JPH11306546A - 光記録媒体及び記録媒体再生装置 - Google Patents

光記録媒体及び記録媒体再生装置

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JPH11306546A
JPH11306546A JP10104987A JP10498798A JPH11306546A JP H11306546 A JPH11306546 A JP H11306546A JP 10104987 A JP10104987 A JP 10104987A JP 10498798 A JP10498798 A JP 10498798A JP H11306546 A JPH11306546 A JP H11306546A
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JP10104987A
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Jun Hirai
純 平井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクなどの記録媒体に記録されたデー
タのコピーが、限られた回数だけに制限できるようにす
る。 【解決手段】 記録媒体D1に記録されたデータを再生
して所定のデータを判別したとき、この記録媒体に記録
されたソフトウェアの再生時に、他の記録媒体へのコピ
ーを許可する制御を所定回だけ行う制御手段17と、所
定のデータの記録箇所t1 を破壊する記録トラック破壊
手段12とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクなどの
光記録媒体と、その光記録媒体などの記録媒体を再生す
る再生装置に関し、特に光記録媒体などの記録媒体に記
録されたデータの不正コピー防止技術に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクを利用した再生装置が各種実
用化されている。例えば、所定の方式で変調された2値
データ(1又は0のデジタルデータ)を、ディスクの信
号記録面にピットの形成で記録しておき、再生時にその
ピットの有無をディスクの信号記録面に照射したレーザ
光の戻り光から検出して、記録された2値データを再生
する処理を行うようにしたものがある。このような光デ
ィスクを使用したものとしては、例えばデジタルオーデ
ィオデータや各種プログラムデータなどのパッケージプ
ログラムを記録するCD(コンパクトディスク)や、デ
ジタル映像データや各種プログラムデータなどのパッケ
ージプログラムを記録するDVD(デジタルビデオディ
スク又はデジタルバーサリティディスク)などが実用化
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の光
ディスクに記録されたデータは、デジタルデータである
ため、その光ディスクから再生したデータを、そのまま
他の記録媒体(光ディスク,光磁気ディスク,磁気テー
プなど)に記録させれば、ほとんどデータに劣化がない
状態で、データのコピーをとることが可能である。この
ため、無制限にコピーを認めると、光ディスクに記録さ
れたプログラムの著作権などを保護する上で問題があ
り、通常は何らかのコピー防止処理を施してある。例え
ば、デジタルコピーを1回行う毎に、その複製されたプ
ログラム側に何らかのコードを記録して、デジタルコピ
ーできる世代数を所定数に制限するシリアルコピーマネ
ージメントシステム(SCMS)が実用化されている。
また、光ディスクなどから再生装置で再生されて出力さ
れるデータに、何らかの処理を施して、コピーをしたと
き、正常にそのデータが記録できないようにする方式を
採用したシステムもある。
【0004】ここで、シリアルコピーマネージメントシ
ステムは、デジタルコピーできる世代数を制限するシス
テムであるので、基本的にコピーできる数そのものを制
限するシステムではなく、複製されたプログラムが多数
発生するような事態を防止することはできない。即ち、
シリアルコピーマネージメントシステムでコピーを制限
する場合には、例えば1世代だけはコピーを認めて、2
世代以降はコピーを認めないシステムとしてあり、親と
なる記録媒体(ディスク)から子の記録媒体へのコピー
は制限されず、コピーされた子の記録媒体から孫の記録
媒体へのコピーだけが制限されるものである。従って、
