JPH0814384A - 油圧機械式変速機及びその変速方法 - Google Patents

油圧機械式変速機及びその変速方法

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JPH0814384A
JPH0814384A JP16993594A JP16993594A JPH0814384A JP H0814384 A JPH0814384 A JP H0814384A JP 16993594 A JP16993594 A JP 16993594A JP 16993594 A JP16993594 A JP 16993594A JP H0814384 A JPH0814384 A JP H0814384A
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JP
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gear
switching valve
hydraulic motor
shifting
hydraulic
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JP16993594A
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English (en)
Inventor
Yasunori Okura
泰則 大蔵
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/38Control of exclusively fluid gearing
    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/4061Control related to directional control valves, e.g. change-over valves, for crossing the feeding conduits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/38Control of exclusively fluid gearing
    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/42Control of exclusively fluid gearing hydrostatic involving adjustment of a pump or motor with adjustable output or capacity
    • F16H61/421Motor capacity control by electro-hydraulic control means, e.g. using solenoid valves

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  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械部がスライディング式やコンスタント式
であっても、シンクロ式並みに変速でき、かつ、コンパ
クトな油圧機械式変速機及びその変速方法を提供する。 【構成】 固定容量式又は可変容量式の油圧モータ14
で回された入力ギヤ15と、外部へ出力を伝達する出力
ギヤ17との噛合を切り換えることにより変速すること
を達成してなる油圧機械式変速機において、前記油圧モ
ータ14とこれに油を供給する可変容量式油圧ポンプ7
との間に、開口面積Aを自在に変更可能とされたクロー
ズドセンタ形切換弁9を設けると共に、前記可変容量式
油圧ポンプ7に、前記切換弁9の前後圧Pp、Prを入
力してこれらの差圧ΔPが一定となるように該可変容量
式油圧ポンプ7の吐出量Qpを制御する制御機構72を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホイール式建設車両、
農業車両、自動車等の自走車両に使用される油圧機械式
変速機及びその変速方法に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧機械式変速機には、油圧モータで回
