JPH08147856A - 光ディスク、光磁気ディスクの再生装置及びその再生方法 - Google Patents

光ディスク、光磁気ディスクの再生装置及びその再生方法

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JPH08147856A
JPH08147856A JP6309754A JP30975494A JPH08147856A JP H08147856 A JPH08147856 A JP H08147856A JP 6309754 A JP6309754 A JP 6309754A JP 30975494 A JP30975494 A JP 30975494A JP H08147856 A JPH08147856 A JP H08147856A
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JP
Japan
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optical disk
reproducing
magneto
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JP6309754A
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Akira Muto
朗 武藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオ信号、オーディオ信号、又はその他の
デジタルデータを無制限に利用することを禁止し、著作
権の保護に有効に作用する光ディスク再生装置及びその
方法を実現すること。 【構成】 コピー防止情報、再生回数を制限する情報、
又はそれに類する情報を受け取った場合、その管理情報
を光ディスク101の管理データ領域102に記録して
おく。ユーザデータ領域103のデータを再生すると
き、管理情報に応じて再生レーザパワー制御器108を
介して光ピックアップ104を制御し、通常の再生レー
ザパワーより大きなレーザパワーを照射する。こうする
と光ディスク101のデータを再生する毎に記録データ
が劣化する。このため無制限のデータの利用を防止する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録した情報の無制限
の再生を制限することに係わり、情報の書換可能な光デ
ィスク及び光磁気ディスク再生装置及びその再生方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報(データ)の記録再生が可能な記憶
媒体として、従来より磁気テープ、磁気ディスク、光磁
気ディスク、光ディスク等があり、ビデオ信号やオーデ
ィオ信号又はコンピュータ用デジタル信号等をこれらの
記憶媒体に記録する。しかしながら、これらの記憶媒体
に全てのデータを何度でも記録又は再生を可能にする
と、記録されるデータの著作権が守られなくなる恐れが
ある。また第三者がデータを無制限にコピーすることが
可能になってしまう。そこで、コピーすることを禁止し
たり、利用回数を制限するガード情報を設けて、ビデオ
信号やオーディオ信号、又はその他デジタル信号を管理
するものがある。
【0003】その中で、現在使用されているビデオ信号
のコピー防止方法として、特開昭63−107281号
公報の「ビデオプログラムのコピー防止方法及びその装
置」がある。この例では、ビデオ信号のコピー禁止を示
す所定波形をビデオ信号の帰線期間内に印加するように
している。このビデオ信号を録画装置が受けると、所定
波形の信号が検出され、ビデオ信号の録画が自動的に禁
止されるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなコピーガードの信号を解読してコピーを可能にする
装置が既に考案されているため、著作権をある程度まで
は保護できるものの、非常に有効な方法とは成り得てい
ない。従って、データの無制限なコピーの防止や、コピ
ーしたデータの利用回数を制限することによって、著作
権を有効に保護できる方法を確立しなければならないと
いう課題があった。
【0005】また、CATV等ネットワークを使用し
て、ビデオ信号、オーディオ信号等のデータを利用する
際には、実際に利用するデータの速度(再生又は記録
時)と異なる速度で転送する。従って利用者側では利用
時の速度に変換するために、データの蓄積装置が必要に
なる。蓄積装置には書換可能な光ディスク、デジタルV
TR、半導体メモリ等がある。一方、蓄積されたデータ
