JPH08188834A - 金属切屑の回収方法及びその装置 - Google Patents
金属切屑の回収方法及びその装置Info
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- JPH08188834A JPH08188834A JP33770893A JP33770893A JPH08188834A JP H08188834 A JPH08188834 A JP H08188834A JP 33770893 A JP33770893 A JP 33770893A JP 33770893 A JP33770893 A JP 33770893A JP H08188834 A JPH08188834 A JP H08188834A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属切屑を溶解炉に安全裡に投入することが
可能な方法及び装置を提供する。 【構成】 金属ストリップを円筒形に形成するステッ
プ、その円筒形金属ストリップの底部を閉鎖して容器状
とするステップ、その容器に被回収切屑を投入するステ
ップ、及び被回収切屑入り容器の口部を閉鎖するステッ
プ、当該被回収切屑入り容器を溶解炉に投入するステッ
プを包含する方法、並びに金属ストリップを送出す手
段、該金属ストリップを円筒形に形成する成形機、円筒
形に形成された金属ストリップの円筒底部を閉鎖して容
器となるようこれを成形する成形機、該ストリップの円
筒上部を閉鎖するようこれを成形する成形機、金属スト
リップによる前記容器に被回収切屑を投入する投入器、
及び被回収切屑を溶解炉に供給するよう該溶解炉と連絡
された当該容器の排出器を具有する装置。
可能な方法及び装置を提供する。 【構成】 金属ストリップを円筒形に形成するステッ
プ、その円筒形金属ストリップの底部を閉鎖して容器状
とするステップ、その容器に被回収切屑を投入するステ
ップ、及び被回収切屑入り容器の口部を閉鎖するステッ
プ、当該被回収切屑入り容器を溶解炉に投入するステッ
プを包含する方法、並びに金属ストリップを送出す手
段、該金属ストリップを円筒形に形成する成形機、円筒
形に形成された金属ストリップの円筒底部を閉鎖して容
器となるようこれを成形する成形機、該ストリップの円
筒上部を閉鎖するようこれを成形する成形機、金属スト
リップによる前記容器に被回収切屑を投入する投入器、
及び被回収切屑を溶解炉に供給するよう該溶解炉と連絡
された当該容器の排出器を具有する装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、金属切屑の回収方法及
びその装置に関する。特殊鋼その他の金属を溶かす溶解
炉の設けられた工場では、金属の機械加工で生じた切屑
を、再利用のため前記金属を生産する一部材料として溶
解炉に投入することが行なわれている。特に、金属が近
年、新金属とも呼ばれるレア・メタル等の希少金属或い
はこれを含むものの場合、その必要性が高い。
びその装置に関する。特殊鋼その他の金属を溶かす溶解
炉の設けられた工場では、金属の機械加工で生じた切屑
を、再利用のため前記金属を生産する一部材料として溶
解炉に投入することが行なわれている。特に、金属が近
年、新金属とも呼ばれるレア・メタル等の希少金属或い
はこれを含むものの場合、その必要性が高い。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の切屑を溶解炉に投入するに
は、ばらで行なう仕様と、布又は紙袋入りで行なう仕様
とに大別される。これによると、溶解炉内の溶融金属の
表面又はその近傍で切屑が火の粉となり、炉内の上昇気
流に乗って舞い上がり、非常に危険である。また、一度
に多量の切屑を投入すると、切屑に含まれた水分、湿気
のため、爆発を起こす危険性も高い。
は、ばらで行なう仕様と、布又は紙袋入りで行なう仕様
とに大別される。これによると、溶解炉内の溶融金属の
表面又はその近傍で切屑が火の粉となり、炉内の上昇気
流に乗って舞い上がり、非常に危険である。また、一度
に多量の切屑を投入すると、切屑に含まれた水分、湿気
