JPH08164500A - 分散加圧型プレス装置 - Google Patents

分散加圧型プレス装置

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JPH08164500A
JPH08164500A JP6332404A JP33240494A JPH08164500A JP H08164500 A JPH08164500 A JP H08164500A JP 6332404 A JP6332404 A JP 6332404A JP 33240494 A JP33240494 A JP 33240494A JP H08164500 A JPH08164500 A JP H08164500A
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JP
Japan
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cylinder
bending
ram
hydraulic cylinder
hydraulic
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Application number
JP6332404A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Kushihara
原 俊 明 櫛
Hiroshi Sato
藤 寛 佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshinbo Holdings Inc
Daiichi Electric Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Electric Co Ltd
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレス機械やプレスブレ−キ或いは押し出し
成形機のような大きな加圧力を必要とする機械におい
て、3基以上の液圧シリンダを用いこれらを個々に駆動
制御し、加圧力を分散させることにより、全体として均
一な加圧を行なうことができる分散加圧型プレス装置を
提供する。 【構成】 シリンダを加圧源とするプレスブレ−キ等の
加圧装置において、少なくとも両端部を適宜の支点部材
に支持させた梁部材1又はプレ−ト部材に、3基以上の
液圧シリンダCの一端側を旋回可能に取付け、前記液圧
シリンダCの他端側を、ラム3又はテ−ブル5等の加圧
力伝達部材に旋回可能に取付けて、それら液圧シリンダ
Cを、全体として応力を略均一に分散できるようその加
圧力又は変位を、個々に駆動制御するようにしたことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス機械やプレスブ
レ−キ或いは押出し成形機のような大きな加圧力を必要
とする機械において、加圧力を分散させることにより、
全体として均一な加圧を行なうことができる分散加圧型
プレス装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属板の折曲げ加工,絞り加工等
のプレス加工に使用されているプレス機械は、強大な加
圧力を得るために、油圧力を利用しているものが主力を
占めており、液体を圧力媒体とするプレス機械のような
加圧装置は1基の油圧シリンダにより加圧力を得ている
ものが大部分である。
【0003】而して、プレス機械やプレスブレ−キ、或
いは、押出し成形機のような大きな加圧力を必要とする
機械では、大型になればなるほど金型やその保持具,ラ
ム,フレ−ム等の撓みが加工精度維持上、問題となって
くる。
【0004】そこで、従来から上記の撓みが発生しない
ように種々の提案がなされてきたが、それらの大半は構
造自体の剛性を増加させることを念頭にいれていたた
め、剛構造の機械が主流を占めていた。
【0005】然し乍ら、剛構造の機械は必然的に大型化
して重量も増加するため、大型の機械になればなるほど
巨大な構造物となり、完成品の運搬も困難となってく
る。従って、据付け現場の基礎工事が大がかりなものと
なり、更に、場合によっては据付工事完了後、建屋の建
設を行なうというようなこともあって、巨額の工事費を
必要とすることもある。
【0006】前述のように、従来の機械は1基の油圧シ
リンダで加圧力を発生させているものが大部分を占めて
いるが、金型は二次元に広がっている。即ち、金型は平
面状となっており、その面全体を均等に加圧する必要が
ある。そのためには、1基のシリンダにより発生した集
中応力を金型の全面に均等に分散させなければならな
い。従って、図15に示すように、1基のシリンダのロッ
ドを押し出すことにより発生した集中応力をラムに分散
させて、金型の全面を均等に加圧するような構造となっ
ており、このような剛構造とすることにより、機械の大
型化、重量の増大を招くことになったのである。僅か
に、プレスブレ−キにおいて、2基のシリンダを同期運
転する技術はあるが、これもラムの左右2個所に加えら
れた集中応力をラムに分散させることに変わりはなく、
従って、ラムは剛構造となっている。
【0007】一方、プレスブレ−キのような2基のシリ
ンダにより一次元、つまり線状に並べた金型に加圧力を
形成するようにした板曲げ加工機においては、ラムが剛
構造に形成されていても、曲げ加工反力によって板曲げ
加工機の上部フレ−ムやテ−ブルが撓むことにより、被
加工材の曲げ角度に中だれの生じることが知られてい
る。
【0008】また、プレスブレ−キのような板曲げ加工
機においては、金型の長期間使用によりその局部、例え
ば金型の中央部分に摩耗が発生してその部分の曲げ角度
が甘くなることが知られており、この角度を補正する曲
げを行うと、逆に、曲げ両端で曲がり過ぎる傾向が生じ
て、いずれにしても満足できる曲げ加工製品が得にくい
という問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来技術に鑑み、プレス機械やプレスブレ−キ或いは
押出し成形機のような大きな加圧力を必要とする機械に
おいて、3基以上の液圧シリンダを用いこれらを個々に
駆動制御し、加圧力を分散させることにより、全体とし
て均一な加圧を行なうことができる分散加圧型プレス装
置を提供することを、その課題の一つとするものであ
る。
【0010】また、本発明は、プレスブレ−キにおいて
加圧側と反対側の部材に中だれ防止を目的とした装置を
