JPH08144217A - 作業機械の作業機取付構造 - Google Patents

作業機械の作業機取付構造

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JPH08144217A
JPH08144217A JP6289411A JP28941194A JPH08144217A JP H08144217 A JPH08144217 A JP H08144217A JP 6289411 A JP6289411 A JP 6289411A JP 28941194 A JP28941194 A JP 28941194A JP H08144217 A JPH08144217 A JP H08144217A
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working machine
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Haruki Shinagawa
春樹 品川
Shinji Iguchi
慎治 井口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業機の車体幅方向移動量が大で、上下移動
が大であり、しかも摺動部に切削廃材等が付着しない
し、配管を簡単とする。 【構成】 車体1に横部材13を横移動用シリンダー4
2で車体幅方向に摺動自在に支承し、この横部材13に
取付けた一対のリフトシリンダー14のピストン杆15
を作業機フレーム9に連結し、横部材13と作業機フレ
ーム9に亘って連結部材17を連結して作業機フレーム
9とともに作業機9を車体幅方向に移動できるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、路面切削などの路面作
業を行う作業機械において路面切削機などの作業機を車
体に取付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】路面切削する作業機械としては、実公昭
61−26417号公報の第3図に示すように、車体に
作業機フレームをリンクとシリンダで上下動自在に取付
け、この作業機フレームのレール部に回転駆動される切
削ドラムを有する作業機をシリンダにより車体幅方向に
摺動自在に取付けた作業機取付構造が知られている。
【0003】また、実公昭61−26417号公報の第
1図と第2図に示すように、車体の両側にリフトシリン
ダーを支持し、このリフトシリンダーのロッドにシフト
ビームを連結し、そのシフトビームに作動具を摺動自在
に取付け、その作動具に作業機フレームを連結し、シフ
トビームと作動具に亘ってシフトシリンダーを連結し、
前記作業機フレームを車体に平行リンクで連結すると共
に、車体とシフトビームを連結部材で連結した作業機取
付構造が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の作業機取付構造
であると、作業機フレームに設けたレール部の車体幅方
向寸法が車体幅以内となるので、その作業機の車体幅方
向の移動量が小さいものとなるし、その摺動部が作業機
に近いために、その摺動部に作業機による切削廃材等が
付着し易くなる。
【0005】後者の作業機取付構造であると、シフトシ
リンダーによってシフトビームを車体幅方向に移動でき
るから、作業機の車体幅方向の移動量を大きくできる
が、作業機フレームの上部に作動具、シフトビーム、シ
フトシリンダー等が配設されるので、作業機フレームの
上部と車体との間の上下スペースが小さくなり、作業機
フレームの上下移動量が小さいものとなるから、作業機
の上下移動量が小さくなって作業性が低下する。
【0006】このことを解消するには車体を高くして車
体と作業機フレームとの間の上下スペースを大きくすれ
ば良いが、そのようにすると車体前部がオペレータの前
方視界の邪魔になって前方視界性が低下する。
【0007】また、シフトビームと作動具との摺動部に
切削廃材等の異物が付着し易く見苦しくなるばかりか、
摺動抵抗大となって作業機フレームがスムーズ移動しな
くなる。
【0008】また、前者と後者の作業機取付構造である
と、車体からシリンダ、シフトシリンダーに配管する必
要があるし、そのシフトシリンダーが車体上下方向に移
動し、そのシフトシリンダーが車体幅方向に移動するの
で、その配管が面倒となって組立性が低下する。
【0009】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした作業機械の作業機取付構造を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】車体1に作業機12を備
えた作業機フレーム9を平行リンク11で上下方向に移
動自在に取付け、前記車体1に横部材13を車体幅方向
に摺動自在に支承し、その横部材13に一対のリフトシ
リンダー14を取付け、その各リフトシリンダー14の
ピストン杆15を作業機フレーム9に連結し、前記車体
1と横部材13に亘って横移動用シリンダー43を連結
