JPH08148003A - 自動車用ヘッドランプ - Google Patents

自動車用ヘッドランプ

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JPH08148003A
JPH08148003A JP31126994A JP31126994A JPH08148003A JP H08148003 A JPH08148003 A JP H08148003A JP 31126994 A JP31126994 A JP 31126994A JP 31126994 A JP31126994 A JP 31126994A JP H08148003 A JPH08148003 A JP H08148003A
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bracket
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nut
adjusting
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Toshiyuki Katsumata
敏行 勝又
Michinobu Kobayashi
道伸 木林
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Koito Manufacturing Co Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/02Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
    • B60Q1/04Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
    • B60Q1/06Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle
    • B60Q1/068Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle by mechanical means
    • B60Q1/0683Adjustable by rotation of a screw

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 調整軸を螺合するナットの車体への配設を容
易に行えるようにして作業性を向上させる。 【構成】 ヘッドランプユニット2を調整軸22、2
3、27を含む2つの間隔調整部50、51と1つの回
動支点部49とによって車体38に傾動可能に取り付け
た自動車用ヘッドランプ1において、上記2つの調整軸
23、27が各別に螺合される2つのナット41、42
を備えた合成樹脂製のブラケット39を介して上記調整
軸を車体に連結し、上記ナット形成部に車体側に突出し
た突出部43を形成し、該突出部を車体に形成された取
付孔37に係合させて上記ブラケットを車体に固定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な自動車用ヘッドラ
ンプに関する。詳しくは、ヘッドランプユニットを調整
軸を含む2つの間隔調整部と1つの回動支点部とによっ
て車体に傾動可能に取り付けた自動車用ヘッドランプに
おいて、上記調整軸を螺合するナットの車体への配設を
容易に行えるようにして作業性を向上させた新規な自動
車用ヘッドランプを提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用ヘッドランプにヘッドランプユ
ニットを調整軸を含む2つの間隔調整部と1つの回動支
点部とによって車体に傾動可能に取り付けたものがあ
る。
【0003】即ち、図17にその概要を示すように、ヘ
ッドランプユニットaを1つの回動支点部bと2つの間
隔調整部c、cとによって図示しない車体に傾動自在に
支持してある。
【0004】間隔調整部c、cは一端部がヘッドランプ
ユニットaに回転可能に支持された調整軸d、dと該調
整軸d、dの螺軸部e、eが螺合されたナットf、fと
から成り、ナットf、fが図示しない車体に取り付けら
れる。
【0005】そして、調整軸d、dの他端部に形成され
た***作部が操作されることによって調整軸d、dが回
転され、それによって、調整軸d、dのナットf、fに
螺合している位置が変更され、ヘッドランプユニットa
の調整軸d、dの一端部が連結されている部分とナット
f、f、即ち、車体との間隔が変更され、これによっ
て、ヘッドランプユニットaが車体に対して傾動され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の自動車用ヘッドランプにあっては、調整軸d、dが
