JPH08146540A - 画像処理装置及び画像データ生成装置 - Google Patents

画像処理装置及び画像データ生成装置

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JPH08146540A
JPH08146540A JP6289815A JP28981594A JPH08146540A JP H08146540 A JPH08146540 A JP H08146540A JP 6289815 A JP6289815 A JP 6289815A JP 28981594 A JP28981594 A JP 28981594A JP H08146540 A JPH08146540 A JP H08146540A
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JP6289815A
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Inventor
Akiko Yanagida
亜紀子 柳田
Fumio Shimada
文生 島田
Hisashi Yonekawa
久 米川
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】放射線照射条件や読取り方式が異なる画像どう
しであっても、画像特性を揃えた状態で観察できるよう
にして、比較読影を容易にする。 【構成】画像データと共に、該画像データに対応する画
像付帯情報を、記憶装置から読み出す(S21)。そし
て、前記画像付帯情報に含まれる被検者の情報(S22)
に基づいて所望の画素サイズ,階調数,階調特性を設定
する(S23)。ここで、実際の画像データの特性と前記
所望特性とを比較して、同一被検者の画像データについ
ては一定の画像特性に揃えるべく、画素サイズ,階調
数,階調特性の補正処理を実行する(S24〜S29)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置及び画像デ
ータ生成装置に関し、詳しくは、複数の画像の比較読影
を容易にするための画像処理及び画像データ生成技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】X線画像のような放射線画像は、病気診
断用などに多く用いられており、このX線画像を得るた
めに、被写体を透過したX線を蛍光体層(蛍光スクリー
ン)に照射し、これにより可視光を生じさせてこの可視
光を通常の写真と同様に銀塩を使用したフィルムに照射
して現像した、所謂、放射線写真が従来から多く利用さ
れている。
【0003】一方、近年、銀塩を塗布したフィルムを使
用しないで、蛍光体層から直接画像を取り出す方法が工
夫されるようになってきている。この方法としては、被
写体を透過した放射線を蛍光体に吸収せしめ、しかる
後、この蛍光体を例えば光又は熱エネルギーで励起する
ことによりこの蛍光体が上記吸収により蓄積している放
射線エネルギーを蛍光として放射せしめ、この蛍光を光
電変換し、更にA/D変換してディジタル画像信号を得
る方法がある(米国特許3,859,527 号,特開昭55−1214
4 号公報等参照)。
【0004】このようにして得られた放射線画像信号
は、そのままの状態で、或いは画像処理を施されて銀塩
フィルム,CRT等に出力されて可視化される。また、
放射線画像信号を得る方法としては、放射線画像を記録
した銀塩フィルムに、レーザ・蛍光灯などの光源からの
光を照射して、銀塩フィルムの透過光を得て、かかる透
過光を光電変換して放射線画像信号を得るフィルムスキ
ャナを用いる方法もある。
【0005】そして、前記放射線画像の観察に基づく診
断においては、例えば同一被検者について取得された複
数のフィルム(例えば定期検診によって得られる胸部X
線撮影フィルム)を、シャウカステン(フィルム観察装
置)等の観察装置上に並べて相互に見比べたり、フィル
ム観察装置に置かれたフィルムの画像とCRT等の画像
表示装置に表示された画像とを相互に見比べて、自己の
経験知識に基づいて経時変化部分を認識することにより
診断に利用していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、比較す
べき放射線画像が、同一被検者の直接撮影X線写真と間
接撮影X線写真との組み合わせであったり、フィルムス
キャナにより読み取ったディジタル画像と、輝尽性蛍光
体から読み取られたディジタル画像との組み合わせだっ
たりする場合、画像全体のサイズ,画素サイズ,階調
数,解像度,濃度(輝度),階調などの画像特性が一般
的には画像間で異なることになってしまう。このため、
前記画像特性の相違が正確な比較読影の障害になり、診
断精度,診断効率を低下させてしまうことがあった。
【0007】同様に、撮影方法や読取り方法が同じであ
っても、画像生成時における放射線照射条件,フィルム
や輝尽性蛍光体などの放射線画像変換媒体の特性,画像
読取条件などが相互に異なると、前記画像特性が異なる
ことになり正確な比較の障害になってしまう。また、複
数の画像をディジタル画像信号として管理(画像信号の
記憶及び読み出し等)する場合、画像読取条件なとが相
互に異なると、画像データの容量や形式が異なることが
あり、効率的な画像管理の障害になることがあった。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、比較読影の対象となる画像間や画像間演算に用い
る画像間で画像特性を揃えることができるようにして、
比較読影や画像間演算による診断情報抽出の効果を最大
限に引き出し、診断精度及び診断効率を向上させること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため請求項1の発明
にかかる画像処理装置は、記憶装置に格納された画像デ
ータ及び該画像データの生成条件に関する情報を含む画
像付帯情報を画像情報読み出し手段によって読み出し、
画像処理手段が、前記読み出された画像データに対し
て、前記画像付帯情報に基づく補正処理を含む画像処理
を施す構成とした。
【0010】請求項2の発明にかかる画像処理装置で
は、前記画像処理手段が、画像の画素サイズ,階調数,
階調特性のうちの少なくとも1つの画像特性に関わる補
正処理を行う構成とした。請求項3の発明にかかる画像
処理装置では、前記画像データが人体の一部を被写体と
して含む放射線画像であり、かつ、前記画像データの生
成条件が、放射線照射条件,放射線画像変換媒体特性,
画像読取条件のうちの少なくとも1つを含む構成とし
た。
【0011】請求項4の発明にかかる画像処理装置で
は、前記画像データが人体の一部を被写体として含む放
射線画像であり、かつ、前記画像付帯情報として被検者
情報を含み、前記画像処理手段が、同一の被検者の複数
の画像データについて相互に同一の画像特性とすべく、
前記画像データの生成条件に基づいて画像データに対し
