JPH08168292A - 誘導電動機及びそれを用いた電動車両 - Google Patents

誘導電動機及びそれを用いた電動車両

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JPH08168292A
JPH08168292A JP6312038A JP31203894A JPH08168292A JP H08168292 A JPH08168292 A JP H08168292A JP 6312038 A JP6312038 A JP 6312038A JP 31203894 A JP31203894 A JP 31203894A JP H08168292 A JPH08168292 A JP H08168292A
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induction motor
windings
winding
drive windings
sets
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JP6312038A
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English (en)
Inventor
Fumio Tajima
文男 田島
Shoichi Kawamata
昭一 川又
Taizo Miyazaki
泰三 宮崎
Ryozo Masaki
良三 正木
Nobuyoshi Muto
信義 武藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L2220/00Electrical machine types; Structures or applications thereof
    • B60L2220/10Electrical machine types
    • B60L2220/12Induction machines

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  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Induction Machinery (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ひと組の駆動巻線のインバータに短絡故障が
発生した場合にも、回転停止という事態を回避可能な信
頼性が高い誘導電動機を実現する。 【構成】 巻線組71のみの巻線が配置される領域はθ0
〜θ1の120°に対応する領域で、巻線組72のみの巻
線が配置される領域もθ2〜θ3の120°に対応する領
域である。巻線組71と72とが混在する領域はθ1
θ2、θ3〜θ0の60°+60°に対応する領域であ
り、巻線組専用の領域の1/2となっている。巻線組7
1の磁路と72との磁路は一部分のみ共有するが大半の部
分は別個となっており、互いに影響されない状態となっ
ている。これにより、例えば、巻線組72のインバータ
に短絡故障が発生しても巻線組72に流れる故障電流に
よる磁束の健全な巻線組71の発生磁束への悪影響を抑
制でき(相互誘導を抑制することができ)、健全な巻線
組71の発生磁束により回転子を回転することが可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導電動機に係わり、
特に、複数組の駆動巻線を有するフェールセイフの高い
誘導電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電気自動車等の電動車両に用い
られる誘導電動機は、小型軽量、高効率であるとともに
フェールセイフ、つまり安全性が要求される。この要求
に応えるものとして、一つのハウジング内に複数組の駆
動巻線を有すると共に、その複数組の駆動巻線毎に設け
られた複数のインバータで駆動する構成の電動機があ
る。このような構成の電動機の一例として、特公平4−
72461号公報に記載されたものがある。
【0003】上記公報記載の電動機は、2組の多相駆動
巻線を同一のハウジング内に有し、直流電源と、この直
流電源に接続され、回転電機の駆動巻線の組毎に設けら
れ、駆動巻線の通過電流を制御する2つのインバータ
と、これらのインバータの動作を制御する制御手段とを
備えている。
【0004】上記公報記載の電動機の構成によれば、ひ
と組の駆動巻線のインバータを構成するスイッチング素
子がある限定された故障(例えば、スイッチング素子が
電気的に開放状態で故障)を生じても、他の組の駆動巻
線及びそのインバータにより電動機を駆動することがで
き、電動機の回転停止という事態を回避可能(フェール