親となるディスクがあれば、コピーされたディスクを何
枚でも製作でき、コピーされる数そのものを制限するこ
とにはならない。例えば、オーディオデータや映像デー
タなどが記録された光ディスクが不特定多数の者を相手
にレンタルされていた場合、そのディスクを借りた者
は、誰でもコピーできることになってしまう。
【0005】また、再生装置から出力されるデータに、
コピーできないような処理を施す場合には、基本的に常
時コピーを制限することになるので、1〜2回程度の制
限されたある程度の回数だけコピーを認めたいような場
合には、適用することができない。
【0006】本発明はかかる点に鑑み、光記録媒体から
のコピーが、限られた回数だけに制限できるようにする
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の光記録媒体は、少なくとも所定のデータの記
録エリアが、その光記録媒体への所定のレーザ光の照射
で破壊されるように構成したものである。
【0008】かかる構成の光記録媒体によると、その所
定のデータ記録エリアのデータ破壊状態により、コピー
禁止処理を行うことが可能になる。
【0009】また本発明の記録媒体再生装置は、記録媒
体に記録されたデータを再生して所定のデータを判別し
たとき、この記録媒体に記録されたソフトウェアの再生
時に、他の記録媒体へのコピーを許可する制御を所定回
だけ行う制御手段と、所定のデータの記録箇所を破壊す
る記録トラック破壊手段とを備えたものである。
【0010】かかる構成の記録媒体再生装置によると、
記録媒体に所定のデータが正しく記録されているときだ
け、所定の回数コピーが許可されると共に、この所定の
データの記録箇所を破壊するので、この装置での所定の
回数を越えるコピーや、他の再生装置を使用したコピー
は出来なくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
添付図面を参照して説明する。
【0012】本例においては、光ディスクの再生装置1
0で再生したデータを、記録装置20で所定の記録媒体
に記録する処理を行う構成としてあり、図1はその再生
装置10と記録装置20の構成を示す図である。
【0013】まず、本例の再生装置10で再生される光
ディスクD1の構成について説明すると、この光ディス
クD1としては、信号記録面にピット又はこれに相当す
るものの形成でトラックが形成され、このトラックにレ
ーザ光を照射することで、データの記録状態が再生装置
側で検出されて、再生データが得られるものである。
【0014】そして本例の再生装置10で再生される光
ディスクD1には、再生時に最初に再生されるエリアで
あるリードインエリアなどの制御情報が記録されたエリ
アに、この光ディスクD1に記録されたソフトウェア毎
に付与された識別コードであるISRC(Internationa
l Standard Recording Code )のデータが記録されてい
ると共に、コピー情報についても必要な場合には記録さ
せてある。このコピー情報は、このディスクに記録され
たソフトウェアのコピーを制限する情報である。例え
ば、何回までコピーを認めるか、或いは全くコピーを認
めないか、等の情報である。ここでは、リードインエリ
ア内のトラックt1 にコピー情報が記録されているもの
とする。また、このコピー情報は、例えば所定の方式に
より暗号化して記録する。
【0015】この場合、少なくともトラックt1 に関し
ては、再生用のパワーの数倍のパワーのレーザ光を信号
記録面に照射したときには、そのトラックが破壊され
て、その位置に記録されたデータを読出すことができな
い状態になる材質で構成してある。ディスク全体を、こ
のような材質で構成しても良い。
【0016】このような特性を有する光ディスクD1と
しては、書込み可能な光ディスクであるCD−Rなどで
実用化されているように、例えば所定の色素を使用し
て、データの記録トラックを形成することで可能であ
る。また、その他の方法で形成しても良い。
【0017】なお、本例の光ディスクD1に記録される
データには、いわゆる電子透かし技術と称される特殊な
変調処理により、暗号化されたコピー情報などのデータ
を重畳して記録するようにしても良い。
【0018】次に、このように構成される光ディスクD
1を再生する再生装置10の構成について説明する。再
生装置10に装着された光ディスクD1はスピンドルモ
ータ11により回転駆動される。この回転駆動される際
の回転速度については、この再生装置10の制御部17
