JPH0814664A - 浴槽への自動補水方法 - Google Patents
浴槽への自動補水方法Info
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- JPH0814664A JPH0814664A JP6168739A JP16873994A JPH0814664A JP H0814664 A JPH0814664 A JP H0814664A JP 6168739 A JP6168739 A JP 6168739A JP 16873994 A JP16873994 A JP 16873994A JP H0814664 A JPH0814664 A JP H0814664A
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- water
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 演算された時点での現在の浴槽水位から所定
の設定浴槽水位までの必要補水量の全量を落とし込むこ
とを前提とした自動補水方法において、補水運転中に人
が浴槽に入る等して浴槽水位が急激に増加した場合で
も、浴槽から湯が溢れるような補水を続けることのない
ようにすることのできる浴槽への自動補水方法の提供を
目的とする。 【構成】 自動補水中には風呂追い焚き循環回路20に置
かれた風呂水位センサ52からの情報により単位時間当た
り一定以上の急激な水位変動があるかを監視し、単位時
間当たり一定以上の急激な水位変動を検出した場合に
は、その時点で自動補水を一旦中止すると共に、浴槽水
位の安定するのを待って再度現在水位を検出し、該現在
水位が前記設定浴槽水位以上の場合にはそのまま補水を
終了し、現在水位が設定浴槽水位未満の場合には設定浴
槽水位までの残水量を演算して自動補水を再開するよう
にした。
の設定浴槽水位までの必要補水量の全量を落とし込むこ
とを前提とした自動補水方法において、補水運転中に人
が浴槽に入る等して浴槽水位が急激に増加した場合で
も、浴槽から湯が溢れるような補水を続けることのない
ようにすることのできる浴槽への自動補水方法の提供を
目的とする。 【構成】 自動補水中には風呂追い焚き循環回路20に置
かれた風呂水位センサ52からの情報により単位時間当た
り一定以上の急激な水位変動があるかを監視し、単位時
間当たり一定以上の急激な水位変動を検出した場合に
は、その時点で自動補水を一旦中止すると共に、浴槽水
位の安定するのを待って再度現在水位を検出し、該現在
水位が前記設定浴槽水位以上の場合にはそのまま補水を
終了し、現在水位が設定浴槽水位未満の場合には設定浴
槽水位までの残水量を演算して自動補水を再開するよう
にした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は浴槽への風呂追い焚き循
環回路を利用した自動補水方法に関する。
環回路を利用した自動補水方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】浴槽に対して風呂追い焚き循環回路が構
成されることで、浴槽水の追い焚きができるようになさ
れており、また給湯器からの水や温水を浴槽へ自動的に
落とし込みすることができることで、浴槽への自動湯張
りや浴槽の自動補水ができるようになされた風呂設備が
従来より提供されている。そして前記浴槽への自動補水
に関し、浴槽水位が低下している場合には、その低下し
ている水位と浴槽の所定の設定水位とから必要補水量を
演算して、実際の補水中には浴槽水位を監視することな
く必要補水量の全量を補水する方式を採るものであっ
た。このような補水方式を採用する一つの理由は、風呂
追い焚き循環回路を通って補水が行われる場合には、該
風呂追い焚き循環回路に配置された風呂水位センサによ
る浴槽水位検出が当該補水中においては不正確になりや
すく、正確な浴槽水位の検出が難しいからである。特に
水道直結状態で給湯器から温水や水が送られてくる場合
には、その水圧が大きく影響して正確な浴槽水位は図れ
ないからである。
成されることで、浴槽水の追い焚きができるようになさ
れており、また給湯器からの水や温水を浴槽へ自動的に
