JPH08184858A - 液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置およびその製造方法

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JPH08184858A
JPH08184858A JP32844694A JP32844694A JPH08184858A JP H08184858 A JPH08184858 A JP H08184858A JP 32844694 A JP32844694 A JP 32844694A JP 32844694 A JP32844694 A JP 32844694A JP H08184858 A JPH08184858 A JP H08184858A
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liquid crystal
alignment
crystal display
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substrate
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JP32844694A
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English (en)
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Masako Nakamura
正子 中村
Tadashi Kimura
直史 木村
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一対の対向する基板間に、重合性材料を含む
ゲストホスト効果を有する液晶が挾持され、上記両基板
には、両基板間で互いに異なる方向に縞状に電極が形成
されている。各々の基板上の縞状電極に、隣り合う縞状
電極間に電界が生じるような電圧を印加させた後、両基
板側から光照射または加熱することにより、液晶層内の
液晶分子及び2色性色素を一対の基板間で2層化させ
る。 【効果】 2枚のセルを重ね合わせることなく、また偏
光板を必要としないので、斜めから見たときの表示特性
が良好であるとともに、軽量でかつ高輝度、高コントラ
ストの表示が可能な液晶表示装置を提供することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像表示、各種情報表
示、情報処理などに用いられる液晶表示装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、ワードプロセッサやラップトップ
型パソコン、ポケットテレビと称される携帯型テレビジ
ョン受信機などへの液晶表示装置の応用が急速に進展し
ている。従来から、液晶表示装置にはTN(Twist
ed Nematic)モード、STN(Super
Twisted Nematic)モードが用いられて
いる。
【0003】上記TNモードは、一対の偏光板の間に液
晶表示素子を配置し、この液晶表示素子の光学的性質、
すなわち電圧無印加時の旋光特性と、電圧印加時の偏光
解消特性とを利用してモノクロ表示を行うものである。
【0004】上記STNモードは、ワードプロセッサ用
ディスプレイとして広く利用されている表示方式であ
り、上記TNモードと類似の方式である。このSTNモ
ードは、液晶分子の捩れ角が180〜270°に設定さ
れていること、および偏光板の設定角度を最適化するこ
とにより、電圧印加に伴う急激な分子配向変形を液晶表
示装置の複屈折変化に反映させることができ、鋭いしき
い値を有する電気光学特性が得られる。したがって、単
純マトリクス駆動に適する。
【0005】一方、STNモードは、液晶の複屈折によ
り表示の背景色に黄緑または濃紺の色付きを呈するとい
う問題点を有している。このため、表示用STNパネル
に光学補償用パネルやポリカーボネイトなどの高分子で
形成される位相差板を重ね合わせることによって色補償
を行い、白黒表示を行う、いわゆるペーパーホワイトL
CD方式が用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記T
NモードおよびSTNモードの液晶表示装置は、偏光板
を使用するために自然光の半分は原理的に表示に利用で
きず、表示が暗くなるという欠点があった。また、表示
を明るくするためにはバックライトが必要であるため、
消費電力が極端に増加するという問題点を有していた。
【0007】このような問題に対して、偏光板を用い
ず、自然光の全ての光線を有効に利用しようとする表示
モードが提案されている。この表示モードの例として偏
光板を使用しない2色性色素の吸収異方性を利用したG
H(Guest−Host)モードが知られている。