された入力ギヤと、外部へ出力を伝達する出力ギヤとの
噛合を切り換えることにより変速可能とされるものがあ
る。この噛合の切り換えはスライディング式やコンスタ
ント式が採用されるている。シンクロ式は部品点数が多
くかつ細かいため、低速度段で高トルクを伝達させるに
は、各部品を高強度化する必要があり、大形化かつコス
ト高となる。従ってシンクロ式は油圧機械式変速機に採
用されないのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記油圧機械
式変速機の機械部は、スライディング式やコンスタント
式であるため、変速の都度、車両を一旦停止させる必要
がある。この結果、次の問題が生ずる。
【0004】(1)起伏、交通信号等が多い走路での走
行では、頻繁な変速操作が必要となる。そして変速の都
度、停車させる必要があるため、最適走行速度の維持が
難く、長時間走行となる。かかる事情からオペレータの
疲労も激しく、満足度を得られないのが実情である。
【0005】(2)上述の通り、変速の都度、停車させ
る必要があるため、全速度段においてそれぞれ発進牽引
力を要求される。このため低速度段は元より、全速度段
において、発進時の高トルクに耐える構造とする必要が
ある。従って各部品の高強度化、かつ、大形化してい
る。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題点に着目
し、機械部がスライディング式やコンスタント式であっ
ても、シンクロ式並みに変速でき、かつ、コンパクトな
油圧機械式変速機及びその変速方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1発明なる油圧機械式変速機は、図1を参照して
説明すれば、固定容量式又は可変容量式の油圧モータ1
4で回された入力ギヤ15と、外部へ出力を伝達する出
力ギヤ17との噛合を切り換えることにより変速するこ
とを達成してなる油圧機械式変速機において、前記油圧
モータ14とこれに油を供給する可変容量式油圧ポンプ
7との間に、開口面積Aを自在に変更可能とされたクロ
ーズドセンタ形切換弁9を設けると共に、前記可変容量
式油圧ポンプ7に、前記切換弁9の前後圧Pp、Prを
入力してこれらの差圧ΔPが一定となるように該可変容
量式油圧ポンプ7の吐出量Qpを制御する制御機構72
を設けたことを特徴としている。
【0008】第2発明なる上記油圧機械式変速機の変速
方法は、上記第1発明なる油圧機械式変速機において、
変速時、先ず、切換弁9の開口面積Aを変更することに
より現在噛み合っている入力ギヤ15bと出力ギヤ17
bとの噛合トルクを最小化させ、この最小化後直ちに該
噛合を外し、次いで、再び切換弁9の開口面積Aを変更
することにより次に噛み合わせる入力ギヤ15aと出力
ギヤ17aとにおける前者入力ギヤ15aの回転速度を
後者出力ギヤ17aの回転速度に同期させ、この同期後
直ちにこれらを噛み合わせることにより変速することと
した。
【0009】さらに第3発明なる上記油圧機械式変速機
の変速方法は、上記第1発明なる油圧機械式変速機にお
いて、油圧モータ14が可変容量式であるとき、変速
時、先ず、該油圧モータ14の押しのけ容積を最小化す
ると共に切換弁9の開口面積Aを小さくし、これにより
現在噛み合っている入力ギヤ15bと出力ギヤ17bと
の噛合トルクを最小化させ、この最小化後直ちに該噛合
を外し、次いで、再び切換弁9の開口面積Aを変更する
ことにより次に噛み合わせる入力ギヤ15aと出力ギヤ
17aとにおける前者入力ギヤ15aの回転速度を後者
出力ギヤ17aの回転速度に同期させ、この同期後直ち
にこれらを噛み合わせることにより変速することとし
た。
【0010】
【作用】上記第1発明の作用を説明する。切換弁9の開
口面積Aを流れる流量Qは、一般式「Q=C×A×(2
ΔP/ρ)1/2 」からも明らかなように、その前後差圧
ΔP〔=Pp−Pr(Ppは上流側のポンプ吐出圧、P
rは下流側の負荷圧)〕が一定であれば、負荷圧Prの
大きさに係わらず、開口面積Aに比例する(尚、Cは流
量係数、ρは油の密度)。そこで前後差圧ΔPが一定と
なるように可変容量式油圧ポンプ7の吐出量Ppを制御
可能とする制御機構72を可変容量式油圧ポンプ7(以