落とし込みすることができることで、浴槽への自動湯張
りや浴槽の自動補水ができるようになされた風呂設備が
従来より提供されている。そして前記浴槽への自動補水
に関し、浴槽水位が低下している場合には、その低下し
ている水位と浴槽の所定の設定水位とから必要補水量を
演算して、実際の補水中には浴槽水位を監視することな
く必要補水量の全量を補水する方式を採るものであっ
た。このような補水方式を採用する一つの理由は、風呂
追い焚き循環回路を通って補水が行われる場合には、該
風呂追い焚き循環回路に配置された風呂水位センサによ
る浴槽水位検出が当該補水中においては不正確になりや
すく、正確な浴槽水位の検出が難しいからである。特に
水道直結状態で給湯器から温水や水が送られてくる場合
には、その水圧が大きく影響して正確な浴槽水位は図れ
ないからである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記のよう
に、演算された必要補水量の全量をとにかく浴槽に落と
し込み給湯する自動補水方法では、例えば、補水中に人
が浴槽に入った場合等において、浴槽から湯が溢れてい
てもさらに演算補水量になるまで補水を継続してしまう
という問題があった。
に、演算された必要補水量の全量をとにかく浴槽に落と
し込み給湯する自動補水方法では、例えば、補水中に人
が浴槽に入った場合等において、浴槽から湯が溢れてい
てもさらに演算補水量になるまで補水を継続してしまう
という問題があった。
【０００４】そこで、本発明は上記従来方法の欠点を解
消し、演算された時点での現行浴槽水位から所定の設定
浴槽水位までの必要補水量の全量を落とし込むことを前
提とした自動補水方法において、補水運転中に人が浴槽
に入る等して浴槽水位が急激に増加した場合でも、浴槽
から湯が溢れるような補水を続けることのないようにす
ることのできる浴槽への自動補水方法の提供を目的とす
る。
消し、演算された時点での現行浴槽水位から所定の設定
浴槽水位までの必要補水量の全量を落とし込むことを前
提とした自動補水方法において、補水運転中に人が浴槽
に入る等して浴槽水位が急激に増加した場合でも、浴槽
から湯が溢れるような補水を続けることのないようにす
ることのできる浴槽への自動補水方法の提供を目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の浴槽への自動補水方法は、浴槽水位が低下
している場合に、現在の浴槽水位から設定浴槽水位まで
の必要補水量を演算すると共に、その演算した補水量を
給湯器から風呂追い焚き循環回路を介して浴槽へ落とし
込み補水するようにした浴槽への自動補水方法であっ
て、自動補水中には風呂追い焚き循環回路に置かれた風
呂水位センサからの情報により単位時間当たり一定以上
の急激な水位変動があるかを監視し、単位時間当たり一
定以上の急激な水位変動を検出した場合には、その時点
で自動補水を一旦中止すると共に、浴槽水位の安定する
のを待って再度現在水位を検出し、該現在水位が前記設
定浴槽水位以上の場合にはそのまま補水を終了し、現在
水位が設定浴槽水位未満の場合には設定浴槽水位までの
残水量を演算して自動補水を再開するようにしたことを
特徴としている。
め、本発明の浴槽への自動補水方法は、浴槽水位が低下
している場合に、現在の浴槽水位から設定浴槽水位まで
の必要補水量を演算すると共に、その演算した補水量を
給湯器から風呂追い焚き循環回路を介して浴槽へ落とし
込み補水するようにした浴槽への自動補水方法であっ
て、自動補水中には風呂追い焚き循環回路に置かれた風
呂水位センサからの情報により単位時間当たり一定以上
の急激な水位変動があるかを監視し、単位時間当たり一
定以上の急激な水位変動を検出した場合には、その時点
で自動補水を一旦中止すると共に、浴槽水位の安定する
のを待って再度現在水位を検出し、該現在水位が前記設
定浴槽水位以上の場合にはそのまま補水を終了し、現在
水位が設定浴槽水位未満の場合には設定浴槽水位までの
残水量を演算して自動補水を再開するようにしたことを
特徴としている。
【０００６】
【作用】上記本発明の特徴によれば、自動補水中には風
呂追い焚き循環回路に置かれた風呂水位センサからの情
報により単位時間当たり一定以上の急激な浴槽水位変動
