JPH08150422A - アルミニウム又はアルミニウム合金板の成形加工方法及び成形金型 - Google Patents

アルミニウム又はアルミニウム合金板の成形加工方法及び成形金型

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JPH08150422A
JPH08150422A JP6294670A JP29467094A JPH08150422A JP H08150422 A JPH08150422 A JP H08150422A JP 6294670 A JP6294670 A JP 6294670A JP 29467094 A JP29467094 A JP 29467094A JP H08150422 A JPH08150422 A JP H08150422A
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JP
Japan
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air
air vent
forming
aluminum
molding die
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JP6294670A
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Masahiko Jinta
昌彦 甚田
Takashi Sugiyama
隆司 杉山
Takakuni Iwase
孝邦 岩瀬
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低温域に冷却したアルミ素材を成形加工する
際に、結露によって生じた水滴が成形金型のエアーベン
ト内で凍結し、エアーベントに詰りが生じることを防止
することのできる成形加工方法及び成形金型を提供する
ことである。 【構成】 本発明は、冷却媒体によって冷却したアルミ
素材を、成形金型を用いて成形加工を行うに際し、成形
金型における上下の金型に備えたエアーベント内の水滴
を除去して、又は適宜に加温し、当該エアーベント内の
水滴の凍結を防止して成形加工を行う成形加工方法であ
る。成形金型は、冷却媒体によって冷却した状態のアル
ミ素材の成形加工を行う成形金型にして、当該成形金型
に備えたエアーベントからエアーを噴出するエアー噴出
装置又は、エアーベントからエアーを吸引するエアー吸
引装置或いは、エアーベント付近を加温する加温装置を
備えてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体窒素あるいは液体
ヘリウム等の冷却媒体によって、約−50℃〜−196
℃の低温域に冷却した状態のアルミニウム又はアルミニ
ウム合金板の素材を成形加工する方法及び同成形加工方
法に使用する成形金型に係り、さらに詳細には、冷却さ
れた素材と大気との接触による結露によって生じた水滴
が成形金型におけるエアーベント内で凍結して、エアー
ベントが塞がることを防止して成形加工を行う成形加工
方法及び水滴の凍結を防止する機能を備えた成形金型に
関する。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム又はアルミニウム合金板の
素材の成形加工を行うに際し、上記素材を冷却媒体によ
って約−50℃〜−196℃の低温域に冷却して成形加
工を行うと、鋼板並みに成形性が向上することが知られ
ている。
【0003】なお、アルミニウム又はアルミニウム合金
板の素材を冷却媒体によって低温域に冷却して成形加工
を行う先行例として、例えば特開平4−300032
号、特開平6−47455号、特開平5−253625
号等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アルミニウ
ムやアルミニウム合金板の素材を低温域に冷却して成形
加工を行うとき、成形金型におけるエアーベント内に結
露による水滴が生じ、この水滴が凍結して上記エアーベ
ントに詰りを生じることがある。
【0005】エアーベントに詰りを生じると、成形加工
時に金型内に空気が封じこめられる態様となり、成形不
