JPH08165920A - 排気ガス浄化装置 - Google Patents

排気ガス浄化装置

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JPH08165920A
JPH08165920A JP7192795A JP7192795A JPH08165920A JP H08165920 A JPH08165920 A JP H08165920A JP 7192795 A JP7192795 A JP 7192795A JP 7192795 A JP7192795 A JP 7192795A JP H08165920 A JPH08165920 A JP H08165920A
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exhaust
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衛 馬渕
Hiroyuki Usami
宏行 宇佐美
Masaichi Tanaka
政一 田中
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    • F01N2240/18Combination or association of two or more different exhaust treating devices, or of at least one such device with an auxiliary device, not covered by indexing codes F01N2230/00 or F01N2250/00, one of the devices being an adsorber or absorber
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2570/00Exhaust treating apparatus eliminating, absorbing or adsorbing specific elements or compounds
    • F01N2570/12Hydrocarbons

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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸着装置5の流路5dと、これと並列に設け
られた排気流路34とを切り替える切替弁8を有する排
気浄化装置において、吸着装置5へのHC吸着効率を向
上する。 【構成】 吸着装置5の上流側に位置する拡大管31の
広がり角度θを片面壁面剥離の生じる範囲(50〜80
度)に設定する。エンジン1始動後の冷間時には、切替
弁8を破線位置に操作して吸着装置5側の通路5aに排
気ガスを流す。その際、前記片面壁面剥離により吸着装
置5側へ排気ガスの速い流れを偏らせて、吸着装置5へ
の排気ガス流入速度を均一にして、HC等の吸着効率を
向上できる。エンジン1の暖機後は、切替弁8が排気流
路34側を開放する実線位置に切り替わって、この排気
流路34に排気ガスが流れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等に搭載されるエ
ンジン(内燃機関)の排気ガス浄化装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動車エンジンの排気ガスを浄化する浄
化装置の一つの方式として、貴金属(白金、ロジウム
等)などを触媒として担持した担体を用いる排気ガス浄
化装置が知られている。この方式による炭化水素化合物
(以下HCと略す)の浄化には、一般に触媒活性化温度
350℃以上を必要とする。
【0003】しかしながら、エンジン始動直後において
は、上記触媒が触媒活性温度に達していないため、HC
浄化は、ほとんど行なわれないという問題がある。そこ
で、上記の問題を解決するため、エンジンの排気系に触
媒装置を配備し、かつその上流側または下流側に、エン
ジン冷間時に排出されたHC(以下コールドHCと呼
ぶ)を吸着するための吸着剤を納めたHCトラッパーを
配備した浄化装置が特開平2−135126号公報、特