螺合されるナットf、fは各独立しているため、これら
を取り付けるために車体に形成される取付孔が円形であ
ると、調整軸d、dを回転させた時、ナットf、fも一
緒に回転していまい、ヘッドランプユニットaと車体と
の間の間隔調整をすることが出来ないので、該取付孔を
非円形とし、ナットf、fの外形状も取付孔の形状に適
合した非円形としなければならない。
【0007】そして、取付孔及びナットf、fの外形状
を非円形とすると、取付作業に方向性が生じ、作業性が
悪くなると言う問題がある。
【0008】また、2つのナットf、fを各別に取り付
けるため、作業工数が増え、この点でも作業性が悪くな
ると言う問題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明自動車用ヘッドラ
ンプは、上記した課題を解決するために、2つの調整軸
が各別に螺合される2つのナットを備えた合成樹脂製の
ブラケットを介して上記調整軸を車体に連結し、上記ナ
ット形成部に車体側に突出した突出部を形成し、該突出
部を車体に形成された取付孔に係合させて上記ブラケッ
トを車体に固定するようにしたものである。
【0010】
【作用】従って、本発明自動車用ヘッドランプにあって
は、単一のブラケットを車体に取り付ければ良いので、
組付の作業性が良好であり、また、2つの突出部が車体
に取り付けられるので、取付孔は非円形にしなくとも調
整軸の回転に伴ってナットが回転してしまうことがな
く、更に、大まかな位置関係を把握しておけばブラケッ
トの取付を行うことが出来るので、その作業性が極めて
良好である。
【0011】
【実施例】以下に本発明自動車用ヘッドランプの詳細を
図示した各実施例に従って説明する。
【0012】1は自動車用ヘッドランプであり、2はヘ
ッドランプユニットである。
【0013】3は合成樹脂製のランプボデイであり、前
方に開口した凹部4を有し、外凹部4の内面が反射処理
を施されて反射面とされている。
【0014】ランプボデイ3の前端部周縁には前方に向
かって開口した据付溝5が形成されている。
【0015】6はレンズであり、ランプボデイ3の前面
を覆う前面部7と該前面部7の周縁から略後方へ向かっ
て突出した側面部8とが透明な材料で一体に形成されて
成る。そして、該レンズ6の側面部8の後端部がランプ
ボデイ3の上記据付溝5内に嵌合された状態で接着等に
より固定される。
【0016】9はランプボデイ3とレンズ6とによって
画成された灯具空間10内に配置された電球であり、ラ
ンプボデイ3の後部に形成された電球取付孔11に着脱
自在に取着されている。
【0017】12はランプボデイ3の前端部の正面から
見て右側縁の上端寄りの部分から右方へ一体に突設され
た取付片であり、該取付片12には矩形の取付孔13が
形成されている。
【0018】14はランプボデイ3の左側部の下端部後
面から後方へ向けて一体に突設された取付片であり、該
取付片14の略前後方向を向いた後面部14aには矩形
の取付孔15が形成されている。
【0019】16はランプボデイ3の左側部の上端部後
面にネジ止めにより固定された取付片であり、該取付片
16には矩形の取付孔17が形成されている。
【0020】18、18、18は合成樹脂製の受体であ
り、ランプボデイ3の上記3つの取付片12、14、1
6に各別に支持されている。
【0021】受体18は弾性を有する合成樹脂、例え
ば、ナイロン6で形成され、略角筒状を為し、その中間
部に凹球状の受け凹部19が形成され、該受け凹部19
は前後に開口19a、19bされている。
【0022】受体18の前端部の対向した2つの側面部
には係合突起20、20が突設され、該係合突起20、
20はその前縁を除く3つの縁に沿って形成されたスリ
ットによって受体18の軸に直交する方向へ撓み得るよ
うにされている。また、係合突起20、20は斜め前方
を向いた傾斜面20a、20aと該傾斜面20a、20
aの後端に連続し受体18の軸方向に直交する向きの係
止面20b、20bとを有している。更に、上記側面部
のうち係合突起20、20の係止面20b、20bから
後方へ離間した位置に当接片21、21が突設されてい
る。
【0023】しかして、上記したような受体18は、矩
形の取付孔13に以下のようにして取り付けられる。即
ち、受体18は取付孔13にその後方から前端部が挿入
される。取付孔13に挿入されて行くに従って取付孔1
3の開口縁によって傾斜面20a、20aが押圧されて
係合突起20、20が内側へ撓み、それによって係合突
起20、20が取付孔13を前側へ通過することができ
る。
【0024】そして、係合突起20、20が取付孔13
を前側へ通過すると、その傾斜面20a、20aを押圧
されなくなるので、係合突起20、20は元の状態に復