があるかを監視するようにしている。即ち、風呂追い焚
き循環回路に置かれた風呂水位センサは、風呂追い焚き
循環回路に温水や水が落とし込み補水されることで、そ
の補水運転中は浴槽水位の正確な検出は難しくなるが、
浴槽水位の変動の程度については検出が可能である。よ
って、単位時間当たり一定以上の急激な水位変動を検出
した時点で自動補水を一旦中止することで、人の入浴等
による浴槽水位の急激な上昇があっても、さらに補水が
継続されることで補水される温水や水が無駄に浴槽から
溢れるといったことを予防することができる。そして補
水を一旦中止することで、浴槽水位が安定するのを待っ
て再度現在水位を検出し、該現在水位が設定浴槽水位未
満の場合には更に設定浴槽水位までの残水量を演算して
自動補水を再開するようにしているので、急激な水位変
動後に遅滞なく必要な残水量を補水して設定浴槽水位と
することができる。
呂追い焚き循環回路に置かれた風呂水位センサからの情
報により単位時間当たり一定以上の急激な浴槽水位変動
があるかを監視するようにしている。即ち、風呂追い焚
き循環回路に置かれた風呂水位センサは、風呂追い焚き
循環回路に温水や水が落とし込み補水されることで、そ
の補水運転中は浴槽水位の正確な検出は難しくなるが、
浴槽水位の変動の程度については検出が可能である。よ
って、単位時間当たり一定以上の急激な水位変動を検出
した時点で自動補水を一旦中止することで、人の入浴等
による浴槽水位の急激な上昇があっても、さらに補水が
継続されることで補水される温水や水が無駄に浴槽から
溢れるといったことを予防することができる。そして補
水を一旦中止することで、浴槽水位が安定するのを待っ
て再度現在水位を検出し、該現在水位が設定浴槽水位未
満の場合には更に設定浴槽水位までの残水量を演算して
自動補水を再開するようにしているので、急激な水位変
動後に遅滞なく必要な残水量を補水して設定浴槽水位と
することができる。
【０００７】
【実施例】図１は本発明方法を実施した風呂釜機能付給
湯装置の構成図で、図２は本発明方法の実施例を説明す
るフローチャートである。
湯装置の構成図で、図２は本発明方法の実施例を説明す
るフローチャートである。
【０００８】図１において、10は浴槽で、該浴槽10から
風呂戻り管21と風呂往き管22とからなる風呂追い焚き循
環回路20が、追い焚き用熱交換缶体30に循環している。
40は給湯器で、入水管41を通って給湯器40に入った水が
そこで加熱され、温水となり、出湯管42に出湯される。
出湯管42の温水は混水弁43等を経て一般給湯路44と風呂
自動給湯路45に別れる。前記入水管41からは風呂自動給
水路46が別れている。
風呂戻り管21と風呂往き管22とからなる風呂追い焚き循
環回路20が、追い焚き用熱交換缶体30に循環している。
40は給湯器で、入水管41を通って給湯器40に入った水が
そこで加熱され、温水となり、出湯管42に出湯される。
出湯管42の温水は混水弁43等を経て一般給湯路44と風呂
自動給湯路45に別れる。前記入水管41からは風呂自動給
水路46が別れている。
【０００９】前記風呂自動給湯路45は途中に落とし込み
水量センサ45a を備え、温水は落とし込み温水電磁弁45
b を経て逆流防止ホッパー47に注がれる。また前記風呂
自動給水路46も落とし込み水電磁弁46b を経て逆流防止
ホッパー47に注がれる。逆流防止ホッパー47からは共通
落とし込み路48が三方弁51を介して前記風呂追い焚き循
環回路20の風呂戻り管21に接続されている。前記風呂戻
り管21には風呂水位センサ52、逆止弁53、循環ポンプ5
4、風呂水流スイッチ55、風呂温度センサ56等が設けら
れている。
水量センサ45a を備え、温水は落とし込み温水電磁弁45
b を経て逆流防止ホッパー47に注がれる。また前記風呂
自動給水路46も落とし込み水電磁弁46b を経て逆流防止
ホッパー47に注がれる。逆流防止ホッパー47からは共通
落とし込み路48が三方弁51を介して前記風呂追い焚き循
環回路20の風呂戻り管21に接続されている。前記風呂戻
り管21には風呂水位センサ52、逆止弁53、循環ポンプ5
4、風呂水流スイッチ55、風呂温度センサ56等が設けら
れている。