開平4ー17710号公報、特開平4ー311618号
公報等で提案されている。
【0004】上記特開平2−135126号公報の浄化
装置は、触媒装置の上流側にゼオライト系吸着剤を用い
た吸着剤装置を配して、吸着剤装置と触媒装置とを併用
し、排気ガス低温時には吸着剤にコールドHCを吸着さ
せ、排気ガス高温時には吸着剤から脱離したHCおよび
エンジンからの排気HCを触媒で浄化させるものであ
る。
【0005】また、上記特開平4ー17710号公報、
特開平4ー311618号公報の浄化装置は、吸着剤を
含むHCトラッパーを触媒装置の下流側に、メイン排気
管と並列に配置するとともに、このHCトラッパーを含
むバイパス通路とメイン排気管にはそれぞれ流路切替弁
を設けている。そして、エンジン始動直後から所定時
間、上記弁を操作し、排気ガスをバイパス通路へ流し、
その間、コールドHCはトラッパーに吸着される。エン
ジン始動後から所定時間経過して、排気ガス温度が上昇
し、HCトラッパーの吸着剤からコールドHCが脱離す
る状態になると、上記弁はメイン排気管に排気ガスを流
す位置に切り替わり、この時、トラッパー下流側とエン
ジン吸気管とをつなぐ脱離用配管にエンジンの吸気管負
圧が加わり、脱離したHCは上記吸気管へ吸い込まれて
再びエンジン内で燃焼するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
コールドHC吸着技術のうち、触媒装置の上流側にHC
トラッパーを配備するものでは、エンジンから排出直後
の高温排気ガスがHCトラッパーに流入するので、吸着
剤の耐熱性が問題となる。そこで、特開平2ー1351
26号公報では、耐熱性の高いゼオライト系吸着剤を使
用している。しかし、吸着剤は一般に低温ほど吸着性能
が高く、ゼオライトでも触媒が活性温度になる前にHC
が脱離してしまうので、せっかく吸着したHCが浄化さ
れずに大気へ放出されるという問題が生じる。
【0007】また、触媒装置の上流にHCトラッパーを
配備すると、HCトラッパーそれ自体が大きな熱容量に
なるため、触媒の活性化、即ち触媒が活性温度に達する
までの時間を遅らせるという問題も生じる。一方、触媒
装置の下流側にHCトラッパーを配備した特開平4ー1
7710号公報や特開平4ー311618号公報では、
コールドHCの吸着性能および触媒の活性化について
は、上記問題は解決される。
【0008】しかし、上記両公報のものでは、HCトラ
ッパーに流入する排気ガスの速度分布について何ら考慮
していないが、本発明者らの実験検討によれば、HCト
ラッパーへの流入排気ガスの速度分布が不均一になるこ
とにより、吸着剤によるHC吸着効率が大幅に低下する
という問題が生じることが分かった。そこで、本発明は
上記の事情に鑑み、吸着装置の流路と、この吸着装置を
通過しない排気ガスの流れを形成する排気流路とを切り
替える排気ガス流路切替手段を有する排気ガス浄化装置
において、この排気ガス流路切替手段を吸着装置の下流
側の1箇所に設置して、構造を簡略化できるとともに、
吸着装置の上流に位置する拡大管の構成を工夫して、吸
着装置への流入排気ガスの速度分布を均一化し、吸着装
置による吸着効率を向上できる排気ガス浄化装置を提供
することを目的とする。
【0009】また、本発明は、車両への搭載が容易な排
気ガス浄化装置を提供することを他の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。請求項1の発
明では、エンジン(1)の排気管(3)内に配設された
触媒装置(4)と、この触媒装置(4)より下流の前記
排気管(3)内に配設され、排気ガス有害成分を吸着す
る吸着剤を担持した吸着装置(5)と、前記触媒装置
(4)より下流の前記排気管(3)内に、前記吸着装置
(5)を通過しない排気ガスの流れを形成する排気流路
(34)と、前記吸着装置(5)に吸着された前記排気
ガス有害成分を前記触媒装置(4)の上流側に還流させ
る還流流路(6a、6b)と、前記吸着装置(5)の下
流に設けられ、排気ガスの流通を前記吸着装置(5)の
流路と前記排気流路(34)とに選択的に切替可能な排
気ガス流路切替手段(8)と、前記吸着装置(5)およ
び前記排気流路(34)の上流に設けられ、前記排気管
(3)に比して流路断面積を拡大するように形成され、
排気ガスを前記吸着装置(5)または前記排気流路(3
