JPH0816287B2 - 精紡機等の糸切れ検出装置 - Google Patents
精紡機等の糸切れ検出装置Info
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- JPH0816287B2 JPH0816287B2 JP3270010A JP27001091A JPH0816287B2 JP H0816287 B2 JPH0816287 B2 JP H0816287B2 JP 3270010 A JP3270010 A JP 3270010A JP 27001091 A JP27001091 A JP 27001091A JP H0816287 B2 JPH0816287 B2 JP H0816287B2
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- Japan
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- detector
- power supply
- yarn
- signal
- output signal
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H13/00—Other common constructional features, details or accessories
- D01H13/14—Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop motions ; Monitoring the entanglement of slivers in drafting arrangements
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H13/00—Other common constructional features, details or accessories
- D01H13/14—Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop motions ; Monitoring the entanglement of slivers in drafting arrangements
- D01H13/16—Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop motions ; Monitoring the entanglement of slivers in drafting arrangements responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material
- D01H13/1616—Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop motions ; Monitoring the entanglement of slivers in drafting arrangements responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material characterised by the detector
- D01H13/1633—Electronic actuators
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リング精紡機その他の
精紡機械に装着し、その糸切れを検出し、これを表示す
ると共に、糸切れ数に基づく所要の管理データを演算処
理するリング精紡機等の糸切れ検出装置に関するもので
ある。
精紡機械に装着し、その糸切れを検出し、これを表示す
ると共に、糸切れ数に基づく所要の管理データを演算処
理するリング精紡機等の糸切れ検出装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より各種原理に基づく、及び種々の
形状の電子的糸切れ検出器が考えられその一部は実用化
されている。例えば、原理的には、投受光器間に糸を走
行させて糸の有無を検出する光電方式とか、糸の走行張
力の振動を圧電素子に加えて糸の走行を検出するピエゾ
効果方式等がある。
形状の電子的糸切れ検出器が考えられその一部は実用化
されている。例えば、原理的には、投受光器間に糸を走
行させて糸の有無を検出する光電方式とか、糸の走行張
力の振動を圧電素子に加えて糸の走行を検出するピエゾ
効果方式等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】ところで、これらの
検出器をリング精紡機等の紡糸の糸切れを検出する目的
においては、前者は、投受光器の配置が糸道に対して形
状的な制約を受け、風綿等が光学系に付着すると誤動作
を起し、後者の場合は、糸と接触を必要とする欠陥と機
械振動に対する誤動作対策等の難点がある。尚、リング
精紡機の紡糸の糸道は紡糸量に伴って時間的に変化する
特性があるため、何れの方式においてもリング精紡機等
の紡糸用繊維機械の糸切れ検出装置としては不適当であ
った。
検出器をリング精紡機等の紡糸の糸切れを検出する目的
においては、前者は、投受光器の配置が糸道に対して形
状的な制約を受け、風綿等が光学系に付着すると誤動作
を起し、後者の場合は、糸と接触を必要とする欠陥と機
械振動に対する誤動作対策等の難点がある。尚、リング