セイフ)とすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
誘導電動機にあっては、例えば、同一スロット内に異な
る組の駆動巻線が配置され、ひと組の駆動巻線により形
成される磁路と他の組の駆動巻線により形成される磁路
とは、共用する部分が大となっている。
【0006】このため、ひと組の駆動巻線のインバータ
におけるスイッチング素子に短絡故障が発生した場合、
その駆動巻線には故障電流が流れ、発生する磁束により
健全な他の組の駆動巻線の発生磁束に悪影響を与えてし
まう。したがって、健全な他の組の駆動巻線に電力を供
給しても、十分な駆動トルクを発生することができず、
誘導電動機が停止してしまう可能性があった。例えば、
スイッチング素子としてIGBT(Integrated Gate Bi
polar Transistor)等を使用した場合には、故障時にこ
のスイッチング素子が短絡状態となるため、上述のよう
な誘導電動機の停止を招く可能性が高い。
【0007】以上のように、従来の誘導電動機において
は、2組の駆動巻線を備えていても、ひと組の駆動巻線
のインバータにおけるスイッチング素子に短絡故障が発
生した場合には、他の健全な組の駆動巻線に悪影響を与
えるため、フェールセーフとして有効に機能することが
できなかった。
【0008】本発明の目的は、ひと組の駆動巻線のイン
バータにおけるスイッチング素子に短絡故障が発生した
場合においても、回転停止という事態を回避可能な信頼
性が高い誘導電動機を実現することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、次のように構成される。複数の組に分割さ
れる複数の多相駆動巻線を有する固定部と、この固定部
に近接して配置される移動部と、複数の多相駆動巻線の
各組に設けられ、直流電源から多相駆動巻線に流れる電
流を制御する複数のスイッチング素子と、これらのスイ
ッチング素子の動作を制御する電流制御部とを備えた誘
導電動機において、複数の多相駆動巻線の各組における
駆動巻線が互いに隣接して固定部に配置される領域は、
他の組の多相駆動巻線どうしが交互に配置される領域よ
りも大である。
【0010】また、複数の組に分割される複数の多相駆
動巻線を有する固定部と、この固定部に近接して配置さ
れる移動部と、複数の多相駆動巻線の各組に設けられ、
直流電源から多相駆動巻線に流れる電流を制御する複数
のスイッチング素子と、これらのスイッチング素子の動
作を制御する電流制御部とを備えた誘導電動機におい
て、固定部は、複数の多相駆動巻線の各組毎の配置領域
に分割され、各組の複数の多相駆動巻線は、各組毎の配
置領域内に隣接して配置される。
【0011】好ましくは、上記誘導電動機において、移
動部は円柱状の回転子であり、固定部は、回転子のほぼ
同心円上であって、回転子の外周側に配置される円筒状
の固定子である。また、好ましくは、上記誘導電動機に
おいて、多相駆動巻線は、3相駆動巻線であり、この3
相駆動巻線が2つの組に分割される。
【0012】また、好ましくは、上記誘導電動機におい
て、円筒状固定子の回転角120°に対応する第1の領
域には、3相駆動巻線の2つの組のうちの一方の組の駆
動巻線のみが配置され、円筒状固定子の回転角120°
に対応する第2の領域には、他方の組の駆動巻線のみが
配置され、円筒状固定子の回転角60°に対応する第3
の領域及び回転角60°に対応する第4の領域には、2
つの組の駆動巻線が共に配置される。
【0013】また、好ましくは、上記誘導電動機におい
て、円筒状固定子の回転角180°に対応する第1の領
域には、3相駆動巻線の2つの組のうちの一方の組の駆
動巻線のみが配置され、円筒状固定子の回転角180°
に対応する第2の領域には、他方の組の駆動巻線のみが
配置される。
【0014】また、好ましくは、上記誘導電動機におい
て、スイッチング素子の短絡故障を検出する検出部と、
この検出部が短絡故障を検出したことを表示する表示部
とを備える。また、好ましくは、上記誘導電動機を車両
駆動用電動機として備える電動車両。
【0015】
【作用】誘導電動機の多相駆動巻線は、複数の組に分割
され、この分割された多相駆動巻線の組毎に複数のスイ
ッチング素子が設けられる。これにより、一つの組のス
イッチング素子に開放故障が発生しても、他の組の健全
なスイッチング素子によりその組の多相駆動巻線に動作
電流が供給され、誘導電動機の駆動が維持される。
【0016】複数の多相駆動巻線の各組における駆動巻
線が互いに隣接して固定部に配置される領域は、他の組
の多相駆動巻線どうしが交互に配置される領域よりも大
となっているので、ひとつの組の駆動巻線が形成する磁
路と他の組の駆動巻線が形成する磁路とは、共用する部
