JPH08178737A - ロードセル式はかり - Google Patents

ロードセル式はかり

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JPH08178737A
JPH08178737A JP31896394A JP31896394A JPH08178737A JP H08178737 A JPH08178737 A JP H08178737A JP 31896394 A JP31896394 A JP 31896394A JP 31896394 A JP31896394 A JP 31896394A JP H08178737 A JPH08178737 A JP H08178737A
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JP
Japan
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load cell
unit
characteristic
indicator
cell unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP31896394A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Segawa
浩一 瀬川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロードセルユニットの側で補償して指示計ユ
ニットに伝送する構成を採用した場合の信頼性の低下を
回避できるロードセル式はかりを提供することを目的と
する。 【構成】 ロードセルユニット1aの側で特性記憶部5
に書き込まれている特性に基づいて補償してから通信回
線2を介して指示計ユニット3に測定データを送る。指
示計ユニット3の主制御部8は定期的に特性記憶部5の
内容を読み出して主記憶部12の内容と照合して、特性
記憶部5の記憶内容が正しいことを確認して、不一致を
検出して障害発生と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロードセル式はかりに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ロードセル式はかりの荷重変換部に使用
されるロードセルユニットは、ロードセルと電子回路を
搭載しており、この電子回路はロードセルで荷重変換さ
れたままの信号をディジタル変換して出力するように構
成されている。
【0003】このロードセルユニットの出力は指示計に
取り込まれて、スパンや温度補正などの内部処理が施さ
れ、計重値として表示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】指示計の側で内部処理
するのに対して、ロードセルユニットの側に、特性値
(ディジタルスパンや温度補正データ)を記憶できる記
憶素子と、ロードセルで荷重変換されたままの信号を記
憶素子に記憶した内容に基づいて補正するマイクロコン
ピュータを設け、ロードセルユニットからは各種補正の
完了した信号を重量値としてディジタル出力するように
構成することが考えられる。
【0005】この場合には、ロードセルユニットと指示
計とを接続しなくてもロードセルユニット単体で調整で
きる利点がある。しかし、はかりの使用中に記憶素子の
部分的な異常が発生してこの記憶素子の記憶されている
特性値が変化する異常が発生した場合には、指示計の表
示をモニタしていても検知することが困難である。
【0006】本発明はロードセルユニットで発生した異
常を指示計の側で容易に検知できるロードセル式はかり
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のロードセ
ル式はかりは、測定荷重をロードセルで支持し、ロード
セルの出力信号を特性記憶部に書き込んだ特性に基づい
て信号処理して出力するロードセルユニットと、ロード
セルユニットと通信回線を介して接続されロードセルユ
ニットの測定重量を表示する指示計ユニットとで構成さ
れ、通信回線を介してロードセルユニットと指示計ユニ
ットの間で通信してロードセルユニットの側の前記特性
記憶部の内容が規定の内容かどうか照合するように構成
したことを特徴とする。
【0008】請求項5記載のロードセル式はかりは、指
示計ユニットまたはロードセルユニットが、通信回線を
介してロードセルユニットと指示計ユニットの間で通信
してロードセルユニットの側の前記特性記憶部の内容が
規定の内容かどうか照合して、異常を検出した場合に、
指示計ユニットまたはロードセルユニットが、ロードセ