て補正処理を施す構成とした。
【0012】請求項5の発明にかかる画像処理装置で
は、前記画像データが人体の一部を被写体として含む放
射線画像であり、かつ、前記画像付帯情報として撮影部
位・***情報を含み、前記画像処理手段が、前記撮影部
位・***情報毎に予め設定された画像特性に一致させる
べく、前記画像データの生成条件に基づいて画像データ
に対して補正処理を施す構成とした。
【0013】請求項6の発明にかかる画像処理装置で
は、前記画像処理手段によって画像処理が施された画像
データを可視情報として出力する画像出力手段を備え、
前記画像処理手段が、前記画像出力手段の特性に基づい
て予め設定された画像特性に一致させるべく、前記画像
データの生成条件に基づいて画像データに対して補正処
理を施す構成とした。
【0014】請求項7の発明にかかる画像処理装置で
は、前記画像データが同一人体の共通部分を被写体とし
て含む複数の時系列的な放射線画像であって、前記画像
処理手段が、前記補正処理に加えて、前記複数の時系列
的な放射線画像に含まれる少なくとも2画像を用いた画
像間演算処理を行う構成とした。請求項8の発明にかか
る画像処理装置では、前記画像処理手段で画像処理が施
された画像を複数同時に又は順次切り替えて表示する画
像表示手段を備える構成とした。
【0015】請求項9の発明にかかる画像処理装置で
は、前記画像処理手段で画像処理が施された画像データ
を、記憶装置に格納する処理画像記憶手段を備える構成
とした。請求項10の発明にかかる画像処理装置では、前
記画像処理手段における画像処理条件に関わる情報を、
前記記憶装置に格納されている画像処理前の画像データ
又は画像付帯情報に対応づけて該記憶装置に格納する画
像処理情報記憶手段を備える構成とした。
【0016】請求項11の発明にかかる画像データ生成装
置は、過去に生成された画像データの生成条件に関する
情報を含む画像付帯情報を、画像付帯情報読み出し手段
によって記憶装置から読み出す一方、画像データ生成条
件決定手段が、前記読み出された画像付帯情報に基づい
て、新たに生成する画像の画像データ生成条件を決定
し、画像データ生成手段が、前記決定された画像データ
生成条件に基づいて画像データを生成する構成とした。
【0017】請求項12の発明にかかる画像データ生成装
置は、画像付帯情報入力手段によって新たに生成する画
像に関わる画像付帯情報を入力する一方、画像付帯情報
読み出し手段によって過去に生成された画像データの生
成条件に関する情報を含む画像付帯情報を記憶装置から
読み出す。そして、画像データ生成条件決定手段が、前
記新たな画像付帯情報及び過去の画像付帯情報に基づい
て、新たに生成する画像の画像データ生成条件を決定
し、画像データ生成手段が、前記決定された画像データ
生成条件に基づいて画像データを生成する構成とした。
【0018】請求項13の発明にかかる画像データ生成装
置では、前記画像データが人体の一部を被写体として含
む放射線画像であり、かつ、前記画像付帯情報として被
検者情報を含み、前記画像データ生成条件決定手段が、
前記画像付帯情報入力手段で入力された被検者情報と同
一の被検者に関わる過去の画像データ生成条件に基づい
て、新たに生成する画像の画像データ生成条件を決定す
る構成とした。
【0019】請求項14の発明にかかる画像データ生成装
置では、前記画像データが人体の一部を被写体として含
む放射線画像であり、かつ、前記画像付帯情報として撮
影部位・***情報を含み、前記画像データ生成条件決定
手段が、前記画像付帯情報入力手段で入力された撮影部
位・***情報と同一の撮影部位・***に関わる過去の画
像データ生成条件に基づいて、新たに生成する画像の画
像データ生成条件を決定する構成とした。
【0020】請求項15の発明にかかる画像データ生成装
置では、前記画像データ生成手段が、放射線画像として
の画像データを生成する構成であり、前記画像データ生
成条件が、放射線照射条件,前記放射線画像変換媒体特
性,前記放射線画像変換媒体からの画像データの読取条
件のうちの少なくとも1つである構成とした。
【0021】
【作用】請求項1の発明にかかる画像処理装置による
と、画像データと共に、該画像データを生成したときの
条件を含む画像付帯情報が記憶されており、前記画像付
帯情報に応じた補正処理が画像データに対して施され
る。従って、画像データの生成条件の違いに応じた補正
処理を行って、生成条件が異なっても同一特性の画像デ
ータを得ることが可能である。
【0022】請求項2の発明にかかる画像処理装置によ
ると、画像データにおける画素サイズ,階調数,階調特
性が補正処理の対象とされ、これらの画像特性を画像間
で揃えることができる。請求項3の発明にかかる画像処
理装置によると、人体の放射線画像データを扱う構成に
おいて、画像データの生成条件として、放射線照射条
件,放射線画像変換媒体特性,画像読取条件のいずれか
1つを記憶し、これらの生成条件の違いに応じた補正処
理を行って、照射条件等の違いによる画像特性(画素サ
イズ,階調等)の違いを補正する。
【0023】請求項4の発明にかかる画像処理装置によ
ると、人体の放射線画像データを扱う構成において、画
像付帯情報として被検者の情報を含み、同一被検者の画
像データについては相互に同一の画像特性になるように
補正処理がなされる。従って、同一被検者については、
たとえ生成条件が異なっても、特性を一致させた上で対
比することが可能となる。
【0024】請求項5の発明にかかる画像処理装置によ
ると、人体の放射線画像データを扱う構成において、画
像付帯情報として撮影部位・***情報を含み、同一の撮
影部位・***の画像データについては、同一の画像特性
になるように補正処理される。従って、同一の撮影部位
・***については、たとえ生成条件が異なっても、特性
を一致させた上で対比することが可能となる。
【0025】請求項6の発明にかかる画像処理装置によ
ると、画像処理後の画像データを可視化する画像出力手
段を備える構成において、前記画像出力手段の特性に基
づいて補正処理を施すものとし、可視化されたときの画
像特性を揃えることができるようにした。請求項7の発
明にかかる画像処理装置によると、画像処理として時系
列的な放射線画像間における演算処理を含む構成とし、
画像特性を揃える補正処理が行われた画像間での演算処
理によって、放射線画像に基づく診断情報の抽出を精度
良く行わせる。
【0026】請求項8の発明にかかる画像処理装置によ
ると、画像処理が施された画像を表示する手段を備え、
特性を揃えた複数画像を、順次切り替えて又は複数同時
に表示させて、複数画像間での対比観察が行えるように
した。請求項9の発明にかかる画像処理装置によると、
画像処理後の画像データを記憶装置に格納するので、画
像特性が揃えられた画像を必要時に読み出して観察する
ことが可能である。
【0027】請求項10の発明にかかる画像処理装置によ
ると、画像処理条件に関わる情報を、記憶装置に対して
画像データ又は画像付帯情報に対応づけて記憶させるの
