JPH08180950A - ハンドルとステアリングコラム間の電気的接続装置 - Google Patents

ハンドルとステアリングコラム間の電気的接続装置

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JPH08180950A
JPH08180950A JP6319981A JP31998194A JPH08180950A JP H08180950 A JPH08180950 A JP H08180950A JP 6319981 A JP6319981 A JP 6319981A JP 31998194 A JP31998194 A JP 31998194A JP H08180950 A JPH08180950 A JP H08180950A
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fixed
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rotating body
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    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
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    • B60R16/027Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems between relatively movable parts of the vehicle, e.g. between steering wheel and column
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R35/02Flexible line connectors without frictional contact members
    • H01R35/025Flexible line connectors without frictional contact members having a flexible conductor wound around a rotation axis

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤組付を確実に防止することが出来ると共
に、固定体に対してインターナルギアを確実に固定す
る。 【構成】 本発明のハンドルとステアリングコラム間の
電気的接続装置は、固定体の接続部65に挿入されてイ
ンターナルギア63の固定体5、7への組付位置を決め
る位置決め部67をインターナルギア63に一体に設け
たことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用操舵装置におけ
るハンドルとステアリングコラム間の電気的装置装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の電子制御化が進むにつ
れ、自動車の操舵装置におけるハンドル(ステアリング
ホイール)にも、電子制御のための各種スイッチが設け
られるようになっており、このスイッチを電気配線によ
ってステアリングコラム側に接続する必要がある。自動
車のハンドルは、複数回左右に回転可能なように設定さ
れているため、ハンドルの回転軸とステアリングコラム
とを電気的に接続するためには、一般に複数の導線を備
えた可撓性のフレキシブル・フラット・ケーブル(以下
「FFCという)が、ハンドル軸に固定された回転体と
ステアリングコラム側に固定された固定体との間に渦巻
き状態で、あるいは途中で折り返された反転渦巻き状態
で設けられた構成の、ハンドルとステアリングコラム間
の電気的接続装置が用いられる。
【0003】図4は、上記した電気的接続装置の分解斜
視図で、図5は、組み立て状態での側面断面図である。
この電気的接続装置は、自動車のハンドルの軸が挿入固
定される筒状の回転体である第1の回転体1および第2
の回転体3と、この回転体を外周側にて回転可能に支持
して図示しないステアリングコラム側に固定される筒状
の固定体であるアッパーカバー5およびアンダーカバー
7とを備え、前記回転体と固定体との間の環状空間9内
に、ハンドルとステアリングコラム側とを電気的に接続
するFFC11が収容されている。
【0004】アッパーカバー5とアンダーカバー7とか
らなる固定体内にはFFC11が収容されるインターナ
ルギア13が固定されている。インターナルギア13
は、下部内周面にギア部15が形成されている。インタ
ーナルギア13の下部のフランジ13aと第1の回転体
1の下部のフランジ1aとの間には、キャリア19が相