精紡機の紡糸の糸道は紡糸量に伴って時間的に変化する
特性があるため、何れの方式においてもリング精紡機等
の紡糸用繊維機械の糸切れ検出装置としては不適当であ
った。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところ
は、風綿、機械振動の影響、糸道の変化による影響等の
問題点を解決すると共に、装置の取付、取扱いが容易で
あって、性能が安定であり、その上価格が低廉で、更に
は糸切れ数による管理システムと連結し得る精紡機等の
糸切れ検出装置を提供することにある。
問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところ
は、風綿、機械振動の影響、糸道の変化による影響等の
問題点を解決すると共に、装置の取付、取扱いが容易で
あって、性能が安定であり、その上価格が低廉で、更に
は糸切れ数による管理システムと連結し得る精紡機等の
糸切れ検出装置を提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】この目的のため、本発
明は、検出器と給電部および制御部を具備した精紡機の
糸切れ検出装置であって、前記検出器は、ラペットに付
属するスネルワイヤーの中をバルーン状に旋回しながら
走行している糸に対応して配置され、該糸が帯電してい
る静電気を誘電するほぼ等面積にして、かつ絶縁基板面
に装着された一対の感応電極と、該一対の感応電極に誘
電された信号を差動増巾する高入力抵抗値の差動増巾器
と、該差動増巾器の出力信号を基準値の信号と比較し波
形整形する波形整形器と、該波形整形器の出力信号で点
灯する表示器とを含み、該検出器は、静電シールド効果
を有する材質にて成形され、かつ断面形状が前記スネル
ワイヤーの断面形状と相似的にして、かつ割れ目を有す
る楕円形取付穴と該取付穴の反対側に***を有する外装
ケース内に設けられ、該外装ケースは、前記スネルワイ
ヤーの中間部からその割れ目を介して取付穴に挿入取り
付けられると共に、***に挿着の取付ピンを介して前記
ラペットに取り付けられ、前記給電部は、前記検出器と
コネクタを介して接続され、かつ該給電部は、前記検出
器からの出力信号を論理ICを介してJK型フリップフ
ロップICをセットし、クロックパルスにより前記検出
器の出力信号を直列に伝送するシフト回路と前記検出器
の電源を供給する給電線とを含み、前記制御部は、前記
給電部の端末と接続され、かつ該制御部は、前記給電線
に対する直流電源を供給する直流安定化電源と、前記シ
フト回路を駆動する発振器と、該発振器の出力により動
作して前記シフト回路からの送信データを演算処理する
マイクロプロセッサーと、該マイクロプロセッサーによ
り判別された糸切れ数を表示する表示器とを含み、前記
検出器により糸切れが検出されて表示されると共に 、
マイクロプロセッサーにより処理されて全体の糸切れ数
が表示され、また該糸切れ数に基づく所要の管理データ
が処理される構成を特徴とするものである。
明は、検出器と給電部および制御部を具備した精紡機の
糸切れ検出装置であって、前記検出器は、ラペットに付
属するスネルワイヤーの中をバルーン状に旋回しながら
走行している糸に対応して配置され、該糸が帯電してい
る静電気を誘電するほぼ等面積にして、かつ絶縁基板面
に装着された一対の感応電極と、該一対の感応電極に誘
電された信号を差動増巾する高入力抵抗値の差動増巾器
と、該差動増巾器の出力信号を基準値の信号と比較し波
形整形する波形整形器と、該波形整形器の出力信号で点
灯する表示器とを含み、該検出器は、静電シールド効果
を有する材質にて成形され、かつ断面形状が前記スネル
ワイヤーの断面形状と相似的にして、かつ割れ目を有す
る楕円形取付穴と該取付穴の反対側に***を有する外装
ケース内に設けられ、該外装ケースは、前記スネルワイ
ヤーの中間部からその割れ目を介して取付穴に挿入取り
付けられると共に、***に挿着の取付ピンを介して前記
ラペットに取り付けられ、前記給電部は、前記検出器と
コネクタを介して接続され、かつ該給電部は、前記検出
器からの出力信号を論理ICを介してJK型フリップフ
ロップICをセットし、クロックパルスにより前記検出
器の出力信号を直列に伝送するシフト回路と前記検出器
の電源を供給する給電線とを含み、前記制御部は、前記
給電部の端末と接続され、かつ該制御部は、前記給電線
に対する直流電源を供給する直流安定化電源と、前記シ
フト回路を駆動する発振器と、該発振器の出力により動
作して前記シフト回路からの送信データを演算処理する
マイクロプロセッサーと、該マイクロプロセッサーによ
り判別された糸切れ数を表示する表示器とを含み、前記
検出器により糸切れが検出されて表示されると共に 、
マイクロプロセッサーにより処理されて全体の糸切れ数
が表示され、また該糸切れ数に基づく所要の管理データ
が処理される構成を特徴とするものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づきその作用と共
に説明すると、図1は原理的作用を説明するための全体
の電気的構成図で、同図において、リング精紡機等の多
数の紡糸されている糸11〜1nの各々に対応して検出
器21〜2nが配置されている。糸11〜1nはスネル
ワイヤー191〜19nの中を図1の点線矢印で示され
ているようにバルーン状に旋回しながら図と直角方向に
走行している。検出器21〜2nはラペット181〜1
8nに装着され、検出器21内の感応電極3a1、3b
1と糸1 1 〜1nが対応している。図示には省略されて
