JPH08165157A - セメント用添加剤組成物 - Google Patents

セメント用添加剤組成物

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JPH08165157A
JPH08165157A JP6332154A JP33215494A JPH08165157A JP H08165157 A JPH08165157 A JP H08165157A JP 6332154 A JP6332154 A JP 6332154A JP 33215494 A JP33215494 A JP 33215494A JP H08165157 A JPH08165157 A JP H08165157A
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誠吾 木下
Susumu Honda
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昭則 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【構成】(A)ポリオキシアルキレンアルケニルエーテ
ルと無水マレイン酸との共重合物、その加水分解物また
は加水分解物の塩100重量部に対し、(B)多価アル
コールのアルキレンオキシド付加物、そのエーテル化物
またはそのエステル化物0.01〜5重量部、および、
(C)ポリオキシエチレン硫酸エステル塩0.1〜10
重量部を配合したものを有効成分とするセメント用添加
剤組成物。 【効果】本発明のセメント用添加剤組成物は、コンクリ
ートへの使用時に高い減水効果および高いスランプロス
防止効果を発揮し、連行する空気量の調整が可能で、し
かも経時的な空気量の変化が少ない。さらに、組成物を
長期間静置状態で保存した後でも、組成の分離を生じる
ことがなく、再撹拌することなく使用することができ、
調製時と同様にすぐれた性能を発揮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なセメント用添加
剤組成物に関する。さらに詳しくは、本発明は、高い減
水性と高いスランプロス防止性を有し、コンクリート練
り混ぜ時に連行される空気量を適度に調整し、しかも経
時の空気量変化の少ないセメント用添加剤組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、セメント用混和剤として、ナフタ
レンスルホン酸系、メラミンスルホン酸系、リグニンス
ルホン酸系、ポリカルボン酸系などの化合物が用いられ
ている。近年、コンクリートに対して高強度の要求が高
まり、コンクリート組成物中の水の量(単位水量)を少
なくする必要性が出てきた。しかし、上記したセメント
用混和剤は、コンクリート組成物中の単位水量を少なく
する効果はあるものの、経時的に起こるコンクリート組
成物の流動性の低下、いわゆるスランプロスを改良する
ことはできないという欠点を有していた。このスランプ
ロスを防止するために、コンクリート組成物に対してポ
リカルボン酸系化合物を多量に添加する方法、徐放効果
を有するポリカルボン酸系共重合物を使用する方法、あ
るいはこれらの混和剤を分割添加、後添加する方法など
が提案されている。しかしながら、これらの方法ではス
ランプロスの防止は改善されるものの、いずれもコンク
リート組成物の練り混ぜ時の空気連行性が大きくなり、
そのために硬化物の強度が低下する、成形品の外観上の
品質低下を招く、凍結融解抵抗性に劣るなどの問題があ
った。これに対して、分画による分子量を調整したポリ
カルボン酸系化合物を使用することにより空気量を調整
する方法、また、混和剤とともに消泡剤、あるいは消泡
剤および起泡剤を併用することにより空気量を調整する
方法が提案されているが、練り混ぜ直後の空気量は調整
可能であるものの、いずれも経時の空気量変化が大き
く、安定的に空気を導入することは難しかった。また、
実用面では、消泡剤を併用した混和剤は一般に希釈水溶
液としたときの貯蔵安定性が悪かった。すなわち、消泡
剤成分が希釈水溶液中で分離現象を起こすため、生コン
プラントで計量したとき、コンクリートの品質が不安定
になることがあった。そのため、計量前に再撹拌を要す
るなど、混和剤タンクに特別の装置を必要としていた。
このように、従来技術では高い減水性および高いスラン