は著作権を保護するために、何らかの方法で利用を制限
しなければならないが、前述した従来の蓄積装置には有
効な手段が設けられていなかった。
【0006】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、入手したデータを光ディスクに
記録することができるが、その再生使用回数を制限する
光ディスク又は光磁気ディスクの再生装置及びその再生
方法を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、ユーザデータ領域とユーザデータを管理する管理デ
ータ領域とを有する光ディスクの情報を再生する光ディ
スク再生装置であって、光ディスクにレーザ光を照射
し、管理データ領域とユーザデータ領域の情報を再生す
る再生手段と、再生手段から得られるユーザデータと管
理データとを分離するデータ分離手段と、管理データの
内容に応じて再生手段の再生レーザパワーを制御する再
生レーザパワー制御手段と、を具備したことを特徴とす
るものである。
【0008】本願の請求項2の発明では、再生レーザパ
ワー制御手段は、光ディスクの管理データ領域は通常再
生時と同等の再生レーザパワーで制御し、ユーザデータ
領域のみを再生レーザパワー以上のパワーに制御するこ
とを特徴とするものである。
【0009】本願の請求項3の発明では、再生レーザパ
ワー制御手段は、光ディスクの管理データ領域は通常再
生時と同等の再生レーザパワーで制御し、ユーザデータ
領域のみを再生レーザパワー以上で、且つ記録レーザパ
ワー以下の値で制御することを特徴とするものである。
【0010】本願の請求項4の発明では、再生レーザパ
ワー制御手段は、光ディスクの管理データ領域は通常再
生時と同等の再生レーザパワーで制御し、ユーザデータ
領域のみを再生レーザパワー以上で、且つ消去レーザパ
ワー以下の値で制御することを特徴とするものである。
【0011】本願の請求項5の発明は、ユーザデータ領
域とユーザデータを管理する管理データ領域とを有する
光ディスクの情報を再生する光ディスク再生方法であっ
て、管理データ領域に記録された管理データを規定の再
生レーザパワーで再生し、ユーザデータ領域のユーザデ
ータを読み取るとき、対応する管理データの内容に応じ
て再生用のレーザパワーを制御して再生することを特徴
とするものである。
【0012】本願の請求項6の発明は、ユーザデータ領
域とユーザデータを管理する管理データ領域とを有する
光磁気ディスクの情報を再生する光磁気ディスク再生装
置であって、光磁気ディスクにレーザ光を照射し、管理
データ領域とユーザデータ領域の情報を再生する再生手
段と、再生手段から得られるユーザデータと管理データ
とを分離するデータ分離手段と、管理データの内容に応
じて再生時に光磁気ディスクに外部磁界を印加する磁界
発生手段と、磁界発生手段の発生磁界の磁界強度を制御
する磁界制御手段と、を具備することを特徴とするもの
である。
【0013】本願の請求項7の発明は、ユーザデータ領
域とユーザデータを管理する管理データ領域とを有する
光磁気ディスクの情報を再生する光磁気ディスクの再生
装置であって、光磁気ディスクにレーザ光を照射し、管
理データ領域とユーザデータ領域の情報を再生する再生
手段と、再生手段から得られるユーザデータと管理デー
タとを分離するデータ分離手段と、管理データの内容に
応じて再生時に光磁気ディスクに外部磁界を印加する磁
界発生手段と、磁界発生手段の発生磁界の磁界強度を制
御する磁界制御手段と、管理データの内容に応じて再生
レーザパワーを制御する再生レーザパワー制御手段と、
を具備することを特徴とするものである。
【0014】本願の請求項8の発明では、磁界制御手段
は、光磁気ディスクの再生時に、ユーザデータ領域のみ
に対して外部磁界を制御することを特徴とするものであ
る。
【0015】本願の請求項9の発明では、磁界制御手段
は、光磁気ディスクの再生時に印加する磁界の強度を、
記録時の印加磁界の大きさに制御することを特徴とする
ものである。
【0016】本願の請求項10の発明では、磁界制御手
段は、光磁気ディスクの再生時に印加する磁界の強度
を、消去時の印加磁界の大きさに制御することを特徴と
するものである。
【0017】本願の請求項11の発明では、磁界制御手
段は、光磁気ディスクの再生時に、ユーザデータ領域の
みに対して外部磁界を制御するものであり、再生レーザ
パワー制御手段は、光磁気ディスクの管理データ領域は
通常再生時と同等の再生レーザパワーで制御し、ユーザ
データ領域のみを再生レーザパワー以上のパワーに制御
