JPH067773A - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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JPH067773A
JPH067773A JP19327592A JP19327592A JPH067773A JP H067773 A JPH067773 A JP H067773A JP 19327592 A JP19327592 A JP 19327592A JP 19327592 A JP19327592 A JP 19327592A JP H067773 A JPH067773 A JP H067773A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電池切れにより浄水が出っ放しを防止する。 【構成】電磁弁8としてラッチングタイプのものを用い
る。電池電圧を検出する電池電圧検出回路11を備え
る。この検出された電池電圧が所定電圧以下に低下した
場合に、制御回路7が電磁弁8に対して閉信号を出力
し、その後のスイッチSW1 など操作入力を受け付けを
禁止する。電池電圧が所定電圧以下に低下した場合には
必ず電磁弁8が閉じられた状態にし、電池切れにより浄
水が出っ放しになることを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池を電源として動作
し、スイッチの吐水操作入力にしたがって電磁弁の開閉
駆動を行って吐水制御を行う浄水器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、浄水器本体をキャビネット内に収
納配置し、キャビネット上で浄水器本体からの浄水を供
給する浄水器として種々のものが提供されている。例え
ば、流し台のようなキャビネット内に浄化用濾材を収納
したカートリッジを直接装着し、分岐された水道水を直
接カートリッジに流入させるタイプのもの、または分岐
された水道水を一度、専用水栓の根元に滞留させ、専用
水栓のレバー操作によりカートリッジに流入させるタイ
プのもの、さらには前記の後者タイプと同様の経路でカ
ートリッジに水道水を流入させ、カートリッジに直接水
道水を導入するのではなく、カートリッジを保護する形
で収納する水密容器に先ず水道水を流入させ、水密容器
内のカートリッジが水道水に浸った状態でカートリッジ
内に水道水が入って濾過されるタイプのもの、さらにま
た上記各タイプで、浄水器本体もしくはカートリッジと
水道給水栓との間に電磁弁を設け、相互に接続ホースで
結合され、蛇口部分に設けられた操作部により電磁弁を
開閉するタイプのものがある。
【0003】上記操作部の操作により電磁弁を開閉する
タイプのものとして、浄水器本体もしくはカートリッジ
と水道水を供給する接続ホースとの間に電磁弁と回路部
からなる専用ボックスを設け、この専用ボックスを介し
て浄水器本体もしくはカートリッジを接続するものがあ
る。ここで、このタイプのものには、さらに専用ボック
スが交流電源を電源とするものと、直流電源としての電
池を電源とするものとがある。しかし、いずれにしても
浄水器本体もしくはカートリッジとは別個に専用ボック
スを必要とするため、キャビネット内に施工する場合に
場所をとり、施工も面倒になるという問題があった。
【0004】そこで、専用ボックスを浄水器本体に一体
に組み込むようにしたものがあり、この浄水器本体であ
れば、キャビネット内に施工する場合に場所をとると共
に、施工が面倒になるという欠点を解消できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、専用ボック
スを浄水器本体に一体に組み込む浄水器の場合には、電
池駆動のものが多い。この種の電池駆動タイプの浄水器
の場合には、電池の切れ時あるいは交換時に、電磁弁の
開閉状態を保証する必要がある。つまりは、電池切れ時
などには、電磁弁を必ず閉じておかなければ、浄水が出
っ放しの状態になる。しかしながら、従来のこの種の浄