いるが、検出器22〜2nの構成は検出器21 の構成と
同一で、かつ作用も同様である。糸1 1 〜1nは旋回、
振動等の電気摩擦により帯電しており、したがって、感
応電極3a 1 〜3an、3b 1 〜3bnにはその帯電荷
が静電気誘導され、差動増巾器4 1 〜4nの入力に加わ
り増巾され、その出力は波形整形器51〜5nにて基準
値の信号に整形され、その出力で表示灯6は点灯され、
同時にコネクタ71〜7nを介して給電部8 1 内のシフ
ト回路91〜9n及び給電線10と並列に接続される。
シフト回路91〜9nは、例えば、JK型フィリップフ
ロップICによるシフトレジスタにより制御部11のマ
イクロプロセッサー14のインターフェースと接続さ
れ。この結果、マイクロプロセッサー14はシフト回路
91〜9nにより送信されてくる糸切れ信号を取り込
み、糸切れ数、糸切れ個数等を表示器15に表示すると
共に、必要に応じて機台の稼動率、生産高等のデータを
演算してプリントアウトすることもできる。制御部11
はこれらの他、各部に供給する直流安定化電源12、シ
フト回路91〜9n、マイクロプロセッサー14を動作
させる発振器13を内蔵している。
に説明すると、図1は原理的作用を説明するための全体
の電気的構成図で、同図において、リング精紡機等の多
数の紡糸されている糸11〜1nの各々に対応して検出
器21〜2nが配置されている。糸11〜1nはスネル
ワイヤー191〜19nの中を図1の点線矢印で示され
ているようにバルーン状に旋回しながら図と直角方向に
走行している。検出器21〜2nはラペット181〜1
8nに装着され、検出器21内の感応電極3a1、3b
1と糸1 1 〜1nが対応している。図示には省略されて
いるが、検出器22〜2nの構成は検出器21 の構成と
同一で、かつ作用も同様である。糸1 1 〜1nは旋回、
振動等の電気摩擦により帯電しており、したがって、感
応電極3a 1 〜3an、3b 1 〜3bnにはその帯電荷
が静電気誘導され、差動増巾器4 1 〜4nの入力に加わ
り増巾され、その出力は波形整形器51〜5nにて基準
値の信号に整形され、その出力で表示灯6は点灯され、
同時にコネクタ71〜7nを介して給電部8 1 内のシフ
ト回路91〜9n及び給電線10と並列に接続される。
シフト回路91〜9nは、例えば、JK型フィリップフ
ロップICによるシフトレジスタにより制御部11のマ
イクロプロセッサー14のインターフェースと接続さ
れ。この結果、マイクロプロセッサー14はシフト回路
91〜9nにより送信されてくる糸切れ信号を取り込
み、糸切れ数、糸切れ個数等を表示器15に表示すると
共に、必要に応じて機台の稼動率、生産高等のデータを
演算してプリントアウトすることもできる。制御部11
はこれらの他、各部に供給する直流安定化電源12、シ
フト回路91〜9n、マイクロプロセッサー14を動作
させる発振器13を内蔵している。
【0007】検出器21〜2nは、図2及び図3に示さ
れているように、好ましくはラペットに取り付けられて
いる。更に説明すると、これら図において、糸11はス
ネルフイヤー191の中を旋回しながらボビン22に巻
き取られて走行しているものとする。感応電極3a1、
3b1はほぼ等面積の板状の導体で絶縁基板16面に装
着され、外装ケース17に窓24をあけて絶縁基板16
を介してケース面に露出し、糸11に対応する構造とな
っている。プリント基板23には差動増巾器41、波形
整形器51等の回路が配置されているが、プリント基板
23を例えば可撓性の素材として屈曲可能とすれば、感
応電極3a1、3b1は差動増巾器41、波形整形器5
1の回路と共にプリント基板23上に構成することがで
きる。外装ケース17は、好ましくは静電的シールド効
果を有する導電性プラスチックの一体成形品として得ら
れ、該ケース17は、感応電極3a1、3b1用の窓2
4の上方部にスネルワイヤー191が貫通する取付穴2
0 1 及び表示灯6を突出させる穴、取付ピン21 1 を挿
入する***25を有し、かつ内部にはプリント基板23
が収納されている。取付穴201の形状は、図3に示さ
れているように、スネルワイヤー191の断面形状と相
似的な楕円形であって、その一方に割れ目が設けられ、
図7に想像線で示されている傾斜の状態で挿入すれば、
スネルワイヤー191の中間部から挿入できる構成にな
っている。また、外装ケース17の取付穴201の反対
側には***25が設けられ、取付ピン211を***25
とラペット181の淵にかけて外装ケース17、即ち検
出器21はラペット181に取り付けられている。
れているように、好ましくはラペットに取り付けられて
いる。更に説明すると、これら図において、糸11はス
ネルフイヤー191の中を旋回しながらボビン22に巻
き取られて走行しているものとする。感応電極3a1、
3b1はほぼ等面積の板状の導体で絶縁基板16面に装
着され、外装ケース17に窓24をあけて絶縁基板16
を介してケース面に露出し、糸11に対応する構造とな
っている。プリント基板23には差動増巾器41、波形
整形器51等の回路が配置されているが、プリント基板
23を例えば可撓性の素材として屈曲可能とすれば、感
応電極3a1、3b1は差動増巾器41、波形整形器5
1の回路と共にプリント基板23上に構成することがで
きる。外装ケース17は、好ましくは静電的シールド効
果を有する導電性プラスチックの一体成形品として得ら
れ、該ケース17は、感応電極3a1、3b1用の窓2
4の上方部にスネルワイヤー191が貫通する取付穴2
0 1 及び表示灯6を突出させる穴、取付ピン21 1 を挿