することを特徴とするものである。
【0018】本願の請求項12の発明は、ユーザデータ
領域とユーザデータを管理する管理データ領域とを有す
る光磁気ディスクの情報を再生する光磁気ディスク再生
方法であって、管理データ領域に記録された管理データ
を規定の再生レーザパワーで再生し、ユーザデータ領域
のユーザデータを読み取るとき、対応する管理データの
内容に応じて、光磁気ディスクに外部磁界を印加しなが
ら再生することを特徴とするものである。
【0019】本願の請求項13の発明は、ユーザデータ
領域とユーザデータを管理する管理データ領域とを有す
る光磁気ディスクの情報を再生する光磁気ディスク再生
方法であって、管理データ領域に記録された管理データ
を規定の再生レーザパワーで再生し、ユーザデータ領域
のユーザデータを読み取るとき、対応する管理データの
内容に応じて、光磁気ディスクに外部磁界を印加すると
共に、再生用のレーザパワーを制御して再生することを
特徴とするものである。
【0020】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1〜6の
発明によれば、コピー防止情報、再生回数を制限する情
報、又はそれに類する情報が管理データとしてユーザデ
ータと共にあらかじめ光ディスクに記録されている。光
ディスクの情報を再生する際、管理データ領域のデータ
を参照し、コピー防止又は制限する場合、通常の再生に
用いるレーザパワーより大きなパワーを照射して信号を
読み出す。こうすると情報を再生する毎に記録されたデ
ータが少しずつ劣化し、1回目以降の読み出しデータの
信頼性が劣化する。こうすると無制限にデータが利用さ
れにくくなる。
【0021】また本願の請求項7〜13の発明によれ
ば、コピー防止情報、再生回数を制限する情報、又はそ
れに類する情報が管理データとしてユーザデータと共に
あらかじめ光磁気ディスクに記録されている。光磁気デ
ィスクの情報を再生する際、管理データ領域のデータを
参照し、コピー防止又は制限する場合、通常の再生に用
いるレーザパワーより大きなパワーを照射したり、また
は光磁気ディスクに外部磁界を印加する。こうすると、
情報を再生する毎に記録されたデータが少しずつ劣化
し、1回目以降に読み出されるユーザデータの信頼性が
劣化する。このため無制限にデータが利用されにくくな
る。従って特定の情報に対して著作権を保護することが
できる。
【0022】
【実施例】本発明の第1実施例における光ディスク再生
装置について、図1を参照しつつ説明する。図1は第1
実施例の光ディスク再生装置の概略構成を示すブロック
図である。本図に示すように本実施例で用いられる情報
記憶媒体は、データの記録及び再生のできる光ディスク
101であり、例えば相変化型の光ディスクとする。光
ディスク101の記録再生面には、管理データ領域10
2とユーザデータ領域103とが設けられている。この
ように2つの領域に分割された光ディスク101の情報
を再生する際には、まず管理データ領域102内の管理
データを再生する。
【0023】この場合の光ピックアップ104から出力
されるレーザパワーは通常決められている値であり、こ
のパワーで再生される限り、光ディスク101を何度再
生しても記録データの劣化はほとんど生じない。再生さ
れた信号は再生信号処理器105で、再生信号の増幅、
二値化、同期合わせ、復調及び誤り訂正等の処理が行わ
れる。
【0024】再生信号処理器105で処理された信号は
データ分離器106に入力され、管理データとユーザデ
ータとに分離される。この管理データはメモリ107に
蓄積される。再生レーザパワー制御器108はメモリ1
07に蓄積された管理データの一部を参照して、再生レ
ーザパワーを制御する。例えば、管理データの中に利用
回数を制限する情報があった場合、対応するユーザデー
タを再生するとき、再生レーザパワー制御器108は通
常の再生レーザパワーよりも大きなパワーで、且つ記録
レーザパワー以下又は消去レーザパワー以下のレーザ光
を光ピックアップ104に与える。
【0025】その結果、光ディスク101のユーザデー
タ領域103から再生されるユーザデータは、光ピック
アップ104から出力されるレーザパワーが通常の再生
パワーよりも大きいために、読み出し直後の記録データ
に劣化が起こる。但し、1回目の再生に限っては、デー
タの劣化が起こる前なので、通常の再生パワーで再生し
たときと同等の信号が得られる。従って、1回目の読み
出しデータは再生信号処理器105で処理された後、デ
ータ分離器106を通って、映像・音声信号処理器10
9に入力される。映像・音声処理器109では映像信