プロス防止性を発揮し、さらに美観に優れ、所要のコン
クリートの耐久性を得るのに必要な空気量を経時安定的
に導入することは極めて困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情のもとで、高い減水性および高いスランプロス防止
性を有するとともに、コンクリート練り混ぜ時に連行さ
れる空気量を適度に調整し、しかも経時の空気量変化が
少ないセメント用添加剤組成物を提供することを目的と
してなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の好
ましい性質を有するセメント用添加剤組成物を開発すべ
く鋭意研究を重ねた結果、特定の共重合物と消泡効果を
持つ特定のポリオキシアルキレン化合物、および分散、
乳化、可溶化効果を持つ特定のポリオキシエチレン化合
物とを特定の割合で配合したものは、コンクリート組成
物への添加時に高い減水効果および高いスランプロス防
止効果を発揮し、連行する空気量の調整が可能で経時の
空気量変化が少ないことを見出し、この知見に基づいて
本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、 (1)(A)(イ)一般式[1] R1O(A1O)a2 …[1] (ただし、R1は炭素数2〜5のアルケニル基、A1Oは
炭素数2〜4のオキシアルキレン基でその50〜100
モル%はオキシエチレン基、R2は炭素数1〜18の炭
化水素基、aは1〜200である。)で表されるポリオ
キシアルキレン化合物と(ロ)無水マレイン酸との共重
合物、その加水分解物または加水分解物の塩100重量
部に対し、(B)一般式[2]
【化2】 (ただし、Zは2〜8個の水酸基を有する化合物の水酸
基を除いた残基、A2O、A3O、A4OおよびA5Oはそ
れぞれオキシプロピレン基またはオキシブチレン基で、
それらは互いに同一でも異なっていてもよく、または1
種または2種であってもよく、R3、R4は水素、炭素数
1〜22の炭化水素基またはアシル基、b、d、eおよ
びgはそれぞれ0〜100、cおよびfは0〜20、h
およびiは0〜8で、hとiの和はZの有した水酸基の
数に相当する。ここで、b、c、d、e、fおよびgは
同時に0になることはない。)で表されるポリオキシア
ルキレン化合物0.01〜5重量部、および、(C)一
般式[3] R5O(C24O)jSO3X …[3] (ただし、R5は炭素数8〜22の炭化水素基、Xはア
ルカリ金属、アンモニウム基または有機アミン基、jは
15〜100である。)で表されるポリオキシエチレン
化合物0.1〜10重量部を配合したものを有効成分と
するセメント用添加剤組成物、および、 (2)一般式[3]で表されるポリオキシエチレン化合
物のjが、20〜80である第(1)項記載のセメント用
添加剤組成物、を提供するものである。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
セメント用添加剤組成物において、有効成分として用い
られる(A)成分の共重合物は、(イ)一般式[1] R1O(A1O)a2 …[1] で表されるポリオキシアルキレン化合物と(ロ)無水マ
レイン酸との共重合物、その加水分解物または加水分解
物の塩である。上記一般式[1]において、R1は炭素
数2〜5のアルケニル基であり、具体例としては、ビニ
ル基、アリル基、イソプロペニル基、メタリル基、3−
ブテニル基、4−ペンテニル基、3−メチル−3ブテニ
ル基などが挙げられる。また、A1Oは炭素数2〜4の
オキシアルキレン基であり、かつその50モル%以上が
オキシエチレン基である。オキシエチレン基以外のオキ
シアルキレン基の具体例としては、例えば、オキシプロ
ピレン基、オキシブチレン基、オキシテトラメチレン基
などが挙げられ、オキシアルキレン基の中で少なくとも
50モル%以上がオキシエチレン基であれば、上記の他
のオキシアルキレン基との共重合物であってもよい。オ
キシエチレン基が50モル%未満であると、水溶性が不
十分となり、高い減水効果を発揮することができないお
それがある。また、aは1〜200である。aが200
を超えると粘度が高くなり、製造が困難となるおそれが
ある。さらに、R2は炭素数1〜18の炭化水素基であ
り、具体例としては、メチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、第三ブ