のため、爆発を起こす危険性も高い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
におけるような不都合を伴うことなく、金属切屑を溶解
炉に投入、すなわち回収する方法及びその装置を提供す
るにある。
におけるような不都合を伴うことなく、金属切屑を溶解
炉に投入、すなわち回収する方法及びその装置を提供す
るにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、回収すべき切
屑と同質の金属ストリップ或いはブランクを円筒形に形
成するステップ、その円筒形金属ストリップ或いはブラ
ンクの底部を閉鎖して容器状とするステップ、その容器
に被回収切屑を投入するステップ、被回収切屑入り容器
の口部を閉鎖するステップ、及び当該被回収切屑入り容
器を溶解炉に投入するステップを包含することを特徴と
する金属切屑の回収方法に係る。
屑と同質の金属ストリップ或いはブランクを円筒形に形
成するステップ、その円筒形金属ストリップ或いはブラ
ンクの底部を閉鎖して容器状とするステップ、その容器
に被回収切屑を投入するステップ、被回収切屑入り容器
の口部を閉鎖するステップ、及び当該被回収切屑入り容
器を溶解炉に投入するステップを包含することを特徴と
する金属切屑の回収方法に係る。
【０００５】本発明は、回収すべき切屑と同質の金属ス
トリップ或いはブランクを送出す手段、該金属ストリッ
プ或いはブランクを円筒形に成形する成形機、円筒形に
された金属ストリップ或いはブランクの円筒底部を閉鎖
して容器となるようこれを成形する成形機、該ストリッ
プ或いはブランクの円筒上部を閉鎖するようこれを成形
する成形機、金属ストリップ或いはブランクによる前記
容器に被回収切屑を投入する投入器、及び被回収切屑を
溶解炉に供給するよう溶解炉に連絡された当該容器のた
めの排出器を具有することを特徴とする金属切屑の回収
装置に係る。
トリップ或いはブランクを送出す手段、該金属ストリッ
プ或いはブランクを円筒形に成形する成形機、円筒形に
された金属ストリップ或いはブランクの円筒底部を閉鎖
して容器となるようこれを成形する成形機、該ストリッ
プ或いはブランクの円筒上部を閉鎖するようこれを成形
する成形機、金属ストリップ或いはブランクによる前記
容器に被回収切屑を投入する投入器、及び被回収切屑を
溶解炉に供給するよう溶解炉に連絡された当該容器のた
めの排出器を具有することを特徴とする金属切屑の回収
装置に係る。
【０００６】本明細書で本発明に関し、溶解炉とは、冒
頭に述べた金属による製品を得るためにその材料を溶解
する炉を指す。
頭に述べた金属による製品を得るためにその材料を溶解
する炉を指す。
【０００７】本明細書で本発明に関し、「回収すべき金
属と同質」なる語における「同質」とは、文字どおり、
回収すべき金属と同じ性質、溶解炉内の溶融金属材料に
混じっても、これの所要物性を実質上害さない性質のこ
とをいう。
属と同質」なる語における「同質」とは、文字どおり、
回収すべき金属と同じ性質、溶解炉内の溶融金属材料に
混じっても、これの所要物性を実質上害さない性質のこ
とをいう。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例につき添付図面を参照
しつつ説明する。図１は本発明の方法を実施するための
回収装置Ａの概略的な斜視図、図２は該装置の一部の概
略的な平面図である。装置Ａは、これらの図に示すよう
に、金属切屑を投入する金属ストリップ製の容器Ｗを連
続的に製作するのに好ましい構成とされている。
しつつ説明する。図１は本発明の方法を実施するための
回収装置Ａの概略的な斜視図、図２は該装置の一部の概
略的な平面図である。装置Ａは、これらの図に示すよう
に、金属切屑を投入する金属ストリップ製の容器Ｗを連
続的に製作するのに好ましい構成とされている。
【０００９】回収装置Ａには、金属ストリップＰの送出
し部１、金属ストリップを円筒形に形成する成形機２
（詳細は図３に示す）、その円筒底部を閉鎖して容器Ｗ
となるよう、これを成形する成形機３、容器Ｗの上部を
閉鎖するよう、これを成形する成形機５が備えられてい
る。また、容器Ｗに金属切屑を投入する投入器４、被回