装備しなくとも、簡易に中だれを補正できるようにした
板曲げ加工が可能な分散加圧型のプレス装置を提供する
ことを、その課題の一つとするものである。
【0011】更に、本発明は、金型の摩耗を主因とする
曲げ角度の不足、或は、曲げ角度が過剰になるのを、上
金型もしくは下金型のラム又はテ−ブルに人為的に撓み
を発生させることによって、曲げ状態を局部的に補正
し、このような補正を伴う曲げ加工の作業性を向上さ
せ、更には、前記曲げ補正の補正値をNCデ−タ内に記
憶させることにより、そのような補正を伴う加工の再現
性を高めて、精度の高い曲げ加工を実現できる局部補正
曲げが可能なプレスブレ−キのような板曲げ加工が可能
な分散加圧型のプレス装置を提供することを、その課題
の一つとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の各課題を
解決することを目的としてなされたもので、分散加圧型
のプレス装置の構成は、シリンダを加圧源とするプレス
ブレ−キ等の加圧装置において、少なくとも両端部を適
宜の支点部材に支持させた梁部材又はプレ−ト部材に、
3基以上の液圧シリンダの一端側を旋回可能に取付け、
前記液圧シリンダの他端側を、ラム又はテ−ブル等の加
圧力伝達部材に旋回可能に取付けて、それら液圧シリン
ダを、全体として応力を略均一に分散できるようその加
圧力又は変位を、個々に駆動制御するようにしたことを
特徴とするものであり、液圧シリンダの駆動制御は、次
の各態様により行うことができる。
【0013】 ラム等の加圧力伝達部材に取付けられ
たメジャ−バ−と、左右のリニアアクチュエ−タのロッ
ドの先端にガイドバ−を介して取付けられた変位センサ
と、該変位センサが検出した変位量に比例した信号によ
り作動するサ−ボ弁又は比例制御弁等の油の流れ方向及
び流量を制御できる制御弁とにより行う。
【0014】 ラム等の加圧力伝達部材に取付けられ
たメジャ−バ−と、左右のリニアアクチュエ−タのロッ
ドの先端にガイドバ−を介して取付けられた変位センサ
と、各シリンダ毎に接続された双方向可変容量油圧ポン
プと、フィ−ドバックされた変位センサの信号により直
接前記ポンプを駆動制御するサ−ボモ−タとにより行
う。
【0015】 一端を固定されてラム等の加圧力伝達
部材の絶対位置を測定するリニアスケ−ルと、該リニア
スケ−ルの測定した信号をフィ−ドバック信号とし、該
信号により作動するサ−ボ弁又は比例制御弁等の油の流
れ方向及び流量を制御できる制御弁とにより行う。
【0016】 一端を固定されてラム等の加圧力伝達
部材の絶対位置を測定するリニアスケ−ルと、各シリン
ダ毎に接続された双方向可変容量油圧ポンプと、前記リ
ニアスケ−ルの測定した信号をフィ−ドバック信号と
し、該信号により直接前記ポンプを駆動制御するサ−ボ
モ−タにより行う。
【0017】 ラム等の加圧力伝達部材に取付けられ
たメジャ−バ−と、左右のリニアアクチュエ−タのロッ
ドの先端にガイドバ−を介して取付けられた変位センサ
と、各シリンダ毎に接続された可変位相型双方向可変容
量油圧ポンプと、フィ−ドバックされた変位センサの信
号により直接前記ポンプを駆動制御するサ−ボモ−タと
により行う。
【0018】 一端を固定されてラム等の加圧力伝達
部材の絶対位置を測定するリニアスケ−ルと、各シリン
ダ毎に接続された可変位相型双方向可変容量油圧ポンプ
と、前記リニアスケ−ルの測定した信号をフィ−ドバッ
ク信号とし、該信号により直接前記ポンプを駆動制御す
るサ−ボモ−タにより行う。
【0019】 上記の各制御において使用する油圧ポ
ンプは、可変容量油圧ポンプに代えて、双方向固定容量
油圧ポンプを使用してもよい。
【0020】一方、中だれ補正を伴う板曲げ加工が可能
な分散加圧型のプレス装置の構成は、上部フレ−ムと上
金型ホルダとの間又はテ−ブルと下金型ホルダとの間に
適宜定間隔をおいて3基以上の加圧用の油圧シリンダを
装備し、上下の金型ホルダに金型を保持させて、上下の
金型間に板材を挿入し、油圧シリンダの加圧力を上又は
下金型ホルダに作用させて、上下金型の協働により板材
を曲げ加工するようにしたプレス装置において、曲げ加
工時、前記各油圧シリンダの中の所要シリンダの加圧力
を制御して、曲げ加工下死点における上又は下金型を支
持した機械側の変形曲線を制御するようにしたことを特
徴とするものである。
【0021】また、本発明の局部補正曲げを伴う板曲げ
加工が可能な分散加圧型のプレス装置の構成は、上部フ
レ−ムと上金型ホルダとの間、又は、下部フレ−ムと一
体のテ−ブルと下金型ホルダとの間に、適宜定間隔をお
いて3基以上の加圧用の油圧シリンダを装備し、上下の
金型ホルダに金型を保持させて、それら上下の金型間に
板材を挿入し、前記油圧シリンダの加圧力を上又は下金
型ホルダに作用させて、上下金型の協働により板材を曲
げ加工するようにしたプレス装置において、曲げ加工
時、前記の各油圧シリンダを、局部的に下死点を変更す
るように駆動制御して、曲げ角度を局部的に補正するよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0022】
【作用】本発明分散加圧型プレス装置は、少なくとも両
端部を適宜の支点部材に支持させた梁部材に、3基以上
の液圧シリンダの上端側を旋回可能に取付け、前記シリ
ンダの下端側を、ラム等の加圧力伝達部材に旋回可能に
取付けて、それらシリンダを、全体として応力を均一に
分散できるよう、個々に駆動制御するようにしたから、
複数のシリンダを同時に突き出して加圧力伝達部材を加
圧した場合、その反力により梁部材は上方へ弓なりに撓
むが、加圧力伝達部材にはその全面に均等に応力が分散
して、撓むことがない。従って、加圧力伝達部材をプレ
スブレ−キのラムとし、該ラムに上金型を取付け、下金
型との間にワ−クを挿入して、ワ−クに曲げ加工を施す
場合、上金型が均等な加圧力によりワ−クに作用するか
ら、ワ−クは均一に曲げ加工される。
【0023】このように上部の梁部材の撓みを許容する
ことにより、梁を柔構造とすることができるので、必然
的に梁の重量を軽減することが可能となる。また、複数
のシリンダを個々に駆動制御するため、構造は複雑化す
るが、その反面、シリンダは低出力の小型のもので足
り、市販の既製品でも充分間にあうので、装置のコスト
も低廉となる。
【0024】本発明の中だれ補正機能を持つ板曲げ加工
用の分散加圧型のプレス装置は、上部フレ−ムと上金型
ホルダとの間又はテ−ブルと下金型ホルダとの間に適宜