4)に導く拡大管(31)と、前記切替手段(8)をエ
ンジン(1)冷間時には排気ガスを前記吸着装置(5)
に流通せしめる位置に切替え、エンジン(1)暖機時に
は排気ガスを前記排気流路(34)に流通せしめる位置
に切替制御する制御手段(10)とを具備し、前記拡大
管(31)の広がり角度(θ)は、その内部の排気ガス
の流れが片面壁面剥離となる範囲に設定されている排気
ガス浄化装置を特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明では、請求項1に記載
の排気ガス浄化装置において、前記拡大管(31)の広
がり角度は、50〜80度の範囲に設定されていること
を特徴とする。請求項3記載の発明では、請求項1また
は2に記載の排気ガス浄化装置において、前記吸着装置
(5)の流路(5d)と前記排気流路(34)は隣接し
て配置されており、この両流路(5d、34)を合わせ
た全体の流路断面形状は楕円状に構成されていることを
特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明では、請求項3に記載
の排気ガス浄化装置において、前記吸着装置(5)の流
路(5d)と前記排気流路(34)は、前記楕円状の長
軸方向に隣接して配置されていることを特徴とする。請
求項5記載の発明では、請求項3または4に記載の排気
ガス浄化装置において、前記吸着装置(5)および前記
排気流路(34)は、前記楕円状の長軸方向が略水平方
向となるようにして、車両の車体下方に配置されるよう
にしたことを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明では、請求項1ないし
5のいずれか1つに記載の排気ガス浄化装置において、
前記切替手段(8)をエンジン吸気負圧により駆動する
アクチュエータ(9)と、このアクチュエータ(9)に
エンジン吸気負圧を導入する吸気負圧導入流路(15
a、15b)と、この吸気負圧導入流路(15a、15
b)に設けられ、前記制御手段(10)により開閉制御
される開閉弁(13)と、前記吸気負圧導入流路(15
a、15b)に設けられ、前記アクチュエータ(9)か
らエンジン吸気側への一方向のみに流体を流す一方向弁
(14)とを具備することを特徴とする。
【0014】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもので
ある。
【0015】
【発明の作用効果】請求項1〜6記載の発明によれば、
上記技術的手段を有しているため、エンジン始動後の冷
間時、排気ガスは排気ガス流路切替手段(8)の流路切
替作用により触媒装置(4)から吸着装置(5)の流路
(5d)を経て放出される。この場合、触媒装置(4)
では浄化されない排気ガス中のHCは、吸着装置5の吸
着剤に吸着される。
【0016】一方、エンジンの暖機後は排気ガス流路切
替手段(8)の流路切替作用により、排気ガスは触媒装
置(4)から、吸着装置(5)の存在しない排気流路
(34)を経て放出される。このとき、排気ガス中のH
Cは、高温となり活性化した触媒装置(4)により浄化
される。また、吸着装置(5)の吸着剤に吸着されたH
Cが脱離し、その脱離HCは還流流路(6a、6b)か
ら、触媒装置(4)上流側に還流されて、触媒装置
(4)により脱離HCを速やかに浄化できる。
【0017】しかも、吸着装置(5)の上流側に位置す
る拡大管(31)の広がり角度をその内部の排気ガスの
流れが片面壁面剥離となる範囲に設定しているから、H
C吸着時には、吸着装置(5)側の流路(5d)に排気
ガスの速い流れを偏らせることが可能となり、その結果
吸着装置(5)に流入する排気ガスの流入速度を均一化
できるので、吸着装置全体をHC吸着のために有効活用
でき、吸着効率を格段と向上できる。
【0018】また、HC脱離時には、排気流路(34)
側に排気ガスの速い流れを偏らせることができるので、
吸着装置(5)上流側に渦が発生するのを抑制でき、そ
のため、一旦吸着されたHCが排気流路(34)側へ流
出するのを防止でき、排気浄化効果を一層高めることが
できる。また、吸着装置(5)の流路(5a)と、この
吸着装置(5)を通過しない排気ガスの流れを形成する
排気流路(34)とを切り替える排気ガス流路切替手段
