JPH08172122A - 低発塵基板搬送装置 - Google Patents

低発塵基板搬送装置

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JPH08172122A
JPH08172122A JP31629394A JP31629394A JPH08172122A JP H08172122 A JPH08172122 A JP H08172122A JP 31629394 A JP31629394 A JP 31629394A JP 31629394 A JP31629394 A JP 31629394A JP H08172122 A JPH08172122 A JP H08172122A
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arm
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hand
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Application number
JP31629394A
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English (en)
Inventor
Hideo Kashima
秀夫 鹿島
Toshimitsu Miyata
敏光 宮田
Masabumi Kanetomo
正文 金友
Takamichi Suzuki
高道 鈴木
Tetsuo Ito
徹雄 伊東
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 占有面積が小さく、基板を保持し展開するア
ームにしゅう動機構を持たない低発塵性、完全ドライな
搬送装置を提供することにある。 【構成】 大気側に置かれたモータ5、10の動力を、
大気側4bと真空フランジ4の隔壁を挟んで真空側4a
に置き、磁気回路を形成する永久磁石5b、5c及び1
0b、10cを介して真空雰囲気に維持された搬送室内
部に導入する。真空側4aの永久磁石5c、10cは回
転ドラム13a、13bに保持されており、回転ドラム
13a、13bの円周上には、弾性材料から成る板バネ
14a、14bを重力方向の剛性が得られる姿勢で取付
ける。板バネ14a、14bのもう一方の端は基板1を
保持するハンド15に締結する。 【効果】基板を保持し展開するハンド及びアームには、
転がり軸受けなどの一切のしゅう動機構を必要としない
ため、低発塵性、高信頼性で展開率が大きく、また展開
率の自由度の高い安価な搬送装置が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本装置は、主に液晶または半導体
デバイスの製造分野で使用される低発塵で小型軽量な基
板の搬送装置によるものである。
【0002】
【従来の技術】サブミクロンオーダのパターンルールが
要求される半導体デバイスの製造装置には、動作中のク
リーン度がクラス10以下であること、及び小型(小容
量)であることが要求される。この理由はデバイス欠陥
の主な原因が装置及びその周辺から生じる塵埃であり、
また製造装置はその建設及びその維持に多大な費用を要
するクリーンルームに置かれることにある。特に従来の
製造装置において、処理室へ基板を搬送する搬送装置は
発塵量が多く、また処理室より占有する床面積が広いと
いった問題があった。以上の条件から、例えば特開昭6
1−22642、特開平1−217939、特開平4−
92446、特開平4−30447記載の様な従来の搬
送装置と比較して小型でクリーンな搬送装置が開発され
てきた。図9は、これらの従来の一般的なアーム型の搬
送装置を示したものである。
【0003】アーム型搬送装置は、モータを収納した駆
動部100と、基板1を積載し、直進、回転移動を行う
アーム103から成っている。これらの搬送装置は、通
常真空雰囲気下で駆動するため、外部と遮蔽された搬送
容器105内に収納されている。
【0004】大気側に置かれた駆動源101、102の
動力を、磁性流体シール104によって遮断しながら、
アーム110、ベルト112及びプーリ111に伝達
し、各アーム110、120、130を各回転軸110
a、120a、130aを中心に回転させアーム部10
3を屈伸駆動又は回転駆動させることで、基板1を任意
の位置に搬送する。従って各アーム110、120、1
30の回転軸部110a、120a、130aには、回
転自在な転がり軸受け106、107、108、10