チル基、アミル基、イソアミル基、ヘキシル基、ヘプチ
ル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基、ノニル基、
デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、
テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、オ
レイル基、フェニル基、ベンジル基、クレジル基、ブチ
ルフェニル基、オクチルフェニル基、ノニルフェノル
基、ナフチル基などの飽和炭化水素基、不飽和炭化水素
基、芳香族炭化水素基、置換芳香族炭化水素基などが挙
げられる。
【0006】該(A)成分の共重合物は、上記(イ)成
分の一般式[1]で表されるポリオキシアルキレン化合
物と無水マレイン酸を共重合させることによって得るこ
とができる。(イ)成分の一般式[1]で表されるポリ
オキシアルキレン化合物と(ロ)成分の無水マレイン酸
との反応割合は、モル比で3/7〜7/3の範囲が好ま
しく、特に1/1が好ましい。さらに、共重合の際、ス
チレン、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エス
テル、酢酸ビニルなどの共重合可能な単量体を添加して
共重合させることもできる。また、上記の共重合物は、
加水分解物すなわち酸型共重合物、または加水分解物の
塩すなわち塩型共重合物として用いることができる。酸
型共重合物とは、上記のポリオキシアルキレン化合物と
無水マレイン酸の共重合物中の無水マレイン酸単位が遊
離のマレイン酸単位に変換されたものを意味し、また、
塩型共重合物とは、該マレイン酸単位が塩を形成したも
のを意味する。酸型共重合物は、(イ)成分のポリオキ
シアルキレン化合物と(ロ)成分の無水マレイン酸とを
共重合した後、加水分解して製造することができるが、
あるいは該ポリオキシアルキレン化合物とマレイン酸を
共重合させて製造することも可能である。また、塩型共
重合物は、上記のようにして得られた酸型共重合物を中
和することにより製造することができ、あるいは該ポリ
オキシアルキレン化合物とマレイン酸塩を共重合させて
製造することも可能である。該塩型共重合物としては、
例えば、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩などの
アルカリ金属塩;マグネシウム塩、カルシウム塩などの
アルカリ土類金属塩;アンモニウム塩や、さらに有機ア
ミン塩が挙げられる。有機アミン塩としては、メチルア
ミン塩、エチルアミン塩、プロピルアミン塩、ヘキシル
アミン塩、オクチルアミン塩、2−エチルヘキシルアミ
ン塩、デシルアミン塩、ドデシルアミン塩、トリデシル
アミン塩、テトラデシルアミン塩、ヘキサデシルアミン
塩、イソヘキサデシルアミン塩、オクタデシルアミン
塩、イソオクタデシルアミン塩、オクチルドデシルアミ
ン塩、ドコシルアミン塩、デシルテトラデシルアミン
塩、ジメチルアミン塩、トリメチルアミン塩、トリエチ
ルアミン塩などの脂肪族アミン塩;エチレンジアミン
塩、テトラメチレンジアミン塩、ドデシル−プロピレン
ジアミン塩、テトラデシル−プロピレンジアミン塩、テ
トラエチレンペンタミン塩、ペンタエチレンヘキサミン
塩などの脂肪族ポリアミン塩;モノエタノールアミン
塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、
モノイソプロパノールアミン塩、ジイソプロパノールア
ミン塩、トリイソプロパノールアミン塩などのアルカノ
ールアミン塩、さらにこれらのアルキレンオキシド付加
物の塩;シクロヘキシルアミン塩などの脂環式炭素水素
アミン塩、アニリン塩、トルイジン塩などの芳香族のモ
ノアミン塩などが挙げられる。これらのうち、アルカリ
金属塩、アンモニウム塩およびアルカノールアミン塩が
特に好ましい。これらの(A)成分である共重合物は、
無水マレイン酸の共重合物、その加水分解物または加水
分解物の塩をそれぞれ単独で用いることができ、異なる
無水マレイン酸の共重合物、異なる加水分解物または異
なる加水分解物の塩を2種以上を組み合わせて用いるこ
とができ、さらに、無水マレイン酸の共重合物、その加
水分解物および加水分解物の塩の中より2種以上を組み
合わせて用いることができる。
