JPH08168105A - ハイブリッド車両 - Google Patents

ハイブリッド車両

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JPH08168105A
JPH08168105A JP33169294A JP33169294A JPH08168105A JP H08168105 A JPH08168105 A JP H08168105A JP 33169294 A JP33169294 A JP 33169294A JP 33169294 A JP33169294 A JP 33169294A JP H08168105 A JPH08168105 A JP H08168105A
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engine
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脩三 諸戸
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隆広 岩見
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 停発進の多い走行時において排気ガスを低減
すると共に燃費を向上させることができるようにする。 【構成】 制御部40は、エンジン+モータモードのと
きにおいて、車速センサ47の出力に基づいて算出され
る平均車速がα×制限速度よりも小さく、アクセルセン
サ48の出力に基づいて算出されるアクセル踏み込み回
数が設定回数以上で、ブレーキセンサ49の出力に基づ
いて算出されるブレーキ踏み込み回数が設定回数以上
で、走行条件検出部100によって検出される次の交差
点までの距離が設定距離以上の場合に渋滞と判断し、渋
滞と判断されたときに走行モードをモータモードに変更
して、エンジン1を停止してモータ10のみによる走行
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータとエンジンを駆
動源とするハイブリッド車両に係り、詳細には、エンジ
ンの駆動が必要ではないときにエンジンを停止させる機
能を有するハイブリッド車両に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、燃料の供給の容易な従来のエ
ンジンと、エネルギーとしてクリーンなモータとによっ
て駆動するハイブリッド車両が提案されている。このハ
イブリッド車両は種々のタイプのものが提案されてお
り、エンジンによって発電機を駆動して電気エネルギを
発生させ、この電気エネルギによってモータを回転さ
せ、その回転を駆動輪に伝達するシリーズ型のものや、
エンジン及びモータによって直接駆動輪を回転させるパ
ラレル型のものに分類される。また、これらシリーズ型
とパラレル型とを組み合わせたいわゆるシリーズ・パラ
レル型がある。シリーズ型のハイブリッド車両において
はエンジンと駆動系とが切り離されているので、エンジ
ンを最大効率点で駆動することができる。また、パラレ
ル型のハイブリッド車両においては、エンジンによって
トルクを発生させると共に、モータによって補助的なト
ルクを発生させるようにしているので、機械エネルギを
電気エネルギに変換する必要がなく、エネルギ伝達効率
が高い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のハイブ
リッド車両では、渋滞時や、道路幅が狭く信号が多いよ
うな停発進の多い道路を走行しているとき等において
も、エンジンを駆動したままになっている。そのため、
実際には車両が走行していないにもかかわらずエンジン
を駆動しているため、排気ガスが出ると共に、燃料の消
費が増加するという問題点があった。本発明はこのよう
な課題を解決するためになされたもので、停発進の多い
走行時において排気ガスを低減すると共に燃費を向上さ
せることができるようにしたハイブリッド車両を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、車両の駆動力を発生させるモータとエンジンとを備
え、少なくとも一方の駆動力によって走行するハイブリ
ッド車両において、車両の状態を検出する車両状態検出
手段と、この車両状態検出手段によって検出された車両
状態に応じてエンジンとモータのトルク分担を制御する
トルク制御手段と、渋滞か否かを判断する渋滞判断手段
と、この渋滞判断手段によって渋滞であると判断された
場合に、エンジンを停止させてモータのみによる走行と
するエンジン停止手段とを、ハイブリッド車両に具備さ
せて前記目的を達成する。請求項2記載の発明は、請求
項1記載のハイブリッド車両において、車両の現在位置
から目的地までの進路を判断し、進路に応じた走行条件
を検出する走行条件検出手段を更に具備し、渋滞判断手