号、音声の分離と復号、及びD/A変換処理等の処理が
行われる。そして映像信号及び音声信号が夫々外部に出
力される。ここで光ピックアップ104及び再生信号処
理器105は光ディスク101の再生手段を構成してい
る。
【0026】図2は第2実施例の光磁気ディスク再生装
置の概略構成を示すブロック図である。本実施例で用い
られる情報記憶媒体は、データの記録及び再生のできる
光磁気ディスク201である。信号の記録はレーザ光と
外部磁界の照射によって行われる。又信号の再生はレー
ザ光を照射して光の偏波面の回転を検出することにより
行われる。また信号の消去は記録時と逆方向の外部磁界
を印加することにより行われる。
【0027】図1の光ディスク101と同様に、本実施
例の光磁気ディスク201の記録再生面には管理データ
領域202とユーザデータ領域203とが設けられてい
る。光磁気ディスク201の情報を再生するには、まず
管理データ領域202内の管理データを再生する。この
場合の光ピックアップ204から出力されるレーザパワ
ーは通常決められている値であり、このパワーで再生さ
れる限り、何度再生しても記録データの劣化は生じな
い。また信号の再生時には磁界発生器209からはいか
なる磁界も発生しない。
【0028】光ピックアップ204で再生された信号は
再生信号処理器205に入力され、再生信号の増幅、二
値化、同期合わせ、復調及び誤り訂正等の処理が行われ
る。再生信号処理器205で処理された信号はデータ分
離器206に入力され、管理データとユーザデータとに
分離される。管理データはメモリ207に蓄積される。
再生レーザパワー制御器210はメモリ207に蓄積さ
れた管理データの一部を参照して、再生レーザパワーの
制御をする。
【0029】例えば、管理データの中にコピー禁止の信
号があった場合、対応するユーザデータを再生すると
き、磁界制御器208は磁界発生器209に制御信号を
与え、外部磁界を発生させる。このときの外部磁界は記
録時又は消去時の磁界強度とする。あるいは再生レーザ
パワー制御器210は通常の再生レーザパワーよりも大
きなパワーを出力するよう光ピックアップ204に制御
信号を与える。または、磁界制御器208を制御して磁
界発生器209から磁界を発生させると同時に、再生レ
ーザパワー制御器210を制御して、通常の再生レーザ
パワーよりも大きなパワーを出力させる。
【0030】以上の3つの方法のいずれかを再生時に適
用すると、光磁気ディスク201のユーザデータ領域か
ら再生されるユーザデータは、再生する度にデータの劣
化が起こる。但し、1回目の再生に限ってはデータの劣
化が起こる前にデータが読み出されるので、通常の再生
パワーで再生したときと同様の信頼性でデータが再生で
きる。つぎに再生信号処理器205で処理された1回目
の信号はデータ分離器206を通って、映像・音声信号
処理器211に入力される。映像・音声処理器211で
は、映像復号、音声復号、又はD/A変換処理等の所定
の処理が行われ、映像信号及び音声信号が夫々出力され
る。
【0031】2回目以降は、データの劣化が起こってい
るために、正常な映像出力又は音声出力を得ることが難
しくなる。また、消去時に用いられるようなレベルの磁
界とレーザパワーを印加して再生を行えば、完全にユー
ザデータは消去され、無制限のコピーを不可能にするこ
とができる。なお、以上の実施例では、ユーザデータと
して映像信号又は音声信号を挙げたが、文字信号又はコ
ンピュータデータとしてもよい。
【0032】次に、第1及び第2実施例における光ディ
スク又は光磁気ディスクの再生方法について、図3のフ
ローチャートを用いて説明する。以下の説明では光ディ
スク101及び光磁気ディスク201を光ディスクとし
て表現する。まずステップS1で光ディスクの管理デー
タを再生する。この際の再生レーザパワーは前もって規
定された値である。ステップS2で管理データの再生が
完了した後はステップS3に進み、管理データの内容を
参照する。ここで例えば再生回数を1回に制限するとい
う管理データが記録されていた場合はステップS4に移
り、ユーザデータ領域をアクセスする。
【0033】その後ステップS5に進み、再生レーザパ
ワーを切り換えて、通常の再生レーザパワーよりも高く
設定する。この場合、再生レーザパワーの設定値は消去
時のレーザパワーに設定すれば、再生しながら確実にデ
ータを消すことが可能である。つぎにステップS6に進
み、光ディスクのユーザデータ領域を再生する。次のス
テップS7で再生が完了したならばステップS8に進
み、再び元の再生レーザパワーに戻して一連の動作を完
了する。
【0034】なおステップS3で劣化なしの許容再生回