入する***25を有し、かつ内部にはプリント基板23
が収納されている。取付穴201の形状は、図3に示さ
れているように、スネルワイヤー191の断面形状と相
似的な楕円形であって、その一方に割れ目が設けられ、
図7に想像線で示されている傾斜の状態で挿入すれば、
スネルワイヤー191の中間部から挿入できる構成にな
っている。また、外装ケース17の取付穴201の反対
側には***25が設けられ、取付ピン211を***25
とラペット181の淵にかけて外装ケース17、即ち検
出器21はラペット181に取り付けられている。
【0008】更に、図2及び図4に給電部8 1 と検出器
21〜2nの取付例が示されている。図4は複数個の検
出器21〜2nが取り付けられた状態を示しており、こ
れら図において、既存の精紡機はラペットフレーム26
にラペット181〜18nが配備されている。検出器2
1〜2nは前述の如くラペット181〜18nに各々取
り付けられている。給電部8は、例えばアルミニウム製
のチャンネル27で、ラペットフレーム26に取り付け
られ、その内部にはシフト回路91〜9n及び給電線1
0が収納されている。また、シフト回路91〜9nは、
2錘分のシフトレジスターを一枚のプリント基板にて作
成し、各々検出器21〜2nとコネクタ71〜7nにて
接続され、給電線10とは圧着コネクタ281〜28n
にて接続されると共に、給電線10の端末は制御部11
と接続されている。
21〜2nの取付例が示されている。図4は複数個の検
出器21〜2nが取り付けられた状態を示しており、こ
れら図において、既存の精紡機はラペットフレーム26
にラペット181〜18nが配備されている。検出器2
1〜2nは前述の如くラペット181〜18nに各々取
り付けられている。給電部8は、例えばアルミニウム製
のチャンネル27で、ラペットフレーム26に取り付け
られ、その内部にはシフト回路91〜9n及び給電線1
0が収納されている。また、シフト回路91〜9nは、
2錘分のシフトレジスターを一枚のプリント基板にて作
成し、各々検出器21〜2nとコネクタ71〜7nにて
接続され、給電線10とは圧着コネクタ281〜28n
にて接続されると共に、給電線10の端末は制御部11
と接続されている。
【0009】以上の如き構成において、その作用につい
て図5を参照して詳述すると、差動増幅器41〜4nは
高入力抵抗値を有する差動増巾IC29と交流増巾IC
30にて構成されており、差動増巾IC29の入力信号
が同相同電位であると、その出力は相殺されて発生せ
ず、異相入力であると出力信号が発生する。即ち、感応
電極3a1,3b1の誘電電位を各々ea、ebとし、
差動増巾IC29の出力信号をe、差動増巾IC29の
増巾率βとすれば、ea−eb=βeの関係式で差動増
巾IC29の出力信号が発生する。したがって、今糸1
1が感応電極3a1、3b1の近辺を走行すると、感応
電極3a1,3b1には各々糸11の帯電気が不定周波
数の信号として静電気誘導され、前記関係式から位相相
違分の電位が出力信号として発生する。また、糸11が
切断されると,感応電極3a1、3b1 の糸11からの
誘電電位が消滅し、出力信号も発生しない。一方、感応
電極3a1、3b1に対し、固定的物体、例えば人体等
の帯電体による静電気誘導とか、電源から伝達されるパ
ルス的ノイズ等が静電気誘導されても、これらは同相、
同電位であるので、相殺されて差動増巾IC29の出力
は発生しない。差動増巾IC29の出力は交流増巾IC
30にて増巾され、整流器31、比較IC32等で構成
された波形整形器51にて直流化された1−φ信号に変
換される。即ち、糸走行時はφ、糸切れ時は1の信号を
検出器21の出力端子331に出力すると共に、この出
力信号で表示灯6を点灯して糸切れを表示する。ここ
で、前記ea−eb=βeの関係式について図6により
詳述すると、図6は各部の電気信号の波形を示すもの
で、感応電極3a1,3b1には各々ea、ebの信号
が誘電され、横軸は時間軸で←N→間は糸切れ状態の区
間、←S→間は糸の走行中の区間を示し、縦軸は各々の
電位の大きさ及び位相を示す。今、糸切れ区間←N→に
おいて、感応電極3a1,3b1は各々動力源から人体
等を介して誘導する商用周波数ノイズNa、Nb及び電
源ラインから伝達されるパルス的ノイズ等が誘電されて
いる。而して、これらは何れも同相同電位的であるの
で、差動増巾IC29の出力では相殺されて微小とな
り、ノイズ電位は図6に示されているNQ=Na−Nb
の状態となる。次に、糸が走行している←S→区間にお
いては、糸走行信号を各々ea、ebとすると、感応電
極3a 1 、3b 1 の誘導電位はノイズ電位Na、Nbと
重複されたNa+ea、Nb+ebで図示され、この場
合の差動増巾器4 1 の出力信号Qは、βe=NQ+(e
a−eb)≒ea−ebとなり、eaとebの各位相に
おける電位の相殺分が図6に示されているβeの如き信
号で差動増巾器4 1 から出力される。これらの出力は波
形整形器51 内の整流器31にてRの如く整流され、糸
切れ時NR、糸走行時SRの信号波形となり、これを比
較IC32の比較レベルeLで比較して、糸切れを判別
し、波形整形器5 1 の出力端子331にて糸切れ信号S
oとして1−φ信号を出力する。
て図5を参照して詳述すると、差動増幅器41〜4nは
高入力抵抗値を有する差動増巾IC29と交流増巾IC
30にて構成されており、差動増巾IC29の入力信号
が同相同電位であると、その出力は相殺されて発生せ
ず、異相入力であると出力信号が発生する。即ち、感応
