JPH08180848A - 電池用封口体およびそれを用いた二次電池 - Google Patents
電池用封口体およびそれを用いた二次電池Info
- Publication number
- JPH08180848A JPH08180848A JP6318819A JP31881994A JPH08180848A JP H08180848 A JPH08180848 A JP H08180848A JP 6318819 A JP6318819 A JP 6318819A JP 31881994 A JP31881994 A JP 31881994A JP H08180848 A JPH08180848 A JP H08180848A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- sealing body
- positive electrode
- pressure
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】(1) 絶縁パッキン、正極キャップ、破裂板およ
び放圧板を用いた円筒型電池缶の封口体において、該放
圧板が、プラスチック製であることを特徴とする電池用
封口体。 (2) 上記１項記載の電池用封口体を用いた二次電池。 【効果】本発明の封口体によれば部品点数を少なくで
き、かつ封口体の組立てが容易である。
び放圧板を用いた円筒型電池缶の封口体において、該放
圧板が、プラスチック製であることを特徴とする電池用
封口体。 (2) 上記１項記載の電池用封口体を用いた二次電池。 【効果】本発明の封口体によれば部品点数を少なくで
き、かつ封口体の組立てが容易である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒型電池缶の封口体
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、ビデオカメラやノート型パソコン
などの携帯機器の普及に伴い、小型高容量の電池に対す
る需要が高まっている。この内、二次電池の場合は、ほ
とんどがアルカリ電解液を用いたニッケル−カドミウム
電池であるが、電池電圧が約１．２Ｖと低く、エネルギ
ー密度の向上は困難である。近年、負極極材にリチウム
イオンのドーピング、脱ドーピングが可能な各種炭素質
材料を用いたリチウムイオン二次電池が提案されてお
り、開発が活発に行われている。
などの携帯機器の普及に伴い、小型高容量の電池に対す
る需要が高まっている。この内、二次電池の場合は、ほ
とんどがアルカリ電解液を用いたニッケル−カドミウム
電池であるが、電池電圧が約１．２Ｖと低く、エネルギ
ー密度の向上は困難である。近年、負極極材にリチウム
イオンのドーピング、脱ドーピングが可能な各種炭素質
材料を用いたリチウムイオン二次電池が提案されてお
り、開発が活発に行われている。
【０００３】しかしながら、二次電池においては、短絡
や、加熱、その他何等かの理由で電池内圧が上がり、破
裂する危険がある。破裂を回避するため円筒型二次電池
の電池缶封口体には、種々の安全弁が設けられ、例え
ば、絶縁パッキン、正極キャップ、破裂板、絶縁板、お
よび放圧板からなる封口体が知られている。しかしなが
ら、かかる封口体は、部品点数が多い、また組み立て工
程が多いなど量産を勘案すると障害があった。
や、加熱、その他何等かの理由で電池内圧が上がり、破
裂する危険がある。破裂を回避するため円筒型二次電池
の電池缶封口体には、種々の安全弁が設けられ、例え
ば、絶縁パッキン、正極キャップ、破裂板、絶縁板、お
よび放圧板からなる封口体が知られている。しかしなが
ら、かかる封口体は、部品点数が多い、また組み立て工
程が多いなど量産を勘案すると障害があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
技術を解決せんとするものであり、部品点数が少なく、
かつ組立てが容易な電池用封口体およびそれを用いた二
次電池を提供せんとするものである。
技術を解決せんとするものであり、部品点数が少なく、
かつ組立てが容易な電池用封口体およびそれを用いた二
次電池を提供せんとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下の構成を有するものである。すなわち
「(1) 絶縁パッキン、正極キャップ、破裂板および放圧
板を用いた円筒型電池缶の封口体において、該放圧板
が、プラスチック製であることを特徴とする電池用封口
体。
決するために以下の構成を有するものである。すなわち
「(1) 絶縁パッキン、正極キャップ、破裂板および放圧
板を用いた円筒型電池缶の封口体において、該放圧板
が、プラスチック製であることを特徴とする電池用封口
体。
【０００６】(2) 上記１項記載の電池用封口体を用いた
二次電池。」を提供するものである。
二次電池。」を提供するものである。
【０００７】本発明の封口体は、円筒型電池缶の封口体
において、該封口体が絶縁パッキン、正極キャップ、破
裂板、放圧板を必須の構成要素としてなる。すなわち、
該放圧板はプラスチック製であることから、従来用いて
いた絶縁板を用いることなく、絶縁性を保持することが
でき、よって、部品点数を削減することができたのであ
る。
において、該封口体が絶縁パッキン、正極キャップ、破
裂板、放圧板を必須の構成要素としてなる。すなわち、
該放圧板はプラスチック製であることから、従来用いて
いた絶縁板を用いることなく、絶縁性を保持することが
でき、よって、部品点数を削減することができたのであ
る。
