JPH08170029A - 沈降シリカ充填剤の処理方法 - Google Patents

沈降シリカ充填剤の処理方法

Info

Publication number
JPH08170029A
JPH08170029A JP7186098A JP18609895A JPH08170029A JP H08170029 A JPH08170029 A JP H08170029A JP 7186098 A JP7186098 A JP 7186098A JP 18609895 A JP18609895 A JP 18609895A JP H08170029 A JPH08170029 A JP H08170029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filler
silica
treating
monovalent hydrocarbon
treating agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7186098A
Other languages
English (en)
Inventor
Theresa A Garafalo
テレサ・アン・ガラファロ
Robert Augustine Smith
ロバート・オーガスティン・スミス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPH08170029A publication Critical patent/JPH08170029A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K9/00Use of pretreated ingredients
    • C08K9/04Ingredients treated with organic substances
    • C08K9/06Ingredients treated with organic substances with silicon-containing compounds
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
    • Y10T428/2982Particulate matter [e.g., sphere, flake, etc.]
    • Y10T428/2991Coated
    • Y10T428/2993Silicic or refractory material containing [e.g., tungsten oxide, glass, cement, etc.]
    • Y10T428/2995Silane, siloxane or silicone coating

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱硬化性及び室温硬化性シリコーンゴムの物
理的性質の諸特性組合せを改善するために、充填剤、好
ましくは沈降シリカ充填剤、を処理する方法及び本発明
の方法によってかく処理されたシリカ充填剤を含有して
なる室温硬化性ゴム組成物が提供される。 【構成】 本発明はシリカ充填剤を長鎖炭化水素分子部
分を含むオルガノシランで処理し、ついでそれをシラザ
ン誘導体で処理する方法を含んでなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱硬化性及び室温硬化性
シリコーンゴムの物理的性質の諸特性組合せを改善する
ための沈降シリカ充填剤の処理方法に関する。特に本発
明は室温硬化性シリコーンゴムの物理的性質の諸特性組
合せを改善するための沈降シリカ充填剤の処理方法及び
本発明の方法によって処理されたシリカ充填剤を含有し
てなる室温硬化性シリコーンゴムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまで、シリカ充填剤を配合したエラ
ストマー及びゴムの物理的性質の諸特性組合せを改善す
るためにシリカ充填剤を処理する試みはいくつか提案さ
れている。未硬化状態では低い粘度及び高い施工速度又
は流量をもつゴムに、硬化状態では高い引裂強さを付与
する充填剤を開発することは現在も引き続き渇望されて
いる。室温硬化性シリコーンゴム組成物中に使用される
種々の架橋剤はより低い架橋密度をもつ硬化ゴムを生成
するであろうが、架橋密度の調節は高い引裂強さ値に寄
与する主要な因子であるとは思われない。むしろ、高い
引裂強さ値及び低い粘度をともに具備する室温硬化性シ
リコーンゴムを取得するための主たる必要条件は適切な
補強充填剤を選定することであると考えられる。これら
の要求を満たす室温硬化性シリコーンゴム用のもっとも