段が、車両状態検出手段によって検出された車両状態と
走行条件検出手段によって検出された走行条件とに基づ
いて渋滞か否かを判断するようにしたものである。請求
項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、渋滞
判断手段が、車両状態検出手段によって検出される車
速、アクセル踏み込み回数及びブレーキ踏み込み回数の
うちの少なくとも一つの情報と、走行条件検出手段によ
って検出される交差点と自車位置との距離の情報とに基
づいて渋滞か否かを判断するようにしたものである。請
求項4記載の発明では、車両の駆動力を発生させるモー
タとエンジンとを備え、少なくとも一方の駆動力によっ
て走行するハイブリッド車両において、車両の状態を検
出する車両状態検出手段と、この車両状態検出手段によ
って検出された車両状態に応じてエンジンとモータのト
ルク分担を制御するトルク制御手段と、停発進の可能性
があるか否かを判断する停発進判断手段と、この停発進
判断手段によって停発進の可能性があると判断された場
合に、エンジンを停止させてモータのみによる走行とす
るエンジン停止手段とを、ハイブリッド車両に具備させ
て前記目的を達成する。請求項5記載の発明は、請求項
4記載の発明において、車両の現在位置から目的地まで
の進路を判断し、進路に応じた走行条件を検出する走行
条件検出手段を更に具備し、停発進判断手段が、車両状
態検出手段によって検出された車両状態と走行条件検出
手段によって検出された走行条件とに基づいて停発進の
可能性があるか否かを判断するようにしたものである。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、
停発進判断手段が、車両状態検出手段によって検出され
る車速の情報と、走行条件検出手段によって検出される
道路幅と信号機間距離の少なくとも一方の情報とに基づ
いて停発進の可能性があるか否かを判断するようにした
ものである。
【0005】
【作用】請求項1記載のハイブリッド車両では、渋滞判
断手段によって渋滞か否かが判断され、渋滞であると判
断された場合には、エンジン停止手段によってエンジン
が停止されモータのみによる走行とされる。これによ
り、停発進の多い渋滞時における排気ガスが低減される
と共に燃費が向上される。請求項2記載のハイブリッド
車両では、走行条件検出手段によって、車両の現在位置
から目的地までの進路が判断され、進路に応じた走行条
件が検出される。そして、渋滞判断手段は、車両状態検
出手段によって検出された車両状態と走行条件検出手段
によって検出された走行条件とに基づいて渋滞か否かを
判断する。請求項3記載のハイブリッド車両では、渋滞
判断手段は、車両状態検出手段によって検出される車
速、アクセル踏み込み回数及びブレーキ踏み込み回数の
うちの少なくとも一つの情報と、走行条件検出手段によ
って検出される交差点と自車位置との距離の情報とに基
づいて渋滞か否かを判断する。請求項4記載のハイブリ
ッド車両では、停発進判断手段によって停発進の可能性
があるか否かが判断され、停発進の可能性があると判断
された場合には、エンジン停止手段によってエンジンが
停止されモータのみによる走行とされる。これにより、
停発進の多い走行時における排気ガスが低減されると共
に燃費が向上される。請求項5記載のハイブリッド車両
では、走行条件検出手段によって、車両の現在位置から
目的地までの進路が判断され、進路に応じた走行条件が
検出される。そして、停発進判断手段は、車両状態検出
手段によって検出された車両状態と走行条件検出手段に
よって検出された走行条件とに基づいて停発進の可能性
があるか否かを判断する。請求項6記載のハイブリッド
車両では、停発進判断手段は、車両状態検出手段によっ
て検出される車速の情報と、走行条件検出手段によって
検出される道路幅と信号機間距離の少なくとも一方の情
報とに基づいて停発進の可能性があるか否かを判断す
る。
【0006】
【実施例】以下本発明のハイブリッド車両における好適
な実施例について、図面を参照して詳細に説明する。図
1ないし図8は本発明の第1の実施例に係るものであ
る。図1は本実施例に係るハイブリッド車両における駆
動部分の概略構成の断面を表したものである。この図1
に示すように、本実施例のハイブリッド車両は、内燃エ
ンジン(以下、単にエンジンという。)1及び電気モー
タ(以下、単にモータという。)10の伝達下流側に、
アンダードライブ機構(U/D)からなる2速自動変速
装置9を連結したものである。
【0007】ハイブリッド車両のボンネット部分には、
ガソリン又はディーゼル等のエンジン1が横向きに搭載
されており、更に、このエンジン1に連接して、コンバ
ータハウジング2が固定されており、更にトランスアク
スルケース3及びモータケース5が一体に固定されてい
る。そして、エンジン出力軸1aに整列して、トルクコ
ンバータ6、入力クラッチ7、2速自動変速装置9及び