【0008】このGHモードの中で、光の利用効率が高
く、明るくてコントラストが高いものは、図12(a)
および(b)に示す2層型GHモードである。
【0009】この2層型GHモードは、2層の液晶層
(Np液晶とp型色素の混合)を、それぞれ液晶分子が
互いに直交するように配置させてある。したがって、入
射光の2つの偏光成分(L‖,L⊥)は,オフ状態にて
1層目か2層目で必ず吸収されることになるので、コン
トラスト比を高くすることができるものである。
【0010】ところが、図13に示すような装置にした
場合には、斜め方向から観察すると、中央のガラス基板
の影響により表示にずれが生じていた。また、2枚のセ
ルを用いる必要があるため、製造工程が複雑になるとい
う問題点を有していた。
【0011】本発明は、上記従来の2層型GHモードの
問題点に鑑みなされたものであって、斜めからみた時の
表示特性を改善し、良好な表示品位を有する液晶表示装
置を提供することを目的としている。
【0012】
【問題点を解決するための手段】上記の課題を解決する
ために、請求項1の発明の液晶表示装置は、―対の対向
する基板間に、ゲストホスト効果を有する液晶層が少な
くとも2層設けられてなる液晶表示装置において、上記
一方の基板の液晶層側表面には、液晶分子を所定の方向
に配向させる縞状電極が形成され、上記他方の基板の液
晶層側表面には、上記一方の基板側の液晶分子の配向方
向とは異なる方向に液晶分子を配向させる縞状電極が形
成され、上記液晶層には、重合性材料が添加されている
ことを特徴としている。
【0013】また、請求項2の発明の液晶表示装置は、
上記一方の基板上に形成された上記縞状電極が走査線ま
たはデータ信号線として形成されていることを特徴とし
ている。
【0014】また、請求項3の発明の液晶表示装置は、
上記両基板のうち少なくとも一方の基板の液晶層側表面
に、液晶分子を水平配向させる配向膜が形成されている
ことを特徴としている。
【0015】また、請求項4の発明の液晶表示装置の製
造方法は、―対の対向する基板間に、ゲストホスト効果
を有する液晶層が少なくとも2層設けられてなる液晶表
示装置の製造方法において、上記両基板間に、ゲストホ
スト効果を有する液晶に重合性材料を添加したものを注
入する工程と、上記一方の基板の液晶層側表面に、液晶
分子を所定の方向に配向させる縞状電極を形成する工程
と、上記他方の基板の液晶層側表面に、上記一方の基板
側の液晶分子の配向方向とは異なる方向に液晶分子を配
向させる縞状電極を形成する工程と、上記両基板上に形
成された各縞状電極に、隣り合う電極間に電界が生じる
ような電圧を印加させた後、上記重合性材料を硬化させ
る工程と、を含むことを特徴としている。
【0016】
【作用】請求項1の構成によれば、両基板上に、それぞ
れ異なる方向に縞状電極が形成され、両基板間には重合
性材料が含まれている。したがって、液晶分子が互いに
異なる方向に配向する2層の液晶層を一対の基板間に形
成することができる。これにより、2枚のセルを重ねる
必要がなく、また偏光板を設ける必要もないので、斜め
から見たときの表示特性が良好であるとともに、軽量で
かつ高輝度、高コントラストの表示が可能な液晶表示装
置を提供することができる。
【0017】請求項2の構成によれば、上記一方の基板
上に形成された上記縞状電極は走査線またはデータ信号
線として形成されている。したがって、縞状電極を新た
に形成する必要がないので、部品点数を削減することが
でき、コストを下げることができる。また、その分絵素
電極を大きく設計できるので開口率が向上し、明るい表
示が得られる。
【0018】請求項3の構成によれば、上記両基板のう
ち少なくとも一方の基板の液晶層側表面に、液晶分子を
水平に配向させる配向膜材料により形成された配向膜が
形成されている。したがって、縞状電極による配向規制
力に加え、さらに配向規制力を強化することができる。
これにより、より安定した配向状態を得ることができる
ので、さらに信頼性の高い表示特性を得ることができ
る。
【0019】また、請求項4の製造方法によれば、上記
両基板間に、ゲストホスト効果を有する液晶に重合性材
料を添加したものを注入する工程と、上記一方の基板の
液晶層側表面に、液晶分子を所定の方向に配向させる縞
状電極を形成する工程と、上記他方の基板の液晶層側表
面に、上記一方の基板側の液晶分子の配向方向とは異な
る方向に液晶分子を配向させる縞上電極を形成する工程
と、上記両基板上に形成された各縞状電極に、隣り合う
電極間に電界が生じるような電圧を印加させた後、上記
重合性材料を硬化させる工程と、を含んでいる。したが
って、互いに液晶分子が異なる方向に配向する2層の液
晶層が一対の基板間に形成された液晶表示装置を製造す
ることができる。
【0020】
【実施例】
[実施例1]本発明の一実施例を図1乃至図3を用いて
説明すれば以下の通りである。