分が少なく、互いにほぼ独立している。このため、ひと
つの組のスイッチング素子に短絡故障が発生した場合に
は、このひとつの組の駆動巻線に流れる故障電流により
発生する磁束の、健全な他の組の駆動巻線が発生する磁
束に与える影響は少ない。したがって、健全な他の組の
駆動巻線及びスイッチング素子により、誘導電動機の駆
動が維持される。
【0017】また、固定部が、複数の多相駆動巻線の各
組毎の配置領域に分割され、各組の複数の多相駆動巻線
は、各組毎の配置領域内に隣接して配置されるように構
成すると、ひとつの組の駆動巻線が形成する磁路と他の
組の駆動巻線が形成する磁路とは、互いに独立する。こ
のため、ひとつの組のスイッチング素子に短絡故障が発
生した場合には、このひとつの組の駆動巻線に流れる故
障電流により発生する磁束の、健全な他の組の駆動巻線
が発生する磁束に与える影響は少なく、健全な他の組の
駆動巻線及びスイッチング素子により、誘導電動機の駆
動が維持される。
【0018】そして、上述のように、いずれかの組のス
イッチング素子に短絡故障が発生した場合においても、
他の健全な組の駆動巻線により動作維持可能な誘導電動
機を、電動車両の駆動用電動機として使用すれば、電動
車両の運転効率、安全性を向上することができる。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は本発明の一実施例である誘導電動機
3の概略構成図である。図1において、誘導電動機3の
固定子4には、2組の3相固定子巻線組(駆動巻線組)
1、72を備えている。そして、直流電源1Aからの電
力がインバータ2Aにより3相交流電流に変換され、こ
の変換された電流が固定子巻線組71に供給される。ま
た、直流電源1Bからの電力がインバータ2Bにより3
相交流電流に変換され、この変換された電流が固定子巻
線組72に供給される。固定子巻線組71は、U相を形成
する互いに直列接続された巻線U10及びU11と、V相
を形成する互いに直列接続された巻線V10及びV1
1と、W相を形成する互いに直列接続された巻線W10
びW11とを有する。そして、これらの巻線U10及びU
1と、V相を形成する互いに直列接続された巻線V10
及びV11と、W相を形成する互いに直列接続された巻
線W10及びW11とが、スター結線される。
【0020】また、固定子巻線組72は、U相を形成す
る互いに直列接続された巻線U20及びU21と、V相を
形成する互いに直列接続された巻線V20及びV21と、
W相を形成する互いに直列接続された巻線W20及びW
1とを有する。そして、これらの巻線U20及びU21
と、V相を形成する互いに直列接続された巻線V20
びV21と、W相を形成する互いに直列接続された巻線
W20及びW21とが、スター結線される。
【0021】また、インバータ2A及び2Bは、それぞ
れトランジスタとダイオードからなる複数のスイッチン
グ素子CTa及びCTbを有し、これらのスイッチング素
子CTa、CTbのオンオフ動作により、巻線組71及び
2に三相交流電流が供給される。
【0022】なお、直流電源1Aと1Bとを一つとし、
一つの直流電源をインバータ2A及び2B共通としても
よい。回転子5はカゴ形巻線を有する構成となってお
り、この回転子5の軸上には回転検出器(ロータリエン
コーダ)Eが配置されている。
【0023】制御装置(電流制御部)14は、外部か
ら、例えば、速度指令Vs等の信号を受け、この信号
と、エンコーダEからの回転子5の位置及び速度を示す
信号に基づいて、スイッチング素子CTa、CTbに制御
信号を供給する。また、制御装置14は、速度制御又は
トルク制御、誘導電動機を可変速運転する制御であるV
/F制御、ベクトル制御等が必要に応じて行われるもの
とする。
【0024】また、故障検出部15は、制御装置14に
おける速度指令Vs、エンコーダEからの速度信号等に
基づいて、インバータ2A又は2Bが故障したか否かを
判定する。そして、故障が発生した場合には、表示手段
に信号を供給し、故障が発生したことを表示させる。
【0025】図2は、本発明の一実施例の誘導電動機3
の一部断面図である。図2において、誘導電動機3の円
筒状の固定子4はハウジング11と、このハウジング1
1の内周面に固定された固定子鉄心6と、この固定子鉄
心6に巻回された2組の3相の固定子巻線7(71
2)とからなる。円柱状の回転子5はバー9、エンド
リングからなるカゴ型巻線と積層珪素鋼板からなる回転
子鉄心8からなり、さらに、シャフト10とで構成され
る。また、シャフト10はベアリング13、エンドブラ
ケット12によって回転自在に保持される。そして、固
定子4は、回転子5のほぼ同心円上であって、回転子5
の外周側に配置される。
【0026】図3は、固定子鉄心6に巻回された固定子