水器ではそのような電磁弁の開閉状態の保証がなされて
いいないのが実状であった。
【0006】また、この種の浄水器ではキャビネット内
部に水道水を濾過するカートリッジを内蔵する浄水器本
体を収納し、吐水制御を行う操作部を備える専用水栓を
キャビネット上部に配置したものがある。このような浄
水器では、浄水器本体の経年的な劣化により水漏れが発
生しても、浄水器本体がキャビネット内に収納されてい
るため、経年的な劣化を発見しにくいという問題があっ
た。
【0007】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、第1の目的とするところは、電池切れ時などの電
磁弁の閉状態の保証が施された浄水器を提供することに
あり、また第2の目的とするところは、浄水器本体の経
年的な劣化を事前に検知できる浄水器を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、第
1の目的を達成するために、電磁弁として開あるいは閉
用の駆動信号を受けるとその開閉状態を保持するラッチ
ングタイプのものを用い、電池電圧を検出する電池電圧
検出手段を備え、この検出された電池電圧が所定電圧以
下に低下した場合に、制御回路が電磁弁に対して閉信号
を出力し、その後のスイッチの操作入力を受け付けを禁
止している。
【0009】なお、請求項2に示すように、制御回路の
電池電圧検出機能をスイッチのオン操作時あるいは吐水
期間における所定時間毎にだけ行うようにすればよい。
請求項3の発明では、第2の目的を達成するために、カ
ートリッジが収納される浄水器本体と、この浄水器本体
のの下面の開口に取り付けられるケース蓋と、浄水器本
体を立設して設置する設置台とを備える浄水器におい
て、ケース蓋と設置台との間に経年変化によるケース蓋
の変形を検知する変形検知手段と、変形検知手段の出力
で異常の発生を報知する報知手段とを設けてある。
【0010】なお、第2の目的を達成するために、請求
項4に示すように、設置台内に水滴を検知する水滴検知
手段と、水滴検知手段の出力で異常の発生を報知する報
知手段とを設けもよい。
【0011】
【作用】請求項1の発明は上述のように構成することに
より、電池電圧が所定電圧以下に低下した場合には必ず
電磁弁が閉じられた状態になり、電池切れにより浄水が
出っ放しになるということを防止する。請求項3の発明
では、最も内圧の増加や止水や吐水の繰り返しで応力を
受けるケース蓋の変形から浄水器本体の寿命を検知し、
水漏れなどを未然に防止する。
【0012】請求項4の発明では、ケース蓋の破損で生
じる水漏れを検知し、浄水器本体の寿命を検知し、水漏
れなどを未然に防止する。
【0013】
【実施例】
(実施例1)図1乃至図8に本発明の一実施例を示す。
本実施例の浄水器は、図5に示すように、流し台などの
キャビネットC内に浄水器本体Aを設置し、キャビネッ
トCの上に専用水栓Bを設置されるいわゆるアンダーシ
ンク形である。
【0014】浄水器本体Aは、図6に示されるように、
円筒状で下方に開口する合成樹脂製の本体ケース1と、
本体ケース1の底部にネジ止めして取り付けられるケー
ス蓋2、本体ケース1とケース蓋2内に収納されるカー
トリッジ4と、本体ケース1のねじ止めして取り付けら
れるカバー3とで構成してあり、この浄水器本体Aは設
置台5で立設状態で設置される。また、載置台5の代わ
りに図5あるいは図6に示す取付部材6を用いてキャビ
ネットCの内壁部に引っ掛けて固定するようにしてもよ
い。
【0015】カバー3の上部には水道水を供給するパイ
プをつなぐ継手9を設け、この継手9には逆流防止弁1
0を取り付けてある。この継手9とカートリッジ4の入
水口50との間には電磁弁8を設け、この電磁弁8によ
り浄水器本体A内部への水道水の導入の制御を行ってい
る。本実施例の場合には、上記電磁弁8として、パルス
信号よりなる開閉信号が入力されると、その開閉状態を
保持するラッチングタイプのものを使用してある。
【0016】カートリッジ4の出水口51は導水管15