【0021】図1は本実施例の液晶表示パネルの断面図
であり、図2は上記表示パネルの両基板の表面を拡大し
た図である。なお、図1は図2のA−A’間の断面図を
表している。
【0022】本実施例の液晶表示装置は、図1に示す液
晶表示パネル1、およびこれを駆動する液晶ドライバ
(図示せず)、駆動回路(図示せず)を備えている。上
記液晶表示パネル1は、一対の対向する透光性基板2,
8の間隙に、液晶分子7c、2色性色素7d、および重
合性材料(図示せず)を添加したゲストホスト液晶から
なる液晶層7が挾持されている。
【0023】図2(a)及び(b)に、透光性基板2及
び透光性基板8の液晶層側の表面を拡大したものを示
す。上記透光性基板2には、図2(a)に示されるよう
に液晶層7側にソースバスライン4、ゲートバスライン
5、薄膜トランジスタ(以下TFTと称する)6及び絵
素電極3が形成されている。また、上記透光性基板8に
は、図2(b)に示されるように液晶層7側に縞状の透
明対向電極9が形成されているとともに、上記縞状の透
明対向電極の縞間に対向電極とは別の配向用電極10が
縞状に形成されている。
【0024】これら2枚の基板は、透光性基板2上に形
成されたソースバスライン4と、透光性基板8上に形成
された配向用電極10とが互いに直交する方向に形成さ
れ、かつ透光性基板2上に形成された絵素電極3と、透
光性基板8上に形成された配向用電極10とが重ならな
いように張り合わされおり、これにより液晶表示パネル
1が形成されている。
【0025】以下に、本実施例の液晶表示装置の具体的
な作成手順を示す。まず、バリウム・ホウケイ酸ガラ
ス、ナトリウムガラス、石英ガラス又はプラスチック等
からなる透光性基板2上にソースバスライン4、ゲート
バスライン5、TFT6、ITO(Indium−Ti
n−Oxide)等の透明電極からなる絵素電極3を形
成する。
【0026】一方、バリウム・ホウケイ酸ガラス、ナト
リウムガラス、石英ガラス又はプラスチック等からなる
透光性基板8上に、透光性基板2上に形成されたTFT
6に対応する部分に、アルミニウム等からなる遮光膜を
形成し、遮光膜を覆うようにしてITO等の透明電極か
らなる透明対向電極9、及びアルミニウム、ニッケル、
クロム、金または銀等からなる配向用電極10を形成す
る。なお、上記遮光膜は、光によるTFT特性の劣化を
防ぐために形成されたものである。
【0027】上記ソースバスライン4、および配向用電
極10の幅は10μm、ピッチは100μmと設定し
た。このソースバスライン4及び配向用電極10の幅と
ピッチは、液晶の配向性と開口率とに関係している。液
晶の配向性の点からはピッチは小さいほうが望ましく、
開口率の点からはピッチは大きいほうが望ましい。これ
らのことを考慮に入れると、ソースバスライン4、及び
配向用電極10のピッチは10μm〜300μmに設定
することが望ましい。
【0028】以上の様にして作成した透光性基板2と透
光性基板8とを液晶層7の厚みが約4.5μmになるよ
うに貼り合わせてパネル化した。
【0029】次に、上記パネル化したものに、例えばホ
ストである液晶材料ZLI−4792(メルク社製)
に、ゲストとして2色性色素7dを混入したゲストホス
ト液晶7に重合性材料を1.0wt%程度添加したもの
を、例えば真空注入法により透光性基板2と透光性基板
8との間隙に注入させた後、シール材によりパネルの回
りを封止することにより液晶表示パネル1を作製した。
【0030】ここで用いるホスト液晶は、種類が極めて
多く、選択の幅は広い。重合性材料としては、本実施例
では
【0031】
【化1】
【0032】なるものを用いた。
【0033】上記の構造において、駆動回路を実装する
前に、透光性基板2上に形成されたソースバスライン4
に、隣り合うソースバスライン間に電界が生じるよう
に、隣り合うソースバスラインで互いに逆位相となる電
圧を印加させる。また、同時に透光性基板8上に形成さ
れた配向用電極10にも、隣り合う配向用電極間に電界
が生じるように、隣り合う配向用電極で互いに逆位相と
なる電圧を印加させる。このとき、上記ソースバスライ
ン4及び配向用電極10には、隣り合うソースバスライ
ン及び隣り合う配向用電極で互いに逆位相となる電圧を
印加させたが、必ずしもこの通りである必要はなく、例
えば隣り合うソースバスライン及び配向用電極で電位差
のある電圧を印加させてもよい。
【0034】上記ソースバスライン4及び上記配向用電
極10に印加する電圧は、10V〜50Vの範囲に設定
するのが望ましいが、注入された液晶材料が配向するの
に必要な電圧に設定すれば良い。
【0035】さらに、ソースバスライン4及び配向用電
極10に上記電圧を印加させたまま、両基板側から光照
射を行い重合性材料を固定させた後、電圧を解除する。
本実施例では、200Wの水銀ランプを用いて30秒〜
1分紫外光を照射した。なお、重合性材料を硬化させる
