JPH08170340A - 柱脚構造及び柱脚工法 - Google Patents
柱脚構造及び柱脚工法Info
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- JPH08170340A JPH08170340A JP6314608A JP31460894A JPH08170340A JP H08170340 A JPH08170340 A JP H08170340A JP 6314608 A JP6314608 A JP 6314608A JP 31460894 A JP31460894 A JP 31460894A JP H08170340 A JPH08170340 A JP H08170340A
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Abstract
減、柱鉄骨の支持強度の向上並びに柱脚の構築作業工程
の削減である。 【構成】 地中に形成される基礎1の上に、柱鉄骨40
の下端部を設置してなる柱脚構造及び柱脚工法である。
下端折曲部25aを有すると共に柱断面形状に応じた所
定の配列で基礎コンクリート24内に内蔵される複数の
柱主筋25を、基礎コンクリート天端面より上方に突出
させ、該柱主筋25の上方突出部25bに、柱鉄骨40
の下端ベースプレート41を結合する。結合手段として
は、柱主筋突出部25bに設けたおねじ部34に締付ナ
ット49を螺着したり、あるいは、柱主筋突出部25b
にかしめ部37を設ける。
Description
鉄骨下端部を設置してなる柱脚構造及び柱脚工法に関す
る。
略図であり、建物の外形に沿って、間隔をおいて多数の
基礎1が構築されると共に、各基礎1間を結合する地中
梁2が同時に構築されている。
その上の柱型となる基礎コンクリート5とから凸型に形
成され、基礎コンクリート5の上側に、それぞれ柱用の
柱鉄骨を設置して柱脚を構成する。柱脚構造及び柱脚工
法としては、柱鉄骨を基礎1の上に剛直に固定する固定
柱脚方式と、ピンを介してある程度回動可能に連結する
ピン柱脚方式とがある。
の梁で支えることになるので、基礎は小形化できるが、
梁自体が大形化し、それによる地上における梁鉄骨重量
等が増加し、地上における作業に手間がかかる。
になるので、柱間の梁を軽量小形にすることができる。
図10にその固定柱脚の従来例を示す。
主筋6と共に複数のアンカーボルト8が内蔵されてい
る。柱主筋6は下端折曲部6aを有すると共に、上方か
ら見て矩形状に配列されてフープ筋7により結束され、
柱主筋6全体はその上端縁まで含めて基礎コンクリート
5内に埋め込まれている。アンカーボルト8は、例えば
8本配置されると共に支持フレーム9に支持されてお
り、その上端部が基礎コンクリート5の天端面11から
上方へ突出し、該突出部にナット13により柱鉄骨12
のベースプレート14を結合している。フレーム9は、
アンカーボルト8を所定間隔に保持すると同時に、上方
への引っ張りに対して有効に作用する。
筋6と共に、柱鉄骨結合用のアンカーボルト8及びその
支持フレーム9を基礎1内に内蔵していると、材料費が
かかると共に基礎1の重量が増加して大形化し、アンカ
ーボルト設置のための基礎構築作業の工程も増え、建築
コストが高くなる。
の梁主筋(図示せず)が配設されるが、基礎1内にアン
カーボルト8及びその支持フレーム9が存在している
と、梁主筋配置スペースが大幅に制限されてしまい、梁
主筋の配筋作業に非常に手間がかかる。梁主筋を湾曲さ
せて基礎内に配置しなければならない場合も生じる。
に請求項1記載の発明は、地中に形成される基礎の上
に、柱鉄骨の下端部を設置してなる柱脚構造において、
柱断面形状に応じた所定の配列で基礎コンクリート内に
内蔵される複数の柱主筋を、基礎コンクリート天端面よ
り上方に突出させ、該柱主筋の上方突出部に、柱鉄骨の
下端ベースプレートを結合している。
結合構造を簡素化するために、請求項1記載の発明にお
いて、ベースプレートには、各柱主筋に対応する柱主筋
挿通孔を形成し、該柱主筋挿通孔に挿通された柱主筋の
突出部に、ベースプレートを押さえ付けるかしめ部を形