【0007】本発明のセメント用添加剤組成物におい
て、有効成分として用いられる(B)成分は、一般式
[2]
【化3】 で表されるポリオキシアルキレン化合物である。一般式
[2]において、Zは2〜8個の水酸基を有する化合物
の水酸基を除いた残基である。該2〜8個の水酸基を有
する化合物としては、例えば、カテコール、レゾルシ
ン、ヒドロキノン、フロログルシンなどの多価フェノー
ル;エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチ
レングリコール、テトラメチレングリコール、ドデシレ
ングリコール、オクタデシレングリコール、ネオペンチ
ルグリコール、スチレングリコール、グリセリン、ジグ
リセリン、ポリグリセリン、トリメチロールエタン、ト
リメチロールプロパン、1,3,5−ペンタントリオー
ル、エリスリトール、ペンタエリスリトール、ジペンタ
エリスリトール、ソルビトール、ソルビタン、ソルビ
ド、ソルビトール−グリセリン縮合物、アドニトール、
アラビトール、キシリトール、マンニトールなどの多価
アルコール;キシロース、アラビノース、リボース、ラ
ムノース、グルコース、フルクトース、ガラクトース、
マンノース、ソルボース、セロビオース、マルトース、
イソマルトース、トレハロース、シュクロースなどの糖
類;さらにこれらの部分エーテル化物や部分エステル化
物などが挙げられる。また、A2O、A3O、A4Oおよ
びA5Oは、それぞれオキシプロピレン基またはオキシ
ブチレン基であり、それらは互いに同一でも異なってい
てもよく、また、1種または2種であってもよい。すな
わち、(A2O)b、(A3O)d、(A4O)eおよび(A5O)
gは、それぞれプロピレンオキシド、1,2−ブチレンオ
キシドまたは2,3−ブチレンオキシドの1種が単独で
付加した構造であってもよく、これらの2種以上が付加
した構造であってもよい。
【0008】また、R3およびR4は、それぞれ水素、炭
素数1〜22の炭化水素基またはアシル基である。該炭
化水素基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t
−ブチル基、アミル基、イソアミル基、ヘキシル基、ヘ
プチル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基、ノニル
基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル
基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル
基、イソヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシ
ル基、イソオクタデシル基、ノナデシル基、エイコシル
基、ドコシル基、オレイル基、オクチルドデシル基、ベ
ヘニル基、シクロヘキシル基、ベンジル基、クレジル
基、ブチルフェニル基、ジブチルフェニル基、オクチル
フェニル基、ノニルフェニル基、ドデシルフェニル基な
どの飽和炭化水素基、不飽和炭化水素基、脂環式炭化水
素基、芳香族基、置換芳香族基などが挙げられる。ま
た、該アシル基としては、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、
酪酸、イソ酪酸、カプロン酸、カプリル酸、2−エチル
ヘキサン酸、カプリン酸、ウンデシレン酸、ラウリン
酸、ミリスチン酸、マルガリン酸、ステアリン酸、アラ
キン酸、ベヘニン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、
リノール酸、リノレン酸、エルカ酸、イソパルチミン
酸、イソステアリン酸、安息香酸などに由来する直鎖飽
和アシル基、分岐飽和アシル基、不飽和アシル基、芳香
族アシル基などが挙げられる。本発明において、R3
たはR4で表される炭化水素基またはアシル基の炭素数
が22を超えると、疎水性が大きくなりすぎて消泡性が
悪くなる。特に好ましい炭化水素基は、炭素数が12〜
18の飽和炭化水素基または不飽和炭化水素基である。
また、b、d、eおよびgはそれぞれ0〜100であ
る。b、d、eおよびgが100を超えると、疎水性が
大きくなりすぎ消泡性が低下する。cおよびfは0〜2
0である。cおよびfが20を超えると、親水性が大き
くなりすぎ消泡効果が低下する。hおよびiは0〜8で