方法としては、光の照射によるものだけでなく、例えば
熱による効果方法等も考えられる。例として、重合性材
料に芳香族性エポキシ樹脂を用いた場合であれば、効果
促進剤を添加し、60℃のオーブンで約1時間焼成して
も良い。
【0036】このようにして、液晶分子7c及び2色性
色素7dの配向状態が固定され、図1に示すように、液
晶分子7c及び2色性色素7dが互いに直交する方向に
配向する2層のゲストホスト液晶層7a,7bを同一の
液晶層7に形成することができる。
【0037】本実施例による表示特性を、図3に示す。
従来の1枚型垂直配向を施したGHモードのセルに比
べ、明時と暗時のコントラストが高く、しかも矢印で示
した部分に見られるような散乱状態を経ないで移行する
特性が得られている。
【0038】以上説明したように、本実施例の液晶表示
装置では、2枚のセルを貼り合わせた構造ではなく、1
枚のセルからなっているので、製造に係わる工程および
部材を簡略化することができる。したがって、安価な液
晶表示装置として提供することができる。また、1枚の
セルからなっているので、特別な駆動方法を必要としな
い。
【0039】また、偏光板を用いることなく自然光を十
分利用することができ、バックライトが不要であること
から低消費電力にて表示が可能である。また、中央に仕
切りのガラス基板がないことにより、斜めから見たとき
の表示特性が良好であるとともに、軽量でかつ高輝度、
かつ高コントラストの表示が可能な液晶表示装置を提供
することができる。
【0040】[実施例2]本発明の他の実施例を図4乃
至図6を用いて説明すれば以下の通りである。なお、上
記実施例と同一の機能を有する部材には、同一の符号を
付記し、その説明を省略する。
【0041】図4及び図5は本実施例の液晶表示パネル
の断面図であり、図6は上記表示パネルの両基板の表面
を拡大した図である。なお、図4は図6のA−A’間の
断面図を、図5は図6B−B’間の切断面をそれぞれ表
している。
【0042】本実施例の液晶表示パネル11は、図4及
び図5に示すように、透光性基板2上に絵素電極3、T
FT6等を形成した後、配向膜12を少なくとも絵素電
極3を含む透光性基板2上に塗布し、更にその上から配
向用電極14が縞状に形成されている点と、透光性基板
8上に縞状の対向電極9を形成した後、配向膜13を少
なくとも縞状の対向電極9を含む透光性基板8上に塗布
し、更にその上から対向電極9の縞間に重なるように配
向用電極15が形成されている点とを除けば、実施例1
と同様の構造である。
【0043】図6に透光性基板2及び透光性基板8の、
液晶層側の表面を拡大したものを示す。透光性基板2に
は、液晶層7側に絵素電極3、ソースバスライン4、ゲ
ートバスライン5、及びTFT6が形成され、さらにそ
れらを覆うように配向膜12(図示せず)が透光性基板
2全面に塗布され、さらにその上から配向用電極14
(図示せず)が上記ソースバスライン4に重なるように
縞状に形成されている。また、透光性基板8には、液晶
層7側に縞状の対向電極9を形成され、さらにそれを覆
うように配向膜13(図示せず)が透光性基板8全面に
塗布され、さらにその上から配向用電極15が縞状に形
成されている。
【0044】これら2枚の基板は、透光性基板2上に形
成された配向用電極14と、透光性基板8上に形成され
た配向用電極15とが互いに直交する方向に形成され、
かつ透光性基板2上に形成された絵素電極3と、透光性
基板8上に形成された配向用電極15とが重ならないよ
うに張り合わされており、これにより液晶表示パネル1
1が形成されている。
【0045】上記配向膜12,13には、それぞれ配向
膜材料として、例えばオプトマーAL4552(日本合
成ゴム社製)が使用されている。この配向膜材料は、液
晶分子7cおよび2色性色素7dを、上記配向膜12,
13表面に対してほぼ平行配向させる性質を有してい
る。このため、液晶分子7cおよび2色性色素7dに対
する配向規制力が強くなり、安定した配向状態が得られ
る。この配向膜12,13は、膜厚が約700オングス
トロームになるように印刷法にて形成されている。
【0046】なお、上記透光性基板2上に形成される配
向用電極14は、ITO等の透明電極を用いることによ
り、必ずしもソースバスライン4に重なるように形成す
る必要は無い。
【0047】上記構成において、実施例1と同様に透光
性基板2上に形成された配向用電極14に、隣り合う配
向用電極間に電界が生じるように、隣り合う配向用電極
で互いに逆位相となる電圧を印加させる。また、透光性
基板8上に形成された配向用電極15に、隣り合う配向
用電極間に電界が生じるように、隣り合う配向用電極で
互いに逆位相となる電圧を印加させる。このとき、上記
配向用電極14及び上記配向用電極15には、隣り合う
配向用電極14および隣り合う配向用電極15で互いに
逆位相となる電圧を印加させたが、必ずしもこの通りで