を通してカバー3の上面に形成された浄水出口21に接
続されており、導水管15と浄水出口21との間にも逆
流防止弁19を設けてある。カバー3の外面には浄水器
に電源を供給する電池Baを収納する収納部22を形成
してある。また、カバー3の内部には上記電磁弁8の駆
動制御を行う回路ブロック23を収納してある。回路ブ
ロック23と専用水栓Bとの間は防水構造を施した信号
線60で接続される。
【0017】カートリッジ4は、底面開口が底蓋42で
閉じられている筒状ケース41と、この筒状ケース41
の上端部に固着された筒状のホルダー43、ホルダー4
3内に束の状態で装填された浄化用濾材としての中空糸
膜44、ホルダー43外面と筒状ケース41内面との間
の空間部に充填された浄化用濾材としての活性炭45と
からなる。このカートリッジ4は、本体ケース1からケ
ース蓋2を外すことによって交換することができるよう
になっている。
【0018】専用水栓Bは、図8に示されるように、ボ
ディ82の上部には操作部90を設けてある。この操作
部90は、止水と吐水との制御を行うスイッチSW
1 と、吐水状態を表示する発光ダイオードLED1 と、
カートリッジ4の交換が必要であることを表示する発光
ダイオードLED2 とで構成されている。この操作部9
0からは防水構造を施した信号線94で信号線60と接
続される。ここで、信号線60,94との接続はコネク
タ61,62を用いて行われ、スイッチSW1 の操作状
態を回路ブロック23に伝達すると共に、回路ブロック
23の制御の下で発光ダイオードLED1 ,LED2
点灯制御を行う。
【0019】ボディ82の下部からは浄水器本体Aの浄
水出口21に接続されるパイプ81が垂設され、ボディ
82の回りを回動自在に取り付けられた吐水管85とを
備え、ボディ82の下部に形成されてナット部86を用
いて、キャビネットCの天板に固定される。専用水栓B
のスイッチSW1 を一回押すと電磁弁8が開き、同時に
吐水状態を表示する発光ダイオードLED1 が点灯す
る。このとき、水道水は浄水器本体Aの継手9より導入
され、電磁弁8を通してカートリッジ4内へと導かれ
る。カートリッジ4内では、水道水は活性炭45によっ
て残留塩素や臭気成分が除去された後、中空糸膜44の
微細な濾過を受けた後、カバー3の浄水出口21から専
用水栓Bへと伝えられる。つまりは、浄水がパイプ81
から吐水管85を経てシンク内へと導かれる。そして、
専用水栓BのスイッチSW1 のもう一回押すと、電磁弁
8が閉じ、同時に発光ダイオードLED1 が消灯する。
【0020】回路ブロック23は、図1に示すように、
吐水制御用のスイッチSW1 などの各種操作スイッチの
入力に応じて電磁弁8の駆動制御を行うと共に、吐水状
態を表示する発光ダイオードLED1 などの発光制御を
行うマイクロコンピュータで構成された制御回路7を備
えている。制御回路7では、スイッチSW1 などを押す
と、正のパルス(例えば、30ms±10ms)が入力
され、このパルスで例えば電磁弁8を開くといった動作
制御を行う。ここで、スイッチSW1 などのオンは、入
力電圧の立上りから検知するようにしてある。この制御
回路7では、上記スイッチSW1 の早押しは、電磁弁8
の開閉動作が追従するまで受け付けないようにしてあ
る。例えば、スイッチSW1 の押し下げ後に1秒間のデ
ッドタイムを設け、このデッドタイムにおいては、一切
のスイッチSW1 などからの入力は受け付けないように
してある。さらに、このデッドタイム中にスイッチSW
1 が押し続けられたときには、押圧動作が一旦中断した
ことを確認して、次の押圧動作を受け付ける。なお、電
源投入時には電磁弁8の動作が不安定になるので、電源
投入時には電磁弁8をまず閉じさせるようにしてある。
【0021】また、この種の浄水器では、止水を忘れる
ことが考えられる。そこで、制御回路7では所定時間
(例えば10分)が経過しても電磁弁8を閉じるための
スイッチSW1 の操作が行われない場合には、電磁弁8
を自動的に閉じる制御を行う。これにより節水対策がな
される。なお、この時間の計測は制御回路7の内蔵タイ