下、単に油圧ポンプとする)に設けてある。即ち、切替
弁9の開口面積Aを適宜調整するだけで、油圧モータ1
4の負荷圧Prに係わりなく、該開口面積Aに比例した
流量を油圧モータ14へ流せるようになる。このため油
圧モータ14の回転速度を自在かつ正確に微調整するこ
とができるようになる。
【0011】第1発明における上記作用の利用が、第2
発明及び第3発明なる変速方法である。
【0012】即ち第2発明によれば、変速時、先ず、切
替弁9の開口面積Aを適宜変更するだけで、現在噛み合
っているギヤの噛合トルクを低下させることができる。
その後直ちにギヤ抜きすることとし、次いで再び前記切
替弁9の開口面積Aを適宜変更するだけで、次に噛み合
わせるギヤ間の回転を同期させることができる。その後
直ちにギヤ入れすることとした。
【0013】また第3発明によれば、油圧モータ14が
可変容量式であるときは、変速時のギヤ抜き時のみ油圧
モータ14の可変容量制御と切替弁9の開口面積Aの可
変制御とを行うことによりギヤ抜することとした。尚、
油圧モータ14が可変容量式であっても、切替弁9の開
口面積Aの可変制御だけで(即ち、第2発明だけで)ギ
ヤ抜してもよいことは言うまでもない。第3発明での他
の手順の作用は、上記第2発明での作用と同じであるた
め、説明を省略する。
【0014】
【実施例】本発明に係わる油圧機械式変速機の好適な実
施例を図1を参照して説明する。同図は、実施例なる油
圧機械式変速機を搭載し、かつ実施例なる変速方法を使
用するホイール式建設機械の図である。説明を分かり易
くするため、先ず本車両を油圧部、機械部、制御部に分
けて述べ、その後、実施例の特徴を述べる。
【0015】油圧部を述べる。電気モータやエンジン等
の動力源5で駆動された油圧ポンプ7により油溜6から
吸い出された油Qpは、作業機用油圧アクチュエータ8
1、82用の制御油器8へ流れる油Q1と、圧力補償弁
74を経て切換弁9へ流れる油Q2とに分流する。尚、
走行中に作業機が使用されることはほとんどなく、走行
中はポンプ吐出量QpがQ2となると考えて差し支えな
い。切換弁9は図示上部の後進位置R、図示下部の前進
位置F、図示センタの停車用中立位置Nを備えた3位置
切換弁であり、制御器1からの切換信号S3R、S3F
により切り換わる。また後進位置Rと前進位置Fとのそ
れぞれには比例ソレノイド9R、9Fが備えられ、各切
換信号S3R、S3Fの大きさに比例し開口面積Aが変
化可能とされている。切換弁9で切り換えられた油Q2
は可変容量式油圧モータ14(以下、単に油圧モータ1
4とする)に至り、これを後進方向又は前進方向に回転
させ、その後、ドレン回路83から2段背圧弁12を経
て油溜6へ還流される。油圧モータ14はサーボ機構1
41を備え、制御器1からの容量可変信号S2を受け、
例えば斜板や斜軸の傾転角等を変更してその押しのけ容
積を変化する。
【0016】尚、切換弁9と油圧モータ14との間の往
復回路91R、91Fと、ドレン回路83との間にはそ
れぞれ逆止弁10R、10Fと、リリーフ弁11R、1
1Fとが装着されている。リリーフ弁11R、11F
は、例えば降坂時に本車両が暴走した時、回路(91R
又は91F)に発生する異常高圧をドレン回路83へ逃
がし、油器(主に油圧モータ14)の損傷を阻止するた
めの安全弁である。他方逆止弁10R、10Fは、前記
暴走等の時に負圧となった回路(91F又は91R)内
にドレン回路83から油を吸引させる弁(いわゆる真空
防止弁)であり、該負圧側回路でのキャビテーション発
生を防止する。またドレン回路83には、前記逆止弁1
0R、10Fの応答性を高めるための2段背圧弁12が
備えられている。この2段背圧弁12は走行時は低圧側
とされ、変速時やリターダ制動させつつ走行するとき
(以下、単にリターダ走行とする)は高圧側とされる。
そして上記切り換えは制御器1からの切換信号S4によ
る。また本車両は、油圧モータや機械部を下部走行体に
搭載し、他を上部旋回体に搭載したホイール式建設機械
である。このため、往復回路91R、91Fは油圧スイ
ベル22で導通されている。
【0017】機械部を述べる。機械部はコンスタント式
変速機とした。入力ギヤ15は油圧モータ14の回転軸
142に接続されて正逆転する。出力ギヤ17は外部の
車軸20へ接続され、常噛ギヤ16を介して入力ギヤ1