ある必要はなく、例えば隣り合う配向用電極14及び配
向用電極15で電位差のある電圧を印加させてもよい。
【0048】さらに、両基板側から光照射または加熱等
を行い、重合性材料を硬化させて、一対の基板間にお互
いの液晶分子が直交する方向に配向した2層の液晶層を
得る。
【0049】また、両基板に塗布された配向膜のうち、
一方または両方に、図6に示す方向にラビング処理を施
すことにより、更に安定した配向状態を得ることができ
る。なお、上記配向膜は、どちらか一方の基板にのみ形
成する構成であっても良い。
【0050】[実施例3]本発明のさらに他の実施例を
図7乃至図9を用いて説明すれば以下の通りである。な
お、上記実施例と同一の機能を有する部材には、同一の
符号を付記し、その説明を省略する。
【0051】図7及び図8は本実施例の液晶表示パネル
の断面図であり、図9は本実施例の両基板の表面を拡大
した図である。なお、図7は図9のA−A’間の断面図
を、図8は図9のB−B’間の切断面をそれぞれ表して
いる。
【0052】本実施例の液晶表示パネル16は、図7及
び図8に示すように、透光性基板2上に絵素電極3、T
FT6等を形成する際に、ソースバスライン4を厚みが
約2.25μm程になるよう凸状に形成している点と、
透光性基板8上に縞状の対向電極9および対向電極9の
縞間に配向用電極10を形成する際に、配向用電極点1
0を厚みが約2.25μm程になるよう凸状に形成して
いる点とを除けば、実施例1と同様の構造である。
【0053】図9に透光性基板2及び透光性基板8の、
液晶層側の表面を拡大したものを示す。上記透光性基板
2には、液晶層7側に絵素電極3、ソースバスライン
4、ゲートバスライン5、及びTFT6が形成されてい
る。このとき、ソースバスライン4は厚みが約2.25
μmになるように形成されている。また、上記透光性基
板8には、液晶層7側に縞状の透明対向電極9が形成さ
れ、該縞状の透明対向電極9の縞間に対向電極とは別の
配向用電極10が縞状に形成されている。このとき、配
向用電極10は厚みが約2.25μmになるように形成
されている。
【0054】上記凸状に形成されたソースバスライン4
及び配向用電極10の上層には、ソースバスライン4と
配向用電極10との間に発生するリーク電流を防ぐ為の
絶縁層をもうけても良い。
【0055】これら2枚の基板は、透光性基板2上に凸
状に形成されたソースバスライン4と、透光性基板8上
に凸状に形成された配向用電極10とが互いに直交する
方向に形成され、かつ透光性基板2上に形成された絵素
電極3と、透光性基板8上に凸状に形成された配向用電
極10とが重ならないように張り合わされており、これ
により液晶表示パネル16が形成されている。
【0056】上記構成において、実施例1と同様に透光
性基板2,8上に形成された凸状のソースバスライン4
および配向用電極10に、隣り合うソースバスライン間
または配向用電極間に電界が生じるように、隣り合うソ
ースバスライン及び配向用電極で互いに逆位相となる電
圧を印加させ、両基板側から光照射または加熱等を行
い、重合性材料を硬化させてゲストホスト配向を得る。
このとき、上記ソースバスライン4及び上記配向用電極
10には、隣り合うソースバスラインおよび隣り合う配
向用電極で互いに逆位相となる電圧を印加させたが、必
ずしもこの通りである必要はなく、例えば隣り合うソー
スバスライン及び配向用電極で電位差のある電圧を印加
させてもよい。
【0057】上記凸状に形成されたソースバスライン4
および配向用電極10は、それぞれ約2.25μmの厚
みになるように形成されているため、液晶層7内の電界
のかかる領域が増加することによって、液晶分子7cお
よび2色性色素7dに対する配向規制力が強くなり、安
定した配向状態が得られる。また、ソースバスライン4
および配向用電極10を厚く形成することにより、両基
板間の間隙を、スペーサを必要とすることなく、簡単に
一定に保たせることができる。
【0058】なお、上記液晶表示パネル16は、ソース
バスライン4および配向用電極10のどちらか一方のみ
を凸状に形成する構造であっても良い。また、両方また
はどちらか一方の基板に、液晶分子を基板に対して平行
に配向させる配向膜を塗布した構造であっても良い。例
えば、図7において、透光性基板2上にはソースバスラ
イン4を凸状に形成し、透光性基板8上には少なくとも
縞状の対向電極9を含む領域に、液晶分子7cおよび2
色性色素7dを透光性基板10に対して平行配向させる
配向膜を塗布し、その上から対向電極9の縞間に重なる
ように配向用電極15が形成されているするような構造
であってもよい。
【0059】このとき、配向膜にラビング処理を施して
おけば更に安定した配向を得ることができる。
【0060】[実施例4]本発明のさらに他の実施例を
図10及び図11を用いて説明すれば以下の通りであ