9、ベルト、プーリのしゅう動機構が必要不可欠であっ
た。
【0005】これに対しアーム部にしゅう動部を必要と
しない搬送装置として、特開平5−318345記載の
搬送装置が開発されている。図10は特開平5−318
345記載の搬送装置を三角投影法で指示する正面図を
示しており、図11は平面図を示している。図9と同一
の符号を用いた部材は、同等の機能を有する部材である
ことを示している。アーム部103に帯状の左右一対の
弾性材料からなる板バネ140a、140bを使用して
おり、その一端がハンド141と接続し、他端が各々独
立に駆動可能な二つの駆動源142、143の駆動軸1
42a、143aと結合している回転アーム144a、
144bに接続する。駆動軸142a、143aは、前
述したアーム型搬送装置と同様に磁性流体シール104
によって、圧力を遮蔽しながら容器105内に導入して
いる。
【0006】ハンド141の直進移動は、駆動軸142
a、143aを互いに逆回転させ、回転アーム144
a、144bに接続した帯状の板バネ140a、140
bを駆動軸142a、143aの回転中心周りに円弧状
に弾性変形させることで行う。また、ハンド141の回
転移動は、駆動軸142a、143aを同方向に回転さ
せることで行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら圧力遮蔽
用として使用している磁性粒体シール104は、恒常的
に突発的な気密漏れ、一般的な表現ではリークの恐れが
ある。言うまでもなく処理容器への搬送途中に気密漏れ
が生じた場合、処理容器の機能、例えば加熱試料台を損
壊させるなど、多大な損害を与えることになる。また磁
性流体シール104は、基本的にその主成分が油である
ことから、真空中に置いては絶えず蒸発している。この
ため磁性粒体シール104を使用した搬送装置を収納す
る搬送容器105の到達圧力は、およそ1.3×10-4
Pa程度と、薄膜形成装置などの処理容器の圧力より高
くならざるをえない。この場合、薄膜形成装置へ基板1
を搬送する際、薄膜形成装置と搬送容器105の圧力差
によって塵埃の拡散が生じる。これらの塵埃が基板表面
に付着した場合、パターン間の絶縁不良等の様々な欠陥
を誘発する主原因となる。さらに磁性粒体シール104
自体から放出する油成分、主にカーボンは、容易に除去
が困難なハイドロカーボンとなり、これが基板1に付着
した場合、内部に拡散し、深い準位を形成するなどで塵
埃とは別のデバイス欠陥の原因となる。
【0008】また、従来のアーム型搬送装置の問題点
は、真空雰囲気下に基板を保持するアーム部103に上
述した複雑なしゅう動機構を必要としている点にある。
一般に真空雰囲気下に置けるしゅう動部の摩擦力は、大
気中に置かれた場合の摩擦力と比較して格段に増加する
ことが知られている。しゅう動部における摩擦力の増加
は、しゅう動部から生じる塵埃の増加を招き、さらにし
ゅう動部の凝着現象等(一般的な表現ではかじり現象)
が生じやすくなる。搬送過程でしゅう動部、特に転がり
軸受け106、107、108、109がかじった場
合、アーム110、120、130は正常な屈伸動作を
行わず、搬送が不可能となるばかりでなく、各アーム1
10、120、130が予期せぬ運動を行うことにな
る。この結果、搬送容器105又は処理容器の内部にア
ーム部103が衝突することが考えられ、処理容器の機
能、例えば加熱試料台を損壊させるなど、多大な損害を
与えることになる。
【0009】尚上述してきた問題は、他のしゅう動部を
有する搬送装置、例えば一般的な名称で言われるフロッ
グレッグ型搬送装置においても同様に生じている。
【0010】以上の問題に対して、アーム部103に弾
性材料からなる板バネ140a、140b使用した搬送
装置は、アーム103に全くしゅう動部を持たない点で
優れている。しかし板バネ140a、140bを弾性変
形させてハンド141を直進移動する際、ハンド141
は、駆動軸142a、143aの回転中心に接近するに
従い、重力方向に数ミリの単位で変位することが示され
ている。また一般に基板1の旋回移動は、ハンド141
が最も縮退した位置で行われる。従来の構成では、ハン
ド141は図11に示したように円弧状に湾曲した弾性
材の板バネ140a、140bでのみ支持された状態で
回転移動が行われことになる。この場合、アーム部10
3の回転方向の剛性が極端に脆弱となるため、ハンド1
41の回転移動中及び終了後にハンド141が回転方向
に長時間振動することになる。搬送過程におけるハンド