で、画像データの読み出し時に、前記画像処理条件に関
わる情報を同時に読み出して、所期の画像処理を施した
上で画像の観察を行わせることができる。請求項11の発
明にかかる画像データ生成装置によると、過去に画像デ
ータを生成したときの生成条件を含む画像付帯情報が記
憶されており、かかる記憶データを読み出して、新たに
生成する画像の画像データ生成条件が決定される構成と
なっており、過去の生成時と同じ条件で画像データを生
成させることが可能となる。
【0028】請求項12の発明にかかる画像データ生成装
置によると、新たに生成する画像付帯情報と、過去に生
成された画像データの生成条件を含む画像付帯情報との
対比によって新たに画像データを生成する際の条件が決
定される構成であり、新たに生成する画像の被検者や撮
影部位等に応じて過去の生成条件を参照し、同一条件で
の生成を可能にする。
【0029】請求項13の発明にかかる画像データ生成装
置によると、画像付帯情報として被検者の情報を含む構
成とし、過去に同一の被検者に対して用いた生成条件と
同じ条件で新たに画像データを生成させることができる
ようにした。請求項14の発明にかかる画像データ生成装
置によると、画像付帯情報として撮影部位・***情報を
含む構成とし、過去に同一の撮影部位・***に対して用
いた生成条件と同じ条件で新たに画像データを生成させ
ることができるようにした。
【0030】請求項15の発明にかかる画像データ生成装
置によると、画像データを被写体の放射線撮影で得る構
成において、画像データ生成条件を、放射線照射条件,
放射線画像変換媒体特性,画像読取条件のうちの少なく
とも1つとし、前記放射線撮影の条件を安定化させて特
性の揃った画像データを生成させる。
【0031】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図1は、
実施例にかかる放射線画像処理システムの構成ブロック
図であり、被写体としての人体の放射線画像を撮影し
て、医療用の診断情報として提供するシステム構成とな
っている。尚、前記図1に示す放射線画像処理システム
は、後述するように本発明にかかる画像処理装置及び画
像データ生成装置を含むものである。
【0032】図1において、X線源1は、図示しない被
写体に対して照射するX線(放射線)を発生させるもの
であり、該X線源1によるX線発生は、X線発生制御部
2によって制御される。前記X線源1で発生したX線を
被写体に照射することでX線の透過量に対応するものと
して形成される放射線画像は、画像記録読取部3の放射
線画像変換パネル(放射線画像変換媒体)4に記録され
た後、読取り装置5によって画像データとして読み取ら
れる。
【0033】前記放射線画像変換パネル4は、X線源1
からの照射放射線量に対する被写体各部の放射線透過率
分布に従ったエネルギーを輝尽性蛍光体層に蓄積し、そ
こに被写体の潜像を形成するものである。前記放射線画
像変換パネル4は、支持体上に輝尽性蛍光体層を、輝尽
性蛍光体の気相堆積、或いは輝尽性蛍光体塗料塗布によ
って設けてあり、該輝尽性蛍光体層は環境による悪影響
及び損傷を遮断するために、保護部材によって遮蔽若し
くは被覆されている。尚、前記輝尽性蛍光体材料として
は、例えば、特開昭61−72091号公報、或いは、
特開昭59−75200号公報に開示されるような材料
が使われる。
【0034】一方、読取り装置5は、レーザ光等の励起
光を前記放射線画像変換パネル4に走査して、変換パネ
ル4からの潜像エネルギーに比例した強度の輝尽発光を
発光させる励起光走査部5aと、前記輝尽発光をその強
度に応じた電気信号に変換する光電変換部5bとからな
り、光電変換部5bで得られた電気信号はA/D変換さ
れて、被写体各部の放射線透過量に比例するディジタル
画像信号が得られる。
【0035】尚、前記画像記録読取部3は、前記放射線
画像変換パネル(輝尽性蛍光体パネル)4と読取り装置
5とによって構成されるものに限定されず、X線写真
(放射線写真)をレーザフィルムスキャナによって読み
取る構成を備えるようにしても良く、また、前記輝尽性
蛍光体を用いた構成と、前記レーザフィルムスキャナと
の両方を備える構成であっても良い。
【0036】前記レーザフィルムスキャナは、レーザな
どの光源からの光を前記X線写真フィルムに照射してフ
ィルムの透過光を得て、かかる透過光を光電変換してデ
ィジタル画像信号を得るものである。また、1次元に配
列したX線量子計数型検出器(放射線画像変換媒体)
を、ファンビーム状に照射されるX線の走査に同期させ
て走査することにより、2次元画像データを生成する構
成であっても良い。
【0037】更に、被写体を透過したX線を可視光に変
換するX線増感紙などの変換媒体(放射線画像変換媒
体)に照射して、透過X線を光に変換し、該光を集光装
置によってCCD等の光電変換素子に導いて、放射線画
像データを得る構成であっても良い。図1に示す構成に
おいて読取り装置5によって得られた前記ディジタル画
像信号(画像データ)は制御部6に送られ、付帯情報入
力装置7によって入力される被検者情報や撮影部位・体
位等の情報を含む画像付帯情報と共に、光磁気ディスク
8(記憶装置)に格納される。尚、前記光磁気ディスク
8に代えて、光ディスク,磁気テープなどの記憶装置を
備える構成であっても良い。
【0038】また、前記制御部6には、放射線画像を可
視情報として出力するCRT9(画像出力手段,画像表
示手段)が付設されており、前記CRT9に読み取った
放射線画像を表示させて観察することができるようにな
っている。尚、前記CRT9に代えて、又は、前記CR
T9と共に、画像出力手段としてのレーザフィルムプリ
ンタを備え、該レーザフィルムプリンタによって放射線
画像情報をハードコピーできる構成であっても良い。
【0039】前記制御部6は、前記画像記録読取部3に
おける放射線画像の読取り動作(励起光走査,光電変換
等)の制御すると共に、照射条件制御部10を介してX線
源1におけるX線照射を制御する。ここで、前記画像付
帯情報としては、図2に示すように、大きく分けて被検
者情報,撮影部位・***情報,画像データ生成条件の3
種類が記憶される構成としてある。
【0040】前記被検者情報とは、前記付帯情報入力装
置7を介して入力される放射線撮影された被検者の識別
情報であり、例えば被検者の氏名,被検者のID番号な
どである。また、撮影部位・***情報とは、被検者のう
ちのどの部分をどのような向きで撮影したかを示す情報
であり、撮影部位としては頭部,胸部,腹部などに予め
分類され、***情報としては、正面,側面などに分けら
れる。
【0041】画像データ生成条件は、図2に示すよう
に、放射線照射条件,放射線画像変換媒体特性,画像読
取条件に分けられる。前記放射線照射条件とは、X線管
に与えた電圧・電流、X線照射時間、X線量(管電流×
照射時間)、散乱線除去のためにX線源1と変換パネル
4との間に設けられるグリッドの有無、付加フィルタの
有無、撮影距離、照射範囲等の情報である。
【0042】また、放射線画像変換媒体特性とは、本実