良を生じることがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述のごとき従
来の問題に鑑みてなされたもので、本発明の成形加工方
法は、冷却媒体によって冷却した状態のアルミニウム又
はアルミニウム合金板の素材を、成形金型を用いて成形
加工を行うに際し、成形金型における上下の金型に備え
たエアーベントに対してエアーを噴射し、又は上記エア
ーベントからエアーを吸引して、上記エアーベント内の
水滴を除去し乍ら成形加工を行うアルミニウム又はアル
ミニウム合金板の成形加工方法である。
【0007】また、冷却媒体によって冷却した状態のア
ルミニウム又はアルミニウム合金板の素材を、成形金型
を用いて成形加工を行うに際し、成形金型における上下
の金型に備えたエアーベントを適宜に加温し、当該エア
ーベント内の水滴の凍結を防止し乍ら成形加工を行うア
ルミニウム又はアルミニウム合金板の成形加工方法であ
る。
【0008】本発明に係る成形金型は、冷却媒体によっ
て冷却した状態のアルミニウム又はアルミニウム合金板
の素材の成形加工を行う成形金型にして、当該成形金型
に備えたエアーベントへエアーを噴出するエアー噴出装
置を備えてなるものである。
【0009】また、冷却媒体によって冷却した状態のア
ルミニウム又はアルミニウム合金板の素材の成形加工を
行う成形金型にして、当該成形金型に備えたエアーベン
トからエアーを吸引するエアー吸引部を備えてなるもの
である。
【0010】さらに、冷却媒体によって冷却した状態の
アルミニウム又はアルミニウム合金板の素材の成形加工
を行う成形金型にして、当該成形金型に備えたエアーベ
ント付近を加温する加温装置を備えてなるものである。
【0011】
【作用】本発明は冷却媒体によって冷却した状態のアル
ミニウム又はアルミニウム合金板の素材を、成形金型を
用いて成形加工を行うに際し、成形金型における上下の
金型に備えたエアーベントに対してエアーを噴射し、又
は上記エアーベントからエアーを吸引して、上記エアー
ベント内の水滴を除去し乍ら成形加工を行うものである
から、エアーベント内に結露による水滴を生じた場合で
あっても、エアーの噴射又は吸引によってエアーベント
内の水滴は除去される。したがって、エアーベント内に
おいて水滴が凍結するようなことがなく、エアーベント
の詰りを防止しての成形加工を容易に行うことができ
る。
【0012】また、本発明は、冷却媒体によって冷却し
た状態のアルミニウム又はアルミニウム合金板の素材
を、成形金型を用いて成形加工を行うに際し、成形金型
における上下の金型に備えたエアーベントを適宜に加温
し、当該エアーベント内の水滴の凍結を防止し乍ら成形
加工を行うものであるから、エアーベント内に結露によ
って水滴が生じた場合であっても、エアーベントを加温
することにより、エアーベント内での水滴の凍結を防止
することができ、エアーベントに詰りを生じることのな
い状態での成形加工を行うことができる。
【0013】成形金型は、冷却媒体によって冷却した状
態のアルミニウム又はアルミニウム合金板の素材の成形
加工を行う成形金型にして、当該成形金型に備えたエア
ーベントへエアーを噴出するエアー噴出装置を備えてな
るものであるから、結露によってエアーベント内に水滴
が生じた場合であっても、エアーベントにエアーを噴出
することにより、エアーベント内の水滴を飛散せしめ
て、又は乾燥蒸発せしめて除去することができる。
【0014】また、冷却媒体によって冷却した状態のア
ルミニウム又はアルミニウム合金板の素材の成形加工を
行う成形金型にして、当該成形金型に備えたエアーベン
トからエアーを吸引するエアー吸引部を備えてなるもの
であるから、エアーベント内に結露によって水滴が生じ
た場合であっても、水滴を吸引して除去してエアーベン
ト内においての水滴の凍結を防止でき、水滴の凍結によ
るエアーベントの詰りを防止することができる。
【0015】さらに、冷却媒体によって冷却した状態の
アルミニウム又はアルミニウム合金板の素材の成形加工
を行う成形金型にして、当該成形金型に備えたエアーベ
ント付近を加温する加温装置を備えてなるものであるか
ら、結露によってエアーベント内に水滴が生じた場合で
あっても、エアーベント付近を適宜に加温でき、エアー