定間隔をおいて3基以上の加圧用の油圧シリンダを装備
し、上下の金型ホルダに金型を保持させて、両金型間に
板材を挿入し、前記各油圧シリンダの加圧力を上又は下
金型ホルダに作用させて、上下金型の協働により板材を
曲げ加工するようにした上記プレス装置において、曲げ
加工時、前記各油圧シリンダの中の所要シリンダの加圧
力を制御し、曲げ加工下死点における上又は下金型を支
持した機械側、例えば金型ホルダの加圧力による変形曲
線を制御することによって、中だれを補正するようにし
たから、簡潔な構成で前記中だれを精度高く補正するこ
とができる。
【0025】また、本発明の局部補正機能を有する板曲
げ加工用の分散加圧型のプレス装置は、曲げ加工時、上
金型ホルダ又は下金型ホルダを加圧する油圧シリンダ
を、局部的に曲げの下死点を変更するように駆動制御す
ることにより、曲げ角度を局部的に補正することができ
るから、簡潔な構成でワ−クの曲げ角度を局部的に精度
高く補正することができる。
【0026】
【実施例】次に、本発明の実施例を図により説明する。
図1は本発明装置をプレスブレ−キに適用した例の要部
の正面図、図2は図1の側面図、図3はガイドバ−の取
付状態の正面図、図4は図1の装置により加圧した場合
の梁の撓みを示す正面図、図5はシリンダの駆動制御例
を示す系統図、図6はシリンダの駆動制御例を示す系統
図、図7はリニアアクチュエ−タを用いないでリニアス
ケ−ルを用いた例の側面図、図8は上,下金型のシリン
ダの駆動制御の一例を示す系統図、図9は本発明を適用
した板曲げ加工機の一例の正面図、図10は上,下金型の
シリンダの駆動制御の別例を示す系統図、図11は本発明
を適用した二次元のプレス加工を行うシリンダの配置例
を示す斜視図、図12は図11の場合の部分拡大図、図13は
二次元プレス装置の一例の平面図、図14は図13のA−
A′矢視断面図、図15は従来の二次元プレス装置の構成
を略示した正面図である。
【0027】図1において、1は少なくとも左右両端を
支点部材2,2で支持させた梁、2aは支点部材2,2と
梁1の連結軸、C1,C2,……Cnは適宜定間隔でそれぞれ
前記梁1に上端部を旋回可能に軸S1〜Snにより取付けた
油圧シリンダ(以下、シリンダという)で、これらシリ
ンダC1,C2,……Cnの下端部は、それぞれ下部に上金型
4を取付けたラム3に軸P1〜Pnにより旋回可能に取付け
られている。5は下金型ホルダで、下部テ−ブルの上端
部に設け、このホルダ5に上金型4に対向させて下金型
6を取付けてあり、これにより本発明の分散加圧型プレ
ス装置の要部の一例を構成する。尚、上記支点部材2は
両端の2個に限られず3個以上設けてもよい。
【0028】図1のプレス機構をプレスプレ−キに適用
し、これによって板曲げ加工する場合、上下の金型4,
6の間にワ−クを挿入し、複数のシリンダC1,C2,……
Cnを同時に突き出せば、その動きがラム3と上金型4を
付勢し、ワ−クを加圧して折曲げ加工が行なわれる。こ
のとき、梁1はシリンダC1,C2,……Cnの加圧の反力に
より、図4に示すように、上方へ弓なりに撓むが、ラム
3及び上金型4は全面に均等に応力が分散して加わるた
め、撓むことがない。
【0029】このように、上部の梁1の撓みを許容する
ことにより、梁1を柔構造とすることができる。また梁
1を柔構造とすることによって、必然的に梁1の重量を
軽減することが可能となる。更に、従来の左右2基のシ
リンダを使用したものと比較して、複数のシリンダC1
Cnを用いた場合、構造は複雑化するが、その反面、シリ
ンダC1〜Cnは低出力で小型のものとなり、市販の既製品
でも充分間にあうことになり、コストダウンの面で有利
となる。
【0030】次に、複数のシリンダC1〜Cnの突出し量及
び推力の制御について説明する。図2は前記の方法を
示すもので、3aはラム3における前記シリンダC1〜Cnの
取付部に水平に設けたメジャ−バ−、7,7は、図3に
示すように、ガイドバ−8の左右に設けられたリニアア
クチュエ−タ、8は前記リニアアクチュエ−タ7,7の
ロッド7a,7aの先端に旋回可能に架装されたガイドバ
−、9は該ガイドバ−8に前記シリンダC1〜Cnに対応し
た位置に取付けられた変位センサ、9aは各変位センサ9
のプロ−ブで、図2においては、前記メジャ−バ−3aは
前記プロ−ブ9aに接触している。
【0031】而して、左右のリニアアクチュエ−タ7,
7を同期運転させてガイドバ−8を図示の状態から下方
に平行移動させ、ガイドバ−8が下降して各変位センサ
9のプロ−ブ9aがメジャ−バ−3aに接触し押し縮められ
ると、その変位量に比例した信号が出力される。この出
力を、図5に例示するように、加算器10にフィ−ドバッ
クし、サ−ボ増幅器11を経由してサ−ボ弁12によりシリ
ンダC1〜Cnの押し引き量及び推力を制御させ、シリンダ
C1〜Cnをガイドバ−8に追従するように下降させる。こ
の結果、ガイドバ−8との距離が一定に保たれる。尚、
上記のサ−ボ弁12に代え、比例制御弁のような油の流れ
方向及び流量を制御できる制御弁を用いてもよい。
【0032】上記のように本発明では、ガイドバ−8の
平坦度が損なわれない限り、複数のシリンダC1〜Cnの全
てについて個々にこのような追従制御が同時に行なわれ
るので、加圧によりラム3が少しでも撓むと、撓み量の
多い位置にあるシリンダが自動的にそのストロ−クによ
る変位と推力を制御されてラム3の撓みを補正するた
め、ラム3の平坦度を保つことができるのである。
【0033】尚、上記例においては、変位センサ9のプ
ロ−ブ9aとメジャ−バ−3aとを接触させてプロ−ブ9aの
変位量を測定する場合について述べたが、図5に示すよ
うに、ガイドバ−8に取付けられた測定ポイントとメジ
ャ−バ−3aに取付けられた測定ポイント間の距離dを変
位センサ9で測定するようにしてもよい。
【0034】また、ガイドバ−8は通常下金型6に対し
て平行を保ちながら上下方向に移動するが、これを下金
型6に対し傾いた状態で平行移動させることも可能であ
る。例えば、図3の右側のリニアアクチュエ−タ7の突
出し量よりも左側のリニアアクチュエ−タ7の方を一定
量余計に突き出させる。即ち、右側の突出し量xに対し
左側のそれをx+αとすれば、上金型4は常に左側に一
定の量だけ傾いて上下に平行移動することになる。この
ような状態でワ−クを加工すると、左側の曲げ角度の方
が右側の曲げ角度より大きくなり、所謂テ−パ−ベンデ
ィングが可能となる。
【0035】なお、図5において、ポ−トPは油圧ソ−
スユニット(図示せず)の高圧ポ−トに、また、ポ−ト