対回転可能に取付けられている。キャリア19には、上
方に突出したピン19aに、FFC11を案内する複数
のガイドローラ21が回転可能に取付けられている。
【0005】一方、キャリア19の下方に突出する三つ
のピン19bには、インターナルギア13のギア部15
に噛合する遊星歯車23が回転可能に取付けられてい
る。この遊星歯車23は、第1の回転体1の下部側の外
周部に形成されたギア部25にも噛合しており、第1の
回転体1の回転に伴う遊星歯車23の回転(自転)によ
り、キャリア19が遊星歯車23の回転(公転)に伴わ
れて第1の回転体1に対して所定の減速比で回転する。
【0006】FFC11は、収容状態を平面的に示す図
6での破線のように、内周側の一端が第1の回転体1の
固定部26に固定されて、その先端にコネクタ27が取
付けられている。なお、図6ではインターナルギア13
を省略してある。上記コネクタ27から引き出されたF
FC11は、第1の回転体1の外周面に沿って巻かれ、
ガイドローラ21の任意の一つに巻き付くようにして屈
曲部11aを形成し、インターナルギア13の内周面に
沿って前記とは逆方向に巻かれ、切欠13bからインタ
ーナルギア13の外部に引き出され、その先端に取付け
られたコネクタ29がアンダーカバー7の接続部31に
固定される。
【0007】アッパーカバー5上には、図4に示すよう
に、第1、第2の各回転体1,3とともに回転する回転
カバー33が被せられ、前記FFC11の内周側端部の
コネクタ27は、回転カバー33上に形成された固定部
33aに固定される。回転カバー33には三つのねじ挿
入孔33bが形成され、これに対応して第2の回転体3
の上面には上記ねじ挿入孔33bに整合する三つのボス
部35が突出して形成され、このボス部35の上端には
ねじ孔35aが形成されている。三つのボス部35は、
第1の回転体1の下面から上方に向けて形成された挿入
溝37内に挿入されて嵌め込まれ、その先端は第1の回
転体1のフランジ部39の下面に接触している。フラン
ジ部39には、ねじ挿入孔39aが形成されており、三
つのねじ41を、回転カバー33のねじ挿入孔33bお
よび、第1の回転体1のねじ挿入孔39aに挿入し、第
1の回転体3のねじ孔35aにねじ込むことで、回転体
と固定体とが固定されることになる。
【0008】FFC11は、ハンドルの複数回転に追従
可能なような長さに設定され、回転体1の図6中での右
回りに伴って、第1の回転体1の外周に巻かれた部位が
ほぐされつつ、インターナルギア13の内周に巻かれて
いく。一方、第1の回転体1が図6中で左方向に回転し
た場合には、FFC11は、インターナルギア13の内
周に巻かれた部位がほぐされつつ、そのほぐされた部位
が第1の回転体1の外周に徐々に巻かれていく。このと
き、FFC11の第1の回転体1側とインターナルギア
13側との間にはガイドローラ21が介在することにな
り、このガイドローラ21がFFC11に接触して回転
することにより、FFC11は摩擦抵抗を生ずることな
くスムーズにキャリア19と同速度で移動することにな
る。
【0009】第2の回転体3は、その円筒部43がアン
ダーカバー7の貫通孔45に下方から嵌め込まれ、円筒
部43に対し径方向外方に延長されるフランジ47がア
ンダーカバー7の下面に接触することで第2の回転体3
がアンダーカバー7に係止された状態となる。
【0010】図4及び図6に示すように、アンダーカバ
ー7には、筒状の壁部49が立設されており、この壁部
49の内部に、壁部49の内径より若干小径のインター
ナルギア13が嵌合されている。また、インターナルギ
ア13の外周には、位置決め及び回転防止用のリブ5
1、53、55が突設されている。これらのリブ51、
53、55はインターナルギア13の周方向に沿って、
異なる角度(リブ51、53間が135°、リブ51、
55間が90°)に設定されている。そして、これらの
リブ51、53、55は、アンダーカバー7の壁部49
に設けた嵌合凹部57、59、61にそれぞれ嵌合され
ている。
【0011】このとき、リブ51、53、55間がイン
ターナルギア13の周方向に沿って異なる角度に設定さ
れているため、アンダーカバー7に対して、インターナ
ルギア13が所定の位置に位置決めされると共に、アン
ダーカバー7に対するインターナルギア13の回転止め
となっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アンダ
ーカバー7の壁部49内にインターナルギア13を嵌め
る際に、周方向に異なる角度で形成したリブ51、5
3、55を嵌合凹部57、59、61に嵌合することで
アンダーカバー7へのインターナルギア13の組付方向
を決めているので、組付位置がわかりにくく、誤組付が
生じる。このため、誤組付を検査する工程や、誤組付の
インターナルギア13を正規な組付状態に直すための工
程も必要となり製造コストが高くつくという問題があ
る。