5に噛み合い、入力ギヤ15の正逆転を車軸20へ伝達
する(つまり車両を前後進させる)。同図において、左
側入力ギヤ151と出力ギヤ17とは常噛ギヤ16を介
して噛み合い、その噛合は低速走行段であり、他方右側
入力ギヤ152と出力ギヤ17とは常噛ギヤ16を介し
て噛み合い、その噛合は高速走行段である。常噛ギヤ1
6は出力ギヤ17に常時噛み合っており、かつ左右入力
ギヤ151、152のいずれへも摺動可能とされ、これ
によりこれらのいずれか一方と選択的に噛み合い可能と
されている。本車両では、後進1段(後進Rとする)、
中立(中立Nとする)及び前進2段(前進F1、前進F
2とする)の変速度段としてある。
【0018】変速は、サーボ機構19が制御器1からの
変速信号S1を受けることによりシフタ18を図示中央
から左右のいずれか一方へ動かし、シフタ18の先端に
回転摺動自在に係合された常噛ギヤ16を左右入力ギヤ
151、152のいずれか一方に噛み合わせることによ
り、達成される。従って本車両での停車は、切換弁9の
中立位置Nと、このシフタ18の中央位置とのいずれか
一方又は双方によって達成される。勿論、常噛ギヤ16
を低速走行側の入力ギヤ151と常時噛み合わせてお
き、停車は切換弁9の中立位置Nだけで行うようにして
もよいことは言うまでもない。
【0019】制御部を述べる。変速度段(後進R、中立
N、前進F1、前進F2)の選択はシフトレバー2をオ
ペレータが操作して行う。シフトレバー2から変速信号
S5は一旦制御器1へ入力され調整された後、変速信号
S1、容量可変信号S2、切換信号S3R、S3F、切
換信号S4となる。尚、変速完了後の増減速は、制御器
1において容量可変信号S2や切換信号S3R、S3F
を、アクセルベダル4から踏込量信号S7に連動させて
行う。
【0020】尚、本車両は、オプションとして図示する
ように、往復回路91R、91Fのそれぞれに油圧検出
器13R、13Fを設け、検出した油圧信号VR、VF
を制御器1へ出力できるようにもなっている。また油圧
モータ14の回転軸142の近傍に回転検出器143を
設け、検出した入力回転信号Nmを制御器1へ出力して
いる。さらに車軸20の近傍に回転検出器21を設け、
検出した出力回転信号Nsを制御器1へ出力している。
【0021】即ち上記説明から理解されるように、本車
両の油圧機械式変速機は、要すれば、可変容量式の油圧
モータ14で回された入力ギヤ15と、外部へ出力を伝
達する出力ギヤ17との噛合を切り換えることによって
変速を達成している。
【0022】実施例の特徴は次の通りである。先ず切換
弁9を説明する。切替弁9はクローズドセンタ形であ
り、前述の通り、制御器1からの切換信号S3R、S3
Fの大きさに比例した開口面積Aで開口する。尚、この
開口面積制御は、上述のように変速完了後の増減速時だ
けでなく、後述するように、変速時でも行われる。
【0023】次に油圧ポンプ7を説明する。油圧ポンプ
7は可変容量式であり、サーボ機構71により押しのけ
容積を変化させられる。サーボ機構71は制御機構72
から圧油を得ると油圧ポンプ7の押しのけ容積を最小側
へ動かし、逆にサーボ機構71から制御機構72へ圧油
を排出すると油圧ポンプ7の押しのけ容積を最大側へ動
かす構造となっている。
【0024】制御機構7は、切替弁9の上流側の油圧P
p(具体的にはポンプ吐出圧)を入力するb位置と、切
替弁9の下流側の油圧Pr(具体的には油圧モータ14
の負荷圧)を入力するa位置とからなる2位置切換弁で
ある。a位置にはさらに「Pr+ΔPs=Pp」の関係
で付勢されたΔPs相当のバネ721が取り付けられい
る。
【0025】制御機構72の作用を述べる。切換弁9の
開口面積Aを切換信号S3Fにより広げると、大量の油
が切換弁9内を流れようとする。このとき、切換弁9の
前後差圧ΔP(=Pp−Pr)は小さくなるが(ΔPs
>ΔP)、この結果、制御機構72はa位置となり、サ
ーボ機構71の圧油を油溜6へ配油する。そして前述の
通り、油圧ポンプ7を最大吐出量側とする。つまり前記
切換弁9における大流量が補償される。逆に切換弁9の
開口面積Aを切替信号S3Fにより狭くすると、切換弁
9内を流れる油が減少して切換弁9の前後差圧ΔPが大
きくなるが(ΔPs<ΔP)、この結果、制御機構72
はb位置となり、サーボ機構71へ圧油を供給する。そ