収切屑を溶解炉に供給するよう、これに連結された容器
Ｗのための排出器６が備えられている。
し部１、金属ストリップを円筒形に形成する成形機２
（詳細は図３に示す）、その円筒底部を閉鎖して容器Ｗ
となるよう、これを成形する成形機３、容器Ｗの上部を
閉鎖するよう、これを成形する成形機５が備えられてい
る。また、容器Ｗに金属切屑を投入する投入器４、被回
収切屑を溶解炉に供給するよう、これに連結された容器
Ｗのための排出器６が備えられている。
【００１０】送出し部１には、コイル１０状の金属スト
リップＰ、コイル１０が載置された基台Ｂ、案内ローラ
Ｒ１、Ｒ１、駆動ローラＲ２、Ｒ２、及びカッタ１２が
金属ストリップＰの搬送方向に順次配置されている。ス
トリップＰの下端を支持するローラＲ´は、必要に応じ
適宜配置されている（図１には１個のみ示す）。
リップＰ、コイル１０が載置された基台Ｂ、案内ローラ
Ｒ１、Ｒ１、駆動ローラＲ２、Ｒ２、及びカッタ１２が
金属ストリップＰの搬送方向に順次配置されている。ス
トリップＰの下端を支持するローラＲ´は、必要に応じ
適宜配置されている（図１には１個のみ示す）。
【００１１】基台Ｂは、その中心が軸支された円形テー
ブル１１を有し、更に該テーブル下面の周部には回転を
円滑に行なうためのローラＲが複数配置されている。基
台Ｂ自体は、駆動機構を有しないが、駆動ローラＲ２に
よりストリップＰが成形機２の方へ送られることにより
回転できる。
ブル１１を有し、更に該テーブル下面の周部には回転を
円滑に行なうためのローラＲが複数配置されている。基
台Ｂ自体は、駆動機構を有しないが、駆動ローラＲ２に
よりストリップＰが成形機２の方へ送られることにより
回転できる。
【００１２】コイル状の金属ストリップＰに代え、容器
Ｗ１個分に相当する長さを有するシート状に切断された
ブランクを使用することも可能である。この場合、基台
Ｂに代え、そのブランクの供給装置を設けるとよい。ま
た、カッタ１２も不要となる。 カッタ１２は、シリン
ダ装置Ｓの作動（伸長）により金属ストリップの剪断を
行なうように、一端部がシリンダ装置Ｓのピストンロッ
ド先端に固定され、他方の端部が装置Ａのフレームの一
部に枢支されている。金属ストリップＰの送り長さを検
知するための電気的又は機械的センサ（図示しない）
は、適当な箇所に設置され得る。カッタ１２の剪断の際
に金属ストリップを固定しておく台部は図示しない。
Ｗ１個分に相当する長さを有するシート状に切断された
ブランクを使用することも可能である。この場合、基台
Ｂに代え、そのブランクの供給装置を設けるとよい。ま
た、カッタ１２も不要となる。 カッタ１２は、シリン
ダ装置Ｓの作動（伸長）により金属ストリップの剪断を
行なうように、一端部がシリンダ装置Ｓのピストンロッ
ド先端に固定され、他方の端部が装置Ａのフレームの一
部に枢支されている。金属ストリップＰの送り長さを検
知するための電気的又は機械的センサ（図示しない）
は、適当な箇所に設置され得る。カッタ１２の剪断の際
に金属ストリップを固定しておく台部は図示しない。
【００１３】容器Ｗを形成するための成形機２には、巻
回シリンダ２０、該シリンダに巻回された金属ストリッ
プの周囲を把持する１対のチャック６、６が備えられて
いる。レールＧ、Ｇは、装置Ａのフレームの一部に固定
されており、金属ストリップＰの案内をなす。
回シリンダ２０、該シリンダに巻回された金属ストリッ
プの周囲を把持する１対のチャック６、６が備えられて
いる。レールＧ、Ｇは、装置Ａのフレームの一部に固定
されており、金属ストリップＰの案内をなす。
【００１４】巻回シリンダ２０は、図外の駆動モータに
より回転可能とされ、下端部２２が楔形とされる一方、
上部が円筒状ケース２１内にこれと同心状に配置されて
いる。シリンダ２０とケース２１との間には、巻回する
べき金属ストリップＰを収容するのに適切な寸法のクリ
アランスが設けられている。また、ストリップＰの一端
部が通過するよう、ケース２１には下端が開放したスリ
ット２３が設けられている。
より回転可能とされ、下端部２２が楔形とされる一方、
上部が円筒状ケース２１内にこれと同心状に配置されて
いる。シリンダ２０とケース２１との間には、巻回する
