板及び冷凍室上段の引き出し容器の背面には、一
方の送風機に対向する部分に冷気を強制導入させるため
の冷凍室冷気吐出風路及び冷気導入口を設ける。他方の
送風機には冷蔵室に連通するように構成した冷蔵室冷気
吐出風路を設け、冷蔵室への循環経路中にはダンパー装
置を設けず、冷凍室及び冷蔵室の温度検知器でそれぞれ
の送風機を独立制御するものである。
に本発明は、上下２段の引き出し容器を備えた冷凍室の
奥面に強制通風用の送風機を２台備え、冷凍室を仕切る
仕切り板及び冷凍室上段の引き出し容器の背面には、一
方の送風機に対向する部分に冷気を強制導入させるため
の冷凍室冷気吐出風路及び冷気導入口を設ける。他方の
送風機には冷蔵室に連通するように構成した冷蔵室冷気
吐出風路を設け、冷蔵室への循環経路中にはダンパー装
置を設けず、冷凍室及び冷蔵室の温度検知器でそれぞれ
の送風機を独立制御するものである。
【００１４】
【作用】本発明は上記構成において、冷凍室と冷蔵室に
対して個別に設けた送風機が、各室内に配設する温度検
知器からの信号に基づいて運転し各室に独立して構成し
た冷気吐出風路を介して冷却作用を行う。このとき、冷
凍室専用の送風機から送られる冷気は、送風機に対向す
る仕切り板部分に開口した冷凍室冷気吐出風路を介して
上段引き出し容器の背面に開口した冷気導入口から直接
的に送りこまれ、容器内を冷却する。
対して個別に設けた送風機が、各室内に配設する温度検
知器からの信号に基づいて運転し各室に独立して構成し
た冷気吐出風路を介して冷却作用を行う。このとき、冷
凍室専用の送風機から送られる冷気は、送風機に対向す
る仕切り板部分に開口した冷凍室冷気吐出風路を介して
上段引き出し容器の背面に開口した冷気導入口から直接
的に送りこまれ、容器内を冷却する。
【００１５】したがって、冷凍室と冷蔵室に冷気を分流
して送りこむため衝突抵抗はなく、冷蔵室へはダンパー
装置の通過抵抗もなく、また、冷凍室上段引き出し容器
内への冷気流入経路の抵抗も減るため吐出冷気量があま
り減少しない状態で、冷凍室および冷蔵室に送りこまれ
る。
して送りこむため衝突抵抗はなく、冷蔵室へはダンパー
装置の通過抵抗もなく、また、冷凍室上段引き出し容器
内への冷気流入経路の抵抗も減るため吐出冷気量があま
り減少しない状態で、冷凍室および冷蔵室に送りこまれ
る。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の一実施例の冷蔵庫について図
１から図３の図面を参考に説明する。なお、従来と同一
構成については同一符号を付し、その詳細な説明を略
し、異なる部分についてのみ述べる。
１から図３の図面を参考に説明する。なお、従来と同一
構成については同一符号を付し、その詳細な説明を略
し、異なる部分についてのみ述べる。
【００１７】図１において、２１は冷蔵庫本体である。
２２は冷凍室４に備えた上段引き出し容器、２３は冷凍
室４に備えた下段引き出し容器である。２４は冷凍室用
送風機、２５は冷蔵室用送風機であり、冷却器８からの
流れ方向に沿って並列に配置されている。２６は冷凍室
４と冷却器８の間を仕切る仕切り板であり、同時に前記
冷凍室用送風機２４の前面に開口した冷凍室冷気吐出風
路２７と冷却器下部に通じる冷凍室戻り風路２８を構成
している。２９は前記冷気吐出風路と対向して前記上段
引き出し容器の背面に開口した冷気導入口である。３０
は前記冷凍室冷気吐出風路２７とは独立して形成した冷
蔵室冷気吐出風路であり、前記冷蔵室用送風機２５から
の吐出冷気が冷蔵室５に流入するように構成されてい
る。３１は冷蔵室５からの戻り冷気で野菜室６を冷却し
て冷却器８に回収するための冷蔵室冷気戻り風路であ
る。
２２は冷凍室４に備えた上段引き出し容器、２３は冷凍
室４に備えた下段引き出し容器である。２４は冷凍室用
送風機、２５は冷蔵室用送風機であり、冷却器８からの
流れ方向に沿って並列に配置されている。２６は冷凍室
４と冷却器８の間を仕切る仕切り板であり、同時に前記
冷凍室用送風機２４の前面に開口した冷凍室冷気吐出風
路２７と冷却器下部に通じる冷凍室戻り風路２８を構成
している。２９は前記冷気吐出風路と対向して前記上段
引き出し容器の背面に開口した冷気導入口である。３０
は前記冷凍室冷気吐出風路２７とは独立して形成した冷
蔵室冷気吐出風路であり、前記冷蔵室用送風機２５から
の吐出冷気が冷蔵室５に流入するように構成されてい
る。３１は冷蔵室５からの戻り冷気で野菜室６を冷却し
て冷却器８に回収するための冷蔵室冷気戻り風路であ
る。
【００１８】また、３２はマイクロコンピューター等に
よる制御回路であり、入力側に冷凍室温度検知器１９、
冷蔵室温度検知器２０が接続され、出力側に圧縮機７、
冷凍室用送風機２４および冷蔵室用送風機２５を駆動す
るための駆動装置が接続されている。