して前述の通り、油圧ポンプ7を最小吐出量側とする。
つまり前記切換弁9における小流量が補償される。
【0026】つまり制御機構72は常時「ΔP=ΔP
s」となるようにシャトル運動し、これにより、差圧Δ
Pを一定化する。即ち、制御機構72は、切換弁9を流
れる流量Qの一般式「Q=C×A×(2ΔP/
ρ)1/2 」におけるΔPを一定化し、これにより切換弁
9での開口面積Aだけ比例した流量Qだけを油圧モータ
14へ流すようにしている。尚、上記一般式からも分か
るように、ΔPを一定としたため、油圧モータ14の負
荷圧Prが変化しても、この負荷圧Prが切換弁14の
流量に影響を与えることはない。
【0027】尚、本車両の油圧部は、シャトル弁73及
び圧力補償弁74を備えている。これらは本発明の本論
と無関係であるが、図示されているため、概要のみ説明
しておく。本車両は、走行用の油圧モータ14の外、作
業機用の各種油圧アクチュエータ81、82も備えてい
る。制御機構72は各切換弁からも負荷圧を入力しつ
つ、油圧ポンプ7の吐出量を統合制御している。そして
この統合制御を行うため、各切換弁にはシャトル弁73
や圧力補償弁74が設けられる。シャトル弁73は、各
切換弁からの負荷圧の合流点毎に設けられ、いずれか大
きい方の負荷圧を制御機構72へと流すものであり、最
終的に各切換弁の最大負荷圧ΔPrmax を制御機構72
へ導く弁である。圧力補償弁74は、例えて言えば、前
記制御機構72、前記油圧ポンプ7及び前記サーボ機構
71を一体化したような機能を備え、前記最大負荷圧Δ
Prmax の切換弁は元より、他の切換弁の負荷圧から影
響されることなく、自己の開口面積Aだけに比例した流
量をアクチュエータヘ流すための弁である。
【0028】以上の説明から分かる通り、上記実施例な
る油圧機械式変速機は、要すれば、「固定容量式又は可
変容量式の油圧モータ14で回された入力ギヤ15と、
外部へ出力を伝達する出力ギヤ17との噛合を切り換え
ることにより変速することを達成してなる油圧機械式変
速機において、前記油圧モータ14とこれに油を供給す
る可変容量式油圧ポンプ7との間に、開口面積Aを自在
に変更可能とされたクローズドセンタ形切換弁9を設け
ると共に、前記可変容量式油圧ポンプ7に、前記切換弁
9の前後圧Pp、Prを入力してこれらの差圧ΔPが一
定となるように該可変容量式油圧ポンプ7の吐出量Qp
を制御する制御機構72を設けたもの」と言える。
【0029】そして上記構成による作用及び効果は、要
すれば、切換弁9の開口面積Aを微調整するだけで、油
圧モータ14への流量を自在に微調整できることであ
る。即ち、油圧モータ14の回転速度を自在に微調整で
きることである。
【0030】次に上記実施例なる油圧機械式変速機の変
速方法の実施例を、図2〜図9を参照して説明する。図
2及び図6は第1実施例なる通常走行時のシフトアッ
プ、図3及び図7は第2実施例なるリターダ走行時のシ
フトアップ、図4及び図8は第3実施例なる通常走行時
のシフトダウン、図5及び図9は第4実施例なるリター
ダ走行時のシフトダウンの説明図であり、図2〜図5は
フローチャート、図6〜図9はタイムチャートである。
また図6〜図9の各(a)は油圧モータ14の容量制
御、各(b)は切換弁9の開口面積制御、各(c)はシ
フタ18の制御、各(d)は油圧モータ14の回転速
度、各(e)は2段背圧弁12の切替制御を示す。
【0031】第1実施例は、通常走行時におけるシフト
アップ方法であり、図2を参照し、かつ、図6で補足し
つつ説明する。即ち、前進F1の噛合ギヤ(常噛ギヤ1
6を介した、入力ギヤ15bなる151と、出力ギヤ1
7bなる17との噛合)を前進F2の噛合ギヤ(常噛ギ
ヤ16を介した、入力ギヤ15aなる152と、出力ギ
ヤ17aなる17との噛合)へ切り換える方法である。
【0032】図2に示す通り、 工程(1a):前進F1走行中、 工程(2a):シフトレバー2をF1位置からF2位置
に移すと、その変速信号S5がシフトレバー2から制御
器1へ出力される。 工程(3a):制御器1は、変速信号S5を入力する
と、図6(a)のt1に示すように、サーボ機構141
へ容量可変信号S2を出力し、油圧モータ14の押しの
け容積を最小化すると共に、図6(b)のt1に示すよ
うに、切換弁9の比例ソレノイド9Fへ切換信号S3F
を出力して油圧モータ14への流量を制御することによ
