JPH08174116A - 熱交換器用冷媒流通管の製造方法 - Google Patents

熱交換器用冷媒流通管の製造方法

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JPH08174116A
JPH08174116A JP32093794A JP32093794A JPH08174116A JP H08174116 A JPH08174116 A JP H08174116A JP 32093794 A JP32093794 A JP 32093794A JP 32093794 A JP32093794 A JP 32093794A JP H08174116 A JPH08174116 A JP H08174116A
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JP
Japan
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wall
flat
large number
refrigerant flow
aluminum plate
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Withdrawn
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JP32093794A
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English (en)
Inventor
Sadao Kokubo
貞男 小久保
Yasushi Tashiro
泰 田代
幸弘 ▲鶴▼見
Yukihiro Tsurumi
Yasushi Hasegawa
靖 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Aluminum Can Corp
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱交換効率、耐圧性能および強度に優れた熱
交換器用冷媒流通管を得る。 【構成】 平らな上下壁11,12 と、上下壁11,12 にまた
がるとともに相互に所定間隔をおいて設けられた多数の
柱13とを備え、柱13相互の間が冷媒通路14となされてい
る扁平状アルミニウム管15よりなる熱交換器用冷媒流通
管T1の製造方法であって、製造しようとする冷媒流通管
T1の壁より肉厚が厚い1枚のアルミニウム板素材18A を
所定の厚さまで薄肉化して平坦な下壁12にを形成すると
ともに、多数のピン16を同壁12から***状に一体に形成
し、他の1枚の平坦なアルミニウム板17を全ピン16にま
たがるようにのせて上壁11となしかつ下アルミニウム板
18を管側壁を形成するように折り曲げて両者の側縁部ど
うしを接合することにより、扁平状アルミニウム管15を
形成するとともに、下壁12の各ピン16を上壁11に接合し
て柱13を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱交換器用冷媒流通管
の製造方法、とくにカー・クーラに使用せられるコンデ
ンサ用冷媒流通管の製造方法に関する。この明細書にお
いて、「アルミニウム」とは、純アルミニウムおよびア
ルミニウム合金の両者を含むものとする。
【0002】
【従来の技術】近時カー・クーラ用コンデンサとして、
図1に示すように、互いに間隔をおいて左右に平行に配
置せられた一対のヘッダ(1)(2)と、両者がそれぞ
れ両ヘッダ(1)(2)に接続せられた並列状の扁平状
冷媒流通管(3)と、隣り合う冷媒流通管(3)の間の
通風間隙に配置せられるとともに、両冷媒流通管(3)
にろう接せられたコルゲート・フィン(4)と、右のヘ
ッダ(2)の上端部に水平に接続せられた入口管(5)
と、左ヘッダ(1)の下端部に水平に接続せられた出口
管(6)と、右ヘッダ(2)と左ヘッダ(1)とに交互
に2つずつ設けられた第1〜第4仕切板(7)〜(10)
とを備えており、入口管(5)と第1仕切板(7)間の
冷媒流通管(3)の本数、第2仕切板(8)と第3仕切
板(9)間の冷媒流通管(3)の本数、第3仕切板
(9)と第4仕切板(10)間の冷媒流通管(3)の本
数、第4仕切板(10)と出口管(6)間の冷媒流通管
(3)の本数が上から順次減少されており、入口管
(5)から流入した気相の冷媒が、出口管(6)より液
相となって流出するまでに、コンデンサを蛇行状に流れ
るようになされているいわゆるパラレルフロー型または
マルチフロー型と称されるコンデンサが、従来のサーペ
ンタイン型コンデンサに代わり高性能化、低圧力損失化