【００１０】前記浴槽10には循環金具11が設けられ、二
重管の外側管11a に風呂戻り管21が接続され、内側管11
b に風呂往き管22が接続されている。60はコントローラ
で、マイコンを内蔵し、給湯運転、追い焚き運転、自動
補水運転等の各運転において、装置各部の制御を行う。
今、風呂追い焚き運転が指令されると、コントローラ60
を介して、循環ポンプ54が駆動し、浴槽水が循環金具11
の外側管11a から風呂戻り管21に入り、追い焚き用熱交
換缶体30に循環して加熱され、風呂往き管22を通って、
循環金具11の内側管11b から浴槽10に戻る。また風呂自
動湯張り運転が指令されると、落とし込み温水電磁弁45
b が開放され、給湯器40からの温水が、風呂自動給湯路
45から、逆流防止ホッパー47、共通落とし込み路48、三
方弁51を通って、風呂戻り管21に入る。そして風呂戻り
管21に入った温水は、追い焚き用熱交換缶体30を経て風
呂往き管22から、また逆止弁53を介して風呂戻り管21か
ら、両搬送で循環金具11を通って浴槽10に流れ込む。勿
論、風呂自動給湯路45による給湯に加えて、若しくは単
独で風呂自動給水路46を通して水を供給することもでき
る。また風呂の自動補水運転が行われる場合にも、風呂
自動給湯路45からの温水が単独で、また必要に応じて自
動給水路46からの水と共に、逆流防止ホッパー47、共通
落とし込み路48、三方弁51を通って、風呂戻り管21に入
り、更に風呂自動湯張り運転の場合と同様に両搬送で浴
槽10に戻る。
重管の外側管11a に風呂戻り管21が接続され、内側管11
b に風呂往き管22が接続されている。60はコントローラ
で、マイコンを内蔵し、給湯運転、追い焚き運転、自動
補水運転等の各運転において、装置各部の制御を行う。
今、風呂追い焚き運転が指令されると、コントローラ60
を介して、循環ポンプ54が駆動し、浴槽水が循環金具11
の外側管11a から風呂戻り管21に入り、追い焚き用熱交
換缶体30に循環して加熱され、風呂往き管22を通って、
循環金具11の内側管11b から浴槽10に戻る。また風呂自
動湯張り運転が指令されると、落とし込み温水電磁弁45
b が開放され、給湯器40からの温水が、風呂自動給湯路
45から、逆流防止ホッパー47、共通落とし込み路48、三
方弁51を通って、風呂戻り管21に入る。そして風呂戻り
管21に入った温水は、追い焚き用熱交換缶体30を経て風
呂往き管22から、また逆止弁53を介して風呂戻り管21か
ら、両搬送で循環金具11を通って浴槽10に流れ込む。勿
論、風呂自動給湯路45による給湯に加えて、若しくは単
独で風呂自動給水路46を通して水を供給することもでき
る。また風呂の自動補水運転が行われる場合にも、風呂
自動給湯路45からの温水が単独で、また必要に応じて自
動給水路46からの水と共に、逆流防止ホッパー47、共通
落とし込み路48、三方弁51を通って、風呂戻り管21に入
り、更に風呂自動湯張り運転の場合と同様に両搬送で浴
槽10に戻る。
【００１１】次に図２のフローチャートに従って、コン
トローラ60による浴槽への自動補水運転の制御例を説明
する。今、浴槽10の水位が循環金具11の水位Ｈ1 よりも
上の位置にある場合には、風呂追い焚き循環回路20の風
呂水位センサ52が浴槽10の水位を検出することができ
る。よって、例えば、今から風呂を使用しようとする場
合に、装置の制御機構に電源が供給されて制御動作が可
能な状況において、現在水位Ｈが前記循環金具11の水位
Ｈ1 以上で且つ設定浴槽水位ＨS 未満の場合には、風呂
自動湯張り運転スイッチをオンした場合や風呂自動補水
運転スイッチをオンすることで、実質的に風呂の自動補
水運転が開始される（Ｓ１）。先ずコントローラ60は風
呂水位センサ52が循環金具11の水位Ｈ1 以上の水位を検
出しているか否かを判定し（Ｓ２）、以上（Ｓ２でイエ
ス）の場合には設定浴槽水位ＨS と現在水位Ｈとから必
要補水量を演算し（Ｓ３）、補水を開始する（Ｓ４）。
前記必要補水量の演算は、例えば設定浴槽水位ＨS と現
在水位Ｈと浴槽の底面積或いは水平断面積を用いて演算
することができる。補水運転は風呂追い焚き循環回路20
を両搬送で浴槽10内に送られるので、補水が始まると、