【０００８】本発明を円筒型リチウムイオン二次電池に
適用した場合の一実施態様について、図面を用いて詳細
に説明する。図１は本発明の封口体の概略摸式図であ
る。
適用した場合の一実施態様について、図面を用いて詳細
に説明する。図１は本発明の封口体の概略摸式図であ
る。
【０００９】図１において１は電池外装缶、２は絶縁パ
ッキン、３は正極キャップ、４は破裂板、５はプラスチ
ック製の放圧板、６は正極リードである。
ッキン、３は正極キャップ、４は破裂板、５はプラスチ
ック製の放圧板、６は正極リードである。
【００１０】電池外装缶１は、例えば炭素繊維と集電体
とから成るシート状の負極、例えばコバルト酸リチウム
をコーティングした正極をセパレータを介してロール状
に巻込んだ構造の電池用電極体を収納する。電池用電極
体としては、これらに限定されることなく、従来公知の
電極などが好ましく用いられる。２はプラスチック製の
絶縁パッキンであり正極と負極の絶縁および電池缶内部
の封止機能を有する。３は金属製の正極キャップ、４は
例えば図２に示すような構造の破裂板であり、一部はプ
レスあるいはエッチング等で肉厚を薄くした構造になっ
ており（図中７が肉厚を薄くした部分を示す）、中央部
に下向きの突起（図中８）を有しているものが好ましく
用いられる。５はプラスチック製の放圧板であり、図３
に示すように該放圧板には放圧のための開口部９と破裂
板４と正極リード６とを接続するための開口部１０が設
けられている。プラスチック製放圧板は種々の形態、構
造が可能であり、他の一例として図４に示すような構造
のものも挙げられる。プラスチック製放圧板に用いるプ
ラスチック材料は特に限定するものではないが、電気的
特性、機械的特性に優れ、耐溶剤性に優れたものである
ことが望ましい。具体的にはポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン等の
ポリオレフィン系樹脂、ナイロン６、ナイロン６６等の
ポリアミド樹脂、テフロン等の弗素系樹脂、ポリフェニ
レンスルフィド、ポリイミドなどが使用できる。
とから成るシート状の負極、例えばコバルト酸リチウム
をコーティングした正極をセパレータを介してロール状
に巻込んだ構造の電池用電極体を収納する。電池用電極
体としては、これらに限定されることなく、従来公知の
電極などが好ましく用いられる。２はプラスチック製の
絶縁パッキンであり正極と負極の絶縁および電池缶内部
の封止機能を有する。３は金属製の正極キャップ、４は
例えば図２に示すような構造の破裂板であり、一部はプ
レスあるいはエッチング等で肉厚を薄くした構造になっ
ており（図中７が肉厚を薄くした部分を示す）、中央部
に下向きの突起（図中８）を有しているものが好ましく
用いられる。５はプラスチック製の放圧板であり、図３
に示すように該放圧板には放圧のための開口部９と破裂
板４と正極リード６とを接続するための開口部１０が設
けられている。プラスチック製放圧板は種々の形態、構
造が可能であり、他の一例として図４に示すような構造
のものも挙げられる。プラスチック製放圧板に用いるプ
ラスチック材料は特に限定するものではないが、電気的
特性、機械的特性に優れ、耐溶剤性に優れたものである
ことが望ましい。具体的にはポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン等の
ポリオレフィン系樹脂、ナイロン６、ナイロン６６等の
ポリアミド樹脂、テフロン等の弗素系樹脂、ポリフェニ
レンスルフィド、ポリイミドなどが使用できる。
【００１１】上記構成の本発明の封口体によれば、特に
５のプラスチック製の放圧板に、過大圧力上昇時に破
裂板４と正極リード６が分離したときの絶縁の機能、
圧力上昇時の放圧、破裂板４の支持体の３つの機能を
持たせる事によって部品点数を少なくできたものであ
る。またプラスチックの成型加工で作製することができ
るため安価である。
５のプラスチック製の放圧板に、過大圧力上昇時に破
裂板４と正極リード６が分離したときの絶縁の機能、
圧力上昇時の放圧、破裂板４の支持体の３つの機能を
持たせる事によって部品点数を少なくできたものであ
る。またプラスチックの成型加工で作製することができ
るため安価である。
【００１２】上記実施例は円筒型リチウムイオン二次電
池に使用した例であるが、他の円筒型電池にも適用可能
である。
池に使用した例であるが、他の円筒型電池にも適用可能
である。
【００１３】
実施例１ 粉砕した炭素繊維（東レ（株）製：ＭＬＤ−３０）と結
着剤としてポリフッ化ビニリデン、溶媒としてＮ−メチ
ルピロリドンを用いたスラリーを集電体銅箔にコーティ
ングし作製したシート状の負極と、市販のコバルト酸リ
チウム（日本化学工業（株）製）と結着剤としてポリフ
ッ化ビニリデン、溶媒としてＮ−メチルピロリドンとを
用いたスラリーを集電体アルミ箔にコーティングし作製
したシート状の正極とを、ポリエチレン製セパレータを
介してロール状に巻込んだ構造の電池用電極体を、ニッ
ケルメッキを施した鉄製の円筒型電池外装缶に収納し
た。ポリプロピレンからなる絶縁パッキンを用い、ま
た、アルミニウム製の正極キャップを用いた。さらに図
２に示す構造を有するアミルニウム製の破裂板、図３に
示す構造を有するテフロンからなる放圧板、アルミニウ
ムからなる正極リードとを用いて、図１に示す構造の封
口体を有する電池を作製した。
着剤としてポリフッ化ビニリデン、溶媒としてＮ−メチ
ルピロリドンを用いたスラリーを集電体銅箔にコーティ
ングし作製したシート状の負極と、市販のコバルト酸リ
チウム（日本化学工業（株）製）と結着剤としてポリフ