および超コンパクト化を実現しうるものとして広く使用
されてきている。
【0003】上記コンデンサに用いられる扁平状冷媒流
通管は、その内部に高圧ガス冷媒が導入せられるため、
耐圧性が要求せられる。この要求にこたえるとともに熱
交換効率を高めるために、冷媒流通管には、平らな上下
壁と、上下壁にまたがるとともに長さ方向にのびた補強
壁を備えたアルミニウム中空押出形材よりなるものが用
いられていた。ところで、冷媒流通管に補強壁が設けら
れると、その内部に独立した並列状冷媒通路が形成せら
れる。空気は並列状冷媒通路と直交するように流れるの
で、必然的に空気の出口側より入口側の方の熱交換性が
よい。したがって、風上側の冷媒通路では、ガス状の冷
媒が速く凝縮されて凝縮液が溜まるのに対し、風下側の
冷媒通路ではなおガス状の冷媒が残るため、冷媒流通管
全体としてみた場合、冷媒の流れが不均一であって、熱
交換効率がよくない。
【0004】そこで、この問題を解決するために、電縫
扁平状冷媒流通管の上下壁に、先端どうしが突き合わさ
れた2つ折り状の内方突出補強部を長さ方向に断続的に
かつ並列状に形成する方法(特開昭57−136093
号公報参照)が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記扁
平状冷媒流通管の製造方法では、内方突出補強部をプレ
スまたはローラにより形成するものであるが、その横断
面がV形に開いた状態になるため、強度が充分でない。
【0006】本発明の目的は、熱交換効率がよくかつ耐
圧性能が充分であり、しかも強度が大きい熱交換器用冷
媒流通管の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、平ら
な上下壁と、上下壁にまたがるとともに相互に所定間隔
をおいて設けられた多数の柱とを備え、柱相互の間が冷
媒通路となされている扁平状アルミニウム管よりなる熱
交換器用冷媒流通管の製造方法であって、製造しようと
する冷媒流通管の壁より肉厚が厚い1枚のアルミニウム
板素材を所定の厚さまで薄肉化して平坦な上下壁のうち
のいずれか一方の壁を形成するとともに、多数のピンを
同壁から***状に一体に形成し、他の1枚の平坦なアル
ミニウム板を全ピンにまたがるようにのせて他方の壁と
なしかつ両アルミニウム板の少なくともいずれか一方を
管側壁を形成するように折り曲げて両者の側縁部どうし
を接合することにより、扁平状アルミニウム管を形成す
るとともに、一方の壁の各ピンを他方の壁に接合して柱
を形成することを特徴とするものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明による
熱交換器用冷媒流通管の製造方法において、製造しよう
とする冷媒流通管の壁より肉厚が厚いアルミニウム板素
材を所定の厚さまで薄肉化して平坦部を形成するととも
に、多数の柱となる多数のピンを平坦部から***状に一
体に形成するにあたり、一方のロールがその周面に多数
の有底孔を有する一対の圧延ロール間にアルミニウム板
素材を通過せしめることを特徴とするものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1の発明による
熱交換器用冷媒流通管の製造方法において、製造しよう
とする冷媒流通管の壁より肉厚が厚いアルミニウム板素
材を所定の厚さまで薄肉化して平坦部を形成するととも
に、多数の柱となる多数のピンを平坦部から***状に一
体に形成するにあたり、上型および下型のいずれか一方
に多数の有底孔を有する金型を用いてプレスすることを
特徴とするものである。
【0010】請求項4の発明は、平らな上下壁と、上下
壁にまたがるとともに相互に所定間隔をおいて設けられ
た多数の柱とを備え、柱相互の間が冷媒通路となされ、
上下壁のうちいずれか一方の壁が内外2重壁となされて
いる扁平状アルミニウム管よりなる熱交換器用冷媒流通
管の製造方法であって、内壁となるべき壁厚より厚いア
ルミニウム板素材を所定の厚さまで薄肉化して平坦な基
板を形成するとともに、多数のピンを基板から***状に
一体に形成し、ピン付き基板を扁平状アルミニウム管内
に挿入し、基板を一方の壁に接合して内外2重壁となす
とともに、各ピンを他方の壁に接合して柱を形成するこ
とを特徴とするものである。
【0011】請求項5の発明は、請求項4の発明による
熱交換器用冷媒流通管の製造方法において、内壁となる
べき壁厚より厚いアルミニウム板素材を所定の厚さまで
薄肉化して平坦な基板を形成するとともに、多数の柱と
なる多数のピンを基板から***状に一体に形成するにあ
たり、一方のロールがその周面に多数の有底孔を有する
一対の圧延ロール間にアルミニウム板素材を通過せしめ
ることを特徴とするものである。