あり、かつhおよびiの和はZの有した水酸基の総数に
相当する。h(b+c+d)+i(e+f+g)の値は
1以上であるが、特に1〜300であることが好まし
い。この値が300を超える粘度が高くなり、製造が困
難となる。本発明において、(B)成分のポリオキシア
ルキレン化合物の製造法については特に制限はないが、
例えば、水酸基2〜8個を有する化合物にプロピレンオ
キシド、1,2−ブチレンオキシドまたは2,3−ブチレ
ンオキシドを付加させた後、エチレンオキシドを付加さ
せ、さらにその後プロピレンオキシド、1,2−ブチレ
ンオキシド又は2,3−ブチレンオキシドを付加させる
ことによって得ることができ、さらに遊離の水酸基の水
素の一部または全部を、公知の方法により炭化水素基ま
たはアシル基により置換することによって得ることがで
きる。
【0009】本発明のセメント用添加剤組成物におい
て、有効成分として用いられる(C)成分は、一般式
[3] R5O(C24O)jSO3X …[3] で表されるポリオキシエチレン化合物が用いられる。一
般式[3]において、R5は炭素数8〜22の炭化水素
基であり、該炭化水素基としては、例えば、オクチル
基、2−エチルヘキシル基、ノニル基、デシル基、ウン
デシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル
基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、イソヘキサデシ
ル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、イソオクタデ
シル基、ノナデシル基、エイコシル基、ドコシル基、オ
レイル基、オクチルデシル基、ベヘニル基、クレジル
基、ブチルフェニル基、ジブチルフェニル基、オクチル
フェニル基、ノニルフェニル基、ドデシルフェニル基な
どの飽和炭化水素基、不飽和炭化水素基、芳香族基、置
換芳香族基などが挙げられる。また、Xはアルカリ金
属、アンモニウム基、または有機アミン基である。アル
カリ金属としては、リチウム、ナトリウム、カリウムな
どの金属が挙げられる。また、有機アミン基としてはモ
ノメチルアンモニウム基、ジメチルアンモニウム基、ト
リメチルアンモニウム基、モノエチルアンモニウム基、
ジエチルアンモニウム基、トリエチルアンモニウム基、
モノプロピルアンモニウム基、ジプロピルアンモニウム
基、トリプロピルアンモニウム基、モノブチルアンモニ
ウム基、ジブチルアンモニウム基、トリブチルアンモニ
ウム基、ヘキシルアンモニウム基、シクロヘキシルアン
モニウム基、アニリニウム基、ピリジニウム基、N−メ
チルピリジニウム基、などの第一級アンモニウム基、第
二級アンモニウム基、第三級アンモニウム基、複素環ア
ンモニウム基などが挙げられる。これらのうち、特にア
ルカリ金属およびアンモニウム基が好ましい。また、j
は15〜100で、好ましくは20〜80である。jが
15未満であると、起泡作用が強くなるため、空気量が
多くなったり、コンクリート表面に比較的大きな気泡跡
が残ったりするので好ましくない。また、100を超え
ると、親水性が大きくなりすぎて界面活性作用が低下す
る。本発明において、(C)成分のポリオキシエチレン
化合物の製造法には特に制限はないが、例えば、水酸基
含有化合物にエチレンオキシドを付加させ、その後、ク
ロルスルホン酸と反応させることによって得ることがで
きる。また、アルカリ化合物によって中和することによ
り、末端を相当するアルカリ金属とすることができる。
さらに水酸化アンモニウムなどとの反応または有機アミ
ン類との反応により、末端をアンモニウム基または有機
アミン基とすることができる。本発明において、a、
b、c、d、e、f、g、h、iおよびjは、化合物の
1分子としては0または整数であるが、(A)成分、
(B)成分および(C)成分は、通常は分子量の異なる
化合物が混合しているので、a〜jは平均値により表し
た数値であり、必ずしも整数であるとは限らない。
【0010】本発明のセメント用添加剤組成物において
は、上記(A)成分の共重合物、その加水分解物または
加水分解物の塩100重量部に対し、(B)成分のポリ
オキシアルキレン化合物を0.01〜5重量部、好まし
くは0.02〜3重量部、さらに好ましくは0.03〜1
重量部配合する。(B)成分のポリオキシアルキレン化
合物の配合量が、(A)成分100重量部に対して0.