(8)を、吸着装置(5)の下流側の1箇所に設置する
だけでよいので、構造を簡略化できる。
【0019】上記作用効果に加えて、 請求項5記載の
発明では、吸着装置(5)および排気流路(34)を、
前記楕円状の長軸方向が略水平方向となるようにして、
車両の車体(12)下方に配置しているから、吸着装置
(5)および排気流路(34)の全体形状が上下方向に
対して偏平な形状となり、高さを低くでき、車両への搭
載が容易である。
【0020】請求項6記載の発明では、前記切替手段
(8)をエンジン吸気負圧により駆動するアクチュエー
タ(9)を具備し、このアクチュエータ(9)に対し
て、エンジン吸気負圧を導入する吸気負圧導入流路(1
2a、12b)に、前記制御手段(10)により開閉制
御される開閉弁(13)と、前記アクチュエータ(9)
からエンジン吸気側への一方向のみに流体を流す一方向
弁(14)を設けているから、エンジン(1)のスロッ
トル弁(2b)が開放されて吸気マニホルド(2a)内
の吸気負圧が減少したときには、一方向弁(14)が閉
弁して、アクチュエータ(9)内の負圧が直ちに減少す
るのを防止できる。
【0021】そのため、アクチュエータ(9)内の大き
な負圧を保持できるので、エンジン吸気負圧の減少時に
排気圧力脈動、車体の振動等の影響を受けて、前記切替
手段が変位してしまうという不具合が生じない。それ
故、アクチュエータ(9)をエンジン吸気負圧の減少時
にも対応できるように大きなものに設定する必要がな
く、アクチュエータ(9)の小型化を実現でき、車両へ
の搭載上、極めて有利である。
【0022】
【実施例】以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。図1は本発明を自動車用エンジンの排気ガス浄化装
置に適用した一実施例を示しており、自動車のガソリン
エンジン1の排気管3には、排気マニホルド2の直後の
位置に触媒装置4が介設してある。この触媒装置4は、
白金、ロジウムといった貴金属を主成分とする三元触媒
を担持したコージェライトからなるハニカム状の担体を
内部に具備して構成されている。
【0023】排気管3には触媒装置4の下流に流路断面
積を拡大する拡大管31が設けてあり、この拡大管31
に連続して構成される楕円筒状または円筒状の吸着筒5
0の中にハニカム構造の吸着装置5が収納してある。吸
着装置5はステンレス鋼またはコージェライト等のセラ
ミックからハニカム構造に構成されている。そして、吸
着装置5は、本例では楕円筒状の吸着筒50の半断面形
状、すなわち吸着筒50に合致する半楕円筒状に形成さ
れている。吸着装置5はその半楕円筒形状の平坦面が吸
着筒50の中心側を向くように配置されている。
【0024】この吸着装置5は、平行な多数の通孔51
を有しており、その上流端を除く他の部分全体にわたっ
て形成された吸着剤担持層5aにはゼオライト系吸着剤
が担持されている。ここで、吸着装置5の上流端側には
所定幅の吸着剤無担持層5bが設けられている。また、
吸着装置5の吸着剤担持層5aの下流端(後端)直後に
は排気ガス流路切替弁8が配設してある。この切替弁8
は、支点8aを中心として開閉操作されるもので、前記
ハニカム構造の吸着装置5の流路5dと、この流路5d
の側方に隣接して形成された排気流路34とを切替開閉
するものである。
【0025】前記した拡大管31は図2に示すように、
本例では、楕円状の断面形状を有するものであって、そ
の断面の長軸方向が板状の隔壁33により2分割され、
その2分割された流路の一方31a側に吸着装置5の流
路5dを形成し、他方の流路31b側に排気流路34を
形成している。さらに、上記拡大管31の広がり角度θ
(図2の楕円形状の場合には楕円の長軸方向の広がり角
度)は、図3(c)に示す片面壁面剥離状態が生じる角
度に設定されている。具体的には、この片面壁面剥離状
態が生じる角度θは50度〜80度の範囲である。この
ような拡大管31の広がり角度θの設定により、排気ガ
スが吸着装置5に流れる時に、吸着装置5における排気
ガスの流速分布を均一できるようにしてある。
【0026】一方、触媒装置4と吸着装置5との間の距
離は、触媒装置4が排気ガスにより加熱されて活性化温
度に達するタイミングと、吸着装置5に担持された吸着
剤が加熱されて吸着機能を失うタイミングとがほぼ一致