マで行う。
【0022】この浄水器においては、24時間使用しな
かった場合に、電磁弁8を開くにより自動的に吐水を行
う機能を有する。つまり、水道水を長時間滞留させた場
合に雑菌が繁殖することを防止するためである。この場
合の不使用時間は制御回路7の内蔵タイマを用いて計時
する。なお、24時間以内に使用された場合にはタイマ
をリセットして新たに計時動作を開始する。ここで、上
記自動吐水機能はユーザの選択により無効にすることが
できる。つまり、スイッチSW2 の切換により選択さ
れ、このスイッチSW2 としてはロックタイプのスライ
ドスイッチを用いてある。
【0023】さらに、カートリッジ4が汚れると、浄水
器としての機能を果たさない。そこで、本実施例の浄水
器では、電源投入後の出水時間を積算し、その積算時間
が所定時間(例えば、1300分)になった時点で、カ
ートリッジ4の交換表示を発光ダイオードLED2 を点
滅させて行う。なお、出水量の平均が3リットル/分で
あるとすると、積算時間が1300分であれば、総吐水
量4000リットルとなったときに、発光ダイオードL
ED2 を点滅させることになる。なお、交換表示を行う
目安時間は適宜時間を選択できるようにしておくことも
できる。ここで、積算時間は制御回路7の内蔵タイマを
用いて計時し、24時間毎に外部メモリ(EEPRO
M)12に積算データを書き込む。また、積算時間が設
定時間を越えた場合、制御回路7のリセット時にもデー
タを外部メモリ12に書き込む。なお、この外部メモリ
12が接続されていない場合には、カートリッジ4の交
換表示機能は働かないようにしてある。
【0024】ところで、制御回路7が外部メモリ12か
らのデータを読み込んだ場合に、そのデータが異常であ
った場合には、発光ダイオードLED2 を点灯させ、異
常を知らせる。この場合に、セットスイッチSW3 で制
御回路7をリセットし、その異常データの解除を行う。
ここで、この場合には外部メモリ12には零を書き込む
と共に、内部タイマにも時間零書き込む。
【0025】このようにして使用者にカートリッジ4の
交換が促され、カートリッジ交換をした場合には、浄水
器本体Aのカバー3の上面側に取り付けられたセットス
イッチSW3 を押す。これにより、制御回路7がリセッ
トされる。さらにまた、この種の浄水器では、上述した
ように電池切れなどにより浄水が出っ放しになるという
問題がある。そこで、本実施例では回路ブロック23に
電池電圧を検出する電池電圧検出回路11を設けてあ
る。
【0026】この電池電圧検出回路11は、スイッチS
1 の押圧時、あるいはその後に浄水が吐水されている
間の所定時間(例えば5分)毎に行われる。この電池切
れのチェック時には、制御回路7が電池電圧検出回路1
1のトランジスタQ1 をオンとし、このときの抵抗R1
〜R4 による分圧電圧から電池電圧のチェックを行う。
なお、この場合に、トランジスタQ1 のオンは短期間
(例えば、30ms)で行い、データの取込みは検出電
圧が安定したときに行う。この電圧チェックをおこなっ
ている期間には、電磁弁8への開閉信号の出力を行わ
ず、電圧チャック終了後に行う。
【0027】制御回路7では、内部の基準電圧を抵抗R
1 ,R2 及び抵抗R3 ,R4 の分圧電圧である入力電圧
を比較することにより行い、電池Baから与えられる電
源電圧が所定電圧(例えば、5.2V)よりも低下した
場合に、電池容量が少なくなっているので、この場合に
は発光ダイオードLED1 を点滅させることで報知す
る。なお、この点滅表示はスイッチSW1 で電磁弁8の
開操作が行われ、浄水が吐水されている期間だけ行う。
【0028】入力電圧が上記所定電圧以下の所定電圧
(例えば、4.6V)以下にさらに低下した場合には、
電磁弁8を閉じるように駆動し、その後が一切の入力を
受け付けない状態とする。このときには、発光ダイオー
ドLED1 を点滅させて、電池切れを表示する。このと
きには、電圧チェック動作も停止する。このように電池
切れの状態になったときには必ず電磁弁8を閉の信号を
