JPH081545A - 釘打機のフローリング用ガイド装置 - Google Patents

釘打機のフローリング用ガイド装置

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JPH081545A
JPH081545A JP14145794A JP14145794A JPH081545A JP H081545 A JPH081545 A JP H081545A JP 14145794 A JP14145794 A JP 14145794A JP 14145794 A JP14145794 A JP 14145794A JP H081545 A JPH081545 A JP H081545A
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Hitoshi Takeuchi
仁 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フローリング用床張り材の厚さにかかわら
ず、釘打機のノーズを床張り材のさねの所定位置に案内
できるガイド装置を提供して作業能率の向上を図る。 【構成】 釘打機11のコンタクトアーム19に装着さ
れるコンタクト部22の先端を楔形とし開き角度を90
度とする。コンタクト部22に捩りコイルばねを枢着し
てその一端を固定し、他端を釘の射出方向に対してほぼ
45度の角度で下方へ突出させてガイドアーム23とす
る。釘打機11をほぼ45度の傾斜角度に保持し、ガイ
ドアーム23の下端部を下地材に沿わせて床張り材のさ
ねに向けて移動すると、ガイドアーム23がさねの前面
に当接して回動し、釘打機11が下降してコンタクト部
22がさねの釘打込み部位に合致する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、釘或いはステープル
を打込む釘打機に関するものであり、特に床張り材を固
定する際に打込み位置並びに角度を規制するフローリン
グ用ガイド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の釘打機のフローリング用ガイド装
置を図6及び図7に従って説明する。図6において1は
空気駆動形釘打機であり、2は釘或いはステープルのマ
ガジンである。釘打機1のノーズ部3の背面にはフロー
リング用ガイド装置4が取付けられている。プレート状
のフローリング用ガイド装置4の下部は、釘の射出方向
に対してほぼ45度の角度に折曲げられてガイド面4a
が形成されている。床張り材5の設置作業を行う際は、
釘打機1をほぼ45度の傾斜姿勢とし、フローリング用
ガイド装置4のガイド面4aを床張り材5の上面に当接
させて釘打機1を作業者側(同図において右)へ摺動さ
せることにより、ノーズ部3の先端角部が床張り材5の
上縁部に当接して位置決めされ、トリガレバー6を操作
すると釘N或いはステープルが床張り材5のさね5aの
隅部から下地材7へほぼ45度の傾斜角度で打込まれ
る。
【0003】図7は他のフローリング用ガイド装置8を
示し、このガイド装置8は、図6に示したものとは逆に
釘打機1のノーズ部3の前面に固定され、ほぼ45度に
折曲げられた下部のガイド面8aを下地材7に接触させ
つつ釘打機1を床張り材5側へスライドさせると、ガイ
ド装置8が床張り材5のさね5aの先端面に当接して位
置決めされる。
【0004】尚、釘の打込み位置となる床張り材5の底
面からさね5aの上面までの高さは規格によって数種類
があり、この高さの相違に対応するために図6並びに図
7に示したガイド装置4,8のノーズ部3に対する上下
位置を変化させて打込み位置を調節できるように形成さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6に示した従来のフ
ローリング用ガイド装置は、釘打機を床張り材の釘打込
み位置へ位置合わせする際に、ノーズ部が床張り材の上
縁部に衝突して上縁部を損傷することがある。また、図
7に示したものは、床張り材に損傷を与える虞れはない
が、図6に示したものと同様に床張り材の厚さに合わせ
てその都度打込み位置の調整が必要であり、取扱いが煩
雑である。
【0006】そこで、種々の規格の床張り材に対して無
調整で対応できるようにして作業性を向上するために解
決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は上
記課題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、圧縮空気等を動力
源とする釘打機に設けられたコンタクトアームの先端部
