JPH08187530A - プレス機のスクラップ回収装置 - Google Patents

プレス機のスクラップ回収装置

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JPH08187530A
JPH08187530A JP33838694A JP33838694A JPH08187530A JP H08187530 A JPH08187530 A JP H08187530A JP 33838694 A JP33838694 A JP 33838694A JP 33838694 A JP33838694 A JP 33838694A JP H08187530 A JPH08187530 A JP H08187530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driven
lever
press machine
belt conveyor
rotary shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP33838694A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Hisa
登志男 久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレス機のスクラップ回収装置を上型の上昇
時にはベルトコンベヤ部分から上方へ分離させる。 【構成】 上型5に下設されたレバー支持部材15の下
端部に、駆動レバー16の基端部を枢支させると共に、
レバー支持部材15の下面に駆動レバー16の上面が当
接するようにレバー支持部材15及び駆動レバー16間
に引張りばね18を設ける。プレス加工時に下方へ落下
してくるスクラップを排出・回収させるベルトコンベヤ
9に装着されたプーリ8に固定された回転軸7に、駆動
レバー16により上方から押圧駆動される被駆動ローラ
11を回転軸7を中心とする円周上に90°間隔で4個
回転自在に取付けられた被駆動輪10と、駆動レバー1
6により被駆動輪10を介して回転駆動される回転軸7
の逆方向の回転を拘束する逆止装置とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス機の上型の上下
動を利用することにより、プレス型の穴明け或はトリミ
ング加工時に下方へ落下してくるスクラップを排出・回
収させるベルトコンベヤを駆動するようになったプレス
機のスクラップ回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては、実開昭58−1
79950号公報により上型及びベルトコンベヤ間をラ
ック又はクランクにより連結し、クラッチにより上型の
上下動の一方方向の移動のみに連動させてベルトコンベ
ヤを一方向へ回転走行させるのが周知である。同様に実
開昭60−20334号公報によれば、これらの間をチ
ェーンにより連結した装置も周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の装置はいずれも上型及びベルトコンベヤ間が常時連結
する構造であり、したがってワークの搬入に際して邪魔
になることがあった。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、上型の
上昇時にはベルトコンベヤ部分から上方へ分離する冒頭
に述べた類のプレス機のスクラップ回収装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、プレス機の上型の上下動を利用すること
により、プレス加工時に下方へ落下してくるスクラップ
を排出・回収させるベルトコンベヤを駆動するようにな
ったプレス機のスクラップ回収装置において、上型に下
設されたレバー支持部材の下端部に、駆動レバーの基端
部を枢支させると共に、レバー支持部材の下面に駆動レ
バーの上面が当接するようにレバー支持部材及び駆動レ
バー間に引張りばねを設け、ベルトコンベヤに装着され
たプーリに固定された回転軸に、駆動レバーにより上方
から押圧駆動される被駆動ローラを回転軸を中心とする
円周上に90°間隔で4個回転自在に取付けられた被駆
動輪と、駆動レバーにより被駆動輪を介して回転駆動さ
れる回転軸の逆方向の回転を拘束する逆止装置とを設け
たことを特徴とする。
【0006】
【作用】上型の上昇位置では、駆動レバーは被駆動ロー
ラの上方へ分離した位置を占めている。上型が下降する
と、駆動レバーが回転軸に対して外側上方の45°の回
転位置を占める被駆動ローラを外側下方45°の回転位
置へ押圧駆動して、被駆動輪を回転駆動する。これによ
り、回転軸を介してプーリが回転駆動され、ベルトコン
ベヤはプーリの90°の回転に相応するストロークだけ
回転走行させられる。
【0007】上型の上昇による駆動レバーの上昇位置へ
の復帰時には、駆動レバーの上面が外側下方の45°位
置に回転してきた後続の被駆動ローラの下側に当接し、
被駆動輪の逆回転を逆止装置で拘束した状態で引張りば
ねのばね力に抗して駆動レバーはレバー支持部材の下面
から下方へ回動・離反し、逆止された後続の被駆動ロー
ラを上方へ乗り越えて上昇位置に復帰する。
【0008】
【実施例】図1乃至図3を基に本発明の一実施例による
プレス機のスクラップ回収装置を説明する。穴明け用プ
レス機械の上型5にはポンチ2が下設され、対応位置の
下型3には抜穴4aを備えたダイ4が設けられている。
下型3の下方には、両側にプーリ8、8aを装着され、
かつ抜穴4aから貫通孔3aを通して落下してきたワー
ク1のスクラップ1aを搬送するベルトコンベヤ9を備
えたスクラップ回収装置が配置されている。この装置の
搬送方向Aの端部には、ベルトコンベヤ9で搬送されて