帰し、その係止面20b、20bが取付孔13の前側開
口縁に係合し、それと同時に、当接片21が取付孔13
の後側開口縁に当接し、これによって、受体18が取付
片12に支持される。同様にして、他の受体18、18
も取付片14、16に各別に支持される。
【0025】22、23はアジャスティングスクリュー
であり、軸状を為し、略後半部が螺軸部24、24とさ
れ、前端部に球状部25、25が一体に形成されてい
る。また、球状部25、25の前端面は平面状に形成さ
れ、該前端面に係合溝26、26が形成されている。
【0026】27もアジャスティングスクリューであ
り、軸状を為し、前後両端部を除く中間の部分が螺軸部
28とされ、前端部には球状部29が一体に形成され、
また、後端部には六角ボルト状の頭部30が一体に形成
されている。
【0027】しかして、アジャスティングスクリュー2
2はその球状部25が正面から見て右上の位置に形成さ
れた取付片12に支持された受体18の受け凹部19に
回動可能に嵌合され、アジャスティングスクリュー23
はその球状部25が左上の位置に形成された取付片16
に支持された受体18の受け凹部19に回動可能に嵌合
され、更に、アジャスティングスクリュー27はその球
状部29が左下の位置に形成された取付片14に支持さ
れた受体18の受け凹部19に回動可能に嵌合される。
【0028】31はナット体であり、弾性を有する合成
樹脂、例えば、ナイロン6で形成されている。32はナ
ット体31のフランジ部であり、該フランジ部32の略
中央から後方へ向けて円筒状のナット部33が突設され
ている。
【0029】34はフランジ部32の後面に上記ナット
部33を囲むように突設された突出部であり、横断面形
状で長円形を為す筒状に形成されている。そして、該突
出部34には係合片35、35、・・・が形成されてい
る。係合片35はその後端縁を除いた縁に沿って形成さ
れたスリットによって突出部34の軸方向に直交する方
向へ撓み得るようにされている。
【0030】また、係合片35の前端部の外面には切欠
36が形成され、該切欠36の外端は突出部34の外面
から突出しており、該外端から係合片35の後端にかけ
ての外面35aは後端で突出部34の外面と面一になる
ように傾斜されている。
【0031】37は車体38に形成された取付孔であ
り、上記ナット体31の突出部34の外形状に適合した
長円形を為している。
【0032】しかして、ナット体31はその突出部34
が上記取付孔37に前方から挿入される。これによっ
て、ナット体31の係合片35、35、・・・がその傾
斜面35a、35a、・・・を取付孔37の縁によって
押圧されることによって内方に撓み、切欠36、36、
・・・の外端が突出部34の外面と面一になり、該係合
片35、35、・・・が取付孔37を後側へ通過するこ
とができる。係合片35、35、・・・がその切欠3
6、36、・・・のところまで取付孔37を通過する
と、フランジ部32の後面が車体38の前面に当接し、
かつ、係合片35、35、・・・が稍外方へ突出し、切
欠36、36、・・・が取付孔37の後側開口縁と係合
する。これによって、ナット体31が車体38に取り付
けられる。
【0033】39は上記アジャスティングスクリュー2
3及び27の螺軸部24、28が螺合されるナット部を
備えたブラケットであり、弾性を有する合成樹脂、例え
ば、ナイロン6で形成されている。
【0034】ブラケット39は上下に長い板状の主部4
0の上下両端寄りの位置から円筒状のナット部41、4
2が各別に後方へ向けて一体に突設されている。
【0035】また、主部40の後面のナット部41、4
2を取り囲む位置からは円筒状の突出部43、43が一
体に突設されている。突出部43には係合片44、4
4、・・・が形成されている。
【0036】係合片44はその後端縁を除いた縁に沿っ
て形成されたスリットによって突出部43の軸方向に直
交する方向へ撓み得るようにされている。また、係合片
44の前端部の外面には切欠45が形成され、該切欠4
5の外端は突出部43の外面から突出しており、該外端
から係合片44の後端にかけての外面44aは後端で突
出部43の外面と面一になるように傾斜されている。
【0037】46は主部40の左側縁の上端寄りの位置
から左方へ一体に突出した取付部であり、その左端部に
は支持筒部47が一体に形成されている。そして、該支
持筒部47は軸方向が略前後方向に延び軸方向長さの短
いかつ上下方向に長い長方形の角筒状をしている。
【0038】48、48は車体38に上下に離間して形
成された取付孔であり、上記ブラケット39の突出部4
3、43の外形状に適合した円形を為している。
【0039】しかして、ブラケット39の突出部43、
43が上記取付孔48、48に前方から挿入される。こ
れによって、突出部43,43の係合片44、44、・