出すことにより、浄水が出っ放しの状態になることを防
止できる。
【0029】(実施例2)図9乃至図11に本発明の他
の実施例を示す。本実施例では水漏れを未然に防止する
実施例である。このため、本実施例では浄水器本体Aを
立設状態で保持する設置台5の底面の中央部に圧力セン
サ(あるいは圧力ゲージ)20を設置し、設置台5の内
部に水滴検知センサ24を設置した点に特徴がある。こ
こで、水滴検知センサ24は、水滴が付着すると電流が
流れることから、水滴を検知するものである。
【0030】この種の浄水器では、浄水器本体Aの寿命
や水圧などにより繰り返し加わる応力により、成形材料
のウェルド部分や超音波溶着部などから成形品が壊れ、
キャビネットC内が水漏れのために水浸しになるという
問題があった。ここで、初期設計時は安全率を考えて設
計されているとしても、定期点検などをにより早めに上
記故障を発見して浄水器本体Aを交換しないと必ず発生
していた。ところが、キャビネットC内に浄水器本体A
が設定されるタイプのものでは、一般的に水漏れが発生
してからでないと、異常を発見できないのが実状であっ
た。
【0031】このように内部にカートリッジ4を内蔵す
る浄水器本体Aで水漏れが生じる原因についてさらに詳
述する。上記浄水器では、カートリッジ4で水を濾過す
るため、カートリッジ4は使用期間が長くなると、目詰
まりが起こり、このため内圧が高くなる。従って、カー
トリッジ4がケース蓋2に圧力を加える。この力は止水
と吐水とで繰り返され、この繰り返し回数と圧力が加え
られている時の力で浄水器本体Aの寿命が決まる。な
お、浄水器本体Aの寿命初期にはシール部などからの水
漏れが発生し、その後に浄水器本体Aの破壊へとつなが
る。
【0032】ここで、このようにして浄水器本体Aが寿
命になると、漏れた水はまず設置台5内に溜まる。そこ
で、本実施例では設置台5内に水滴検知センサ24を設
けることにより、浄水器本体Aの寿命を検知するように
してある。また、浄水器本体Aでカートリッジ4内部の
圧力の増加や止水や吐水による加わる応力により破壊し
やすい部位は、底蓋42の超音波溶接部である。つま
り、カートリッジ4の目詰まりにより内圧が高くなった
り、水道水圧が高くなってくると、底蓋42の中央部が
少し膨らんでくる。これは、底蓋42の外周部はケース
蓋2のリブなどが当たっており、従って中央部が歪んで
来るのである。通常の成形材料の場合には、その回数と
大きさにより寿命がほぼ決まる。この値を用いて圧力セ
ンサ20にかかる力と回数を制御回路7で累積的に記憶
すれば、浄水器本体Aの寿命を事前に察知することがで
きる。
【0033】なお、浄水器本体Aの寿命であると判定さ
れた場合、及び上記水滴検知センサ24で水滴が検知さ
れた場合には、発光ダイオードLED1 ,LED2 など
を共に点滅させるなどにより異常を知らせるようにすれ
ば、浄水器本体Aから水漏れが発生する前に、交換を促
すことができる。なお、この異常発生のために別個に発
光ダイオードを設けて、報知するようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明では上述のように、電磁
弁として開あるいは閉用の駆動信号を受けるとその開閉
状態を保持するラッチングタイプのものを用い、電池電
圧を検出する電池電圧検出手段を備え、この検出された
電池電圧が所定電圧以下に低下した場合に、制御回路が
電磁弁に対して閉信号を出力し、その後のスイッチの操
作入力を受け付けを禁止しているので、電池電圧が所定
電圧以下に低下した場合には必ず電磁弁が閉じられた状
態になり、電池切れにより浄水が出っ放しになるという
ことを防止することができる。
【0035】請求項3の発明では、カートリッジが収納
される浄水器本体と、この浄水器本体の下面の開口に取
り付けられるケース蓋と、浄水器本体を立設して設置す
る設置台とを備える浄水器において、ケース蓋と設置台
との間に経年変化によるケース蓋の変形を検知する変形
検知手段と、変形検知手段の出力で異常の発生を報知す
る報知手段とを設けてあるので、最も内圧の増加や止水
