JPH08175152A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

Info

Publication number
JPH08175152A
JPH08175152A JP33549994A JP33549994A JPH08175152A JP H08175152 A JPH08175152 A JP H08175152A JP 33549994 A JP33549994 A JP 33549994A JP 33549994 A JP33549994 A JP 33549994A JP H08175152 A JPH08175152 A JP H08175152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
night
parking
condenser
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33549994A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Higuchi
敏幸 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP33549994A priority Critical patent/JPH08175152A/ja
Publication of JPH08175152A publication Critical patent/JPH08175152A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の夜間駐車中冷房運転する場合、コンデ
ンサフアン4a、4bの運転に伴う騒音を低減する。 【構成】 車両の駐車時駐車ブレーキが掛けられたこと
を検知して駐車ブレーキON信号を発信する駐車ブレーキ
信号発信手段21と、夜間照明灯が点灯されたことを検知
して照明灯ON信号を発信する照明灯信号発信手段22と、
駐車ブレーキON信号と照明灯ON信号の両者を受信したと
き車両が夜間駐車状態にあると判断してその信号を発信
する夜間駐車判断手段23と、フアン速度切換手段24を設
け、このフアン速度切換手段24は上記夜間駐車判断手段
23から夜間駐車信号を受信したとき、定速運転回路25か
ら減速運転回路26に切り換えてコンデンサ用フアンモー
タ5a、5bを減速運転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバス等に好適な車両用空
調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種車両用空調装置の系統図の
1例が図3に示されている。図3において、1は車両駆
動用のエンジン、2a、2bはエンジン1によって駆動され
る圧縮機、3はコンデンサ、4a、4bはコンデンサ3に外
気を送風するためのコンデンサ用フアンで、コンデンサ
用フアンモータ5a、5bによって駆動される。6はエバポ
レータユニットで、その内部に膨張弁7、エバポレータ
8、このエバポレータ8に車室内空気を送風するための
エバポレータ用フアン9a、9b及びこれらを駆動するため
のエバポレータ用フアンモータ10a 、10b 等が配設され
ている。
【0003】また、11はエンジン1によって駆動される
発電機、12は発電機11によって充電されるバッテリで、
エンジン1の始動用、コンデンサ用フアンモータ5a、5b
及びエバポレータ用フアンモータ10a 、10b 等の駆動用
電源となる。
【0004】エンジン1によってコンプレッサ2a、2bを
駆動すると、これらから吐出された高温・高圧の冷媒ガ
スは、実線矢印で示すように、合流してコンデンサ3に
入り、ここでコンデンサフアン4a、4bから送られる外気
と熱交換することによって凝縮液化して冷媒液となる。
この冷媒液は膨張弁7に入り、ここで断熱膨張して低温
・低圧の気液二相状態となる。
【0005】この気液二相の冷媒はエバポレータ8に入
り、ここでエバポレータフアン9a、9bから送られる車室
内空気を冷却することによって蒸発気化して低温・低圧
の冷媒ガスとなる。そして、この冷媒ガスは分岐してコ
ンプレッサ2a、2bに吸引されて再び圧縮される。エバポ
レータ8において冷却された空気は図示しないダクトを
通って車室内に吹き出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車両用空調
装置においては、コンデンサ用フアンモータ5a、5bの回
転数はコンデンサ3の最大負荷に対応する風量を確保で
きる一定の回転数に設定されている。また、圧縮機2a、
2bは車室内の冷房負荷に応じて運転台数が制御される。
【0007】従って、夜間、駐車中の冷房運転では、エ
ンジン1がアイドリング運転となり圧縮機2a、2bの回転
数が低下すること、外気温度が低下すること、日照がな
くなることから車室内の冷房負荷が減少し、これに伴っ
て1台の圧縮機が停止する。
【0008】すると、コンデンサ3を流れる冷媒循環量
が減少するので、コンデンサ3の負荷が減少し、また、
外気温が低下するので、外気とコンデンサ3内の冷媒と
の熱交換性能がよくなり、コンデンサ用フアン4a、4bの
所要風量が減少する。
【0009】しかし、警備車、TV中継車、図書館車等
の特装車では駐車時間が長く、駐車中の冷房運転が不可
欠であり、特に、夜間駐車中の冷房運転においては、外
気温が低下することからコンデンサ3の負荷は最大負荷
より小さくなる。従って、かかる場合にはコンデンサ用
フアン4a、4bによって送られる送風量が過大となり、特
に夜間、住宅街では騒音の苦情を誘発しやすいという問
題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、コンデンサに外気を送風するコンデンサ用フア
ンを駆動するためのコンデンサ用フアンモータ等を具え
た車両用空調装置において、車両の駐車時駐車ブレーキ
が掛けられたことを検知して駐車ブレーキON信号を発信
する駐車ブレーキ信号発信手段と、夜間照明灯が点灯さ
れことを検知して照明灯ON信号を発信する照明灯信号発
信手段と、上記駐車ブレーキON信号と照明灯ON信号の両
者を受信した時、車両が夜間駐車状態にあると判断して
その信号を発信する夜間駐車判断手段と、上記コンデン
サ用フアンモータに全電圧を直接印加する定速運転回路
と抵抗器を介して印加する減速運転回路よりなり、上記
夜間駐車判断手段から夜間駐車信号を受信した時、上記
定速運転回路から上記減速運転回路に切り換えて上記コ
ンデンサ用フアンモータの回転数を減少せしめるフアン
モータ速度切換手段を設けたことを特徴とする車両用空
調装置にある。
【0011】上記減速運転回路を複数台のコンデンサ用
フアンモータの中の一部のコンデンサ用フアンモータを
停止すると同時に残りのコンデンサ用フアンモータの全
部又は一部に抵抗器を介して電圧を印加するように構成
することもできる。
【0012】
【作用】本発明においては、車両の夜間・駐車時におけ
る冷房運転において、駐車ブレーキON信号及び照明灯ON
信号を受信したときフアンモータ速度切換手段の定速運
転回路が減速運転回路に切り換わり、コンデンサ用フア
ンモータに印加される電圧が低下してコンデンサ用フア