べき金属ストリップＰを収容するのに適切な寸法のクリ
アランスが設けられている。また、ストリップＰの一端
部が通過するよう、ケース２１には下端が開放したスリ
ット２３が設けられている。
【００１５】シリンダ２０の円周面にはシリンダ径方向
に開閉可能な断面Ｌ字形のチャックｋが２個設けられて
おり、該チャックにより、巻回シリンダ２０の作動時、
該シリンダ周面と該チャックの断面Ｌ字形の鉤部分との
間に金属ストリップＰ端部が把持される（図３ｃ参
照）。チャックｋの駆動機構は、例えばシリンダ２０内
部空間に組込まれた電磁石とばね等の公知の駆動手段と
することができる。
に開閉可能な断面Ｌ字形のチャックｋが２個設けられて
おり、該チャックにより、巻回シリンダ２０の作動時、
該シリンダ周面と該チャックの断面Ｌ字形の鉤部分との
間に金属ストリップＰ端部が把持される（図３ｃ参
照）。チャックｋの駆動機構は、例えばシリンダ２０内
部空間に組込まれた電磁石とばね等の公知の駆動手段と
することができる。
【００１６】巻回シリンダ２０は、図３に示すように、
アーム状の金具により垂直方向の案内ロッド２４に摺動
可能に装えられ、該ロッドと平行に設けられたシリンダ
装置Ｓ１の作動により垂直移動できる。
アーム状の金具により垂直方向の案内ロッド２４に摺動
可能に装えられ、該ロッドと平行に設けられたシリンダ
装置Ｓ１の作動により垂直移動できる。
【００１７】円筒形金属ストリップの底部をシリンダ
（図示しない）の作動により折曲げ閉鎖するための成形
機３として、該円筒形底部を挟むよう押型３０、３０が
対向配置されている。図１には、押型３０は１個のみ示
されている。
（図示しない）の作動により折曲げ閉鎖するための成形
機３として、該円筒形底部を挟むよう押型３０、３０が
対向配置されている。図１には、押型３０は１個のみ示
されている。
【００１８】回収すべき金属切屑の投入器４として、ホ
ッパ４が設けられている。該ホッパ下端部の排出口４０
上部には、上下２段型のシャツタ４１、４２が設けられ
ている。これらのシャッタは図外のシリンダ装置により
個々に水平移動でき、金属切屑の定量取出し器をなす。
ッパ４が設けられている。該ホッパ下端部の排出口４０
上部には、上下２段型のシャツタ４１、４２が設けられ
ている。これらのシャッタは図外のシリンダ装置により
個々に水平移動でき、金属切屑の定量取出し器をなす。
【００１９】シャッタ４２が閉位置のときシャッタ４１
が開くと、ホッパ４内の切屑がシャッタ４１、４１で区
切られたチャンバ内に充填され、シャッタ４１が閉位置
のときシャッタ４２が開いて、前記チャンバ内の切屑が
排出口４０から落下する。
が開くと、ホッパ４内の切屑がシャッタ４１、４１で区
切られたチャンバ内に充填され、シャッタ４１が閉位置
のときシャッタ４２が開いて、前記チャンバ内の切屑が
排出口４０から落下する。
【００２０】投入器４の下流側には、切屑の投入された
容器Ｗの上端部開口を閉鎖するための成形機５が配置さ
れている。該成形機の押型５０、５０は、成形機２にお
ける押型３０、３０と実質的に同じである。
容器Ｗの上端部開口を閉鎖するための成形機５が配置さ
れている。該成形機の押型５０、５０は、成形機２にお
ける押型３０、３０と実質的に同じである。
【００２１】装置Ａの成形機５の下方に、チャック６、
６の開放により容器Ｗを所定の溶解炉に直接投じるため
の投入孔を設けることができる。或いは、成形機５の下
にコンベアを配置し、該コンベアの終端側を所定の溶解
炉上方に連絡した構成としてもよい。
６の開放により容器Ｗを所定の溶解炉に直接投じるため
の投入孔を設けることができる。或いは、成形機５の下
にコンベアを配置し、該コンベアの終端側を所定の溶解
炉上方に連絡した構成としてもよい。
【００２２】次に、回収装置Ａの作動につき説明する。
【００２３】金属ストリップＰは、駆動ローラＲ２の回
転により、案内ローラＲ１に案内されて矢印Ｘ方向に送
り出され、成形機２に対し容器Ｗ１個分の相当長さ送ら
れる。この際、ストリップＰはレールＧ、Ｇ及びケース
２１のスリット２３に案内される。巻回シリンダ２０周
面のチャックｋによりストリップＰの端部が把持され