成している。
節を簡単かつ正確に行えるようにするために、請求項1
記載の柱脚構造において、ベースプレートには、柱主筋
に対応する柱主筋挿通孔を形成し、柱主筋の上方突出部
の外周側におねじ部を設け、柱主筋挿通孔に挿通された
前記おねじ部に、ベースプレートを押さえ付けるナット
を螺着している。
結合を一層強固にすると共に柱鉄骨の垂直度調節を簡単
かつ正確に行えるようにするために、請求項1記載の柱
脚構造において、ベースプレートには、各柱主筋に対応
する柱主筋挿通孔を形成し、該柱主筋挿通孔に挿通され
た柱主筋のうち、一部の柱主筋の突出部には外周側にお
ねじ部を設け、該おねじ部にはベースプレートを押さえ
付けるナットを螺着し、他の柱主筋の突出部には、ベー
スプレートを押さえ付けるかしめ部を形成している。
脚を形成する工法であり、柱主筋の上端を基礎コンクリ
ートの天端面から突出させた状態で建物の基礎を形成
し、柱鉄骨の下端ベースプレートの柱主筋挿通孔に柱主
筋の上端突出部を挿入し、柱主筋の突出部をベースプレ
ートに結合する。
の柱脚を形成する工法であり、柱主筋の上端を基礎コン
クリートの天端面から突出させた状態で建物の基礎を形
成し、柱鉄骨の下端ベースプレートの柱主筋挿通孔に柱
主筋の上端突出部を挿入し、柱主筋の突出部をかしめる
ことにより、ベースプレートを柱主筋に結合する。
の柱脚を形成する工法であって、かしめ作業による柱鉄
骨の固定を、簡単かつ正確に行えるようにするために、
柱主筋の上端を基礎コンクリートの天端面から突出させ
た状態で建物の基礎を形成し、柱鉄骨の下端ベースプレ
ートの柱主筋挿通孔に柱主筋の上端突出部を挿入すると
共に各挿通孔の上側には上方にゆくに従い拡径するテー
パー孔を有するかしめ台座を載せ、柱主筋の突出部をか
しめることにより、テーパー孔に嵌着する円錐部を有す
るかしめ部を形成して、ベースプレートを柱主筋に結合
する。
の柱脚を形成する工法であって、柱鉄骨の垂直度調節を
簡単かつ正確に行えるようにするために、柱主筋の上端
を基礎コンクリートの天端面から突出させた状態で建物
の基礎を形成し、柱主筋の下端ベースプレートの柱主筋
挿通孔に柱主筋の上端突出部を挿入し、柱主筋の突出部
の外周側に設けられたおねじ部にナットを螺着すること
により、ベースプレートを柱主筋に結合する。
の柱脚を形成する工法であって,柱鉄骨と柱主筋の結合
を一層強固にすると共に柱鉄骨の垂直度調節を簡単かつ
正確に行えるようにするために、柱主筋の上端を基礎コ
ンクリートの天端面から突出さた状態で基礎を形成し、
柱主筋の下端ベースプレートの柱主筋挿通孔に柱主筋の
上端突出部を挿入し、一部の柱主筋の突出部の外周側に
設けられたおねじ部にナットを螺着することにより、柱
鉄骨の垂直度を調節し、続いて他の柱主筋の突出部をか
しめることにより、ベースプレートを柱主筋に結合す
る。
た建物の柱脚を示しており、前述の図3で示している基
礎1、地中梁2、ベースコンクリート4及び基礎コンク
リート5の各符号については、従来技術の説明の場合と
同様の符号を付している。
穴の底面には、下層から順にぐり石層20及び捨てコン
クリート層21が形成され、該捨てコンクリート層21
の上面に、基礎1が形成されている。
と上部の柱型となる基礎コンクリート5により凸形に一
体成形され、同時に地中梁2も一体に形成されている。
字形に形成された多数のベース筋26と、下端に水平な
折曲部25aを有する複数の柱主筋25が配置されてい
る。ベース筋26は上方から見て格子状に配置されると
共にフープ筋27により結束されている。柱主筋25
は、基礎コンクリート5の水平断面域内に収まるように
ベース筋26の内側位置に配置されると共に、下端折曲
部25aが外方に向く姿勢で配置され、ベースコンクリ
ート4内の下端部分から垂直上方に延び、基礎コンクリ
ート5内を通過し、天端面29から無収縮モルタル層3
0を経て、上方に突出している。すなわち、天端面29
及び無収縮モルタル層30から上方へ突出する突出部2
5bを有している。
見て、柱型の基礎コンクリート5の外形に沿うように矩
形状に配列されており、該実施例では、16本配置さ
