JPH0816308A - 超音波座標入力装置 - Google Patents

超音波座標入力装置

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Publication number
JPH0816308A
JPH0816308A JP15229694A JP15229694A JPH0816308A JP H0816308 A JPH0816308 A JP H0816308A JP 15229694 A JP15229694 A JP 15229694A JP 15229694 A JP15229694 A JP 15229694A JP H0816308 A JPH0816308 A JP H0816308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coordinate
microphone
microphones
ultrasonic
noise
Prior art date
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Pending
Application number
JP15229694A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Imagawa
修 今川
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0816308A publication Critical patent/JPH0816308A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波座標入力装置において安定した座標位
置を提供する。 【構成】 2つのマイクからの超音波入力による超音波
座標入力装置において、指示座標を算出するためのマイ
クを3つ以上用意し、さらにノイズ発生時に最適となる
他の2つのマイクを選択する手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、座標指示器から発せら
れる電磁波と超音波に基づいて、前記座標指示器の座標
指示位置を検出する超音波座標入力装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の座標入力装置は、一般にペン形状
やカーソル形状等の座標指示器を用い、タブレット本体
上の入力点座標をコイルを用いた電磁誘導によって座標
検出するもの、あるいは、抵抗膜により押下されたタブ
レット本体上の1点の抵抗値の変化により、当該部分の
座標位置を検出するもの、または、座標指示器から発信
される超音波振動の所定位置までの伝達時間により、座
標位置を検出するものが知られている。
【0003】以下、図3、図4を用いて従来の超音波座
標入力装置の構成および動作を説明する。図3は、超音
波座標入力装置の説明図、図4は、従来の超音波座標入
力装置の回路ブロック図である。
【0004】図3において、3A、3B,3C、3Dは
座標指示器から発信される超音波信号を受信するための
マイクロホンであって、従来構造では3A、3Bの2つ
のマイクロホンのみ使用している。図3において、1は
座標指示器であり、本体(以下、タブレット本体と言
う)2の液晶パネル4に前記座標指示器先端を接触さ
せ、指示座標を入力する。この時、前記座標指示器から
発信された超音波はマイク3A、3Bで受信する。
【0005】図4は、従来の超音波座標入力装置の回路
ブロック図であり、座標指示器1から発信した超音波信
号は、タブレット本体2上に設けられたマイク3A、マ
イク3Bにより検出され、前記座標指示器から同時に発
信された電磁波信号はタブレット本体2に設けられたコ
イル5により受信され、該コイル5からの出力が電磁波
受信回路10で入力される。
【0006】また、超音波信号を受信した前記マイク3
A、3Bからの出力は、マイク座標間算出回路6及びマ
イク座標間算出回路7に入力される。ノイズ検出回路1
1は各マイク座標間算出回路6および7からの信号を入
力し、この入力信号が座標指示信号か、ノイズ信号かの
判定を行う。判定結果がノイズ信号とされた場合は、こ
の信号はノイズデータ処理回路15に送られ、座標検出
に影響を及ぼさないように処理される。
【0007】一方、判定結果が座標指示信号であると判
断された場合は、この信号は座標算出回路12に送ら
れ、指示座標を算出する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の構成で
は、例えば図3に示すように、操作者の使用状態によっ
て座標指示器1とマイク3Aの間を指で遮ってしまった
り、マイクを手などて覆ってしまった場合など、正確な
座標位置を検出できない事があった。
【0009】また、1つのマイクが故障した場合など、
指示座標の算出機能が失われてしまうという課題があっ
た。本発明の目的は、前記従来の課題を解決し、安定し
た指示座標の獲得が可能な超音波座標入力装置を提供す
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、座標指示器1からの超音波信号を検出す
るため、座標検出のために必要な最低2つのマイクの他
に、少なくとも1つ以上のマイクを設け、上記課題を解
決せんとするものである。
【0011】すなわち、通常は2つのマイクの組み合わ
せにより座標指示器1からの超音波信号を検出するが、
ノイズ検出回路11でのノイズ検出およびマイク座標算
出回路による座標とび検出があった場合、その異常原因
となった使用中のマイクを、他の正常動作可能な最適な
マイクとの組み合わせに切り換え、常に最適な2つのマ
イクの組み合わせによって指示座標の検出を行うように
