JPH08182986A - 浄水装置 - Google Patents

浄水装置

Info

Publication number
JPH08182986A
JPH08182986A JP33967594A JP33967594A JPH08182986A JP H08182986 A JPH08182986 A JP H08182986A JP 33967594 A JP33967594 A JP 33967594A JP 33967594 A JP33967594 A JP 33967594A JP H08182986 A JPH08182986 A JP H08182986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
level
storage tank
filtering
filtration means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33967594A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomiyasu Mizota
富保 溝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyushu Hitachi Maxell Ltd, Hitachi Maxell Ltd filed Critical Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP33967594A priority Critical patent/JPH08182986A/ja
Publication of JPH08182986A publication Critical patent/JPH08182986A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は水を濾過手段により浄化する浄水装置
に関し、特に濾過後の不純物を含む水を再循環させて濾
過する濾過手段の劣化を防止することができる浄水装置
に関し、各種濾過手段の交換時期を正確に判断できると
共に、浄化動作を確実に行なうことができる浄水装置を
提供することを目的とする。 【構成】濾過手段の沈澱フィルタ3、カーボンフィルタ
4、ROカートリッジ5で濾過された水以外の不純物を
含む水が還流される貯水槽100の水位が給水レベル以
下となったことを給水検出センサ10Sで検出し、この
給水レベル以下となった場合の回数をカウンタ14で積
算し、この積算回数が所定回数に達した場合に制御シス
テム1が濾過手段の濾過動作を停止させるようにしたの
で、不純物を含んだ水が過度に還流されて濾過手段を通
過することを予め防止できることとなり、濾過手段の劣
化を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水を濾過手段により浄化
する浄水装置に関し、特に濾過後の不純物を含む水を再
循環させて濾過する濾過手段の劣化を防止することがで
きる浄水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の浄水装置として米国特許
第5296148号がある。この従来の浄水装置を図4
に全体概略構成図として示す。同図において従来の浄水
装置は、貯水槽100に貯留された水を加圧して後段側
に供給する電動ポンプ2と、この供給された水の不純物
を沈澱させて除去する沈澱フィルタ3と、この沈澱フィ
ルタ3からの水の水質を検出する第1のモニタ6と、こ
の第1のモニタ6の後段側に配設され、臭気や微細な不
純物を吸着除去する活性炭のようなカーボンフィルタ4
と、このカーボンフィルタ4からの水を濾過する逆浸透
膜(RO)カートリッジ5と、このROカートリッジ5
からの水の水質を検出する第2のモニタ7と、前記電動
ポンプ2の駆動を制御すると共にROカートリッジ5の
交換を指示する制御システム1とを備える構成である。
【0003】前記制御システム1は、貯水槽100に配
設された満水検出センサ10F、給水検出センサ10
S、排水検出センサ10Dの検出結果と、スイッチSW
の投入状態とに基づいて前記電動ポンプ2を駆動制御す
ると共に、前記第1及び第2のモニタ6、7の各検出結
果を比較してROカートリッジ5の交換を指示する交換
表示ランプL3を点灯させる構成である。
【0004】次に、前記構成に基づく従来装置の動作に
ついて説明する。まず、貯水槽100に水を供給すると
満水検出センサ10Fが満水を検知して制御システム1
へ出力する。このような状態において操作者がスイッチ
SWを投入すると制御システム1は電動ポンプ2を駆動
させて貯水槽100からの水を後段側の沈澱フィルタ
3、カーボンフィルタ4、及びROカートリッジ5へ供
給する。この沈澱フィルタ3で不純物が沈澱された水の