【0013】また、上記電気的接続装置では、リブ5
1、53、55を嵌合凹部57、59、61内に嵌合す
る嵌合量(ラップ量)が少ないため、FFC11の破断
時、すなわち、第1の回転体1に、FFC11が全て巻
き付けられた状態からさらに第1の回転体1を回転させ
ようとすると、FFC11が引っ張られるため、インタ
ーナルギア13に回転力が加わる。このため、図7に示
すように、FFC11の破断時に嵌合凹部59内からリ
ブ53が抜け出てしまい、アンダーカバー7に対してイ
ンターナルギア13が回転してしまう。従って、インタ
ーナルギア13をアンダーカバー7に位置決め固定して
おくためのリブ51、53、55及び嵌合凹部57、5
9、61の強度が不足していた。
【0014】そこで、本発明は、インターナルギアの固
定体への組付において、誤組付を確実に防止することが
出来ると共に、固定体に対してインターナルギアを確実
に固定することが出来るハンドルとステアリングコラム
間の電気的接続装置の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、ステアリングコラム側に固定さ
れた固定体と、ハンドル側に固定されてハンドルの回転
で固定体に対して回転する回転体と、一端が固定体に設
けた接続部に固定され他端が回転体に固定されると共
に、中間部が固定体と回転体との間の空間内に収容され
る長尺・可撓性のフラットケーブルと、固定体に組み付
けられたインターナルギアと、このインターナルギアに
噛み合うと共に回転体の歯部に噛み合って回転体の回転
と同方向に移動する遊星歯車と、この遊星歯車に回転自
在に支持されてフラットケーブルを空間内で案内移動さ
せるガイドローラとを備え、回転体の正逆方向への回転
により回転体と同方向に移動するガイドローラで案内し
てフラットケーブルを空間内で移動させるハンドルとス
テアリングコラム間の電気接続装置であって、接続部に
挿入されてインターナルギアの固定体への組付位置を決
める位置決め部を前記インターナルギアに一体に設けた
ことを特徴としている。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明であって、固定体が筒状の縦壁を有すると共に、この
縦壁の一部が外方に膨出されて接続部が形成されたアン
ダーカバーからなり、インターナルギアが前記縦壁の内
側に嵌合される筒部を有し、この筒部の外周から接続部
に挿入される位置決め部が突設されていることを特徴と
している。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明であって、位置決め部が、固定体へのイ
ンターナルギアの組付位置を決める位置決めリブと、接
続部に固定されてインターナルギアの一端と接続される
コネクタを固定体に係止するコネクタがた防止リブとか
らなることを特徴としている。
【0018】
【作用】請求項1の発明によれば、固定体にインターナ
ルギアを組み付ける際には、インターナルギアの位置決
め部を、固定体の接続部に挿入することにより、固定体
へのインターナルギアの位置を決める。位置決め部が接
続部に挿入された状態でインターナルギアが固定体に組
み付けられると、固定体に対するインターナルギアの回
転が阻止される。また、位置決め部を接続部に挿入する
ことにより、固定体へのインターナルギアの位置決めが
容易になると共に、誤組付が防される。
【0019】請求項2の発明によれば、固定体の筒状の
縦壁内にインターナルギアの筒部を嵌合することによ
り、インターナルギアを固定体に組み付けることが出来
る。このとき、インターナルギアの筒部に突設した位置
決め部を縦壁に設けた接続部に挿入することにより固定
体へのインターナルギアの位置が決められる。
【0020】請求項3の発明によれば、位置決め部を接
続部に挿入することによりインターナルギアは固定体の
所定の位置に位置決めされる。この場合、接続部に挿入
された位置決め部は、位置決めリブにより固定部へのイ
ンターナルギアの位置を決めると共に、接続部に挿入さ
れたコネクタをコネクタがた防止リブが係止することに
より、コネクタのがたつきが防止される。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。なお、図1は本発明の一実施例を示すハンド
ルとステアリングコラム間の電気的接続装置における要
部の斜視図である。この電気的接続装置は、図4乃至図
6に示したものと全体の構成は同じであり、同一の構成
部分には、同一の符号を付して重複した説明を省略す
る。
【0022】本実施例の電気的接続装置は、インターナ
ルギア63に、接続部65に挿入されてインターナルギ
ア63のアンダーカバー7への位置を決める位置決め部
67をインターナルギア63に一体に設けている。
【0023】図1及び図2に示すように、本実施例のア
ンダーカバー7の接続部65は、本体69上に立設され
た縦壁71の一部が外側へ向けて膨出された両側壁7