141の振動は、搬送前後におけるハンド141に積載
した基板1の位置のずれ又は、基板1の振動を誘発す
る。基板1の振動は、塵埃の発生を招き、積載位置の変
化は搬送(受け渡し)が困難又は不可能とする。この対
策として、板バネ140a、140bの板厚を増加及び
回転移動速度を低下すること手段が考えられる。またア
ーム部103の構造を、板バネにリブを設けた構造、2
つの短冊状の板バネを上下に互いに交差させた一対の板
バネを複数対直列に接続した構造とするなどの種々の手
段が、特開平5−318345に公開されている。しか
し板厚の増加は、板バネ140a、140bを弾性変形
させる際の回転半径の増加、または板バネ140a、1
40bを弾性変形させるに要する駆動源142、143
の駆動トルクの増加が避けられず、結果として搬送装置
の大型化するなどの問題が生じるなどの点からも望まし
くない。また回転移動速度の低下は、スループット向上
の面から不利である。さらに板バネ140a、140b
の構造の改良は、板バネ140a、140bが複雑とな
りその調整が困難となる。上述したいずれの手段におい
ても、ハンド141の振動の振幅及び継続時間の低減に
は効果があるが、基本的にその除去は難しかった。
【0011】
【課題を解決するための手段】真空雰囲気に保持された
搬送容器内に基板を保持するハンドと、ハンドに、ハン
ドの両端の位置に弾性材料からなる1対の板状のバネを
重力方向の剛性が得られる姿勢で固定する。各々の板状
のバネのもう一方の端を、真空容器に回転自在な回転軸
受けを介して支持した円筒状の回転ドラムの円周上に、
基板の中心と回転ドラムの中心を結ぶ中心線に対して左
右対象となるように固定する。各々の回転ドラムの同芯
円上に、永久磁石を配する。各々の回転ドラムに配した
永久磁石と各々磁気回路を形成するように、搬送容器の
隔壁を挟んで大気側の位置に、第2の永久磁石を各々2
対垂直に配する。大気側に置かれた各々の第2の永久磁
石は、それぞれ独立に任意の方向に任意の角度、速度を
同期して駆動可能な2つの駆動部の各々の出力軸の同芯
円上に保持する。回転ドラムの直径は、回転ドラムが回
転駆動し、アームが回転ドラムの円周に巻き取られた際
にアームに生じる応力が、アームを形成する弾性材料の
許容弾性応力以下となるように設定するのが望ましい。
また板バネを巻取る回転ドラムの形状を円錐形状として
もよい。さらに回転ドラムの回転量に応じて板バネが常
に一定の長さが回転ドラムに巻とられるような定量巻取
り機構を設けてもよい。
【0012】
【作用】大気側に置かれた駆動部の駆動源の動力の、隔
壁を介した大気側から真空側への伝達は、駆動部の出力
軸に配した第2の永久磁石が、駆動源の回転に応じて回
転するに従い、真空側の回転ドラムに保持された永久磁
石との間に回転磁界を生じさせることで行われる。回転
磁界によって、回転ドラムに保持された永久磁石が駆動
源の出力軸に配した第2の永久磁石に同期して回転す
る。各々の回転ドラムを逆方向に回転駆動し、回転ドラ
ムの円周上に固定されている各々の板バネが回転ドラム
に巻取られることで、板バネのもう一方の端に固定して
いる基板を保持しているハンドが、ハンドの中心と回転
ドラムの中心を結ぶ中心線上に沿って回転ドラム側に直
進移動する。ハンドの直進移動量は、板バネの回転ドラ
ムへの巻取り量すなわち回転ドラムの回転角と直径で決
定する。ハンドの伸張は、各々の回転ドラムを逆回転さ
せることで、回転ドラムに巻取られていた板バネが送り
出されることで行われる。この時、板バネは重力方向に
対して剛性が得られるような姿勢でハンド及び回転ドラ
ムに取付け、かつ、板バネは、常にハンドと回転ドラム
の円周を結ぶ接線を形成するように直線状に回転ドラム
から送り出される。従って基板を保持したハンドは、搬
送過程においてアームである板バネの姿勢の変化による
重力方向の剛性が極端に低下することがないため、優れ
た直進搬送特性を発揮する。また同様な理由からアーム
が最も巻き取られた状態においても横方向の剛性が著し
く低下することはないため、基板の回転移動の際にアー
ム生じる慣性モーメントによるハンドの振動が抑制され
る。
【0013】板バネを巻取る回転ドラムの直径は、板バ
ネが回転ドラムに巻取られた際に、板バネに生じる応力
が板バネを形成する弾性材料の許容弾性応力以下となる
ように設定する必要がある。これによって板バネは、回
転ドラムへの巻取り、送り出しを繰り返して行っても塑
性変形を起こさず、優れた繰り返し位置精度を実現でき
る。
【0014】以上の構成を採ることによって、基板を保
持するハンドおよびアームには一切のしゅう動機構を必