ッ化ビニリデン、溶媒としてＮ−メチルピロリドンとを
用いたスラリーを集電体アルミ箔にコーティングし作製
したシート状の正極とを、ポリエチレン製セパレータを
介してロール状に巻込んだ構造の電池用電極体を、ニッ
ケルメッキを施した鉄製の円筒型電池外装缶に収納し
た。ポリプロピレンからなる絶縁パッキンを用い、ま
た、アルミニウム製の正極キャップを用いた。さらに図
２に示す構造を有するアミルニウム製の破裂板、図３に
示す構造を有するテフロンからなる放圧板、アルミニウ
ムからなる正極リードとを用いて、図１に示す構造の封
口体を有する電池を作製した。
【００１４】
【発明の効果】本発明のプラスチック製の放圧板を用い
た封口体とすることにより、部品点数を少なくできる。
また封口体の組立てが容易である。
た封口体とすることにより、部品点数を少なくできる。
また封口体の組立てが容易である。
【図１】本発明の電池用封口体の構造を示す概略摸式図
である。
である。
【図２】電池用封口体破裂板の構造を示す概略摸式図で
ある。
ある。
【図３】プラスチック製放圧板の構造を示す概略摸式図
である。
である。
【図４】電池用封口体の構造を示す概略摸式図である。
１・・・・・電池外装缶 ２・・・・・絶縁パッキン ３・・・・・正極キャップ ４・・・・・破裂板 ５・・・・・放圧板 ６・・・・・正極リード
Claims (3)
- 【請求項１】絶縁パッキン、正極キャップ、破裂板およ
び放圧板を用いた円筒型電池缶の封口体において、該放
圧板が、プラスチック製であることを特徴とする電池用
封口体。 - 【請求項２】該放圧板が、ポリオレフィン系樹脂からな
ることを特徴とする請求項１記載の電池用封口体。 - 【請求項３】請求項１記載の電池用封口体を用いた二次
電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6318819A JPH08180848A (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | 電池用封口体およびそれを用いた二次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6318819A JPH08180848A (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | 電池用封口体およびそれを用いた二次電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08180848A true JPH08180848A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18103308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6318819A Pending JPH08180848A (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | 電池用封口体およびそれを用いた二次電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08180848A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5524871A (en) * | 1993-11-12 | 1996-06-11 | Fichtel & Sachs Ag | Method of making a shock absorber and a shock absorber made by the method |
| WO1999036975A1 (en) * | 1998-01-16 | 1999-07-22 | Toyo Kohan Co., Ltd. | Enclosed cell and sealer |
| CN101820049A (zh) * | 2010-04-16 | 2010-09-01 | 广州市云通磁电有限公司 | 一种卷绕式圆柱形电池专用支撑体的制造方法 |
-
1994
- 1994-12-21 JP JP6318819A patent/JPH08180848A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5524871A (en) * | 1993-11-12 | 1996-06-11 | Fichtel & Sachs Ag | Method of making a shock absorber and a shock absorber made by the method |
| WO1999036975A1 (en) * | 1998-01-16 | 1999-07-22 | Toyo Kohan Co., Ltd. | Enclosed cell and sealer |
| US6531242B1 (en) | 1998-01-16 | 2003-03-11 | Toyo Kohan, Ltd. | Enclosed cell and sealer |
| KR100602504B1 (ko) * | 1998-01-16 | 2006-07-19 | 도요 고한 가부시키가이샤 | 밀폐형 전지 및 밀봉체 |
| CN101820049A (zh) * | 2010-04-16 | 2010-09-01 | 广州市云通磁电有限公司 | 一种卷绕式圆柱形电池专用支撑体的制造方法 |
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