水質を第1のモニタ6が検出し、この検出結果を制御シ
ステム1へ出力する。
【0005】前記沈澱フィルタ3からの水をカーボンフ
ィルタ4で濾過し、さらにROカートリッジ5により純
水に濾過して蛇口8から受水容器9に注水して操作者に
提供する。このROカートリッジ5からの純水の水質を
第2のモニタ7が検出し、この検出結果を制御システム
1へ出力する。
【0006】この制御システム1は前記第1及び第2の
モニタ6、7から出力された検出結果に基づいてROカ
ートリッジ5からの逆浸透能力を検知し、この検知結果
により交換表示ランプL3を点灯させ、操作者が第2の
モニタ7の交換時期を判断することができることとな
る。
【0007】また、前記貯水槽100の水位が浄水動作
により徐々に低下して給水レベル以下となると給水検出
センサ10Sがこれを検知して制御システム1に出力す
る。この制御システム1はこの検知結果に基づいて電動
ポンプ2を停止させる制御を行なう。この給水検出セン
サ10Sからの検知結果に基づいてL2の点灯により操
作者が貯水槽100に再度給水して水を補充する。この
給水により満水検出センサ10Fが満水レベルであるこ
とを検知する。制御システム1はスイッチSWが投入さ
れていることを条件として電動ポンプ2の駆動制御を行
なって、前記動作と同様に操作者へ純水を提供できるこ
ととなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の浄水装置は以上
のように構成されていたことから、ROカートリッジ5
の寿命(交換時期)を判断するのに、ROカートリッジ
5の前段及び後段に設けられる第1及び第2のモニタ
6、7の各検出結果を制御システム1で比較演算をしな
ければならず、水質は軟水や硬水のように地区によって
様々な性質のものがあり、この第1及び第2の各モニタ
6、7の検出誤差及び制御システム1の比較演算での演
算誤差によりROカートリッジ5の交換時期を正確に判
断することができないという課題を有する。この交換時
期を正確に判断しようとすると第1及び第2の各モニタ
6、7を超高感度なセンサで構成しなければならず、ま
た制御システム1の演算処理を正確に実行しようとする
とより演算能力の高い演算回路で構成しなければならな
いことから、装置全体が高価なものとなり半導体工場向
のような工業設備的なものには対応できたとしても一般
家庭向の簡易な浄水装置として実用性に乏しいものとな
る。
【0009】本発明は前記課題を解消するためになされ
たもので、各種濾過手段の交換時期を正確に判断できる
と共に、浄化動作を確実に行なうことができる浄水装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る浄水装置
は、貯水槽に貯留された水をポンプを介して濾過手段に
供給して浄化し、当該濾過手段により浄化された水を提
供すると共に濾過された水を前記貯水槽に戻す浄水装置
において、前記貯水槽に貯留された水が浄化可能な所定
水位以下となったことを検出する水位検出手段と、前記
水位検出手段が所定水位以下となったことを検出する回
数を積算する積算手段と、前記積算手段と積算回数が予
め設定回数に達した場合に、前記濾過手段により濾過動
作を停止させる制御手段とを備えるものである。
【0011】また、本発明に係る浄水装置は必要に応じ
て、積算手段は前記ポンプの駆動によりレベル検出手段
が所定レベル以下となったことを検出した場合にのみ検
出回数を積算するものである。また、本発明に係る浄水
装置は必要に応じて、制御手段が濾過動作を停止させた
場合に、貯水槽に貯留される水を総て排出するものであ
る。
【0012】また、本発明に係る浄水装置は必要に応じ
て、貯水槽に貯留される水を総て排出する毎に、前記積
算手段の積算値をリセットするものである。さらに、本
発明に係る浄水装置は必要に応じて、貯水槽に貯留され
る水を総て排出する前後における積算手段の積算値を累
積的に加算し、当該加算結果が設定加算値に達した場合
に前記濾過手段の交換を指示するものである。
【0013】
【作用】本発明においては、濾過手段で濾過された水以
外の不純物を含む水が還流される貯水槽の水位が所定水
位以下となったことを水位検出手段で検出し、この所定
水位以下となった場合の回数を積算手段で積算し、この
積算回数が所定回数に達した場合に制御手段が濾過手段
の濾過動作を停止させるようにしたので、不純物を含ん
だ水が過度に還流されて濾過手段を通過することを予め
防止できることとなり、濾過手段の劣化を防止できる。
【0014】また本発明においては、水位検出手段がポ
ンプの駆動により所定水位以下となったことを検出した
場合に、積算手段が検出回数を積算するようにしたの
で、濾過以外の要因での水位低下を除外して積算できる
こととなり、貯水槽の水の排出、供給の動作を極力少な
くすることができる。