ベント内においての水滴の凍結を防止することができ
る。
【0016】
【実施例】図1を参照するに、本実施例に係る成形金型
1は上型3と下型5及びブランクホルダ7を備えてい
る。上記上型3はプレスにおける上下動自在なインナス
ライド9に取付けてあり、下型5はプレスにおけるボル
スタ11上に取付けてある。また、ブランクホルダ7は
プレスにおける上下動自在なアウタスライド13に取付
けてある。
【0017】上記上型3,下型5及びブランクホルダ7
の関係は一般的な成形金型における上型,下型,ブラン
クホルダとの関係と同様である。
【0018】前記上型3及び下型5の適宜位置には、エ
アーベント15が設けてあり、各エアーベント15に対
応した位置にはそれぞれブラケット17が設けてある。
そして、各ブラケット17には、噴出口が対応したエア
ーベント15の方向へ指向したエアー管19の一端部付
近が支持されている。
【0019】上記エアー管19は、例えばゴム、樹脂性
のホースや金属のチューブ等よりなるものであって、各
エアー管19の他端部は、下型5やブランクホルダ7等
の適宜位置に取付けた配管用ユニット21に接続してあ
る。この配管用ユニット21は、配管23を介してエア
ー供給源25に接続してある。
【0020】上記エアー供給源25はドライエアーを前
記各エアーベント15へ供給するものであり、ドライエ
アーとしては温風ドライエアーが望ましい。
【0021】以上のごとき構成において、アルミニウム
又はアルミニウム合金板の素材を液体窒素又は液体ヘリ
ウム等の冷却媒体によって約−50℃〜−196℃の低
温域に冷却し、この冷却した状態の素材を下型5上にセ
ットした後、ブランクホルダ7の下降によって素材を下
型5に押圧固定すると共に上型3を下型5に係合して素
材の成形加工を行うものである。
【0022】上述のごとく上下の金型3,5によって素
材の成形加工を行うとき、素材は低温域に冷却された状
態にあるので、上下の金型3,5におけるエアーベント
15内の空気が冷却され、エアーベント15内に結露に
よって水滴が発生し、この水滴が凍結されてエアーベン
ト15に詰りを生じることがある。
【0023】そこで、本実施例においては、エアー供給
源25からエアー配管19にエアーを供給し、このエア
ー配管19からエアーベント15へドライエアーを噴出
して、エアーベント15内に生じた水滴を飛散又は蒸発
除去する構成である。
【0024】エアーベント15内に結露によって生じた
水滴を除去する構成としては、水滴を飛散せしめると、
飛散した水滴が凍結されて成形品に悪影響を与えること
があるので、蒸発せしめることによって除去することが
望ましい。
【0025】したがって、前記エアー供給源25から温
風ドライエアー(室温のドライエアーを含む)を供給す
ることが望ましい。しかし、低温域に冷却した状態にあ
る素材にドライエアーを吹付けることは望ましいもので
はないので、エアー配管19からエアーベント15へエ
アーを噴出する時機としては、上型3が下死点に達して
素材の成形加工を終了した後で、かつ次の新しい素材が
下型5にセットされる直前迄の間であることが望まし
い。
【0026】そこで、本実施例においては、上型3が下
死点に達して成形加工を終了したことを検知(この下死
点検知は、例えばプレスに備えているロータリースイッ
チやラム位置検出器によって容易に行われ得る)したと
きに、切換弁(図示省略)を開いてエアーベント15へ
のエアーの噴出を開始し、成形金型1から成形品を取出
した後にエアーの噴出を停止する構成としてある。
【0027】なお、成形品を取出した後にエアーの噴出
を停止する構成としては、上型3が下死点に達したこと
を検知したときにタイマーを作動し、このタイマーの設
定時間の経過後に切換弁を閉じる構成とすることにより
容易に実施し得るものである。
【0028】以上のごとき説明より理解されるように、
本実施例においては、成形金型1における上下の金型
3,5に備えたエアーベント15へドライエアーを噴射
して、上記エアーベント15内に結露によって生じた水
滴を除去するものであるから、エアーベント15内にお
いて水滴が凍結して詰りを生じるようなことがなく、低
温域に冷却された素材の成形加工を行うとき、エアーベ