ルユニットの側の前記特性記憶部の内容を書き換えるよ
うに構成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の構成によると、ロードセルユニット
の側で特性記憶部に書き込まれている特性に基づいて補
償してから通信回線を介して指示計ユニットに送る。前
記特性記憶部の記憶内容を指示計ユニットの側の基準の
内容と照合して、特性記憶部の記憶内容の障害発生を判
定する。
【0010】請求項5の構成によると、異常を検出して
指示計ユニットまたはロードセルユニットが特性記憶部
の内容を書き換える。
【0011】
【実施例】以下、本発明のロードセル式はかりの一実施
例を図1に基づいて説明する。この実施例では4台のロ
ードセルユニット1a,1b,1c,1dで測定荷重を
支持している。ロードセルユニット1a〜1dは通信回
線2を介して指示計ユニット3に接続されている。各ロ
ードセルユニット1a〜1dと指示計ユニット3は、次
のように構成されている。
【0012】ロードセルユニット1a〜1dは何れも同
じであるため、ここではロードセルユニット1aを例に
挙げて説明する。図1に示すように、ロードセルユニッ
ト1aの中には、ロードセル4の他に特性記憶部5,信
号処理部6,通信制御部7などが納められている。信号
処理部6はロードセル4のアナログ出力をデジタル変換
するとともに、ロードセル4の近傍の温度情報に基づい
て特性記憶部5に記憶されている温度補正関数から温度
補正値を読み出し、デジタル変換されたロードセル4の
出力をこの温度補正値で補正して出力する。
【0013】なお、特性記憶部5にはゼロ点の温度特性
の他にも、スパンの温度特性,ゼロオフセット値,スパ
ン係数,リニア特性,クリープ特性,ディジタルフィル
タ特性,信号処理部6の動作条件が書き込まれており、
信号処理部6では、特性記憶部5の内容に基づいてスパ
ン補正,ゼロオフセット,リニア補正,クリープ補正,
不要信号除去が併せて実施されている。
【0014】なお、ロードセルユニット1a〜1dには
別々の識別番号が予め割り当てられており、指示計ユニ
ット3の主制御部8は通信制御部9と通信回線2を介し
て各ロードセルユニット1a〜1dの識別番号を順に指
定して計重値データを要求し、通信回線2を介して全て
のロードセルユニット1a〜1dから収集した計重値の
和算値を演算して表示部10および外部入出力部11に
出力する。この識別番号も特性記憶部5に書き込まれて
いる。
【0015】指示計ユニット3の主制御部8は、上記の
ように各ロードセルユニット1a〜1dのデータを読み
込むとともに、各ロードセルユニット1a〜1dの特性
記憶部5に書き込まれている全データの読み出しを、通
信制御部9と通信回線2,通信制御部7,信号処理部6
を介して定期的に指示する。
【0016】指示計ユニット3の側に定期的に読み上げ
られた各ロードセルユニット1a〜1dの特性データ
は、主記憶部12に予め書き込まれている各ロードセル
ユニット1a〜1dの特性データと照合される。
【0017】このロードセル式はかりは、ロードセルユ
ニット1a〜1dごと、指示計ユニットに分けて別々に
調整されており、指示計ユニット3と各ロードセルユニ
ット1a〜1dとを通信回線2で接続して運転した際
に、最初に、主制御部8が通信回線2を介して各ロード
セルユニット1a〜1dのゼロ点の温度特性,スパンの
温度特性,ゼロオフセット値,スパン係数,リニア特
性,クリープ特性,ディジタルフィルタ特性,信号処理
部6の動作条件を主記憶部12に書き込むように構成さ
れている。
【0018】このように構成したため、指示計ユニット
3の側で各ロードセルユニット1a〜1dの補償を実施
した場合に比べて補償精度が向上し、しかも各ロードセ
ルユニットの側の特性記憶部5の内容を指示計ユニット
の主制御部8が照合して、特性記憶部5の内容が正しい
かどうかを検出して、特性記憶部5の内容が誤っている
と判定された場合には主制御部8が表示部10および外
部入出力部11への出力を打ち切ることによって、信頼
性の低下した計重値が出力されない。
【0019】また、主記憶部12に書き込まれている特
性データの基準値を各ロードセルユニット1a〜1dの
うちの必要なものに送信して、特性記憶部5の内容を更
新することによって、ロードセルユニットの異常からの
復帰を試みることができる。
【0020】上記の実施例では、主制御部8が自動的に
一定時間ごとに特性記憶部5の内容を照合するように構
成したが、外部から主制御部8に指示した際に前記照合
の動作を実行するようにも構成できる。
【0021】上記実施例では指示計ユニット3が各ロー
ドセルユニット1a〜1dの特性記憶部5の内容を照合
し、特性記憶部5の内容が異常な場合には指示計ユニッ