巻線7の配置を説明する図である。図3において、積層
珪素鋼板で形成される固定子鉄心6は固定子鉄心歯部6
1と、固定子鉄心コア部63とからなる。固定子鉄心歯
部61間の固定子鉄心スロット部62には固定子巻線7
が巻回される。
【0027】図示した例は、4極構造、24の固定子鉄
心スロット部62をもつ3相誘導電動機の例である。し
たがって、毎極毎相あたりの固定子鉄心スロット部62
の数は2となり、図で示すようにU相、V相、W相の固
定子巻線7がそれぞれ配置される。
【0028】ここで、固定子巻線組71のU相の巻線
は、巻線U10+からU10−へ、続いて、U10からU
1+に接続され、このU11+からU11−に接続され
る。そして、この巻線U11−が、固定子巻線組71の中
性点に接続される。また、固定子巻線組71のV相の巻
線は、巻線V10+からV10−へ、続いて、V10から
V11+に接続され、このV11+からV11−に接続さ
れる。そして、この巻線V11−が、固定子巻線組71
中性点に接続される。さらに、固定子巻線組71のW相
の巻線は、巻線W10+からW10−へ、続いて、W10
からW11+に接続され、このW11+からW11−に接
続される。そして、この巻線W11−が、固定子巻線組
1の中性点に接続される。
【0029】また、固定子巻線組72のU相の巻線は、
巻線U20+からU20−へ、続いて、U20からU21
に接続され、このU21+からU21−に接続される。そ
して、この巻線U21−が、固定子巻線組72の中性点に
接続される。また、固定子巻線組72のV相の巻線は、
巻線V20+からV20−へ、続いて、V20からV21
に接続され、このV21+からV21−に接続される。そ
して、この巻線V21−が、固定子巻線組72の中性点に
接続される。さらに、固定子巻線組72のW相の巻線
は、巻線W20+からW20−へ、続いて、W20からW
1+に接続され、このW21+からW21−に接続され
る。そして、この巻線W21−が、固定子巻線組72の中
性点に接続される。
【0030】この図3の例においては、固定子巻線組7
1の12の巻線部U10+、U10−、U11+、U1
1−、V10+、V10−、V11+、V11−、W10+、
W10−、W11+、W11−のうち、大半の8つの巻線
部V10+、W10−、W11−、U10+、U11+、V
0−、V11−、W11+が破線θ0からθ1までの角度
120°の領域(第1の領域)に連続して配置されてい
る。
【0031】また、固定子巻線組72の12の巻線部U
0+、U20−、U21+、U21−、V20+、V2
0−、V21+、V21−、W20+、W20−、W21+、
W21−のうち、大半の8つの巻線部V20+、W2
0−、W21−、U20+、U21+、V20−、V21−、
W21+が破線θ2からθ3までの角度120°の領域
(第2の領域)に連続して配置されている。
【0032】そして、固定子巻線組71及び72のうち
の、W20+、U11−、U20−、V11+が、破線θ1
からθ2で示す角度60°の領域(第3の領域)に、巻
線組71に属する巻線と巻線組72に属する巻線とが交互
に配置されている。また、固定子巻線組71及び72のう
ちの、W10+、U21−、U10−、V21+が、破線θ
3からθまでの角度60°の領域(第4の領域)に、巻
線組71に属する巻線と巻線組72に属する巻線とが交互
に配置されている。
【0033】つまり、固定子巻線組71のみの巻線が配
置される領域は角度120°に対応する領域であり、固
定子巻線組72のみの巻線が配置される領域も角度12
0°に対応する領域である。これに対し、固定子巻線組
1と72との巻線が混在する領域は、角度60°+60
°に対応する領域であり、それぞれの巻線組専用の領域
の120°/240°=1/2となっている。
【0034】したがって、固定子巻線組71の磁路と固
定子巻線組72の磁路は、一部分のみ共有するが大半の
部分は、別個となっており、互いに影響されない状態と
なっている。これにより、例えば、固定子巻線組72
インバータ2Bに短絡故障が発生した場合、固定子巻線
組72に流れる故障電流により発生される磁束の、健全
な固定子巻線組71により発生される磁束への悪影響を
抑制することができ(相互誘導を抑制することがで
き)、この健全な固定子巻線組71により発生された磁
束により回転子を回転することが可能となる。
【0035】つまり、以上説明した本発明の一実施例に
よれば、ひと組の駆動巻線のインバータにおけるスイッ
チング素子に短絡故障が発生した場合においても、回転
停止という事態を回避可能な信頼性が高い誘導電動機を
実現することができる。
【0036】また、本発明の一実施例によれば、どちら
か一方のインバータにおけるスイッチング素子に短絡故
障が発生した場合には、これを故障検出部15が検出
