JPH0814233B2 - 部材の姿勢制御装置および掘削機の掘削方向制御装置 - Google Patents

部材の姿勢制御装置および掘削機の掘削方向制御装置

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JPH0814233B2
JPH0814233B2 JP2189883A JP18988390A JPH0814233B2 JP H0814233 B2 JPH0814233 B2 JP H0814233B2 JP 2189883 A JP2189883 A JP 2189883A JP 18988390 A JP18988390 A JP 18988390A JP H0814233 B2 JPH0814233 B2 JP H0814233B2
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hollow
harmonic gear
rotation
control device
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昭二 桑名
芳秀 清沢
昭夫 池田
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Nippon Steel Corp
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Harmonic Drive Systems Inc
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    • E21B47/022Determining slope or direction of the borehole, e.g. using geomagnetism
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21BEARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B7/00Special methods or apparatus for drilling
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    • E21B7/06Deflecting the direction of boreholes
    • E21B7/062Deflecting the direction of boreholes the tool shaft rotating inside a non-rotating guide travelling with the shaft
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は操作軸、探針などの部材の姿勢あるいは方向
を制御するための制御装置に関し、更に詳しくは、複数
個の中空型調和歯車変速機を利用して部材の姿勢あるい
は方向制御を行うように構成された部材の姿勢制御装置
に関するものである。
また、本発明は、石油井掘削機などに代表される掘削
機の掘削方向を制御するための制御装置に関するもので
あり、中空型の調和歯車変速機を利用して掘削機ドリル
の回転シャフトをその回転軸線とほぼ直交する方向に変
位せしめることにより、その先端に支持されているドリ
ルビットの掘削方向を制御するように構成された掘削機
の掘削方向制御装置に関するものである。
〔従来の技術および解決しようとする課題〕
近年においては、NC工作機械の進歩、IC製造技術の進
歩などに伴って、微細加工が要求される製造工程が多く
なってきている。微細加工を行なうための製造工程にお
いては、加工機械あるいは被加工物の位置あるいは姿勢
を、目標とする場所および方向となるように正確に設定
する必要がある。一方、石油井堀掘削機の分野において
も、固い岩盤などを迂回させて掘削動作を継続させるた
めに、ドリルの進歩方向を変更するための制御装置が必
要とされている。また、掘削中に何らかの原因により掘
削方向に狂いが起きた場合においても、掘削方向を目標
とする方向に修正するために、ドリルビットの進行方向
を制御する必要がある。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、複数個の中
空型調和歯車変速機を用いて精度良く被駆動部材の方向
あるいは姿勢制御を行うことのできる部材の姿勢制御装
置を実現することにある。
また、本発明は、石油井堀掘削機などに代表される掘
削機において、複数個の中空型調和歯車変速機を用いる
ことにより、簡単な構成で駆動可能であり、かつ精度良
く掘削方向を制御可能な掘削機の掘削方向制御装置を実
現することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、本発明においては、中
空型調和歯車変速機に着目し、これによって偏心回転す
る偏心中空部を備えた偏心回転部材を利用して、部材の
姿勢あるいは方向制御を精度良く行うようにしている。
すなわち、本発明の部材の姿勢制御装置は、複数の中
空型調和歯車変速機と、これらの調和歯車変速機のそれ
ぞれの出力要素に連結され、対応する各変速機回転軸に
対して偏心回転する偏心中空部を備えた複数の偏心回転
部材とを有し、これら中空型調和歯車変速機の中空部お
よび偏心回転部材の偏心中空部を貫通した状態に被駆動
部材を装着し、偏心回転する各偏心中空部の内周面によ
って、被駆動部材をその部材軸線とほぼ直交する方向に
向けて微小移動させる構成を採用している。ここに、各