施例の輝尽性蛍光体を用いる構成では、変換パネル4
(輝尽性蛍光体パネル)の特性であり、X線写真をスキ
ャナで読み取る構成の場合には、撮影時に用いるフィル
ム又は増感紙の特性であり、また、放射線検出器を用い
る構成では、該放射線検出器の特性であり、更に、透過
X線をX線増感紙で可視光に変換してこれを光電変換す
る構成では、前記増感紙の特性である。
【0043】また、画像読取条件とは、いずれの場合に
も読取画素サイズ,読取範囲,階調数,ダイナミックレ
ンジ,読取階調特性などである。ここで、前記画素サイ
ズとは、ディジタル画像の画素ピッチが、被写体(人
体)上でどれだけの距離に相当するかを表すものとす
る。従って、輝尽性蛍光体を用いる構成では、前記画素
サイズは変換パネル4からの読取り画素サイズであり、
直接撮影X線写真をスキャナで読み取る構成では、スキ
ャナの読取り画素サイズであり、間接撮影X線写真をス
キャナで読み取る構成では、間接撮影ミラーカメラの画
像縮小率とスキャナの読取り画素サイズとの乗算値であ
る。
【0044】尚、前記画像付帯情報としては、前記被検
者情報,撮影部位・***情報,画像データ生成条件の
他、検査日,検査ID,累積画像数,他の臨床検査の検
査結果,医師の所見,治療記録,問診表内容などを含め
るようにしても良い。ところで、前記光磁気ディスク8
に対して記録される画像データとして、例えば輝尽性蛍
光体を用いて得られた画像データと、レーザフィルムス
キャナを用いて得られた画像データとが混在するような
場合には、前記画像データの読取り方式の違いによって
画像データ間で、画素サイズ,階調数,階調特性などの
画像特性が異なってしまう場合があり、かかる画像特性
の違いが画像間の対比観察における精度を悪化させるこ
とになってしまう。
【0045】そこで、本実施例において前記制御部6
は、記憶装置としての前記光磁気ディスク8に記憶され
ている画像データを前記画像付帯情報と共に読み出し
(画像情報読み出し手段)、該読み出した画像データに
おける画素サイズ等の画像特性を前記画像付帯情報から
判断し、所定の画素サイズ,階調数,階調特性に揃える
補正処理を施す画像処理手段としての機能を有してい
る。
【0046】前記補正処理の様子を、図3のフローチャ
ートに従って詳細に説明する。まず、S1では、光磁気
ディスク8から画像データ及び対応する画像付帯情報を
読み出す。S2では、前記読み出された画像付帯情報の
うちの画像データ生成条件に基づいて、読み出した画像
の特性を判別する。
【0047】S3では、読み出した画像データの画素サ
イズと、予め設定された所定の画素サイズとを比較す
る。ここで、前記所定の画素サイズとしては、0.02〜1.
6mm 程度が好ましく、更に0.04〜0.8mm がより好まし
い。S3で、読み出した画像データの画素サイズが予め
設定された所定の画素サイズと異なると判断された場合
には、S4へ進んで、画素サイズの補正処理を施す。
【0048】S4において画素サイズを大きくする(画
素数を減少させる)場合には、画像データの間引き処
理,平均化縮小,又は補間縮小を行い、画素サイズを小
さくする(画素数を増大させる)場合には、直線補間や
スプライン補間などの補間演算を用いた補間拡大を行え
ば良い。尚、画素サイズの補正と共に、画像全体のサイ
ズを補正しても良い。例えば、上記画素サイズの補正処
理を行った結果、全ての画像の画素数が略2000×2000画
素になったが、前記画像データの読取り方式の違いによ
って前記画素数に僅かなばらつきがある場合には、画像
辺縁のデータを切り捨てるか付け足して、2048×2048画
素に統一するようにする。
【0049】前記画素サイズの補正処理に続いて、今度
は、読み出した画像データの階調数と、予め設定された
所定の階調数とを、S5において比較する。ここで、前
記所定の階調数としては、7bit 〜16bit が好ましく、
更に8bit 〜12bit (相対X線量103 の範囲について)
がより好ましい。S5で、読み出した画像データの階調
数が予め設定された所定の階調数と異なると判断された
場合には、S6へ進んで、階調数の補正処理を施す。
【0050】前記階調数の補正処理は、全ての画像デー
タに対して定数を乗ずるか、又は、定数で除算した後、
所望のビット数の形式に変換する処理を行えば良い。ま
た、階調数(ビット数)を減らす場合には、下位ビット
のみを除く処理を行う構成としても良い。階調数の補正
処理が終了すると、次に、読み出した画像データの階調
特性と、予め設定された所定の階調特性とを、S7にお
いて比較する。ここで、前記所定の階調特性として、X
線量の対数に比例する特性を予め設定しておくことが好
ましい。
【0051】S7で、読み出した画像データの階調特性
が予め設定された所定の階調特性と異なると判断された
場合には、S8へ進んで、階調特性の補正処理を施す。
前記階調特性の補正処理は、読み出した画像データの階
調特性を表す関数(図4(a)参照)の逆関数と、所望
の階調特性を表す関数(図4(b)参照)との合成関数
(階調変換曲線)に基づいて、入力信号値と出力信号値
との対応を示すルックアップテーブルを作成し(図4
(c)参照)、該ルックアップテーブルによって画像デ
ータを変換すれば良い。
【0052】尚、前記階調数の補正処理と階調特性の補
正処理とを、前記ルックアップテーブルを用いて同時に
行わせる構成としても良い。上記構成によれば、光磁気
ディスク8に記憶されている複数の画像間で、放射線撮
影時における放射線の照射条件や変換パネル4からの読
取り条件などの違いによって生じる画素サイズ,階調
数,階調特性等の画像特性の違いがあっても、各画像毎
に一定の特性に補正されることになるから、補正処理後
の画像データをCRT9に表示させるときに、同じ特性
の画像同士として対比観察でき、比較読影が容易となっ
て、診断精度及び診断効率を向上させることができる。
【0053】前記CRT9の画面上に画像を表示させる
ときには、対比の対象となっている複数画像が順次(所
定時間毎或いはオペレータの操作に従って)切り替え表
示される構成としても良いが、対比対象の複数画像を同
時に並べて表示する構成とすれば、対比観察が一層容易
となる。尚、前記画素サイズ,階調数,階調特性の補正
処理が施された画像データを、記憶装置としての光磁気
ディスク8に書き換えて格納させれば(処理画像記憶手
段)、同じ画像を読み出すときにあらためて補正処理を
行う必要なく、一定の画像特性の画像を再現することが
できる。
【0054】或いは、前記補正処理(画像処理)の条件
を示す情報(前記ルックアップテーブル等)を、オリジ
ナル(補正前)の画像データ又は該画像データに対応す
る画像付帯情報に対応づけて光磁気ディスク8に格納さ
せ(画像処理情報記憶手段)、画像データの読み出し時
に前記補正処理条件を同時に読み出して、必要な画像処
理を画像データの読み出し毎に行わせる構成としても良
い。
【0055】ところで、上記実施例では、画素サイズ,
階調数,階調特性等の画像特性を、全画像について一定