により制御され、通常の速度(線速度一定又は角速度一
定)でのスピンドルサーボ制御の他に、後述する記録ト
ラック破壊時には通常の速度の数分の1の回転速度とな
るスピンドルサーボ制御が行われる。
【0019】スピンドルモータ11で回転駆動された光
ディスクD1の信号記録面には、光学ピックアップ12
からの再生用レーザ光が照射され、この照射されたレー
ザ光の戻り光を光学ピックアップ12内で検出し、その
検出した状態から、ディスクD1に記録されているデー
タを再生する。光学ピックアップ12は、制御部17の
制御に基づいてディスクD1の所定の半径位置のトラッ
クのデータを再生する。
【0020】光学ピックアップ12で検出された再生信
号は、データ復調部13に供給して復調処理を行い、そ
の復調されたデータを再生データ処理部14に供給し、
エラー訂正などの再生処理を行い、その処理された再生
データを出力端子15から出力させる。また、光ディス
クD1の所定のトラック(例えばディスク再生時に最初
に再生されるリードインエリアのトラック)に記録され
た制御データを、データ復調部13で復調した後、コピ
ー情報検出部16と制御部17に供給する。コピー情報
検出部16では、制御データに含まれるコピー情報を検
出して、その検出したコピー情報を制御部17に供給す
る。制御部17では、このコピー情報の他に、それぞれ
の光ディスクに記録されたソフトウェア毎に付与された
識別コードであるISRCなどを判断する。
【0021】制御部17には、判別した識別コード(I
SRC)や、コピー情報などを記憶するメモリ19が接
続してある。このメモリ19は、例えば不揮発性のメモ
リを使用して、記憶データが消失しないような構成とし
てある。
【0022】また再生装置10は、記録装置20側との
間で制御データを伝送するための端子18を備え、この
制御部17から出力される制御データが端子18から記
録装置20側に供給されると共に、記録装置20側から
入力される制御データが端子18から制御部17に供給
される構成としてある。
【0023】次に、記録装置20の構成について説明す
ると、再生装置10の出力端子15から出力される再生
データを、入力端子21から記録データ処理部22に供
給し、記録用のデータ処理を行った後、データ変調部2
3に供給して記録用の変調処理を行う。そして、データ
変調部23で変調された信号を光学ピックアップ24に
供給し、光学ピックアップ24からディスクD2に照射
する記録用のレーザ光を、記録信号で変調し、ディスク
D2にデータを記録する。記録データ処理部22,デー
タ変調部23,光学ピックアップ24での処理は、この
記録装置20の制御部25の制御により実行され、ディ
スクD2を回転駆動させるスピンドルモータ26につい
ても、制御部25によりサーボ制御される。
【0024】ここで説明した記録装置20の構成は、記
録媒体としてレーザ光により書込み可能な光ディスクを
使用した場合の例であり、記録媒体として他のものを使
用した場合には構成が異なる。例えば、記録媒体として
光磁気ディスクを使用した場合には、ディスクにレーザ
光を照射する光学ピックアップの他に、記録信号により
磁界変調する磁気ヘッドが必要になる。また、ディスク
以外の記録媒体(磁気テープなど)を使用した記録装置
として構成しても良い。
【0025】次に、本例の再生装置10に装着された光
ディスクを再生する際の処理と、その再生したデータを
記録装置20にて記録する際の処理を、図2,図3のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0026】まず、再生装置10に装着された光ディス
クD1を再生する際には、図2のフローチャートに示す
コピー情報の登録処理が、制御部17の制御により行わ
れる。即ち、この再生装置10に装着されたディスクD
1の再生操作が行われると(ステップ101)、このデ
ィスクD1の所定のトラックt1 に記録されたコピー情
報を再生して、この再生したコピー情報をコピー情報検
出部16で検出できたか否か判断する(ステップ10
2)。ここで、コピー情報が検出できないと判断したと
きには、コピー情報の登録処理を終了する。
【0027】そして、ステップ102でコピー情報が検
出できた場合、このコピー情報の暗号解読処理を制御部
17内で行い(ステップ103:暗号化されている場
合)、その解読したコピー情報が、コピーを許可するこ
とを示す情報であるか否か判断する(ステップ10