し、表示手段16に表示するように構成したので、操作
者等の故障の認識が容易となる。
【0037】図4は、本発明の他の実施例である誘導電
動機の固定子鉄心6に巻回された固定子巻線7の配置説
明図である。この他の実施例は、全体構成等は、図1及
び図2に示すものと同様となるので、図示及び説明は省
略する。
【0038】図3に示した例においては、θ1からθ2
びθ0からθ3の領域に、固定子巻線組71及び72の巻線
が混在し、磁路の一部を共有する構成となっている。こ
れに対して、図4に示す例においては、固定子巻線組7
1と72とは、混在することなく配置され、互いの磁路が
分離された構成となっている。
【0039】つまり、固定子鉄心6の破線θ0−θ1で2
分割される領域に巻線組71と72とが、それぞれ別個に
配置される。巻線組71においては、巻線W10−、W1
1−、U10+、U11+、V10−、V11−、W10+、
W11+、U10−、U11−、V10+、V11+がθ0
らθ1までの間の領域(第1の領域)に連続して配置さ
れる。また、巻線組72においては、巻線W20−、W2
1−、U20+、U21+、V20−、V21−、W20+、
W21+、U20−、U21−、V20+、V11+がθ1
らθ0までの間の領域(第2の領域)に連続して配置さ
れる。
【0040】この場合、固定子巻線組71の一つの巻線
では、例えば、図示のようにN極及びS極を形成して、
一つの磁路を形成する。また、他方の固定子巻線組72
の一つの巻線では、図示のように巻線組71とは異なる
N極及びS極を形成して、一つの磁路を形成する。この
ため、固定子巻線組71と固定子巻線組72とは、相互の
磁路の干渉が無い構成となっている。
【0041】したがって、以上説明した本発明の他の実
施例によれば、図3に示した例と同様に、ひと組の駆動
巻線のインバータにおけるスイッチング素子に短絡故障
が発生した場合においても、回転停止という事態を回避
可能な信頼性が高い誘導電動機を実現することができ
る。
【0042】なお、本発明における誘導電動機において
は、磁極数は4極以上が必要である。つまり、2極の場
合には、一つの巻線によってN極及びS極が同時に生じ
るために一方の固定子巻線と他方の固定子巻線とを磁気
的に分離することが不可能であるためである。
【0043】さらに、本発明における誘導電動機におい
ては、各インバータに接続される多相巻線組は、それぞ
れ2以上の偶数極を備えたことが重要である。つまり、
奇数極の場合には一方の多相巻線における対にはならな
い磁極による磁路が、他方の多相巻線の磁路と共有し、
そのために相互インダクタンスが生じる。この場合に
は、インバータの短絡故障時に、健全な多相巻線に悪影
響を与え、回転停止となる可能性がある。このため、本
発明においては、多相巻線組のそれぞれは、2以上の偶
数極を備える。
【0044】図5は、本発明とは異なり、巻線組71
2とを固定子鉄心6の巻線配置領域に、混在して配置
した例であり、本発明と従来技術との相違を明確にする
ための比較例を示す図である。
【0045】図5において、固定子鉄心6には、連続し
て、U10+、U20+、W11+、W21+、V10+、
V20+、U10−、U20−、W10+、W20+、V10
−、V20−、U11−、U21−、W10−、W20−V
1−、V21−、U11+、U21+、W11−、W2
1+、V11+、V21+の順に配置してある。
【0046】この図5の例においては、巻線組71及び
2のインバータがともに健全であるか、又はどちらか
一方のインバータのスイッチング素子が開放故障を発生
した場合には、誘導電動機の停止という事態を回避可能
である。しかしながら、この図5の例においては、巻線
組71が形成する磁路と巻線組72が形成する磁路とは、
ほぼ共用するものとなっているため、巻線組71又は72
のどちらか一方のインバータのスイッチング素子が短絡
故障を発生した場合、故障電流により発生した磁束が健
全な巻線組の発生する磁束に悪影響を及ぼしてしまう。
そして、その結果、誘導電動機が停止してしまうという
事態が発生する可能性がある。
【0047】これに対して、図3及び図4に示した本発
明の実施例は、巻線組71の磁路と巻線組72の磁路と
は、互いにほぼ独立又は完全に独立したものとなってい
るので、巻線組71又は72のどちらか一方のインバータ
のスイッチング素子が短絡故障を発生した場合にも、故
障電流により発生した磁束の健全な巻線組の磁束への悪
影響が抑制され、誘導電動機が停止してしまうという事
態を確実に回避することができる。
【0048】上述した本発明による誘導電動機は、電気
自動車等の電動車両の駆動用電動機として、使用する場
合に効果的である。この場合、図1における制御装置1
4にアクセルペダルの踏み込み量に応じた信号が供給さ