・・がその傾斜面44a、44a、・・・を取付孔4
8、48の縁によって押圧されることによって内方に撓
み、切欠45、45、・・・の外端が突出部43、43
の外面と面一になり、該係合片44、44、・・・が取
付孔48、48を後側へ通過することができる。係合片
44、44、・・・がその切欠45、45、・・・のと
ころまで取付孔48、48を通過すると、主部40の後
面が車体38の前面に当接し、かつ、係合片44、4
4、・・・が稍外方へ突出し、切欠45、45、・・・
が取付孔48、48の後側開口縁と係合する。これによ
って、ブラケット39が車体38に取り付けられる。
【0040】しかして、アジャスティングスクリュー2
2の螺軸部24はナット体31のナット部33に、アジ
ャスティングスクリュー23の螺軸部24はブラケット
39のナット部41に、そして、アジャスティングスク
リュー27の螺軸部28はブラケット39のナット部4
2に、各別にセルフタップしながら螺合される。
【0041】尚、実際の組付に際しては、アジャスティ
ングスクリュー22、23、27を各ナット部33、4
1、42に螺合させておいてから、それらの球状部2
5、25、29にヘッドランプユニット2に支持された
受体18、18、18の後側開口19b、19b、19
bを当接しておき、その状態からヘッドランプユニット
2を後方へ押し込んで、上記球状部25、25、29を
受体の受け凹部19、19、19に回動自在に嵌合させ
る。
【0042】以上のようにして、ヘッドランプユニット
2は車体38に傾動可能に支持される。
【0043】即ち、アジャスティングスクリュー23の
球状部25をヘッドランプユニット2の左上の取付片1
6に支持された受体18の受け凹部19との連結点を回
動支点とする回動支点部49と、右上の取付片12に支
持された受体18、アジャスティングスクリュー22及
びブラケット39のナット部41から成る間隔調整部5
0と、左下の取付片16に支持された受体18、アジャ
スティングスクリュー27及びブラケット39のナット
部42から成る間隔調整部51とによってヘッドランプ
ユニット2は車体38に傾動可能に支持される。
【0044】しかして、間隔調整部50のアジャスティ
ングスクリュー22をその球状部25の前面に形成され
た係合溝26に前方から受体18の前側開口19aを通
して例えばドライバーの先端を係合させこれを回転操作
して、その螺軸部28をナット部33に捩じ込み又は捩
じ戻せば、この部分における車体38とヘッドランプユ
ニット2との間の間隔が変化し、ヘッドランプユニット
2はアジャスティングスクリュー27の球状部29が結
合している受体18と上記回動支点とを結ぶ線を回動軸
として回動され、また、間隔調整部51のアジャスティ
ングスクリュー27をその頭部30を適当な治具によっ
て操作して回転させナット部42に対して捩じ込み又は
捩じ戻せば、この部分における車体38とヘッドランプ
ユニット2との間の間隔が変化し、ヘッドランプユニッ
ト2はアジャスティングスクリュー22の球状部25が
結合している受体18と上記回動支点とを結ぶ線を回動
軸として回動される。
【0045】52は上記自動車用ヘッドランプ1の側方
に配置される灯具、例えば車幅灯であり、そのランプボ
デイ53の自動車用ヘッドランプ1側の端部には被支持
片54が突設され、該被支持片54の先端部がブラケッ
ト39の上記支持筒部47に嵌合され、かつ、ランプボ
デイ53の他端部(反自動車用ヘッドランプ1側の端
部)がネジ止め等により車体38に固定され、これによ
って、該灯具52が車体38に支持される。
【0046】このように、ブラケット39に自動車用ヘ
ッドランプ1に隣接する灯具52を支持するための取付
部46を形成することによって、部品点数の削減をする
ことができる。
【0047】図13及び図14はブラケットの変形例3
9Aを示すものである。
【0048】該ブラケット39Aはその主部40の周縁
に稍斜め後方に向かって突出した弾性接触片55が一体
に形成されている。
【0049】従って、該ブラケット39Aを車体38に
取り付けると、その弾性接触片55の先端部が車体38
の前面に弾接し、ブラケット39Aのガタ付きを抑える
ことができる。
【0050】図15及び図16はブラケットの別の変形
例39Bを示すものである。
【0051】該ブラケット39Bにあっては、主部40
のうちナット部41が形成された部分40aとナット部
42が形成された部分40bとの間が薄肉の蛇腹状に形
成された弾性連結部56によって一体に連結されてい
る。
【0052】従って、このブラケット39Bは、これを
車体38に取り付ける際、その突出部43、43を受け
入れる取付孔37、37の位置に多少のズレがあって
も、上記弾性連結部56が変形することによって上記ズ
レが吸収され、ブラケット39Bの車体38への取付を