モータ10が配置され、更にその下方にはディファレン
シャル装置11が配置され、これら各装置は互いに一体
に連結されたケース(ハウジング)2、3、5内に収納
されている。
【0008】流体伝動装置であるトルクコンバータ6
は、コンバータハウジング2内に配置され、ポンプイン
ペラ12、タービンランナ13及びステータ15そして
ロックアップクラッチ16を有している。そして、ポン
プインペラ12はエンジン出力軸1aに連結しており、
タービンランナ13及びロックアップクラッチ16の出
力側は入力軸17に連結している。また、ステータ15
はワンウェイクラッチ19上に支持されており、ワンウ
ェイクラッチ19のインナレースはハウジング2に固定
されている。また、トルクコンバータ6と入力クラッチ
7の間の部分には油圧ポンプ20が配設されており、こ
の油圧ポンプ20の駆動ギヤ部はポンプインペラ12に
連結されている。そして、入力クラッチ7は油圧湿式多
板クラッチからなり、その入力側が入力軸17に連結
し、またその出力側が自動変速装置9に向けて延びてい
る中間軸21に連結している。また、中間軸21にはス
リーブ状の出力軸22が回転自在に被嵌しており、出力
軸22の一端部には入力クラッチ7に隣接してカウンタ
ドライブギヤ23が固定されている。
【0009】2速自動変速装置9は、変速ギヤユニット
を構成するシングルプラネタリギヤユニット25を有す
るアンダードライブ機構部(U/D)を備え、そのリン
グギヤRが中間軸21に連結し、そのキャリヤCRが出
力軸22に連結している。更に、キャリヤCRとサンギ
ヤSとの間には係合手段を構成するダイレクトクラッチ
C2が介在しており、かつサンギヤSとケース3との間
には同じく係合手段を構成する低速用のブレーキB及び
ワンウエイクラッチFが介在している。
【0010】一方、モータ10は、ブラシレスDCモー
タ、誘導モータ、直流分巻モータ等によって構成するこ
とができ、モータケース5内に配置されている。モータ
10は偏平状のステータ26及び偏平状のロータ27を
有しており、ステータ26はモータケース5の内壁に固
定されかつコイル28が巻装されており、またロータ2
7は中間軸21と共にプラネタリギヤユニット25のリ
ングギヤRに連結している。従って、モータ10はその
中央部に軸方向に延びる大きな筒状の中空部Aを有して
おり、中空部A内に、アクスルケース3の一部に亙って
2速自動変速装置9が配置されている。
【0011】また、トランスアクスルケース3の下方に
はカウンタ軸29及びディファレンシャル装置11が配
置されており、カウンタ軸29にはドライブギヤ23に
歯合するカウンタドリブンギヤ30及びピニオン31が
固定されている。ディファレンシャル装置11はピニオ
ン31に歯合するリングギヤ32を有しており、ギヤ3
2からのトルクがそれぞれ負荷トルクに応じて左右の前
車輪33a,33bに伝達される。
【0012】ここで、図1に示した駆動部分の動作につ
いて説明する。入力クラッチ7が係合状態のときは、入
力軸17と中間軸21とが連結し、パラレルタイプのハ
イブリッド車両として機能する。エンジン出力軸1aの
回転は、トルクコンバータ6に伝達され、油流を介して
又はロックアップクラッチ16を介して入力軸17に伝
達され、更に入力クラッチ7を介して中間軸21に伝達
される。従って、エンジン1の出力特性が低回転速度で
は低トルクにあるにも係わらず、トルクコンバータ6が
自動的にかつ滑らかにトルクを増大し、発進、加速及び
登板等をスムーズにかつ確実に行うことができる。
【0013】中間軸21の回転は、スロットル開度及び
車速に基づき自動変速装置9にて2速に変速され、出力
軸22に伝達される。すなわち、1速状態にあっては、
ダイレクトクラッチC2が切られると共に、ワンウェイ
クラッチFが係止状態にある。この状態では、中間軸2
1の回転は、リングギヤRに伝達され、更に係止状態に
あるサンギヤSに基づき、ピニオンPを自転しつつキャ
リヤCRが減速回転し、減速回転(U/D)が出力軸2
2に伝達される。なお、エンジンブレーキ作動時(コー
スト時)にあっては、ブレーキBが係合し、サンギヤS
を停止する。
【0014】そして、2速状態にあっては、ダイレクト
クラッチC2を係合する。この状態にあっては、サンギ
ヤSとキャリヤCRとがクラッチC2により一体とな
り、ギヤユニット25が一体回転する。従って、中間軸
21の回転は、そのまま出力軸22に伝達される。そし
て、出力軸22の回転はカウンタドライブギヤ23から
ドリブンギヤ30に伝達され、更にディファレンシャル
ドライブピニオン32を介してディファレンシャル装置
11に伝達される。更に、ディファレンシャル装置11
は左右前輪33a,33bにそれぞれディファレンシャ
ル回転を伝達する。また、エンジン出力軸1aの回転
は、コンバータケースを介して油圧ポンプ20に伝達さ
れ、油圧ポンプ20で所定の油圧を発生する。一方、入