れ、供給された信号に従って、インバータ2A及び2B
の動作が制御される。そして、誘導電動機3により電気
自動車の車軸が駆動され、走行される。
【0049】上述した誘導電動機を車両駆動用の電動機
として、電動車両に使用すれば、複数の駆動巻線の組の
いずれかの組のスイッチング素子に短絡故障が発生した
場合においても、電動車両の走行を維持できるので、電
動車両の運転効率、安全性の向上が可能である。
【0050】図3又は図4に示した誘導電動機が搭載さ
れた電気自動車においては、インバータ2A又は2Bの
どちらか一方に短絡故障が発生した場合においても、上
述したように健全な巻線組により、誘導電動機を駆動す
ることが可能であるので、電気自動車の完全停止を確実
に回避することができる。
【0051】また、上述した短絡故障が発生した場合に
は、この故障の発生が故障検出部15により検出され、
表示手段16に表示される。これにより、電気自動車の
運転者は、故障の発生を認識して適切な処置の実行が可
能となる。
【0052】なお、上述した例は、本発明を回転型の誘
導電動機に適用した場合の例であるが、本発明は、回転
形の電動機に限らず、線形の誘導電動機、つまり、リニ
アモータにも適用することができる。
【0053】また、上述した例は、本発明を3相の誘導
電動機に適用した場合の例であるが、本発明は、3相の
誘導電動機に限らず3相以上の多相の誘導電動機にも適
用可能である。
【0054】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、次のような効果がある。複数の組に分割さ
れる複数の多相駆動巻線と、複数の多相駆動巻線の各組
に設けられる複数のスイッチング素子とを備えた誘導電
動機において、複数の多相駆動巻線の各組における駆動
巻線が互いに隣接して固定部に配置される領域は、他の
組の多相駆動巻線どうしが交互に配置される領域よりも
大である。
【0055】これにより、ある組の駆動巻線が形成する
磁路と他の組の駆動巻線が形成する磁路とは、共用する
部分が少なく、互いにほぼ独立している。したがって、
ひと組の駆動巻線のインバータにおけるスイッチング素
子に短絡故障が発生した場合においても、回転停止とい
う事態を回避可能な信頼性が高い誘導電動機を実現する
ことができる。
【0056】また、複数の組に分割される複数の多相駆
動巻線と、複数の多相駆動巻線の各組に設けられる複数
のスイッチング素子とを備えた誘導電動機において、固
定部は、複数の多相駆動巻線の各組毎の配置領域に分割
され、各組の複数の多相駆動巻線は、各組毎の配置領域
内に隣接して配置される。
【0057】これにより、ある組の駆動巻線が形成する
磁路と他の組の駆動巻線が形成する磁路とは、互いにほ
ぼ独立している。したがって、ひと組の駆動巻線のイン
バータにおけるスイッチング素子に短絡故障が発生した
場合においても、回転停止という事態を回避可能な信頼
性がより高い誘導電動機を実現することができる。
【0058】また、上述のように、ひと組のスイッチン
グ素子に短絡故障が発生した場合においても、他の健全
な組の駆動巻線により動作維持可能な誘導電動機を、電
動車両の駆動用電動機として使用すれば、電動車両の運
転効率、安全性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である誘導電動機の概略構成
図である。
【図2】本発明の一実施例である誘導電動機の一部断面
図である。
【図3】本発明の一実施例である誘導電動機の固定子鉄
心に巻回された固定子巻線の配置を説明する図である。
【図4】本発明の他の実施例である誘導電動機の固定子
鉄心に巻回された固定子巻線の配置を説明する図であ
る。
【図5】本発明とは異なり、2つの巻線組を固定子鉄心
6の巻線配置領域に、混在して配置した例であり、本発
明と従来技術との相違を明確にするための比較例を示す
図である。
【符号の説明】
1A、1B 直流電源 2A、2B インバータ 3 誘導電動機 4 固定子 5 回転子 6 固定子鉄心 71、72 固定子巻線組 8 回転子鉄心 9 回転子バー 10 シャフト 11 ハウジング 12 エンドブラケット 13 ベアリング 14 制御装置 15 故障検出部 16 表示部 61 固定子鉄心歯部 62 固定子鉄心スロット部 63 固定子鉄心コア部 CTa、CTb スイッチング素子
フロントページの続き (72)発明者 正木 良三 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 武藤 信義 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の組に分割される複数の多相駆動巻
    線を有する固定部と、この固定部に近接して配置される