適切な補強充填剤は種々の型の高表面積シリカ、特に沈
降シリカ及びヒュームドシリカである。
【0003】多くの製造業者から取得し得るヒュームド
シリカ又は沈降シリカは一般に0.10ないし5.00
重量%程度の水又はそれに相当する水を表面ヒドロキシ
ル基として含有する。かゝる水和シリカ充填剤を熱硬化
性又は室温硬化性シリコーンゴム中に充填剤として使用
するとゴム又はエラストマーマトリックス内部での充填
剤の構造体化による不都合が生ずる。このシリカを適当
な焼成によって脱水すると相互に塊状化する傾向をもつ
粉末を生成する、すなわちそれはもはや自由流動性粉末
ではなくなってしまう。したがって、かゝる焼成シリカ
充填剤は処理がきわめて困難であった。さらに、かゝる
焼成シリカ充填剤は極端に吸湿性であるので、該焼成シ
リカの取扱いには通常特別の注意が必要であった。
【0004】Lucasの米国特許第2,938,00
9号明細書に開示されている改良はシリカ充填剤を環式
シロキサンで処理することからなる。この処理工程中
に、環式シロキサンはシリカの表面ヒドロキシル基と化
学的に反応するであろう。これはシリカ充填剤のヒドロ
キシル基間の相互縮合を阻止するに役立ち、それによっ
てゴム又はエラストマー内部での充填剤の構造体化を抑
制する。しかしながら、さらに後になって、表面ヒドロ
キシル基の一部のみがこの処理方法によって不活性化さ
れるものであることが判明した。
【0005】その後に提案された処理法はシリカ充填剤
をアルコキシ−ヒドロキシシリコーン及びアミンの組み
合わせを用いて処理するものであった。この処理技術を
超える改良法はシリカ充填剤の同時処理を分割して、ま
ずシリカ充填剤をアンモニア又はアミンで処理する第一
工程と該シリカ充填剤をシリコーン誘導体で処理する第
二工程とからなるものであった。
【0006】シリカ充填剤を処理する種々の方法による
別の改良はより複雑な処理工程を伴うものである。かゝ
る改良法の一つは米国特許第3,635,743号明細
書に開示されており、それは補強シリカ充填剤をまずア
ンモニアで処理し、ついでヘキサメチルジシラザンで処
理するものである。ヘキサメチルジシラザンによる処理
は高いジュロメーター硬度及び硬化前に高い粘度をもつ
シリカ充填剤配合ゴム組成物を提供するために特に有効
である。まずアンモニアで処理し、ついでヘキサメチル
ジシラザンで処理したシリカ充填剤を含有する未硬化ゴ
ムは典型的には非ニュートン流れ性能をもつことを特徴
とする。
【0007】スチレンブタジエンゴム等のような構造体
目的のための充填剤配合熱可塑性重合体の使用は鉱物質
充填剤物質をある特定の有機化合物のきわめて薄い層で
処理することによって促進された。Brownscom
beの米国特許第4,425,384号明細書に教示さ
れるごとく、表面処理剤を含んでなる有機化合物は一端
では該化合物が充填剤の表面と共有結合様式で結合する
ように反応性でありそして表面処理分子の他端は補強さ
れる重合体と類似の性質をもつことによって表面処理分
子部分の重合体状の端部が補強される重合体と“あたか
もセグメントが重合体の一部であるかのように”相互作
用する。Brownscombeの米国特許第4,42
5,384号明細書に教示されるごとく、表面処理分子
部分又は有機化合物は充填剤の表面と化学的に結合する
べき“酸素−反応性”端部をもたなければならない。B
rownscombeの米国特許第4,425,384
号明細書は鉱物質充填剤物質の表面への表面処理分子部
分の化学的結合を教示しているが、Brownscom
beの表面処理剤の分子構造の他の部分は該部分が表面
処理された充填剤によって補強される重合体と相互作用
するように重合体状である。
【0008】シリカ充填剤の場合には、該充填剤と配合
されるゴムの引裂強さ及び粘度を予測するであろう既知
の試験法は存在しない。シリカは当初は平方ナノメータ
ー当たり4.8個のSiOH基ないし12.0個のSi
OH基の範囲にある特定の水和度をもつ。一般に、適切
な化学的処理によって表面シリルヒドロキシル基(Si
OH)の効果を改善することが望ましい。表面ヒドロキ
シル基はシリカに親水性を付与する。親水性シリカは良
好な乾燥剤であり、容易に水和される。化学的に適切な
表面処理は親水性シリカ表面の疎水性表面への転化を達
成し得る。シリカ表面が疎水性を付与された場合には、
かゝる疎水性化されたシリカは一般に、かゝる充填剤を
配合する室温硬化性(RTV)ゴムの物理的性質の諸特
性組合せにある型の改良を与える(たとえば、“Sil
icone ElastomerDevelopmen
ts”,1967−1977,Warickら,Rub
ber Chemistry and Technol
ogy,RubberReviews,July−Au
gust,1979,Vol.52(3),ISSN0