る。なお、上記実施例と同一の機能を有する部材には、
同一の符号を付記し、その説明を省略する。
【0061】図10は本実施例の液晶表示パネルの断面
図であり、図11は本実施例の両基板の表面を拡大した
図である。なお、図10は図11のA−A’間の断面図
を表している。
【0062】本実施例の液晶表示装置を構成する反射型
カラー液晶表示パネル21は、同図に示すように、互い
に対向して配置された透光性基板22とカラーフィルタ
基板31との間に液晶分子28c、2色性色素28d、
重合性材料(図示せず)を混入したゲストホスト液晶か
らなる液晶層28が挾持されている。
【0063】上記透光性基板22の液晶層側表面には、
アクティブ素子として2端子であるMIM(Metal
−Insulator−Metal)素子25が形成さ
れ、MIM素子25の周囲を覆うように感光性樹脂膜2
3が形成されている。さらに、感光性樹脂膜23の上に
は反射金属膜24が形成されている。そして、反射金属
膜24を覆うように透光性基板22の全面にわたって、
液晶層28内の液晶分子28cおよび2色性色素28d
を透光性基板22に対して平行に配向させる配向膜26
が形成されている。
【0064】上記カラーフィルタ基板31の液晶表示装
置側表面には、ITOなどの透明電極からなる走査電極
30が、上記透光性基板22上に形成されたデータ信号
線32と直交する方向に縞状に形成され、走査電極29
を覆うようにカラーフィルタ基板の全面にわたって、液
晶層28内の液晶分子28cおよび2色性色素28dを
カラーフィルタ基板31に対して平行に配向させる配向
膜29が形成されている。さらに、走査電極29の縞間
には、配向用電極(図示せず)が形成されている。
【0065】上記MIM素子25には、例えばタンタル
−タンタルオキサイド−チタン構造の素子が用いられて
いる。また、電極としての上記反射金属膜34は、例え
ばアルミニウム、ニッケル、クロム、金または銀などの
金属材料により形成されている。上記カラーフィルタ基
板31のカラーフィルタとしては、例えばシアンとレッ
ドのものが使用されている。
【0066】上記配向膜26,29の材料としては、例
えばオプトマーAL4552(日本合成ゴム社製)が使
用されている。この配向膜材料は、液晶分子37cを上
記配向膜26,29の表面に対してほぼ平行に配向させ
る性質を有している。また、これら配向膜26,29
は、それぞれ膜厚が約700オングストロームになるよ
うに印刷法により形成されている。
【0067】上記データ信号線32、および配向用電極
(図示せず)の幅とピッチは、実施例1と同様の理由に
よりそれぞれ10μm、100μmとした。
【0068】以上の様にして作成した透光性基板22と
カラーフィルタ基板31とを、液晶層の厚みが約4.5
μmになるように貼り合わせてパネル化した。
【0069】次に、上記パネル化したものに、例えばホ
ストとして、ZLI−4792(メルク社製)に、ゲス
トとして2色性色素28dを混入したゲストホスト液晶
28に、重合性材料を1.0wt%程度添加したもの
を、例えば真空注入法により透光性基板22とカラーフ
ィルタ基板31との間隙に注入させた後、シール材によ
りパネルの回りを封止することにより液晶表示パネル2
1を作成した。
【0070】ここで用いるホスト液晶は、種類が極めて
多く、選択の幅は広い。重合性材料としては、実施例1
と同様のものを用いた。
【0071】上記の構成において、駆動回路を実装する
前に、透光性基板22上に形成されたデータ信号線32
に、隣り合うデータ信号線間に電界が生じるように、隣
り合うデータ信号線で互いに逆位相となる電圧を印加さ
せる。また、同時にカラーフィルタ基板31上に形成さ
れた配向用電極(図示せず)にも、隣り合う配向用電極
間に電界が生じるように、隣り合う配向用電極で互いに
逆位相の電圧を印加させる。このとき、上記データ信号
線32及び上記配向用電極(図示せず)には、隣り合う
データ信号線または配向用電極で互いに逆位相となる電
圧を印加させたが、必ずしもこの通りである必要はな
く、例えば隣り合うデータ信号線及び配向用電極で電位
差のある電圧を印加させてもよい。
【0072】データ信号線32及び配向用電極(図示せ
ず)に印加する電圧は10V〜50Vの範囲に設定する
のが望ましいが、注入された液晶材料が配向するのに必
要な電圧に設定すれば良い。
【0073】上記データ信号線32または配向用電極
(図示せず)に印加する電圧は、必ずしも隣り合うデー
タ信号線または配向用電極(図示せず)で互いに逆位相
である必要はなく、隣り合うデータ信号線または配向用
電極(図示せず)で電位差のある電圧を印加させてもよ
い。
【0074】これにより、透光性基板22、およびカラ
ーフィルタ基板31の間隙に注入された液晶層28は、
図10に示すように2層28a,28bに分けられ、各
層内の液晶分子28c及び2色性色素28dは電界方向