する距離に設定される。すなわち、触媒装置4の触媒活
性化温度(350°C)より、吸着装置5に担持された
吸着剤が吸着機能を失う温度(換言すれば、吸着剤のH
C脱離開始温度で、100°C〜200°C)の方が低
いので、触媒装置4より所定距離下流に吸着装置5を設
定することにより、上記両タイミングを一致させること
ができる。
【0027】吸着装置5は排気流路34との間に前記板
状の隔壁33を有し、この隔壁33によって吸着装置5
は排気流路34と分離され、かつ吸着筒50に押しつけ
られ保持されている。なお、隔壁33には図示しない穴
が設けられており、この穴によって排気流路34内の排
気ガスが直接吸着装置5に接触し得るようになってい
る。
【0028】一方、吸着装置5の下流端に近接する位置
で、かつ切替弁8より上流の位置から還流流路6aが分
岐し、この流路6aはリード弁7を介して、排気マニホ
ールド2に連通する還流流路6bに連結されている。リ
ード弁7は、前記流路6a、6bの流通を一方向すなわ
ち吸着装置5の下流端から排気マニホルド2側へ向かう
一方向のみに制御する流通調整手段をなすものであっ
て、後記する一方向弁7aおよび開閉弁7bよりなる。
【0029】前記切替弁8は吸着筒50の外面に設置さ
れたアクチュエータ9によりアーム9a、図示しないリ
ンク機構等を介して駆動されるようになっている。この
アクチュエータ9は、本例ではダイヤフラムと、このダ
イヤフラムを作動させるエンジン吸気負圧を断続する電
磁弁とから構成されている。前述したリード弁7の一方
向弁7aは触媒装置4の上流側および吸着装置5下流側
の、排気脈動の差圧で作動して、還流流路6a側から還
流流路6b側への流体の流通のみ許容するものである。
また、開閉弁7bは、弁体を駆動するダイヤフラムと、
このダイヤフラムを作動させるエンジン吸気負圧を断続
する電磁弁とから構成されている。
【0030】10はマイクロコンピュータ内蔵の制御装
置(制御手段)で、エンジン1や排気温センサ11から
の信号を受け、エンジン1の運転状態に応じて開閉弁7
bおよびアクチュエータ9の電磁弁を開閉制御し、これ
により切替弁8や開閉弁7bを制御するようになってい
る。次に、上記構成において本実施例装置の作動を説明
する。図4は作動説明用のフローチャートであり、エン
ジン1のイグニッションスイッチが投入され、エンジン
1が始動すると、制御装置10のマイクロコンピュータ
がスタートし(ステップS1)、次に初期化処理(S
2)をした後に、S3にて、制御装置10により開閉弁
7bを閉じるとともに、アクチュエータ9を作動させて
アーム9aを介して切替弁8を破線に示す閉弁位置に回
動操作する。その結果、排気流路34を閉じ、吸着装置
5の流路5dを開く。
【0031】エンジン1の始動直後は排気ガス温度が低
く、エンジン1は多量のコールドHCを含んだ排気ガス
を排出する。排気ガス温度が低い間は触媒が活性化温度
に達していないため、コールドHCは触媒装置4でほと
んど浄化されずに排気管3を流れる。このとき、排気ガ
ス温度は排気温センサ11により検知されている。この
排気ガス流は、切替弁8の閉弁により排気流路(主流
路)34側には流れず、吸着装置5の流路5dに流れ
る。その際、まずゼオライトを担持してない吸着剤無担
持層5bを通り、次いでゼオライトを担持した吸着剤担
持層5aを流れ、ここでコールドHCは吸着剤に吸着さ
れる。
【0032】そして、コールドHCが除去された排気ガ
スは図示しないマフラーを経て大気中に放出される。こ
の時、拡大管31の広がり角度θを前述したように図3
(c)の片面壁面剥離が生じる範囲の角度(θ=50〜
80度)に設定しているため、排気ガスは均一な流速分
布となって、吸着装置5内へ流入するので、吸着装置5
のハニカム担持体全体に対してコールドHCが均一に吸
着され、吸着効率が向上する。
【0033】因みに、図3の(a)、(b)は上記角度
範囲よりθが小さい場合であり、また(d)は上記角度
範囲よりθが大きい場合であり、この(a)、(b)、
(d)に示す流れ形態では、いずれも、拡大管31の片
側の流路31aのみに速い流れを偏らせることができな
いので、この片側の流路31aの下流に設置された吸着
装置5内への流入排気ガスの流速分布が不均一になって
しまう。
【0034】次に、エンジン1が暖機して、排気ガス温