よる制御回路であり、入力側に冷凍室温度検知器１９、
冷蔵室温度検知器２０が接続され、出力側に圧縮機７、
冷凍室用送風機２４および冷蔵室用送風機２５を駆動す
るための駆動装置が接続されている。
【００１９】上記構成において、冷凍室４の温度が高い
時、冷凍室温度検知器１９からの信号により圧縮機７及
び冷凍室用送風機２４が運転されて冷却器８で冷却され
た冷気は前面の仕切り板２６に開口した冷凍室冷気吐出
風路２７を介して、冷凍室上段引き出し容器２２の背面
に開口した冷気導入口２９から抵抗なく直接的に送りこ
まれ、冷凍室上段引き出し容器２２内を冷却し、同時に
冷凍室用送風機２４から送られる冷気の一部は冷凍室下
段引き出し容器２３内に送りこまれる。そして、冷凍室
４を所定温度に冷却しつつ冷凍室戻り風路２８を介して
冷却器８に回収される。
時、冷凍室温度検知器１９からの信号により圧縮機７及
び冷凍室用送風機２４が運転されて冷却器８で冷却され
た冷気は前面の仕切り板２６に開口した冷凍室冷気吐出
風路２７を介して、冷凍室上段引き出し容器２２の背面
に開口した冷気導入口２９から抵抗なく直接的に送りこ
まれ、冷凍室上段引き出し容器２２内を冷却し、同時に
冷凍室用送風機２４から送られる冷気の一部は冷凍室下
段引き出し容器２３内に送りこまれる。そして、冷凍室
４を所定温度に冷却しつつ冷凍室戻り風路２８を介して
冷却器８に回収される。
【００２０】以上の構成であるため冷凍室用送風機２４
からの吐出冷気は仕切り板２６に衝突分散することがな
く送風抵抗が減じられるとともに、冷凍室上段引き出し
容器２２内は、背面に開口した冷気導入口２９から直接
的に冷気が送りこまれるため冷却スピードは上り冷却効
率が高まる。したがって、冷凍室上段引き出し容器２２
内に熱負荷がかかった場合にも食品の温度上昇が抑制さ
れるとともに所定温度への復帰時間が短縮されるように
なり、食品個体内の氷の再結晶作用が促進されにくくな
るため細胞組織の損傷や蛋白質の変性が抑制され、食品
品質の劣化の少ない冷凍保存が可能となる。又送風抵抗
が減じることにより冷凍室用送風機２４の所要動力も減
じられ冷蔵庫の消費電力の低減にも寄与する。
からの吐出冷気は仕切り板２６に衝突分散することがな
く送風抵抗が減じられるとともに、冷凍室上段引き出し
容器２２内は、背面に開口した冷気導入口２９から直接
的に冷気が送りこまれるため冷却スピードは上り冷却効
率が高まる。したがって、冷凍室上段引き出し容器２２
内に熱負荷がかかった場合にも食品の温度上昇が抑制さ
れるとともに所定温度への復帰時間が短縮されるように
なり、食品個体内の氷の再結晶作用が促進されにくくな
るため細胞組織の損傷や蛋白質の変性が抑制され、食品
品質の劣化の少ない冷凍保存が可能となる。又送風抵抗
が減じることにより冷凍室用送風機２４の所要動力も減
じられ冷蔵庫の消費電力の低減にも寄与する。
【００２１】一方、冷蔵室５の温度が高い時、冷蔵室温
度検知器２０からの信号により冷蔵室用送風機２５が運
転されて、冷却器８で冷却された冷気が冷蔵室冷気吐出
風路３０に直接送り込まれ、そのまま冷蔵室５内に吐出
される。そして、冷蔵室５を所定温度に冷却しつつ冷蔵
室冷気戻り風路３１を介して冷却器８に回収される。こ
の時、冷蔵室冷気吐出風路３０の風路中にダンパー装置
が設けられていないため送風抵抗が減じられ、冷蔵室に
おける冷却効率が高まると同時に冷蔵室用送風機２５の
所要動力が減じられて冷蔵庫の消費電力の低減に寄与す
る。また、冷凍室４の温度状況に依存せず独立して冷却
作用が発揮できるので、冷却所望時にタイミングを逸し
て冷蔵室５の冷却に支障を生じることもない。
度検知器２０からの信号により冷蔵室用送風機２５が運
転されて、冷却器８で冷却された冷気が冷蔵室冷気吐出
風路３０に直接送り込まれ、そのまま冷蔵室５内に吐出
される。そして、冷蔵室５を所定温度に冷却しつつ冷蔵
室冷気戻り風路３１を介して冷却器８に回収される。こ
の時、冷蔵室冷気吐出風路３０の風路中にダンパー装置
が設けられていないため送風抵抗が減じられ、冷蔵室に
おける冷却効率が高まると同時に冷蔵室用送風機２５の
所要動力が減じられて冷蔵庫の消費電力の低減に寄与す
る。また、冷凍室４の温度状況に依存せず独立して冷却
作用が発揮できるので、冷却所望時にタイミングを逸し
て冷蔵室５の冷却に支障を生じることもない。
【００２２】
【発明の効果】本発明は上記説明からわかるように、次
のような効果が得られる。
のような効果が得られる。
【００２３】冷凍室については、冷凍室用送風機からの
吐出冷気が仕切り板に開口した冷凍室冷気吐出風路を介
して、上段引き出し容器背面に開口した冷気導入口から
導入されることにより上段引き出し容器内への冷気流入
経路の抵抗が減り冷却効率が高まるため送風機の所要動
力も減じ消費電力の低減につながる。しかも冷気を直接