に揃える補正処理を行う構成としたが、撮影部位・***
によっては、適正な画像特性が異なる場合がある。そこ
で、予め撮影部位・***毎に所望の画素サイズ,階調
数,階調特性を設定記憶しておき、画像データと共に読
み出した撮影部位・***情報に基づき、かかる撮影部位
・***に対応する所定の画素サイズ,階調数,階調特性
を求め、これらと画像データの画像特性との比較によっ
て補正処理を行って、撮影部位・***毎に一定の画像特
性に補正処理することが好ましい。
【0056】即ち、図5のフローチャートに示すよう
に、画像データとこれに対応する画像付帯情報を光磁気
ディスク8(記憶装置)から読み出すと(S11)、前記
画像付帯情報に含まれる撮影部位・***の情報から該当
する画像データに付与された画像情報における被写体の
部位・***を判別する(S12)。そして、前記判別され
た撮影部位・***に対応するものとして予め設定された
画素サイズ,階調数,階調特性の所定値をそれぞれ読み
出す(S13)。
【0057】例えば、胸部画像においては、画素サイズ
を0.1mm 〜0.8mm に揃えるようにすることが好ましく、
***画像においては、画素サイズを0.02mm〜0.1mm に揃
えることが好ましい。前記画素サイズ,階調数,階調特
性などの画像特性の基準データ(所望値)は、撮影部位
・***データとそれに対応する基準画像特性データ(画
素サイズ等)との組み合わせを定めるテーブルを予め記
憶しておいて、撮影部位・***の情報から前記基準画像
特性が検索される構成とすれば良い。また、基準の画像
特性データを記憶する代わりに、部位・***データとそ
の他の画像データ生成条件との組み合わせに対応させ
て、画像特性の補正係数を記憶させる構成としても良
い。
【0058】ここで、前記画像付帯情報に含まれる画像
データ生成条件(画像読取条件)に基づいて判別された
画像データの画素サイズ,階調数,階調特性と、前記撮
影部位・***に対応するものとして設定された所望値と
をそれぞれに比較し、前記図3のフローチャートで説明
したように、画素サイズの補正処理,階調数の補正処
理,階調特性の補正処理を実行する(S14〜S19)。
【0059】上記構成によれば、同じ撮影部位・***の
複数の画像について、画素サイズ,階調数,階調特性な
どの画像特性を揃えた状態で相互に観察することがで
き、同じ撮影部位・***の画像の対比観察が容易とな
り、診断精度の向上を図れる。また、撮影部位・***毎
に所定の画像特性に揃える代わりに、同一被検者の画像
を全て同一の画素サイズ,階調数,階調特性に揃えるよ
うにしても良い。
【0060】即ち、図6のフローチャートに示すよう
に、画像データと共に読み出された画像付帯情報(S2
1)から被検者の情報を判別し(S22)、該被検者の情
報に応じて画素サイズ,階調数,階調特性などの画像特
性を設定する(S23)。前記被検者に応じた画像特性の
設定は、被検者毎に画素サイズ,階調数,階調特性をぞ
れぞれ記憶したテーブルを参照して行う構成とすれば良
く、前記テーブルに記憶される画像特性は、予め設定さ
れた固定値としても良いし、また、必要に応じて更新し
て用いる構成としても良い。
【0061】更に、被検者毎の画像特性の設定において
は、例えば同一被検者の画像群における画素サイズのう
ち最も小さい画素サイズを所望画像サイズとして、他の
画像の画素サイズを前記最小画素サイズに揃える構成と
したり、同一被検者の画像群における階調数のうちの最
も大きな階調数を所望階調数として、他の画像の階調数
を前記最大階調数に備える構成とすることが好ましい。
【0062】被検者の情報に応じて画素サイズ,階調
数,階調特性それぞれの所望値を設定すると、前記画像
付帯情報に含まれる画像データ生成条件(画像読取条
件)に基づいて判別された画像データの実際の画素サイ
ズ,階調数,階調特性と、前記被検者に対応するものと
して設定された所望値とをそれぞれに比較し、前記図3
のフローチャートで説明したように、画素サイズの補正
処理,階調数の補正処理,階調特性の補正処理を実行す
る(S24〜S29)。
【0063】かかる構成によれば、同一被検者の画像に
ついては、画素サイズ,階調数,階調特性を一定に揃え
ることができるので、同一被検者に関わる時系列的な画
像の対比が容易となり、同一被検者における経時変化を
精度良く読影できる。尚、同一被検者の画像であって
も、撮影部位・***毎に画素サイズ,階調数,階調特性
の所望値を設定し、同一被検者の同一撮影部位・***毎
に一定の画像特性に揃える構成としても良い。
【0064】ここで、同一被検者についての複数画像が
同一撮影部位にかかる時系列的なものである場合には、
上記の画像特性の補正処理によって前記同一被検者の同
一撮影部位にかかる複数画像の画素サイズ,階調数,階
調特性を一定に揃えることができる。従って、前記画像
特性の補正処理がなされた同一被検者の同一撮影部位に
かかる時系列的な複数の画像(同一人体の共通部分を被
写体とする時系列的な画像)間で差分処理を行うことに
より、被検者の経時変化部分を精度良く選択的に強調す
ることができ、以て、前記差分画像(前記差分処理によ
って生成された画像。以下同様)の観察によって経時変
化部分、即ち、新たに発生した病変や病状の変化した病
変の検出を容易に行えるようになる。
【0065】ここで、同一被検者の時系列的な複数の画
像全てについて画素サイズ,階調数,階調特性を一定に
揃える代わりに、前記差分処理を行うべき2画像が選択
された時点で、2画像のうちのどちらか一方の画像の画
素サイズ,階調数,階調特性を他方のそれに一致させる
よう補正処理を行う構成としても良い。尚、前記差分処
理(画像間演算)を行うに当たっては、撮影時の被写体
のポジショニングやX線入射方向の差異に起因する画像
間での被写体部分の相対的な位置ずれを合わせるための
位置合わせ処理が必要となる。
【0066】前記位置合わせ処理は、特公昭61−14553
号公報, 特開昭63−278183号公報,特開平1−70236 号
公報等に開示されるような公知の種々の方法を用いて行
うことができる。具体的には、例えば2つの画像間で相
互に対応する部分の位置ずれを線形近似により求め、該
求められた位置ずれ量から2画像間の非線形な位置ずれ
の補正関数を求めて行われる。また、外部入力されたパ
ラメータに基づいて大まかな位置合わせを行った後、対
応する領域毎に相互相関法によりずれ量を算出して歪み
補正を行う構成であっても良い。
【0067】また、前記位置合わせの情報は、例えば平
行移動量,平行移動量と回転量との組み合わせ,多項式
の次数(多項式変換の場合),全ての画素に対するX方
向の移動量とY方向の移動量との組み合わせ,代表画素
に対するX方向の移動量とY方向の移動量との組み合わ
せとして与えられる。ところで、前記光磁気ディスク8
から読み出された画像データは、CRT9に表示させた
り、或いは、レーザフィルムプリンタによってハードコ
ピーして可視化されることになるので、これら画像出力