035−9475参照)。
【0009】シリカ充填剤の表面の親水性又は疎水性を
測定するためにはいくつかの手段が存在し、それらの中
には水混和性試験、水−メタノール溶剤配合物を使用す
る溶解度試験、ならびにシリカ表面を被覆している有機
物質の量を測定するための種々の強熱減量試験がある。
これらの試験は表面処理の程度を評価するものである
が、これらはゴムを任意所与の処理された又は非処理の
充填剤と配合した場合に得られるゴムの物理的性質の諸
特性組合せを予想し得るものではない。
【0010】種々のプラスチック、熱可塑性樹脂、エラ
ストマー及びゴムへの適用のためにケイ酸質充填剤を処
理することについて教示する方法は現在までにいくつか
知られている。しかしながら、これらの方法は当該重合
体配合物についてきわめて特異的である傾向があり、し
かも不完全な予測可能性によって及び充填剤配合重合体
を構成する充填剤の化学的性質によって相違する。たと
えば、ヒュームドシリカ充填剤の処理方法は沈降シリカ
充填剤の処理に使用される方法とは異なるであろう、と
いうのはほとんど無水のヒュームドシリカとは対照的に
沈降シリカの場合には表面に結合された水がより高い割
合で存在するからである。天然又は合成炭酸カルシウ
ム、微粉砕鉱物質、微粉砕嵩高又は多孔質金属酸化物等
のような他の充填剤を化学的に処理するために使用され
る方法もまた選定される物質の表面化学について特異的
である傾向があるであろう。
【0011】
【発明の概要】本発明はシリカ充填剤を長鎖炭化水素分
子部分を含むオルガノシランで処理し、ついでそれをシ
ラザン誘導体で処理する方法を含んでなる。したがっ
て、本発明は、つぎの工程: (a)充填剤の重量に基づいて約0.1ないし約5.0
重量%の範囲の水含量をもつ充填剤を選定し; (b)該充填剤を長鎖炭化水素シリコーン化合物と、1
5℃ないし170℃の範囲の温度で、該充填剤の重量を
該充填剤の重量に基づいて0.001ないし約10.0
重量%の範囲の量増加させるに十分な時間、あるいは該
充填剤を部分的に疎水性化するに十分な時間、接触さ
せ;そして (c)工程(b)で処理された充填剤をジシラザン化合
物と、15℃ないし170℃の範囲の温度で、該充填剤
の重量を該充填剤の重量及び工程(b)の処理剤の添加
重量に基づいて0.001ないし約10.0重量%の範
囲の追加量さらに増加させるに十分な時間、あるいは該
充填剤を完全に疎水性化するに十分な時間、さらに接触
させる;工程を含んでなる補強充填剤の処理方法を提供
するものである。
【0012】より特定的にいえば、本発明は沈降シリカ
充填剤の処理方法に関する。したがって、本発明はさら
に、つぎの工程: (a)充填剤の重量に基づいて約0.1ないし約5.0
重量%の範囲の水含量をもつシリカ充填剤を選定し; (b)該充填剤を、式: R1 Si(QR2 i 3 (式中、Qは酸素又は窒素であり、iは酸素については
1でありそして窒素については2であり、R1 は8−3
0個の炭素原子をもつ一価炭化水素基であり、そしてR
2 は随意に1個又はそれ以上のヒドロキシル置換基を含
む1−10個の炭素原子をもつ一価炭化水素基である)
をもつ長鎖炭化水素シリコーン化合物と、15℃ないし
170℃の範囲の温度で、該充填剤の重量を該充填剤の
重量に基づいて0.001ないし約10.0重量%の範
囲の量増加させるに十分な時間、あるいは該充填剤を部
分的に疎水性化するに十分な時間、接触させ;そして (c)工程(b)で処理された充填剤を、式: (CH3 3 SiNHSi(CH3 3 をもつジシラザン化合物と、15℃ないし170℃の範
囲の温度で、該充填剤の重量を該充填剤の重量及び工程
(b)の処理剤の添加重量に基づいて0.001ないし
約10.0重量%の範囲の追加量さらに増加させるに十
分な時間、あるいは該充填剤を完全に疎水性化するに十
分な時間、さらに接触させる;工程を含んでなる補強シ
リカ充填剤の処理方法を提供する。
【0013】本発明はさらに、上記した本発明の方法に
よって処理されたシリカを含んでなる室温硬化性ゴム組
成物を提供するものである。
【0014】
【発明の詳細な開示】本発明は補強用充填剤の表面の処
理方法に関し、その方法はつぎの工程: (a)充填剤を単量体状長鎖炭化水素オルガノシランで
処理し;そして (b)工程(a)からの生成物をシラザン化合物で処理
する;工程を含んでなる。さらに、本発明は特定的に
は、本発明の方法を沈降シリカに適用することを特徴と
する。さらに本発明は、RTVゴム、たとえばポリジメ
チルシロキサン重合体を含有するRTVゴムに本発明の
方法によって処理された沈降シリカを配合することを特
徴とする方法に関するものである。
【0015】本発明の方法は、つぎの工程: (a)補強用充填剤の重量に基づいて少なくとも約0.