力クラッチ7が開放状態のときは、入力軸17と中間軸
21とが切断され、モータ10によって中間軸21が回
転され、この中間軸21の回転が、自動変速装置9にて
変速され、出力軸22に伝達される。
【0015】図2は本実施例に係るハイブリッド車両の
回路部分の構成を示すブロック図である。本実施例のハ
イブリッド車両は、車両の動作全体を制御するための制
御部40を備えている。制御部40は、各種制御を行う
CPU(中央処理装置)51を備えており、このCPU
51にはデータバス等のバスライン52を介してROM
(リード・オンリ・メモリ)53、RAM(ランダム・
アクセス・メモリ)54、クロック55、出力I/F
(インターフェース)部56、入力I/F部57及び走
行条件検出部100がそれぞれ接続されている。
【0016】ROM53には、入力I/F部57から入
力される各種信号に基づいてCPU51が走行状態等を
判断し、各部を適切に制御するための各種プログラムや
データが格納されている。RAM54は、ROM53に
格納されたプログラムやデータに従ってCPU51が処
理を行うためのワーキングメモリであり、入力I/F部
57から入力される各種信号や出力I/F部56から出
力した制御信号を一時的に記憶する。クロック55は時
間を計時するために用いられる。
【0017】出力I/F部56には、クラッチ7の係合
と開放を制御するクラッチコントローラ41、ブレーキ
Bの係合と開放を制御するブレーキコントローラ44、
始動時にスタータを駆動すると共に、駆動時におけるス
ロットル・バルブの開度を調整するエンジンコントロー
ラ42、モータ10の出力を制御すると共に、バッテリ
への回生充電を制御するモータコントローラ43が、そ
れぞれ接続されている。一方、入力I/F部57には、
エンジン出力軸1aの回転数、すなわちクラッチ7の入
力側の回転数を検出する第1回転センサ45、中間軸2
1の回転数、すなわちクラッチ7の出力側の回転数を検
出する第2回転センサ46、出力軸22の回転数を検出
する車速センサ47、アクセル38の踏み込み量を検出
するアクセルセンサ48、ブレーキペダル39の踏み込
み量を検出するブレーキセンサ49が、それぞれ接続さ
れている。
【0018】図3は図2における走行条件検出部100
の構成を示すブロック図である。この走行条件検出部1
00は、演算部110を備え、この演算部110には、
タッチパネルとして機能するディスプレイ111aとこ
のディスプレイ111aの周囲に設けられた操作用のス
イッチ111bとを含む表示部111と、この表示部1
11のタッチパネルやスイッチ111bからの入力を管
理するスイッチ入力類管理部112と、現在位置測定部
113と、速度センサ114と、地図情報記憶部115
と、音声認識部116と、音声出力部117とが接続さ
れている。
【0019】現在位置測定部113は、緯度と経度によ
る座標データを検出することで、車両が現在走行または
停止している現在位置を検出する。この現在位置測定部
113には、人工衛星を利用して車両の位置を測定する
GPS(Global Position System)レシーバ121と、路
上に配置されたビーコンからの位置情報を受信するビー
コン受信装置120と、方位センサ122と、距離セン
サ123とが接続され、現在位置測定部113はこれら
からの情報を用いて車両の現在位置を測定するようにな
っている。
【0020】方位センサ122は、例えば、地磁気を検
出して車両の方位を求める地磁気センサ、車両の回転角
速度を検出しその角速度を積分して車両の方位を求める
ガスレートジャイロや光ファイバジャイロ等のジャイ
ロ、左右の車輪センサを配置しその出力パルス差(移動
距離の差)により車両の旋回を検出することで方位の変
位量を算出するようにした車輪センサ、等が使用され
る。距離センサ123は、例えば、車輪の回転数を検出
して計数し、または加速度を検出して2回積分するもの
等の各種の方法が使用される。なお、GPSレシーバ1
21とビーコン受信装置120は単独で位置測定が可能
であるが、GPSレシーバ121やビーコン受信装置1
20による受信が不可能な場所では、方位センサ122
と距離センサ123の双方を用いた推測航法によって現
在位置を検出するようになっている。
【0021】音声認識部116には、音声を入力するた
めのマイク124が接続されている。音声認識部116
は、マイク124から入力される音声信号をディジタル
信号に変換し、この信号から特徴パラメータを抽出し、
この特徴パラメータを音声認識用辞書に記憶された標準
パターンと比較して入力された音声を認識し、認識した
音声の内容に従って、演算部110に対する入力信号を
生成するようになっている。音声出力部117は、音声
を電気信号として出力する音声出力用IC126と、こ
の音声出力用IC126の出力を増幅するアンプ127
と、このアンプ127の出力をディジタル−アナログ変
換するD/Aコンバータ128とを備えている。D/A