要とせず、安価で単純な平板形状の板バネの巻取り、送
り出しの操作によって基板の搬送が可能となる。従って
従来の搬送装置に必要不可欠であったしゅう動機構、及
び防塵、圧力遮蔽用の磁性流体シールは不要となり、さ
らに搬送過程におけるハンドの重力方向の変位及び振動
が効果的に抑制され、安価で信頼性の高い搬送装置を実
現できる。
【0015】アームに板バネを用いる際、特にアームが
伸張した際(板バネが最も送りだされた状態)のハンド
の横方向の剛性が低下する。目的に応じてハンドの横方
向の剛性を欲する場合は、回転ドラムを円錐状の形状と
し、板バネが重力方向に対して傾斜した姿勢でハンド及
び回転ドラムに取付け、アームの横方向の断面係数が増
加する構造とすることで実現できる。さらに回転ドラム
の回転量に対応して、常に一定の長さの板バネが回転ド
ラムに巻取りまたは送り出しが行えるように定量巻取り
機構を設けることで、より高精度なハンドの位置決めが
可能となる。
【0016】
【実施例】図1は三角投影法に従う本発明の一実施例の
正面図を示しており、図2はその平面図を示している。
尚、以下に示す図において部材を示す同一符号は、同等
の機能を有することを示唆している。駆動用のモータ、
出力軸などの機構部2は、真空容器(図示せず)と接続
し真空シール機能を有する真空フランジ4の大気側4b
に固定される。真空フランジ4の真空側4aには、基板
1を保持し、任意の位置に搬送するアーム部3が支持さ
れる。
【0017】第1のモータ5の出力軸5aには、出力軸
5aの同芯円上に等間隔で永久磁石5bが固定されてい
る。出力軸5aは、回転自在な転がり軸受け6を介して
別の駆動軸12に支持されている。第2のモータ10の
出力軸10aは歯車11aが固定されており、歯車11
aは駆動軸12に固定されている歯車11bと噛み合
う。駆動軸12の同芯円上には、等間隔で永久磁石10
bが固定されている。駆動軸12は回転自在な転がり軸
受け6を介して、真空フランジ4の大気側4bに支持さ
れる。永久磁石5b、永久磁石10bの真空フランジ4
を挟んで真空側4aの各々の対向する位置に、永久磁石
5c、永久磁石10cを永久磁石5b、永久磁石10b
と各々独立に磁気回路を形成するように回転ドラム13
a、13bの同芯円上に配置する。回転ドラム13b
は、単一の回転自在な転がり軸受け6を介して回転ドラ
ム13aに支持され、回転ドラム13aは回転自在な単
一の転がり軸受け6を介して、真空フランジ4の真空側
4aに支持される。
【0018】単純な帯状の形状の板バネ14a、14b
は回転ドラム13a、13bの円周上に締結される。本
実施例では、板バネ14a、14bは真空雰囲気下に置
ける放出ガス量が比較的少ないステンレス鋼で形成して
いる。また回転ドラム13a、13bの板バネ14a、
14bを巻取る円周の直径Dは、板バネ14a、14b
の弾性係数E、板厚t、許容曲げ応力σで決まり、次の
条件を満たす必要がある。
【0019】D≧(tE)/σ 本実施例では、ステンレス製の板バネ14a、14bの
板厚を0.6ミリ、回転ドラム13a、13bの板バネ
14a、14bを巻取る円周の直径は210ミリとして
いる。板バネ14a、14bは、重力方向に最も高い剛
性が得られる姿勢で回転ドラム13a、13b及び基板
1を保持するハンド15に締結する。
【0020】基板1の直進移動は、モータ5、モータ1
0を同じ方向に駆動し、出力軸5aと駆動軸12を互い
に逆方向に回転させる。各々の出力軸5a、駆動軸12
の回転に伴い、永久磁石5bと永久磁石5c、永久磁石
10bと永久磁石10cの間に回転磁界が生じる。その
結果出力軸5a、駆動軸12の回転に同期して真空フラ
ンジ4の真空側4aの永久磁石5c、永久磁石10cを
保持している回転ドラム13a、回転ドラム13bが互
いに逆方向に回転する。各々の回転ドラム13a、13
bの回転に従い、各々の回転ドラム13a、13bの円
周上に締結された各々の板バネ14a、14bは、各々
の回転ドラム13a、13bの外周に巻取られる。その
結果、板バネ14a、14bのもう一方の端に取付けて
あるハンド15が、ハンド15と回転ドラム13a、1
3bの中心を結ぶ中心線に沿って回転ドラム13a、1
3b側に、回転ドラム13a、13bに巻取られた板バ
ネ14a、14bの長さに比例して直進移動する。逆に
ハンド15の展開は、各々のモータ5、10を逆方向に
回転することによって各々の回転ドラム13a、13b
に巻取られていた板バネ14a、14bが回転ドラム1
3a、13bの回転量に応じて送り出されることで行わ
れる。この時板バネ14a、14bは、常にハンド15