【0012】請求項6の発明は、請求項4の発明による
熱交換器用冷媒流通管の製造方法において、内壁となる
べき壁厚より厚いアルミニウム板素材を所定の厚さまで
薄肉化して平坦な基板を形成するとともに、多数の柱と
なる多数のピンを基板から***状に一体に形成するにあ
たり、上型および下型のいずれか一方に多数の有底孔を
有する成形金型を用いてプレスすることを特徴とするも
のである。
【0013】請求項7の発明は、平らな上壁、中間壁お
よび下壁と、中間壁と上壁とに、中間壁と下壁とにそれ
ぞれまたがるとともに相互に所定間隔をおいて設けられ
た多数の柱とを備え、柱相互の間が冷媒通路となされて
いる扁平状アルミニウム管よりなる熱交換器用冷媒流通
管の製造方法であって、中間壁となるべき壁厚より厚い
アルミニウム板素材を所定の厚さまで薄肉化して平坦な
基板を形成するとともに、多数のピンを基板両面から隆
起状に一体に形成し、ピン付き基板を扁平状アルミニウ
ム管内に挿入し、基板の両側縁を管側壁に接合して中間
壁となすとともに、中間壁の上面側の各ピンを上壁に、
中間壁の下面側の各ピンを下壁にそれぞれ接合して柱を
形成することを特徴とするものである。
【0014】請求項8の発明は、請求項7の発明による
熱交換器用冷媒流通管の製造方法において、中間壁とな
るべき壁厚より厚いアルミニウム板素材を所定の厚さま
で薄肉化して平坦な基板を形成するとともに、多数の柱
となる多数のピンを基板の両面から***状に一体に形成
するにあたり、ともに周面に多数の有底孔を有する一対
の圧延ロール間にアルミニウム板素材を通過せしめるこ
とを特徴とするものである。
【0015】アルミニウム板は、両面にろう材層を有す
るブレージング・シートよりなることが好ましい。ま
た、柱の配列は、縦横に等間隔おきに並んだものでもよ
いし、千鳥状に並んだものでもよい。ピンの形状は、横
断面円形、ダイヤ形、三角形、四角形およびオーバルな
ど、外接円内に入るものならどのような形状でもよい。
ピンの径(ピンが横断面円形以外の場合は、外接円の
径)は0.2〜2.0mmが、ピンピッチは0.35〜
5.0mmがそれぞれ好ましい。また、ピン長さは片面
の場合0.2〜2.0mm、両面の場合、0.1〜1.
0mmがそれぞれ好ましい。
【0016】
【作用】請求項1の発明による熱交換器用冷媒流通管の
製造方法は、製造しようとする冷媒流通管の壁より肉厚
が厚い1枚のアルミニウム板素材を所定の厚さまで薄肉
化して平坦な上下壁のうちのいずれか一方の壁を形成す
るとともに、多数のピンを同壁から***状に一体に形成
し、他の1枚の平坦なアルミニウム板を全ピンにまたが
るようにのせて他方の壁となしかつ両アルミニウム板の
少なくともいずれか一方を管側壁を形成するように折り
曲げて両者の側縁部どうしを接合することにより、扁平
状アルミニウム管を形成するとともに、一方の壁の各ピ
ンを他方の壁に接合して柱を形成するものであるから、
生産性がよく、平らな上下壁と、上下壁にまたがるとと
もに相互に所定間隔をおいて設けられた多数の柱とを備
え、柱相互の間が冷媒通路となされている扁平状アルミ
ニウム管よりなり、冷媒が流通管の長さ方向および幅方
向の両方に流れて満遍なく混合される熱交換器用冷媒流
通管を得ることができるし、アルミニウム押出形材で冷
媒流通管を製造するのに較べ、薄肉でかつ管高さを低く
することができ、しかも、単位面積当たりの柱の数を任
意に増加しうるので、内表面積を大きくすることができ
る。
【0017】請求項2の発明は、請求項1の発明による
熱交換器用冷媒流通管の製造方法において、製造しよう
とする冷媒流通管の壁より肉厚が厚いアルミニウム板素
材を所定の厚さまで薄肉化して平坦部を形成するととも
に、多数の柱となる多数のピンを平坦部から***状に一
体に形成するにあたり、一方のロールがその周面に多数
の有底孔を有する一対の圧延ロール間にアルミニウム板
素材を通過せしめるものであるから、熱交換器用冷媒流
通管の上下壁のうちのいずれか一方の内面所定位置に、
多数のピンを容易かつ能率的に得ることができる。
【0018】請求項3の発明は、請求項1の発明による
熱交換器用冷媒流通管の製造方法において、製造しよう
とする冷媒流通管の壁より肉厚が厚いアルミニウム板素
材を所定の厚さまで薄肉化して平坦部を形成するととも
に、多数の柱となる多数のピンを平坦部から***状に一
体に形成するにあたり、上型および下型のいずれか一方
に多数の有底孔を有する金型を用いてプレスするもので
あるから、請求項2の発明と同様、熱交換器用冷媒流通
管の上下壁のうちのいずれか一方の内面所定位置に、多
数のピンを容易かつ能率的に得ることができる。
【0019】請求項4の発明による熱交換器用冷媒流通
管の製造方法は、内壁となるべき壁厚より厚いアルミニ