し、前記横部材13と作業機フレーム9とに亘って連結
部材17を連結した作業機械の作業機取付構造。車体1
に作業機12を備えた作業機フレーム9を平行リンク1
1で上下方向に移動自在に取付け、前記車体1にガイド
体51を取付け、このガイド体51に横部材13を車体
幅方向に摺動自在に支承し、その横部材13に一対のリ
フトシリンダー14を取付け、その各リフトシリンダー
14のピストン杆15を作業機フレーム9に連結し、前
記ガイド体51と横部材13に亘って横移動用シリンダ
ー43を連結し、前記横部材13と作業機フレーム9と
に亘って連結部材17を連結したことを特徴とする作業
機械の作業機取付構造。
【0011】
【作 用】車体1に対して横部材13を車体幅方向に
摺動することで作業機フレーム9とともに作業機12を
車体幅方向に移動できる。また、作業機フレーム9の上
面には何らの部材が取付けてないから作業機フレーム9
と車体1との上下スペースが大きくなって作業機12を
大きく上下動できる。また、車体1と横部材13の摺動
部が作業機12より遠く離れ、その摺動部に切削廃材等
が付着することがない。また、横移動用シリンダー43
は車体1に対して移動しないから、車体1から横移動用
シリンダー43まで簡単に配管できる。
【0012】
【実 施 例】図1に示すように、車体1は幅広なる後
部1aと幅狭なる前後中間部1b、前部1cより成り、
その後部1aに後輪2が装着され、車体1の前部1cに
前輪3が装着され、車体1の前部寄りに取付けた支持体
4の下部にブラケット5が取付けられ、そのブラケット
5に上下リンク6,7の一端部が球継手8で上下及び左
右揺動自在に連結してあり、その上下リンク6,7の他
端部が作業機フレーム9に球継手10で上下及び左右揺
動自在に連結されて作業機フレーム9は平行リンク11
で上下方向・左右方向(車体幅方向)に移動自在に車体
1の前部寄りに取付けてある。
【0013】前記作業機フレーム9には作業機12が取
付けてあり、前記車体1の前後中間部1bに横部材13
が車体幅方向に摺動自在に設けてあり、この横部材13
に一対のリフトシリンダー14が取付けてあり、そのピ
ストン杆15が作業機フレーム9の上部左右に球継手1
6で連結してあると共に、作業機フレーム9と横部材1
3に亘って連結部材17がピン18により連結してあ
る。
【0014】前記作業機フレーム9は図2と図3に示す
ように上横板20と両側縦板21と前縦板22と後縦板
23により下方が開口した箱状となり、その前縦板22
に取付けたブラケット24に上下リンク6,7の他端部
が球継手10により連結され、作業機12は両側縦板2
1間に回転自在に支承したドラム25に複数の切削刃2
6を取付けた路面を切削するロードカッタとなってい
る。
【0015】前記車体1の前後中間部1bは図2と図3
に示すように上横板30と下横板31と両側縦板32,
32により矩形断面中空長尺形状となり、その両側縦板
32には孔33が相対向して形成され、その孔33に横
部材13がブッシュ34を介して車体幅方向に摺動自在
に支承されている。
【0016】前記横部材13は車体1の前後中間部1b
の幅よりも長く、かつ車体1の後部1aの幅と略同一長
さの長尺なる断面円形の棒状体となり、その長手方向両
端部に盲穴35が軸方向に向けて形成され、その盲穴3
5にブッシュ36を介して回転自在に支承したシリンダ
ー取付用のヨーク37にリフトシリンダー14が車体幅
方向に揺動自在に支承してあり、そのピストン杆15が
作業機フレーム9の上横板20における車体幅方向両側
に固着したブラケット38に球継手16で連結されてい
る。
【0017】前記横部材13の長手方向一端部には第1
・第2ブラケット39,40を備えたリング41が嵌合
して固着され、その第1ブラケット39と車体1の上横
板30に取付けたブラケット42に亘って横移動用シリ
ンダー43が連結してあり、前記第2ブラケット40と
作業機フレーム9の上横板20に固着したブラケット4
4に亘って連結部材17がピン18で連結してあり、そ
の連結部材17は水平に対して斜めとなっている。
【0018】前記連結部材17はシリンダーとなってい
るが、ターンバックルを備えたロッドとしても良い。
【0019】次に作動を説明する。左右のリフトシリン
ダー14のピストン杆15を伸び、縮みすると作業機フ
レーム9がリンク機構11によって車体1に対して平行
姿勢で上下動する。この時リフトシリンダー14は前後
方向に若干揺動する。また横移動用シリンダー43を伸
び、縮みすると横部材13が車体1に対して車体幅方向
に摺動するから作業機フレーム9が連結部材17を介し
て車体幅方向に平行姿勢で移動する。
【0020】また、連結部材17の長さを調整すること
で作業機フレーム9が若干上下に移動しながら車体幅方
向に移動する。この時左右のリフトシリンダー14は車
体幅方向に揺動する。
【0021】図4と図5は第2実施例を示し、横部材1
3に固着したリング41の下部に第1ブラケット39と
第2ブラケット40を車体前後方向に位置をずらして固
着すると共に、車体1の前後中間部1bの下横板31に