きたスクラップ1aを回収するスクラップ回収箱9aが
配置されている。
【0009】上型5には柱状のレバー支持部材15が下
設されると共に、その下端部には、駆動レバー16の基
端部がピン17により枢支されている。レバー支持部材
15と駆動レバー16の前後方向の中間領域との間には
引張りばね18が張設されることにより、レバー支持部
材15の水平な下面15aに駆動レバーの水平な上面1
6aが当接させられている。
【0010】下型3の外側に位置した一方のプーリ8の
回転軸7には、駆動レバー16により上方から押圧駆動
される被駆動ローラ11を回転軸7を中心とする円周上
に90°間隔で4個回転自在にシャフト12に支持され
た被駆動輪10が取付けられている。さらに、ベルトコ
ンベヤ9に対して反対側の回転軸7には、駆動レバー1
6により被駆動輪10を介して回転駆動される回転軸7
の回転方向と逆方向の回転を拘束する逆止装置20が配
置されている。この装置は、図3に示すように、周面に
90°間隔で逆止歯21aを形成されて回転軸7に固定
された逆止輪21と、その周囲に配置されたレバー支持
部材27に基端部を枢着され、かつ先端部で逆止歯21
aに沿って滑動して係入し、搬送方向Aと逆方向の逆止
輪21の回転に対しては拘束される係止爪25と、この
爪を係入方向へ付勢するばね26とで構成されている。
【0011】このように構成されたプレス機のスクラッ
プ回収装置の動作は、次の通りである。上型5の上昇位
置では、駆動レバー16が図示の2点鎖線位置を占める
ことにより、下型3から分離されてその高さよりも僅か
に上方位置を占めている。上型5が下降して駆動レバー
16が図示の実線位置にくると、回転軸7に対して外側
上方の45°の回転位置を占める被駆動ローラ11が、
駆動レバー16の略45°の傾斜面16bで下方へ押圧
されて外側下方45°の回転位置へ被駆動輪10のシャ
フト12に対して回転しつつ移動する。これにより、被
駆動輪10に固定された回転軸7を介してプーリ8が回
転駆動され、ベルトコンベヤ9はプーリ8の90°の回
転に相応するストロークだけ搬送方向Aへ回転走行させ
られる。
【0012】上型5の上昇位置への復帰時には、駆動レ
バー16の上面16aが外側上方の45°位置に回転し
てきた後続の被駆動ローラ11の下側に当接し、被駆動
輪10を逆方向へ回転させようとするが、逆止歯21a
が係止爪25に拘束されて逆止状態にあり、したがって
引張りばね18のばね力に抗して駆動レバー16はレバ
ー支持部材15の下面15aから回動・離反し、停止し
た後続の被駆動ローラ11を上方へ乗り越えて2点鎖線
位置へ復帰する。同様に、次の下降時には、外側上方4
5°の後続の被駆動ローラ11を下方へ45°回転させ
るように押圧駆動する。これにより、駆動レバー16の
1往復動ごとに回転軸7を45°回転させてベルトコン
ベヤ9を搬送方向Aへ逐次回転走行させ、抜穴4aから
落下したスクラップ1aをスクラップ回収箱9aに回収
させる。
【0013】
【発明の効果】以上、本発明によれば、上型の上昇時に
ベルトコンベヤと分離する駆動レバーにより駆動される
ことにより、上型の上昇位置では駆動レバーを下型より
も上方に隙間を置いて上昇させ得、したがって上型で直
接駆動されるスクラップ回収装置を設けることに起因す
るワーク搬入の障害が回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるプレス機のスクラップ
回収装置の側面図である。
【図2】同装置のベルトコンベヤ部分の平面図である。
【図3】同ベルトコンベヤの逆止装置の側面図である。
【符号の説明】
1 ワーク 1a スクラップ 2 ポンチ 3 下型 4a 抜穴 5 上型 7 回転軸 8 プーリ 9 ベルトコンベヤ 10 被駆動輪 11 被駆動ローラ 15 レバー支持部材 16 駆動レバー 18 引張りばね 20 逆止装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス機の上型の上下動を利用すること
    により、プレス加工時に下方へ落下してくるスクラップ
    を排出・回収させるベルトコンベヤを駆動するようにな
    ったプレス機のスクラップ回収装置において、 上型に下設されたレバー支持部材の下端部に、駆動レバ
    ーの基端部を枢支させると共に、前記レバー支持部材の
    下面に前記駆動レバーの上面が当接するように前記レバ
    ー支持部材及び前記駆動レバー間に引張りばねを設け、 ベルトコンベヤに装着されたプーリに固定された回転軸
    に、前記駆動レバーにより上方から押圧駆動される被駆
    動ローラを前記回転軸を中心とする円周上に90°間隔
    で4個回転自在に取付けられた被駆動輪と、前記駆動レ
    バーにより前記被駆動輪を介して回転駆動される前記回
    転軸の逆方向の回転を拘束する逆止装置とを設けたこと
    を特徴とするプレス機のスクラップ回収装置。
JP33838694A 1994-12-29 1994-12-29 プレス機のスクラップ回収装置 Pending JPH08187530A (ja)

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JP33838694A JPH08187530A (ja) 1994-12-29 1994-12-29 プレス機のスクラップ回収装置

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JP33838694A Pending JPH08187530A (ja) 1994-12-29 1994-12-29 プレス機のスクラップ回収装置

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