ウム板素材を所定の厚さまで薄肉化して平坦な基板を形
成するとともに、多数のピンを基板から***状に一体に
形成し、ピン付き基板を扁平状アルミニウム管内に挿入
し、基板を一方の壁に接合して内外2重壁となすととも
に、各ピンを他方の壁に接合して柱を形成するものであ
るから、平らな上下壁と、上下壁にまたがるとともに相
互に所定間隔をおいて設けられた多数の柱とを備え、柱
相互の間が冷媒通路となされ、上下壁のうちいずれか一
方の壁が内外2重壁となされている扁平状アルミニウム
管よりなり、冷媒が流通管の長さ方向および幅方向の両
方に流れて満遍なく混合される熱交換器用冷媒流通管を
得ることができるし、アルミニウム押出形材で冷媒流通
管を製造するのに較べ、薄肉でかつ管高さを低くするこ
とができ、しかも、単位面積当たりの柱の数を任意に増
加しうるので、内表面積を大きくすることができる。
【0020】請求項5の発明は、請求項4の発明による
熱交換器用冷媒流通管の製造方法において、内壁となる
べき壁厚より厚いアルミニウム板素材を所定の厚さまで
薄肉化して平坦な基板を形成するとともに、多数の柱と
なる多数のピンを基板から***状に一体に形成するにあ
たり、一方のロールがその周面に多数の有底孔を有する
一対の圧延ロール間にアルミニウム板素材を通過せしめ
るものであるから、熱交換器用冷媒流通管の上下壁のう
ちのいずれか一方の内面所定位置に、多数のピンを容易
かつ能率的に得ることができる。
【0021】請求項6の発明は、請求項4の発明による
熱交換器用冷媒流通管の製造方法において、内壁となる
べき壁厚より厚いアルミニウム板素材を所定の厚さまで
薄肉化して平坦な基板を形成するとともに、多数の柱と
なる多数のピンを基板から***状に一体に形成するにあ
たり、上型および下型のいずれか一方に多数の有底孔を
有する成形金型を用いてプレスするものであるから、請
求項5の発明と同様、熱交換器用冷媒流通管の上下壁の
うちのいずれか一方の内面所定位置に、多数のピンを容
易かつ能率的に得ることができる。
【0022】請求項7の発明による熱交換器用冷媒流通
管の製造方法は、上壁と下壁との間の中間壁となるべき
壁厚より厚いアルミニウム板素材を所定の厚さまで薄肉
化して平坦な基板を形成するとともに、多数のピンを基
板両面から***状に一体に形成し、ピン付き基板を扁平
状アルミニウム管内に挿入し、基板の両側縁を管側壁に
接合して中間壁となすとともに、中間壁の上面側の各ピ
ンを上壁に、中間壁の下面側の各ピンを下壁にそれぞれ
接合して柱を形成するものであるから、平らな上壁、中
間壁および下壁と、中間壁と上壁とに、中間壁と下壁と
にそれぞれまたがるとともに相互に所定間隔をおいて設
けられた多数の柱とを備え、柱相互の間が冷媒通路とな
されている扁平状アルミニウム管よりなり、冷媒が流通
管の長さ方向および幅方向の両方に流れて満遍なく混合
される熱交換器用冷媒流通管を得ることができるし、単
位面積当たりの柱の数を上下に任意に増加しうること
と、中間壁の存在と相俟って、内表面積を非常に大きく
することができる。
【0023】請求項1、請求項4および請求項7による
熱交換器用冷媒流通管の製造方法では、扁平状アルミニ
ウム管がアルミニウム板より形成せられるので、このア
ルミニウム板にブレージング・シートを用いることがで
きる。
【0024】請求項8の発明は、請求項7の発明による
熱交換器用冷媒流通管の製造方法において、中間壁とな
るべき壁厚より厚いアルミニウム板素材を所定の厚さま
で薄肉化して平坦な基板を形成するとともに、多数の柱
となる多数のピンを基板の両面から***状に一体に形成
するにあたり、ともに周面に多数の有底孔を有する一対
の圧延ロール間にアルミニウム板素材を通過せしめるか
ら、熱交換器用冷媒流通管の中間壁の両面所定位置に、
多数のピンを容易かつ能率的に得ることができる。
【0025】
【実施例】本発明の実施例を、以下図面を参照して説明
する。 実施例1 この実施例は、図6に示されている平らな上下壁(11)(1
2)と、上下壁(11)(12)にまたがるとともに相互に所定間
隔をおいて設けられた多数の柱(13)とを備え、柱(13)相
互の間が冷媒通路(14)となされている扁平状アルミニウ
ム管(15)よりなる熱交換器用冷媒流通管(T1)を製造する
方法である。
【0026】すなわち、上記冷媒流通管(T1)は、つぎの
ようにして製造せられる。図2ないし図4に示すよう
に、上ロール(22)がその長さ方向および周方向に等ピッ
チで規則正しく並んだ多数の有底孔(23)を有する上下一
対の圧延ロール(22)(24)により、製造しようとする冷媒
流通管(T1)の下壁(12)より肉厚が厚くかつ両面にろう材
層を有するブレージングシートよりなる1枚のアルミニ