度が吸着剤のHC吸着可能温度を越えるに至る所定時間
(ta)を経過すると(t>ta)、図4のS4の判定
がYESとなり、S5に移行する。これにより、制御装
置10からの信号でアクチュエータ9が作動し、アクチ
ュエータ9はアーム9aを介して、切替弁8を反時計方
向に回動して、実線に示す開弁位置に移動し、排気流路
(主流路)34が開通する。そのため、排気ガスは流路
が切換えられ吸着装置5の存在しない排気流路34側を
主に流れる。このとき、触媒は活性化温度に達している
ので、排気ガス中のHCは触媒装置4で浄化され、HC
をほとんど含まない排気ガスが上記排気流路34を経て
大気中に放出される。
【0035】また、上記ステップS5において、切替弁
8が開弁された直後、S6にて制御装置10からの信号
で開閉弁7bが開弁する。一方、吸着装置5の側面で
は、既に高温となった排気ガスが排気流路34を流通し
ている。この高温の排気ガスは隔壁33の穴を介し、吸
着装置5の吸着剤担持層5aと接している。そのため、
排気ガスの熱は吸着剤担持層5aに良好に伝えられ吸着
剤が速やかに昇温してHCの脱離を促進する。
【0036】このとき、上記のように開閉弁7bは開弁
されているから排気マニホールド31内に発生する排気
ガス脈動圧は還流流路6bを介して一方向弁7aの裏面
に加わる。さらに、吸着装置5の下流に発生する排気ガ
ス脈動圧は還流流路6aを介して一方向弁7aの表面に
加わり、一方向弁7aを断続的に開弁させる。これによ
り、吸着装置5の吸着剤担持層5aの吸着剤から脱離し
たHCは還流流路6a,6bを経て排気マニホールド2
に速やかに流入する。そしてエンジン1からの排気ガス
中のHCとともに触媒装置4で浄化されるのである。
【0037】上記のごとくHCの脱離時には、吸着装置
5を通過する排気ガスの流れが微少となるため、一旦吸
着されたHCが吸着装置5の上流側へ引きずり出される
という現象が生じることがあるが、本例では、吸着装置
5の上流側に吸着剤無担持層5cが形成されているの
で、吸着装置5の吸着HCの排気流路34側への流出が
防止される。
【0038】また、上記HCの脱離時においても、排気
ガスの流れに片面壁面剥離の状態が生じて、排気流路3
4側に排気ガスの速い流れが偏るので、吸着装置5の上
流部に排気ガスの渦が発生することを抑制できる。従っ
て、この渦により吸着HCが排気流路34側に引きずり
出されるという不具合も防止できる。以上のことから、
吸着装置5から脱離したHCは、確実に還流流路6a,
6bを経て排気マニホールド2に速やかに流入し、触媒
装置4で浄化できるので、HCの浄化効率をより一層向
上できる。
【0039】また、脱離HCをエンジン1の排気マニホ
ルド2側に還流して、吸気マニホルド2aには還流して
いないので、脱離HCの還流によるエンジン制御への影
響を極力小さくできる。一方、切替弁8が開位置(実線
図示)に切換えられてHC脱離浄化行程に入った後、H
Cの脱離が完了する時間(tb)が経過すると〔t>
(ta+tb)〕、S7の判定がYESとなり、S8に
移行して、制御装置10からの信号で開閉弁7bが閉じ
られる。
【0040】なお、上記実施例では、制御装置10から
の信号で切替弁8をHC脱離・浄化行程側(実線の開弁
位置)へ切換えるタイミングをエンジン始動から所定時
間経過後としたが、この所定時間経過を判定する代わり
に、排気ガス温度が所定の高温に達した時点としてもよ
い。また、上記実施例では、リード弁7には一方向弁7
aと開閉弁7bとを合わせ持つ構成としたが、一方向弁
7aのみとしてもよい。
【0041】ところで、本実施例の排気ガス浄化装置で
は、触媒が活性化温度に達するまでのエンジン冷間時に
もコールドHCを吸着装置5で吸着して、コールドHC
の大気への放出が防止される。そして、本装置では特
に、吸着されたHCが脱離している時、一方向弁7aの
表面・裏面に加わる排気ガスの脈動圧により一方向弁7
aを断続的に開弁して、脱離したHCを還流流路6a、
6bを通して、触媒装置4の上流側に還流して、効果的
にHCの循環、浄化を行うことができる。
【0042】次に、前述の実施例装置を車両(自動車)
への搭載に当たっての具体的工夫点を述べる。図5は本
発明の要部をなす吸着筒50部分の車両への搭載状態を
示すもので、吸着筒50はその断面形状の楕円の長軸方