【0015】また、本発明においては、濾過動作を制御
手段が停止させる場合に貯水槽の水を総て排出するよう
にしたので濾過手段が過剰に不純物を含む水を濾過しな
くなり、濾過手段の劣化を防止すると共に、濾過能力を
継続的に維持できる。また、本発明においては、貯水槽
の水を総て排出する毎に積算手段の積算値をリセットす
るようにしたので、新たな水が貯水槽に給水された場合
に、この新たな水に対する濾過状態を検出できる。
【0016】さらに、本発明においては、積算手段の積
算値を累積的に加算して、この加算結果が設定加算値に
達した場合に濾過手段の交換を指示するようにしたの
で、濾過手段から濾過される純水の水質を常に高く維持
することができる。
【0017】
【実施例】
(本発明の実施例)以下、本発明の実施例を図1ないし
図3に基づいて説明する。この図1は本実施例装置の全
体構成図、図2は図1に記載する浄水装置における制御
システムの詳細ブロック図、図3は図1に記載する浄水
装置の動作フローチャートである。
【0018】前記各図において本実施例に係る浄水装置
は、前記図4に記載の従来装置と同様に貯水槽100、
電動ポンプ2、沈澱フィルタ3、カーボンフィルタ4及
びROカートリッジ5を共通して備え、前記電動ポンプ
2の駆動又は停止の制御を実行する制御システム1の構
成を異にする。
【0019】前記制御システム1は、装置本体を起動さ
せるスイッチSWの投入状態を判定するスイッチ判定部
10と、前記貯水槽100の水位「L」が満水レベル
「F」に達するまで水が供給されているか否かを満水検
出センサ10Fの検出結果に基づいて判定する満水完了
判定部11と、前記満水検出センサ10F及び給水検出
センサ10Sの各検出結果に基づいて浄水の使用領域を
検出する使用領域検出部12と、前記給水検出センサ1
0Sの検出結果及び前記電動ポンプ2の駆動指令の各論
理積条件を求めて出力パルスを出力するアンド回路13
と、このアンド回路13からの出力パルスを積算し、こ
の積算値を排水検出センサ10Dの検出結果によりリセ
ットするカウンタ14と、このカウンタ14の積算値が
「3」となった場合及び前記使用領域検出部12が浄水
の使用領域であると判断した場合に貯水槽100に貯留
される水の排出時を検出する排出時検出部15と、この
排出時検出部15の出力信号と前記スイッチ判定部10
の判定結果に基づいて電動ポンプ2を駆動制御する駆動
制御部16とを備える構成である。
【0020】前記貯水槽100の側壁には最上段部(満
水レベル「F」)に満水検出センサ10Fが、中段部
(給水レベル「S」)に給水検出センサ10Sが、最下
段部(排水レベル「D」)に排水検出センサ10Dが配
設されると共に、底面には図示を省略する共通電極GN
Dが配設される構成である。この貯水槽100に水が供
給されて水位「L」が満水レベル「F」、給水レベル
「S」、排水レベル「D」のいずれかに位置するかによ
り、共通電極GNDと前記満水検出センサ10F、給水
検出センサ10S又は排水検出センサ10Dとの間にお
ける通電状態で前記水位「L」を検出する構成である。
なお、前記電気的な電通による水位「L」の検出以外に
前記レベル「F」、「S」、「D」の各位置を光学的な
位置検出器により水位「L」を検出する構成とすること
もできる。
【0021】次に、前記構成に基づく本実施例装置の動
作について説明する。まず、本装置の制御システム1を
初期化し(ステップ1)、この制御システム1のスイッ
チ判定部10がスイッチSWの投入の有無を判定する
(ステップ2)。このスイッチ判定部10の判定により
スイッチSWが投入状態であると判定された場合には制
御システム1がパワーランプL0を点灯させる(ステッ
プ3)。
【0022】ここで前提として前記図4に記載の従来装
置と同様に、貯水槽100には水が操作者により給水さ
れているものとする。この貯水槽100への給水は満水
となり満水検出センサ10Fが満水レベル「F」を検出
して検出結果が出力されて給水されている。
【0023】前記パワーランプL0が点灯してる状態で
制御システム1のカウンタ14からの出力により排出時
検出部15は積算値が「3」か否かを判断する(ステッ
プ4)。この積算値が「3」でない、即ち積算値が
「0」、「1」、「2」のいずれかと判断された場合に
は、給水検出センサ10Sが給水レベル「S」を検出し
た結果に基づいて使用領域検出部12は水位「L」が給
水レベル「S」以下か否かを判断する(ステップ5)。
【0024】この使用領域検出部12で水位「L」が給
水レベル「S」以下でないと判断された場合には、この
判断結果により前記排出時検出部15から駆動制御部1
6に駆動信号を出力する。この駆動制御部16は駆動信
号と前記スイッチ判定部10からの投入信号とに基づい
て電動ポンプ2を駆動状態に制御する(ステップ6)。
この電動ポンプ2の駆動により純水を蛇口8から受水容