れ、図1のように複数の矩形状フープ筋31により所定
のカゴ形に結束されている。
(図1の右側に示す柱主筋)25の外周には、ボンド層
32を介して筒状のスリーブアンカー33が嵌着されて
おり、該スリーブアンカー33の下端部には、環状フラ
ンジ状の定着座35が溶着され、上部外周面にはおねじ
部34が形成されている。
の上端部には、上方に行くに従い拡径する円錐面37a
を有するかしめ部37が形成されている。
は、一定の高さの前記無収縮モルタル層30が形成さ
れ、該無収縮モルタル層30の上に柱鉄骨40の下端ベ
ースプレート41が載置され、前記スリーブアンカー3
3及び柱主筋25のかしめ部37により、柱主筋25に
剛直に結合されている。
構造を詳しく説明する。ベースプレート41には、各柱
主筋25に対応する位置に柱主筋挿通孔42が形成され
ており、かしめ部37を有する柱主筋25に対応する柱
主筋挿通孔(図1の左側に示す孔)42の径は、柱主筋
25の径に対して一定の誤差調整用の間隙Sを有する大
きさとなっており、また、該挿通孔42の上側には、上
方にゆくに従い拡径するすりばち状テーパ孔46aを有
するかしめ台座46が溶着されている。
25に対応する柱主筋挿通孔(図1の右側の孔)42の
径は、スリーブアンカー33の外周面に対して誤差調整
用の一定の間隙Sを有する大きさとなっている。
は、対応する柱主筋挿通孔42を上方に通過し、スリー
ブアンカー33の外周側のおねじ部34には締付ナット
49が螺着されてベースプレート41を下方へ締め付け
ており、一方、残りの柱主筋25のかしめ部37は、そ
の円錐面37aがかしめ台座46のテーパ孔46aに一
定の強い圧力で嵌合すると共に上端傘状部分37bがか
しめ台座46の上端面を下方へ押し付けている。
ねじ部34とナット49との締付構造及びテーパ嵌合を
利用したかしめ部37によるかしめ構造により、柱主筋
25と柱鉄骨40のベースプレート41を剛直に結合
し、柱鉄骨40のベースプレート41を基礎コンクリー
ト5の上に、無収縮モルタル層30を介して剛直に固定
している。
工法の一例を説明する。
削した穴の底部にぐり石を敷いてぐり石層20を形成
し、その上に捨てコンクリート層21を形成する。ま
た、基礎1を構築する場所には、コンクリート等の地盤
強化用の地中杭50が形成されている。
状で、垂直断面が上向きコの状に組み立てられており、
また柱主筋25は、水平断面が矩形状の中空柱状に組み
立てられている。ベース筋26及び柱主筋25として
は、外周面に螺旋状あるいはその他の模様の凸部を有す
る異径鉄筋を使用している。
複数のサイコロ台60を介してベース筋26の組立体を
設置し、該ベース筋26の組立体上の所定位置に柱主筋
25の組立体を設置する。
端に環状フランジ状の定着座35を一体に有するスリー
ブアンカー33を嵌合しておく。スリーブアンカー33
は上部の外周面におねじ部34を有しており、該おねじ
部34には、落下防止兼コンクリート避用のキャップ5
1を螺着あるいは嵌着している。キャップ51の奥底面
を柱主筋25の頂面に係合することにより、スリーブア
ンカー33を所定の高さに仮りに保持しておく。
主筋25の外周面との間に、ボンド注入が可能な程度の
若干の間隙を有するように柱主筋25に被せる。
3の上部には、柱主筋同士の間隔を所定間隔に正確に位
置決めするための位置決め治具61をはめ込み、クラン
プなどの適宜の仮止め金具により固定する。
を、前記柱主筋の間に配筋する。
梁主筋をすべて組み込んだ後、基礎用及び地中梁用のコ
ンクリート型枠を設置し、コンクリートを打設して、仮
想線で示すようにベースコンクリート4、基礎コンクリ
ート5及び地中梁2を一体に形成する。この場合、柱主
筋25及びスリーブアンカー33は基礎コンクリート5
の天端面29から一定高さ上方に突出している。
ート5の天端面29と同じレベルLまで土を埋め戻す。
6のように、基礎コンクリート5の天端面29に、柱鉄
骨心の位置決め用に十字形に墨Bを打つと共に、その中
心部分にレベル調整用モルタル台62を、図5のように
たとえば鏡餅状に形成する。該モルタル台62の頂面6
2aは、地上梁の水平を保つべく柱鉄骨の高さの基準面
