JPH08146876A - 展示カード保持体用ばねクリップ - Google Patents

展示カード保持体用ばねクリップ

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JPH08146876A
JPH08146876A JP28648794A JP28648794A JPH08146876A JP H08146876 A JPH08146876 A JP H08146876A JP 28648794 A JP28648794 A JP 28648794A JP 28648794 A JP28648794 A JP 28648794A JP H08146876 A JPH08146876 A JP H08146876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slip sheet
card holder
clip
spring clip
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP28648794A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Niwa
健二 丹羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruzen Seisakusho KK
Original Assignee
Maruzen Seisakusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリップの組み立て後でも、容易に滑り止め
シートの取り付けができるとともに、長期にわたって、
滑り止め機能を維持可能な展示カード保持体用ばねクリ
ップを提供すること。 【構成】 展示カード保持体11を、所定箇所に配置す
るための取り付け手段として使用するプラスチック製の
ばねクリップ13。クリップ本体23の挟持部25の対
向面に、エラストマー製の滑り止めシート27が固着さ
れている。該固着の態様が、滑り止めシート27の先端
側に裏側に湾曲して形成された係合部31が挟持部先端
部25aの外側に係合するとともに、挟持部25と滑り
止めシート27との固着面間が、一方に形成された止め
孔33に他方に対応して形成された嵌着突起35が嵌着
して結合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デパートや量販店等の
売り場で、商品に対する興味を顧客に喚起させるために
商標・宣伝文句等を意匠性を付与して記載した展示カー
ド(いわゆるポップカード)を、即ち、展示カード保持
体を、所定箇所に配置するための取り付け手段として使
用するプラスチック製のばねクリップに関する。特に、
什器(洋服陳列ハンガー等)における丸パイプの構造棒
の所定箇所に配置するのに好適な発明である。
【0002】
【従来の技術】上記のようなばねクリップは、ばねクリ
ップの挟持部の対向面は凹湾曲面に形成されているが、
展示カードを取付ける什器の構造棒は通常、金属製丸パ
イプであるため、該丸パイプをばね力で挟持したけで
は、展示カード(特に大形の展示カード)を保持した場
合、重力等の作用で容易に回動し、展示カードを安定し
て所定方向に維持することが困難である。
【0003】このため、従来はばねクリップの挟持部の
対向面に、エラストマー製の滑り止めシートを両面テー
プまたは接着剤を使用して貼着していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記滑り止め
シートの貼着(取り付け)は、クリップを組み立て後に
行うことは面倒である。ばねクリップの使用態様によっ
ては、滑り止めシートを貼着することが不要な場合があ
る。
【0005】また、接着剤の経時劣化により滑り止めシ
ートが剥れてくるおそれがあり、長期にわたって、滑り
止め機能を維持させることは困難であった。
【0006】本発明は、上記にかんがみて、クリップの
組み立て後でも、容易に滑り止めシートの取り付けがで
きるとともに、長期にわたって、滑り止め機能を維持可
能な展示カード保持体用ばねクリップ及びそれに使用す
る滑り止めシートを提供することを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1) 請求項1・2に係る本発明の展示カード保持体用ば
ねクリップは、上記課題を、下記構成により解決するも
のである。
【0008】展示カード保持体を、所定箇所に配置する
ための取り付け手段として使用するプラスチック製のば
ねクリップであって、クリップ本体の挟持部の対向面
に、エラストマー製の滑り止めシートが固着されている
ものにおいて、該固着の態様が、滑り止めシートの先端
側に裏側に湾曲して形成された係合部が挟持部先端部の
外側に係合するとともに、挟持部と滑り止めシートとの
固着面間が、一方に形成された止め孔に他方に対応して
形成された嵌着突起が嵌着して結合されている構成であ
ることを特徴とする。
【0009】(2) 請求項3に係る本発明の展示カード保
持体用ばねクリップの滑り止めシートは、上記課題を、
下記構成により解決するものである。
【0010】請求項1または2に使用する滑り止めシー