01重量部未満であると、消泡効果が十分に発揮されな
い。また、(B)成分のポリオキシアルキレン化合物の
配合量が、(A)成分100重量部に対して5重量部を
超えても、配合量の増加に見合う著しい消泡効果の向上
はみられない。本発明のセメント用添加剤組成物におい
ては、上記(A)成分の共重合物、その加水分解物また
は加水分解物の塩100重量部に対し、(C)成分のポ
リオキシエチレン化合物を0.1〜10重量部、好まし
くは0.1〜5重量部、さらに好ましくは0.1〜2重量
部の割合で配合する。(C)成分のポリオキシエチレン
化合物の配合量が、(A)成分100重量部に対して
0.1重量部未満であると、(B)成分のポリオキシア
ルキレン化合物を十分に分散もしくは乳化安定化または
可溶化させることができない。また、(C)成分のポリ
オキシエチレン化合物の配合量が、(A)成分100重
量部に対して10重量部を超えると、起泡作用が大きく
なりすぎ、コンクリート組成物中の連行空気量が大きく
なりすぎるおそれがある。本発明のセメント用添加剤組
成物においては、(B)成分および(C)成分の量は、
それぞれの性能および使用量によって適宜選択して用い
ることができる。本発明のセメント用添加剤組成物は、
通常、セメント量に対して0.01〜3重量%、好まし
くは0.04〜1重量%の割合で添加される。ここでい
うセメントとしては、普通ポルトランドセメント、早強
ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセメント、
中庸熱ポルトランドセメント、耐硫酸塩ポルトランドセ
メントなどのポルトランドセメント;高炉セメント、シ
リカセメント、フライアッシュセメントなどの混合セメ
ント;またはこれらのセメントと高炉スラグ、シリカヒ
ューム、フライアッシュ、石灰石粉、石膏などの混合材
を組み合わせたセメント;さらには油井セメント、高硫
酸塩スラグセメント、アルミナセメント、マグネシヤセ
メント、耐酸セメントなどの特殊セメントを挙げること
ができる。これらのセメントは、必要に応じて1種また
は2種以上組み合わせて用いることができる。本発明の
セメント用添加剤組成物の添加量が、セメントに対して
0.01重量%未満であると、本発明のセメント用添加
剤組成物が有する効果である高い減水性および高いスラ
ンプロス防止性が十分に発揮されない。また、本発明の
セメント用添加剤組成物の添加量が、セメントに対して
3重量%を超えると、本発明のセメント用添加剤組成物
が有する効果は発揮されるが、凝結遅延などにより作業
性が悪くなるおそれがある。本発明のセメント用添加剤
組成物は、その性能を損なわない範囲で、ナフタレンス
ルホン酸ホルマリン縮合物塩、メラミンスルホン酸ホル
ムアルデヒド縮合物塩、ポリカルボン酸系化合物などの
他のセメント用分散剤、あるいは消泡剤、空気連行剤、
防錆剤、凝結促進剤、凝結遅延剤などと併用することが
できる。
【0011】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明はこれらの例によってなんら限定される
ものではない。 実施例1〜14 本実施例において、(A)成分としては、第1表に示す
(イ)ポリオキシアルキレン化合物と(ロ)マレイン酸
誘導体の共重合物を用いた。また、(B)成分として
は、第2表に示すポリオキシアルキレン化合物を用い
た。さらに、(C)成分としては、第3表に示すポリオ
キシエチレン化合物を用いた。各成分を第4表に示す割
合で混合し、セメント用添加剤組成物を調製した。これ
らのセメント用添加剤組成物を用いてコンクリートによ
る試験を実施した。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】
【表3】
【0015】
【表4】
【0016】配合組成、試験条件を次に示す。 配合組成 水 166kg/m3 セメント 450kg/m3 砂 713kg/m3 砕石 999kg/m3 添加剤組成物 第5表に示す量 水/セメント比 37.0重量% 細骨材率 42.0重量% 上記の各成分を強制練りミキサにとり、2分間練り混ぜ
たのち取り出し、スランプおよび空気量を測定した。さ
らに可傾式ミキサに移し、毎分2回転で混合し、30分