に規則正しく並ぶ。このとき、データ信号線32と配向
用電極(図示せず)とは互いに直交する方向に形成され
ているので、2層にかかる電界の向きも互いに直交する
方向となるため、28a内の液晶分子28c及び2色性
色素28dと、28b内の液晶分子28c及び2色性色
素28dとは互いに直交する方向に向いている。
【0075】上記データ信号線32および配向用電極
(図示せず)のうち、両方またはどちらか一方を、厚み
が約2.25μmとなるように凸状に形成しても良い。
このとき、データ信号間または配向用電極間に電界のか
かる領域が増加するので、液晶層28内の液晶分子28
cおよび2色性色素28dに対する配向規制力が強くな
り、安定した配向状態が得られる。
【0076】さらに、データ信号線32及び配向用電極
(図示せず)に上記電圧を印加させたまま、両基板側か
ら光照射を行い重合性材料を固定させた後、電圧を解除
する。本実施例では、200Wの水銀ランプを用いて3
0秒〜1分紫外光を照射した。なお、重合性材料を硬化
させる方法としては、光照射によるものだけでなく、例
えば熱を加えること等でも良い。
【0077】このようにして、液晶分子28c及び2色
性色素28dの配向状態が固定され、図9に示すよう
に、液晶分子28c及び2色性色素28dが互いに直交
する向きに配向する2層の液晶層28a,28bを同一
の液晶層9に含むゲストホスト配向を得ることができ
る。
【0078】以上説明したように、本実施例の反射型液
晶表示装置では、2枚のセルを貼り合わせた構造ではな
く、1枚のセルからなっているので、製造に係わる工程
および部材を簡略化することができる。したがって、安
価な液晶表示装置として提供することができる。また、
1枚のセルからなっているので、特別な駆動方法を必要
としない。また、中央に仕切りのガラス基板がないこと
により、斜めから見たときの表示特性が良好であるとと
もに、高輝度、がつ高コントラストの表示が可能な反射
型液晶表示装置を提供することができる。
【0079】なお、本実施例では、アクティブ素子とし
てMIMを適用したが、薄膜トランジスタ(TFT)、
あるいは2端子素子のバリスタ等を用いて駆動すること
も可能である。
【0080】また、本実施例では、カラーフィルタ基板
31としてシアン、レッドの補色の配列を用いたが、他
の補色の組み合わせ(マゼンタ−グリーン、イエロー−
ブルー)や、レッド−グリーン−ブルーの組み合わせで
も良い。
【0081】さらに、本実施例では、透光性基板22を
用いたが、反射型の液晶表示装置において、例えばシリ
コン樹脂などからなる不透明基板上にアクティブ素子を
形成する場合も同様の効果が得られる。その場合、回路
を基板上に集約することができるというメリットがあ
る。
【0082】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の液晶表
示装置は、両基板上にそれぞれ異なる方向に縞状電極が
形成され、両基板間には重合性材料が含まれている。し
たがって、液晶分子が互いに異なる方向に配向する2層
の液晶層を一対の基板間に形成することができる。これ
により、2枚のセルを重ねる必要がなく、また偏光板を
設ける必要もないので、斜めから見たときの表示特性が
良好であるとともに、軽量でかつ高輝度、かつ高コント
ラストの表示が可能な液晶表示装置を提供することがで
きるという効果を奏する。
【0083】また、請求項2の発明の液晶表示装置は、
上記一方の基板上に形成された上記縞状電極は走査線ま
たはデータ信号線として形成されている。したがって、
縞状電極を新たに形成する必要がないので、部品点数を
削減することができ、コストを下げることができるとい
う効果を奏する。また、その分絵素電極を大きく設計で
きるので開口率が向上し、明るい表示特性が得られると
いう効果を奏する。
【0084】また、請求項3の発明の液晶表示装置は、
上記両基板のうち少なくとも一方の基板の液晶層側表面
に、液晶分子を水平配向させる配向膜が形成されてい
る。したがって、縞状電極による配向規制力に加え、さ
らに配向規制力を強化することができる。これにより、
より安定した配向状態を得ることができるので、さらに
信頼性の高い表示特性を得ることができるという効果を
奏する。
【0085】また、請求項4の発明の液晶表示装置の製
造方法は、上記両基板間に、ゲストホスト効果を有する
液晶に重合性材料を添加したものを注入する工程と、上
記一方の基板の液晶層側表面に、液晶分子を所定の方向
に配向させる縞状電極を形成する工程と、上記他方の基
板の液晶層側表面に、上記一方の基板側の液晶分子の配
向方向とは異なる方向に液晶分子を配向させる縞上電極
を形成する工程と、上記両基板上に形成された各縞状電
極に、隣り合う電極間に電界が生じるような電圧を印加
させた後、上記重合性材料を硬化させる工程と、を含ん
でいる。したがって、互いに液晶分子が異なる方向に配