ウム板素材(18A) を所定の管壁厚さまで薄肉化して平ら
な下壁(12)を形成するとともに、多数の上向きピン(16)
を下壁(12)から***状に一体に形成しかつ両側端に上向
きピン(16)の上端と同一レベルの段部(20)および上外向
きに傾斜面付き上方突出部(21)を有する厚肉の立上り部
(19)を形成し、圧延下アルミニウム板(18)をうる。
【0027】つぎに、図5に示すように、両側縁が外下
向きに傾斜せしめられかつ両面にろう材層を有するブレ
ージングシートよりなる平らな上アルミニウム板(17)を
下アルミニウム板(18)の立上り部(19)の段部(20)にわた
し、左右一対のかしめロール(25)によりかしめ止めて上
アルミニウム板(17)の両側縁傾斜面に下アルミニウム板
(18)の両側縁傾斜面を重ね、上壁(11)となすとともに、
各上向きピン(16)の上端を上壁(11)の下面にろう接す
る。
【0028】実施例2 この実施例は、図7に示されている熱交換器用冷媒流通
管(T2)を製造する方法であって、下アルミニウム板(18)
の立上り部(26)の上端をピン(16)の上端と同一にしたこ
と、上アルミニウム板(17)の両側縁部を下アルミニウム
板(18)の両立上り部(26)にのせてろう接したことおよび
位置決めを容易確実にするため、上アルミニウム板(17)
の内面に、両立上り部(26)のそれぞれ内面に係合する外
下向き傾斜突条(27)を形成したこと以外、実施例1と同
様にして熱交換器用冷媒流通管(T2)を得た。なお、突条
(27)を有する上アルミニウム板(11)には、押出形材を用
いた。
【0029】実施例3 この実施例は、図8に示されている熱交換器用冷媒流通
管(T3)を製造する方法であって、平らな上下壁(11)(12)
と、上下壁(11)(12)にまたがるとともに相互に所定間隔
をおいて設けられた多数の柱(13)とを備え、柱(13)相互
の間が冷媒通路(14)となされている扁平状アルミニウム
管(15)よりなる熱交換器用冷媒流通管を得ることについ
ては、実施例1および2と同様であるが、その製造方法
がこれらとつぎのように異なる。
【0030】すなわち、図11および図12に示すよう
に、得るべきピン付き上アルミニウム板(28)の長さと幅
に等しい長さと幅を有しかつ底面に縦横に並んだ多数の
ピン成形用有底孔(30)が設けられた長方形の凹所(29)を
備えている下型(31)と、凹所(29)にはめ込まれる長方形
の凸部(32)を備えている上型(32)とよりなる成形金型(3
4)を用い、製造しようとする冷媒流通管(T3)の上壁(11)
より肉厚が厚くかつ両面にろう材層を有するブレージン
グシート製アルミニウム板素材をプレスし、所定の厚さ
まで薄肉化して平らな上壁(11)を形成するとともに、多
数の下向きピン(35)を上壁(11)から***状に一体に形成
し、上アルミニウム板(28)を得、これを図示しないイジ
エクターにより下型(31)より取り出す。
【0031】つぎに、下壁(12)の両側端に立上り部(36)
が設けられた両面にろう材層を有するブレージングシー
ト製下アルミニウム板(39)に上アルミニウム板(28)をの
せ、各下向きピン(31)の下端を下壁(12)の上面にろう接
するとともに、上壁(11)の両側端面を立上り部(36)の内
面にろう接する。なお、立上り部(36)を有する下アルミ
ニウム板(37)は押出形材製であり、立上り部(36)の内面
高さは、上壁(11)と下向きピン(35)の長さを加えたもの
に等しい。
【0032】実施例4 この実施例は、図9に示されている熱交換器用冷媒流通
管(T4)を製造する方法であって、平らな上下壁(11)(12)
と、上下壁(11)(12)にまたがるとともに相互に所定間隔
をおいて設けられた多数の柱(13)とを備え、柱(13)相互
の間が冷媒通路(14)となされている扁平状アルミニウム
管(15)よりなる熱交換器用冷媒流通管を得ることについ
ては、実施例1ないし3と同様であるが、その製造方法
がこれらとつぎのように異なる。
【0033】すなわち、図13および図14に示すよう
に、得るべきピン付き上アルミニウム板(28)の幅に等し
い幅を有しかつ底面中央に縦横に並んだ多数のテーパ状
有底孔(39)が設けられた溝(38)を備えている下型(40)
と、溝(38)にはめ込まれかつ成形帯域(M) に対応する箇
所に長方形の凸部(41)を備えている上型(42)とよりなる
順送り用成形金型(41)を用い、製造しようとする冷媒流
通管(T4)の上壁(11)より肉厚が厚くかつ両面にろう材層
を有するブレージングシート製アルミニウム板素材(28
A) をプレスして順次送り、所定の管壁厚さまで順次薄
肉化して平らな上壁(11)を形成するとともに、多数の下
向きピン(35)を上壁(11)から***状に一体に形成し、上