装置(画像出力手段)の特性に基づいて設定した所定の
画素サイズ,階調数,階調特性に揃えるようにして、画
像出力装置の特性に応じた適正な特性の画像データが与
えられるようにしても良い。
【0068】即ち、図7のフローチャートに示すよう
に、画像データ及びこれに対応する画像付帯情報を読み
出す一方(S31)、画像出力装置として用いる機器の判
別を行う(S32)。そして、画像出力装置毎に予め設定
されている画素サイズ,階調数,階調特性を参照し(S
33)、画像データの実際の画像特性と前記画像出力装置
に基づき設定した画像特性とを比較して、画素サイズの
補正処理,階調数の補正処理,階調特性の補正処理を実
行する(S34〜S39)。
【0069】上記のように画像出力装置の特性に基づい
て所望の画像特性を設定するに当たっては、画像出力装
置の種類と共に撮影部位・***の情報を加味することが
好ましい。例えば画像出力装置が走査線1000本系のCR
Tであって、撮影部位が胸部である場合には画素サイズ
を約0.4mm とし(画像全体画素サイズが約1000×1000画
素になる)、画像出力装置がレーザフィルムプリンタで
あって撮影部位が胸部である場合には画素サイズを約0.
2mm とすることが好ましい。
【0070】尚、画像処理としては、前記画素サイズの
補正処理,階調数の補正処理,階調特性の補正処理及び
画像間演算(差分処理)の他、周波数強調処理(特公昭
62−62376 号公報参照),ダイミナックレンジ圧縮処理
(特開平3−222577号公報参照),異常陰影検出処理
(特開昭62−125481号公報参照)などを含んでも良い。
また、画像データの画素サイズ,階調数,階調特性など
の画像特性に関わる補正処理における基準の画像特性
は、予め決められたルールに基づいて自動的に決定して
も良いし、画像処理時又は画像表示時にオペレータが指
定しても良い。
【0071】一方、画像データを光磁気ディスク等の記
憶装置に記憶させる際には、情報の圧縮を行っても良
く、前記圧縮処理としては、画像の情報量を殆ど低減さ
せずにデータ量のみを小さくする圧縮処理と、画像の画
素数又は階調数を低減してデータ量を減らす圧縮処理と
のいずれを用いても良い。また、オリジナルの画像デー
タの画素数又は階調数を減らす圧縮処理をして再記憶さ
せ、かかる画像データ又は画像付帯情報に対応付けて画
像処理条件(画像特性の補正データ)に関わる情報を記
憶させる場合には、前記圧縮処理による画素数又は階調
数の減少度合いに対応して、画素数又は階調数に関わる
補正データを変更した上で記憶させることが好ましい。
【0072】更に、画像データを圧縮処理するに当たっ
ては、画像に関わる情報に基づいて圧縮率を決定しても
良い。具体的には、撮影部位に応じて圧縮率を変えた
り、古い画像ほど圧縮率を大きくするなど画像生成日時
に基づいて圧縮率を変えたり、一定期間に一度も読み出
されなかった画像は圧縮率を大きくするなど画像の読み
出し履歴に基づいて圧縮率を変えたり、更に、医師の所
見があった画像又は異常陰影検出処理で異常陰影候補が
存在した画像は圧縮率を小さくするなど所見情報に基づ
いて圧縮率を変えたりすることができる。
【0073】ところで、上記実施例では、生成された画
像データをその後に画像処理することによって画素サイ
ズ等の画像特性を揃えるようにしたが、画像データの生
成時に画像特性が揃うように、放射線照射条件,放射線
画像変換媒体特性,画像読取条件などの画像データ生成
条件を決定する構成としても良い。例えば図8のフロー
チャートに示すように、過去の撮影時に用いた画像デー
タの生成条件を被検者や撮影部位・***などの付帯情報
を検索パラメータとしてCRT9に表示させ(S41:画
像付帯情報読み出し手段)、撮影技師が前記表示から該
当する被検者又は撮影部位・***に対応する画像データ
の生成条件を読取り、該画像データ生成条件の下で撮影
が行われるように各種の調整部位を手動で調整し(S4
2:画像データ生成条件決定手段)、その後、撮影(画
像データの生成)が行われるようにする(S43:画像デ
ータ生成手段)。
【0074】ここで、前記CRT9に表示される被検者
や撮影部位・***毎の画像データ生成条件の中から、撮
影技師が今回の撮影に対応する生成条件(今回撮影する
被検者又は撮影部位・***に対応する生成条件)を選択
してこれを指示すると(画像データ生成条件決定手
段)、自動的に画像データ生成条件が調整される構成と
しても良い。
【0075】また、図9のフローチャートに示すよう
に、被検者や撮影部位・***の情報(画像付帯情報)を
入力すると(S51:画像付帯情報入力手段)、これらに
対応する過去の画像データ生成条件が光磁気ディスク8
から読み出されて(S52:画像付帯情報読み出し手
段)、該読み出し結果に基づいて自動的に画像データの
生成条件が設定されて(S53:画像データ成形条件決定
手段)、その後、撮影が行われる(S54:画像データ生
成手段)構成としても良い。
【0076】上記構成によれば、被検者や撮影部位・体
位毎に一定の生成条件の下で画像データを生成させるこ
とができることになり、画像特性を揃えた状態で同一被
検者又は同一撮影部位の画像を観察することができ、ま
た、画像特性が揃えられた画像に対して種々の画像処理
が施されることで、画像処理の精度を向上できる。例え
ば、放射線の照射条件を被検者毎又は/及び撮影部位・
***毎に合わせる場合には、X線発生制御部2を制御す
る照射条件制御部10に制御部6から制御信号を送ること
により、X線管電圧やX線量が被検者又は/及び撮影部
位・***に対応する所定値に自動的に設定されるように
する。また、前記制御信号によって、撮影距離や照射範
囲が被検者又は/及び撮影部位・***に対応する所定値
に自動的に設定されるようにする。
【0077】尚、撮影距離等の自動調整機構を備えない
システムの場合には、自動調整可能なパラメータについ
ては自動調整させ、手動調整が必要な場合には、手動調
整を撮影技師に促すと共に、調整目標値を情報として与
えるようにすれば良い。手動設定の場合には、撮影技師
が、表示された情報に基づいて前記X線管電圧,X線
量,撮影距離,照射範囲などの放射線照射条件を手動で
調整する。尚、前記手動調整は、調整情報をマンマシン
インターフェイスを介して入力することを含むものとす
る。
【0078】前記放射線照射条件のうち、特に、被写体
の被曝線量に関わるX線管電圧,X線量,照射範囲が上
記のようにして、被写体又は/及び撮影部位毎に適正化
されれば、得られる画像データの特性を揃えるのみなら
ず、不必要な被曝線量の低減を果たすことが可能であ
る。また、図1に示すようなシステム構成において、前
記放射線画像変換パネル(輝尽性蛍光体パネル)4とし
て特性(放射線画像変換媒体特性)の異なる複数種のも
のを選択的に用いることができるようになっている場
合、例えば、特性が異なる複数種の変換パネル4を撮影
位置に順送りできるように構成されている場合には、予
め被検者又は/及び撮影部位・***に対応して特定され