向する2層の液晶層が一対の基板間に形成された液晶表
示装置を製造することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における液晶表示装置の表示
パネルの部分断面図である。
【図2】図1に示した液晶表示パネルの両基板の液晶層
側表面を拡大した図である。
【図3】本発明の実施例における透過率電圧特性の図で
ある。
【図4】本発明の第二の実施例における液晶表示装置の
液晶表示パネルの断面図である。
【図5】本発明の第二の実施例における液晶表示装置の
液晶表示パネルの別の断面図である。
【図6】図4に示した液晶表示パネルの両基板の液晶層
側表面を拡大した図である。
【図7】本発明の第三の実施例における液晶表示装置の
液晶表示パネルの断面図である。
【図8】本発明の第三の実施例における液晶表示装置の
液晶表示パネルの別の断面図である。
【図9】図7に示した液晶表示パネルの両基板の液晶層
側表面を拡大した図である。
【図10】本発明の第四の実施例における液晶表示装置
の液晶表示パネルの断面図である。
【図11】図9に示した液晶表示パネルの両基板の液晶
層側表面を拡大した図である。
【図12】(a)従来の2層型GHモードの液晶表示装
置のオフ状態を表す概念図である。 (b)従来の2層概念図GHモードの液晶表示装置のオ
フ状態を表す概念図である。
【図13】従来の2層型GHモードの液晶表示装置を表
す断面図である。
【符号の説明】
1 液晶表示パネル 2 透光性基板 3 絵素電極 4 ソース電極 5 ゲート電極 6 TFT 7 液晶層 7a 液晶層(対向基板側) 7b 液晶層(絵素基板側) 7c 液晶分子 7d 2色性色素 8 透光性基板 9 対向電極 10 配向用電極 11 液晶表示パネル 12 配向膜 13 配向膜 14 配向用電極 15 配向用電極 16 液晶表示パネル 17 ソースバスライン(凸状) 18 配向用電極(凸状) 19 配向膜 20 配向膜 21 反射型カラー液晶表示パネル 22 透光性基板 23 感光性樹脂膜 24 反射金属膜 25 MIM 26 配向膜 27 配向用電極 28 液晶層 28c 液晶分子 28d 2色性色素 29 配向膜 30 対向電極 31 カラーフィルタ基板 32 データ信号線 33 絵素電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】―対の対向する基板間に、ゲストホスト効
    果を有する液晶層が少なくとも2層設けられてなる液晶
    表示装置において、 上記一方の基板の液晶層側表面には、液晶分子を所定の
    方向に配向させる縞状電極が形成され、 上記他方の基板の液晶層側表面には、上記一方の基板側
    の液晶分子の配向方向とは異なる方向に液晶分子を配向
    させる縞状電極が形成され、 上記液晶層には、重合性材料が添加されていることを特
    徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】上記一方の基板上に形成された上記縞状電
    極は走査線またはデータ信号線として形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】上記両基板のうち少なくとも一方の基板の
    液晶層側表面に、液晶分子を水平配向させる配向膜が形
    成されていることを特徴とする請求項1または2記載の
    液晶表示装置。
  4. 【請求項4】―対の対向する基板間に、ゲストホスト効
    果を有する液晶層が少なくとも2層設けられてなる液晶
    表示装置の製造方法において、 上記両基板間に、ゲストホスト効果を有する液晶に重合
    性材料を添加したものを注入する工程と、 上記一方の基板の液晶層側表面に、液晶分子を所定の方
    向に配向させる縞状電極を形成する工程と、 上記他方の基板の液晶層側表面に、上記一方の基板側の
    液晶分子の配向方向とは異なる方向に液晶分子を配向さ
    せる縞状電極を形成する工程と、 上記両基板上に形成された各縞状電極に、隣り合う電極
    間に電界が生じるような電圧を印加させた後、上記重合
    性材料を硬化させる工程と、 を含むことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6830788B2 (en) 2002-02-22 2004-12-14 Fuji Photo Film Co., Ltd. Polymerizable compounds and optical compensators
JP2005121827A (ja) * 2003-10-15 2005-05-12 Fuji Photo Film Co Ltd 位相差板の製造方法および液晶表示装置

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