る。次に、カッタ１２がシリンダＳの作動により駆動さ
れ、これによりストリップＰが剪断される。
転により、案内ローラＲ１に案内されて矢印Ｘ方向に送
り出され、成形機２に対し容器Ｗ１個分の相当長さ送ら
れる。この際、ストリップＰはレールＧ、Ｇ及びケース
２１のスリット２３に案内される。巻回シリンダ２０周
面のチャックｋによりストリップＰの端部が把持され
る。次に、カッタ１２がシリンダＳの作動により駆動さ
れ、これによりストリップＰが剪断される。
【００２４】剪断後、巻回シリンダ２０が巻取方向（図
２の矢印Ｖ方向）に回転する。回転の際、ストリップＰ
の上端部は、シリンダ２０とケース２６との前記間隙に
より案内されている。シリンダ２０の回転（通常、重ね
代をとるため、１回転より多い角度で回転させる）によ
り、円筒形容器Ｗが形成される。巻回終了時、シリンダ
２０は、その先端部２２の楔形の斜面部が押型３０と対
向している。
２の矢印Ｖ方向）に回転する。回転の際、ストリップＰ
の上端部は、シリンダ２０とケース２６との前記間隙に
より案内されている。シリンダ２０の回転（通常、重ね
代をとるため、１回転より多い角度で回転させる）によ
り、円筒形容器Ｗが形成される。巻回終了時、シリンダ
２０は、その先端部２２の楔形の斜面部が押型３０と対
向している。
【００２５】次に、チャック６、６が、図１のように案
内レールＧ、Ｇの間から突出し、シリンダ２０の周囲を
把持する。１対の押型３０の作動により容器Ｗの下端部
が曲げ加工され閉鎖された後、巻回シリンダ２０は、シ
リンダＳ１の駆動により上方へ移動する。これにより、
上端部が開放した容器Ｗが形成される。
内レールＧ、Ｇの間から突出し、シリンダ２０の周囲を
把持する。１対の押型３０の作動により容器Ｗの下端部
が曲げ加工され閉鎖された後、巻回シリンダ２０は、シ
リンダＳ１の駆動により上方へ移動する。これにより、
上端部が開放した容器Ｗが形成される。
【００２６】容器Ｗは、チャック６、６に把持された状
態で、ホッパ４の排出口４０の下方まで水平移動され、
容器Ｗに該ホッパからシャッタ４１、４２の作動で金属
切屑が供給される。
態で、ホッパ４の排出口４０の下方まで水平移動され、
容器Ｗに該ホッパからシャッタ４１、４２の作動で金属
切屑が供給される。
【００２７】回収すべき金属切屑は、直接、ホッパ４に
供給してもよいが、好ましくは乾燥器７を通過させて供
給される。金属切屑の投入された容器Ｗは、更に、チャ
ック６、６に把持されたまま成形機５に移動し、シリン
ダ（図示しない）の作動により、押型５０、５０によっ
て上端部が閉鎖される。こうして閉鎖された容器Ｗは、
チャック６、６の開放により落下される。
供給してもよいが、好ましくは乾燥器７を通過させて供
給される。金属切屑の投入された容器Ｗは、更に、チャ
ック６、６に把持されたまま成形機５に移動し、シリン
ダ（図示しない）の作動により、押型５０、５０によっ
て上端部が閉鎖される。こうして閉鎖された容器Ｗは、
チャック６、６の開放により落下される。
【００２８】以上のように形成され金属切屑の投入され
た容器Ｗは、溶解炉に投下すると、溶融金属表面で火の
粉となって飛散することなく、溶解金属中に深く達して
から溶融され、金属切屑の回収を安全且つ確実に行なう
ことができる。
た容器Ｗは、溶解炉に投下すると、溶融金属表面で火の
粉となって飛散することなく、溶解金属中に深く達して
から溶融され、金属切屑の回収を安全且つ確実に行なう
ことができる。
【００２９】好ましい金属ストリップの厚みは、溶解炉
の温度その他の条件を考慮し実験により、適宜決定する
ことができる。
の温度その他の条件を考慮し実験により、適宜決定する
ことができる。
【００３０】
【発明の効果】本発明によれば、従来におけるような不
都合を伴うことなく、金属切屑を溶解炉に投入、すなわ
ち回収することができる。
都合を伴うことなく、金属切屑を溶解炉に投入、すなわ
ち回収することができる。
【図１】本発明の方法を実施するための回収装置Ａを概
略的に示す斜視図である。
略的に示す斜視図である。
【図２】回収装置Ａの概略的な平面図である。
【図３】図３ａは回収装置Ａの成形機２の正面図、図３
ｂは該成形機の側面図、図３ｃは図３ａのＩ−Ｉ線にお