ているパネル4が自動又は手動により指定され、該指定
に従って所望の変換パネル4が撮影位置に搬送されて撮
影に使用されるようにする。
【0079】更に、被検者又は/及び撮影部位・***に
応じて、読取り装置5における読取画素サイズ,読取範
囲,階調数,ダイナミックレンジ,読取階調特性などの
画像読取条件を決定し、該決定された条件に従って前記
読取り装置5における読取り動作を調整する構成として
も良い。尚、被検者又は/及び撮影部位・***に応じて
決定した特性に一致する特性での画像データ生成を行わ
せることができない場合には、最も近い条件で読取りを
行わせるものとすれば良い。
【0080】また、前記被検者又は/及び撮影部位・体
位に応じて決定される画像データの生成条件は、過去の
同一被検者又は/及び撮影部位・***に対して用いた生
成条件の代表的な値を新たな画像データ生成時において
条件として用いる構成としても良いし、初回撮影時のデ
ータをそのまま固定値として用いる構成としても良い
し、更に、前記記憶されている生成条件の代表的な値を
必要に応じて任意に変更できるようにしても良い。
【0081】上記実施例では、画像データ生成条件を、
被検者又は撮影部位・***の情報に基づいて決定し、同
一被検者又は撮影部位の画像については一定の画像特性
となる生成条件で生成される構成としたが、使用が予定
されている画像出力装置に応じて画像データ生成条件を
決定する構成などであっても良い。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明にか
かる画像処理装置によると、画像データの生成条件(放
射線の照射条件,読取り方式)の違いに応じた補正処理
を行って、生成条件が異なっても同一特性の画像データ
を得ることが可能となり、比較読影が容易になるという
効果がある。
【0083】請求項2の発明にかかる画像処理装置によ
ると、画像データにおける画素サイズ,階調数,階調特
性が補正処理の対象とされ、これらの画像特性を画像間
で揃えることができるという効果がある。請求項3の発
明にかかる画像処理装置によると、放射線照射条件,放
射線画像変換媒体特性,画像読取条件の違いに応じた補
正処理を行って、照射条件等の違いによる画像特性(画
素サイズ,階調等)の違いを補正することができ、照射
条件等が異なる画像間における対比観察が容易になると
いう効果がある。
【0084】請求項4の発明にかかる画像処理装置によ
ると、同一被検者の画像データについては相互に同一の
画像特性になるように補正処理がなされるので、同一被
検者については、たとえ生成条件が異なっても、特性を
一致させた上で対比することが可能となり、特に同一被
検者における経時的変化の観察が容易になるという効果
がある。
【0085】請求項5の発明にかかる画像処理装置によ
ると、同一の撮影部位・***の画像データについては、
同一の画像特性になるように補正処理されるので、同一
の撮影部位・***については、たとえ生成条件が異なっ
ても、特性を一致させた上で容易に対比観察することが
可能となるという効果がある。請求項6の発明にかかる
画像処理装置によると、画像処理後の画像データを可視
化する画像出力手段の特性に基づいて補正処理を施すの
で、画像出力手段における出力特性を安定化させること
ができるという効果がある。
【0086】請求項7の発明にかかる画像処理装置によ
ると、画像付帯情報に基づいて画像特性を補正処理した
上で、画像間での演算処理を行うから、放射線画像に基
づく診断情報の抽出を精度良く行わせることができると
いう効果がある。請求項8の発明にかかる画像処理装置
によると、画像特性を揃えた複数画像を、順次切り替え
て又は複数同時に表示させることで、複数画像間での対
比観察が容易に行えるという効果がある。
【0087】請求項9の発明にかかる画像処理装置によ
ると、画像処理後の画像データを記憶装置に格納するの
で、画像特性が揃えられた画像を必要時に再現して観察
することができるという効果がある。請求項10の発明に
かかる画像処理装置によると、画像処理条件に関わる情
報を、記憶装置に対して画像データ又は画像付帯情報に
対応づけて記憶させるので、画像データの読み出し時
に、前記画像処理条件に関わる情報を同時に読み出して
一定した画像処理を施した上で画像の観察を行わせるこ
とができるという効果がある。
【0088】請求項11の発明にかかる画像データ生成装
置によると、過去の画像データ生成時と同じ条件で画像
データを生成させることが可能となり、一定の生成条件
で画像データを生成させて、その後の対比観察を容易に
できるという効果がある。請求項12の発明にかかる画像
データ生成装置によると、新たに生成する画像の被検者
や撮影部位等に応じて過去の生成条件を参照し、同一条
件での画像データ生成を行わせることができるという効
果がある。
【0089】請求項13の発明にかかる画像データ生成装
置によると、過去に同一の被検者に対して用いた生成条
件と同じ条件で新たに画像データを生成させることがで
き、同一被検者の画像の対比観察を容易にし、また、同
一被検者の画像に対する画像処理の精度を向上できると
いう効果がある。請求項14の発明にかかる画像データ生
成装置によると、過去に同一の撮影部位・***に対して
用いた生成条件と同じ条件で新たに画像データを生成さ
せることができ、同一撮影部位・***の画像の対比観察
を容易にし、また、同一撮影部位・***の画像に対する
画像処理の精度を向上できるという効果がある。
【0090】請求項15の発明にかかる画像データ生成装
置によると、画像データ生成条件を、放射線照射条件,
放射線画像変換媒体特性,画像読取条件のうちの少なく
とも1つとし、前記放射線撮影の条件を安定化させて特
性の揃った画像データを生成させることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図。
【図2】実施例における画像付帯情報の構成を示す図。
【図3】固定の画像特性に揃える補正処理の実施例を示
すフローチャート。
【図4】階調特性の補正処理の様子を示す図。
【図5】撮影部位・***毎に画像特性を揃える補正処理
の実施例を示すフローチャート。
【図6】被検者毎に画像特性を揃える補正処理の実施例
を示すフローチャート。
【図7】出力装置の特性に応じた画像特性の補正処理の
実施例を示すフローチャート。
【図8】画像データ生成条件の手動調整の実施例を示す
フローチャート。
【図9】画像データ生成条件の自動調整の実施例を示す
フローチャート。
【符号の説明】
1 X線源 2 X線発生制御部 3 画像記録読取部 4 放射線画像変換パネル 5 読取り装置 5a 励起光走査部 5b 光電変換部 6 制御部 7 付帯情報入力装置 8 光磁気ディスク 9 CRT

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶装置に格納された画像データ及び該画
    像データの生成条件に関する情報を含む画像付帯情報を