と回転ドラム13a、13bの円周を結ぶ接線を形成す
る直線で回転ドラム13a、13bから送り出される。
従って基板1を保持したハンド15は、搬送過程におい
てアームである板バネ14a、14bの姿勢の変化によ
る重力方向の剛性は極端に低下することがないため、優
れた直進搬送特性を発揮する。基板1の旋回移動は、各
々のモータ5、10を逆方向に回転し回転ドラム13
a、13bを同方向に回転させることで、旋回開始時の
姿勢を保持した状態で360度の任意方向に回転移動で
きる。一般的に基板1の旋回移動は、アーム部3が最も
縮退した位置で行われる。本構成によれば、アーム部3
を最も縮退した際に回転ドラム13a、13bから直線
的に送り出されている板バネ14a、14bの長さは必
要最小限となる。また前述したように搬送過程において
アームである板バネ14a、14bの姿勢は変化するこ
とがないため、板バネ14a、14bが最も巻き取られ
た状態におけるハンド15の横方向の剛性は、アーム部
3の展開時と比較して向上する。従って基板1の回転移
動の際にアーム部3生じる慣性モーメントによるハンド
15の振動が抑制され、高速搬送が可能となる。
【0021】またモータ5、10の動力の真空側4aへ
の伝達を永久磁石5b、5c、永久磁石10b、10c
で行うことによって、駆動部2と基板1を搬送する真空
側4aとは隔壁によって完全に隔離されるため、駆動部
2から発生する塵埃によって汚染されることは全く無
い。この時駆動部2を密閉し、必要に応じて排気するこ
とで、駆動部2からのクリーンルームへの塵埃の拡散は
完全に抑制される。また隔壁は圧力も完全に、確実に遮
断することから、搬送容器の真空雰囲気は意図的にリー
クを行わないかぎり、常に保持される。従って本構成に
よる搬送装置は磁性流体シールを全く使用しないので、
ハイドロカーボンなどによる汚染が全く無い完全にドラ
イでクリーンな搬送装置とすることができる他、さらに
清浄で超高真空雰囲気の作成に不可欠な加熱脱ガス処理
(一般的にはベーキング処理)が可能となる。この時の
上限温度は永久磁石5b、5c、10b、10cの磁気
特性が劣化しない温度範囲(キューリー点以下)とする
必要がある。つまり本構成による搬送装置は、従来の搬
送装置が1.3×10-4Pa程度の圧力下での動作が限
界であったのに対して、1.3×10-8Pa以下の超高
真空下でかつキューリー点以下の温度雰囲気での動作が
可能となる。
【0022】以上の構成を取ることによって、基板1を
保持し、展開するハンド15及びアーム部3には転がり
軸受けなどの一切のしゅう動機構を必要とせず、また回
転ドラムは、その内部の密閉された空間に置かれた単一
の転がり軸受けで支持されることから、アーム部3及び
回転ドラムからの塵埃による基板の汚染は皆無となり、
磁性流体シールなどの防塵機構を必要とせず安価で小型
(小容量)の搬送装置を実現できる。さらに板バネ14
a、14bの長さ及び回転ドラム13a、13bの巻取
り、送り出し量を調整することによって、回転ドラム1
3a、13bの納まる搬送室直径を変更することなくア
ーム部3の展開率(搬送距離/搬送室直径)を拡大する
ことが可能となる。
【0023】尚以上述べてきた実施例では、永久磁石5
b、5c、永久磁石10b、10cによるモータ5、1
0の動力の伝達を行っているが、従来の基板を保持する
アーム型、フロッグレッグ型の搬送装置において、機構
部以外の基板を保持するアーム部のみを本発明による回
転ドラムと板バネに喚装することでも、本発明と同様に
小型で高信頼性の搬送装置とすることができるのは言う
までもない。また転がり軸受けのほか、完全非接触の磁
気軸受けを使用することで尚一層の発塵量の低減に効果
がある。
【0024】図3は本発明の別の実施例の正面図を示し
ており、図4はその右側面図を示している。回転ドラム
13a、13bの形状を円錐形としている。本形状の回
転ドラム13a、13bとすることで、回転ドラム13
a、13bから送り出される板バネは重力方向に対して
傾斜した姿勢で送り出される。この時板バネ14a、1
4bの横方向から見た断面係数は増加するため、結果的
にハンド15の剛性は高められる。尚、回転ドラム13
a、13bの頂角は90度以内とすることが望ましく、
それ以上の傾斜角とすると、板バネ14a、14bの重
力方向の剛性が低下し、搬送過程においてハンド15が
重力によってたわむことが考えられる。
【0025】図5は本発明の別の実施例の右側面図を示
しており、図6はその平面図を示している。本実施例
は、板バネの定量送り出し機構を付加したものである。