器9に排出して提供する(ステップ7)。
【0025】このように純水の提供により貯水槽100
の水位「L」が次第に低下することとなるが、この水位
「L」を給水検出センサ10Sが検出し、この検出結果
に基づいて使用領域検出部12が給水レベル「S」以下
か否かを判断し、給水レベル「S」以下でないと判断さ
れてる間は純水を提供できることとなる(ステップ5、
6、7)。
【0026】前記ステップ5で水位「L」が給水レベル
「S」以下と判断された場合には、制御システム1は給
水ランプL2を点灯させると共に電動ポンプ2を停止状
態に制御する(ステップ8)。この電動ポンプ2の制御
は給水検出センサ10Sの検出結果により使用領域検出
部12から使用領域でない旨の信号が排出時検出部15
へ入力され、この排出時検出部15は停止信号を駆動制
御部16から出力させて電動ポンプ2を停止させる。
【0027】また、前記給水検出センサ10Sからの検
出結果がアンド回路13へ出力され、このアンド回路1
3の論理積条件を満足して出力パルスがカウンタ14へ
出力されて積算(+1)される(ステップ9)。前記ス
テップ8において点灯した給水表示ランプL2により操
作者が貯水槽100へ水を給水補充することとなる(ス
テップ10)。
【0028】この給水により貯水槽100の水位「L」
が上昇して満水レベル「F」に達したか否かを満水検出
センサ10Fで検出し、満水完了判定部11が検出結果
に基づいて判断する(ステップ11)。この水位「L」
が満水レベル「F」より高くなるまで給水表示ランプL
2を継続的に点灯させて、操作者に給水の状態を表示で
きることとなる。
【0029】前記ステップ11において水位「L」が満
水レベル「F」より高くなったと判断された場合には、
給水表示ランプL2を消灯させると共に、前記パワーラ
ンプL0も消灯させる(ステップ12)。操作者はこの
給水表示ランプL2の消灯により給水が十分であること
を判断することができる。また、前記パワーランプL0
を消灯させることにより、再度スイッチSWを投入状態
としなければスイッチ判定部10がスイッチSWの投入
を判定しないこととしている。即ち、前記スイッチSW
を再度投入させる動作を実行させることにより、蛇口8
の下に受水容器9が適正に載置された状態を操作者が確
認できることとなる。
【0030】このようにして純水の提供(ステップ2、
〜、7)と、貯水槽100への水の給水(ステップ8、
〜、12)とを繰り返して行なうことができることとな
る。また、前記ステップ4においてカウンタ14の積算
値が「3」であると排出時検出部15が判断した場合に
は、この排出時検出部15から駆動制御部16へ停止信
号を出力して電動ポンプ2を停止させると共に、制御シ
ステム1はパワーランプL0を消灯させ(ステップ1
4)、また排水表示ランプL3を点灯させる(ステップ
15)。
【0031】なお、パワーランプL0が本体の通電表示
を兼ねる場合は上記ステップ14は必要としない。この
排水表示ランプL3の点灯を確認して操作者が貯水槽1
00に貯留された水を総て排出する(ステップ16)。
この総ての水の排出により排水検出センサ10Dが排水
レベル「D」を検知してカウンタ14の積算値「3」を
リセットして「0」とする(ステップ17)。このよう
にして電動ポンプ2の駆動により貯水槽100の水が減
少して給水レベル「S」となった回数が3回繰り返され
た場合に、貯水槽100に貯留される総ての水を排出す
るようにしたので、カーボンフィルタ4、特にROカー
トリッジ5の劣化を極力抑制できることとなる。
【0032】(本発明の他の実施例)なお、前記実施例
においては沈澱フィルタ3、カーボンフィルタ4及びR
Oカートリッジ5の3種を直列接続する構成としたが、
単一種類のカートリッジ又は複数カートリッジを並列接
続して構成された浄水装置ににも適用することができ
る。
【0033】また、前記実施例においては電導ポンプ2
の駆動により水位「L」が給水レベル「S」となること
が3回繰り返された場合に貯水槽100の水を総て排出
するようにしたが、装置を構成するフィルタ等の特性を
考慮して任意の複数回を予め設定し、この設定回数の時
に貯水槽100の水を総て排出するように構成すること
もできる。
【0034】また、排水検出センサ10Dの検出結果を
積算する排水カウンタを設け、この排水カウンタの積算
値に基づいて沈澱フィルタ3、カーボンフィルタ4又は
ROカートリッジ5等のフィルタを個別に又は任意に組
み合わせて取換えを表示するように構成することもでき
る。また、満水検出センサ10Fが貯水槽100の満水
レベル「F」を検出した場合に満水表示ランプL1を点
灯するように構成することもできる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明においては、濾過手
段で濾過された水以外の不純物を含む水が還流される貯