電極3a1,3b1の誘電電位を各々ea、ebとし、
差動増巾IC29の出力信号をe、差動増巾IC29の
増巾率βとすれば、ea−eb=βeの関係式で差動増
巾IC29の出力信号が発生する。したがって、今糸1
1が感応電極3a1、3b1の近辺を走行すると、感応
電極3a1,3b1には各々糸11の帯電気が不定周波
数の信号として静電気誘導され、前記関係式から位相相
違分の電位が出力信号として発生する。また、糸11が
切断されると,感応電極3a1、3b1 の糸11からの
誘電電位が消滅し、出力信号も発生しない。一方、感応
電極3a1、3b1に対し、固定的物体、例えば人体等
の帯電体による静電気誘導とか、電源から伝達されるパ
ルス的ノイズ等が静電気誘導されても、これらは同相、
同電位であるので、相殺されて差動増巾IC29の出力
は発生しない。差動増巾IC29の出力は交流増巾IC
30にて増巾され、整流器31、比較IC32等で構成
された波形整形器51にて直流化された1−φ信号に変
換される。即ち、糸走行時はφ、糸切れ時は1の信号を
検出器21の出力端子331に出力すると共に、この出
力信号で表示灯6を点灯して糸切れを表示する。ここ
で、前記ea−eb=βeの関係式について図6により
詳述すると、図6は各部の電気信号の波形を示すもの
で、感応電極3a1,3b1には各々ea、ebの信号
が誘電され、横軸は時間軸で←N→間は糸切れ状態の区
間、←S→間は糸の走行中の区間を示し、縦軸は各々の
電位の大きさ及び位相を示す。今、糸切れ区間←N→に
おいて、感応電極3a1,3b1は各々動力源から人体
等を介して誘導する商用周波数ノイズNa、Nb及び電
源ラインから伝達されるパルス的ノイズ等が誘電されて
いる。而して、これらは何れも同相同電位的であるの
で、差動増巾IC29の出力では相殺されて微小とな
り、ノイズ電位は図6に示されているNQ=Na−Nb
の状態となる。次に、糸が走行している←S→区間にお
いては、糸走行信号を各々ea、ebとすると、感応電
極3a 1 、3b 1 の誘導電位はノイズ電位Na、Nbと
重複されたNa+ea、Nb+ebで図示され、この場
合の差動増巾器4 1 の出力信号Qは、βe=NQ+(e
a−eb)≒ea−ebとなり、eaとebの各位相に
おける電位の相殺分が図6に示されているβeの如き信
号で差動増巾器4 1 から出力される。これらの出力は波
形整形器51 内の整流器31にてRの如く整流され、糸
切れ時NR、糸走行時SRの信号波形となり、これを比
較IC32の比較レベルeLで比較して、糸切れを判別
し、波形整形器5 1 の出力端子331にて糸切れ信号S
oとして1−φ信号を出力する。
【0010】再び図5において、以上の如き作用により
出力端子331〜33nに出力された糸切れ信号Sは、
各々論理IC341〜34nを介してJK型フリップフ
ロップIC351〜35nをセットし、制御部11内の
マイクロプロセッサー14に送信される。即ち、JK型
フリップフロップIC351〜35nのデータ入力端子
D1〜Dnと同出力端子Q1〜Qnは各々が順次直列に
接続され、クロックパルス端子CP1〜CPnにクロッ
クパロスCPが並列に加えられ、所謂シフトレジスト回
路が構成される。而して、先ず2入力アンドゲートによ
る論理IC341〜34nの各々の一方の入力にセット
パルスSPが加えられて、論理IC341〜34nの出
力がJK型フリップフロップIC351〜35nのパラ
レル端子S1〜Snに加えられて入力端子D1〜Dnが
セットされる。この場合糸切れ信号のある検出器21に
対応する、例えばJK型フリップフロップIC351の
みがセットされる。次に、クロックパルス入力端子CP
1〜CPnに検出器の数nと同数のパルスがクロックパ
ルス端子CPより加えられると、糸切れに対応してセッ
トされたJK型フリップフロップIC351のセット信
号は順次JK型フリップフロップIC351〜35n内
をシフトしてシフト信号入力端子SFからマイクロプロ
セッサー14に送達される。シフト信号入力端子SFか
らのパルス数がクロックパルス数に達したらJK型フリ
ップフロップIC351〜35nはクリヤーパルスCL
にてクリヤーされ、再びセットパルスSFにて各々JK
型フリップフロップIC351〜35nはセットされ、
前記信号操作が自動的に繰り返され、この結果はマイク
ロプロセッサー14により判別されて糸切れ個所、糸切
れ数が表示器15に表示される。更には運転時間、機台
のスピンドル及びドラフト回転数等のデータをマイクロ
プロセッサー14に入力すれば、糸切れの個別的、時間
的特性を把握し得ると共に、管理上の多くのデータを得
ることができる。尚、通常のリング精紡機1台における
紡績錘数は300〜800錘の範囲であり、糸切れ検出
器の応答時間も2〜3秒程度で充分であるから、シフト
パルスの周波数も1キロヘルツ程度で間に合い、したが
って、高速のマイクロプロセッサーは特に必要としな
い。
出力端子331〜33nに出力された糸切れ信号Sは、
各々論理IC341〜34nを介してJK型フリップフ
ロップIC351〜35nをセットし、制御部11内の
マイクロプロセッサー14に送信される。即ち、JK型
フリップフロップIC351〜35nのデータ入力端子
D1〜Dnと同出力端子Q1〜Qnは各々が順次直列に
接続され、クロックパルス端子CP1〜CPnにクロッ
クパロスCPが並列に加えられ、所謂シフトレジスト回
路が構成される。而して、先ず2入力アンドゲートによ
る論理IC341〜34nの各々の一方の入力にセット
パルスSPが加えられて、論理IC341〜34nの出