数がn(n>1)回と登録されている場合は、ステップ
S5の処理で(n−1)回まで再生レーザパワーを増加
させないものとする。又光ピックアップ204及び再生
信号処理器205は、光磁気ディスク201の再生手段
を構成している。
【0035】また、光磁気ディスクの場合は、このフロ
ーチャートと同様に再生レーザパワーを切り換える代わ
りに、外部磁界の強度(オン/オフも含む)の制御を行
うか、あるいは再生レーザパワーの切り換えと同時に外
部磁界の強度(オン/オフも含む)の制御を行う。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、書換可能
な光ディスク又は光磁気ディスクに記録したビデオ信
号、オーディオ信号、又はその他デジタルデータを、読
み出し回数に応じてデータを劣化させることができる。
このため特定の情報に対してその情報の読み出し又はコ
ピーを無制限に行うとが禁止でき、著作権の保護に有効
となる。また、CATV等ネットワークから送信された
ビデオ信号、オーディオ信号等の情報に対しても、一旦
それらの情報がバッファとしての光ディスク又は光磁気
ディスクに記憶される限り、著作権保護の作用が働く。
また規定回数以上にディスクを再生しても、その情報の
品質は多少失われるものの、その内容はユーザが把握す
ることができる。特に再生回数に比例して情報の品質が
劣化するのが大きな特徴である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における光ディスク再生装
置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2実施例における光磁気ディスク再
生装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の各実施例における光ディスク又は光磁
気ディスクの再生方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 光ディスク 102,202 管理データ領域 103,203 ユーザデータ領域 104,204 光ピックアップ 105,205 再生信号処理器 106,206 データ分離器 107,207 メモリ 108,210 再生レーザパワー制御器 109,211 映像・音声信号処理器 201 光磁気ディスク 208 磁界制御器 209 磁界発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 19/12 501 K 7525−5D N 7525−5D 27/00 D 9463−5D

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザデータ領域とユーザデータを管理
    する管理データ領域とを有する光ディスクの情報を再生
    する光ディスク再生装置において、 前記光ディスクにレーザ光を照射し、管理データ領域と
    ユーザデータ領域の情報を再生する再生手段と、 前記再生手段から得られる前記ユーザデータと前記管理
    データとを分離するデータ分離手段と、 前記管理データの内容に応じて前記再生手段の再生レー
    ザパワーを制御する再生レーザパワー制御手段と、を具
    備したことを特徴とする光ディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 前記再生レーザパワー制御手段は、 前記光ディスクの管理データ領域は通常再生時と同等の
    再生レーザパワーで制御し、前記ユーザデータ領域のみ
    を再生レーザパワー以上のパワーに制御するものである
    ことを特徴とする請求項1記載の光ディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 前記再生レーザパワー制御手段は、 前記光ディスクの管理データ領域は通常再生時と同等の
    再生レーザパワーで制御し、前記ユーザデータ領域のみ
    を再生レーザパワー以上で、且つ記録レーザパワー以下
    の値で制御するものであることを特徴とする請求項1記
    載の光ディスク再生装置。
  4. 【請求項4】 前記再生レーザパワー制御手段は、 前記光ディスクの管理データ領域は通常再生時と同等の
    再生レーザパワーで制御し、前記ユーザデータ領域のみ
    を再生レーザパワー以上で、且つ消去レーザパワー以下
    の値で制御するものであることを特徴とする請求項1記
    載の光ディスク再生装置。
  5. 【請求項5】 ユーザデータ領域とユーザデータを管理