り入力ギヤ151を現行速度に維持する。このようにす
ると、噛合ギヤ151、16との噛合トルクが小さくな
り、ギヤ抜きし易くなる。尚、本車両では、図6(a)
のt1〜t4に示すように、この間、車軸20からの力
で油圧モータ14が回され易くなるため(従って回路9
1Fでキャビテーションが発生し易くなるため)、制御
器1は、図6(e)に示すように、この間、切換信号S
4を出力し、2段背圧弁12を高圧側に切り換え、これ
により回路9F内でのキャビテーションの発生を阻止し
ている。 工程(4a):図6(c)のt2に示すように、所定時
間t1〜t2経過後、制御器1はサーボ機構19へ最初
の変速信号S1を出力し、シフタ18を駆動して常噛ギ
ヤ16を入力ギヤ151から抜く。 工程(5a):その後、制御器1は、図6(b)のt2
〜t3に示すように、切換弁9へ切換信号S3Fを漸減
しつつ出力し、図6(d)のt2〜t3に示すように、
油圧モータ14の回転速度を下げる。シフトアップする
には入力ギヤ152の回転速度を常噛ギヤ16の回転速
度まで下げて同期させる必要があるからである。 工程(6a):次に、図6(d)のt3に示すように、
入力ギヤ152の回転速度と常噛ギヤ16の回転速度と
が同期次期を見計らい、制御器1は、図6(c)のt3
に示すように、サーボ機構19へ次の変速信号S1を出
力し、シフタ18を駆動して常噛ギヤ16を入力ギヤ1
52へ噛み合わせる。 工程(7a):常噛ギヤ16が入力ギヤ152に噛み合
った後、制御器1は、図6(b)のt3に示すように、
切換弁9への切換信号S3Fの漸増を開始し、図6
(a)のt4に示すように、サーボ機構141へ容量可
変信号S2を出力し、かつ、図6(e)に示すように、
切換信号S4を出力し、2段背圧弁12を低圧側に切り
換えることにより前進F2走行する。
【0033】尚、上記工程(3a)での、入力ギヤ15
1の現行速度の維持方法としては、例えば次のように各
種ある。第1は、制御器1が、油圧検出器13R、13
Fからの検出油圧VR、VFを入力しつつ、切換信号S
3Fを漸減し、検出油圧VR、VFが近似した惰性走行
時にギヤ抜きする方法である。
【0034】第2は、制御器1が、前式〔Q=C×A×
(2ΔP/ρ)1/2 〕と、式〔Q=Ns×e1×Dm
(尚、Nsは回転検出器21で検出した車軸20の回転
数、e1はF1時のギヤ比、Dmは油圧モータ14の最
小押しのけ容積である)〕とから開口面積Aを算出し、
この開口面積Aとなるような切換信号S3Fを切換弁9
の比例ソレノイド9Fへ出力する方法である。上式にお
いて、回転数Ns以外の指標は総て予め判明する値であ
るから、回転数Nsのみ検出している。
【0035】第3は、上式の指標「Ns×e1」を回転
検出器143で検出した油圧モータ14の回転軸142
の回転数Nmに置き換える方法である。
【0036】第4は、切換信号S3Fをともかく漸減さ
せることにより噛合ギヤ152、16の噛合トルクを減
少させ、シフタ18で強引に又は所定時間後にギヤ抜き
させる方法等である。
【0037】尚、工程(3a)は、シフタ18の駆動が
正確、かつ、応答性がよいならば、油圧モータ14の押
しのけ容積を最小化する必要はない。この場合、油圧モ
ータ14は固定容量式であってもよい。
【0038】また、工程(5a)での同期回転までの切
換弁9の開口面積Aの漸減方法としては、前式〔Q=C
×A×(2ΔP/ρ)1/2 〕と、式〔Q=Ns×e2×
Dm(尚、Nsは回転検出器21で検出した車軸20の
回転数、e2はF2時のギヤ比、Dmは油圧モータ14
の最小押しのけ容積である)〕とから開口面積Aを算出
し、この開口面積Aとなるような切換信号S3Fを切換
弁9の比例ソレノイド9Fへ出力する方法が好ましい。
上式において、回転数Ns以外の指標は総て予め判明す
る値であるから、回転数Nsのみ検出している。
【0039】第2実施例は、リターダ走行時おけるシフ
トアップ方法である。リターダは、例えば長い降坂時、
車速を連続的に減少させ又は制限させるための補助ブレ
ーキであり、油圧式、排気式、電磁式等がある。本車両
のリターダは、オペレータが操作するリターダスイッチ
3のON信号S6が制御器1に入力されると、制御器1
が容量可変信号S2を一定値に保ち油圧モータ14の押
しのけ容積を固定し、かつ、切換信号S3Fを切ること