や吐水の繰り返しで応力を受けるケース蓋の変形から浄
水器本体の寿命を検知することができ、水漏れなどを未
然に防止することができる。
【0036】請求項4の発明では、設置台内に水滴を検
知する水滴検知手段と、水滴検知手段の出力で異常の発
生を報知する報知手段とを設けてあるので、ケース蓋の
破損で生じる水漏れから浄水器本体の寿命を検知するこ
とができ、水漏れなどを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例の回路図である。
【図2】同上の具体回路図である。
【図3】同上の主要構成を概略的に示す説明図である。
【図4】同上の浄水器本体の外観を示す斜視図である。
【図5】浄水器の設置状態を示す説明図である。
【図6】同上の浄水器本体の断面図である。
【図7】同上の浄水器本体の他の部分の構造を示す断面
図である。
【図8】(a),(b)は同上の専用水栓の断面図及び
平面図である。
【図9】第2の発明の一実施例の浄水器本体の構造を示
す分解斜視図である。
【図10】同上の浄水器の設置状態を示す説明図であ
る。
【図11】同上の浄水器本体の断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 ケース蓋 4 カートリッジ 7 制御回路 8 電磁弁 11 電池電圧検知回路 20 圧力センサ 24 水滴検知センサ A 浄水器本体 Ba 電池 SW1 スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池を電源として動作し、スイッチの吐
    水操作入力にしたがって制御回路が電磁弁の開閉駆動を
    行って吐水制御を行う浄水器において、上記電磁弁とし
    て開あるいは閉用の駆動信号を受けるとその開閉状態を
    保持するラッチングタイプのものを用い、電池電圧を検
    出する電池電圧検出手段を備え、この検出された電池電
    圧が所定電圧以下に低下した場合に、制御回路が電磁弁
    に対して閉信号を出力し、その後のスイッチの操作入力
    を受け付けを禁止して成ることを特徴とする浄水器。
  2. 【請求項2】 上記制御回路の電池電圧検出機能をスイ
    ッチのオン操作時あるいは吐水期間における所定時間毎
    にだけ行って成ることを特徴とする請求項1記載の浄水
    器。
  3. 【請求項3】 カートリッジが収納される浄水器本体
    と、この浄水器本体のの下面の開口に取り付けられるケ
    ース蓋と、浄水器本体を立設して設置する設置台とを備
    える浄水器において、ケース蓋と設置台との間に経年変
    化によるケース蓋の変形を検知する変形検知手段と、変
    形検知手段の出力で異常の発生を報知する報知手段とを
    設けて成ることを特徴とする浄水器。
  4. 【請求項4】 カートリッジが収納される浄水器本体
    と、この浄水器本体のの下面の開口に取り付けられるケ
    ース蓋と、浄水器本体を立設して設置する設置台とを備
    える浄水器において、設置台内に水滴を検知する水滴検
    知手段と、水滴検知手段の出力で異常の発生を報知する
    報知手段とを設けて成ることを特徴とする浄水器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010051878A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Mitsubishi Rayon Cleansui Co Ltd 水処理装置
JP2010051879A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Mitsubishi Rayon Cleansui Co Ltd 水処理装置
JP4501233B2 (ja) * 2000-06-23 2010-07-14 パナソニック電工株式会社 浄水器

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