    する管理データ領域とを有する光ディスクの情報を再生
    する光ディスク再生方法であって、 前記管理データ領域に記録された管理データを規定の再
    生レーザパワーで再生し、 前記ユーザデータ領域のユーザデータを読み取るとき、
    対応する管理データの内容に応じて再生用のレーザパワ
    ーを制御して再生することを特徴とする光ディスク再生
    方法。
  6. 【請求項6】 ユーザデータ領域とユーザデータを管理
    する管理データ領域とを有する光磁気ディスクの情報を
    再生する光磁気ディスク再生装置において、 前記光磁気ディスクにレーザ光を照射し、管理データ領
    域とユーザデータ領域の情報を再生する再生手段と、 前記再生手段から得られる前記ユーザデータと前記管理
    データとを分離するデータ分離手段と、 前記管理データの内容に応じて再生時に前記光磁気ディ
    スクに外部磁界を印加する磁界発生手段と、 前記磁界発生手段の発生磁界の磁界強度を制御する磁界
    制御手段と、を具備することを特徴とする光磁気ディス
    ク再生装置。
  7. 【請求項7】 ユーザデータ領域とユーザデータを管理
    する管理データ領域とを有する光磁気ディスクの情報を
    再生する光磁気ディスクの再生装置において、 前記光磁気ディスクにレーザ光を照射し、管理データ領
    域とユーザデータ領域の情報を再生する再生手段と、 前記再生手段から得られる前記ユーザデータと前記管理
    データとを分離するデータ分離手段と、 前記管理データの内容に応じて再生時に前記光磁気ディ
    スクに外部磁界を印加する磁界発生手段と、 前記磁界発生手段の発生磁界の磁界強度を制御する磁界
    制御手段と、 前記管理データの内容に応じて再生レーザパワーを制御
    する再生レーザパワー制御手段と、を具備することを特
    徴とする光磁気ディスク再生装置。
  8. 【請求項8】 前記磁界制御手段は、 前記光磁気ディスクの再生時に、前記ユーザデータ領域
    のみに対して外部磁界を制御するものであることを特徴
    とする請求項6記載の光磁気ディスク再生装置。
  9. 【請求項9】 前記磁界制御手段は、 前記光磁気ディスクの再生時に印加する磁界の強度を、
    記録時の印加磁界の大きさに制御するものであることを
    特徴とする請求項6記載の光磁気ディスク再生装置。
  10. 【請求項10】 前記磁界制御手段は、 前記光磁気ディスクの再生時に印加する磁界の強度を、
    消去時の印加磁界の大きさに制御するものであることを
    特徴とする請求項6記載の光磁気ディスク再生装置。
  11. 【請求項11】 前記磁界制御手段は、 前記光磁気ディスクの再生時に、前記ユーザデータ領域
    のみに対して外部磁界を制御するものであり、 前記再生レーザパワー制御手段は、 前記光磁気ディスクの管理データ領域は通常再生時と同
    等の再生レーザパワーで制御し、前記ユーザデータ領域
    のみを前記再生レーザパワー以上のパワーに制御するも
    のであることを特徴とする請求項7記載の光磁気ディス
    ク再生装置。
  12. 【請求項12】 ユーザデータ領域とユーザデータを管
    理する管理データ領域とを有する光磁気ディスクの情報
    を再生する光磁気ディスク再生方法であって、 前記管理データ領域に記録された管理データを規定の再
    生レーザパワーで再生し、 前記ユーザデータ領域のユーザデータを読み取るとき、
    対応する管理データの内容に応じて、前記光磁気ディス
    クに外部磁界を印加しながら再生することを特徴とする
    光磁気ディスク再生方法。
  13. 【請求項13】 ユーザデータ領域とユーザデータを管
    理する管理データ領域とを有する光磁気ディスクの情報
    を再生する光磁気ディスク再生方法であって、 前記管理データ領域に記録された管理データを規定の再
    生レーザパワーで再生し、 前記ユーザデータ領域のユーザデータを読み取るとき、
    対応する管理データの内容に応じて、前記光磁気ディス
    クに外部磁界を印加すると共に、再生用のレーザパワー
    を制御して再生することを特徴とする光磁気ディスク再
    生方法。
JP6309754A 1994-11-18 1994-11-18 光ディスク、光磁気ディスクの再生装置及びその再生方法 Withdrawn JPH08147856A (ja)

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