コンバータ128の出力端にはスピーカ129が接続さ
れている。
【0022】演算部110は、速度センサ114及び地
図情報記憶部115に接続された地図データ読込部13
1と、地図描画部132と、地図データ読込部131及
び地図描画部132を管理する地図管理部133と、地
図描画部132及び表示部111に接続された画面管理
部134と、スイッチ入力類管理部112及び音声認識
部116に接続された入力管理部135と、音声出力部
117の音声出力用IC126に接続された音声出力管
理部1 36と、地図管理部133、画面管理部134、
入力管理部135及び音声出力管理部136を管理する
全体管理部137とを備えている。全体管理部137
は、図2に示した制御部40に接続されている。この演
算部110は、CPU(中央処理装置)、ROM(リー
ド・オンリ・メモリ)、RAM(ランダム・アクセス・
メモリ)等を備え、CPUがRAMをワーキングエリア
としてROMに格納されたプログラムを実行することに
よって、上記の各構成を実現するようになっている。
【0023】ここで、図3に示した走行条件検出部10
0の動作の概要について説明する。使用者は、走行条件
検出部100が必要とする目的地等の情報を、表示部1
11のタッチパネルやスイッチ111bを用いて手によ
って、あるいはマイク124を用いて音声によって入力
する。タッチパネルやスイッチ111bを用いて入力さ
れた情報はスイッチ入力類管理部112を経て入力管理
部135に入力される。また、マイク124を用いて音
声によって入力された情報は音声認識部116で認識さ
れ、入力管理部135に入力される。演算部110は、
使用者によって入力された目的地等の情報に基づいて目
的地までの走行経路を探索し、この走行経路に従って経
路誘導を行う。この経路誘導の際には、現在位置測定部
113の測定結果を基にして、地図管理部133が必要
な地図データを地図データ読込部131より入力し、地
図描画部132を用いて地図を描画し、画面管理部1 3
4によってディスプレイ111a上に地図を表示する。
また、この画面上に、走行経路や車両の現在位置、進行
方向を示す矢印等も表示する。
【0024】次に、本実施例に係るハイブリッド車両の
動作について説明する。図4はハイブリッド車両の全体
の動作を制御するメインルーチンの動作を示すフローチ
ャートである。この動作では、まず、制御部40のCP
U51が初期設定(ステップ201)を行った後、各セ
ンサ45〜49の出力、その他バッテリ電圧、電流等の
車両情報を読み込み(ステップ202)、バッテリ残量
を計算する(ステップ203)。次に、モード切替中か
否かを判断し(ステップ204)、モード切替中でなけ
れば(N)、シフトレバー位置、バッテリ残量及びブレ
ーキセンサ49の出力に基づいて走行モードを判断する
(ステップ205)。なお、走行モードには、ニュート
ラルモード、エンジン1の駆動力のみによって走行する
エンジンモード、モータ10の駆動力のみによって走行
するモータモード及びエンジン1及びモータ10の双方
の駆動力によって走行するエンジン+モータモードがあ
る。次に、車速及びアクセル踏み込み量より、変速マッ
プ、ロックアップマップから変速段、ロックアップの有
無を判断する(ステップ206)。
【0025】次に、駆動力配分設定ルーチンを実行し
(ステップ207)、走行モードを変更する否かを判断
する(ステップ208)。走行モードを変更しない場合
(N)は、モータトルク指令をモータコントローラ43
に出力すると共に、スロットル開度指令をエンジンコン
トローラ42に出力してステップ202へ戻る。ここ
で、エンジン1が停止中ではないときにスロットル開度
指令が0(零)の場合にはエンジン1を停止し、エンジ
ン1が停止中のときにスロットル開度指令が0(零)で
はない場合にはエンジン1を始動する。また、ステップ
204でモード切替中の場合(Y)とステップ208で
走行モードを変更する場合(Y)は、モード切り替え制
御を行い(ステップ209)、ステップ210へ進む。
【0026】図5は図4における駆動力配分設定ルーチ
ン(ステップ207)の動作を示すフローチャートであ
る。この動作では、まず、車速、変速段より要求軸回転
数を演算する(ステップ301)。なお、要求軸回転数
はシャフト21の要求回転数をいう。次に、ブレーキが
オンか否かを判断する(ステップ302)。ブレーキが
オンではない場合(N)はアクセル踏み込み量より要求
駆動トルクを演算し(ステップ303)、ブレーキがオ
ンの場合(Y)はブレーキ量より要求制動トルクを演算
し、要求駆動トルク=−要求制動トルクとする(ステッ
プ304)。なお、要求駆動トルクはシャフト21での
要求トルクをいう。次に、走行モードを判断し(ステッ
プ305)、走行モードがニュートラルモードの場合は
モータトルク指令=0、スロットル開度指令=0として
(ステップ306)、メインルーチンにリターンする。