アルミニウム板(28)を得る。
【0034】つぎに、下型(12)の両側端を2回密接状に
折返して端面が段部(44)となされた立上り部(45)が設け
られかつ両面にろう材層を有するブレージングシート製
下アルミニウム板(46)に上アルミニウム板(28)をのせ、
各下向きピン(35)の下端を下壁(12)の上面にろう接する
とともに、上壁(11)の両側端下面を段部(44)にろう接す
る。
【0035】なお、溝(38)には、有底孔(39)のある成形
帯域(M) の前端において段差が設けられ、そこから前方
部分(38A) が深くなっており、成形された下向きピン(3
5)が、溝底に接触して損なわれないようになされてい
る。なぜなら、アルミニウム板素材(28A) に部分的に多
数の下向きピン(35)が成形されると、これらを有底孔(3
9)から脱出させるため、イジエクター(図示略)により
アルミニウム素材(28A)をいったん持ち上げ、下向きピ
ン(35)の成形部分の長さだけ前方へ送ってから、つぎの
プレスのため、これを再び溝(38)の底まで降ろす必要が
あるからである。ここで「前」とは、アルミニウム板素
材(28A) の前進方向をいう。
【0036】また、成形帯域(M) に存在する多数の有底
孔(39)のうち、周縁にある有底孔(39A) で成形せられる
下向きピン(35)は、他のものに較べて長さが短くなるの
で、これを解消するため、つぎのようにすることが好ま
しい。すなわち、周縁にある有底孔(39A) の直径を周縁
以外のところにある有底孔(39)の直径の1.2〜2倍に
なるようにするのがよい(図14参照)。また、有底孔
の深さは、成形すべきピンの長さより深いことが望まし
く、また、テーパ角度は5〜15°であることが好まし
い。また、ピン成形後、すべてのピンの長さをそろえる
ように、ロール圧延かプレスをするのがよい。
【0037】実施例5 この実施例は、図10に示すように、平らな上下壁(46)
(47)と、上下壁(46)(47)にまたがるとともに相互に所定
間隔をおいて設けられた多数の柱(48)とを備え、柱(48)
相互の間が冷媒通路(49)となされ、下壁(47)が内外2重
壁(47a)(47b)となされている長方形の扁平状アルミニウ
ム管(50)よりなる熱交換器用冷媒流通管(T5)の製造方法
であって、実施例4におけるピン付きアルミニウム板を
プレス成形したのと同様の方法で、内壁となるべき壁厚
より厚いアルミニウム板素材を所定の厚さまで薄肉化し
て平坦な基板を形成するとともに、多数のピンを基板か
ら***状に一体に形成し、ピン付き基板をピン側を上に
して扁平状アルミニウム管(50)内に挿入し、基板を一方
の壁にろう接して内外2重壁(47a)(47b)となすととも
に、各上向きピン(51)の上端を上壁(46)の下面にろう接
して柱(48)を形成する。
【0038】内壁となるべき壁厚より厚いアルミニウム
板素材を所定の厚さまで薄肉化して平坦な基板を形成す
るとともに、多数の柱となる多数のピンを基板から***
状に一体に形成するにあたっては、実施例1と同様に、
一方のロールがその周面に多数の有底孔を有する一対の
圧延ロール間にアルミニウム板素材を通過せしめてもよ
い。
【0039】なお、図15に示すように、実施例1ない
し実施例5における各ピン(16)(35)(51)の基端の直径を
D、壁(12)(11)(47a) の厚さをtとすると、D/t≧5
となった場合、壁(12)(11)(47a) におけるピンと反対側
の面にくぼみ(52)が生じるので、D/t<5にすること
が好ましい。また、実施例1〜5で得た熱交換器用冷媒
流通管は、上下逆にして用いてもよい。
【0040】実施例6 この実施例は、図16に示されている、平らな上壁(5
3)、中間壁(54)および下壁(55)と、中間壁(54)と上壁(5
3)とに、中間壁(54)と下壁(55)とにそれぞれまたがると
ともに相互に所定間隔をおいて設けられた多数の柱(56)
(57)とを備え、柱(56)相互の間が冷媒通路(58)(59)とな
されている長方形の扁平状アルミニウム管(60)よりなる
熱交換器用冷媒流通管(T6)を製造する方法である。
【0041】すなわち、上記冷媒流通管(T6)は、つぎの
ようにして製造せられる。図17に示すように、その長
さ方向および周方向に等間隔で規則正しく並んだ多数の
有底孔(61)(62)を有する上下一対の圧延ロール(63)(64)
により、製造しようとする冷媒流通管(T6)の中間壁(54)
の壁厚より厚くかつ両面にろう材層を有するブレージン
グシート製アルミニウム板素材(67A) を所定の厚さまで
薄肉化して平らな基板(67)を形成するとともに、その両
面に多数のピン(65)(66)を基板(67)から***状に一体に