Tはタンク側の低圧ポ−トに接続される。通常は1台の
油圧ソ−スユニットに複数のシリンダ及びサ−ボ弁12を
並列に接続するが、各シリンダユニット毎に別々の油圧
ソ−スユニットを用いるようにしてもよい。
【0036】また、上記図5の加算器10にはフィ−ドバ
ック信号Efが加えられるが、外部制御信号Eiも加えられ
る。この外部制御信号Eiはフィ−ドバック信号Efに加算
されるため、フィ−ドバック信号Efを微調整させること
ができる。即ち、前記距離dを変化させることができる
ことを意味している。また、フィ−ドバック信号Eiを変
化させずにガイドバ−8に変位センサ9を取付ける際、
希望する変形曲線に沿った位置になるように距離dを微
細に変化させて取付けることにより、ラム3及び金型4
を撓み変形させながら加圧することが出来る。
【0037】図5のガイドバ−8とラム3の相対位置を
微調整するために、ガイドバ−8に取付けられたセンサ
9の位置を機械的に動かしてもよいが、外部制御信号Ei
を制御することにより電気的に微調整することも可能で
ある。勿論、加算器10を取り去ってフィ−ドバック信号
Efを直接サ−ボ増幅器11に印加するようにしても問題は
ない。
【0038】上記のガイドバ−8は左右のリニアアクチ
ュエ−タ7,7により支持され、略均等に配置された複
数の変位センサ9によりメジャ−バ−3aとの距離dを計
測しているが、センサ9のプロ−ブ9aを動かすだけの微
小な力しか作用しないので、自重で撓まないよう設計さ
れていれば、その平坦度が損なわれることはない。
【0039】尚、前述したように、変位センサ9は接触
式,非接触式のいずれでもよいが、非接触式の変位セン
サを用いれば、距離測定のための力は全く掛からないの
で、好ましい。
【0040】図6は、前述の各シリンダC1〜Cn毎に1台
の双方向可変容量油圧ポンプ13を接続し、変位センサ9
の信号を加算器10にフィ−ドバックし、サ−ボ増幅器11
を経由してサ−ボモ−タSMにより直接前記ポンプ13を駆
動するようにした駆動制御例の系統図であって、前記
の方法を具現するためのものである。この場合、シリン
ダと同数の油圧ポンプ13が必要となるが、この油圧ポン
プ13自体が作動油の吐出方向及び吐出量の制御機能を有
しているため、図5に例示したように、通常の油圧ソ−
スユニットを使用したときに必要であったサ−ボ弁12又
は比例制御弁等の制御弁が不要となる。尚、図6の機構
におけるガイドバ−8,メジャ−バ−3a,変位センサ9
等の機能及び動作は図5の場合と全く同じである。勿
論、この方式もサ−ボ弁、又は、比例制御弁と通常の油
圧ソ−スユニットとの組合せによるサ−ボコントロ−ル
に置換えても全く同じ動作をする
【0041】ここで、制御弁を使用する方式はシリンダ
が停止しているときでも、油圧ソ−スユニットの電動機
はフルパワ−で回転し生産された油圧エネルギはリリ−
フ弁を経由してタンクへ戻されるので、消費された電気
エネルギは熱エネルギに変換されタンク内の作動油の温
度を上昇させてしまい、無駄にエネルギを消費する結果
となる。
【0042】しかし乍ら、図6に例示した本発明装置の
他の制御方法では、シリンダが停止しているときはサ−
ボモ−タSMも停止しているため、無駄にエネルギを消費
することはなく、従って、図5のサ−ボ弁を使用する制
御方式に比し、エネルギ効率が改善される。
【0043】また、図6においては、油圧ポンプ13をサ
−ボモ−タSMで駆動するようにしてあるが、最近は通常
の誘導電動機でもインバ−タと組合せることにより、サ
−ボモ−タとして作動させることが可能であるから、そ
のようにしてもよい。
【0044】前記,の駆動制御方法の要旨は、ガイ
ドバ−8を基準ラインとして、ガイドバ−8とラム3と
の相対距離を求め、プロ−ブ9aの短縮量又は距離dが常
に一定になるように、即ち、上金型4の平坦度を保つよ
うに、サ−ボ制御を行うことと、距離dを微調整し、上
金型4を湾曲させながら圧力を行うことにあった。
【0045】しかし、の方法は、図7に示すように、
一端を固定されたリニアスケ−ル14によりラム3の絶対
位置を測定してその情報を処理し、フィ−ドバック信号
として、この信号を、図5に示すように、サ−ボ増幅器
11を通して制御弁を操作し、シリンダC1〜Cnを駆動する
ことにより、前記,と同じく、上金型4を平坦にし
たまま下金型と平行又は傾きを保ち、加圧することがで
きる。尚、図7における14aはリニアスケ−ル14のプロ
−ブである。この場合もリニアスケ−ル14の出力情報に
希望する変形曲線に従った数値をコンピュ−タで加算し
てやれば、望み通りの変形加工が出来る。
【0046】また、の駆動制御方法は、の駆動制御
方法における制御弁を用いることなく、シリンダと一対
になったサ−ボモ−タSMと油圧ポンプ13によりシリンダ
を駆動制御する方法である。
【0047】一方、及びの駆動制御方法は、及び
の駆動制御方法における双方向可変容量油圧ポンプに
代えて、特公平2-256883号の「液圧ピストン装置」の公
報に記載された可変位相型双方向吐出可変容量油圧ポン
プ(図示せず)を使用する方法で、及びの駆動制御
方法と同等の作用効果が得られる。
【0048】以上に説明した本発明プレス装置において
は、3基以上のシリンダの配置を、プレス機の下金型側
に適用することができる。即ち、図示しないが、下部フ
レ−ムを両端を支点部材で支持した下部梁部材に形成
し、この梁部材と下金型ホルダ又はそのテ−ブルの間
に、前記3基のシリンダの上,下端部を、それぞれ旋回
可能、つまり、金型に直交する向きの水平な軸を介して
連結するのである。
【0049】図8は、図6の制御例において、下金型6
を支持したテ−ブル5を複数のシリンダC′で分散支持
して制御するようにしたものである。即ち、下金型6を
設けたホルダ5と床の間には上記シリンダC1〜Cnに対向
させて複数のシリンダC1′〜Cn′が上向きに装備されて
いる。ここで、ホルダ5の両端は、図示しないが、テ−
ブルの長さ方向に直交する水平軸により軸止めされるこ
とにより当該両端が拘束され、各シリンダC1′〜Cn′の
作用で撓み可能に支持されているものとする。
【0050】対向する上下の各シリンダのうち上部のシ
リンダC1〜Cnには、それぞれに双方向可変容量油圧ポン
プ13が接続されていると共に、各ポンプ13の片側は、そ
れぞれ各上部シリンダC1〜Cnに対応した下部のシリンダ
C1′〜Cn′にも接続されている。ここで、前記の各変位
センサ9の信号は、加算器10にフィ−ドバックされ、サ