その間は風呂追い焚き循環回路20の風呂水位センサ52に
よる正確な浴槽水位の検出は期待できなくなる。尚、風
呂水位センサ52が循環金具11の水位Ｈ1 以上の水位を検
出する以外の場合（Ｓ２でノー）には、浴槽10が空の状
態から行われる風呂湯張り運転モードとなる。
トローラ60による浴槽への自動補水運転の制御例を説明
する。今、浴槽10の水位が循環金具11の水位Ｈ1 よりも
上の位置にある場合には、風呂追い焚き循環回路20の風
呂水位センサ52が浴槽10の水位を検出することができ
る。よって、例えば、今から風呂を使用しようとする場
合に、装置の制御機構に電源が供給されて制御動作が可
能な状況において、現在水位Ｈが前記循環金具11の水位
Ｈ1 以上で且つ設定浴槽水位ＨS 未満の場合には、風呂
自動湯張り運転スイッチをオンした場合や風呂自動補水
運転スイッチをオンすることで、実質的に風呂の自動補
水運転が開始される（Ｓ１）。先ずコントローラ60は風
呂水位センサ52が循環金具11の水位Ｈ1 以上の水位を検
出しているか否かを判定し（Ｓ２）、以上（Ｓ２でイエ
ス）の場合には設定浴槽水位ＨS と現在水位Ｈとから必
要補水量を演算し（Ｓ３）、補水を開始する（Ｓ４）。
前記必要補水量の演算は、例えば設定浴槽水位ＨS と現
在水位Ｈと浴槽の底面積或いは水平断面積を用いて演算
することができる。補水運転は風呂追い焚き循環回路20
を両搬送で浴槽10内に送られるので、補水が始まると、
その間は風呂追い焚き循環回路20の風呂水位センサ52に
よる正確な浴槽水位の検出は期待できなくなる。尚、風
呂水位センサ52が循環金具11の水位Ｈ1 以上の水位を検
出する以外の場合（Ｓ２でノー）には、浴槽10が空の状
態から行われる風呂湯張り運転モードとなる。
【００１２】コントローラ60は補水運転の開始後、風呂
水位センサ52からの情報により単位時間当たり一定以上
の急激な水位変動があるかを監視し（Ｓ５）、単位時間
当たり一定以上の急激な水位変動を検出した場合には
（Ｓ５でイエス）、その時点で自動補水を一旦中止する
（Ｓ６）。補水運転中は給湯器40からの温水や水が風呂
水位センサ52のある風呂追い焚き循環回路20を通るの
で、水道圧が加わる等して、風呂水位センサ52による正
確な風呂水位は検出できない。が、風呂水位センセ52に
よる読み込み値は、風呂水位に水道圧等が加わったよう
な値として、風呂水位の変動に応じてある程度比例的に
その値を変更するることになる。よって風呂水位センサ
52からの水位情報を監視することで、単位時間当たり一
定以上の急激な水位変動があった場合はこれを検出する
ことができる。この単位時間当たり一定以上の急激な水
位変動があったか否かを監視するのは、主として人が補
水中に浴槽に入ったかを検出するためであり、よって通
常の補水による水位上昇に比べて格段の変化が生じるの
で、前記単位時間当たり一定以上の水位変動としては、
人が浴槽に入った場合の一般的な水位変動を適当に採用
しても十分に通常の補水による水位変動と区別して検出
することができる。
水位センサ52からの情報により単位時間当たり一定以上
の急激な水位変動があるかを監視し（Ｓ５）、単位時間
当たり一定以上の急激な水位変動を検出した場合には
（Ｓ５でイエス）、その時点で自動補水を一旦中止する
（Ｓ６）。補水運転中は給湯器40からの温水や水が風呂
水位センサ52のある風呂追い焚き循環回路20を通るの
で、水道圧が加わる等して、風呂水位センサ52による正
確な風呂水位は検出できない。が、風呂水位センセ52に
よる読み込み値は、風呂水位に水道圧等が加わったよう
な値として、風呂水位の変動に応じてある程度比例的に
その値を変更するることになる。よって風呂水位センサ
52からの水位情報を監視することで、単位時間当たり一
定以上の急激な水位変動があった場合はこれを検出する
ことができる。この単位時間当たり一定以上の急激な水
位変動があったか否かを監視するのは、主として人が補
水中に浴槽に入ったかを検出するためであり、よって通
常の補水による水位上昇に比べて格段の変化が生じるの
で、前記単位時間当たり一定以上の水位変動としては、
人が浴槽に入った場合の一般的な水位変動を適当に採用
しても十分に通常の補水による水位変動と区別して検出
することができる。