1重量%の吸収水又は水和水を含有する少なくとも50
2 /gのBET表面積をもつ微粉砕補強用充填剤物質
を約15℃ないし約170℃の範囲の温度で(b)単量
体状長鎖炭化水素シリコーン誘導体と接触させ;ついで
(c)かく処理された補強用充填剤をシラザンと接触さ
せる;工程を含んでなる。本発明の処理された補強用充
填剤は室温硬化性ゴムのような硬化によりエラストマー
を形成する硬化性シラノール−含有シリコーン組成物に
利用し得るものである。本発明の充填剤を用いて製造さ
れたエラストマーは硬化される場合ダイBによる引裂強
さを改善し、しかも硬化前には低粘度を有する。 本発
明の方法において使用される長鎖炭化水素シリコーン化
合物は式: R1 Si(QR2 i 3 (式中、Qは酸素又は窒素であり、iは酸素については
1でありそして窒素については2であり、R1 は8−3
0個の炭素原子をもつ一価炭化水素基であり、そしてR
2 は随意に1個又はそれ以上のヒドロキシル置換基を含
む1−10個の炭素原子をもつ一価炭化水素基である)
を有する。
【0016】本発明の方法において使用されるシラザン
化合物は式: ((R3 3 Si)2 NH (式中、R3 は一価アルキル又はアリール炭化水素基で
ある)を有する。充填剤の重量に基づいて約0.1ない
し約5.0重量%の水含量のような十分な水が、充填剤
の表面上に吸収された水として又は外部から添加された
水として、存在する場合には、かゝる充填剤は本発明の
実施に直接使用することができる。たとえば、好ましい
一実施態様においては、シリカは沈降シリカである。沈
降シリカは当該技術において既知の種々の方法の任意の
ものを使用して製造し得る。一般に要求される事項は好
ましい沈降シリカはシリカ前駆体を含有する水性溶液か
ら沈殿によって製造される高表面積シリカであることで
ある。かく沈殿されたシリカは濾過されそして慣用の技
術によって、吸着相、ヒドロキシル基、水和されたヒド
ロキシル基、又は前記したものの任意の混合物のいずれ
かとして存在する表面結合水の範囲が前記した所望の範
囲内である時点まで、乾燥される。
【0017】ついで、シリカは一種又はそれ以上の長鎖
炭化水素シリコーン誘導体で処理される。処理剤が固体
である場合には、好ましい処理様式は処理剤の溶液を使
用しそしてこの溶液を沈降シリカと接触させることであ
る。処理剤が液体である場合には、それは固体処理剤に
ついて使用されるであろう様式と同様にそのままで又は
溶液状で使用し得る。溶液処理を採用する場合には、過
剰の溶剤及び/又は処理剤を洗浄、乾燥、真空乾燥、焼
成、熱分解又はこれらの任意の組み合わせ及びその他の
類似の方法によって除去することができる。処理時間は
特に臨界的であるとは思われず、処理剤の反応性及び所
望の処理の程度に応じて2、3分程度の短時間から数日
程度の長時間までの範囲で変動し得る。かく処理された
シリカはついでシラザン化合物を用いて同様の方法で処
理し、そして過剰のシラザンが存在する場合には上記と
同様の方法で除去する。処理の程度に応じて、シリカの
重量は約0.001重量%ないし10.0重量%の程度
だけ増加する。この処理は充填剤に簡単な水湿潤試験に
よって測定した場合に多少の疎水性を付与する。すなわ
ち、処理されたシリカは湿潤せず、実際に水の表面上に
浮くようになる。したがって、本発明者らは完全に疎水
性化された充填剤を、本発明において開示された処理の
結果として水と接触される際に水の上に浮遊する充填剤
と定義する。それゆえ、部分的に疎水性化された充填剤
は親水性から疎水性までの範囲にわたる連続の中間段階
として定義される、すなわち部分的に疎水性化された充
填剤は水浮遊性、初期湿潤度、等のようなかゝる高表面
積物質について適切な種々の簡単な実験によって、同一
の未処理の親水性充填剤と比較して低減された水湿潤能
を有する。これは水によって湿潤される充填剤、すなわ
ち親水性充填剤とは対照的である。本発明において使用
するに好ましい充填剤はシリカ充填剤、より好ましくは
沈降シリカ充填剤である。本発明の方法はさらに、アル
ミナ、酸化チタン、酸化ホウ素、シリカ−アルミナ、ゼ
オライト、雲母、活性炭、多孔質炭素繊維、多孔質ガラ
ス繊維、炭素繊維、ガラス繊維、及びSiC及びSiN
のような種々のセラミック繊維のような充填剤としての
使用に適する他の物質にも適用し得る。 かく処理され
た充填剤はついで種々のエラストマー前駆体組成物中に
配合することにより、硬化エラストマー又はRTVの物
理的性質の諸特性組合せの所望の変動を達成し得る。
【0018】
【実施例の記載】処理A長鎖炭化水素シリコーン誘導体による充填剤の
処理 デグサ社からFK−160シリカとして商業的に入手し
得る沈降シリカ充填剤249gを水199gを含有する
容量1ガロンのワーリングブレンダーに添加した。つい
で、ヒュルス・アメリカ社からPS−200として商業
的に入手し得るC18長鎖炭化水素シリコーン誘導体化
合物1gを添加した。この混合物を高速度で1分間混合
した。ついで、水195g中のPS−200の別量5g
を添加しそしてこの混合物を再び高速度で1分間混合し
た。かく処理された充填剤をブレンダーから湿潤白色粉
末として取り出しそしてヒュームフード中で1時間乾燥
し、その後空気循環炉中で300°Fで一晩(16−1
8時間)乾燥した。一晩乾燥した物質をついで処理Bの
方法に従ってヘキサメチルジシラザンで処理した。
【0019】処理B充填剤のシラザン処理 処理されるべき充填剤150gないし260gをヘキサ
メチルジシラザン10gないし20gとともに真空乾燥
器中に装入する。この真空乾燥器に10mmHg又はそ
れ以下の真空を適用しそして真空下で6−7時間放置す
る。真空を解除し、そしてこの充填剤を300°Fで1
6−21時間の範囲の時間風乾する。真空炉乾燥からの
充填剤をまだ熱い間に真空乾燥器中にヘキサメチルジシ
ラザンの別量10−20gとともに装入し、10mmH
gを超えない真空を適用して6−7時間放置する。真空
を解除し、そしてこの充填剤を300°Fで16−21
時間の範囲の時間風乾する。
【0020】処理されたシリカ充填剤を処理A及び処理
Bを順次に組み合わせて使用し又は処理Bのみを使用し