形成する。
【0042】そして、ピン付き基板(67)を扁平状アルミ
ニウム管(60)内に挿入し、基板(67)の両側縁を管側壁(6
8)にろう接して中間壁(54)となすとともに、中間壁(54)
の上面側の各ピン(65)を上壁(53)に、中間壁(54)の下面
側の各ピン(66)を下壁(55)にそれぞれろう接して柱(56)
(57)を形成する。
【0043】
【発明の効果】本発明の方法によれば、熱交換効率がよ
くかつ耐圧性能が充分であり、しかも強度が大きい熱交
換器用冷媒流通管を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷媒流通管の使用されたコンデンサの平面図で
ある。
【図2】本発明の実施例1における冷媒流通管用圧延ア
ルミニウム板を製造する状態を示す一部を切り欠いた正
面図である。
【図3】上記実施例1において、アルミニウム板素材を
一対の圧延ロールに通過させる直前の状態を示す垂直断
面図である。
【図4】上記実施例1において、アルミニウム板素材を
一対の圧延ロールに通過させている途上の状態を示す垂
直断面図である。
【図5】上記実施例1の冷媒流通管の製造途上の状態を
示す斜視図である。
【図6】上記実施例1の方法によって得られた冷媒流通
管を示す横断面図である。
【図7】本発明の実施例2の方法によって得られた冷媒
流通管を示す横断面図である。
【図8】本発明の実施例3の方法によって得られた冷媒
流通管の横断面図である。
【図9】本発明の実施例4の方法によって得られた冷媒
流通管の横断面図である。
【図10】本発明の実施例5の方法によって得られた冷
媒流通管の横断面図である。
【図11】実施例3におけるピン付きアルミニウム板の
成形金型の横断面図である。
【図12】図11のXII −XII 線にそう断面図である。
【図13】実施例4におけるピン付きアルミニウム板の
順送り成形金型の斜視図である。
【図14】図14の成形金型における下型の要部拡大平
面図である。
【図15】ピンの存在する面と反対側の面にくぼみが生
じた状態を示すピン付き壁の部分拡大縦断面図である。
【図16】上記実施例6の方法によって得られた冷媒流
通管を示す横断面図である。
【図17】上記実施例6において、アルミニウム板素材
を一対の圧延ロールに通過させている途上の状態を示す
垂直断面図である。
【符号の説明】
(11)(46)(53):上壁 (12)(47)(55):下壁 (13)(48)(56)(57):柱 (54):中間壁 (14)(49)(58)(59):冷媒通路 (15)(50)(60):扁平状アルミニウム管 (16)(35)(48)(65)(66):ピン (17)(28):アルミニウム板 (18A)(28A)(67A) :アルミニウム板素材 (22)(24)(63)(64):ロール (30)(39):有底孔 (31)(40):下型 (33)(42):上型 (34)(43):成形金型 (47a) :内壁 (47b) :外壁 (67):基板 (68):管側壁 (T1)(T2)(T3)(T4)(T5)(T6):冷媒流通管
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】請求項1、請求項4および請求項7の発明
による熱交換器用冷媒流通管の製造方法では、扁平状ア
ルミニウム管がアルミニウム板より形成せられるので、
このアルミニウム板にブレージング・シートを用いるこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 靖 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニウ ム株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平らな上下壁と、上下壁にまたがるとと
    もに相互に所定間隔をおいて設けられた多数の柱とを備
    え、柱相互の間が冷媒通路となされている扁平状アルミ
    ニウム管よりなる熱交換器用冷媒流通管の製造方法であ
    って、製造しようとする冷媒流通管の壁より肉厚が厚い
    1枚のアルミニウム板素材を所定の厚さまで薄肉化して
    平坦な上下壁のうちのいずれか一方の壁を形成するとと
    もに、多数のピンを同壁から***状に一体に形成し、他
    の1枚の平坦なアルミニウム板を全ピンにまたがるよう
    にのせて他方の壁となしかつ両アルミニウム板の少なく
    ともいずれか一方を管側壁を形成するように折り曲げて
    両者の側縁部どうしを接合することにより、扁平状アル
    ミニウム管を形成するとともに、一方の壁の各ピンを他
    方の壁に接合して柱を形成することを特徴とする熱交換