となるので、全部の基礎1のモルタル台頂面62aが同
一レベルに揃うように、こて等により所定高さに正確に
仕上げる。また、四隅の梁主筋25のキャップ51を外
す。
ーン等で吊り下げて、ベースプレート41の各柱主筋挿
通孔42に各柱主筋25及びスリーブアンカー33を挿
通させると共にレベル調整用モルタル台62の上に載せ
る。
端おねじ部34に締付ナット49を螺着して、柱鉄骨4
0を仮止めする。
梁53を組み付け、任意の柱鉄骨40に垂直度調節用の
トラワイヤー59等を概ね対角線状に張設して、ターン
バックル等の機構によりトラワイヤー59の張力を調節
すると共に、図7のナット49の締付量を調節すること
により、柱鉄骨40の垂直度及び梁鉄骨53の水平度を
調節する。
外の柱主筋25の上方突出部25bに、上方に行くに従
い拡径するテーパー孔46aを有数するかしめ台座46
をそれぞれ嵌め込んでベースプレート41上に載せ置
く。
らかくし、適宜の押圧用工具により、下方に圧縮するこ
とにより、かしめ部37を形成する。かしめ部37は、
テーパー孔46a内で圧し広げられて該孔46aにテー
パ圧接嵌合する円錐部37aと、該円錐部37aの上部
に形成されてかしめ台座46の上端面に係合する傘状部
37bとが一体に形成される。この工程において、前記
のようにかしめ部37はテーパー嵌合構造となっている
ことにより、かしめ部37を成形するに従い、台座46
は柱主筋25と同心となるように、遊びSの範囲内で自
動的に位置決めされ、上記遊びSの範囲内で製造誤差が
吸収される。
の間の隙間に無収縮モルタルを充填して、図1のように
無収縮モルタル層30を形成し、同時に、スリーブアン
カー33と柱主筋25との隙間にボンドを注入すること
により、ボンド層32を形成して、スリーブアンカー3
3と柱主筋25とを剛直に結合する。
により行う柱脚構造あるいは柱脚工法とすることもでき
る。
すべて柱主筋の上端突出部に設けられたおねじ部とこれ
に螺合するナットにより行う柱脚構造あるいは柱脚工法
とすることもできる。
構造あるいは工法として、図1のように柱主筋とは別体
のスリーブアンカーを固着する代わりに、柱主筋の上端
突出部に直接おねじを刻設し、これにナットを螺着する
ことも可能である。
共にこれを取り囲む柱主筋を設置するような場合には、
基礎1の柱主筋25の上端部に、前述のようにベースプ
レート41を結合すると共に、鉄骨回りの柱主筋の下端
部を結合する。具体的な結合構造としては、図1の締付
ナット49をロングナットとして、該ロングナットによ
りベースプレートを締め付けると共に、該ロングナット
の上半部分に鉄骨回りの柱主筋の下端部を螺着する。
鉄骨40のベースプレート41を結合することにより、
柱鉄骨40を固定するので、アンカーボルトを設ける必
要がなくなり、基礎1の材料コストを節約できると共
に、重量の軽減及び小形化を達成でき、また、基礎1の
構築作業工程も減らすことができる。
ることにより、基礎コンクリート打設前の配筋作業にお
いて、柱主筋25等と交叉する地中梁用の梁主筋の配置
スペースを容易に確保することができ、配筋作業が容易
になる。
強固に基礎内に埋め込まれる柱主筋25に、柱鉄骨40
のベースプレート41を結合するので、従来のようにア
ンカーボルトに結合する場合に比べて、柱鉄骨40の支
持強度が向上し、またこれにより、地上梁を一層小形軽
量化することが可能になる。
柱主筋25に形成されるかしめ部37により、柱主筋2
5と柱鉄骨40とを結合するようにすると、結合構造が
簡素化できる。
柱主筋25の上方突出部25bの外周側におねじ部34
を設け、該おねじ部34に、ベースプレート41を押さ
え付けるナット49を螺着することにより、柱鉄骨40
と柱主筋25を結合するようにすると、柱鉄骨40の垂
直度調節を簡単かつ正確に行えるようになる。
一部柱主筋25に形成したかしめ部37による結合と、
他の柱主筋25に設けたおねじ部34にナット49を螺
着することによる結合とを併用するようにすると、柱鉄
骨40と柱主筋25の結合を一層強固にできると共に柱
鉄骨40の垂直度調節も簡単かつ正確に行える。
筋25の上端を基礎コンクリート5から上方に突出させ