−ボ増幅器11を経由してサ−ボモ−タSMにより直接前記
の各ポンプ13を駆動するようになっている。また、各加
算器10には各変位センサ8からのフィ−ドバック信号Ef
が加えられるが、外部制御信号Eiも加えられる。この外
部制御信号Eiはフィ−ドバック信号Efに加算されるた
め、フィ−ドバック信号Efを微調整させることができ
る。このことは、各変位センサ9とメジャ−バ−3aの相
対距離dを変化させることができることを意味してい
る。
【0051】而して、上金型4と下金型6との間にワ−
クを挿入し、シリンダC1〜Cnを同時に駆動して加圧力を
上金型4に付与すると、同時に上向きの加圧力を受ける
下金型6との協働によりワ−クは曲げ加工されるが、こ
のとき、各シリンダC1〜Cnに対応した各変位センサ9の
中のいずれかが上金型のラム3とガイドバ−8との距離
の変位を検出すると、その信号が対応したシリンダの加
算器10にフィ−ドバックされ、サ−ボ増幅器11を経由し
てサ−ボモ−タSMにより前記油圧ポンプ13が制御され、
対応するシリンダC1〜Cnのいずれか、並びに、前記いず
れかのシリンダC1〜Cnに対応したシリンダC1′〜Cn′を
駆動制御するのである。
【0052】即ち、上下金型のラム3とホルダ5が直線
状態にあるときは、上金型のラム3とガイドバ−8との
間の距離に変化は生じないが、上部シリンダC1〜Cnの加
圧により上金型のラム3に撓みが生じると、各シリンダ
C1〜Cnの位置に対応した撓み量に応じて各センサ9に変
位が検出されるので、検出された変位に基づいて上記の
各シリンダC1〜Cn、C1′〜Cn′の所要シリンダの加圧出
力を制御することにより上記ラム3とガイドバ−8との
間の距離を正規の距離に補正し、これによって上金型側
のラム3の撓みを補正するのである。ここで、これまで
に説明してきた実施例の制御系においては、油圧ポンプ
に双方向可変容量油圧ポンプを使用したが、本発明にお
いては、前記可変容量油圧ポンプに代え双方向固定容量
油圧ポンプを使用することができる。この点は、以下に
説明するプレス装置の実施例における制御系においても
同様である。
【0053】次に、上述した分散加圧型プレス装置を、
中だれ補正機能を伴う板曲げ加工ができるようにしたプ
レスブレ−キに適用した例について説明する。図9はプ
レスブレ−キの正面を示し、この図9において、21は上
部フレ−ムで、図1に例示したプレス装置における梁1
に相当し、ここでは上部フレ−ム21と図1におけるラム
3に相当した上金型ホルダ3の間にシリンダC1〜Cnが設
けられている。22は下部テ−ブルで、上部に下金型ホル
ダ5を具備し、該ホルダ5に下金型が取付けられてい
る。図9のプレスブレ−キにおいて、上金型4と下金型
6との間にワ−ク(板材)を挿入し、シリンダC1〜Cnを
同時に駆動して加圧力を上金型4に付与すると、下金型
6との協働によりワ−クは曲げ加工されるが、このと
き、中だれが生じて、各シリンダC1〜Cnに対応した各変
位センサ9の中のいずれかが上金型ホルダ3とガイドバ
−8との距離の変位を検出すると、図6に示すように、
その信号が対応したシリンダの加算器10にフィ−ドバッ
クされ、サ−ボ増幅器11を経由してサ−ボモ−タSMによ
り前記油圧ポンプ13が制御され、対応するシリンダC1
Cnの中の所要シリンダの加圧力を制御するのである。
【0054】即ち、例えば上下の金型ホルダ3,5がと
もに直線状態にあるときは、上金型ホルダ3とガイドバ
−8との間の距離に変化は生じないが、シリンダC1〜Cn
の加圧力の反力によりプレスブレ−キの上部フレ−ム1
又はテ−ブル5が撓むことによってワ−クの曲げ角度に
中だれが発生すると、各シリンダC1〜Cnの位置に対応し
た撓み量に応じて各変位センサ9に変位が検出されるの
で、検出された変位量に基づいて上記シリンダC1〜Cnの
加圧力を制御して、上金型ホルダ3の加圧力による変形
曲線を制御することにより上金型3とガイドバ−8との
間の距離を正規の距離に補正して、ワ−クの曲げ角度に
生じる中だれを補正するのである。
【0055】尚、上記実施例においては、シリンダC1
Cnを上部フレ−ム1と上金型ホルダ3との間に装備した
が、本発明はこれに限定されるものではない。即ち、テ
−ブル5と下金型ホルダとの間に装備しても上記と同等
の効果を得ることができる。また、分散加圧機構を図5
又は図8に例示したような構成としたものを採用して
も、上記と同等の効果が得られる。また、上記実施例で
は、メジャ−バ−3a又はリニアスケ−ル14により検出さ
れる変位によってピストンロッドの突出し量をフィ−ド
バック制御する方法を説明したが、シリンダの高圧ポ−
ト(押し側)の配管に圧力計を挿入し、この圧力計に検
出される圧力をフィ−ドバックして制御するようにして
もよい。更には、変位と圧力を同時に検出して双方のフ
ィ−ドバック信号によりロッドの突出し量とシリンダの
圧力を制御するようにしてもよい。
【0056】一方、上述の分散加圧型プレス装置を、曲
げの局部補正機能を有するプレスブレ−キに適用した例
について述べる。而して、図9のプレスブレ−キにおい
て、上金型ホルダ3に加圧力を付与する各シリンダC1
Cnには、図6に例示するように、夫々にNC制御される
可変容量油圧ポンプ13が夫々に接続されている。そし
て、各ポンプ13には、前記各センサ9から各加算器10に
夫々に帰還される信号Efを加味した上で夫々に入力され
るNC制御信号Eiにより作動する各サ−ボ増幅器11によ
って駆動制御されるサ−ボモ−タSMが駆動源として接続
されているので、上記の個々のシリンダC1〜Cnは、個々
にそのストロ−ク状態が制御されるのである。このこと
は上記の各シリンダC1〜Cnに対応した各センサ9と被検
出部材となるメジャ−バ−3aとの個々の相対距離の変化
に基づいて、個々のシリンダC1〜Cnを制御できることを
意味する。
【0057】従って、上金型4と下金型6との間にワ−
ク(図示せず)を挿入し、各シリンダC1〜Cnを同時に駆
動して加圧力を上金型4に付与すると、下金型6との協
働によりワ−クは曲げ加工されるが、このとき、金型の
中央部に摩耗があってその部分の曲げ角度が甘くなった
り、或は、該甘い曲げ角を所定曲げ角にするため下死点
を下げると、曲げの両端部において曲がり過ぎるような
現象が生じる。このような場合には、前記の各シリンダ
C1〜Cnに対応した各変位センサ9の中で、前記曲げ不足
部分や過曲げ部分に対応するいずれかのセンサ9が、上
金型ホルダ3とガイドバ−8との距離の変化を検出する
ので、その信号が対応したシリンダの加算器10にフィ−