向が略水平となるようにして、車両の車体12の凹状部
12a下方(車両床下)に搭載されている。また、アク
チュエータ9のアーム9aを図示のように金属板材で形
成するとともに吸着筒50上部の切替弁8側連結部から
下方に向かって曲げた曲げ形状にして、アクチュエータ
9が吸着筒50の上方へ突出しないようにしてある。
【0043】このような搭載レイアウトにすることによ
り、吸着筒50部分の全体高さが小となり、車両への搭
載が容易になる。また、アクチュエータ9のアーム9a
を図示するように吸着筒50の上方側に配置しているの
で、車両走行時の飛び石がアーム9aに衝突することを
大幅に低減でき、従ってアーム9aの損傷、変形による
アクチュエータ9の故障を低減できる。
【0044】なお、図5では、吸着筒50の図示左側部
分に吸着装置5が配置され、図示右側部分に排気流路3
4が配置されている。そして、50aは切替弁8の下流
側の排気出口管である。図6はアクチュエータ9および
還流流路6aの配置位置を示すもので、この両者9、6
aを近接して配置しているので、この両者9、6aの設
置スペースを低減できる。
【0045】さらに、図6に図示するように、吸着筒5
0の排気ガス下流側の端部に斜面50bを形成し、この
斜面50bに上記9、6aを近接して配置しているの
で、吸着筒50の排気流れ方向の長さ(図6の左右方向
長さ)も短縮でき、より一層車両への搭載が容易にな
る。図7は本発明の他の実施例を示すもので、排気ガス
流路切替弁8を駆動するアクチュエータ9をエンジン1
の吸気負圧により作動するダイヤフラム9bで構成する
場合に、このアクチュエータ9を小型化するための工夫
をしたものである。
【0046】すなわち、図7に示すように、アクチュエ
ータ9の圧力室9cに接続された吸気負圧導入管15a
と、エンジン1の吸気マニホルド(サージタンク)2a
に接続された吸気負圧導入管15bとの間に、制御装置
10により開閉制御される開閉弁(電磁弁)13、およ
びアクチュエータ9からエンジン吸気側への一方向のみ
に流体を流す一方向弁14を直列に配設している。
【0047】なお、開閉弁13は、吸気負圧導入管15
a、15bの間の通路の開閉と、吸気負圧導入管15a
と大気開放口(図示せず)間の開閉を行う3方弁タイプ
のものである。図7の実施例による作動も図4に示す作
動と同じであって、エンジン1の始動直後では、図4の
ステップS3において、制御装置10から開閉弁13に
通電され、この開閉弁13は吸気負圧導入管15a、1
5bの間を連通させる。これにより、エンジン1の吸気
負圧が一方向弁14を通ってアクチュエータ9の圧力室
9cに加わり、ダイヤフラム9bがアーム9aを介し
て、排気ガス流路切替弁8を図示破線位置(閉弁位置)
に駆動する。
【0048】そして、エンジン1が暖機して、図4のス
テップS4の判定がYESとなると、ステップS5で制
御装置10から開閉弁13への通電が遮断されるので、
この開閉弁13は吸気負圧導入管15a、15bの間を
遮断する。これと同時に、開閉弁13はその大気開放口
を吸気負圧導入管15aに連通させるので、アクチュエ
ータ9の圧力室9cの負圧は急速に減少し、ダイヤフラ
ム9bがスプリング9dの力により変位して、アーム9
aを介して、排気ガス流路切替弁8を図示実線位置(開
弁位置)に駆動する。
【0049】ところで、図7の実施例では、上記したよ
うに、アクチュエータ9への吸気負圧導入管15a、1
5bの途中に、開閉弁13の他に、一方向弁14を配設
しているから、エンジン1のスロットル弁2bが開放さ
れて吸気マニホルド2a内の吸気負圧が減少したときに
は、一方向弁14が閉弁して、吸気マニホルド2a側か
らアクチュエータ9の圧力室9cに空気が流入するのを
阻止できる。
【0050】従って、エンジン1のスロットル弁2bが
開放された時にも、アクチュエータ9の圧力室9c内の
負圧が直ちに減少するのが一方向弁14によって防止さ
れ、アクチュエータ9の大きな負圧を保持できる。その
ため、排気ガス流路切替弁8がスロットル弁2bの開放
時(エンジン吸気負圧の減少時)に排気圧力脈動、車体
の振動等の影響を受けて、破線で示す閉弁位置から開い
てしまうという不具合が生じない。
【0051】それ故、アクチュエータ9をエンジン吸気
負圧の減少時にも対応できるように大きなものに設定す
る必要がなく、アクチュエータ9の小型化を実現でき、