た状態で建物の基礎1を形成し、柱鉄骨40の下端ベー
スプレート41の柱主筋挿通孔42に柱主筋25の上端
突出部25bを挿入すると共に各挿通孔42の上側には
上方にゆくに従い拡径するテーパー孔46aを有するか
しめ台座46を載せ、柱主筋25の突出部25bをかし
めることにより、テーパー孔46aに嵌着する円錐部3
7aを有するかしめ部37を形成して、ベースプレート
41を柱主筋25に結合するようにすると、かしめ作業
による柱鉄骨40の固定を、簡単かつ正確に行えるよう
になる。
の縦断面図である。
工法の配筋工程時の縦断面図である。
面図である。
面図である。
図である。
縦断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 地中に形成される基礎の上に、柱鉄骨の
下端部を設置してなる柱脚構造において、柱断面形状に
応じた所定の配列で基礎コンクリート内に内蔵される複
数の柱主筋を、基礎コンクリートより上方に突出させ、
該柱主筋の上方突出部に、柱鉄骨の下端ベースプレート
を結合していることを特徴とする柱脚構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の柱脚構造において、ベー
スプレートには、各柱主筋に対応する柱主筋挿通孔を形
成し、該柱主筋挿通孔に挿通された柱主筋の突出部に、
ベースプレートを押さえ付けるかしめ部を形成している
ことを特徴とする柱脚構造。 - 【請求項3】 請求項1記載の柱脚構造において、ベー
スプレートには、柱主筋に対応する柱主筋挿通孔を形成
し、柱主筋の上方突出部の外周側におねじ部を設け、柱
主筋挿通孔に挿通された前記おねじ部に、ベースプレー
トを押さえ付けるナットを螺着していることを特徴とす
る柱脚構造。 - 【請求項4】 請求項1記載の柱脚構造において、ベー
スプレートには、各柱主筋に対応する柱主筋挿通孔を形
成し、該柱主筋挿通孔に挿通された柱主筋のうち、一部
の柱主筋の突出部には外周側におねじ部を設け、該おね
じ部にはベースプレートを押さえ付けるナットを螺着
し、他の柱主筋の突出部には、ベースプレートを押さえ
付けるかしめ部を形成していることを特徴とする柱脚構
造。 - 【請求項5】 柱主筋の上端を基礎コンクリートから上
方に突出させた状態で建物の基礎を形成し、柱鉄骨の下
端ベースプレートの柱主筋挿通孔に柱主筋の上端突出部
を挿入し、柱主筋の突出部をベースプレートに結合する
ことを特徴とする柱脚工法。 - 【請求項6】 柱主筋の上端を基礎コンクリートから上
方に突出させた状態で建物の基礎を形成し、柱鉄骨の下
端ベースプレートの柱主筋挿通孔に柱主筋の上端突出部
を挿入し、柱主筋の突出部をかしめることにより、ベー
スプレートを柱主筋に結合することを特徴とする柱脚工
法。 - 【請求項7】 柱主筋の上端を基礎コンクリートから上
方に突出させた状態で建物の基礎を形成し、柱鉄骨の下
端ベースプレートの柱主筋挿通孔に柱主筋の上端突出部
を挿入すると共に各挿通孔の上側には上方にゆくに従い
拡径するテーパー孔を有するかしめ台座を載せ、柱主筋
の突出部をかしめることにより、テーパー孔に嵌着する
円錐部を有するかしめ部を形成して、ベースプレートを
柱主筋に結合することを特徴とする柱脚工法。 - 【請求項8】 柱主筋の上端を基礎コンクリートから上
方に突出させた状態で建物の基礎を形成し、柱主筋の下
端ベースプレートの柱主筋挿通孔に柱主筋の上端突出部
を挿入し、柱主筋の突出部の外周側に設けられたおねじ
部にナットを螺着することにより、ベースプレートを柱
主筋に結合することを特徴とする柱脚工法。 - 【請求項9】 柱主筋の上端を基礎コンクリートから上
方に突出さた状態で基礎を形成し、柱主筋の下端ベース
プレートの柱主筋挿通孔に柱主筋の上端突出部を挿入
し、一部の柱主筋の突出部の外周側に設けられたおねじ
部にナットを螺着することにより、柱鉄骨の垂直度を調
節し、続いて他の柱主筋の突出部をかしめることによ
り、ベースプレートを柱主筋に結合することを特徴とす
る柱脚工法。
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