    読み出す画像情報読み出し手段と、 該画像情報読み出し手段で読み出された画像データに対
    して、前記画像付帯情報に基づく補正処理を含む画像処
    理を施す画像処理手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記画像処理手段における画像データの補
    正処理が、画像の画素サイズ,階調数,階調特性のうち
    の少なくとも1つの画像特性に関わる補正処理であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記画像データが人体の一部を被写体とし
    て含む放射線画像であり、かつ、前記画像データの生成
    条件が、放射線照射条件,放射線画像変換媒体特性,画
    像読取条件のうちの少なくとも1つを含むことを特徴と
    する請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記画像データが人体の一部を被写体とし
    て含む放射線画像であり、かつ、前記画像付帯情報とし
    て被検者情報を含み、前記画像処理手段が、同一の被検
    者の複数の画像データについて相互に同一の画像特性と
    すべく、前記画像データの生成条件に基づいて画像デー
    タに対して補正処理を施すことを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】前記画像データが人体の一部を被写体とし
    て含む放射線画像であり、かつ、前記画像付帯情報とし
    て撮影部位・***情報を含み、前記画像処理手段が、前
    記撮影部位・***情報毎に予め設定された画像特性に一
    致させるべく、前記画像データの生成条件に基づいて画
    像データに対して補正処理を施すことを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】前記画像処理手段によって画像処理が施さ
    れた画像データを可視情報として出力する画像出力手段
    を備え、前記画像処理手段が、前記画像出力手段の特性
    に基づいて予め設定された画像特性に一致させるべく、
    前記画像データの生成条件に基づいて画像データに対し
    て補正処理を施すことを特徴とする請求項1〜3のいず
    れか1つに記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】前記画像データが同一人体の共通部分を被
    写体として含む複数の時系列的な放射線画像であって、
    前記画像処理手段が、前記補正処理に加えて、前記複数
    の時系列的な放射線画像に含まれる少なくとも2画像を
    用いた画像間演算処理を行うことを特徴とする請求項1
    〜6のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】前記画像処理手段で画像処理が施された画
    像を複数同時に又は順次切り替えて表示する画像表示手
    段を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1
    つに記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】前記画像処理手段で画像処理が施された画
    像データを、記憶装置に格納する処理画像記憶手段を設
    けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記
    載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】前記画像処理手段における画像処理条件に
    関わる情報を、前記記憶装置に格納されている画像処理
    前の画像データ又は画像付帯情報に対応づけて該記憶装
    置に格納する画像処理情報記憶手段を設けたことを特徴
    とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の画像処理装
    置。
  11. 【請求項11】過去に生成された画像データの生成条件に
    関する情報を含む画像付帯情報を記憶装置から読み出す
    画像付帯情報読み出し手段と、 該画像付帯情報読み出し手段で読み出された画像付帯情
    報に基づいて、新たに生成する画像の画像データ生成条
    件を決定する画像データ生成条件決定手段と、 該生成条件決定手段で決定された画像データ生成条件に
    基づいて画像データを生成する画像データ生成手段と、 を有することを特徴とする画像データ生成装置。
  12. 【請求項12】新たに生成する画像に関わる画像付帯情報
    を入力する画像付帯情報入力手段と、 過去に生成された画像データの生成条件に関する情報を
    含む画像付帯情報を記憶装置から読み出す画像付帯情報
    読み出し手段と、 前記画像付帯情報入力手段で入力された新たな画像付帯
    情報及び前記画像付帯情報読み出し手段で読み出された
    過去の画像付帯情報に基づいて、新たに生成する画像の
    画像データ生成条件を決定する画像データ生成条件決定
    手段と、 該生成条件決定手段で決定された画像データ生成条件に
    基づいて画像データを生成する画像データ生成手段と、 を有することを特徴とする画像データ生成装置。
  13. 【請求項13】前記画像データが人体の一部を被写体とし
    て含む放射線画像であり、かつ、前記画像付帯情報とし
    て被検者情報を含み、前記画像データ生成条件決定手段
    が、前記画像付帯情報入力手段で入力された被検者情報
    と同一の被検者に関わる過去の画像データ生成条件に基
    づいて、新たに生成する画像の画像データ生成条件を決
    定することを特徴とする請求項12記載の画像データ生成
    装置。
  14. 【請求項14】前記画像データが人体の一部を被写体とし
    て含む放射線画像であり、かつ、前記画像付帯情報とし
    て撮影部位・***情報を含み、前記画像データ生成条件
    決定手段が、前記画像付帯情報入力手段で入力された撮
    影部位・***情報と同一の撮影部位・***に関わる過去
    の画像データ生成条件に基づいて、新たに生成する画像
    の画像データ生成条件を決定することを特徴とする請求
    項12記載の画像データ生成装置。
  15. 【請求項15】前記画像データ生成手段が、放射線画像と
    しての画像データを生成する構成であり、前記画像デー
    タ生成条件が、放射線照射条件,前記放射線画像変換媒
    体特性,前記放射線画像変換媒体からの画像データの読
    取条件のうちの少なくとも1つであることを特徴とする
    請求項11〜14のいずれか1つに記載の画像データ生成装
    置。
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