【0027】ステップ305において走行モードが他の
モードの場合は、更に走行モードを判断し(ステップ3
07)、走行モードがモータモードの場合はモータトル
ク指令=要求駆動トルク、スロットル開度指令=0とし
て(ステップ308)、メインルーチンにリターンす
る。ステップ307において走行モードがエンジンモー
ドの場合はバッテリ残量が設定値β2 未満か否かを判断
する(ステップ309)。バッテリ残量が設定値β2
満ではない場合(N)は、モータトルク指令=0とし
(ステップ310)、要求軸回転数、要求駆動トルク
と、エンジン+トルクコンバータ特性データより、スロ
ットル開度指令を演算して(ステップ311)、メイン
ルーチンにリターンする。バッテリ残量が設定値β2
満の場合(ステップ309;Y)は、モータトルク指令
=−γ(γは0より大きい設定値)とし(ステップ31
2)、要求軸回転数、要求駆動トルク+γと、エンジン
+トルクコンバータ特性データより、スロットル開度指
令を演算して(ステップ313)、メインルーチンにリ
ターンする。
【0028】ステップ307において走行モードがエン
ジン+モータモードの場合は、渋滞判断ルーチンを実行
し(ステップ314)、次に渋滞か否かを判断する(ス
テップ315)。渋滞ではない場合(N)は最適配分計
算ルーチンを実行して(ステップ318)、メインルー
チンにリターンする。渋滞の場合(ステップ315;
Y)はバッテリ残量が設定値β1 未満か否かを判断する
(ステップ316)。なお、β1 はβ2 よりも大きい値
である。バッテリ残量が設定値β1 未満の場合(Y)は
最適配分計算ルーチンを実行する(ステップ318)。
バッテリ残量が設定値β1 未満ではない場合(ステップ
316;N)は、走行モードをモータモードとして(ス
テップ317)、ステップ308へ進む。
【0029】図6は図5における最適配分計算ルーチン
(ステップ318)の動作を示すフローチャートであ
る。この動作では、まず、図8に示すような最適配分マ
ップ上の(要求軸回転数,要求駆動トルク)のポイント
に対応するエンジン1とモータ10のトルク分担比率を
演算する(ステップ401)。なお、図8に示した最適
配分マップは、要求軸回転数と要求駆動トルクの値に応
じた走行モードを表すと共に、エンジン+モータモード
の領域では、(要求軸回転数,要求駆動トルク)の動作
点Pの全てについてエンジン1とモータ10のトルク分
担比率が設定されている。次に、モータトルク指令=モ
ータ分担比×駆動トルクとし(ステップ402)、エン
ジン分担比×駆動トルクと、エンジン+トルクコンバー
タ特性データよりスロットル開度指令を演算する(ステ
ップ403)。次に、モータトルク指令が0か否かを判
断する(ステップ404)。
【0030】モータトルク指令が0ではない場合(N)
は、スロットル開度指令の値を判断し(ステップ40
5)、スロットル開度指令が0の場合は走行モードをモ
ータモードとし(ステップ406)、スロットル開度指
令が0より大きい場合は走行モードをエンジン+モータ
モードとして(ステップ407)、駆動力配分設定ルー
チンにリターンする。モータトルク指令が0の場合(ス
テップ404;Y)は、スロットル開度指令の値を判断
し(ステップ408)、スロットル開度指令が0より大
きい場合は走行モードをエンジンモードとし(ステップ
409)、スロットル開度指令が0の場合は走行モード
をニュートラルモードとして(ステップ410)、駆動
力配分設定ルーチンにリターンする。
【0031】図7は図5における渋滞判断ルーチン(ス
テップ314)の動作を示すフローチャートである。こ
の動作では、まず、走行条件検出部100より、現在
地、制限速度及び交差点間距離の走行条件情報を読み込
み(ステップ501)、過去一定走行距離内の平均車
速、アクセル踏み込み回数およびブレーキ踏み込み回数
を計算する(ステップ502)。なお、過去一定走行距
離内の平均車速の代わりに過去一定時間内の平均車速を
計算しても良い。次に、平均車速が係数α×制限速度よ
りも小さいか否かを判断する(ステップ503)。な
お、制限速度の情報がない場合には、道路種別と車線数
から仮想の制限速度を設定しても良い。平均車速がα×
制限速度よりも小さい場合(Y)は、アクセル踏み込み
回数が設定回数以上か否かを判断する(ステップ50
4)。アクセル踏み込み回数が設定回数以上の場合
(Y)は、ブレーキ踏み込み回数が設定回数以上か否か
を判断する(ステップ505)。ブレーキ踏み込み回数
が設定回数以上の場合(Y)は、次の交差点までの距離
が設定距離以上か否かを判断する(ステップ506)。
次の交差点までの距離が設定距離以上の場合(Y)は渋
滞と判断して(ステップ507)、駆動力配分設定ルー
チンにリターンする。
【0032】平均車速がα×制限速度よりも小さくない
場合(ステップ503;N)、アクセル踏み込み回数が
設定回数以上ではない場合(ステップ504;N)、ブ