回転ドラム13a、13bに板バネを14a、14b常
に一定の力で押しつけるプーリ60を設けている点が第
1の実施例と異なる点である。プーリ60は回転自在な
転がり軸受け(図示せず)を介して真空フランジ4の真
空側4aに固定される支持軸61a、61bに支持され
る。支持軸61a、61bは、弾性変形を起こしやすい
ように局所的に細く絞った形状(ひんじ部)としてい
る。従って支持軸61a、61bをプーリ60を板バネ
14a、14bを介して回転ドラム13a、13bに押
しつけながら真空フランジ4に固定することによって、
プーリ60がひんじ部が弾性変形することで生じる反発
力によって、板バネ14a、14bを介して回転ドラム
13a、13bに押しつけられる。
【0026】尚本実施例では、支持軸の弾性変形を応用
しているが、一般的に使用されるコイルバネ、板バネな
どを使用してプーリ60を押しつけることで、より精密
にプーリ60の押しつけ力を監視できる。さらに本実施
例では、各々の回転ドラム13a、13b、板バネ14
a、14bに1つのプーリ60を使用しているが、複数
個使用しても問題はない。
【0027】本構成を採ることによって、板バネ14
a、14bは常に回転ドラム13a、13bの一端に密
着した状態で、回転ドラム13a、13bに巻き取り及
び送り出しが行われるため、正確に回転ドラム13a、
13bの回転量に応じて一定量の板バネ14a、14b
の長さの巻取り、送り出し行わることになり、より精密
なハンド15の直進移動距離の制御が行われる。
【0028】以上述べてきた実施例の他、一般的に知ら
れているように、回転ドラムの板バネを巻取る外周を曲
率を持たせたクラウン形状とすることで板バネの巻取
り、送り出し操作を繰り返し行った際に生じる可能性が
ある板バネの巻き取り位置のずれが抑制される。また、
板バネに等間隔で開孔し、その穴のピッチに対応して回
転ドラムの外周に突起物を設ける他、回転ドラムの板バ
ネを巻取る円周上を歯車(ピニオン)とし、同様に回転
ドラムに接する板バネの側面を回転ドラムのピニオンと
噛み合う歯車(ラック)形状とすることで、板バネの定
量送り出し、巻き取りが行われることは言うまでもない
が、その際しゅう動部からの塵埃の発生は避けられず、
何らかの防塵手段が必要となる。
【0029】また本実施例では、回転ドラムを上下に直
列に配した構成についてのみ示してきたが、回転ドラム
を並列に配した構成としても問題はない。この場合は以
下の構成を採る。図7は、回転ドラムを並列に配した実
施例の右側面図を示しており、図8は、その平面図を示
している。第1のモータ80の出力軸80aには、出力
軸80aの同芯円上に等間隔で永久磁石80bが固定さ
れている。出力軸80aは、回転自在な転がり軸受け
(図示せず)を介して別の駆動軸83aに支持されてい
る。第2のモータ81の出力軸81aは歯車82aが固
定されており、歯車82aは駆動軸83aに固定されて
いる歯車82bと噛み合う。歯車82a、82bの減速
比は1である。駆動軸83aの同芯円上には、等間隔で
第2の永久磁石83bが固定されている。駆動軸83a
は回転自在な転がり軸受け(図示せず)を介して、別の
駆動軸86aに支持されている。第3のモータ84の出
力軸84aは歯車85aが固定されており、歯車85a
は駆動軸86aに固定されている歯車85bと噛み合
う。歯車85a、85bの減速比は1である。駆動軸8
6aの同芯円上には、等間隔で第3の永久磁石86bが
固定されている。駆動軸86aは回転自在な転がり軸受
け6を介して、真空フランジ4の大気側4bに支持され
る。永久磁石80b、永久磁石83b、永久磁石86b
の真空フランジ4を挟んで真空側4aの各々の対向する
位置に、永久磁石80c、永久磁石83c、永久磁石8
6cを永久磁石80b、永久磁石83b、永久磁石86
bと各々独立に磁気回路を形成するように配置する。永
久磁石80c、永久磁石83cは、歯車87a、歯車8
8aに保持する。歯車87aは回転自在な転がり軸受け
6を介して歯車88aに支持されており、歯車88aは
回転自在な転がり軸受け6を介して永久磁石86cを保
持しているテーブル89に支持される。テーブル89
は、回転自在な転がり軸受け6を介して、真空フランジ
4の真空側4aに支持される。歯車87a、歯車は88
a、回転ドラム90a、回転ドラム90bの円周に設け
ている歯車87b、歯車88bと噛み合っており、回転
ドラム90a、回転ドラム90bは各々回転自在な転が
り軸受け6を介してテーブル89に支持される。歯車8
7a、87b、歯車88a、88bの減速比は1であ