【００１３】前記ステップＳ５で単位時間当たり一定以
上の急激な水位変動を検出しない場合には（Ｓ５でノ
ー）、コントローラ60は補水を継続させ、前記演算した
必要補水量を補水した時点で（Ｓ７でイエス）、自動補
水運転を終了する（Ｓ８）。
上の急激な水位変動を検出しない場合には（Ｓ５でノ
ー）、コントローラ60は補水を継続させ、前記演算した
必要補水量を補水した時点で（Ｓ７でイエス）、自動補
水運転を終了する（Ｓ８）。
【００１４】前記、急激な水位変動の検出により自動補
水を一旦中止した（Ｓ６）場合には、コントローラ60は
風呂水位が安定するのを待って（Ｓ９でイエス）、風呂
水位センサ52により風呂の現在水位Ｈを検出し（Ｓ1
0）、得られた現在水位Ｈが設定浴槽水位ＨS 以上にな
っているか否かを判定し（Ｓ11）、以上であれば（Ｓ11
でイエス）、その時点で自動補水運転を終了する（Ｓ
８）。一方、得られた現在水位Ｈが設定浴槽水位ＨS 未
満の場合（Ｓ11でノー）には、更に現在水位Ｈから設定
浴槽水位ＨS までの残水量を演算し（Ｓ12）、その残水
量を補水すべく補水を再開する（Ｓ４）。前記ステップ
Ｓ９において風呂水位が安定するか否かの判定は、例え
ば風呂水位センサ52によって検出される風呂水位の変動
が一定以下となることを基準とすることができる。或い
は補水を停止してから一定時間の経過を持って風呂水位
が安定したと判断するようにすることも可能である。補
水を停止し且つ風呂水位が安定すれば、風呂水位センサ
52による正確な風呂水位の検出が可能となる。
水を一旦中止した（Ｓ６）場合には、コントローラ60は
風呂水位が安定するのを待って（Ｓ９でイエス）、風呂
水位センサ52により風呂の現在水位Ｈを検出し（Ｓ1
0）、得られた現在水位Ｈが設定浴槽水位ＨS 以上にな
っているか否かを判定し（Ｓ11）、以上であれば（Ｓ11
でイエス）、その時点で自動補水運転を終了する（Ｓ
８）。一方、得られた現在水位Ｈが設定浴槽水位ＨS 未
満の場合（Ｓ11でノー）には、更に現在水位Ｈから設定
浴槽水位ＨS までの残水量を演算し（Ｓ12）、その残水
量を補水すべく補水を再開する（Ｓ４）。前記ステップ
Ｓ９において風呂水位が安定するか否かの判定は、例え
ば風呂水位センサ52によって検出される風呂水位の変動
が一定以下となることを基準とすることができる。或い
は補水を停止してから一定時間の経過を持って風呂水位
が安定したと判断するようにすることも可能である。補
水を停止し且つ風呂水位が安定すれば、風呂水位センサ
52による正確な風呂水位の検出が可能となる。
【００１５】
【発明の効果】本発明は以上の構成、作用よりなり、請
求項１に記載の浴槽への自動補水方法によれば、自動補
水中には風呂追い焚き循環回路に置かれた風呂水位セン
サからの情報により単位時間当たり一定以上の急激な水
位変動があるかを監視し、単位時間当たり一定以上の急
激な水位変動を検出した場合には、その時点で自動補水
を一旦中止するようにしたので、よって自動補水中に人
の入浴等による浴槽水位の急激な上昇があっても、さら
に補水が継続されて無駄に浴槽から溢れるといったこと
を確実に予防することができる。そして、浴槽水位の安
定するのを待って再度現在水位を検出し、該現在水位が
設定浴槽水位未満の場合には更に設定浴槽水位までの残
水量を演算して自動補水を再開するようにしたので、急
激な水位変動後に遅滞なく必要な残水量を補水して設定
浴槽水位とすることができる。
求項１に記載の浴槽への自動補水方法によれば、自動補
水中には風呂追い焚き循環回路に置かれた風呂水位セン
サからの情報により単位時間当たり一定以上の急激な水
位変動があるかを監視し、単位時間当たり一定以上の急
激な水位変動を検出した場合には、その時点で自動補水
を一旦中止するようにしたので、よって自動補水中に人
の入浴等による浴槽水位の急激な上昇があっても、さら
に補水が継続されて無駄に浴槽から溢れるといったこと
を確実に予防することができる。そして、浴槽水位の安
定するのを待って再度現在水位を検出し、該現在水位が
設定浴槽水位未満の場合には更に設定浴槽水位までの残
水量を演算して自動補水を再開するようにしたので、急
激な水位変動後に遅滞なく必要な残水量を補水して設定
浴槽水位とすることができる。