て製造した。ついで、これらの充填剤をポリジメチルシ
ロキサンシリコーン重合体を基剤とする室温硬化性シリ
コーンゴム組成物中に配合しそして硬化状態及び未硬化
状態の両者について評価した。本発明の一実施態様を実
証する比較実験用組成物はつぎのごとき標準化されたR
TV組成物中で使用された。 ポリジメチルシロキサンシラノール末端停止重合体 56.85重量% 粘度:30,000センチポイズ(25℃) 評価されるべき充填剤 25.00重量% ポリジメチルシロキサンM末端停止重合体 17.00重量% 粘度:50センチポイズ(25℃) ポリジメチルシロキサンシラノール末端停止重合体 1.15重量% 粘度:20−30センチポイズ(25℃)表 1 沈降シリカ充填剤について種々の処理を採用した比較実
験用RTV組成物 処方 II III IV シリカ処理 Bのみ 実施 実施 なし なし 酸(注1) なし なし 実施 なし A及びB なし なし なし 実施未硬化時の性質 : ブルックフィールド粘度 型RVF、センチポイズ 159,000 180,000 295,000 160,000 10%β1触媒 可使時間、分(注2) 85 150 90 140 不粘着時間、分 150 195 210 270硬化時の性質 : 24時間ショアA 深さ1/4″カップ、頂部 37 35 33 27 底部 29 31 31 27 3日間硬化、ショアA,室温 39 36 37 33 平均引張強さ (ASTM−D412)psi 694 717 579 818 平均破断点伸び (ASTM−D−412)% 539 376 328 422 ダイB引裂強さ(ASTM− D−624)pli(3個の平均)112 226 185 170 注: 1.酸処理は1.5重量%濃塩酸を含む水溶液約20重
量%とイソプロピルアルコール80重量%との酸処理用
溶液を製造することからなる。この酸処理用溶液約1.
8重量%をFK−160約98.2重量%に添加しそし
てワーリングブレンダー中で高速度で約1ないし10分
間混合し、酸処理された湿潤シリカ粉末をワーリングブ
レンダーから取り出し、大気中で約1時間乾燥し、つい
で熱風循環炉中で一晩、すなわち約16−18時間、約
300°Fで乾燥する。この方法で酸性化しかつ乾燥し
た充填剤をついで処理Bに供する。酸性化された水を使
用する目的はシラザン化合物による真空処理に先立って
予備処理工程として沈降シリカ充填剤の表面を酸性化す
ることにある。シリカの酸活性化は表面のシラノール基
又はヒドロキシル基のシラザンとの反応効率を増加す
る。 2.β触媒の可使時間は触媒作用の時点からゴムが触媒
添加反応体からスパチュラによってもはや1/4″を超
えない程度に引き抜かれ得なくなる時点までと定義され
る。この試験はまた“スナップ”試験としても知られて
いる。というのはゴムの硬化中、この時点でゴムはスパ
チュラの末端から切れ又は折れるからである。
【0021】表 2 種々の量の50cpsのオルガノポリシロキサン油で希
釈された標準組成物中にヘキサメチルジシラザン処理さ
れた沈降シリカ充填剤を使用したRTV組成物と50c
psのオルガノポリシロキサン油20重量%で希釈され
た処方IVのRTV組成物との比較実験 処方 VI VII IV シリカ処理 Bのみ 実施 実施 実施 なし A及びB なし なし なし 実施未硬化時の性質 : ブルックフィールド粘度 型RVF、センチポイズ 110,000 87,500 58,800 38,000硬化時の性質 : 3日間硬化、ショアA,室温 26 23 20 29 平均引張強さ (ASTM−D412)psi 407 323 277 725 平均破断点伸び (ASTM−D−412)% 257 232 229 381 ダイB引裂強さ(ASTM− D−624)pli(3個の平均)111 71 42 158 注:処方III は295,000センチポイズのきわめて
高い粘度をもつので、処方III に基づく酸処理希釈実験
は行わない。
【0022】実験結果の検討:使用した試験組成物にお
いて、処方I、II、及びIII は妥当なダイB引裂強さを
与える。処方II及び III(酸処理された充填剤)は処方
IVよりも高い配合物粘度を与える。それぞれ159,0
00cps及び160,000cpsである処方I及び
IVの類似の粘度を比較すれば、処方IVは処方Iよりも著
しく良好なダイB引裂強さ(処方IV=170pli; 処
方I=112pli)を有することが認められる。高い
ダイB引裂強さ及び低い粘度、好ましくは約100,0
00センチポイズ以下、の両方を具備することが望まし
いので、これらの処方はいずれも可塑化油で希釈されな
ければならない。
【0023】処方V、VI及びVII においては、処方IVと
比較して、処方I及びIIにおいて使用したごときシラザ
ン処理充填剤は、種々の割合の50センチポイズのオル
ガノポリシロキサン油とともに試験組成物に配合した場
合、より低粘度の配合物を生成することが認められる。
50センチポイズのオルガノポリシロキサン油11.1
重量%で希釈した88.9重量%の試験組成物を使用す
る処方Vにおいては、粘度は110,000センチポイ
ズに減少するが、ダイB引裂強さはほゞ同一の数値を保
持する。試験組成物対オルガノポリシロキサン油の重量
比86:14をもつ処方VIにおいては、粘度はさらに8
7,500センチポイズまで減少しかつダイB引裂強さ
は約71pliまで減少する。最後に、試験組成物対オ
ルガノポリシロキサン油の重量比80:20において
は、粘度は58,800センチポイズに減少しかつダイ
B引裂強さは42pliまで著しく減少した。これらの
結果は、処方IVの場合、すなわち同一の80:20の希
釈比でさらにより低い38,000センチポイズの粘度
を与えるが、ダイB引裂強さは158pliの高い値を
保持している事実と比較されるべきである。このことは
表面処理剤がシリカ充填剤を、ゴムが可塑化油で所望の
より低い粘度を与えるように希釈された場合でさえも良
好なダイB引裂強さを維持するように、変性したことを
示している。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つぎの工程: (a)充填剤の重量に基づいて約0.1ないし約5.0