トであって、挟持部の先端部の外側に係合する先端側で
裏側に湾曲して形成された係合部と、挟持部の中間位置
に形成された止め孔に嵌着する嵌着突起とを有し、滑り
止めシートの取り付けに際して、挟持部の止め孔を内側
から貫通して外側に突出し引張切断可能な把持ピン部を
記嵌着突起の先端に有していることを特徴とする展示カ
ード保持体用ばねクリップの滑り止めシート。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図例に基づいて説明
する。
【0012】本実施例の展示カード保持体用ばねクリッ
プの一例を、図1〜3に示す。
【0013】(1) 展示カード保持体11を、所定箇所に
配置するための取り付け手段として使用するプラスチッ
ク製のばねクリップ13である(図6参照)。ここで、
展示カード保持体11も、図例では、ばねクリップ方式
であるが、二点鎖線の如く、カード挿入方式のもの11
A等、特に限定されない。また、展示カードの展示角度
の調製自在なように、展示カード保持体11及びばねク
リップ13は、それぞれ、一端に球プラグ15a及び1
7aを有する支持棒部15、17を備え、両端に球プラ
グ19aを有する連結ロッド19、及び2個の両口球受
けソケット21、21を介して連結されている。この態
様も特に限定されるものではない。
【0014】ここで、両口球受けソケット21、21
は、通常、ばね弾性を有するPP等の合成樹脂材料で成
形し、展示カード保持体11、ばねクリップ本体23、
及び連結ロッド19は、アクリル樹脂・スチレン樹脂等
の透明樹脂(意匠性の見地から)で成形する。
【0015】(2) 図1〜3に示す如く、クリップ本体2
3の挟持部25の対向面に、エラストマー製の滑り止め
シート27が固着されている。ここで、クリップ本体2
3は、一対の半割体24、24Aが、C型板ばね29で
連結され、一方の半割体24に支持棒部17が一体化さ
れた構成であるが、ばねはコイル型挟みばね等であって
もよい。また、各半割体24、24の両側部外側に沿っ
て補強リブ24a、24aが形成されている。なお、滑
り止めシート27は、汎用のエラストマー材料で成形す
る。
【0016】そして、本実施例では、固着の態様が、滑
り止めシート27の先端側に裏側に湾曲して形成された
係合部31が挟持部先端部25aの外側に係合するとと
もに、挟持部25の中間位置に形成された止め孔33に
滑り止めシート27の裏側に形成された嵌着突起35が
嵌着する構成である。
【0017】ここで、滑り止めシート27の係合部31
は、係合の確実さをより担保するため、袋状に係合湾曲
部のみでもよい。
【0018】止め孔33と嵌着突起35とは、単なる密
嵌等の嵌着でもよいがアンダーカット止めされることが
望ましく、止め孔33に係合段部33aが形成されると
ともに、嵌着突起35は、膨出係合頭部35aを有して
いる。
【0019】図例は止め孔33と嵌着突起33とは、各
挟持部25ごとに2個であるが、必要により、1個また
は3個でもよい。なお、図示しないが、止め孔と嵌着突
起との関係を逆にしてもよい。即ち、止め孔を滑り止め
シート27側に設け、嵌着突起を挟持部25側に設け、
滑り止めシート27に裏面(固着面)側から嵌着突起が
嵌着するようにしてもよい。このとき、当然嵌着突起
は、滑り止めシート27の内側面(挟持面)からに突出
しないようにする。
【0020】さらに、本実施例では滑り止めシート27
の取り付け作業性を増大させるために、図4・5に示す
如く、滑り止めシート27の取り付けに際して、挟持部
25の止め孔33を内側から貫通して外側に突出し引張
切断可能な把持ピン部(ひげ部)37を嵌着突起35の
先端に有している構成とすることが望ましい。
【0021】(3) 上記実施例の使用態様は、下記の通り
である。
【0022】滑り止めシート27のクリップ本体23へ
の取り付けは、まずクリップ本体23の挟持部先端25
aに、滑り止めシート27の係合部31を係合させ、続
いて、滑り止めシート27の把持ピン部37を、挟持部
25に形成された止め孔33に挿入し、把持ピン部37
が外側へ突出させた状態で把持ピン部37を引っ張る。
すると、嵌着突起35はエラストマー製であるため、膨
出係合頭部35aが止め孔33を潜り係合段部33aに
位置して、嵌着される。さらに、力を加えると、把持ピ
ン部37は嵌着突起35から引張切断されて分離する。
【0023】こうして、滑り止めシート27が取り付け
られた(固着された)クリップ13は、従来と同様、図
6に示すように展示カード保持体11と連結して使用す
るが、滑り止めシート27の存在により、什器の構造棒
体である丸パイプ等に取りつけた場合でも、クリップ1
3は十分な滑り摩擦抵抗を有し、展示カードを安定して
所定方向に維持することが可能となる。
【0024】さらに、構造棒体等を該ばねクリップ13
で挟むに際して、クリップ13の挟持部先端25aが滑
り止めシート27の係合部31でカバーされているた
め、構造棒体等のを傷つけるおそれもない。
【0025】なお、本実施例の展示カード保持体用ばね
クリップは、丸パイプ状の構造棒体だけでなく、陳列棚
等の構造材である型鋼、パネル、さらには、商品自体に
展示カードを取付ける際の取り付け手段としても、勿論
適用できる。
【0026】
【発明の作用・効果】