ンは減速運転される。
【0013】減速運転回路に切り換えたとき、複数台の
コンデンサ用フアンモータの中一部のコンデンサ用フア
ンモータを停止すると同時に残りのコンデンサ用フアン
モータの全部又は一部に抵抗を介して電圧を印加するこ
とによりこれを減速運転することができる。
【0014】
【実施例】本発明の1実施例が図1及び図2に示され、
図1は制御ブロック図、図2は電気的制御回路図であ
る。なお、冷媒回路は図3に示す従来のものと同様であ
る。
【0015】図1において、21は車両の駐車時、駐車ブ
レーキが掛けられたとき、これを検知して駐車ブレーキ
ON信号を発信する駐車ブレーキ信号発信手段、22は夜間
車両の照明灯が点灯されたとき、これを検知して照明灯
ON信号を発信する照明灯信号発信手段であり、それぞれ
の信号は夜間・駐車判断手段23に出力される。
【0016】夜間・駐車判断手段23は駐車ブレーキON信
号と照明灯ON信号の両者を受信したとき、車両が夜間駐
車状態にあると判断し、その信号をフアンモータ速度切
換手段24に出力する。
【0017】フアンモータ速度切換手段24はコンデンサ
用フアンモータ5a、5bの電源回路に介装されており、コ
ンデンサ用フアンモータ5a、5bに全電圧を直接印加する
定速運転回路25及び抵抗器を介して印加する減速運転回
路26を有する。このフアンモータ速度切換手段24は夜間
・駐車判断手段23から車両が夜間駐車状態にある旨の信
号を受信したとき、定速運転回路25から減速運転回路26
に切り換える。
【0018】図2に示すように、夜間・駐車判断手段23
は直列に電源回路に接続された駐車ブレーキON信号によ
って閉となるスイッチ27、照明灯ON信号によって閉とな
るスイッチ28及び補助リレー29を具備している。フアン
モータ速度切換手段24の定速運転回路25は上記補助リレ
ー29のb接点30を具備し、減速運転回路26は上記補助リ
レー29のa接点31、抵抗器32及びダイオード33を具備し
ている。
【0019】しかして、通常の冷房運転では上記スイッ
チ27、スイッチ28の両方又は片方が開となっており、従
って、補助リレー29は励磁されず、そのb接点30は閉、
そのa接点31は開となっている。かくして、電源34から
の電流は、実線矢印で示すように、補助リレー29のb接
点30を経てフアンモータ5aに印加されると同時にダイオ
ード33を経てフアンモータ5bに印加され、これらフアン
モータ5a、5bには電源34の全電圧が直接印加されるの
で、これらフアンモータ5a、5bは定速で運転される。
【0020】車両の夜間駐車時、駐車ブレーキが掛かり
照明灯が点灯されると、上記スイッチ27及びスイッチ28
はともに閉となり、補助リレー29は励磁される。する
と、補助リレー29のb接点30は開、そのa接点31は閉と
なる。かくして、フアンモータ5aへの電流はダイオード
33により遮断されるので、フアンモータ5aは停止し、ま
た、フアンモータ5bへは破線矢印で示すようにa接点31
及び抵抗器32を経て電流が流れるので、その印加電圧が
低下し、フアンモータ5bは減速運転される。
【0021】なお、コンデンサ用フアンモータが1台の
みの場合はこれが減速される。2台の場合は、上記実施
例に示すように、1台を停止し他の1台を減速しても良
いが、1台を停止し他の1台を定速運転とし、又は、2
台を同様に減速させることもできる。フアンモータが3
台以上であれば、種々の組合せによってこれらを減速運
転すれば良い。
【0022】また、コンデンサ用フアンモータの減速速
度は空調装置の運転状態と騒音低下の効果を勘案して決
めれば良い。
【0023】
【発明の効果】本発明においては、車両の夜間・駐車時
における冷房運転において、駐車ブレーキON信号及び照
明灯ON信号を受信したときフアンモータ速度切換手段の
定速運転回路が減速運転回路に切り換わり、コンデンサ
用フアンモータに印加される電圧が低下することによ
り、コンデンサ用フアンは減速運転される。従って、コ
ンデンサを流過する風量が低減し、騒音が低下するの
で、住宅街における騒音苦情を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す制御ブロック図であ
る。
【図2】上記実施例の電気的制御回路図である。
【図3】従来の車両用空調装置の系統図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2a、2b 圧縮機 3 コンデンサ 4a、4b コンデンサ用フアン 5a、5b コンデンサ用フアンモータ 11 発電機 12 バッテリ 21 駐車ブレーキ信号発信手段 22 照明灯信号発信手段 23 夜間・駐車判断手段 24 フアンモータ速度切換手段 25 定速運転回路 26 減速運転回路 32 抵抗器 33 ダイオード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサに外気を送風するコンデンサ
    用フアンを駆動するためのコンデンサ用フアンモータ等
    を具えた車両用空調装置において、車両の駐車時駐車ブ
    レーキが掛けられたことを検知して駐車ブレーキON信号
    を発信する駐車ブレーキ信号発信手段と、夜間照明灯が
    点灯されことを検知して照明灯ON信号を発信する照明灯
    信号発信手段と、上記駐車ブレーキON信号と照明灯ON信
    号の両者を受信した時、車両が夜間駐車状態にあると判
    断してその信号を発信する夜間駐車判断手段と、上記コ
    ンデンサ用フアンモータに全電圧を直接印加する定速運
    転回路と抵抗器を介して印加する減速運転回路よりな
    り、上記夜間駐車判断手段から夜間駐車信号を受信した
    時、上記定速運転回路から上記減速運転回路に切り換え
    て上記コンデンサ用フアンモータの回転数を減少せしめ
    るフアンモータ速度切換手段を設けたことを特徴とする
    車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 上記減速運転回路は複数台のコンデンサ
    用フアンモータの中の一部のコンデンサ用フアンモータ
    を停止すると同時に残りのコンデンサ用フアンモータの
    全部又は一部に抵抗器を介して電圧を印加することを特
    徴とする請求項1記載の車両用空調装置。
JP33549994A 1994-12-22 1994-12-22 車両用空調装置 Pending JPH08175152A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33549994A JPH08175152A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 車両用空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33549994A JPH08175152A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 車両用空調装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08175152A true JPH08175152A (ja) 1996-07-09