力がJK型フリップフロップIC351〜35nのパラ
レル端子S1〜Snに加えられて入力端子D1〜Dnが
セットされる。この場合糸切れ信号のある検出器21に
対応する、例えばJK型フリップフロップIC351の
みがセットされる。次に、クロックパルス入力端子CP
1〜CPnに検出器の数nと同数のパルスがクロックパ
ルス端子CPより加えられると、糸切れに対応してセッ
トされたJK型フリップフロップIC351のセット信
号は順次JK型フリップフロップIC351〜35n内
をシフトしてシフト信号入力端子SFからマイクロプロ
セッサー14に送達される。シフト信号入力端子SFか
らのパルス数がクロックパルス数に達したらJK型フリ
ップフロップIC351〜35nはクリヤーパルスCL
にてクリヤーされ、再びセットパルスSFにて各々JK
型フリップフロップIC351〜35nはセットされ、
前記信号操作が自動的に繰り返され、この結果はマイク
ロプロセッサー14により判別されて糸切れ個所、糸切
れ数が表示器15に表示される。更には運転時間、機台
のスピンドル及びドラフト回転数等のデータをマイクロ
プロセッサー14に入力すれば、糸切れの個別的、時間
的特性を把握し得ると共に、管理上の多くのデータを得
ることができる。尚、通常のリング精紡機1台における
紡績錘数は300〜800錘の範囲であり、糸切れ検出
器の応答時間も2〜3秒程度で充分であるから、シフト
パルスの周波数も1キロヘルツ程度で間に合い、したが
って、高速のマイクロプロセッサーは特に必要としな
い。
【0011】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、電気的雑音、機械的振動に対して安定で、光
線の影響を全く受けず、かつ高感度で広範囲な検出の場
を有する検出器を小型軽量に製作できると共に、単純な
部品で構成が簡単なため安価に製作できる。また検出器
内装の外装ケースは、スネルワイヤーの中間部からその
割れ目を介して取付穴に挿入可能となっているから、既
設の精紡機のラペットに簡易にして、かつ速やかに取り
付けることができる。更にまた本発明によれば、検出器
による糸切れ信号をシフトレジスター回路により直列に
制御部のマイクロプロセッサーに入力し、処理されて所
要のデータを取り得る構成となっているから、製品の品
質管理、機台の保全、生産管理、工程管理等に多大に寄
与し得るものである。
によれば、電気的雑音、機械的振動に対して安定で、光
線の影響を全く受けず、かつ高感度で広範囲な検出の場
を有する検出器を小型軽量に製作できると共に、単純な
部品で構成が簡単なため安価に製作できる。また検出器
内装の外装ケースは、スネルワイヤーの中間部からその
割れ目を介して取付穴に挿入可能となっているから、既
設の精紡機のラペットに簡易にして、かつ速やかに取り
付けることができる。更にまた本発明によれば、検出器
による糸切れ信号をシフトレジスター回路により直列に
制御部のマイクロプロセッサーに入力し、処理されて所
要のデータを取り得る構成となっているから、製品の品
質管理、機台の保全、生産管理、工程管理等に多大に寄
与し得るものである。
【図1】本発明に係る糸切れ検出装置の原理的作用を説
明するための電気的構成図である。
明するための電気的構成図である。
【図2】検出器をラペットに取付けた中央断面の側面図
である。
である。
【図3】図2のA−A線断面の正面図である。
【図4】図2のB方向から見た平面図である。
【図5】本発明に係る糸切れ検出装置の電気回路図であ
る。
る。
【図6】各部の電気信号の波形を示す説明図である。
11〜1n 糸 21〜2n 検出器 3a1〜3an、3b1〜3bn 感応電極 41〜4n 差動増巾器 51〜5n 波形整形器 6 表示灯 71〜7n コネクタ 8 1 給電部 91〜9n シフト回路 10 給電線 11 制御部 12 直流安定化電源 13 発振器 14 マイクロプロセッサー 15 表示器 17 外装ケース 181〜18n ラペット 191〜19n スネルワイヤー 20 1 〜20n 取付穴 21 1 〜21n 取付ピン
Claims (1)
- 【請求項1】 検出器と給電部および制御部を具備した
精紡機の糸切れ検出装置であって、 前記検出器は、ラペットに付属するスネルワイヤーの中
をバルーン状に旋回しながら走行している糸に対応して
配置され、該糸が帯電している静電気を誘電するほぼ等
面積にして、かつ絶縁基板面に装着された一対の感応電
極と、該一対の感応電極に誘電された信号を差動増巾す
る高入力抵抗値の差動増巾器と、該差動増巾器の出力信
号を基準値の信号と比較し波形整形する波形整形器と、
該波形整形器の出力信号で点灯する表示器とを含み、 該検出器は、静電シールド効果を有する材質にて成形さ
れ、かつ断面形状が前記スネルワイヤーの断面形状と相
似的にして、かつ割れ目を有する楕円形取付穴と該取付
穴の反対側に***を有する外装ケース内に設けられ、該
外装ケースは、前記スネルワイヤーの中間部からその割
れ目を介して取付穴に挿入取り付けられると共に、***
に挿着の取付ピンを介して前記ラペットに取り付けら
れ、 前記給電部は、前記検出器とコネクタを介して接続さ
れ、かつ該給電部は、前記検出器からの出力信号を論理
ICを介してJK型フリップフロップICをセットし、
クロックパルスにより前記検出器の出力信号を直列に伝
送するシフト回路と前記検出器の電源を供給する給電線
とを含み、 前記制御部は、前記給電部の端末と接続され、かつ該制
御部は、前記給電線に対する直流電源を供給する直流安
定化電源と、前記シフト回路を駆動する発振器と、該発
