JPH0815644A - インライン型光アイソレータ - Google Patents
インライン型光アイソレータInfo
- Publication number
- JPH0815644A JPH0815644A JP6149483A JP14948394A JPH0815644A JP H0815644 A JPH0815644 A JP H0815644A JP 6149483 A JP6149483 A JP 6149483A JP 14948394 A JP14948394 A JP 14948394A JP H0815644 A JPH0815644 A JP H0815644A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical isolator
- fiber
- type optical
- fibers
- semiconductor laser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】小型、高性能な先球結合半導体レーザ用光アイ
ソレータの実現を目的とする。 【構成】ファラデー回転子１を偏光素子２、３で密着し
て挟み一体化構造とした光アイソレータ素子の両端をコ
ア拡大ファイバ（４、５）にて密着接続固定し、うち半
導体レーザＬＤの光を入射するコア拡大ファイバ（５）
の先端を先球ファイバとして構成したインライン型光ア
イソレータである。
ソレータの実現を目的とする。 【構成】ファラデー回転子１を偏光素子２、３で密着し
て挟み一体化構造とした光アイソレータ素子の両端をコ
ア拡大ファイバ（４、５）にて密着接続固定し、うち半
導体レーザＬＤの光を入射するコア拡大ファイバ（５）
の先端を先球ファイバとして構成したインライン型光ア
イソレータである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信ネットワーク或
いは光インターコネクションにおいて使用する半導体レ
ーザ、及び半導体レーザアレイの戻り光を除去するのに
使用するインライン型光アイソレータに関する。
いは光インターコネクションにおいて使用する半導体レ
ーザ、及び半導体レーザアレイの戻り光を除去するのに
使用するインライン型光アイソレータに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来半導体レーザをファイバと結合させ
るにはレンズを介しておこなう。叉、戻り光対策として
はファイバと半導体レーザ間に光アイソレータを設置
し、それを除去した。しかし先球結合を行う半導体レー
ザを使用する場合、こうした光アイソレータを設置する
スペースが無く、事実上光アイソレータを設置する事が
不可能な状況にある。
るにはレンズを介しておこなう。叉、戻り光対策として
はファイバと半導体レーザ間に光アイソレータを設置
し、それを除去した。しかし先球結合を行う半導体レー
ザを使用する場合、こうした光アイソレータを設置する
スペースが無く、事実上光アイソレータを設置する事が
不可能な状況にある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、こうした結合
を行う場合、半導体レーザに対する戻り光対策は困難
で、光ファイバ間にインライン型光アイソレータを設置
するしか方法がなかった。以上課題を列挙すると （１）焦点距離が数十μｍと小さいため、光アイソレー
タを設置する場所がく、半導体レーザの手前で戻り光を
除去する事が出来ない。
を行う場合、半導体レーザに対する戻り光対策は困難
で、光ファイバ間にインライン型光アイソレータを設置
するしか方法がなかった。以上課題を列挙すると （１）焦点距離が数十μｍと小さいため、光アイソレー
タを設置する場所がく、半導体レーザの手前で戻り光を
除去する事が出来ない。
【０００４】（２）叉、ファイバー間にインライン型光
アイソレータを設置する場合、インライン型光アイソレ
ータが非常に高価であり、光源からその間で生じる戻り
光を除去する事が不可能。
アイソレータを設置する場合、インライン型光アイソレ
ータが非常に高価であり、光源からその間で生じる戻り
光を除去する事が不可能。
【０００５】
【課題を解決する為の手段】本発明は、上記課題を解決
する為、先球結合部の近部に光アイソレータを設置する
もので、それにより安価な手段により半導体レーザ手前
において戻り光除去を可能にしたインライン型光アイソ
レータである。
する為、先球結合部の近部に光アイソレータを設置する
もので、それにより安価な手段により半導体レーザ手前
において戻り光除去を可能にしたインライン型光アイソ
レータである。
【０００６】
【実施例】以下、図面により本発明による実施例を説明
する。図１は、本発明によるインライン型光アイソレー
タの一実施例で、光アイソレータ素子の両端をコア拡大
ファイバで接続固定、入射側ファイバを先球ファイバと
したもので、その間全てコア拡大領域になっている。
する。図１は、本発明によるインライン型光アイソレー
タの一実施例で、光アイソレータ素子の両端をコア拡大
ファイバで接続固定、入射側ファイバを先球ファイバと
したもので、その間全てコア拡大領域になっている。
【０００７】光アイソレータ素子は、ファラデー回転子
１を偏光子２、３で挟み、それを密着固定一体化したも
ので、一体化に対しては、接着、低融点ガラス固定等の
方法により実現される。
１を偏光子２、３で挟み、それを密着固定一体化したも
ので、一体化に対しては、接着、低融点ガラス固定等の
方法により実現される。
【０００８】コア拡大ファイバは、光ファイバを１５０
０゜Ｃ前後に加熱、コア内部のＧｅ等のドーパントを拡
散させる事により得られるもので、モードフィールド径
を２〜４倍程度に拡大する事が出来る。端面コア拡大フ
ァイバ４は先端部のみのコアを拡大したものである。コ
ア拡大先球ファイバ５は半導体レーザＬＤの光を入射す
る端面が先球にされており、この場合コアは全領域に拡
大されている。
０゜Ｃ前後に加熱、コア内部のＧｅ等のドーパントを拡
散させる事により得られるもので、モードフィールド径
を２〜４倍程度に拡大する事が出来る。端面コア拡大フ
ァイバ４は先端部のみのコアを拡大したものである。コ
ア拡大先球ファイバ５は半導体レーザＬＤの光を入射す
る端面が先球にされており、この場合コアは全領域に拡
大されている。
【０００９】例えばモードフィールド径を４倍に拡大し
たもので厚さ０．７５ｍｍの光アイソレータ素子を接続
した場合、挿入損失として１ｄＢ程度のインライン型光
アイソレータが実現出来る。尚、ここでは光アイソレー
タ素子を偏光依存型として構成しているが、複屈折素子
（または構造複屈折素子）などを用いてファラデー回転
子と密着一体化した偏光無依存型として構成しても一向
に差し支えない。偏光依存型の光アイソレータとして構
成しても先球結合部を有するコア拡大先球ファイバ５内