レーキ踏み込み回数が設定回数以上ではない場合(ステ
ップ505;N)、次の交差点までの距離が設定距離以
上ではない場合(ステップ506;N)は、渋滞ではな
いと判断して(ステップ508)、駆動力配分設定ルー
チンにリターンする。なお、ステップ506において、
手前の交差点からの距離が設定距離より小さいか否かを
判断し、小さい場合に渋滞と判断し(ステップ50
7)、小さくない場合に渋滞ではないと判断する(ステ
ップ508)ようにしても良い。
【0033】このように本実施例では、エンジン+モー
タモードのときにおいて、平均車速がα×制限速度より
も小さく、アクセル踏み込み回数が設定回数以上で、ブ
レーキ踏み込み回数が設定回数以上で、次の交差点まで
の距離が設定距離以上の場合に渋滞と判断し、渋滞と判
断されたときに、更にバッテリ残量が設定値β1 より小
さくない場合に走行モードをモータモードに変更して、
エンジン1を停止してモータ10のみによる走行とする
ようにしたので、停発進の多い渋滞時における排気ガス
を低減することができると共に燃費を向上することがで
き、更に乗り心地を改善することができる。なお、本実
施例において、平均車速とアクセル踏み込み回数とブレ
ーキ踏み込み回数の全ての情報を用いずに、平均車速と
アクセル踏み込み回数とブレーキ踏み込み回数のうちの
少なくとも一つの情報と、交差点と自車位置との距離の
情報とに基づいて、渋滞か否かを判断するようにしても
良い。すなわち、図7に示した渋滞判断ルーチンにおい
て、ステップ503からステップ505の判断ステップ
のうちの一つまたは二つを省略しても良い。
【0034】図9及び図10は本発明の第2の実施例に
係るものである。本実施例は、第1の実施例のように渋
滞か否かを判断する代わりに、停発進の可能性があるか
否かを判断し、停発進の可能性がある場合に、エンジン
1を停止させてモータ10のみによる走行とするように
したものである。図9は本実施例における駆動力配分設
定ルーチン(図4のステップ207)の動作を示すフロ
ーチャートである。本実施例では、図5に示した第1の
実施例における駆動力配分設定ルーチン中のステップ3
07で、走行モードがエンジン+モータモードと判断さ
れた場合におけるそれ以降の動作が異なっている。すな
わち、ステップ307で走行モードがエンジン+モータ
モードと判断された場合は、道路状況による走行モード
変更判断ルーチンを実行する(ステップ321)。次
に、走行モードの変更があるか否かを判断し(ステップ
322)、走行モードの変更がある場合(Y)はステッ
プ308へ進み、走行モードの変更がない場合(N)は
ステップ318へ進む。
【0035】図10は図9における道路状況による走行
モード変更判断ルーチン(ステップ321)の動作を示
すフローチャートである。この動作では、まず、走行条
件検出部100より、道路幅と、信号機間距離である道
路長さの情報を読み込む(ステップ601)。次に、車
速が設定値vL よりも小さいか否かを判断する(ステッ
プ602)。車速が設定値vL よりも小さい場合(Y)
は、道路幅が設定値δよりも小さいか否かを判断する
(ステップ603)。道路幅が設定値δよりも小さい場
合(Y)は、道路長さが設定値εよりも小さいか否かを
判断する(ステップ604)。道路長さが設定値εより
も小さい場合(Y)は、停発進の可能性があると判断し
て走行モードをモータモードとして(ステップ60
5)、図9に示した駆動力配分設定ルーチンにリターン
する。車速が設定値vL よりも小さくない場合(ステッ
プ602;N)、道路幅が設定値δよりも小さくない場
合(ステップ603;N)は、道路長さが設定値εより
も小さくない場合(ステップ604;N)は、そのまま
駆動力配分設定ルーチンにリターンする。その他の構成
および動作は第1の実施例と同様である。
【0036】このように本実施例では、エンジン+モー
タモードのときにおいて、車速が設定値vL よりも小さ
く、道路幅が設定値δよりも小さく、道路長さが設定値
εよりも小さい場合に、停発進の可能性があると判断し
て走行モードをモータモードに変更して、エンジン1を
停止してモータ10のみによる走行とするようにしたの
で、停発進の多い走行時における排気ガスを低減するこ
とができると共に燃費を向上することができ、更に乗り
心地を改善することができる。なお、本実施例におい
て、道路幅と道路長さの一方が設定値より小さく、車速
が設定値vL よりも小さい場合に、走行モードをモータ
モードに変更するようにしても良い。
【0037】
【発明の効果】請求項1ないし請求項3のいずれか一に
記載のハイブリッド車両によれば、渋滞判断手段によっ
て渋滞か否かを判断し、渋滞であると判断された場合に
は、エンジン停止手段によってエンジンを停止してモー
タのみによる走行とするようにしたので、停発進の多い
渋滞時における排気ガスを低減できると共に燃費を向上
させることができる。請求項4ないし請求項6のいずれ