したものである。
【0012】
【作用】上記のように構成された超音波方式の座標入力
装置では、ノイズの発生およびマイクの故障等があった
場合、別の最適なマイクとの組み合わせに切り換えるこ
とができるため、安定した指示座標を獲得する事ができ
る。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図1、図3に基づ
いて説明する。図3に示す様に、本実施例においてはタ
ブレット本体上に4つのマイク3A、3B,3C、3D
を設けてあり、デフォルトでマイク3Aおよびマイク3
Bの組み合わせが選択されている。
【0014】この時、座標指示器1の指示座標とマイク
3A間に指等の障害物が入り、図1のノイズ検出回路6
が受信信号をノイズ判定するか、あるいはノイズと判定
しない場合でも、前記マイク座標算出回路6で座標とび
が発生し、この結果、ノイズデータ処理回路15におい
て、これらのデータをノイズデータとして、座標算出に
影響しないように処理される。
【0015】同時に、ノイズデータ処理回路14はマイ
ク変更回路に信号を送り、該マイク変更回路は不良デー
タを拾ったマイクとは別のマイクとの最適な組み合わ
せ、例えばマイク3C、マイク3Dの組み合わせを選択
する。マイク変更回路14での最適な2つのマイクの選
択方法は、連続的に入力される位置座標について、過去
に遡り連続データとして最も有効となる(例えば距離差
分が最低となる)いずれかのマイクの組み合わせを選択
する。
【0016】次に、電源供給時からのフローチャートを
図2に示す。まず、電源投入直後はデフォルトで使用す
るマイク2つが決定されており、以降、座標指示器1か
らの座標入力が行われる。次のステップでは、入力デー
タに対しノイズ検出回路11がノイズを検出していない
か判定する。
【0017】ノイズ検出があった場合、マイク変更回路
14にてマイク変更処理を行う。ノイズ検出がない場合
は、マイク座標算出回路が座標とびの有無を判定し、座
標とびが発生した場合、ノイズ検出時と同様にマイク変
更回路14にてマイク変更処理を行う。ノイズおよび座
標とびが検出されない場合は、マイクの変更をすること
なく、その指示座標を利用する。
【0018】また、電磁波受信回路10は、前記座標指
示器からの電磁波信号を受信した後、該電磁波信号を基
に基準信号を発生し、座標位置検出は、この基準信号に
対する超音波信号の遅延時間を図示しないカウンタ等に
よりカウントし、その後に行われる演算により算出され
る。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
使用中である2つのマイクのどちらか、あるいは両方で
ノイズ信号等の不良信号を検出した場合、即座に他のマ
イクとの組み合わせを行うことにより、外部ノイズの影
響を受けても、または使用者の操作状態を特に制限する
ことなく、常に安定した座標検出が可能とな等の効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超音波座標入力装置の構成を示すブロ
ック図。
【図2】本発明の超音波座標入力装置のフローチャー
ト。
【図3】本発明を模式的に表した説明図。
【図4】従来の超音波座標入力装置の構成を示すブロッ
ク図。
【符号の説明】
1 座標指示器 2 タブレット本体 3A、3B、3C、3D マイク 4 液晶パネル 5 コイル 6、7、8、9 マイク座標間算出回路 10 電磁波受信回路 12 座標算出回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも超音波信号を発生する座標指
    示器と、該座標指示器からの超音波信号を受信するため
    の複数のマイク、該マイクを2つ組み合わせて前記座標
    指示器の指示位置を算出するマイク座標間算出回路、該
    マイク座標間算出回路からの入力を受け、前記座標指示
    器からの超音波信号に対するノイズ検出を行うノイズ検
    出回路、前記座標指示器からの超音波信号を基に座標指
    示器の指示座標を算出する座標算出回路を有するタブレ
    ット本体とにより構成される超音波座標入力装置におい
    て、指示座標検出中にノイズ検出、あるいは座標とびが
    発生した場合、マイクの組み合わせを変更するためのマ
    イク変更手段を設けたことを特徴とする超音波座標入力
    装置。
  2. 【請求項2】 座標指示器は超音波信号と電磁波信号を
    発生し、タブレット本体には前記超音波信号検出のため
    のマイクを少なくとも3つ以上設け、これらマイクの
    内、選択された2つのマイクを使用して前記超音波信号
    を検出すると共に、前記電磁波信号を基準信号として受
    信した超音波信号から指示座標を検出することを特徴と
    する請求項1記載の超音波座標入力装置。
  3. 【請求項3】 超音波信号を受信するために少なくとも
    3つ以上のマイクを有し、2つのマイクの組み合わせに
    より指示座標を検出するタブレット本体は、座標指示器
    からの受信状態に応じて、マイクの組み合わせを変更す
    るための回路手段を有することを特徴とする請求項1記
    載の超音波座標入力装置。
JP15229694A 1994-07-04 1994-07-04 超音波座標入力装置 Pending JPH0816308A (ja)

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JPH0816308A true JPH0816308A (ja) 1996-01-19

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