【図１】本発明方法を実施した風呂釜機能付給湯装置の
構成図である。
構成図である。
【図２】本発明方法の実施例を説明するフローチャート
である。
である。
10 浴槽 20 風呂追い焚き循環回路 30 追い焚き用熱交換缶体 40 給湯器 45 風呂自動給湯路 52 風呂水位センサ 60 コントローラ Ｈ 現在水位 ＨS 設定浴槽水位
Claims (1)
- 【請求項１】 浴槽水位が低下している場合に、現在の
浴槽水位から設定浴槽水位までの必要補水量を演算する
と共に、その演算した補水量を給湯器から風呂追い焚き
循環回路を介して浴槽へ落とし込み補水するようにした
浴槽への自動補水方法であって、自動補水中には風呂追
い焚き循環回路に置かれた風呂水位センサからの情報に
より単位時間当たり一定以上の急激な水位変動があるか
を監視し、単位時間当たり一定以上の急激な水位変動を
検出した場合には、その時点で自動補水を一旦中止する
と共に、浴槽水位の安定するのを待って再度現在水位を
検出し、該現在水位が前記設定浴槽水位以上の場合には
そのまま補水を終了し、現在水位が設定浴槽水位未満の
場合には設定浴槽水位までの残水量を演算して自動補水
を再開するようにしたことを特徴とする浴槽への自動補
水方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6168739A JPH0814664A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 浴槽への自動補水方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6168739A JPH0814664A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 浴槽への自動補水方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0814664A true JPH0814664A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15873521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6168739A Pending JPH0814664A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 浴槽への自動補水方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0814664A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001330311A (ja) * | 2000-05-24 | 2001-11-30 | Noritz Corp | 給湯器付風呂釜 |
| JP2018071857A (ja) * | 2016-10-27 | 2018-05-10 | 株式会社コロナ | 風呂給湯装置 |
| JP2019002643A (ja) * | 2017-06-16 | 2019-01-10 | 株式会社コロナ | 風呂給湯装置 |
-
1994
- 1994-06-27 JP JP6168739A patent/JPH0814664A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001330311A (ja) * | 2000-05-24 | 2001-11-30 | Noritz Corp | 給湯器付風呂釜 |
| JP2018071857A (ja) * | 2016-10-27 | 2018-05-10 | 株式会社コロナ | 風呂給湯装置 |
| JP2019002643A (ja) * | 2017-06-16 | 2019-01-10 | 株式会社コロナ | 風呂給湯装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040330 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040615 |