る。歯車87a、歯車は88a、歯車88a、88bは
防塵のためのカバ93ーで密閉している。図1の実施例
と同様に、板バネ91a、91bの一端を回転ドラム9
0a、90bの円周に固定し、もう一端をハンド92に
固定する。
【0030】基板1の直進移動は、第1のモータ80、
第2のモータ81を同じ方向に駆動し出力軸80aと駆
動軸83aを互いに逆方向に回転させ、第3のモータ8
4は静止状態を保持する。出力軸80a、駆動軸83a
の回転に伴い、永久磁石80bと永久磁石80c、永久
磁石83bと永久磁石83cの間に回転磁界が生じる。
その結果出力軸80a、駆動軸83aの回転に同期して
真空側4aの永久磁石80c、永久磁石83cを保持し
ている歯車87a、歯車88aが回転し、従って回転ド
ラム90a、回転ドラム90bが互いに逆方向に回転す
る。各々の回転ドラム90a、90bの回転に従い、各
々の回転ドラム90a、90bの円周上に締結された各
々の板バネ91a、91bは、各々の回転ドラム90
a、90bの外周に巻取られる。その結果、回転ドラム
90a、90bに巻取られた長さの量に比例して、板バ
ネ91a、91bのもう一方の端に取付けてあるハンド
92が、出力軸80aの回転中心とハンド92の中心を
結ぶ中心線に沿って歯車87a側に直進移動する。逆に
ハンド92の展開は、各々のモータ80、81を逆方向
に回転することによって各々の回転ドラム90a、90
bに巻取られていた板バネ91a、91bが回転ドラム
90a、90bの回転量に応じて送り出されることで行
われる。
【0031】基板1の旋回移動は、第1のモータ80、
第2のモータ81、第3のモータ84を所望の旋回方向
に同速度、同回転量を同期して回転する。各々のモータ
80、81、84の動力は、前述したように永久磁石8
0b、83b、86bと永久磁石間80c、83c、8
6cに生じる回転磁界によって真空側4aに伝達され、
回転ドラム90a、90bとテーブル89を同方向に同
期させて同じ回転量回転することで、ハンド92は旋回
開始時の姿勢を保持した状態で360度の任意方向に回
転移動できる。ところで一般的に搬送装置が納められる
搬送容器と、成膜などのプロセスが行われる処理室の間
には圧力遮蔽用の弁が設けられている。本構成を採るこ
とで、弁の開口部の大きさは、上下方向は板バネの幅、
左右方向は搬送する基板の直径が通過するだけの空間
(容量)があれば可能となる。従って、より小型の弁の
使用が可能となり、また搬送の際に生じる処理室のガス
の搬送装置への逆流、または処理室の圧力変動、及びそ
れに伴う塵埃の相互拡散の抑制に効果がある。
【0032】尚本実施例に、前述してきた第1の実施
例、第2の実施例、第3の実施例、第4の実施例を組み
合わせて使用しても問題はないことは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上述べてきた構成を採ることによっ
て、基板を保持し展開するハンド及びアームには転がり
軸受けなどの一切のしゅう動機構を持たないため、ハン
ド及びアーム部からの発塵による基板の汚染が皆無な、
大きく自由度の高い展開率を有する、安価で小型の低発
塵搬送装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の搬送装置の正面図である。
【図2】本発明の一実施例の搬送装置の平面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す基板搬送装置の正
面図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す基板搬送装置の右
側面図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す基板搬送装置の右
側面図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示す基板搬送装置の平
面図である。
【図7】本発明の第5の実施例を示す基板搬送装置の右
側面図である。
【図8】本発明の第5の実施例を示す基板搬送装置の平
面図である。
【図9】従来の基板搬送装置の正面図である。
【図10】従来の基板搬送装置の正面図である。
【図11】従来の基板搬送装置の平面図である。
【符号の説明】
1...基板、2...機構部、3...アーム部、4...真空フ
ランジ、4a...真空側、4b...大気側、5...モー
タ、5a...出力軸、5b....永久磁石、5c....永久
磁石、6...転がり軸受け、10...モータ、10a...