水槽の水位が所定水位以下となったことを水位検出手段
で検出し、この所定水位以下となった場合の回数を積算
手段で積算し、この積算回数が所定回数に達した場合に
制御手段が濾過手段の濾過動作を停止させるようにした
ので、不純物を含んだ水が過度に還流されて濾過手段を
通過することを予め防止できることとなり、濾過手段の
劣化を防止できるという効果を奏する。また、本発明に
おいては、水位検出手段がポンプの駆動により所定水位
以下となったことを検出した場合に、積算手段が検出回
数を積算するようにしたので、濾過以外の要因での水位
低下を除外して積算できることとなり、貯水槽の水の排
出、供給の動作を極力少なくすることができるという効
果を有する。また、本発明においては、濾過動作を制御
手段が停止させる場合に貯水槽の水を総て排出するよう
にしたので濾過手段が過剰に不純物を含む水を濾過しな
くなり、濾過手段の劣化を防止すると共に、濾過能力を
継続的に維持できるという効果を有する。また、本発明
においては、貯水槽の水を総て排出する毎に積算手段の
積算値をリセットするようにしたので、新たな水が貯水
槽に給水された場合に、この新たな水に対する濾過状態
を検出できるという効果を有する。さらに、本発明にお
いては、積算手段の積算値を累積的に加算して、この加
算結果が設定加算値に達した場合に濾過手段の交換を指
示するようにしたので、濾過手段から濾過される純水の
水質を常に高く維持することができるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る浄水装置の全体構成図
である。
【図2】本発明の一実施例に係る浄水装置の制御システ
ムの詳細ブロック図である。
【図3】本発明の一実施例に係る浄水装置の動作フロー
チャートである。
【図4】従来の浄水装置の全体概略構成図である。
【符号の説明】
1 制御システム 2 電動ポンプ 3 沈澱フィルタ 4 カーボンフィルタ 5 ROカートリッジ 6 第1のモニタ 7 第2のモニタ 8 蛇口 9 受水容器 10 スイッチ判定部 10F 満水検出センサ 10S 給水検出センサ 10D 排出検出センサ 11 満水完了判定部 12 使用領域検出部 13 アンド回路 14 カウンタ 15 排出時検出部 16 駆動制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯水槽に貯留された水をポンプを介して
    濾過手段に供給して浄化し、当該濾過手段により浄化さ
    れた水を提供すると共に濾過された水を前記貯水槽に戻
    して還流させる浄水装置において、 前記貯水槽に貯留された水が浄化可能な所定水位以下と
    なったことを検出する水位検出手段と、 前記水位検出手段が所定水位以下となったことが検出さ
    れた回数を積算する積算手段と、 前記積算手段と積算回数が予め設定された設定回数に達
    した場合に、前記濾過手段による濾過動作を停止させる
    制御手段とを備えることを特徴とする浄水装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の浄水装置におい
    て、 前記積算手段は前記ポンプの駆動によりレベル検出手段
    が所定レベル以下となったことを検出した場合にのみ検
    出回数を積算することを特徴とする浄水装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は2に記載の浄水装置に
    おいて、 前記制御手段が濾過動作を停止させた場合に、貯水槽に
    貯留される水を総て排出することを特徴とする浄水装
    置。
  4. 【請求項4】 前記請求項3に記載の浄水装置におい
    て、 前記貯水槽に貯留される水を総て排出する毎に、前記積
    算手段の積算値をリセットすることを特徴とする浄水装
    置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1ないし4のいずれかに記載
    の浄水装置において、 前記貯水槽に貯留される水を総て排出する前後における
    積算手段の積算値を累積的に加算し、当該加算結果が設
    定加算値に達した場合に前記濾過手段の交換を指示する
    ことを特徴とする浄水装置。
JP33967594A 1994-12-29 1994-12-29 浄水装置 Pending JPH08182986A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33967594A JPH08182986A (ja) 1994-12-29 1994-12-29 浄水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33967594A JPH08182986A (ja) 1994-12-29 1994-12-29 浄水装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08182986A true JPH08182986A (ja) 1996-07-16