後、60分後のスランプおよび空気量を測定した。また
凝結時間、圧縮強度を測定した。なお、試験方法は下記
の通りである。 ・スランプ:JIS A 1101に準拠 ・空気量 :JIS A 1128に準拠 ・凝結時間:JIS A 6204、附属書1に準拠 ・圧縮強度:JIS A 1108に準拠 得られた結果を第5表に示す。
【0017】
【表5】
【0018】注 1)表面状態の評価 ◎:気泡が小さく大きな気泡跡は見られない ○:大きな気泡跡が若干下部に見られる △:大きな気泡跡が若干全体に見られる ×:大きな気泡が全体に見られる 実施例15 実施例5で使用した添加剤組成物を調製した後、1ケ月
間静置保存し、再撹拌することなく上層をサンプリング
したものを用い、実施例1〜14と全く同じ試験を繰り
返した。結果を第5表に示す。 実施例16 実施例5で使用した添加剤組成物を調製した後、1ケ月
間静置保存し、再撹拌することなく下層をサンプリング
したものを用い、実施例1〜14と全く同じ試験を繰り
返した。結果を第5表に示す。 比較例1〜6 次に示す化合物を用いて、実施例1〜14と同様の試験
を行った。その結果を第5表に示す。 比較例1 スチレンと無水マレイン酸の共重合物のモノ
アンモニウム塩100重量部に対し、第2表に示すポリ
オキシアルキレン化合物B1を0.20重量部および第
3表に示すポリオキシエチレン化合物C4を0.30重
量部加えたもの。 比較例2 ペンテンと無水マレイン酸の共重合物のモノ
ナトリウム塩100重量部に対し、第2表に示すポリオ
キシアルキレン化合物B1を0.20重量部および第3
表に示すポリオキシエチレン化合物C4を0.30重量
部加えたもの。 比較例3 第2表に示す共重合物A2の100重量部に
対し、第2表に示すポリオキシアルキレン化合物B1を
0.10重量部およびドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウムを0.30重量部加えたもの。 比較例4 第2表に示す共重合物A2の100重量部に
対し、第2表に示すポリオキシアルキレン化合物B1を
0.10重量部およびポリオキシエチレン(エチレンオ
キシド付加モル数3)ノニルフェニルエーテル硫酸エス
テルナトリウムを0.30重量部加えたもの。 比較例5 第1表に示す共重合物A2のみ。 比較例6 第1表に示す共重合物A2の100重量部に
対し、第2表に示すポリオキシアルキレン化合物B1を
0.10重量部加えたものを調製し、1ケ月間静置保存
後、再撹拌することなく上層よりサンプリングしたも
の。 比較例7 第1表に示す共重合物A2の100重量部に
対し、第2表に示すポリオキシアルキレン化合物B1を
0.10重量部加えたものを調製し、1ケ月間静置保存
後、再撹拌することなく下層よりサンプリングしたも
の。 第5表の実施例1〜14の結果より、本発明のセメント
用添加剤組成物を配合した試料は、練り混ぜ直後と60
分後のスランプの差が小さく、スランプロスが小さい。
また、空気量の変動が少なく、練り混ぜ直後と60分後
の空気量の差が小さい。凝結時間試験では、始発時間お
よび終結時間ともに正常であり、異常凝結性は認められ
ない。さらに、圧縮強度もすべて良好な値を示してい
る。表面状態は、大きな気泡跡が若干下部に見られるも
のが4例あるが、他の10例は気泡が小さく大きな気泡
跡は見られない。第5表の実施例15は、実施例5の添
加剤組成物を調製した後、1ケ月間静置保存し、再撹拌
することなく上層をサンプリングしたものを用いたもの
であり、実施例16は、実施例5の添加剤組成物を調製
した後、1ケ月間静置保存し、再撹拌することなく下層
をサンプリングしたものを使用した例であるが、実施例
15、16ともに、実施例5と殆ど変わらない良好な結
果が得られている。この結果から、本発明のセメント用
添加剤組成物は、1カ月放置後も品質の変化を生ずるこ
となく安定し、かつ、配合成分が分離を起こしていない
ことが分かる。比較例1は、本発明の組成物の(A)成
分の代わりに、スチレンと無水マレイン酸の共重合物の
アンモニウム塩を使用した例であり、比較例2は、本発
明の組成物の(A)成分の代わりに、ペンテンと無水マ
レイン酸の共重合物のナトリウム塩を使用した例である
が、いずれもスランプロスが大きく、空気量の変化がや