ント15の詰りに起因する成形不良を容易に防止できる
ものである。
【0029】図2は第2実施例を示すものである。すな
わち、図1に示した第1実施例においては、各エアーベ
ント15に対して各エアー管19を配置した構成で示し
たが、この第2実施例においては、配管23に接続した
チャンバー27を下型5に設け、このチャンパー27と
エアーベント15とを接続した構成である。
【0030】このようにチャンバー27を設けて、チャ
ンバー27とエアーベント15とを接続する構成とする
ことにより、エアー管19を省略することが可能とな
り、配管の構成がより簡素化できるものである。
【0031】図3は第3実施例を示すものである。この
第3実施例においては、上下の金型3,5におけるエア
ーベント15へエアーを噴出する構成ではなく、上記エ
アーベント15からエアーを吸引してエアーベント15
内の水滴を除去する構成である。
【0032】したがって、第3実施例においては、配管
23にはエアー供給源25に代えて吸引装置27が接続
してある。なお、エアー管19をエアー吸引部として、
エアーベント15に接続する構成としては、図4(A)
に示すように、エアーベント15とエアー管19の端部
とを僅かに離しても良く、また図4(B)に示すよう
に、エアーベント15とエアー管19とを直接接続した
構成としても良いものである。
【0033】この第3実施例においてはエアーベント1
5内に結露によって生じた水滴を吸引除去する構成であ
るから、例えば下型5の凹部内に結露による水滴が貯る
傾向にある場合、下型5の凹部内の水滴をも吸引除去す
ることができるものである。
【0034】前記エアー管19によるエアーの吸引は常
に行うことも可能であるが、成形加工終了後の成形品を
下型5から取出すときに負圧になることを防止すべく、
成形金型1から成形品を取出した後にエアーの吸引を開
始し、次の新しい素材を下型5上にセットしブランクホ
ルダ7が素材を押圧固定したときにエアーの吸引を停止
する構成とすることが望ましい。
【0035】この第3実施例においては、上下の金型
3,5におけるエアーベント15内に結露によって生じ
た水滴を吸引除去することができ、エアーベント15内
の水滴が凍結して詰りを生じることを防止することがで
きるものである。
【0036】図5は第4実施例を示すものである。この
第4実施例においては、上下の金型3,5のエアーベン
ト15の部分に電熱線29を備えた加温装置としてのブ
ッシュ31を取付けた構成である。
【0037】すなわち、この第4実施例においては、前
記エアーベント15付近を加温してエアーベント15内
における水滴の凍結を防止する構成である。なお、伝熱
線29への通電は、常時通電しても良く、また、断続的
な通電でも良いものである。この第4実施例においても
エアーベント15内においての水滴の凍結を防止するこ
とができ、エアーベント15に凍結による詰りが生じる
ことを防止できるものである。
【0038】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、本発明は、冷却媒体によって冷却した状態の
アルミニウム又はアルミニウム合金板の素材を、成形金
型を用いて成形加工を行うに際し、成形金型における上
下の金型に備えたエアーベントに対してエアーを噴射
し、又は上記エアーベントからエアーを吸引して、上記
エアーベント内の水滴を除去し乍ら成形加工を行うもの
であるから、エアーベント内に結露による水滴を生じた
場合であっても、エアーの噴射又は吸引によってエアー
ベント内の水滴は除去され、エアーベント内において凍
結するようなことがなく、エアーベントの詰りを防止し
て成形加工を行うことができるものであり、エアーベン
トの詰りによる成形不良を生じるようなことがないもの
である。
【0039】また、冷却媒体によって冷却した状態のア
ルミニウム又はアルミニウム合金板の素材を、成形金型
を用いて成形加工を行うに際し、成形金型における上下
の金型に備えたエアーベントを適宜に加温し、当該エア
ーベント内の水滴の凍結を防止し乍ら成形加工を行うも
のであるから、エアーベント内に結露によって水滴が生
じた場合であっても、エアーベントを加温することによ
りエアーベント内での水滴の凍結を防止することがで