3、75と、これらの両側壁73、75を連結する連結
壁77とで矩形状に形成されている。このため、インタ
ーナルギア63が嵌め込まれる縦壁71の内側と、接続
部65とは連通されている。また、連結壁77には、ス
リット77aが形成されている。この接続部65には、
FFC11の端末に接続されたコネクタ29が装着さ
れ、アッパーカバー5により固定され、スリット77a
からは、コネクタ29に連結された電線Wが外部に引き
出されている。
【0024】一方、インターナルギア63は、縦壁71
の内側にはめ込まれる筒部79の外周から、位置決め部
67が突設されている。この位置決め部67は、筒部7
9が縦壁71内に嵌合されると、接続部65内に挿入さ
れる。位置決め部67は、接続部65の幅寸法と略等し
い間隔で形成された一対の位置決めリブ83、85と、
これらの位置決めリブ83、85間に、コネクタがた防
止リブ87、89とからなる。これらの位置決めリブ8
3、85、コネクタがた防止リブ87、89は、筒部7
9の高さ方向に沿ってそれぞれ所定の間隔で形成されて
いる。なお、図1及び図2において、符号63aはFF
C11をインターナルギア63の内部から引き出すため
の切欠である。
【0025】そして、位置決めリブ83、85、コネク
タがた防止リブ87、89が接続部65に挿入された状
態では、図2及び図3に示すように、位置決めリブ8
3、85が接続部65の開口縁部間、すなわち両側壁7
3、75間に嵌合し、コネクタがた防止リブ87、89
がFFC11の端末のコネクタ29を外側、すなわち連
結壁77側へ押圧する。このとき、位置決めリブ83と
側壁73との間には隙間があいており、この隙間内に、
FFC11の端末部分11aが挿入されている。また、
位置決めリブ85は接続部65の側壁75に押圧当接し
ている。
【0026】次に、インターナルギア63をアンダーカ
バー7に組み付ける場合には、位置決め部67を接続部
65に合せた状態でインターナルギア7を縦壁71内に
嵌合する。次にFFC11の端末のコネクタ29を位置
決めリブ83、85、コネクタがた防止リブ87、89
と連結壁77との間に挿入する。このとき、FFC11
は、端末部分11aが位置決めリブ83と側壁73との
間に挿入し、続いてインターナルギア63の筒部79と
縦壁71との間に挿入した後に、スリット63aからイ
ンターナルギア11の筒部79の内部に配索する。
【0027】本実施例によれば、位置決め部67を接続
部65に挿入するだけで、アンダーカバー7へのインタ
ーナルギア13の位置決めを容易に行うことが出来る。
このため、誤組付を確実に防止することが出来る。従っ
て、誤組付を検査する工程や、誤組付を直すための工程
が不要になり、製造コストを低減することが出来る。
【0028】また、本実施例では、位置決めリブ83、
85が接続部65の両側壁73、75に嵌合する嵌合量
(ラップ量)が増えているので、インターナルギア63
をアンダーカバー7に確実に位置決め固定することが出
来、インターナルギアの回転を確実に阻止することが出
来る。
【0029】さらに、本実施例によれば、インターナル
ギア13の位置決め部67を接続部65に挿入すると、
接続部65に装着されたFFC11の端末のコネクタ2
9を連結壁77側へ押圧するので、コネクタ29の接続
部65でのがたつきを確実に防止することが出来る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、固定体にインターナルギアを組み付ける際に、イ
ンターナルギアの位置決め部を固定体の接続部に挿入す
ることにより、固定体へのインターナルギアの位置決め
を容易に行うことが出来、誤組付を確実に防止すること
が出来ると共に、固定体に対してインターナルギアを確
実に固定することが出来る。
【0031】請求項2の発明によれば、固定体の筒状の
縦壁内にインターナルギアの筒部を嵌合する際に、イン
ターナルギアの筒部に突設した位置決め部を縦壁に設け
た接続部に挿入することにより固定体へのインターナル
ギアの位置決めを容易に行うことが出来、誤組付を確実
に防止することが出来る。
【0032】請求項3の発明によれば、接続部に挿入さ
れた位置決め部は、位置決めリブにより固定体へのイン
ターナルギアの位置決めを容易に行うことが出来ると共
に、接続部に挿入されたコネクタをコネクタがた防止リ
ブが係止することにより、コネクタのがたつきを確実に
防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すインターナルギアとア
ンダーカバーとを示す分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例におけるFFCの収容状態を
平面的に示す説明図である。
【図3】図2のIII−III線に沿って切断した断面
図である。
【図4】従来のインターナルギアとアンダーカバーとを