位に装着されるコンタクト部と、前記コンタクト部の上
部に前後方向回動自在に枢着したガイドアームとからな
り、前記ガイドアームの先端部を釘の射出側へ突出せし
め、バネの付勢により前記ガイドアームを釘の射出方向
延長線と交差する姿勢に維持し、床張り作業時の傾斜姿
勢における釘打機の前記コンタクト部と床張り下地面と
の間隔を前記ガイドアームによって規制し、且つ、該間
隔が床張り材の底面とさねの上面間の距離よりも大とな
るように前記ガイドアームの長さを設定するとともに、
前記コンタクト部の先端を側面視楔形としてその開き角
度をほぼ90度に形成した釘打機のフローリング用ガイ
ド装置を提供するものである。
【0008】
【作用】本発明のフローリング用ガイド装置を釘打機の
コンタクトアームの先端部に装着し、釘打機を打込み角
度に保持すると、ガイド装置のコンタクト部に取付けた
ガイドアームが下方を向く。ガイドアームの下端部はコ
ンタクト部よりも下方へ突出し、この下端部を床張り下
地面に当接させつつ釘打機をスライドさせると釘打機は
一定の高さを維持して水平方向へ移動する。釘を打込む
べき床張り材のさねの前端部へガイドアームの側面が衝
突すると、ばねによって垂下姿勢に保持されているガイ
ドアームがさねに押圧されて回動し、ガイドアームによ
って一定の高さに支承されていた釘打機がガイドアーム
の下端部を支点として下降し、コンタクト部がさねの上
面に着地する。コンタクト部は先端がほぼ90度の楔形
に形成されており、床張り材の上部垂直面とさねの上面
とによって形成される角部にコンタクト部が合致し、釘
打機はほぼ45度の打込み姿勢に維持されて釘射出口が
さねの基部に位置する。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1乃至図5に
従って詳述する。図1は公知の空気駆動形釘打機11を
示し、ヘッド部12とグリップ13とが一体的に形成さ
れ、ヘッド部12内のシリンダ(図示せず)にプランジ
ャが遊嵌され、プランジャに結合したドライバがノーズ
部14内をスライドして釘を対象物へ打込むものであ
る。ドライバ駆動源である高圧空気は、エアコンプレッ
サに接続したホースをグリップ13端部のエアプラグ1
5へ装着して供給し、トリガレバー16の操作により開
閉弁17が開放されてプランジャが駆動され、一回の打
込み終了後に待機位置へ戻って停止する。釘は、ノーズ
部14の背面へ連結されたマガジン18からノーズ部1
4内へ供給される。
【0010】ノーズ部14には該ノーズ部14に沿って
スライドするコンタクトアーム19が装着され、安全装
置であるコンタクトアーム19の上端部19aは、背面
部を開放したトリガレバー16内に枢着されたフリーア
ーム20の先端部に接している。また、コンタクトアー
ム19の下端部には、本発明のフローリング用ガイド装
置21(以下、単にガイド装置という)が装着されてい
る。そして、ガイド装置21を打込み対象に押し当てて
コンタクトアーム19を押込むことにより、フリーアー
ム20が回動され、この状態でトリガレバー16を引く
ことによりフリーアーム20によってヘッド部12の開
閉弁17が開放されてプランジャが駆動される。
【0011】ガイド装置21は、床張り材のさねの基部
へ45度の角度で当接できるように先端の開き角度がほ
ぼ90度の楔形に形成されたコンタクト部22と、コン
タクト部22の背面側に枢着されたガイドアーム23と
によって構成されている。ガイドアーム23は捩りコイ
ルばねであって、そのコイル部をピン24に係合し、一
端部をコンタクト部の凸部25に係止してあり、同図に
おいて反時計方向への弾発力を付与された他端側直線部
の中間部位をストッパー26に圧接させて釘の打込み方
向と約45度の角度で交差する姿勢で保持している。そ
して、ガイドアーム23の長さは、図2に示すようにガ
イドアーム23の先端とコンタクト部22の先端との距
離t1が床張り材5の底面とさね5aの上面との距離t
よりも大となるように形成してある。
【0012】次に、ガイド装置21の作用を図2乃至図
5に従って説明する。先ず、図2に示すように釘打機1
1のノーズ部14が約45度の打込み角度となる姿勢で
釘打機11を保持し、ガイドアーム23の先端部を下地
材7に当接させる。次に、釘打機11の傾斜姿勢を維持
しつつ、下地材7の表面をガイドアーム23の先端部に
て摺擦しながら釘打機11を床張り材5の方向へ移動す
ると、図3に示すようにガイドアーム23がさね5aの
前面に当接し、釘打機11の移動に伴ってガイドアーム
23が回動される。
【0013】そして、ガイドアーム23によって一定の
高さに維持されていた釘打機11は、ガイドアーム23
が回動することにより下降し、図4に示すようにコンタ