き、エアーベントに詰りを生じることのない状態での成
形加工を容易に行うことができるものである。
【0040】また、本発明は、冷却媒体によって冷却し
た状態のアルミニウム又はアルミニウム合金板の素材の
成形加工を行う成形金型にして、当該成形金型に備えた
エアーベントへエアーを噴出するエアー噴出装置を備え
てなるものであるから、結露によってエアーベント内に
水滴が生じた場合であっても、エアーベントにエアーを
噴出することにより、エアーベント内の水滴を飛散せし
めて、又は乾燥蒸発せしめて除去することかできるもの
である。
【0041】さらに、本発明は、冷却媒体によって冷却
した状態のアルミニウム又はアルミニウム合金板の素材
の成形加工を行う成形金型にして、当該成形金型に備え
たエアーベントからエアーを吸引するエアー吸引部を備
えてなるものであるから、エアーベント内に結露によっ
て水滴が生じた場合であっても、水滴を吸引して除去す
ることができ、エアーベント内においての水滴の凍結を
防止でき、水滴の凍結によるエアーベントの詰りを防止
することができるものである。
【0042】さらに、また本発明は、冷却媒体によって
冷却した状態のアルミニウム又はアルミニウム合金板の
素材の成形加工を行う成形金型にして、当該成形金型に
備えたエアーベント付近を加温する加温装置を備えてな
るものであるから、結露によってエアーベント内に水滴
が生じた場合であっても、エアーベント付近を適宜に加
温でき、エアーベント内においての水滴の凍結を防止す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る成形金型の説明図で
ある。
【図2】第2実施例の説明図である。
【図3】第3実施例に係る成形金型の説明図である。
【図4】エアーベントに対するエアー管の接続状態を示
す説明図である。
【図5】第4実施例の説明図である。
【符号の説明】
1 成形金型 3 上型 5 下型 15 エアーベント 19 エアー管 27 吸引装置 29 電熱線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却媒体によって冷却した状態のアルミ
    ニウム又はアルミニウム合金板の素材を、成形金型を用
    いて成形加工を行うに際し、成形金型における上下の金
    型に備えたエアーベントに対してエアーを噴射し、又は
    上記エアーベントからエアーを吸引して、上記エアーベ
    ント内の水滴を除去し乍ら成形加工を行うことを特徴と
    するアルミニウム又はアルミニウム合金板の成形加工方
    法。
  2. 【請求項2】 冷却媒体によって冷却した状態のアルミ
    ニウム又はアルミニウム合金板の素材を、成形金型を用
    いて成形加工を行うに際し、成形金型における上下の金
    型に備えたエアーベントを適宜に加温し、当該エアーベ
    ント内の水滴の凍結を防止し乍ら成形加工を行うことを
    特徴とするアルミニウム又はアルミニウム合金板の成形
    加工方法。
  3. 【請求項3】 冷却媒体によって冷却した状態のアルミ
    ニウム又はアルミニウム合金板の素材の成形加工を行う
    成形金型にして、当該成形金型に備えたエアーベントへ
    エアーを噴出するエアー噴出装置を備えてなることを特
    徴とする成形金型。
  4. 【請求項4】 冷却媒体によって冷却した状態のアルミ
    ニウム又はアルミニウム合金板の素材の成形加工を行う
    成形金型にして、当該成形金型に備えたエアーベントか
    らエアーを吸引するエアー吸引部を備えてなることを特
    徴とする成形金型。
  5. 【請求項5】 冷却媒体によって冷却した状態のアルミ
    ニウム又はアルミニウム合金板の素材の成形加工を行う
    成形金型にして、当該成形金型に備えたエアーベント付
    近を加温する加温装置を備えてなることを特徴とする成
    形金型。
JP6294670A 1994-11-29 1994-11-29 アルミニウム又はアルミニウム合金板の成形加工方法及び成形金型 Pending JPH08150422A (ja)

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