    重量%の範囲の水含量をもつ充填剤を選定し; (b)該充填剤を長鎖炭化水素オルガノシラン化合物
    と、15℃ないし170℃の範囲の温度で、部分的に疎
    水性化された充填剤を生成するに十分な時間、接触さ
    せ;そして (c)工程(b)で処理された充填剤をジシラザン化合
    物と、15℃ないし170℃の範囲の温度で、完全に疎
    水性化された充填剤を生成するに十分な時間、さらに接
    触させる;工程を含んでなる補強充填剤の処理方法。
  2. 【請求項2】 充填剤が沈降シリカである請求項1記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 工程(b)の処理剤が式: R1 Si(QR2 i 3 (式中、Qは酸素又は窒素であり、iは酸素については
    1でありそして窒素については2であり、R1 は8−3
    0個の炭素原子をもつ一価炭化水素基であり、そしてR
    2 は随意に1個又はそれ以上のヒドロキシル置換基を含
    む1−10個の炭素原子をもつ一価炭化水素基である)
    をもつ請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 工程(c)の処理剤がヘキサメチルジシ
    ラザンである請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 工程(b)の処理剤のR1 がC18一価
    炭化水素基である請求項2記載の方法。
  6. 【請求項6】 工程(c)の処理剤がヘキサメチルジシ
    ラザンである請求項2記載の方法。
  7. 【請求項7】 工程(c)の処理剤がヘキサメチルジシ
    ラザンである請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 つぎの工程: (a)シリカ充填剤の重量に基づいて約0.1ないし約
    5.0重量%の範囲の水含量をもつシリカ充填剤を選定
    し; (b)該充填剤を式: R1 Si(QR2 i 3 (式中、Qは酸素又は窒素であり、iは酸素については
    1でありそして窒素については2であり、R1 は8−3
    0個の炭素原子をもつ一価炭化水素基であり、そしてR
    2 は随意に1個又はそれ以上のヒドロキシル置換基を含
    む1−10個の炭素原子をもつ一価炭化水素基である)
    をもつ長鎖炭化水素シリコーン化合物と、15℃ないし
    170℃の範囲の温度で、部分的に疎水性化された充填
    剤を生成するに十分な時間、接触させ;そして (c)工程(b)で処理された充填剤を、式: ((R3 3 Si)2 NH (式中、R3 は一価アルキル又はアリール炭化水素基で
    ある)をもつジシラザン化合物と、15℃ないし170
    ℃の範囲の温度で、完全に疎水性化された充填剤を生成
    するに十分な時間、さらに接触させる;工程を含んでな
    る補強シリカ充填剤の処理方法。
  9. 【請求項9】 充填剤が沈降シリカである請求項8記載
    の方法。
  10. 【請求項10】 工程(b)の処理剤のR1 がC18一
    価炭化水素基である請求項8記載の方法。
  11. 【請求項11】 工程(c)の処理剤がヘキサメチルジ
    シラザンである請求項8記載の方法。
  12. 【請求項12】 工程(b)の処理剤のR1 がC18一
    価炭化水素基である請求項9記載の方法。
  13. 【請求項13】 工程(c)の処理剤がヘキサメチルジ
    シラザンである請求項9記載の方法。
  14. 【請求項14】 工程(c)の処理剤がヘキサメチルジ
    シラザンである請求項12記載の方法。
  15. 【請求項15】 つぎの工程: (a)シリカ充填剤の重量に基づいて約0.1ないし約
    5.0重量%の範囲の水含量をもつシリカ充填剤を選定
    し; (b)該充填剤を式: R1 Si(QR2 i 3 (式中、Qは酸素又は窒素であり、iは酸素については
    1でありそして窒素については2であり、R1 は8−3
    0個の炭素原子をもつ一価炭化水素基であり、そしてR
    2 は随意に1個又はそれ以上のヒドロキシル置換基を含
    む1−10個の炭素原子をもつ一価炭化水素基である)
    をもつ長鎖炭化水素シリコーン化合物と、15℃ないし
    170℃の範囲の温度で、部分的に疎水性化された充填
    剤を生成するに十分な時間、接触させ;そして (c)工程(b)で処理された充填剤を、式: ((R3 3 Si)2 NH (式中、R3 は一価アルキル又はアリール炭化水素基で
    ある)をもつジシラザン化合物と、15℃ないし170
    ℃の範囲の温度で、完全に疎水性化された充填剤を生成
    するに十分な時間、さらに接触させる;工程から本質的
    になる補強シリカ充填剤の処理方法。
  16. 【請求項16】 請求項1記載の方法によって処理され
    た充填剤を含んでなる室温硬化性ゴム組成物。
  17. 【請求項17】 室温硬化性ゴム組成物がポリジメチル
    シロキサン重合体を含有してなる請求項16記載の組成
    物。
  18. 【請求項18】 室温硬化性ゴム組成物がポリジメチル
    シロキサン重合体から本質的になる請求項16記載の組
    成物。
JP7186098A 1994-07-28 1995-07-24 沈降シリカ充填剤の処理方法 Withdrawn JPH08170029A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US28194294A 1994-07-28 1994-07-28
US08/281942 1994-07-28

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08170029A true JPH08170029A (ja) 1996-07-02

Family