クト部22がさね5aの上面に着地する。そして、更
に、釘打機11の移動を継続することにより、図5に示
すようにコンタクト部22の楔形先端部が床張り材5の
さね5aの上面と上部前面部とに当接して釘打機11の
移動が停止され、ノーズ部14の釘射出口が打込み位置
に位置合わせされる。かかる状態で釘打機11を射出方
向へ押圧することによりガイド装置21及びコンタクト
アーム19が釘打機11に押込まれ、トリガレバー16
を操作すると釘或いはステープルが所定角度でさね5a
の隅部から床下地材7へ打込まれ、床張り材5が固定さ
れる。
【0014】このように、ガイドアーム23にて下地材
7を摺擦しつつ釘打機11を移動することにより、自動
的にコンタクト部22と目的とするさね5aの隅部とが
位置合わせされるとともに、厚さが異なる種々の規格の
床張り材5の底面とさね5aの上面との距離tよりも、
図2に示すようにコンタクト部22の高さt1が高くな
るようにガイドアーム23の長さを設定することによ
り、無調整で全ての床張り材に対応することができる。
【0015】尚、本発明は上記一実施例に限定されるべ
きものではなく、ステープル打ち機にも応用できる。ま
た、例えば、ガイドアーム23の下端部にローラ等を装
着してもよく、本発明がそれらの改変されたものに及ぶ
ことは当然である。
【0016】
【発明の効果】この発明は、上記一実施例において詳述
したように構成したので、ガイドアームの先端を下地材
に接触させつつ釘打機を移動することにより釘打機の高
さが一定に維持され、ガイドアームが床張り材のさねに
当接したときは釘打機が下降してノーズ部とさねの釘打
込み部位とが合致し、自動的に位置決めされる。そし
て、ガイドアームの作用によってノーズ部は上方から下
降してさねの上面に接触するので、ガイドアームの長さ
を適切に設定することにより、一種類のガイド装置にて
種々の規格の床張り材に対応できる汎用性を有し、作業
能率の向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、フローリング用ガイ
ド装置を装着した釘打機の側面図。
【図2】図1に示すフローリング用ガイド装置の作用を
表わす行程解説図。
【図3】図1に示すフローリング用ガイド装置の作用を
表わす行程解説図。
【図4】図1に示すフローリング用ガイド装置の作用を
表わす行程解説図。
【図5】図1に示すフローリング用ガイド装置の作用を
表わす行程解説図。
【図6】従来例を示し、フローリング用ガイド装置を装
着した釘打機による釘打作業の解説図。
【図7】他の従来例を示し、フローリング用ガイド装置
を装着した釘打機による釘打作業の解説図。
【符号の説明】
11 釘打機 14 ノーズ部 19 コンタクトアーム 21 フローリング用ガイド装置 22 コンタクト部 23 ガイドアーム 24 ピン 25 凸部 26 ストッパー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空気等を動力源とする釘打機に設け
    られたコンタクトアーム(19)の先端部位に装着され
    るコンタクト部(22)と、前記コンタクト部(22)
    の上部に前後方向回動自在に枢着したガイドアーム(2
    3)とからなり、前記ガイドアームの先端部を釘の射出
    側へ突出せしめ、バネの付勢により前記ガイドアームを
    釘の射出方向延長線と交差する姿勢に維持し、床張り作
    業時の傾斜姿勢における釘打機の前記コンタクト部と床
    張り下地面との間隔を前記ガイドアームによって規制
    し、且つ、該間隔が床張り材の底面とさねの上面間の距
    離よりも大となるように前記ガイドアームの長さを設定
    するとともに、前記コンタクト部の先端を側面視楔形と
    してその開き角度をほぼ90度に形成した釘打機のフロ
    ーリング用ガイド装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011056644A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Sumitomo Forestry Co Ltd 釘打機又はねじ打機用ガイド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011056644A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Sumitomo Forestry Co Ltd 釘打機又はねじ打機用ガイド

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