車両への搭載上、極めて有利である。なお、本発明は上
述の図示の実施例に限定されず、種々変形可能であり、
例えば、還流流路6a、6bを触媒装置4の直ぐ上流の
排気流路に接続せず、エンジン1の吸気マニホルド2a
側へ接続するタイプにも本発明は適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例装置の全体構成図である。
【図2】図1の実施例装置における拡大管および吸着筒
の形状を示す図である。
【図3】(a)〜(d)は図2の拡大管における広がり
角度と排気ガスの流れ形態との関係を示す説明図であ
る。
【図4】一実施例装置の作動を示すフローチャートであ
る。
【図5】一実施例装置の車両への搭載図である。
【図6】一実施例装置におけるアクチュエータ等の取付
位置を示す説明図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す装置全体の構成図で
ある。
【符号の説明】
1…エンジン、2…排気マニホルド、2a…吸気マニホ
ルド、3…排気管、31…拡大管、34…排気流路、4
…触媒装置、5…吸着装置、6a,6b…還流流路、8
…排気ガス流路切替弁、9…アクチュエータ、10…制
御装置、15a、15b…吸気負圧導入管、13…開閉
弁、14…一方向弁。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの排気管内に配設された触媒装
    置と、 この触媒装置より下流の前記排気管内に配設され、排気
    ガス有害成分を吸着する吸着剤を担持した吸着装置と、 前記触媒装置より下流の前記排気管内に、前記吸着装置
    を通過しない排気ガスの流れを形成する排気流路と、 前記吸着装置に吸着された前記排気ガス有害成分を前記
    触媒装置の上流側に還流させる還流流路と、 前記吸着装置の下流に設けられ、排気ガスの流通を前記
    吸着装置の流路と前記排気流路とに選択的に切替可能な
    排気ガス流路切替手段と、 前記吸着装置および前記排気流路の上流に設けられ、前
    記排気管に比して流路断面積を拡大するように形成さ
    れ、排気ガスを前記吸着装置または前記排気流路に導く
    拡大管と、 前記切替手段をエンジン冷間時には排気ガスを前記吸着
    装置に流通せしめる位置に切替え、エンジン暖機時には
    排気ガスを前記排気流路に流通せしめる位置に切替制御
    する制御手段とを具備し、 前記拡大管の広がり角度は、その内部の排気ガスの流れ
    が片面壁面剥離となる範囲に設定されてていることを特
    徴とする排気ガス浄化装置。
  2. 【請求項2】 前記拡大管の広がり角度は、50〜80
    度の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1に
    記載の排気ガス浄化装置。
  3. 【請求項3】 前記吸着装置の流路と前記排気流路は隣
    接して配置されており、 この両流路を合わせた全体の流路断面形状は楕円状に構
    成されていることを特徴とする請求項1または2に記載
    の排気ガス浄化装置。
  4. 【請求項4】 前記吸着装置の流路と前記排気流路は、
    前記楕円状の長軸方向に隣接して配置されていることを
    特徴とする請求項3に記載の排気ガス浄化装置。
  5. 【請求項5】 前記吸着装置および前記排気流路は、前
    記楕円状の長軸方向が略水平方向となるようにして、車
    両の車体下方に配置されるようにしたことを特徴とする
    請求項3または4に記載の排気ガス浄化装置。
  6. 【請求項6】 前記切替手段をエンジン吸気負圧により
    駆動するアクチュエータと、 このアクチュエータにエンジン吸気負圧を導入する吸気
    負圧導入流路と、 この吸気負圧導入流路に設けられ、前記制御手段により
    開閉制御される開閉弁と、 前記吸気負圧導入流路に設けられ、前記アクチュエータ
    からエンジン吸気側への一方向のみに流体を流す一方向
    弁とを具備することを特徴とする請求項1ないし5のい
    ずれか1つに記載の排気ガス浄化装置。
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