振器の出力により動作して前記シフト回路からの送信デ
ータを演算処理するマイクロプロセッサーと、該マイク
ロプロセッサーにより判別された糸切れ数を表示する表
示器とを含み、 前記検出器により糸切れが検出されて表示されると共
に、前記マイクロプロセッサーにより処理されて全体の
糸切れ数が表示され、また該糸切れ数に基づく所要の管
理データが処理される 構成を特徴とする精紡機等の糸切
れ検出装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3270010A JPH0816287B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 精紡機等の糸切れ検出装置 |
KR1019920017053A KR940011468B1 (ko) | 1991-09-20 | 1992-09-18 | 정방기 등의 실 끊김 검출장치 |
DE4231314A DE4231314C2 (de) | 1991-09-20 | 1992-09-18 | Garnbruch-Detektoreinrichtung |
CH02938/92A CH688095A5 (fr) | 1991-09-20 | 1992-09-18 | Dispositif de détection de la cassure d'un fil pour une machine à filer. |
US08/234,630 US5385008A (en) | 1991-09-20 | 1994-04-28 | Yarn break detecting device for spinning machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3270010A JPH0816287B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 精紡機等の糸切れ検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0586518A JPH0586518A (ja) | 1993-04-06 |
JPH0816287B2 true JPH0816287B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=17480296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3270010A Expired - Lifetime JPH0816287B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 精紡機等の糸切れ検出装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5385008A (ja) |
JP (1) | JPH0816287B2 (ja) |
KR (1) | KR940011468B1 (ja) |
CH (1) | CH688095A5 (ja) |
DE (1) | DE4231314C2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19929467A1 (de) † | 1999-06-26 | 2000-12-28 | Rieter Ag Maschf | Sensorik für Ringspinnmaschine |
DE10125347B4 (de) * | 2001-05-23 | 2007-03-15 | Georg Prof. Dr. Schmidt | Verfahren zum Auswerten einer Folge von diskreten Meßwerten |
DE10150581A1 (de) | 2001-10-12 | 2003-04-17 | Schlafhorst & Co W | Garnsensor |
KR200453032Y1 (ko) | 2009-01-06 | 2011-04-07 | 차용철 | 도전성 합연사의 단사감지장치 |
DE102019116627A1 (de) * | 2019-06-19 | 2020-12-24 | Saurer Spinning Solutions Gmbh & Co. Kg | Textilmaschine mit mehreren Arbeitsstellen sowie Verfahren zur Überwachung einer Textilmaschine mit mehreren Arbeitsstellen |
CN112229898B (zh) * | 2020-10-09 | 2023-03-24 | 苏州由田申甲软件科技有限公司 | 一种纱线信号检测装置 |
CN113161074B (zh) * | 2021-05-13 | 2024-01-26 | 安徽持质恒智能设备有限公司 | 一种用于框绞机的断线检测***及其检测方法 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH542296A (de) * | 1972-10-11 | 1973-09-30 | Peyer Siegfried | Fadenüberwachungsvorrichtung für Textilmaschinen |
NL7310809A (ja) * | 1973-08-06 | 1975-02-10 | ||
