JPH08182710A - 電動ベッド用駆動モータの制御回路 - Google Patents

電動ベッド用駆動モータの制御回路

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JPH08182710A
JPH08182710A JP6339132A JP33913294A JPH08182710A JP H08182710 A JPH08182710 A JP H08182710A JP 6339132 A JP6339132 A JP 6339132A JP 33913294 A JP33913294 A JP 33913294A JP H08182710 A JPH08182710 A JP H08182710A
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JP
Japan
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speed
motor
target speed
current
control circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP6339132A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikatsu Hosoya
義勝 細谷
Yoshio Morishima
良夫 森嶋
Yoshihiro Kaneko
義弘 金子
Hiroshi Soda
博 想田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動ベッド用駆動モータの起動・停止時の速
度の急激な変化を緩和する。 【構成】 停止状態と定速度との間で多段階に設定した
各段階目標速度を停止状態及び定速度の各近傍での偏差
を比較的小さくした目標速度テーブルを設け、現在の速
度を検出し、現在速度の直ぐ次の段階目標速度を設定
し、次の段階目標速度に達するまで所定の時間で達する
ようにモータを駆動制御し、起動時には定速度に達する
まで、停止時には停止状態に達するまでモータを駆動制
御する。 【効果】 起動時の起動し始めや定速度に達する時、停
止時の減速し始めや停止状態に達する時に、速度の急激
な変化を防止して、電動ベッド用駆動モータに駆動され
る各要部の変位時の衝撃力を緩和することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動ベッド用駆動モー
タの制御回路に関し、特に、電動ベッドの要部を作動す
るモータの起動停止時の急峻な速度変化を防止するため
の電動ベッド用駆動モータの制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ベッドに於いてそれらの各部をモ
ータアクチュエータにより変位可能にしたものがある。
このようなモータアクチュエータにあっては、スイッチ
により電源を直接オン/オフするようにすると、オン/
オフ時にモータが急激に起動/停止してしまい、ベッド
に人がいる場合にはスイッチのオン/オフ時に衝撃力を
受ける虞がある。
【0003】上記衝撃力を緩和するために、例えば変位
部位とアクチュエータとの間に緩衝器を設けることが考
えられるが、構造が複雑化かつ装置が大型化するという
問題がある。また、変位速度を大きな衝撃力が発生しな
い程度に比較的遅くすると良いが、この場合には変位完
了までの作動時間が長いという不都合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、簡単な回路でモー
タの起動/停止時の衝撃力を緩和し得る電動ベッド用駆
動モータの制御回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、スイッチ操作によりベッドの要部を作動す
るモータを起動して所定の定速度にて駆動すると共に当
該モータを停止するように制御するための電動ベッド用
駆動モータの制御回路であって、前記モータの停止状態
と前記定速度との間にて複数段の段階目標速度を設定す
る目標速度設定手段と、現在の速度を検出する速度検出
手段と、前記速度検出手段からの現在速度を前記段階目
標速度に向けて前記モータを駆動すると共に、前記現在
速度と前記段階目標速度とが一致した後に次の段階目標
速度に向けて前記モータを駆動する制御手段とを有する
ことを特徴とする電動ベッド用駆動モータの制御回路を
提供することにより達成される。特に、前記複数段の段
階目標速度が、前記モータの停止状態と前記定速度との
各近傍における前記各段階目標速度間の偏差を中間部よ
りも小さく設定されていると良い。
【0006】
【作用】このようにモータの停止状態と定速度との間に
複数段の段階目標速度を設定し、この段階目標速度に応
じてモータを起動・停止するので、停止状態と定速度状
態との間の速度の変化を緩やかにすることができる。ま
た、各段階目標速度間の停止状態側と定速度側との各近
傍の偏差を比較的小さくすることにより、例えば各段階
目標速度を所定の時間間隔で設定すれば、起動し始め及
び定速度に達する直前、また減速し始め及び停止状態に
なる直前の各場合に於いて各段階目標速度の変化が緩や
かなものになることから、停止状態と定速度状態とのそ
れぞれの近傍での速度の変化が緩やかなものになる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0008】図1は、本発明が適用された電動ベッド用
駆動モータの制御回路の要部を簡略化して示す図であ
る。本制御回路1はベッドの各要部を変位させるための
モータ2を起動し、所定の速度(モータの定格値)に達
したらその定速度にて所定量駆動して停止するために用
いられる。図ではモータを1つしか開示していないが、
電動ベッドに於いては、全体の上下動用と、頭部・足部
の各上下動用とに3つのモータを用いるなどしている
が、各モータ共、駆動回路の構造に関しては同様である
ため1つのモータについて代表して示す。
【0009】図1に於いて、操作パネル(図示せず)に