や大きく、外観的には大きな気泡が若干全体に見られ
る。比較例3は、本発明の(C)成分の代わりに、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウムを使用した例であ
り、比較例4は、本発明の(C)成分の代わりに、付加
しているオキシエチレン基のモル数の小さいポリオキシ
エチレン化合物を使用した例であるが、いずれも起泡作
用が強すぎて空気量の安定性が悪く、圧縮強度がやや低
く、大きな気泡跡が全体に見られ外観的に劣ったもので
ある。比較例5は、本発明の(A)成分のみを使用し、
(B)成分および(C)成分は用いなかった例である
が、(A)成分のみでは空気量が多く、空気量の安定性
もやや劣り、表面に大きな気泡が若干全体に見られる。
比較例6および比較例7は、本発明の(C)成分を除い
た(A)成分および(B)成分のみよりなる組成物を調
製した後、1カ月静置保存し、再撹拌することなく上層
および下層をサンプリングしたものを使用した例である
が、上層を使用した比較例6は消泡効果が大きく、下層
を使用した比較例7は消泡効果が小さく、(C)成分を
配合しない組成物は不安定で、長期間保存することによ
り、添加剤組成物が分離し、容器内の上下で組成が変化
することが分かる。
【0019】
【発明の効果】本発明のセメント用添加剤組成物は、特
定のポリカルボン酸系共重合物、特定のポリオキシアル
キレン化合物および特定のポリオキシエチレン化合物と
を特定の割合で配合したものを有効成分とすることによ
り、コンクリートへの使用時に高い減水効果および高い
スランプロス防止効果を発揮し、連行する空気量の調整
が可能で、しかも経時的な空気量の変化が少ない。さら
に、組成物を長期間静置状態で保存した後でも、組成の
分離を生じることがなく、再撹拌することなく使用する
ことができ、調製時と同様にすぐれた性能を発揮する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08G 65/26 NQN C08L 35/00 LHS 71/02 LQE // C04B 28/02 (C04B 28/02 24:32 A 24:26 H 24:02) 103:32

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)(イ)一般式[1] R1O(A1O)a2 …[1] (ただし、R1は炭素数2〜5のアルケニル基、A1Oは
    炭素数2〜4のオキシアルキレン基でその50〜100
    モル%はオキシエチレン基、R2は炭素数1〜18の炭
    化水素基、aは1〜200である。)で表されるポリオ
    キシアルキレン化合物と(ロ)無水マレイン酸との共重
    合物、その加水分解物または加水分解物の塩100重量
    部に対し、(B)一般式[2] 【化1】 (ただし、Zは2〜8個の水酸基を有する化合物の水酸
    基を除いた残基、A2O、A3O、A4OおよびA5Oはそ
    れぞれオキシプロピレン基またはオキシブチレン基で、
    それらは互いに同一でも異なっていてもよく、または1
    種または2種であってもよく、R3、R4は水素、炭素数
    1〜22の炭化水素基またはアシル基、b、d、eおよ
    びgはそれぞれ0〜100、cおよびfは0〜20、h
    およびiは0〜8で、hとiの和はZの有した水酸基の
    数に相当する。ここで、b、c、d、e、fおよびgは
    同時に0になることはない。)で表されるポリオキシア
    ルキレン化合物0.01〜5重量部、および、(C)一
    般式[3] R5O(C24O)jSO3X …[3] (ただし、R5は炭素数8〜22の炭化水素基、Xはア
    ルカリ金属、アンモニウム基または有機アミン基、jは
    15〜100である。)で表されるポリオキシエチレン
    化合物0.1〜10重量部を配合したものを有効成分と
    するセメント用添加剤組成物。
  2. 【請求項2】一般式[3]で表されるポリオキシエチレ
    ン化合物のjが、20〜80である請求項1記載のセメ
    ント用添加剤組成物。
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