(1) 請求項1・2に係る本発明の展示カード保持体用ば
ねクリップは、クリップ本体の挟持部の対向面に、エラ
ストマー製の滑り止めシートが固着されているものにお
いて、該固着の態様が、滑り止めシートの先端側に裏側
に湾曲して形成された係合部が挟持部先端部の外側に係
合するとともに、挟持部と滑り止めシートとの固着面間
が、一方に形成された止め孔に他方に対応して形成され
た嵌着突起が嵌着して結合されている構成であることに
より、下記のような作用・効果を奏するものである。
【0027】滑り止めシートのクリップ挟持部への取り
付けを、挟持部先端に対する係合と、係着突起を止め孔
に押し込むだけで機械的な結合を行うことができる。従
って、従来の如く、両面テープや接着剤を使用して滑り
止めシートを挟持部に貼着して取付ける場合に比して、
クリップの組み立て後でも、容易に滑り止めシートの取
り付けができるとともに、接着剤の如く経時劣化による
剥離も考慮する必要がなく、長期にわたって、滑り止め
機能を維持可能である。請求項2に示す如く、係着突起
と止め孔とをアンダカット止めした場合は、より剥離の
おそれを低減できる。
【0028】(2) 請求項3に係る展示カード保持体用ば
ねクリップの滑り止めシートは、挟持部の先端部の外側
に係合する先端側で裏側に湾曲して形成された係合部
と、挟持部の中間位置に形成された止め孔に嵌着する嵌
着突起とを有し、滑り止めシートの取り付けに際して、
挟持部の止め孔を内側から貫通して外側に突出し引張切
断可能な把持ピン部を記嵌着突起の先端に有している構
成により、下記のような作用・効果を奏する。
【0029】滑り止めシートの把持ピン部を、クリップ
挟持部の係止孔に内側から挿入して外側へ突出させて、
該突出部を把持して引っ張れば、係止孔に嵌着突起を容
易に嵌着させることができ、上記(1) の効果に加えて、
滑り止めシートの取り付け作業性が、より改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の展示カード保持体用ばねクリップの一
例を示す図2の1−1線断面図
【図2】同じく平面図
【図3】同じく側面図
【図4】同じく滑り止めシート取り付け前の側面図
【図5】本発明の展示カード保持体用ばねクリップに使
用する滑り止めシートの平面図
【図6】本発明の展示カード保持体用ばねクリップの一
使用態様図
【符号の説明】
11、11A 展示カード保持体 13 ばねクリップ 23 クリップ本体 25 クリップ本体の挟持部 25a 挟持部先端 27 滑り止めシート 31 滑り止めシートの係合部 33 止め孔 33a 止め孔の係合段部 35 嵌着突起 35a 膨出係合頭部 37 把持ピン部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 展示カード保持体を、所定箇所に配置す
    るための取り付け手段として使用するプラスチック製の
    ばねクリップであって、 前記クリップ本体の挟持部の対向面に、エラストマー製
    の滑り止めシートが固着されているものにおいて、 該固着の態様が、滑り止めシートの先端側に裏側に湾曲
    して形成された係合部が挟持部先端部の外側に係合する
    とともに、挟持部と前記滑り止めシートとの固着面間
    が、一方に形成された止め孔に他方に対応して形成され
    た嵌着突起が嵌着して結合されている構成であることを
    特徴とする展示カード保持体用ばねクリップ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記嵌着突起が前記
    止め孔にアンダカット止めされることを特徴とする展示
    カード保持体用ばねクリップ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に使用する滑り止めシ
    ートであって、前記挟持部の先端部の外側に係合する先
    端側で裏側に湾曲して形成された係合部と、挟持部の中
    間位置に形成された止め孔に嵌着する嵌着突起とを有
    し、前記滑り止めシートの取り付けに際して、前記挟持
    部の止め孔を内側から貫通して外側に突出し引張切断可
    能な把持ピン部を前記嵌着突起の先端に有していること
    を特徴とする展示カード保持体用ばねクリップの滑り止
    めシート。
JP28648794A 1994-11-21 1994-11-21 展示カード保持体用ばねクリップ Pending JPH08146876A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003033379A (ja) * 2001-07-23 2003-02-04 Hideo Takehara 尿失禁防止クリップ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6222876B2 (ja) * 1979-02-02 1987-05-20 Eirich Hubert
JPH0582920B2 (ja) * 1985-03-07 1993-11-22 Shimizu Construction Co Ltd

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980106