JPH08145646A - 空気マイクロメータ用外径測定ジェット - Google Patents

空気マイクロメータ用外径測定ジェット

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JPH08145646A
JPH08145646A JP28066694A JP28066694A JPH08145646A JP H08145646 A JPH08145646 A JP H08145646A JP 28066694 A JP28066694 A JP 28066694A JP 28066694 A JP28066694 A JP 28066694A JP H08145646 A JPH08145646 A JP H08145646A
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work
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outer diameter
measuring
air
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Minoru Numamoto
実 沼本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リング式測定ヘッドの円形中空部に嵌入した
ワークを円形中空部の中央に保持しながらワークの外径
を正確に測定する。 【構成】 複数のフローティング用ノズル20A、20
A…をリング式測定ヘッド10の内周10Aに配した。
そして、複数のフローティング用ノズル20A、20A
…から空気を吹き出すことにより、リング式測定ヘッド
10の円形中空部に嵌入したワークを円形中空部の中央
に保持することがでる。これにより、リング式測定ヘッ
ド10の円形中空部の中央にワークを保持しながらワー
クの外径を測定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気マイクロメータ用
外径測定ジェットに係り、特にリング式測定ヘッドの内
周のノズルから空気を吹き出してリング式測定ヘッドの
中空部に支持されたワークの外径を測定する空気マイク
ロメータ用外径測定ジェットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に空気マイクロメータ用外径測定ジ
ェットはスナップハンド式等が知られている。図3に示
すように、スナップハンド式外径測定ジェット2のV台
4の両端部にはノズル8、8が配されている。そして、
V台4にワーク6を載置し、ノズル8、8から空気を吹
き出してワーク6の外径を測定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スナッ
プハンド式外径測定ジェット2で外径が小さいワーク6
を測定する場合、ワーク6の曲率が小さくなり、ノズル
8、8から吹き出された空気が逃げるのでワーク6の外
径を測定することができないという問題がある。また、
ワーク6が軽量の場合、V台4に載置されたワーク6に
ノズル8、8から空気を吹き付けることによりワーク6
の姿勢誤差が大きくなり、ワーク6の外径を正確に測定
することができないという問題がある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ワークの外径を正確に検出することができる空
気マイクロメータ用外径測定ジェットを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する為に、測定ヘッドの円形中空部にワークを嵌入
し、前記測定ヘッドの円形中空部の内周に設けられた両
側の測定ノズルから空気を吹き出して前記ワークの外径
を測定する空気マイクロメータ用外径測定ジェットにお
いて、前記測定ノズルの他に前記測定ヘッドの内周に複
数のフローティング用ノズルを配設し、前記複数のフロ
ーティング用ノズルから空気を吹き出して前記リング式
測定ヘッドの中空部内に嵌入された前記ワークを前記中
空部の中央位置に保持しながら前記測定ノズルから空気
を吹き出して前記ワークの外径を測定することを特徴と
している。
【0006】
【作用】本発明によれば、ワークの外径を測定する測定
ヘッドの内周に複数のフローティング用ノズルを配し
た。そして、複数のフローティング用ノズルから空気を
吹き出すことにより、測定ヘッドの円形中空部に嵌入し
たワークを円形中空部の中央に保持することができる。
従って、ワークを円形中空部の中央に保持した状態で、
測定ノズルから空気を吹き出してワークの外径を測定す
ることができる。
【0007】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る空気マイ
クロメータ用外径測定ジェットについて詳説する。図1
には本発明に係る空気マイクロメータ用外径測定ジェッ
トの断面図が示され、図2にはその要部拡大図が示され
ている。空気マイクロメータ用外径測定ジェットのリン
グ式測定ヘッド10はリング状に形成され、リング式測
定ヘッド10には取付け穴12、12…が放射状に所定
間隔をおいて形成されている。
【0008】図1上でリング式測定ヘッドの同一断面に
形成された取付け穴12、12には、測定用ニップル1
4、14が嵌入されている。測定用ニップル14にはノ
ズル14Aが形成されている。測定用ニップル14の内
端部14Bは、リング式測定ヘッド10の内周面10A
と同一の円弧状に形成され、リング式測定ヘッド10の
内周面10Aから10μ〜20μ外側に配設されている
(図2参照)。
【0009】測定用ニップル14の外端部にはフランジ
16が形成され、フランジ16はリング式測定ヘッド1
0の外周にリング17を介して接触している。また、測
定用ニップル14の外端部にはニップル部18が形成さ
れ、ニップル部18にはホースが嵌入されている。この
ホースは図示しない空気供給源に連通されている。従っ
て、空気供給源から供給された空気はホース、ノズル1
4Aを介してリング式測定ヘッド10の円形中空部内に
吹き出される。
【0010】図1上でリング式測定ヘッドの同一断面に
形成された穴12、12…には、フローティング用ニッ
プル20、20が嵌入されている。フローティング用ニ
ップル20にはフランジ22が形成され、フランジ22
はリング式測定ヘッド10の外周にリング17を介して
接触している。また、フローティング用ニップル20に
はノズル20Aが同軸上に形成され、フローティング用