ドバックされ、サ−ボ増幅器11を経由してサ−ボモ−タ
SMにより前記油圧ポンプ13を制御し、対応するシリンダ
C1〜Cnの下死点を制御するようになっている。
【0058】即ち、上下の金型ホルダ3,5が直線状態
にあるときは、上金型ホルダ3とガイドバ−8との間の
距離に変化は生じないが、下金型に局部摩耗が生じてい
るため、曲げ両端で曲がり過ぎる現象が生じるときは、
各シリンダC1〜Cnの位置に対応したホルダ3又は下金型
ホルダ5(テ−ブル)に撓みが生じ、その撓み量に応じ
て各変位センサ9に変位が検出されるので、検出された
変位量に基づいて上記各シリンダC1〜Cnの加圧力を制御
し、上金型ホルダ3の加圧曲線を制御することによっ
て、上金型3とガイドバ−8との間の距離を、この場合
は金型中央部は甘い曲げ角度補正のため下死点をより低
く、かつ、金型の両外側は過曲げ角とならないように下
死点を少し高くなるように補正する、つまり、局部的に
下死点を変更し、局部的に曲げ角度を補正するのであ
る。
【0059】また、各シリンダC1〜Cnはそのストロ−ク
運動がNC制御されるので、このNCデ−タに前記下死
点の補正値を記憶させることにより、上記の補正を伴う
加工の再現性を高めることが可能となり、作業性が向上
して、上述のシリンダの駆動制御と合わせて精度の高い
曲げ加工を行うことができる。
【0060】尚、上記実施例においては、シリンダC1
Cnを上部フレ−ム1と上金型ホルダ3との間に装備した
が、本発明はこれに限定されるものではない。即ち、下
金型ホルダ5とテ−ブルとの間に装備しても、上記と同
等の効果を得ることができる。また、分散加圧機構に図
5又は図8に例示した機構を採用しても、上記と同等の
効果を得ることができる。
【0061】以上に説明した本発明による分散加圧機構
をプレスブレ−キに適用した例においては、図8に例示
した下向きシリンダC1〜Cnと上向きシリンダC1′〜Cn′
の協働による加圧の場合を、シリンダC1〜Cnの加圧用ポ
−トをシリンダC1′〜Cn′にパラレルに接続し同一油圧
により加圧する方法として説明したが、本発明では更に
進んで、図10に例示するように上下シリンダC1〜Cnと
C1′〜Cn′に対して別々に独立した制御機能を持たせ、
それぞれのシリンダロッドの突出し量と推力をコントロ
−ルするように構成することも出来る。このようにする
ことにより上金型4側のラム3及び下金型側のテ−ブル
又はホルダ5を、それぞれの平坦度を求めることも、或
は、強制的に撓わませることも自由に可能となる。従っ
て、ワ−クを分散応力により均等に加圧することも、任
意の場所の加圧力を自由に変化させることも可能とな
る。なお、図10において先の実施例と同一符号(ダッシ
ュ付きを含む)は、同一機能部材を指すものとする。5a
はホルダ5に設けたメジャ−バ−である。
【0062】以上は、本発明をプレスブレ−キに適用し
た一次元の曲げ加工についての説明であるが、本発明は
複数のシリンダを、一例として図11,12に示すように配
設することにより、二次元のプレス加工についても上記
と同様のシリンダの駆動制御方法が適用できる。
【0063】図12,図13は、平面状の上金型(パンチ)
及び下金型(ダイ)を平坦なプレ−ト状のラム31及びテ
−ブル51の間に設置し、ラム31及びテ−ブル51の協働に
よりプレス加工を行う装置で、図13の平面図とこの平面
図の中心線を断面とした図14のA−A′矢視断面図によ
り以下に説明する。なお、プレ−ト状のラム31の上にガ
イドプレ−ト31bを設けて複数本のシリンダCUを案内し
ている。
【0064】図13の平面図では、ガイドプレ−ト31bと
リニアアクチュエ−タ71と、3列5行に配置した複数基
のシリンダCUが示されている。図14では、シリンダCU
12基が略均等間隔に下向きにその取付けプレ−ト21に
取付けられており、一方、床面Fには12基の上向きの
油圧シリンダCLが前記の下向きシリンダCUの位置に対応
して配置されている。
【0065】下向きシリンダCUのロッドは、旋回可能に
取付けられたラム31を押圧し金型41,61を圧縮する。そ
の加圧力はテ−ブル51と上向きシリンダCL経由して床面
Fで受け止められる。左右の2台のリニアアクチュエ−
タ71は加圧時に本体フレ−ムの歪みの影響を受けにくい
場所に固定され、そのロッド71aがガイドプレ−ト31bと
連結され、ガイドプレ−ト31bを上下に移動させる。こ
こで、リニアアクチュエ−タ71は左右に2台図示してあ
るが、右2台、左2台の4点を支持して、或は、左1
台、右2台の3点支持として動作させてもよい。要する
に、ガイドプレ−ト31bが上下する途中で意図しない動
きや傾きが発生しないように支持されていることが必要
である。リニアアクチュエ−タ71のロッド71aとガイド
プレ−ト31bは図では固定されているが、これは旋回可
能に取りつけてもよい。
【0066】各シリンダCUのロッドに個々にメジャ−バ
−31aが取付けられ、それらの先端に変位センサ9が取
付けられ、メジャ−バ−31aとガイドプレ−ト31bとの間
隔(距離)dを常に測定している。この変位センサ9は
差動トランス,リニアスケ−ル等の接触式のものでも、
光センサのように非接触式のものでも間隔dを精密に測
定出来るものならば何れの型式,構造のものであっても
よい。
【0067】このようにすることにより金型41を個々の
シリンダCUにより分散加圧した反力でシリンダCU取付け
プレ−ト21が撓んでもガイドプレ−ト31bが平坦である
限り個々のシリンダCUはガイドプレ−ト31bの動きに追
従して動作するためラム31の平坦度を保つことが出来
る。実験によればラムの平坦度を1/100mm以下にする事
が出来た。
【0068】下金型61を上金型41により加圧する場合、
ワ−クの材質むら、厚みむら、非対称な形状などによ
り、金型41,61の加圧面に単純に均等な分散応力を加え
るだけではプレス製品の品質低下を招くことがある。従
来のプレス装置では、金型,ラム及びテ−ブルの剛性に
より分散応力のむらがあっても、金型の平坦度を強制的
に保たせていた。
【0069】本発明では、ラムの平坦度を保つように個
々のシリンダCUが協働して加圧を行った場合、個々のシ
リンダCUの加圧力が、前述の不均等な分散応力に対応し
て自動的に変化する利点がある。即ち、シリンダをスト
ロ−ク位置の制御により動作させると、そのシリンダ内
圧は負荷の反力に応じて変化する現象を利用したもので
ある。
【0070】本実施例では、ガイドプレ−ト31bとメジ