ブラケット42が固着してあり、その第2ブラケット4
0がリフトシリンダー14と前後方向に同一位置とな
り、作業機フレーム9の上横板20にブラケット38と
ブラケット44が前後方向に同一位置で車体幅方向に位
置がずれて固着してある。
【0022】このようにすれば、リフトシリンダー14
と連結部材17が前後方向に同一位置となるから、作業
機フレーム9の動作がスムーズとなる。
【0023】図6と図7と図8は第3実施例を示し、車
体1の前後中間部1bの下面50にガイド体51を前後
一対の取付板52を介してボルト53で取付け、このガ
イド体51に横部材13を車体幅方向に摺動自在に嵌合
支承してあり、この横部材13に形成したキー溝13a
にガイド体51に螺合した回り止めキー54を相対的に
摺動自在に嵌め込んで横部材13が回転しないで車体幅
方向に摺動するようにしてある。
【0024】前記ガイド体51に固着したブラケット5
5と横部材13に固着したブラケット56に亘って横移
動用シリンダー43が連結され、この横移動用シリンダ
ー43と横部材13は略同一高さとなって車体前後方向
に並設している。
【0025】このように構成すればガイド体51と横移
動用シリンダー43がコンパクトとなるし、リフトシリ
ンダー14を取付けるヨーク37が車体1よりも下方位
置となって前方視界を向上できる。
【0026】
【発明の効果】車体1に対して横部材13を車体幅方向
に摺動することで作業機フレーム9とともに作業機12
を車体幅方向に移動できるから、作業機の車体幅方向の
移動量を大きくできる。また、作業機フレーム9の上面
には何らの部材が取付けてないから作業機フレーム9と
車体1との上下スペースが大きく、作業機12の上下動
量を大きくできる。また、車体1と横部材13の摺動部
は作業機12より遠く離れているから、その摺動部に切
削廃材等が付着することがない。また、横移動用シリン
ダー43は車体1に対して移動しないから、車体1から
横移動用シリンダー43までの配管が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す作業機械の全体正面図で
ある。
【図2】作業機取付部の拡大正面図である。
【図3】作業機取付部の側面図である。
【図4】作業機取付部の第2実施例を示す正面図であ
る。
【図5】図4の一部破断側面図である。
【図6】作業機取付部の第3実施例を示す正面図であ
る。
【図7】図6の側面図である。
【図8】図6の平面図である。
【符号の説明】
1…車体 9…作業機フレーム 11…平行リンク 12…作業機 13…横部材 14…リフトシリンダー 15…ピストン杆 17…連結部材 43…横移動用シリンダー 51…ガイド体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体1に作業機12を備えた作業機フレ
    ーム9を平行リンク11で上下方向に移動自在に取付
    け、前記車体1に横部材13を車体幅方向に摺動自在に
    支承し、その横部材13に一対のリフトシリンダー14
    を取付け、その各リフトシリンダー14のピストン杆1
    5を作業機フレーム9に連結し、前記車体1と横部材1
    3に亘って横移動用シリンダー43を連結し、前記横部
    材13と作業機フレーム9とに亘って連結部材17を連
    結したことを特徴とする作業機械の作業機取付構造。
  2. 【請求項2】 車体1に作業機12を備えた作業機フレ
    ーム9を平行リンク11で上下方向に移動自在に取付
    け、前記車体1にガイド体51を取付け、このガイド体
    51に横部材13を車体幅方向に摺動自在に支承し、そ
    の横部材13に一対のリフトシリンダー14を取付け、
    その各リフトシリンダー14のピストン杆15を作業機
    フレーム9に連結し、前記ガイド体51と横部材13に
    亘って横移動用シリンダー43を連結し、前記横部材1
    3と作業機フレーム9とに亘って連結部材17を連結し
    たことを特徴とする作業機械の作業機取付構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006291602A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Nippo Corporation:Kk 路面切削機
JP2013014994A (ja) * 2011-07-06 2013-01-24 Toko Sangyo Kk グラウンド整備装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006291602A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Nippo Corporation:Kk 路面切削機
JP2013014994A (ja) * 2011-07-06 2013-01-24 Toko Sangyo Kk グラウンド整備装置

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