により切換弁9を中立位置Nとすることにより、また、
リターダスイッチ3がOFFでもアクセル指令からの目
標スピードより早いときにリターダ制動を得る油圧リタ
ーダである。尚、このリターダ制動は、リリーフ弁11
Rから異常圧がリリーフすることによって行われるた
め、回路9Fは真空防止弁10Fを介してドレン回路8
3から多量の油を吸引する必要がある。このためリター
ダ制動中、2段背圧弁12は制御器1からの切換信号S
4によって高圧側に切り換わり、ドレン回路83の油圧
を高圧とし、回路91Fへの油の補給を容易にしてい
る。
【0040】この第2実施例を、第1実施例との相違点
で説明する。図3(3b)と図7(b)のt1とに示す
ように、F1の噛合ギヤ151、16のギヤ抜き時にお
ける噛合トルクの最小化は、制御器1が切換信号S3F
を出力して切換弁9を中立位置Nから開口位置Fに切り
換えて行う。また、図3(7b)と、図7(a)及び
(b)のt3とに示すように、F2の噛合ギヤ152、
16の噛み合わせ完了後は、リターダ走行に戻すために
油圧モータ14の押しのけ容積を固定位置に、かつ、切
換弁9も中立位置Nへ戻す。他に大きな相違点はない。
【0041】第3実施例は、通常走行時おけるシフトダ
ウン方法である。即ち、前進F2の噛合ギヤ(常噛ギヤ
16を介した、入力ギヤ15bなる152と、出力ギヤ
17bなる17との噛合)を前進F1の噛合ギヤ(常噛
ギヤ16を介した、入力ギヤ15aなる151と、出力
ギヤ17aなる17との噛合)へ切り換える方法であ
る。
【0042】この第3実施例を第1実施例との相違点に
より説明する。第1実施例のシフトアップは、シフトア
ップ時に入力ギヤ152の回転数を入力ギヤ151の回
転数よりも下げたが、シフトダウンでは、図4(3c)
と(5c)、及び、図8(b)と(d)とのt1〜t3
に示すように、入力ギヤ151の回転数を入力ギヤ15
2の回転数よりも高める必要がある。他は第1実施例と
ほぼ同じである。
【0043】第4実施例は、リターダ走行時おけるシフ
トダウン方法である。この第4実施例では、図5(3
d)と図9(b)のt1とに示すように、F2の噛合ギ
ヤ152、16のギヤ抜き時における噛合トルクの最小
化は、制御器1は切換信号S3Fを出力して切換弁9を
中立位置Nから開口位置Fに切り換えて行う。また、第
3実施例同様、図5(5b)及び図9(b)と(d)と
のt1〜t3に示すように、入力ギヤ151の回転数を
入力ギヤ152の回転数よりも高める。またF1の噛合
ギヤ151、16の噛み合わせ完了後は、リターダ走行
に戻すために切換弁9を中立位置Nへ戻している。
【0044】
【発明の効果】本発明に係わる油圧機械式変速機の実施
例の機械部は、上記の通り、コンスタント式である。そ
れにも係わらず、上記変速方法の実施例からも明らかな
ように、変速時、車両を停止させることなく、即ち、走
行中にシンクロ並みの変速を行うことができる。具体的
には次のような効果を奏する。
【0045】(1)起伏、交通信号等が多い走路での走
行でも走行中に変速できるため、最適走行速度を確保で
き、オペレータの疲労も少なく、オペレータの満足度が
得られる。これは、上記実施例の機械部をスライディン
グ式としても同様である。
【0046】(2)シンクロ式には高速変速が可能な高
級なものから、低速変速しかできない低級なものまで多
種多様である。そこで本発明の機械部を低級なシンクロ
式とすると、高級なシンクロ式を使うことなく、高速変
速が可能となる。
【0047】(3)従来技術のスライディング式やコン
スタント式並びに従来技術の普通のシンクロ式では、変
速を行うため、メインクラッチを併設する必要がある。
ところが、本発明によれば、ギヤ抜きを低トルクで行
え、また同期を高精度で行えるため、従来技術のような
メインクラッチを装着することなく、シンクロ並みの走
行変速を行える。勿論、走行変速できるため(すなわ
ち、従来技術のように、高速度段でも発進可能とするた
めの強度設計が不要となるため)、低コスト化及びコン
パクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧機械式変速機の実施例の模式図である。
【図2】本方法発明の第1実施例なる通常走行時のシフ
トアップのフローチャートである。