4)。ここで、コピーを全く認めない情報である場合に
は、コピー情報の登録処理を終了する。
【0028】そして、ステップ104でコピーを許可す
る情報であると判断したときには、制御部17に接続さ
れたメモリ19に、コピー情報をソフトウェアの識別コ
ード(ISRC)と共に記憶させる(ステップ10
5)。このコピー情報の記憶処理を行った後には、光デ
ィスクD1のコピー情報の記録トラックt1 を破壊する
処理を行う(ステップ106)。
【0029】このコピー情報の記録トラックt1 を破壊
する処理を行う際には、制御部17がスピンドルモータ
11に指令を送って、ディスクD1を回転駆動させる速
度を、通常速度の数分の1の速度の低速に設定させた上
で、光学ピックアップ12から該当するトラックt1
再生用のパワーのレーザ光を照射する。このように処理
することで、ディスクの回転速度が遅い分だけ、ディス
クのトラックt1 に照射されるレーザ光は、結果的に強
いパワーになり、そのトラックt1 に記録されたデータ
が破壊されて、トラックt1 に記録されたデータを以後
は読出せない状態になる。即ち、例えばディスクD1と
して色素を使用して信号記録面のデータ記録トラックが
形成されている場合、この色素の変化はレーザ光の照射
の積分値で効くので、ディスク回転速度が低下すれば、
ディスクに照射されるレーザ光のパワーが相対的に強く
なったことになり、記録用のパワーのレーザ光を照射し
たのと同じ状態になり、そのトラックに記録されたデー
タを破壊することができる。
【0030】なお、ここではディスクの回転速度を数分
の1に設定して記録データを破壊するようにしたが、デ
ィスクの回転を止めた状態でレーザ光を照射して、記録
データを破壊したり、或いはディスク表面に何らかの方
法で傷を付けるなどの方法で記録データを読出せないよ
うにしても良い。
【0031】次に、本例の再生装置10と記録装置20
とを接続して、再生装置10で光ディスクD1から再生
されるデータを、記録装置20に装着されたディスクD
2に記録させるコピーを行う際の処理を、図3のフロー
チャートを参照して説明する。
【0032】このコピー操作が行われたときには、まず
再生装置10の制御部17がディスクD1を再生して
(ステップ111)、そのディスクD1に記録された識
別コード(ISRC)を検出する(ステップ112)。
そして、検出した識別コードが、この再生装置10のメ
モリ19に記憶された識別コードと一致するか否か判断
する(ステップ113)。
【0033】ここで、識別コードがメモリ19に記憶さ
れたコードと一致したときには、この識別データと共に
メモリ19に記憶されたコピー情報を判断して、何回コ
ピーを許可する情報であるか判断し、コピーを1回以上
許可する情報であるとき、ディスクD1から再生した信
号を、再生データ処理部14から出力端子15を介して
記録装置20に送り出すことを許可する指令を、再生デ
ータ処理部14に送る(ステップ114)。
【0034】そして、ステップ113で検出した識別コ
ードがメモリ19に記憶されてない場合、或いは識別コ
ードが記憶されていても、その識別コードと共に記憶さ
れたコピー情報で、全くコピーを許可しないことが示さ
れている場合には、コピーを許可しない処理を行う。こ
のコピーを許可しない処理としては、例えばコピーを許
可しないことを示す制御データを記録装置20側の制御
部25に送る。
【0035】ステップ114で再生データの送り出し許
可を行った後は、再生データに電子透かし処理でコピー
を禁止する情報がディスクに記録されているか否か制御
部17が判断し(ステップ115)、コピーを禁止する
情報がある場合には、コピーを許可しない処理を行う。
【0036】そして、電子透かし処理でコピー禁止情報
を検出しない場合(或いは電子透かし処理されたデータ
を検出できない場合)には、再生装置10の制御部17
から記録装置20の制御部25に対して記録動作を開始
させる制御指令を送り、記録装置20側で再生装置10
から供給される再生データをデジタルD2に記録させる
(ステップ116)。そして、再生装置10の制御部1
7では、メモリ19に記憶された該当するディスクのコ
ピー情報に、コピー履歴を付加させて記憶させる処理を
行う(ステップ117)。
【0037】コピー履歴の具体例としては、例えば本来
のコピー情報でコピーを1回だけ許可する情報となって
いたときに、このフローチャートに示すようにコピー処
理を行ったとき、コピー履歴1回ありの情報を付加す
る。このようにコピー履歴の情報を付加することで、以