Family

ID=18329742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33967594A Pending JPH08182986A (ja) 1994-12-29 1994-12-29 浄水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08182986A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007533436A (ja) * 2004-04-08 2007-11-22 ライカ・エス・ピー・エー 交換式カートリッジの濾過ポット
CN105502763A (zh) * 2016-01-19 2016-04-20 珠海格力智能装备有限公司 车用尿素溶液生产***及控制方法
JP2017504481A (ja) * 2014-01-30 2017-02-09 レスポンス プロダクツ リミテッド 水濾過のためのシステム及び方法
CN114684971A (zh) * 2022-04-12 2022-07-01 珠海格力电器股份有限公司 蒸烤箱、水箱过滤循环装置及其控制方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007533436A (ja) * 2004-04-08 2007-11-22 ライカ・エス・ピー・エー 交換式カートリッジの濾過ポット
JP2017504481A (ja) * 2014-01-30 2017-02-09 レスポンス プロダクツ リミテッド 水濾過のためのシステム及び方法
US10532941B2 (en) 2014-01-30 2020-01-14 Aqua Tru Llc Systems and methods for water filtration
CN105502763A (zh) * 2016-01-19 2016-04-20 珠海格力智能装备有限公司 车用尿素溶液生产***及控制方法
CN114684971A (zh) * 2022-04-12 2022-07-01 珠海格力电器股份有限公司 蒸烤箱、水箱过滤循环装置及其控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5676824A (en) Water purifier with means for indicating when filter replacement is due and for automatically initiating a membrane washing step
EP0537526A1 (en) Controlling apparatus for continuous electrolytic ion water producing apparatus
KR0175886B1 (ko) 정수기의 누수감지장치
US5855796A (en) Water discharging control device and method for water purifier tank
JPH08182986A (ja) 浄水装置
JP6028538B2 (ja) 純水製造装置
KR19990018165A (ko) 역삼투압 순환여과방식 정수시스템
KR20040091821A (ko) 공기청정기용 인공지능 제어시스템
JP3440594B2 (ja) 電解水生成装置
JP6028539B2 (ja) 純水製造装置
KR0175887B1 (ko) 정수기의 펌프제어장치
JP6028535B2 (ja) 純水製造装置
JP6028537B2 (ja) 純水製造装置
JP7027172B2 (ja) 浄水装置
KR0175888B1 (ko) 정수기
JP2002066561A (ja) イオン水生成器
JP2002066559A (ja) イオン水生成器
KR0167324B1 (ko) 정수기의 필터상태감지방법
KR0178473B1 (ko) 2개의 물탱크를 가진 정수기의 수위제어방법
KR0175883B1 (ko) 정수기
KR100207314B1 (ko) 역삼투압정수기의 역삼투압필터 보호방법
KR0167321B1 (ko) 오염도에 따른 정수기의 필터교환시기감지방법
JP3291048B2 (ja) 電解水生成装置
JP3431892B2 (ja) イオン水生成器
JPH067773A (ja) 浄水器

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040316