の伝播距離が非常に小さく、固定構造にあるので、そこ
では入射導波光の偏光方向は殆ど変化しない。
たもので厚さ０．７５ｍｍの光アイソレータ素子を接続
した場合、挿入損失として１ｄＢ程度のインライン型光
アイソレータが実現出来る。尚、ここでは光アイソレー
タ素子を偏光依存型として構成しているが、複屈折素子
（または構造複屈折素子）などを用いてファラデー回転
子と密着一体化した偏光無依存型として構成しても一向
に差し支えない。偏光依存型の光アイソレータとして構
成しても先球結合部を有するコア拡大先球ファイバ５内
の伝播距離が非常に小さく、固定構造にあるので、そこ
では入射導波光の偏光方向は殆ど変化しない。
【００１０】図２は、本発明によるインライン型光アイ
ソレータをアレイ状にして立体構成したもので、アレイ
芯線６等を使用する場合たいへん有効なものである。こ
の場合、光アイソレータ素子は平板状に構成し、各ファ
イバ間隔はファイバアレイサポート７により保持され
る。ここでは立体的な構成となっているが、より簡易な
２次元アレイ的な構成も当然可能であり、本発明に含ま
れるものである。
ソレータをアレイ状にして立体構成したもので、アレイ
芯線６等を使用する場合たいへん有効なものである。こ
の場合、光アイソレータ素子は平板状に構成し、各ファ
イバ間隔はファイバアレイサポート７により保持され
る。ここでは立体的な構成となっているが、より簡易な
２次元アレイ的な構成も当然可能であり、本発明に含ま
れるものである。
【００１１】
【発明の効果】このように本発明によれば、以下のよう
な優れた利点を有する。
な優れた利点を有する。
【００１２】（１）先球ファイバによる結合においても
半導体レーザに対して戻り光をほぼ間近で完全に除去す
る事が出来る。
半導体レーザに対して戻り光をほぼ間近で完全に除去す
る事が出来る。
【００１３】（２）叉、レンズレスで小型に構成でき、
アレイ状ファイバに対しても適用できる。
アレイ状ファイバに対しても適用できる。
【図１】本発明によるインライン型光アイソレータの実
施例の縦断面図。
施例の縦断面図。
【図２】本発明によるインライン型光アイソレータをア
レイファイバに対して適用したものを示すもので、
（ａ）は縦断面図、（ｂ）はＡ−Ａ断面図。
レイファイバに対して適用したものを示すもので、
（ａ）は縦断面図、（ｂ）はＡ−Ａ断面図。
【符号の説明】 １：ファラデー回転子 ２、３：偏光子 ４：端面コア拡大ファイバ ５：コア拡大先球ファイバ ７：ファイバアレイサポート Ｍ：円筒磁石 ＬＤ：半導体レーザ
Claims (3)
- 【請求項１】光ファイバ間に配設されて一方向の光を通
過させ、逆方向の光を遮断するインライン型光アイソレ
ータにおいて、光アイソレータを構成する複数個の光学
素子を一体化した光アイソレータ素子の両端に端面コア
拡大ファイバのコア拡大端面が密着固定されるととも
に、前記端面コア拡大ファイバのうちの信号光入射側の
端面コア拡大ファイバの光入射端面が先球にされている
ことを特徴とするインライン型光アイソレータ。 - 【請求項２】前記信号光入射側の端面コア拡大ファイバ
はコアが全領域で拡大されていることを特徴とする請求
項１記載のインライン型光アイソレータ。 - 【請求項３】前記端面コア拡大ファイバを２次元或いは
３次元アレイ状に配置して前記光アイソレータ素子の両
端に密着固定したことを特徴とするインライン型光アイ
ソレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6149483A JPH0815644A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | インライン型光アイソレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6149483A JPH0815644A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | インライン型光アイソレータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0815644A true JPH0815644A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15476145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6149483A Pending JPH0815644A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | インライン型光アイソレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0815644A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002277689A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-09-25 | Mitsubishi Electric Corp | 光ファイバアレイおよびその製造方法 |
| US6931215B1 (en) | 2000-06-26 | 2005-08-16 | Hitachi, Ltd. | Optical transmitter module |
| JP2020034862A (ja) * | 2018-08-31 | 2020-03-05 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバアレイおよび光学測定装置 |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP6149483A patent/JPH0815644A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6931215B1 (en) | 2000-06-26 | 2005-08-16 | Hitachi, Ltd. | Optical transmitter module |
| JP2002277689A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-09-25 | Mitsubishi Electric Corp | 光ファイバアレイおよびその製造方法 |
| JP2020034862A (ja) * | 2018-08-31 | 2020-03-05 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバアレイおよび光学測定装置 |
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