ト3が異常な特性記憶部5を基準の内容に更新するよう
構成したが、各ロードセルユニット1a〜1dが通信回
線2を介して指示計ユニット3に登録してある基準の内
容を読み取って照合するようにも構成できる。この場合
には特性記憶部5の内容の異常を検出して通信回線2を
介して指示計ユニット3に異常が通報される。
【0022】さらに、ロードセルユニット1a〜1dが
照合を実施して自己の特性記憶部5の内容が異常と判定
した場合には、それぞれのロードセルユニットが異常な
自己の特性記憶部5を基準の内容に更新するよう構成す
ることもできる。
【0023】上記の実施例の各ロードセルユニット1a
〜1dの信号処理部6は、ロードセル4の出力を特性記
憶部5の内容に基づいて補償するだけであったが、ロー
ドセルの使用雰囲気の温度異常や校正期限切れを検出し
て、特性記憶部5の内容を書き換えるように校正するこ
とによって、指示計ユニット3の側で主制御部8が前記
照合を実施した際にこの異常を検出できる。
【0024】
【発明の効果】請求項1の構成によると、ロードセルの
出力信号を特性記憶部に書き込んだ特性に基づいて信号
処理して通信回線を介して指示計ユニットに伝送して出
力するため、指示計ユニットに接続すること無しにロー
ドセルユニット単体で調整することができる。しかも、
通信回線を介してロードセルユニットと指示計ユニット
の間で通信してロードセルユニットの側の前記特性記憶
部の内容が規定の内容かどうか照合するように構成した
ため、指示計ユニットの表示をモニタしていて異常の発
生を容易に確認でき、信頼性の向上を期待できる。
【0025】請求項5の構成によると、請求項1におい
て、指示計ユニットまたはロードセルユニットが、通信
回線を介してロードセルユニットと指示計ユニットの間
で通信してロードセルユニットの側の前記特性記憶部の
内容が規定の内容かどうか照合して、異常を検出した場
合に、指示計ユニットまたはロードセルユニットが、ロ
ードセルユニットの側の前記特性記憶部の内容を書き換
えるので、ロードセルユニットの異常からの復帰を試み
ることができ、より一層の信頼性の向上を期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロードセル式はかりの構成図である。
【符号の説明】
1a〜1d ロードセルユニット 2 通信回線 3 指示計ユニット 4 ロードセル 5 特性記憶部 6 信号処理部 8 主制御部 12 主記憶部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定荷重をロードセルで支持し、ロード
    セルの出力信号を特性記憶部に書き込んだ特性に基づい
    て信号処理して出力するロードセルユニットと、ロード
    セルユニットと通信回線を介して接続されロードセルユ
    ニットの測定重量を表示する指示計ユニットとで構成さ
    れ、通信回線を介してロードセルユニットと指示計ユニ
    ットの間で通信してロードセルユニットの側の前記特性
    記憶部の内容が規定の内容かどうか照合するように構成
    したロードセル式はかり。
  2. 【請求項2】 指示計ユニットは、通信回線を介してロ
    ードセルユニットの側の前記特性記憶部の内容を定期的
    に読み取って照合する請求項1記載のロードセル式はか
    り。
  3. 【請求項3】 ロードセルユニットは、通信回線を介し
    て指示計ユニット側の基準の内容を定期的に読み取って
    照合する請求項1記載のロードセル式はかり。
  4. 【請求項4】 ロードセルユニットの側の特性記憶部
    に、ゼロ点の温度特性,スパンの温度特性,ゼロオフセ
    ット値,スパン係数,リニア特性,クリープ特性,識別
    番号,ディジタルフィルタ特性,信号処理部の動作条件
    のうちの少なくとも一つの特性を書き込んだ請求項1記
    載のロードセル式はかり。
  5. 【請求項5】 指示計ユニットまたはロードセルユニッ
    トが、通信回線を介してロードセルユニットと指示計ユ
    ニットの間で通信してロードセルユニットの側の前記特
    性記憶部の内容が規定の内容かどうか照合して、異常を
    検出した場合に、指示計ユニットまたはロードセルユニ
    ットが、ロードセルユニットの側の前記特性記憶部の内
    容を書き換える請求項1記載のロードセル式はかり。
JP31896394A 1994-12-22 1994-12-22 ロードセル式はかり Pending JPH08178737A (ja)

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