ID=23079416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7186098A Withdrawn JPH08170029A (ja) 1994-07-28 1995-07-24 沈降シリカ充填剤の処理方法

Country Status (3)

Country Link
US (2) US5561176A (ja)
EP (1) EP0694576A1 (ja)
JP (1) JPH08170029A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007084832A (ja) * 2000-05-09 2007-04-05 Daikin Ind Ltd クリーンフィラーを配合した架橋性フッ素系エラストマー組成物

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6255738B1 (en) 1996-09-30 2001-07-03 Tessera, Inc. Encapsulant for microelectronic devices
US6160047A (en) * 1997-09-26 2000-12-12 The Goodyear Tire & Rubber Company Rubber composition and tire having tread thereof
DE69927427T2 (de) * 1998-05-18 2006-03-16 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Mit Silan oberflächenbehandelte Kieselsäureteilchen, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung
DE60018805T2 (de) * 1999-12-24 2006-04-13 Nippon Aerosil Co., Ltd. Oberflächenmodifiziertes anorganisches oxidpulver, verfahren zur herstellung desselben und verwendung desselben
US6656241B1 (en) 2001-06-14 2003-12-02 Ppg Industries Ohio, Inc. Silica-based slurry
US20040209066A1 (en) * 2003-04-17 2004-10-21 Swisher Robert G. Polishing pad with window for planarization
US20060089093A1 (en) * 2004-10-27 2006-04-27 Swisher Robert G Polyurethane urea polishing pad
US20060089094A1 (en) * 2004-10-27 2006-04-27 Swisher Robert G Polyurethane urea polishing pad
US20060089095A1 (en) * 2004-10-27 2006-04-27 Swisher Robert G Polyurethane urea polishing pad
US7819506B2 (en) * 2006-03-29 2010-10-26 Lexmark International, Inc. Flexible encapsulant materials for micro-fluid ejection heads and methods relating thereto
US20070287773A1 (en) * 2006-06-13 2007-12-13 Ramdatt Philbert E Surface-modified non-halogenated mineral fillers
US8435474B2 (en) 2006-09-15 2013-05-07 Cabot Corporation Surface-treated metal oxide particles
US8455165B2 (en) 2006-09-15 2013-06-04 Cabot Corporation Cyclic-treated metal oxide
US20080070146A1 (en) * 2006-09-15 2008-03-20 Cabot Corporation Hydrophobic-treated metal oxide
US8202502B2 (en) * 2006-09-15 2012-06-19 Cabot Corporation Method of preparing hydrophobic silica
CN115340844B (zh) * 2022-09-05 2023-09-29 杭州之江新材料有限公司 一种加成型导热灌封胶及其制备方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE556585A (ja) 1956-04-11
US3635743A (en) 1969-01-06 1972-01-18 Gen Electric Reinforcing silica filler
US3963627A (en) * 1970-02-16 1976-06-15 Imperial Chemical Industries Limited Surface treatment of particulate solids
US3868345A (en) * 1972-03-09 1975-02-25 Kempten Elektroschmelz Gmbh Elastomers made from hardenable masses based on diorganopolysiloxanes
US4344800A (en) * 1980-06-03 1982-08-17 Dow Corning Corporation Method for producing hydrophobic reinforcing silica fillers and fillers obtained thereby