    移動部と、上記複数の多相駆動巻線の各組に設けられ、
    直流電源から多相駆動巻線に流れる電流を制御する複数
    のスイッチング素子と、これらのスイッチング素子の動
    作を制御する電流制御部とを備えた誘導電動機におい
    て、 上記複数の多相駆動巻線の各組における駆動巻線が互い
    に隣接して固定部に配置される領域は、他の組の多相駆
    動巻線どうしが交互に配置される領域よりも大であるこ
    とを特徴とする誘導電動機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の誘導電動機において、上
    記移動部は円柱状の回転子であり、上記固定部は、上記
    回転子のほぼ同心円上であって、回転子の外周側に配置
    される円筒状の固定子であることを特徴とする誘導電動
    機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の誘導電動機において、上
    記多相駆動巻線は、3相駆動巻線であり、この3相駆動
    巻線が2つの組に分割されることを特徴とする誘導電動
    機。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の誘導電動機において、上
    記円筒状固定子の回転角120°に対応する第1の領域
    には、3相駆動巻線の2つの組のうちの一方の組の駆動
    巻線のみが配置され、上記円筒状固定子の回転角120
    °に対応する第2の領域には、他方の組の駆動巻線のみ
    が配置され、上記円筒状固定子の回転角60°に対応す
    る第3の領域及び回転角60°に対応する第4の領域に
    は、上記2つの組の駆動巻線が共に配置されることを特
    徴とする誘導電動機。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の誘導電動機において、上
    記スイッチング素子の短絡故障を検出する検出部と、こ
    の検出部が上記短絡故障を検出したことを表示する表示
    部とを備えることを特徴とする誘導電動機。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3又は4記載の誘導電動
    機を車両駆動用電動機として備えることを特徴とする電
    動車両。
  7. 【請求項7】 複数の組に分割される複数の多相駆動巻
    線を有する固定部と、この固定部に近接して配置される
    移動部と、上記複数の多相駆動巻線の各組に設けられ、
    直流電源から多相駆動巻線に流れる電流を制御する複数
    のスイッチング素子と、これらのスイッチング素子の動
    作を制御する電流制御部とを備えた誘導電動機におい
    て、 上記固定部は、複数の多相駆動巻線の各組毎の配置領域
    に分割され、各組の複数の多相駆動巻線は、上記各組毎
    の配置領域内に隣接して配置されることを特徴とする誘
    導電動機。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の誘導電動機において、上
    記移動部は円柱状の回転子であり、上記固定部は、上記
    回転子のほぼ同心円上であって、回転子の外周側に配置
    される円筒状の固定子であることを特徴とする誘導電動
    機。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の誘導電動機において、上
    記多相駆動巻線は、3相駆動巻線であり、この3相駆動
    巻線が2つの組に分割されることを特徴とする誘導電動
    機。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の誘導電動機において、
    上記円筒状固定子の回転角180°に対応する第1の領
    域には、3相駆動巻線の2つの組のうちの一方の組の駆
    動巻線のみが配置され、上記円筒状固定子の回転角18
    0°に対応する第2の領域には、他方の組の駆動巻線の
    みが配置されることを特徴とする誘導電動機。
  11. 【請求項11】 請求項7記載の誘導電動機において、
    上記スイッチング素子の短絡故障を検出する検出部と、
    この検出部が上記短絡故障を検出したことを表示する表
    示部とを備えることを特徴とする誘導電動機。
  12. 【請求項12】 請求項7、8、9又は10記載の誘導
    電動機を車両駆動用電動機として備えることを特徴とす
    る電動車両。
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