    器用冷媒流通管の製造方法。
  2. 【請求項2】 製造しようとする冷媒流通管の壁より肉
    厚が厚いアルミニウム板素材を所定の厚さまで薄肉化し
    て平坦部を形成するとともに、多数の柱となる多数のピ
    ンを平坦部から***状に一体に形成するにあたり、一方
    のロールがその周面に多数の有底孔を有する一対の圧延
    ロール間にアルミニウム板素材を通過せしめることを特
    徴とする請求項1記載の熱交換器用冷媒流通管の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 製造しようとする冷媒流通管の壁より肉
    厚が厚いアルミニウム板素材を所定の厚さまで薄肉化し
    て平坦部を形成するとともに、多数の柱となる多数のピ
    ンを平坦部から***状に一体に形成するにあたり、上型
    および下型のいずれか一方に多数の有底孔を有する金型
    を用いてプレスすることを特徴とする請求項1記載の熱
    交換器用冷媒流通管の製造方法。
  4. 【請求項4】 平らな上下壁と、上下壁にまたがるとと
    もに相互に所定間隔をおいて設けられた多数の柱とを備
    え、柱相互の間が冷媒通路となされ、上下壁のうちいず
    れか一方の壁が内外2重壁となされている扁平状アルミ
    ニウム管よりなる熱交換器用冷媒流通管の製造方法であ
    って、内壁となるべき壁厚より厚いアルミニウム板素材
    を所定の厚さまで薄肉化して平坦な基板を形成するとと
    もに、多数のピンを基板から***状に一体に形成し、ピ
    ン付き基板を扁平状アルミニウム管内に挿入し、基板を
    一方の壁に接合して内外2重壁となすとともに、各ピン
    を他方の壁に接合して柱を形成することを特徴とする熱
    交換器用冷媒流通管の製造方法。
  5. 【請求項5】 内壁となるべき壁厚より厚いアルミニウ
    ム板素材を所定の厚さまで薄肉化して平坦な基板を形成
    するとともに、多数の柱となる多数のピンを基板から隆
    起状に一体に形成するにあたり、一方のロールがその周
    面に多数の有底孔を有する一対の圧延ロール間にアルミ
    ニウム板素材を通過せしめることを特徴とする請求項4
    記載の熱交換器用冷媒流通管の製造方法。
  6. 【請求項6】 内壁となるべき壁厚より厚いアルミニウ
    ム板素材を所定の厚さまで薄肉化して平坦な基板を形成
    するとともに、多数の柱となる多数のピンを基板から隆
    起状に一体に形成するにあたり、上型および下型のいず
    れか一方に多数の有底孔を有する成形金型を用いてプレ
    スすることを特徴とする請求項4記載の熱交換器用冷媒
    流通管の製造方法。
  7. 【請求項7】 平らな上壁、中間壁および下壁と、中間
    壁と上壁とに、中間壁と下壁とにそれぞれまたがるとと
    もに相互に所定間隔をおいて設けられた多数の柱とを備
    え、柱相互の間が冷媒通路となされている扁平状アルミ
    ニウム管よりなる熱交換器用冷媒流通管の製造方法であ
    って、中間壁となるべき壁厚より厚いアルミニウム板素
    材を所定の厚さまで薄肉化して平坦な基板を形成すると
    ともに、多数のピンを基板両面から***状に一体に形成
    し、ピン付き基板を扁平状アルミニウム管内に挿入し、
    基板の両側縁を管側壁に接合して中間壁となすととも
    に、中間壁の上面側の各ピンを上壁に、中間壁の下面側
    の各ピンを下壁にそれぞれ接合して柱を形成することを
    特徴とする熱交換器用冷媒流通管の製造方法。
  8. 【請求項8】 中間壁となるべき壁厚より厚いアルミニ
    ウム板素材を所定の厚さまで薄肉化して平坦な基板を形
    成するとともに、多数の柱となる多数のピンを基板の両
    面から***状に一体に形成するにあたり、ともに周面に
    多数の有底孔を有する一対の圧延ロール間にアルミニウ
    ム板素材を通過せしめることを特徴とする請求項7記載
    の熱交換器用冷媒流通管の製造方法。
JP32093794A 1994-12-22 1994-12-22 熱交換器用冷媒流通管の製造方法 Withdrawn JPH08174116A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010053764A3 (en) * 2008-11-07 2010-07-08 Applied Materials, Inc. Hydroformed fluid channels

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