JP3132855B2 - 光結合器およびその結合方法 - Google Patents
光結合器およびその結合方法Info
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- JP3132855B2 JP3132855B2 JP03270266A JP27026691A JP3132855B2 JP 3132855 B2 JP3132855 B2 JP 3132855B2 JP 03270266 A JP03270266 A JP 03270266A JP 27026691 A JP27026691 A JP 27026691A JP 3132855 B2 JP3132855 B2 JP 3132855B2
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- JP
- Japan
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- optical
- spherical
- tip
- optical fiber
- ferrule holding
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光スイッチ，光合分波
器，光アイソレータ等各種光学部品用の光結合器の構造
とその結合方法に関するものである。
器，光アイソレータ等各種光学部品用の光結合器の構造
とその結合方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】光通信の発達に伴って利用されている光
デバイス，光学部品の小型化が望まれる。特に光アイソ
レータ，光サーキュレータ，光合分波器等においては、
光ファイバーと結合した状態で小型化や構造の簡素化が
要求されている。また、近年光通信の高速システムに狭
いスペクトル幅を持つ分布帰還型レーザを用いている
が、後方反射に対して敏感であるため、光ファイバーの
終端が高反射減衰量を有することも要求されるようにな
ってきた。
デバイス，光学部品の小型化が望まれる。特に光アイソ
レータ，光サーキュレータ，光合分波器等においては、
光ファイバーと結合した状態で小型化や構造の簡素化が
要求されている。また、近年光通信の高速システムに狭
いスペクトル幅を持つ分布帰還型レーザを用いている
が、後方反射に対して敏感であるため、光ファイバーの
終端が高反射減衰量を有することも要求されるようにな
ってきた。
【０００３】一般に、光ファイバーを伴うピッグテール
化された光アイソレータ等では図２に示すように光ファ
イバー１から出射された光は球レンズ２あるいは屈折率
分布型レンズ３で平行光として光学デバイス４へ入射さ
せ、出射した光を再び同様にして光ファイバー１へ集光
することにより結合している。
化された光アイソレータ等では図２に示すように光ファ
イバー１から出射された光は球レンズ２あるいは屈折率
分布型レンズ３で平行光として光学デバイス４へ入射さ
せ、出射した光を再び同様にして光ファイバー１へ集光
することにより結合している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】これまでの光コリメー
ト系で、高い光結合を得るには光ファイバーとレンズを
互いに独立した部品とし、最適位置にそれぞれを調整し
なければならず、図２に示すように２本の光ファイバ
ー，２個のレンズをそれぞれ位置合わせしなければなら
ないため生産性が低く、結果としてコリメート系が高価
となっていた。しかも光ファイバーとレンズの光軸ズ
レ，角度ズレによる光結合の低下が大きくなり、光軸ズ
レ，角度ズレの影響の少ない光結合器が要望されてい
る。
ト系で、高い光結合を得るには光ファイバーとレンズを
互いに独立した部品とし、最適位置にそれぞれを調整し
なければならず、図２に示すように２本の光ファイバ
ー，２個のレンズをそれぞれ位置合わせしなければなら
ないため生産性が低く、結果としてコリメート系が高価
となっていた。しかも光ファイバーとレンズの光軸ズ
レ，角度ズレによる光結合の低下が大きくなり、光軸ズ
レ，角度ズレの影響の少ない光結合器が要望されてい
る。
【０００５】図３はこのような従来の光ファイバー結合
系の欠点を改善する目的から、本発明者が先に提案した
光コリメート系であり、光ファイバーに一体融着した集
光球部をもつ、工業的に量産性に対応したファイバーコ
リメータである。ここでファイバー集光部を２個突き合
わせて向かい合わせることにより光結合を行った状態を
示し、その結合角度ズレθに対する結合損失を図４に示
す。図４から明らかなようにわずかな角度ズレが放物線
的に光結合損失の増大につながり、現在必要とされてい
る結合損失0.2dB以下を実現するためには0.1゜以下の角
度ズレを達成しなければならない。
系の欠点を改善する目的から、本発明者が先に提案した
光コリメート系であり、光ファイバーに一体融着した集
光球部をもつ、工業的に量産性に対応したファイバーコ
リメータである。ここでファイバー集光部を２個突き合
わせて向かい合わせることにより光結合を行った状態を
示し、その結合角度ズレθに対する結合損失を図４に示
す。図４から明らかなようにわずかな角度ズレが放物線
的に光結合損失の増大につながり、現在必要とされてい
る結合損失0.2dB以下を実現するためには0.1゜以下の角
度ズレを達成しなければならない。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、この光結合器
を光ファイバーおよびファイバーコリメータを内挿し先
端を球状に形成したフェルールと、球状部はこれと互い
に内接するフランジとキャップからなる連結部で挟装固
定する構造であり、連結部で回動可能な球面を形成した
結合構造とすることにより、光結合損失を測定しながら
コリメートし結合損失の最も少ない位置すなわち角度ズ
レの最小な位置でフェルール球状部と連結部とを固着す
る方法である。
を光ファイバーおよびファイバーコリメータを内挿し先
端を球状に形成したフェルールと、球状部はこれと互い
に内接するフランジとキャップからなる連結部で挟装固
定する構造であり、連結部で回動可能な球面を形成した
結合構造とすることにより、光結合損失を測定しながら
コリメートし結合損失の最も少ない位置すなわち角度ズ
レの最小な位置でフェルール球状部と連結部とを固着す
る方法である。
【０００７】本発明の光結合器の構造は、先端に球状部
を形成し、その中心軸貫通孔内に先端集光機能をなす光
ファイバー及び光ファイバー保護部材が内挿固定された
フェルール保持部材が、球状部の球面と互いに内接し、
一方はファイバー側から、他方は球状先端側から連結し
たフランジとキャップにより挟装固定されている。
を形成し、その中心軸貫通孔内に先端集光機能をなす光
ファイバー及び光ファイバー保護部材が内挿固定された
フェルール保持部材が、球状部の球面と互いに内接し、
一方はファイバー側から、他方は球状先端側から連結し