ャ−バ−31aによる追従制御方式であるが、一次元プレ
スの加圧例で説明したように、個々のシリンダに対応し
た数のリニアアクチュエ−タ71を装置本体の加圧時の歪
みを受けにくい場所に取付け、その出力をフィ−ドバッ
クし個々の油圧シリンダのロッドの突き出し量を、ラム
の平坦度が保たれるよう制御しても、同じ効果を得るこ
とが出来る。
【0071】図14では油圧シリンダCUのロッドの先端と
ラム31は球状の凹凸面で嵌合されているが、ラム上昇時
にラムが落下しないように旋回可能な連結機構にしても
よい。また、本発明では、上向きの油圧シリンダCLは下
向きのシリンダCUとピストン径が同じで、相対するシリ
ンダをペアとして図8のように配管をし、上下協働して
加圧を行うようにすることもできる。通常の場合、テ−
ブル51はプレス装置本体に固定されているので、シリン
ダCLは加圧時の床面の撓み分を補償するだけのストロ−
クでよいことになる。従って、上向きシリンダCLは非常
にストロ−クの短いもので間に合う。この場合、シリン
ダCLは固定されたテ−ブル51と床面Fの間に動かないよ
うに挿入するだけでよい。勿論、床面Fの剛性が充分に
得られるならば、この上向きシリンダCLは省略してもよ
い。
【0072】
【発明の効果】本発明は上述のとおりであって、梁部材
等に取付けた3基以上のシリンダの下部に、例えばプレ
スブレ−キにおけるラムのような加圧力伝達部材を取付
け、それらシリンダを全体として応力を均一に分散でき
るよう、個々に駆動制御するようにしたから、加圧力伝
達部材にはその全面に均等に応力が分散して均一な加圧
加工が可能となり、プレスブレ−キに適用した場合、精
度の高い曲げ加工を実現することができる。
【0073】特に、前記梁部材はその撓みを許容される
ところから、柔構造とすることができるので、梁部材、
つまり、フレ−ムの重量を軽減することが可能となる。
また、複数のシリンダを個々に駆動制御するため、構造
は複雑化するが、各シリンダは低出力,小型の既製品で
よいので、装置全体のコストは従来の剛構造のものに比
し、著しく低減することが可能となる。
【0074】従って、本発明は、プレス機械やプレスブ
レ−キ或いは押し出し成形機のような大きな加圧力を必
要とする機械に適用すれば、全体として均一な加圧を行
うことができて、加工品の品質を向上させることができ
る。
【0075】また、プレスブレ−キのような板曲げ加工
機において、従来は1又は2基の油圧シリンダによりラ
ムを駆動し、加圧力を上金型に作用させて下金型との協
働により曲げ加工を行っていたため、上金型ホルダに撓
みが生じ、この撓みによってワ−クの曲げ角度に中だれ
が生じていたが、本発明においては、上部フレ−ムと上
金型ホルダとの間又はテ−ブルと下金型ホルダとの間に
適宜定間隔をおいて3基以上の加圧用の油圧シリンダを
装備し、上下の金型ホルダに金型を保持させて、上下の
金型間に板材を挿入し、前記各油圧シリンダの加圧力を
上又は下金型ホルダに作用させて、上下金型の協働によ
り板材を曲げ加工するようにすると共に、曲げ加工時、
前記の各油圧シリンダの中の所要シリンダの加圧力を制
御して、曲げ加工下死点における上又は下金型を支持し
た機械側、例えば、金型ホルダの前記加圧力による変形
曲線を上,下で平行となるように制御することにより、
中だれを補正するようにしたから、簡潔な構成で前記中
だれを精度高く補正することができて、高精度の曲げ加
工製品を得られるし、また、使用する油圧シリンダは低
出力のもので充分足りるので、板曲げ機全体のコストダ
ウンを図ることができる。
【0076】また、従来の板曲げ加工機は、1又は2基
の油圧シリンダによりラムを駆動し、加圧力を長い上金
型に作用させて下金型との協働により曲げ加工を行って
いたため、長期使用により金型に局部摩耗が生じて曲げ
角度が甘くなったり、甘くなった曲げ角を補正してやる
と曲げの両端において曲がり過ぎる現象が生じることが
あり、これを防止するには面倒な作業が必要であった
が、本発明を適用した板曲げ加工機は、上フレ−ムと上
金型ホルダとの間又はテ−ブルと下金型ホルダとの間に
適宜定間隔をおいて3基以上の加圧用の油圧シリンダを
装備し、上下の金型ホルダに金型を保持させて、上下の
金型間に板材を挿入し、油圧シリンダの加圧力を上又は
下金型ホルダに作用させて、上下金型の協働により板材
を曲げ加工するようにすると共に、曲げ加工時、前記各
油圧シリンダを同時駆動するとともに個々に制御するよ
うにしたので、上金型の金型長さ方向における各シリン
ダに対応した下死点を局部的に制御できることとなっ
て、曲げを局部的に補正でき、従って、角度補正を伴う
曲げ加工の作業性が向上するばかりでなく曲げ精度も向
上して、高精度の曲げ加工製品を得られるし、また、使
用する油圧シリンダは低出力のもので充分足りるので、
板曲げ機全体のコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置をプレスブレ−キに適用した例の要
部の正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】ガイドバ−の取付状態の正面図。
【図4】図1の装置により加圧した場合の梁の撓みを示
す正面図。
【図5】シリンダの駆動制御例を示す系統図。
【図6】シリンダの駆動制御例を示す系統図。
【図7】リニアアクチュエ−タを用いないでリニアスケ
−ルを用いた例の側面図。
【図8】上,下金型のシリンダの駆動制御の一例を示す
系統図。
【図9】本発明を適用した板曲げ加工機の一例の正面
図。
【図10】上,下金型のシリンダの駆動制御の別例を示す
系統図。
【図11】本発明を適用した二次元のプレス加工を行うシ
リンダの配置例を示す斜視図。
【図12】図11の場合の部分拡大図。
【図13】二次元プレス装置の一例の平面図。
【図14】図13のA−A′矢視断面図。
【図15】従来の二次元プレス装置の構成を略示した正面
図。
【符号の説明】
1 梁 2 支点部材 3,31 ラム 3a メジャ−バ− 4 上金型 7,71 リニアアクチュエ−タ 8 ガイドバ− 9 変位センサ 10 加算器 11 サ−ボ増幅器 12 サ−ボ弁 13 双方向可変容量油圧ポンプ 14 リニアスケ−ル SM サ−ボモ−タ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B30B 15/16 C 15/26

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダを加圧源とするプレスブレ−キ