組み付けたハンドルとステアリングコラム間の電気的接
続装置を示す分解斜視図である。
【図5】図4の電気的接続装置の側面断面図である。
【図6】図4の電気的接続装置におけるFFCの収容状
態を平面的に示す説明図である。
【図7】リブが嵌合凹部から抜き出てインターナルギア
がアンダーカバーに対して移動した状態を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 第1の回転体(回転体) 3 第2の回転体(回転体) 5 アッパーカバー(固定体) 7 アンダーカバー(固定体) 9 環状空間 11 FFC(フレキシブルフラットケーブル) 63 インターナルギア 65 接続部 67 位置決め部 83、85 位置決めリブ 87、89 コネクタがた防止リブ
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用操舵装置におけ
るハンドルとステアリングコラム間の電気的接続装置に
関する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、ステアリングコラム側に固定さ
れた固定体と、ハンドル側に固定されてハンドルの回転
で固定体に対して回転する回転体と、一端が固定体に設
けた接続部に固定され他端が回転体に固定されると共
に、中間部が固定体と回転体との間の空間内に収容され
る長尺・可撓性のフラットケーブルと、固定体に組み付
けられたインターナルギアと、このインターナルギアと
前記回転体との間に相対回転自在に配置されたキャリア
と、このキャリアの一側に回転自在に支持されると共に
前記インターナルギアと回転体の歯部にそれぞれ噛み合
って回転体の回転と同方向に移動し前記キャリアを回転
体と同方向に移動させる遊星歯車と、前記キャリアの他
側に回転自在に支持されて該キャリアの移動により前記
フラットケーブルを前記空間内で案内移動させるガイド
ローラとを備え、回転体の正逆方向への回転により回転
体と同方向に移動するガイドローラで案内してフラット
ケーブルを空間内で移動させるハンドルとステアリング
コラム間の電気的接続装置であって、前記接続部に挿入
されてインターナルギアの固定体への組付位置を決める
位置決め部を前記インターナルギアに一体に設けたこと
を特徴としている。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングコラム側に固定された固定
    体と、ハンドル側に固定されてハンドルの回転で固定体
    に対して回転する回転体と、一端が固定体に設けた接続
    部に固定され他端が回転体に固定されると共に、中間部
    が固定体と回転体との間の空間内に収容される長尺・可
    撓性のフラットケーブルと、固定体に組み付けられたイ
    ンターナルギアと、このインターナルギアに噛み合うと
    共に回転体の歯部に噛み合って回転体の回転と同方向に
    移動する遊星歯車と、この遊星歯車に回転自在に支持さ
    れてフラットケーブルを前記空間内で案内移動させるガ
    イドローラとを備え、回転体の正逆方向への回転により
    回転体と同方向に移動するガイドローラで案内してフラ
    ットケーブルを空間内で移動させるハンドルとステアリ
    ングコラム間の電気接続装置であって、前記接続部に挿
    入されてインターナルギアの固定体への組付位置を決め
    る位置決め部を前記インターナルギアに一体に設けたこ
    とを特徴とするハンドルとステアリングコラム間の電気
    的接続装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記固定
    体が筒状の縦壁を有すると共に、この縦壁の一部が外方
    に膨出されて前記接続部が形成されたアンダーカバーか
    らなり、前記インターナルギアが前記縦壁の内側に嵌合
    される筒部を有し、この筒部の外周から前記接続部に挿
    入される位置決め部が突設されていることを特徴とする
    ハンドルとステアリングコラム間の電気的接続装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の発明であっ
    て、前記位置決め部が、固定体への前記インターナルギ
    アの組付位置を決める位置決めリブと、接続部に固定さ
    れてインターナルギアの一端と接続されるコネクタを固
    定体に係止するコネクタがた防止リブとからなることを
    特徴とするハンドルとステアリングコラム間の電気的接
    続装置。
JP6319981A 1994-12-22 1994-12-22 ハンドルとステアリングコラム間の電気的接続装置 Expired - Fee Related JP2981136B2 (ja)

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