設けられた上昇スイッチSW1と下降スイッチSW2と
からの各スイッチ信号が信号処理段3を介して制御手段
としてのCPU4の各入力ポートI1・I2に入力する
ようになっている。CPU4には各スイッチ信号に対応
して正逆転の各信号を出力するための各出力ポートO1
・O2が設けられており、各出力ポートO1・O2には
それぞれの出力信号によりオン・オフ制御される正転用
・逆転用の各駆動トランジスタQ1・Q2が接続されて
いる。また、各駆動トランジスタQ1・Q2にはそれぞ
れ正転用・逆転用の各リレーRL1・RL2の各コイル
が接続されており、各駆動トランジスタQ1・Q2の各
オン時にそれぞれのコイルが励磁される。
【0010】各リレーRL1・RL2の各コモン接点が
モータ2の両端子に接続されており、モータ2の各端子
は、各リレーRL1・RL2の選択接点を介して、コイ
ルの非励磁状態ではFETを介して接地され、コイルの
励磁状態で電源電圧+Bを印加されるようになってい
る。
【0011】CPU4には、モータ2に一体的に接続さ
れて回転パルスを発生する速度検出手段としてのパルス
センサPSからのパルス信号を波形処理段5を介して入
力するための入力ポートI3が設けられている。また、
CPU4には、モータ2をデューティ制御するべくFE
Tを駆動するための一対のトランジスタQ3・Q4をオ
ン・オフ制御する信号を出力する出力ポートO3が設け
られている。この出力ポートO3からの出力信号により
両トランジスタQ3・Q4がオンすると、FETがオン
するようになっている。
【0012】なお、上記トランジスタQ3は、前記各ス
イッチSW1・SW2のいずれかのオン時に電源電圧+
Bと接続されるようになっており、各スイッチSW1・
SW2のいずれかのオン状態で上記デューティ制御が可
能である。また、各スイッチSW1・SW2とトランジ
スタQ3との間の接続ラインには、互いに並列に接続さ
れ共に接地されたコンデンサ及び抵抗からなるタイマ回
路6が設けられており、各スイッチSW1・SW2のオ
フ後に所定時間トランジスタQ3を電源接続状態にし得
るようになっている。
【0013】次に、このようにして構成されたモータ駆
動回路による本発明に基づく作動要領を図2のフロー図
を参照して以下に示す。例えば上昇スイッチSW1をオ
ン状態にすることにより、出力ポートO1から正転信号
が出力されてリレーRL1が励磁されて、モータ2に正
転する向きの駆動電流が流れる。そして、ステップST
1に於いてパルスセンサPSからの回転パルスの入力に
よるモータ2の現在の回転速度の検出を行う。
【0014】本発明装置では図3の想像線に示されるよ
うに停止状態V0から定格速度Vrまでの間を多段階に設
定した複数の段階目標速度Vnを予め書き込んだ目標速
度設定手段としての目標速度テーブルを設けている。従
って、回転速度が発生してステップST1で回転速度を
検出したら、ステップST2では、ステップST1で検
出された現在の速度Vsにとって1番近い直ぐ上(上昇
時)の段階目標速度を目標速度テーブルから取得して、
その時点での目標速度Voとして設定する。
【0015】そしてステップST3で、現在の速度Vs
と目標速度Voとの差ΔVを算出し、次のステップST
4では速度差ΔVが生じていたらステップST5に進
み、速度差ΔVがない場合(目標速度Voに現在の速度
Vsが達した場合)にはステップST1に戻る。
【0016】ステップST5に進んだ場合には現在の速
度Vsと目標速度Voとのどちらが大きいかを判別する。
現在の速度Vsよりも目標速度Voの方が大きい場合には
ステップST6に進み、モータ2の回転速度を上げるべ
く出力をアップする制御を行う。反対に、目標速度Vo
よりも現在の速度Vsの方が大きい場合にはステップS
T7に進み、モータ2の回転速度を下げる出力をアップ
する制御を行う。ステップST6またはステップST7
を経た場合にはステップST1に戻る。
【0017】ステップST1に戻った場合には、新たに
現在の速度Vsを検出し、この時前回の目標速度Voより
も新たに検出した現在の速度Vsの方が大きい場合に
は、次の新たな目標速度Voをテーブルから取得して設
定し直す。以下同様に前記ステップを繰り返し、現在の
速度Vsが定格速度Vrに達していたら、その定格速度V
rを目標速度Voにして、装置の定速運転制御を行う。こ
の定速運転制御は、前記上昇スイッチSW1をオフにす
るまで続行する。
【0018】このように、起動時には定格速度に達する
まで各段階目標速度Voを順次取り替えて速度を上昇さ
せているので、起動から定速度までの間の急激な速度変
化を防止できる。さらに、本実施例では図3に示される
ように各段階目標速度Vo間の時間を予め一定値に設定
し、停止状態と定格速度Vrとの各近傍では段階目標速
度Voの次のものとの偏差を比較的小さく設定し、それ
らの間に於ける段階目標速度Voの次のものとの偏差を
比較的大きく設定している。そして、各段階目標速度V
o間の速度制御を比例制御にて行うことにより、起動し
始めと定格速度に達する直前に於いて速度を緩やかに上
昇させることができる。従って、起動し始めと定格速度
に達する際の急激な速度変化を防止することができ、電
動ベッドに寝ている人に対して変位時に衝撃力を与える
ことがない。
【0019】また、任意の所でモータ2を停止させるべ
く上昇スイッチSW1をオフにすると、上昇スイッチS
W1を介しての電源電圧+BがトランジスタQ3に印加
されなくなるが、前記したようにタイマ回路6により所
定時間トランジスタQ3に駆動に必要な電圧が印加さ
れ、その間FETを制御可能である。そして、前記起動
時と同様のステップであるが、次の目標速度Voを現在
の速度Vsよりも低く設定する制御を行うことになる。
【0020】停止時に参照する目標速度テーブルも、図
3の想像線に示されるように起動時と同様に定格速度か
らの減速し始めと停止状態に入る直前とに於いてはそれ
ぞれ段階目標速度Voの次のものとの偏差を比較的小さ
く設定し、それらの中間では比較的大きく設定してい
る。従って、起動時と同様に急激な速度変化のない緩や
かな減速制御を行うことができる。また、本実施例では
減速時の目標速度テーブルを起動時とは別個に設定した