US3899868A (en) * | 1974-07-17 | 1975-08-19 | Parks Cramer Co | Control arrangement for yarn piecing apparatus |
CH583656A5 (ja) * | 1974-11-29 | 1977-01-14 | Loepfe Ag Geb | |
DE2512539A1 (de) * | 1975-03-21 | 1976-09-30 | Ltg Lufttechnische Gmbh | Ueberwachungseinrichtung fuer textilmaschinen |
CH596344A5 (ja) * | 1975-09-29 | 1978-03-15 | Luwa Ag | |
CH625484A5 (ja) * | 1977-10-05 | 1981-09-30 | Loepfe Ag Geb | |
US4254613A (en) * | 1978-05-16 | 1981-03-10 | Shinzo Kitamura | Yarn break detector in ring frames |
CH629456A5 (de) * | 1978-06-19 | 1982-04-30 | Loepfe Ag Geb | Elektronische einrichtung zur ueberwachung einer mehrzahl laufender faeden an einer textilmaschine. |
JPS55145973A (en) * | 1979-04-27 | 1980-11-13 | Kitamura Shinzo | Method for converting and transmitting multitude of alternating current signals |
WO1981002433A1 (en) * | 1980-02-27 | 1981-09-03 | Y Kitamura | Thread breakage detecting snail wire for ring frame |
DD160750A3 (de) * | 1981-06-17 | 1984-02-29 | Gerhard Fiedler | Anordnung von elektroden zur fadenbruchueberwachung an ringspinnmaschinen |
US4768026A (en) * | 1987-06-17 | 1988-08-30 | Syozaburo Makino | Yarn break detector for spinning and weaving machines |
DE3744208A1 (de) * | 1987-12-24 | 1989-07-06 | Rieter Ag Maschf | Verfahren und vorrichtung fuer die uebertragung von informationen bei einer eine vielzahl von produktionsstellen aufweisenden herstellungsmaschine |
DE3911850A1 (de) * | 1989-04-11 | 1990-10-25 | Rieter Ag Maschf | Vorrichtung zur ueberwachung einer vielzahl von produktionsstellen |
DE3929895A1 (de) * | 1989-09-08 | 1991-03-21 | Skf Textilmasch Komponenten | Fadenbruchdetektor fuer spinn- und zwirnmaschinen |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3270010A patent/JPH0816287B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-09-18 KR KR1019920017053A patent/KR940011468B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1992-09-18 CH CH02938/92A patent/CH688095A5/fr not_active IP Right Cessation
- 1992-09-18 DE DE4231314A patent/DE4231314C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-04-28 US US08/234,630 patent/US5385008A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CH688095A5 (fr) | 1997-05-15 |
KR930006202A (ko) | 1993-04-21 |
DE4231314A1 (de) | 1993-04-01 |
US5385008A (en) | 1995-01-31 |
JPH0586518A (ja) | 1993-04-06 |
DE4231314C2 (de) | 1997-09-25 |
KR940011468B1 (ko) | 1994-12-15 |
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