    等の加圧装置において、少なくとも両端部を適宜の支点
    部材に支持させた梁部材又はプレ−ト部材に、3基以上
    の液圧シリンダの一端側を旋回可能に取付け、前記液圧
    シリンダの他端側を、ラム又はテ−ブル等の加圧力伝達
    部材に旋回可能に取付けて、それら液圧シリンダを、全
    体として応力を略均一に分散できるようその加圧力又は
    変位を、個々に駆動制御するようにしたことを特徴とす
    る分散加圧型プレス装置。
  2. 【請求項2】 液圧シリンダの駆動制御は、ラム又はテ
    −ブル等の加圧力伝達部材に取付けられたメジャ−バ−
    又はメジャ−プレ−トと、少なくとも左右2個のリニア
    アクチュエ−タのロッドの先端にガイドバ−又はメジャ
    −プレ−トを介して取付けられた変位センサと、該変位
    センサが検出した変位量に比例した信号により作動する
    サ−ボ弁又は比例制御弁等の油の流れ方向及び流量を制
    御できる制御弁とにより行う請求項1に記載の分散加圧
    型プレス装置。
  3. 【請求項3】 液圧シリンダの駆動制御は、ラム又はテ
    −ブル等の加圧力伝達部材に取付けられたメジャ−バ−
    又はメジャ−プレ−トと、少なくとも左右2個のリニア
    アクチュエ−タのロッドの先端にガイドバ−又はメジャ
    −プレ−トを介して取付けられた変位センサと、各シリ
    ンダ毎に接続された双方向可変容量油圧ポンプ、又は、
    双方向固定容量油圧ポンプと、フィ−ドバックされた変
    位センサの信号により直接前記ポンプを駆動制御するサ
    −ボモ−タとにより行うようにした請求項1に記載の分
    散加圧型プレス装置。
  4. 【請求項4】 液圧シリンダの駆動制御は、一端を固定
    されてラム又はテ−ブル等の加圧力伝達部材の絶対位置
    を測定するリニアスケ−ルと、該リニアスケ−ルの測定
    した信号をフィ−ドバック信号とし、該信号により作動
    するサ−ボ弁又は比例制御弁等の油の流れ方向及び流量
    を制御できる制御弁とにより行うようにした請求項1に
    記載の分散加圧型プレス装置。
  5. 【請求項5】 液圧シリンダの駆動制御は、一端を固定
    されてラム又はテ−ブル等の加圧力伝達部材の絶対位置
    を測定するリニアスケ−ルと、各シリンダ毎に接続され
    た双方向可変容量油圧ポンプ、又は、双方向固定容量油
    圧ポンプと、前記リニアスケ−ルの測定した信号をフィ
    −ドバック信号とし、該信号により直接前記ポンプを駆
    動制御するサ−ボモ−タにより行うようにした請求項1
    に記載の分散加圧型プレス装置。
  6. 【請求項6】 液圧シリンダの駆動制御は、ラム又はテ
    −ブル等の加圧力伝達部材に取付けられたメジャ−バ−
    と、左右のリニアアクチュエ−タのロッドの先端にガイ
    ドバ−を介して取付けられた変位センサと、各シリンダ
    毎に接続された可変位相型双方向可変容量油圧ポンプ
    と、フィ−ドバックされた変位センサの信号により直接
    前記ポンプを駆動制御するサ−ボモ−タとにより行うよ
    うにした請求項1に記載の分散加圧型プレス装置。
  7. 【請求項7】 液圧シリンダの駆動制御は、一端を固定
    されてラム又はテ−ブル等の加圧力伝達部材の絶対位置
    を測定するリニアスケ−ルと、各シリンダ毎に接続され
    た可変位相型双方向可変容量油圧ポンプと、前記リニア
    スケ−ルの測定した信号をフィ−ドバック信号とし、該
    信号により直接前記ポンプを駆動制御するサ−ボモ−タ
    により行うようにした請求項1に記載の分散加圧型プレ
    ス装置。
  8. 【請求項8】 上部フレ−ムと上金型ホルダとの間又は
    テ−ブルと下金型ホルダとの間に適宜定間隔をおいて3
    基以上の加圧用の油圧シリンダを装備し、上下の金型ホ
    ルダに金型を保持させて、上下の金型間に板材を挿入
    し、前記油圧シリンダの加圧力を上又は下金型ホルダに
    作用させて、上下金型の協働により板材を曲げ加工する
    ようにした請求項2〜7のいずれかのプレス装置におい
    て、曲げ加工時、前記各油圧シリンダの中の所要シリン
    ダの加圧力を制御して、曲げ加工下死点における上又は
    下金型を支持した機械側の変形曲線を制御するようにし
    たことを特徴とする分散加圧型プレス装置。
  9. 【請求項9】 曲げ条件に応じて、上部フレ−ム又はテ
    −ブルに発生する撓みを計算し、撓みにより発生する角
    度誤差又は平坦度誤差を油圧シリンダの加圧力を制御す
    ることにより補正して、中だれを補正するようにした請
    求項8に記載の分散加圧型プレス装置。
  10. 【請求項10】 上部フレ−ムと上金型ホルダとの間、又
    は、下部フレ−ムと一体のテ−ブルと下金型ホルダとの
    間に、適宜定間隔をおいて3基以上の加圧用の油圧シリ
    ンダを装備し、上下の金型ホルダに金型を保持させて、
    それら上下の金型間に板材を挿入し、前記油圧シリンダ
    の加圧力を上又は下金型ホルダに作用させて、上下金型
    の協働により板材を曲げ加工するようにした請求項2〜
    7のいずれかのプレス装置において、曲げ加工時、前記
    の各油圧シリンダを、局部的に下死点を変更するように
    駆動制御して曲げ角度又は平坦度を局部的に補正するよ
    うにしたことを特徴とする分散加圧型プレス装置。
  11. 【請求項11】 上部フレ−ム又はテ−ブルを剛性が低く
    撓みの発生しやすい材料で形成することにより、油圧シ
    リンダによる加圧状態において上部フレ−ムに任意の撓
    みを発生させて曲げ角度又は平坦度を局部的に補正する
    ようにした請求項10に記載の分散加圧型プレス装置。
  12. 【請求項12】 各油圧シリンダをNC制御し、そのNC
    デ−タにより局部的に下死点を変更して曲げ角度又は平
    坦度を局部的に補正するようにした請求項11に記載の分
    散加圧型プレス装置。
  13. 【請求項13】 NCデ−タに補正値を記憶させ、補正を
    伴う曲げ加工の再現性を高めるようにした請求項12に記
    載の分散加圧型プレス装置。
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