ニップル20の内端部には絞り20Bが形成されてい
る。
【0011】また、フローティング用ニップル20の内
端面20Cは、リング式測定ヘッド10の内周面10A
と同一の円弧状に形成され、リング式測定ヘッド10の
内周面10Aから10μ〜20μ外側に位置している。
また、フローティング用ニップル20の外端部にはニッ
プル部24が形成され、ニップル部24にはホースが嵌
入されている。このホースは前記空気供給源に連通され
ている。
【0012】従って、空気供給源から供給された空気は
ホース、ノズル20A及び絞り20Bを介してリング式
測定ヘッド10の円形中空部に吹き出される。この場
合、フローティング用ニップル20の絞り20Bの径を
小さく設定することにより、リング式測定ヘッド10の
円形中空部に嵌入されたワーク26が中央から僅かにズ
レた場合でも、ノズル20A内の空気圧が減少する。従
って、ノズル20A内の空気圧を一定に維持することに
より、ワーク26をリング式測定ヘッド10の円形中空
部の中央に保持することができる。
【0013】ここで、リング式測定ヘッド10に測定用
ニップル14を取り付ける方法を説明する。先ず、リン
グ式測定ヘッド10の厚みt1 にリングの厚みt2 を加
えた長さ(t1 +t2 )で測定用ニップル14及びフロ
ーティング用ニップル20の首下長さ(測定用ニップル
14の場合、フランジ16から測定用ニップル14の内
端部14Bまでの長さ、フローティング用ニップル20
の場合、フランジ22からフローティング用ニップル2
0の内端部20Cまでの長さ)にそれぞれのニップル1
4、20の内端部を加工する。この場合、それぞれのニ
ップル14、20の内端部はリング式測定ヘッド10の
内周面10Aと同一の曲面になるように加工する。
【0014】次に、リングの厚みが(t2 +10μ〜2
0μ)に設定されたリング17を測定用ニップル14及
びフローティング用ニップル20に嵌入した状態で、測
定用ニップル14及びフローティング用ニップル20を
それぞれリング式測定ヘッド10に形成された穴12、
12…の所定位置に嵌入する。これにより、測定用ニッ
プル14の内端部14B及びフローティング用ニップル
20の内端部20Cが、リング式測定ヘッド10の内周
面10Aから10μ〜20μ外側に位置する。
【0015】前記の如く構成された本発明に係る空気マ
イクロメータ用外径測定ジェットの作用について説明す
る。先ず、マスタを使用して空気マイクロメータの倍率
調整及び零調整を行う。次に、リング式測定ヘッド10
の円形中空部にワーク26を嵌入し、図示しない空気供
給手段から供給された空気をホースを介して測定用ニッ
プル14、14及びフローティング用ニップル20、2
0…に導く。フローティング用ニップル20に導かれた
空気はノズル20A及び絞り20Bを介してリング式測
定ヘッド10の円形中空部内に吹き出される。
【0016】この場合、フローティング用ニップル20
の絞り20Bの径が小さく設定されているので、ノズル
20A内の空気圧を一定に維持することにより、ワーク
26をリング式測定ヘッド10の円形中空部の中央に保
持することができる。一方、測定用ニップル14に導か
れた空気はノズル14Aの先端部からリング式測定ヘッ
ド10の円形中空部内に吹き出される。従って、ワーク
26をリング式測定ヘッド10の円形中空部の中央に保
持した状態で、測定用ニップル14の内端部14Bとワ
ーク26の外周との隙間を流れる空気容量に基づいて、
ワーク26の外径を測定することができる。従って、ワ
ーク26の外径を高精度に測定することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る空気マ
イクロメータ用外径測定ジェットによれば、複数のフロ
ーティング用ノズルから空気を吹き出すことにより、測
定ヘッドの円形中空部に嵌入したワークを円形中空部の
中央に保持することができる。従って、ワークを円形中
空部の中央に保持した状態で、測定ノズルから空気を吹
き出してワークの外径を測定することができ、これによ
り、ワークの外径を正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気マイクロメータ用外径測定ジ
ェットに使用されたリング式測定ヘッドの断面図
【図2】図1のA−B−C線に沿って切断した状態を示
した断面図
【図3】従来の空気マイクロメータ用外径測定ジェット
の側面図
【図4】従来の空気マイクロメータ用外径測定ジェット
の作用を説明する説明図
【符号の説明】
10…リング式測定ヘッド 10A…内周 14…測定用ニップル 14A、20A…ノズル 20…フローティング用ニップル 26…ワーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定ヘッドの円形中空部にワークを嵌入
    し、前記測定ヘッドの円形中空部の内周に設けられた両
    側の測定ノズルから空気を吹き出して前記ワークの外径
    を測定する空気マイクロメータ用外径測定ジェットにお
    いて、 前記測定ノズルの他に前記測定ヘッドの内周に複数のフ
    ローティング用ノズルを配設し、前記複数のフローティ
    ング用ノズルから空気を吹き出して前記リング式測定ヘ
    ッドの中空部内に嵌入された前記ワークを前記中空部の
    中央位置に保持しながら前記測定ノズルから空気を吹き
    出して前記ワークの外径を測定することを特徴とする空
    気マイクロメータ用外径測定ジェット。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002065052A1 (fr) * 2001-02-16 2002-08-22 Tokyo Seimitsu Co., Ltd. Procede et dispositif de mesure dimension
KR100467210B1 (ko) * 2002-03-16 2005-01-24 텔스타엔지니어링 주식회사 분사공기 개폐수단을 구비한 공기마이크로미터용 측정헤드
JP2016099112A (ja) * 2014-11-18 2016-05-30 株式会社東京精密 径測定装置
DE102015113575A1 (de) * 2015-08-17 2017-02-23 Jenoptik Industrial Metrology Germany Gmbh Messdüsenanordnung

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