たフランジとキャップにより挟装固定されている。
【０００８】本発明の光結合方法は、先端に球状部を形
成し、その中心軸貫通孔内に先端集光機能をなす光ファ
イバー及び光ファイバー保護部材が内挿固定されたフェ
ルール保持部材が、球状部の球面と互いに内接し、一方
はファイバー側から、他方は球状先端側から連結したフ
ランジとキャップにより形成された連結部内において、
先端球状フェルール保持部が回動可能とし、集光機能が
最適状態を実現する位置にフェルール保持部材と連結部
とを調整後、固着することにより達成される。
成し、その中心軸貫通孔内に先端集光機能をなす光ファ
イバー及び光ファイバー保護部材が内挿固定されたフェ
ルール保持部材が、球状部の球面と互いに内接し、一方
はファイバー側から、他方は球状先端側から連結したフ
ランジとキャップにより形成された連結部内において、
先端球状フェルール保持部が回動可能とし、集光機能が
最適状態を実現する位置にフェルール保持部材と連結部
とを調整後、固着することにより達成される。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示し、先端に球状
部５を形成し、その中心軸貫通孔内に先端集光機能をも
った球部６をなす光ファイバー７及び光ファイバー保護
部材８が内挿固定されたフェルール保持部材９が、球状
部５の球面と内接したキャップ10を光ファイバー側か
ら、同じく内接したフランジ11を球状先端側からそれぞ
れを連結することにより挟装固定している。
部５を形成し、その中心軸貫通孔内に先端集光機能をも
った球部６をなす光ファイバー７及び光ファイバー保護
部材８が内挿固定されたフェルール保持部材９が、球状
部５の球面と内接したキャップ10を光ファイバー側か
ら、同じく内接したフランジ11を球状先端側からそれぞ
れを連結することにより挟装固定している。
【００１０】
【発明の効果】本発明の構造及び方法により、光結合損
失を測定しながらコリメートし結合損失の最も少ない位
置すなわち角度ズレの最小な位置で調整し、フェルール
球状部と連結部とを量産的規模でかつ容易に固定するこ
とができる光結合器が実現できた。
失を測定しながらコリメートし結合損失の最も少ない位
置すなわち角度ズレの最小な位置で調整し、フェルール
球状部と連結部とを量産的規模でかつ容易に固定するこ
とができる光結合器が実現できた。
【図１】本発明の光結合器の断面図。
【図２】光ファイバー光学系の概略図。
【図３】従来の光ファイバーコリメータの断面図。
【図４】光結合器の結合角度ズレθに対する結合損失を
示す。
示す。
１ 光ファイバー ２ 球レンズ ３ 屈折率分布型レンズ ４ 光学デバイス ５ 球状部 ６ ファイバー球部 ７ 光ファイバー ８ 光ファイバー保護部材 ９ フェルール保持部材 10 キャップ 11 フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G02B 6/24 - 6/42
Claims (2)
- 【請求項１】 先端に球状部を形成し、その中心軸貫通
孔内に先端集光機能をなす光ファイバー及び光ファイバ
ー保護部材が内挿固定されたフェルール保持部材が、前
記球状部の球面と互いに内接し、一方はファイバー側か
ら、他方は球状先端側から連結したフランジとキャップ
により挟装固定されていることを特徴とした光結合器。 - 【請求項２】 先端に球状部を形成し、その中心軸貫通
孔内に先端集光機能をなす光ファイバー及び光ファイバ
ー保護部材が内挿固定されたフェルール保持部材が、前
記球状部の球面と互いに内接し、一方はファイバー側か
ら、他方は球状先端側から連結したフランジとキャップ
により形成された連結部内において、前記先端球状フェ
ルール保持部が回動可能とし、集光機能が最適状態を実
現する位置に前記フェルール保持部材と連結部とを調整
後、固着することを特徴とした光結合器の結合方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03270266A JP3132855B2 (ja) | 1991-09-21 | 1991-09-21 | 光結合器およびその結合方法 |
| US07/947,565 US5293438A (en) | 1991-09-21 | 1992-09-21 | Microlensed optical terminals and optical system equipped therewith, and methods for their manufacture, especially an optical coupling method and optical coupler for use therewith |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03270266A JP3132855B2 (ja) | 1991-09-21 | 1991-09-21 | 光結合器およびその結合方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0580231A JPH0580231A (ja) | 1993-04-02 |
| JP3132855B2 true JP3132855B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=17483861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03270266A Expired - Fee Related JP3132855B2 (ja) | 1991-09-21 | 1991-09-21 | 光結合器およびその結合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3132855B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0740883B2 (ja) * | 1986-11-19 | 1995-05-10 | ダイセル化学工業株式会社 | デオドラントチユ−インガム |
| DE60138698D1 (de) * | 2000-03-17 | 2009-06-25 | Corning Inc | Optische wellenleiterlinse und herstellungsverfahren |
-
1991
- 1991-09-21 JP JP03270266A patent/JP3132855B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0580231A (ja) | 1993-04-02 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20001027 |
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