出力軸、10b....永久磁石、10c....永久磁石、1
1a...歯車、11b...歯車、12...駆動軸、13
a...回転ドラム、13b...回転ドラム、14a...板
バネ、14b...板バネ、15...ハンド、60...プー
リ、61a...支持軸16、61b...支持軸、80...
モータ、80a...出力軸、80b....永久磁石、80
c....永久磁石、81...モータ、81a...出力軸、8
2a...歯車、82b...歯車、83a...駆動軸、83
b....永久磁石、83c....永久磁石、84...モー
タ、84a...出力軸、85a...歯車、85b...歯
車、86a...駆動軸、86b....永久磁石、86
c....永久磁石、87a...歯車、87b...歯車、88
a...歯車、88b...歯車、89...テーブル、90
a...回転ドラム、90b...回転ドラム、91a...板
バネ、91b...板バネ、92...ハンド、93...カバ
ー、100...駆動部、101...駆動源、102...駆
動源、103...アーム部、104...磁性粒体シール、
105...容器、106..転がり軸受け、107..転が
り軸受け、108..転がり軸受け、109..転がり軸受
け、110...第1のアーム、111...プーリ、110
a...回転軸、111...プーリ、112...ベルト、1
20...第2のアーム、120a...回転軸、130...
第3のアーム、130a...回転軸、140a...板バ
ネ、140b....板バネ、141...ハンド、142...
駆動源、143...駆動源、142a...駆動軸、143
a...駆動軸、144a...回転アーム、144b...回
転アーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金友 正文 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 鈴木 高道 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 伊東 徹雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特殊な雰囲気を保持する容器と、前記容器
    の内部に、被搬送物と、前記被搬送物を保持するハンド
    と、単一の回転自在な回転軸受けを介して支持される回
    転自在な円筒形状の回転ドラムを少なくとも二つ以上有
    し、前記ハンドと、前記各々の回転ドラムの円周上にお
    よそ対称となる姿勢で接続する一対のアームを有し、前
    記アームの全てもしくはその一部が少なくとも一つ以上
    の板状の弾性材料から成り、前記回転ドラムの回転運動
    を、前記容器外に置かれた駆動源の出力軸の一端の円周
    上に配された永久磁石と、前記永久磁石と前記容器の隔
    壁を挟んで対向する前記容器の内側の位置に、前記永久
    磁石と磁気回路を形成するように前記回転ドラムに保持
    した第2の永久磁石で行われる低発塵基板搬送装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の低発塵基板搬送装置が、
    1.3×10-5Pa以下の真空領域で動作が可能である
    ことを特徴とする請求項1記載の低発塵基板搬送装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の低発塵基板搬送装置が、前
    記永久磁石のキューリー点以下の温度領域で動作が可能
    であることを特徴とする請求項1記載の低発塵基板搬送
    装置。
  4. 【請求項4】請求1項記載の低発塵基板搬送装置におい
    て、前記回転ドラムの直径が、前記回転ドラムを前記回
    転ドラムの中心軸、もしくは前記中心軸に平行な軸を中
    心に回転駆動し、前記アームが前記回転ドラムの円周に
    巻き取られた際に前記アームに生じる応力が、前記アー
    ムを形成する弾性材料の許容弾性応力以下となることを
    特徴とする請求項1記載の低発塵基板搬送装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の低発塵基板搬送装置におい
    て、前記回転ドラムの円周面が任意の角度傾斜した円錐
    形状であることを特徴とする請求項1記載の低発塵基板
    搬送装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の低発塵基板搬送装置におい
    て、前記回転ドラムへの前記アームの定量巻取り機構を
    具備したことを特徴とする請求項1記載の低発塵基板搬
    送装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載の低発塵基板搬送装置におい
    て、請求項6記載の定量巻き取り機構が、前記回転ドラ
    ムの円周の一端に前記アームを介して置かれる回転自在
    なプーリを少なくとも一つ以上具備し、前記プーリの外
    周が前記アームを介して前記回転ドラムに任意の圧力で
    密着していることを特徴とする請求項1記載の低発塵基
    板搬送装置。
  8. 【請求項8】請求項1記載の低発塵基板搬送装置におい
    て、前記板バネが、重力方向に対して任意の角度傾斜し
    て前記ハンドに固定されることを特徴とする請求項1記
    載の低発塵基板搬送装置。
JP31629394A 1994-12-20 1994-12-20 低発塵基板搬送装置 Pending JPH08172122A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111342307A (zh) * 2020-03-16 2020-06-26 李孝娥 智能型防电源线反接的墙面插座

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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