容易に行うことができる。
【0053】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明自動車用ヘッドランプは、ヘッドランプユニ
ットを調整軸を含む2つの間隔調整部と1つの回動支点
部とによって車体に傾動可能に取り付けた自動車用ヘッ
ドランプにおいて、上記2つの調整軸が各別に螺合され
る2つのナットを備えた合成樹脂製のブラケットを介し
て上記調整軸を車体に連結し、上記ナット形成部に車体
側に突出した突出部を形成し、該突出部を車体に形成さ
れた取付孔に係合させて上記ブラケットを車体に固定す
るようにしたことを特徴とする。
【0054】従って、本発明自動車用ヘッドランプにあ
っては、単一のブラケットを車体に取り付ければ良いの
で、組付の作業性が良好であり、また、2つの突出部が
車体に取り付けられるので、取付孔は非円形にしなくと
も調整軸の回転に伴ってナットが回転してしまうことが
なく、更に、大まかな位置関係を把握しておけばブラケ
ットの取付を行うことが出来るので、その作業性が極め
て良好である。
【0055】尚、上記実施例に示した各部の形状及び構
造は、何れも本発明を実施するに際しての具体化のほん
の一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の
技術的範囲が限定的に解釈されてはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図12と共に本発明自動車用ヘッドラ
ンプの実施の一例を示すものであり、本図は正面図であ
る。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】背面図である。
【図6】ブラケットの拡大斜視図である。
【図7】ブラケットの拡大正面図である。
【図8】ブラケットの拡大背面図である。
【図9】ブラケットの拡大側面図である。
【図10】図7のX−X線に沿う断面図である。
【図11】図1のXI−XI線に沿う断面図である。
【図12】図1のXII−XII線に沿う断面図であ
る。
【図13】図14と共にブラケットの変形例を示すもの
であり、本図は拡大斜視図である。
【図14】車体に取り付けた状態を示す要部の拡大断面
図である。
【図15】図16と共にブラケットの別の変形例を示す
ものであり、本図は拡大斜視図である。
【図16】拡大側面図である。
【図17】従来の自動車用ヘッドランプの一例を示す概
略斜視図である。
【符号の説明】
1 自動車用ヘッドランプ 2 ヘッドランプユニット 22 アジャスティングスクリュー(調整軸) 23 アジャスティングスクリュー(調整軸) 27 アジャスティングスクリュー(調整軸) 37 取付孔 38 車体 39 ブラケット 41 ナット部(ナット) 42 ナット部(ナット) 43 突出部 46 取付部 49 回動支点部 50 間隔調整部 51 間隔調整部 39A ブラケット 55 弾性接触片 39B ブラケット 56 弾性連結部(弾性部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドランプユニットを調整軸を含む2
    つの間隔調整部と1つの回動支点部とによって車体に傾
    動可能に取り付けた自動車用ヘッドランプにおいて、上
    記2つの調整軸が各別に螺合される2つのナットを備え
    た合成樹脂製のブラケットを介して上記調整軸を車体に
    連結し、上記ナット形成部に車体側に突出した突出部を
    形成し、該突出部を車体に形成された取付孔に係合させ
    て上記ブラケットを車体に固定するようにしたことを特
    徴とする自動車用ヘッドランプ。
  2. 【請求項2】 上記2つのナットが各別に形成された部
    分の間を弾性部を介して一体に形成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の自動車用ヘッドランプ。
  3. 【請求項3】 上記ブラケットの車体に接触する面の周
    縁部に車体に弾接する弾性接触片を一体に形成したこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動車用ヘ
    ッドランプ。
  4. 【請求項4】 上記ブラケットに隣接する灯具を支持す
    る取付部が一体に形成されたことを特徴とする請求項
    1、請求項2又は請求項3に記載の自動車用ヘッドラン
    プ。
JP31126994A 1994-11-22 1994-11-22 自動車用ヘッドランプ Expired - Fee Related JP3288877B2 (ja)

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