US4425384A (en) 1981-04-27 1984-01-10 Shell Oil Company Polymer-reinforcing compositions and their preparation
US4417042A (en) * 1982-02-17 1983-11-22 General Electric Company Scavengers for one-component alkoxy-functional RTV compositions and processes
US4985477A (en) * 1988-05-13 1991-01-15 Dow Corning Corporation Method of producing treated silica filler for silicone rubber
JPH0684477B2 (ja) * 1988-08-23 1994-10-26 信越化学工業株式会社 オルガノポリシロキサン組成物
DE3839900A1 (de) * 1988-11-25 1990-05-31 Wacker Chemie Gmbh Verfahren zur hydrophobierung von si-oh-gruppen enthaltendem, teilchenfoermigem feststoff und verwendung des erhaltenen, hydrophoben, teilchenfoermigen feststoffes in einem verfahren zur herstellung von zu elastomeren haertbaren massen auf basis von diorganopolysiloxanen
JPH02170858A (ja) * 1988-12-23 1990-07-02 Canon Inc 付加反応型シリコーンゴム組成物、該組成物を有する弾性回転体及び定着装置
US5364921A (en) * 1993-08-17 1994-11-15 Dow Corning Corporation Silicone rubber with self-adhesion to glass and metal

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007084832A (ja) * 2000-05-09 2007-04-05 Daikin Ind Ltd クリーンフィラーを配合した架橋性フッ素系エラストマー組成物

Also Published As

Publication number Publication date
US5902635A (en) 1999-05-11
EP0694576A1 (en) 1996-01-31
US5561176A (en) 1996-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08170029A (ja) 沈降シリカ充填剤の処理方法
US6384125B1 (en) Chemically modified silica fillers, process for producing, and silicone compositions containing same
JP5550342B2 (ja) 表面変性されたシリカ
CN110305621B (zh) 一种脱醇型室温固化有机硅密封胶及其制备方法
JP4842840B2 (ja) シリコーンエラストマー用の補強充填剤としての予備処理された沈降シリカの使用、および常温混合によって得られた硬化性シリコーンエラストマー組成物
JP2007526374A (ja) シラン処理されたシリカ
JPS62240360A (ja) 硬化可能なオルガノポリシロキサン組成物
JP2012502151A (ja) 官能性シラン又は官能性シロキサンを基質と架橋するための新規触媒
WO2018034013A1 (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物およびその調製方法
EP0176062A2 (en) Silane bonding agents for high temperature applications and method therefor
JPH0528732B2 (ja)
KR20050054938A (ko) 실리카 처리용 유기 규소 화합물 및 블렌드
US8338528B2 (en) RTV two-component silicone rubber
JP2007526373A (ja) シリコーンゴム
JP3436141B2 (ja) 高電圧電気絶縁体用シリコーンゴム組成物及びポリマー碍子
JPS62252456A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
Kopylov et al. Silica fillers for silicone rubber
JP4171868B2 (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
KR20170110817A (ko) 할로이사이트 나노튜브의 표면처리 방법
US5424374A (en) Heat curable organopolysiloxane compositions
JPH10183010A (ja) ケイ酸を解凝集する方法およびシリコーンゴム混合物中の充填剤としての解凝集されたケイ酸の使用
KR20050043951A (ko) 실리카를 유기 규소 화합물 및 이의 블렌드로소수성화시키는 방법
JPH0318667B2 (ja)
CN114790342A (zh) 一种硅烷改性的炭黑复合填料及其制备方法
JP2006501128A (ja) 充填シリコーン組成物および硬化シリコーン生成物

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021001