【図3】本方法発明の第2実施例なるリターダ走行時の
シフトアップのフローチャートである。
【図4】本方法発明の第3実施例なる通常走行時のシフ
トダウンのフローチャートである。
【図5】本方法発明の第4実施例なるリターダ走行時の
シフトダウンのフローチャートである。
【図6】上記第1実施例のタイムチャートであり、
(a)は油圧モータの容量制御、(b)は切換弁の開口
面積制御、(c)はシフタの制御、(d)は油圧モータ
の回転速度、(e)は2段背圧弁の切替制御である。
【図7】上記第2実施例のタイムチャートであり、
(a)は油圧モータの容量制御、(b)は切換弁の開口
面積制御、(c)はシフタの制御、(d)は油圧モータ
の回転速度、(e)は2段背圧弁の切替制御である。
【図8】上記第3実施例のタイムチャートであり、
(a)は油圧モータの容量制御、(b)は切換弁の開口
面積制御、(c)はシフタの制御、(d)は油圧モータ
の回転速度、(e)は2段背圧弁の切替制御である。
【図9】上記第4実施例のタイムチャートであり、
(a)は油圧モータの容量制御、(b)は切換弁の開口
面積制御、(c)はシフタの制御、(d)は油圧モータ
の回転速度、(e)は2段背圧弁の切替制御である。
【符号の説明】
7‥‥可変容量式油圧ポンプ 9‥‥切換弁 14‥‥油圧モータ 15‥‥入力ギヤ 15b‥‥現在噛み合っている入力ギヤ 15a‥‥次に噛み合わせる入力ギヤ 17‥‥出力ギヤ 17b‥‥現在噛み合っている出力ギヤ 17a‥‥次に噛み合わせる出力ギヤ 72‥‥制御機構 A‥‥開口面積 Pp‥‥切換弁のポンポ圧 Pr・・・・切換弁の負荷圧前後圧 ΔP・・・・切換弁の前後差圧 Qp・・・・ポンプ吐出量

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定容量式又は可変容量式の油圧モータ
    14で回された入力ギヤ15と、外部へ出力を伝達する
    出力ギヤ17との噛合を切り換えることにより変速する
    ことを達成してなる油圧機械式変速機において、前記油
    圧モータ14とこれに油を供給する可変容量式油圧ポン
    プ7との間に、開口面積Aを自在に変更可能とされたク
    ローズドセンタ形切換弁9を設けると共に、前記可変容
    量式油圧ポンプ7に、前記切換弁9の前後圧Pp、Pr
    を入力してこれらの差圧ΔPが一定となるように該可変
    容量式油圧ポンプ7の吐出量Qpを制御する制御機構7
    2を設けたことを特徴とする油圧機械式変速機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の油圧機械式変速機の変速
    方法であって、変速時、先ず、切換弁9の開口面積Aを
    変更することにより現在噛み合っている入力ギヤ15b
    と出力ギヤ17bとの噛合トルクを最小化させ、この最
    小化後直ちに該噛合を外し、次いで、再び切換弁9の開
    口面積Aを変更することにより次に噛み合わせる入力ギ
    ヤ15aと出力ギヤ17aとにおける前者入力ギヤ15
    aの回転速度を後者出力ギヤ17aの回転速度に同期さ
    せ、この同期後直ちにこれらを噛み合わせることにより
    変速することを達成したことを特徴とする油圧機械式変
    速機の変速方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の油圧機械式変速機の変速
    方法であって、油圧モータ14が可変容量式であると
    き、変速時、先ず、油圧モータ14の押しのけ容積を最
    小化すると共に切換弁9の開口面積Aを小さくし、これ
    により現在噛み合っている入力ギヤ15bと出力ギヤ1
    7bとの噛合トルクを最小化させ、この最小化後直ちに
    該噛合を外し、次いで、再び切換弁9の開口面積Aを変
    更することにより次に噛み合わせる入力ギヤ15aと出
    力ギヤ17aとにおける前者入力ギヤ15aの回転速度
    を後者出力ギヤ17aの回転速度に同期させ、この同期
    後直ちにこれらを噛み合わせることにより変速すること
    を達成したことを特徴とする油圧機械式変速機の変速方
    法。
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