ける概略的な断面図である。
ｂは該成形機の側面図、図３ｃは図３ａのＩ−Ｉ線にお
ける概略的な断面図である。
Ａ 回収装置 １ 送出す手段 ２ 成形機 ３ 成形機 ４ ホッパ ５ 排出機 ６ チャック ７ 乾燥器 １２ カッタ ３０ 押型 ４１ シャッタ ４１ シャッタ ５０ 押型 Ｐ 金属ストリップ Ｂ 基台 Ｒ１ 案内ローラ Ｒ２ 案内ローラ Ｇ レール Ｗ 容器 ｋ チャック ２０ 巻回シリンダ ２１ ケース ２２ 楔形 ２３ スリット ２４ 案内ロッド
Claims (2)
- 【請求項１】 回収すべき切屑と同質の金属ストリップ
或いはブランクを円筒形に形成するステップ、その円筒
形金属ストリップ或いはブランクの底部を閉鎖して容器
状とするステップ、その容器に被回収切屑を投入するス
テップ、被回収切屑入り容器の口部を閉鎖するステッ
プ、及び当該被回収切屑入り容器を溶解炉に投入するス
テップを包含することを特徴とする金属切屑の回収方
法。 - 【請求項２】 回収すべき切屑と同質の金属ストリップ
或いはブランクを送出す手段、該金属ストリップ或いは
ブランクを円筒形に成形する成形機、円筒形にされた金
属ストリップ或いはブランクの円筒底部を閉鎖して容器
となるようこれを成形する成形機、該ストリップ或いは
ブランクの円筒上部を閉鎖するようこれを成形する成形
機、金属ストリップ或いはブランクによる前記容器に被
回収切屑を投入する投入器、及び被回収切屑を溶解炉に
供給するよう溶解炉に連絡された当該容器のための排出
器を具有することを特徴とする金属切屑の回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33770893A JP3559871B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 金属切屑の回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33770893A JP3559871B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 金属切屑の回収装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08188834A true JPH08188834A (ja) | 1996-07-23 |
| JP3559871B2 JP3559871B2 (ja) | 2004-09-02 |
Family
ID=18311220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33770893A Expired - Fee Related JP3559871B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 金属切屑の回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3559871B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7981192B2 (en) * | 2007-05-11 | 2011-07-19 | Egon Evertz KG(GmbH & Co) | Method and device for producing binderless briquettes and briquettes comprising metal chips and metal dusts |
| CN115446318A (zh) * | 2022-08-25 | 2022-12-09 | 哈尔滨工业大学（威海） | 一种金属废屑的塑化回收装置及方法 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33770893A patent/JP3559871B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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