後はコピーを許可しないコピー情報(或いはコピーを許
可する回数が少なくなった情報)と同じように機能す
る。
【0038】このように処理を行うことで、再生装置1
0で最初にディスクD1を再生したときに、光ディスク
D1に記録されたコピー情報が読出されて、その読出さ
れたコピー情報の記録エリアが破壊されて、以後はディ
スクからコピー情報が読出せない状態になる。コピーを
実行する際には、再生装置10に読出されて記憶された
コピー情報に基づいて、コピーを許可する制御が行わ
れ、コピー情報に基づいた適切なコピー制御ができる。
このため、コピー情報で示された回数までのコピーだけ
が許可され、ディスクD1に記録されたデータのコピー
が多数作成されてしまうことがなく、従来のシリアルコ
ピーマネージメントシステムなどに比べて、コピーされ
る数を確実に制限できる。また、例えば再生装置10以
外の他の再生装置で再生させてコピーさせようとして
も、その再生装置ではコピー情報を読出すことができ
ず、コピーが許可されない状態となり、この点からも有
効にコピーを制限できる効果を有する。
【0039】なお、上述した実施の形態では、コピーを
許可するとき、再生装置10に接続された記録装置20
側に記録を許可する信号を送るようにしたが、再生信号
そのものを処理して、コピー許可処理を行うようにして
も良い。即ち、例えばコピーを許可しない場合には、再
生データ処理部14から出力される再生データに、何ら
かの処理を施して、他の記録媒体に記録させたとき、デ
ータが乱れるようにし、コピーを許可するときだけ、そ
の再生データ処理部でのデータ処理を解除して、記録時
のデータの乱れがないようにしても良い。これらのコピ
ーを許可したり禁止したりする制御処理は、従来から知
られている各種処理が適用できる。
【0040】また、図3のフローチャートを参照して説
明したコピー時の処理は、再生装置10から少なくとも
2倍速などの通常時よりも早い転送レートでデータを再
生させて、その早い転送レートの再生データを記録装置
20で記録させるときにだけ適用するようにしても良
い。このようにすることで、コピーが短時間で簡単に行
えるいわゆる高速コピー時にだけコピー防止が有効に機
能する。この場合、再生装置10と記録装置20が一体
に構成されている場合、2台の装置を接続する作業が必
要なく適正にコピーが行え、不正コピー防止が有効に機
能する。
【0041】なお上述した実施の形態では、再生装置で
再生する光ディスクの具体的な信号フォーマットなどに
ついては特に説明しなかったが、従来から存在する各種
フォーマットの光ディスクに適用できるものである。例
えば、デジタルオーディオデータや各種プログラムデー
タなどを記録するCD(コンパクトディスク)や、デジ
タル映像データや各種プログラムデータなどを記録する
DVD(デジタルビデオディスク又はデジタルバーサリ
ティディスク)などのディスクに適用出来るものであ
る。
【0042】また、上述した実施の形態でコピーを許可
する条件として、何らかの方法により課金することとな
っているとき、その課金を行う処理を同時に行うように
しても良い。
【0043】
【発明の効果】請求項1に記載した光記録媒体による
と、例えば所定のデータ記録エリアにコピーを許可する
データを記録しておくことで、このコピーを許可するデ
ータを再生できたときだけコピーが許可され、このコピ
ーを許可するデータの記録エリアが破壊された後は、全
くコピーができない状態に制限され、コピー禁止処理を
効率良く行うことが可能になる。
【0044】請求項2に記載した光記録媒体によると、
請求項1に記載した発明において、所定のデータとし
て、コピーの制限に関するデータとしたことで、コピー
禁止処理が有効に機能するようになる。
【0045】請求項3に記載した記録媒体再生装置によ
ると、記録媒体に所定のデータが正しく記録されている
ときだけ、所定の回数コピーが許可されると共に、この
所定のデータの記録箇所を破壊するので、この装置での
所定の回数を越えるコピーや、他の再生装置を使用した
コピーは出来なくなり、コピー回数を制限した確実なコ
ピー禁止処理を実現することができる。
【0046】請求項4に記載した記録媒体再生装置によ
ると、請求項3に記載した発明において、コピーを許可
する制御を行ったとき、このコピーを許可する制御を行
ったことを、ソフトウェアに固有の識別コードと共に記
憶するメモリを備えたことで、このメモリの記憶データ
に基づいて、コピーされる回数の制限処理が確実に行え