容器内に取りこむことができるので、食品の冷却スピー
ドが高められて食品が安定して冷却維持されるため、食
品個体内の氷の再結晶による細胞損傷に起因する食品品
質の劣化が少なく、保鮮性が向上する。
吐出冷気が仕切り板に開口した冷凍室冷気吐出風路を介
して、上段引き出し容器背面に開口した冷気導入口から
導入されることにより上段引き出し容器内への冷気流入
経路の抵抗が減り冷却効率が高まるため送風機の所要動
力も減じ消費電力の低減につながる。しかも冷気を直接
容器内に取りこむことができるので、食品の冷却スピー
ドが高められて食品が安定して冷却維持されるため、食
品個体内の氷の再結晶による細胞損傷に起因する食品品
質の劣化が少なく、保鮮性が向上する。
【００２４】また冷蔵庫についても、専用の送風機と冷
気吐出風路を設けさらにその風路にはダンパー装置を設
けていないため送風抵抗も減じ消費電力の低減に寄与
し、しかも冷凍室の温度状況に依存せず温度検知器を介
して所望時にタイミングよく冷却することができる。
気吐出風路を設けさらにその風路にはダンパー装置を設
けていないため送風抵抗も減じ消費電力の低減に寄与
し、しかも冷凍室の温度状況に依存せず温度検知器を介
して所望時にタイミングよく冷却することができる。
【図１】本発明の一実施例における冷蔵庫の正面図
【図２】図１の冷蔵庫の縦断面図
【図３】図１の冷蔵庫の制御ブロック図
【図４】従来例の冷蔵庫の正面図
【図５】従来例の冷蔵庫の縦断面図
４ 冷凍室 ５ 冷蔵室 ７ 圧縮機 ８ 冷却器 ９ 凝縮器 １９ 冷凍室温度検知器 ２０ 冷蔵室温度検知器 ２２ 冷凍室上段引き出し容器 ２３ 冷凍室下段引き出し容器 ２４ 冷凍室用送風機 ２５ 冷蔵室用送風機 ２６ 仕切り板 ２７ 冷凍室冷気吐出風路 ２９ 冷気導入口 ３０ 冷蔵室冷気吐出風路 ３１ 冷蔵室冷気戻り風路 ３２ 制御回路
Claims (1)
- 【請求項１】上下２段の引き出し容器を備えた冷凍室
と、冷蔵室と、前記冷凍室の奥面に備えた冷凍サイクル
の冷却器及び強制通風用の２台の送風機と前記冷却器及
び送風機と冷凍室内を仕切る仕切り板と、前記一方の送
風機に対向する前記仕切り板部分に開口した冷凍室冷気
吐出風路と、前記冷凍室冷気吐出風路と対向して前記上
段の引き出し容器の背面に開口した冷気導入口と、前記
他方の送風機に連通するように構成した冷蔵室冷気吐出
風路と、前記冷凍室および冷蔵室内それぞれに設けた温
度検知器と、前記温度検知器からの信号に基づいて、前
記送風機を独立して運転制御する制御装置を有する冷蔵
庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7004198A JPH08189743A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7004198A JPH08189743A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08189743A true JPH08189743A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11577974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7004198A Pending JPH08189743A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08189743A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002267320A (ja) * | 2001-03-06 | 2002-09-18 | Fujitsu General Ltd | 冷蔵庫 |
| JP2008111663A (ja) * | 2007-12-19 | 2008-05-15 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
-
1995
- 1995-01-13 JP JP7004198A patent/JPH08189743A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002267320A (ja) * | 2001-03-06 | 2002-09-18 | Fujitsu General Ltd | 冷蔵庫 |
| JP2008111663A (ja) * | 2007-12-19 | 2008-05-15 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
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