Family

ID=18289265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33549994A Pending JPH08175152A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 車両用空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08175152A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100731871B1 (ko) * 2003-06-25 2007-06-25 한국델파이주식회사 차량용 공기청정장치
JP2011031876A (ja) * 2009-07-10 2011-02-17 Denso Corp 車両用空調装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100731871B1 (ko) * 2003-06-25 2007-06-25 한국델파이주식회사 차량용 공기청정장치
JP2011031876A (ja) * 2009-07-10 2011-02-17 Denso Corp 車両用空調装置
DE102010026354B4 (de) 2009-07-10 2022-02-17 Denso Corporation Klimatisierungsvorrichtung für ein Fahrzeug

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100359698B1 (ko) 히트펌프식 차량용 공조장치
JP4526755B2 (ja) 車両用空調装置
JPH11301255A (ja) 車両用空調装置
JP2003326962A (ja) 車両用空調装置
JP2002247774A (ja) 車両用空調充電制御装置および車載電池の充電管理装置
JP3697817B2 (ja) 車両用コンプレッサの制御装置
JP4156955B2 (ja) 車両空調装置用ハイブリッド圧縮機の駆動方法
JPH08175152A (ja) 車両用空調装置
JPH0671855B2 (ja) パツケ−ジタイプの屋上装着型車両用冷房装置
JPS5921050Y2 (ja) 車両用冷房装置
JPH026646B2 (ja)
JPH09295510A (ja) 車両用空気調和装置
KR100274822B1 (ko) 원격시동시 자동차 에어컨 자동 제어장치
JPS5939336B2 (ja) 車両用冷房装置
KR950010516B1 (ko) 자동차용 에어콘
KR200160720Y1 (ko) 에어컨의 냉매 액화장치
JP2005016344A (ja) 車両用制御装置
JPS6236644Y2 (ja)
JP2004284534A (ja) 車両用空調装置
JPH05286354A (ja) 車両用空調装置
JPH05106921A (ja) 車両用空気調和装置
JPH08150828A (ja) 空気調和装置
KR20050121346A (ko) 자동차 에어컨의 제어 시스템 및 제어 방법
CN118182067A (zh) 一种车载空调快速降温***及方法
JPS61211121A (ja) 車両用冷房装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040810