か一に記載のハイブリッド車両によれば、停発進判断手
段によって停発進の可能性があるか否かを判断し、停発
進の可能性があると判断された場合には、エンジン停止
手段によってエンジンを停止してモータのみによる走行
とするようにしたので、停発進の多い走行時における排
気ガスを低減できると共に燃費を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るハイブリッド車両
の駆動部分の概略構成を示す説明図である。
【図2】同上、ハイブリッド車両の回路部分の構成を示
すブロック図である。
【図3】同上、図2における走行条件検出部の構成を示
すブロック図である。
【図4】同上、ハイブリッド車両の全体の動作を制御す
るメインルーチンの動作を示すフローチャートである。
【図5】同上、図4における駆動力配分設定ルーチンの
動作を示すフローチャートである。
【図6】同上、図5における最適配分計算ルーチンの動
作を示すフローチャートである。
【図7】同上、図5における渋滞判断ルーチンの動作を
示すフローチャートである。
【図8】同上、最適配分マップを示す説明図である。
【図9】本発明の第2の実施例に係るハイブリッド車両
における駆動力配分設定ルーチンの動作を示すフローチ
ャートである。
【図10】同上、図9における道路状況による走行モー
ド変更判断ルーチンの動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 エンジン 10 モータ 40 制御部 42 エンジンコントローラ 43 モータコントローラ 47 車速センサ 48 アクセルセンサ 49 ブレーキセンサ 100 走行条件検出部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の駆動力を発生させるモータとエン
    ジンとを備え、少なくとも一方の駆動力によって走行す
    るハイブリッド車両において、 車両の状態を検出する車両状態検出手段と、 この車両状態検出手段によって検出された車両状態に応
    じてエンジンとモータのトルク分担を制御するトルク制
    御手段と、 渋滞か否かを判断する渋滞判断手段と、 この渋滞判断手段によって渋滞であると判断された場合
    に、エンジンを停止させてモータのみによる走行とする
    エンジン停止手段とを具備することを特徴とするハイブ
    リッド車両。
  2. 【請求項2】 車両の現在位置から目的地までの進路を
    判断し、進路に応じた走行条件を検出する走行条件検出
    手段を更に具備し、前記渋滞判断手段は、前記車両状態
    検出手段によって検出された車両状態と前記走行条件検
    出手段によって検出された走行条件とに基づいて渋滞か
    否かを判断することを特徴とする請求項1記載のハイブ
    リッド車両。
  3. 【請求項3】 前記渋滞判断手段は、前記車両状態検出
    手段によって検出される車速、アクセル踏み込み回数及
    びブレーキ踏み込み回数のうちの少なくとも一つの情報
    と、前記走行条件検出手段によって検出される交差点と
    自車位置との距離の情報とに基づいて渋滞か否かを判断
    することを特徴とする請求項2記載のハイブリッド車
    両。
  4. 【請求項4】 車両の駆動力を発生させるモータとエン
    ジンとを備え、少なくとも一方の駆動力によって走行す
    るハイブリッド車両において、 車両の状態を検出する車両状態検出手段と、 この車両状態検出手段によって検出された車両状態に応
    じてエンジンとモータのトルク分担を制御するトルク制
    御手段と、 停発進の可能性があるか否かを判断する停発進判断手段
    と、 この停発進判断手段によって停発進の可能性があると判
    断された場合に、エンジンを停止させてモータのみによ
    る走行とするエンジン停止手段とを具備することを特徴
    とするハイブリッド車両。
  5. 【請求項5】 車両の現在位置から目的地までの進路を
    判断し、進路に応じた走行条件を検出する走行条件検出
    手段を更に具備し、前記停発進判断手段は、前記車両状
    態検出手段によって検出された車両状態と前記走行条件
    検出手段によって検出された走行条件とに基づいて停発
    進の可能性があるか否かを判断することを特徴とする請
    求項4記載のハイブリッド車両。
  6. 【請求項6】 前記停発進判断手段は、前記車両状態検
    出手段によって検出される車速の情報と、前記走行条件
    検出手段によって検出される道路幅と信号機間距離の少
    なくとも一方の情報とに基づいて停発進の可能性がある
    か否かを判断することを特徴とする請求項5記載のハイ
    ブリッド車両。
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