ものを用いているが、同一のものを用いても良い。
【0021】
【発明の効果】このように本発明によれば、モータの停
止状態と定速度との間に複数段の段階目標速度を設定
し、この段階目標速度に応じてモータを起動・停止する
ので、停止状態と定速度状態との間の速度の変化を緩や
かにすることができる。また、停止状態と定速度状態と
のそれぞれの近傍での速度の変化を中間部よりも緩やか
なものにすることにより、モータアクチュエータにより
電動ベッドの要部を変位させる際の起動し始めや停止直
前などでの変位速度を緩やかに変化させる速度制御を簡
単な回路構成で実現できると共に装置の低廉化を向上
し、電動ベッドの要部を変位させる際の急激な速度変化
による不快感を低減し得るなど、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたモータ駆動回路の要部を示
す回路図。
【図2】本発明に基づく制御のフロー図。
【図3】動作状態を示す図。
【符号の説明】
1 制御回路 2 モータ 3 信号処理段 4 CPU 5 波形処理段 6 タイマ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 想田 博 群馬県桐生市広沢町1丁目2681番地 株式 会社三ツ葉電機製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ操作によりベッドの要部を作動
    するモータを起動して所定の定速度にて駆動すると共に
    当該モータを停止するように制御するための電動ベッド
    用駆動モータの制御回路であって、 前記モータの停止状態と前記定速度との間にて複数段の
    段階目標速度を設定する目標速度設定手段と、現在の速
    度を検出する速度検出手段と、前記速度検出手段からの
    現在速度を前記段階目標速度に向けて前記モータを駆動
    すると共に、前記現在速度と前記段階目標速度とが一致
    した後に次の段階目標速度に向けて前記モータを駆動す
    る制御手段とを有することを特徴とする電動ベッド用駆
    動モータの制御回路。
  2. 【請求項2】 前記複数段の段階目標速度が、前記モー
    タの停止状態と前記定速度との各近傍における前記各段
    階目標速度間の偏差を中間部よりも小さく設定されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の電動ベッド用駆動
    モータの制御回路。
JP6339132A 1994-12-28 1994-12-28 電動ベッド用駆動モータの制御回路 Pending JPH08182710A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6339132A JPH08182710A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 電動ベッド用駆動モータの制御回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP6339132A JPH08182710A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 電動ベッド用駆動モータの制御回路

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JP6339132A Pending JPH08182710A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 電動ベッド用駆動モータの制御回路

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JP (1) JPH08182710A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000057828A1 (en) * 1999-03-25 2000-10-05 Matsushita Seiko Co., Ltd. Device for moving body
KR20010077974A (ko) * 2000-01-14 2001-08-20 후쿠나가 타카시 개지트침대의 전동장치 및 전동침대
US6645106B2 (en) 2000-08-22 2003-11-11 Teak-Seo Goo Transmission for performing reliable continuously-variable-speed operation through gear meshing, and vehicle-use continuously-variable transmission device using it
JP2014188317A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Mitsuba Corp ベッド用リニアアクチュエータの駆動制御装置及び制御方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000057828A1 (en) * 1999-03-25 2000-10-05 Matsushita Seiko Co., Ltd. Device for moving body
KR20010077974A (ko) * 2000-01-14 2001-08-20 후쿠나가 타카시 개지트침대의 전동장치 및 전동침대
US6645106B2 (en) 2000-08-22 2003-11-11 Teak-Seo Goo Transmission for performing reliable continuously-variable-speed operation through gear meshing, and vehicle-use continuously-variable transmission device using it
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