る。
【0047】請求項5に記載した記録媒体再生装置によ
ると、請求項3に記載した発明において、記録トラック
破壊手段として、再生手段により再生用レーザ光を記録
媒体に照射する制御を行うと共に、このときの記録媒体
の駆動状態を通常の再生時と異なる状態に制御する処理
を行う手段としたことで、比較的出力の小さい再生用レ
ーザ光を使用して記録トラックの破壊処理を行うことが
可能になり、簡単な構成で記録トラックを破壊できるよ
うになる。
【0048】請求項6に記載した記録媒体再生装置によ
ると、請求項3に記載した発明において、再生手段で光
記録媒体に記録されたデータを通常の再生速度の少なく
とも2倍以上の速度で再生したときだけ、制御手段がデ
ータ判別手段の判別に基づいたコピーを許可する信号の
出力処理を行うことで、いわゆる高速コピー時にコピー
制限処理が有効に機能するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による装置の構成の一例
を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態によるコピー情報登録処
理の例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施の形態によるコピー時の処理の
例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…再生装置、11…スピンドルモータ、12…光学
ピックアップ、16…コピー情報検出部、17…制御
部、19…メモリ、D1…ディスク、t1 …コピー情報
記録トラック

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ記録トラックが所定の状態で形成
    され、そのトラックへのレーザ光の照射でデータが再生
    される光記録媒体において、 上記データ記録トラックとして、少なくとも所定のデー
    タの記録エリアを、その光記録媒体への所定のレーザ光
    の照射で破壊されるように構成した光記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光記録媒体において、 上記所定のデータとして、コピーの制限に関するデータ
    とした光記録媒体。
  3. 【請求項3】 所定のソフトウェアが記録された記録媒
    体に記録されたデータを再生する再生手段と、 該再生手段で再生されたデータから所定のデータを判別
    するデータ判別手段と、 該データ判別手段で上記所定のデータを判別したとき、
    この記録媒体に記録されたソフトウェアを再生する際
    に、他の記録媒体へのコピーを許可する制御を所定回だ
    け行う制御手段と、 上記データ判別手段が判別したデータの記録箇所を破壊
    する記録トラック破壊手段とを備えた記録媒体再生装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の記録媒体再生装置におい
    て、 上記コピーを許可する制御を行ったとき、このコピーを
    許可する制御を行ったことを、上記ソフトウェアに固有
    の識別コードと共に記憶する記憶手段を備えた記録媒体
    再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の記録媒体再生装置におい
    て、 上記記録トラック破壊手段として、上記再生手段により
    再生用レーザ光を上記記録媒体に照射する制御を行うと
    共に、このときの上記記録媒体の駆動状態を通常の再生
    時と異なる状態に制御する処理を行う手段とした記録媒
    体再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の記録媒体再生装置におい
    て、 上記再生手段で上記光記録媒体に記録されたデータを通
    常の再生速度の少なくとも2倍以上の速度で再生したと
    きだけ、 上記制御手段が上記データ判別手段の判別に基づいたコ
    ピーを許可する信号の出力処理を行う記録媒体再生装
    置。
JP10104987A 1998-04-15 1998-04-15 光記録媒体及び記録媒体再生装置 Pending JPH11306546A (ja)

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