中空型調和歯車変速機の駆動源としては、中空モータを
利用することができる。
また、本発明の掘削機の掘削方向制御装置は、複数の
中空型調和歯車変速機と、これらの調和歯車変速機の出
力要素のそれぞれに連結され、対応する各変速機回転軸
に対して偏心回転する偏心中空部を備えた複数の偏心回
転部材とを有し、これら複数の中空型調和歯車変速機の
中空部および複数の偏心回転部材の中空部内を貫通した
状態に、掘削機ドリルの回転シャフトを装着し、複数の
偏心回転部材における偏心中空部の偏心回転により、こ
れらの内周面に当接している回転シャフトの部分をシャ
フト中心軸線とほぼ直交する方向に向けて変位させる構
成を採用している。
ここに、各調和歯車変速機の駆動源としては、中空モ
ータを利用することができる。この代わりに、回転シャ
フトの回転力を直接利用することもできる。また、中空
調和歯車変速および偏心回転部材が、回転シャフトと共
に回転することを防止するための機構としては、これら
を回転シャフトの外周に軸方向不動に配置した環状ハウ
ングの内側に組み込み、この環状ハウジングの外周面
に、例えば外方に突出した回転防止用突起を形成する
等、適宜な環状ハウジング回転防止手段を具備させて行
うことができる。
〔作用〕
複数の中空型調和歯車変速機によって、それぞれに連
結されている偏心回転部材を回転させると、それらに形
成された偏心中空部が偏心回転する。これらの偏心中空
部内には被駆動部材が貫通しているので、被駆動部材は
偏心中空部の偏心回転量に応じて、部材軸線にほぼ直交
する方向に向けて移動される。従って、各偏心中空部の
偏心回転量を相対的に制御することにより、被駆動部材
の姿勢を目標とする方向に設定することができる。
一方、本発明の掘削機の掘削方向制御装置において
も、同じく複数の調和歯車変速機によってそれらに連結
されている偏心回転部材を相対的に偏心回転させると、
これらによって支持されている回転シャフトの部分がシ
ャフト中心軸線にほぼ直交する方向に変位せしめられ
る。すなわち、回転シャフトの外周に当接している複数
の偏心回転部材の偏心中空部内周面が相対的に偏心回転
し、かかる回転に伴って、中空部内周面によって回転シ
ャフトの外周部分が中心軸線とほぼ直交する方向に向け
て相対的に移動する。この結果、複数の偏心回転部材の
偏心中空部によって規定される回転シャフトの進行方向
が変更される。
例えば、2個の中空型調和歯車変速機と、これらのそ
れぞれに連結された2個の偏心回転部材を備えた構成の
ものにおいては、偏心回転部材の偏心中空部の中心を結
ぶ直線が、それまでの回転シャフトの中心軸線方向に対
して、相対回転量に応じた方位に向けて、相対回転量に
応じた角度だけ傾斜する。よって、これらの偏心回転部
材の間に位置する回転シャフトの部分が偏心中空部の中
心を結ぶ直線に沿う方向に向けて変位する。従って、こ
の後は、回転シャフトは変位せしめられた方向に向けて
進行するので、その先端に保持されているドリルビット
の掘削方向が変位せしめられた方向に変更されることに
なる。
〔実施例〕
以下に、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1の実施例 第1図および第2図には、本発明を適用した被駆動部
材たる非回転円柱軸の姿勢制御装置を示してある。ま
ず、第1図を参照して、本例の姿勢制御装置101の全体
構成を説明する。この姿勢制御装置101は、同軸状態に
連結した中空型の第1の調和歯車変速機102と、同じく
中空型のACサーボモータ103から構成される中空アクチ
ュエータ104を有している。この中空アクチュエータ104
の一方の端には、中空型の第1の電磁クラッチ105が同
じく同軸状態に隣接配置され、この第1の電磁クラッチ
105の入力側が中空アクチュエータの減速回転出力要素
に連結されている。電磁クラッチ105の出力側は、第1
の偏心回転円板106に連結されている。一方、中空アク
チュエータ104の他方の端の側には、中空型の第2の電
磁クラッチ107が同軸状態に隣接配置され、この電磁ク
ラッチの入力側が、中空アクチュエータ104の高速回転
出力要素に連結されている。第2の電磁クラッチ107の
出力側は、同軸状態で隣接配置した中空型の第2の調和
歯車変速機108の入力側に連結されている。この第2の
調和歯車変速機108の出力側は、中空型の第3の電磁ク
ラッチ109の入力側に連結され、この第3の電磁クラッ
チの出力側は、第2の偏心回転円板110に連結されてい
る。
上記の第1の電磁クラッチ105、中空アクチュエータ1
04、第2の電磁クラッチ107、第2の調和歯車変速機108
および第3の電磁クラッチ109によって形成される中空
部111内には、遊嵌状態で被駆動部材としての円柱軸112
が貫通している。ここに、上記の第1および第2の偏心
回転円板106、110はそれぞれ回転軸線101aを中心とする
回転円板であり、これらの中央部分には、円形にくり抜
かれた偏心中空部106b、110bが形成されている。これら
の偏心中空部106b、110bの中心軸112aは、回転軸101aに
対して同一側にeだけ偏心した偏心軸となっている。そ
して、これらの偏心中空部106b、110bを貫通して上記の
円柱軸112が延び、これらの偏心中空部の内周面106c、1
10cによって、円柱軸112の両端部分112A、112Bが支持さ
れている。
上記の中空アクチュエータ104の構造を説明する。こ
のアクチュエータ104を構成するサーボモータ103は、ロ
ータ103aに結合された中空の出力軸103b有しており、こ
の出力軸103bの一方の端が、第1の調和歯車変速機102
の波動発生器102aに結合されている。波動発生器102aの
外周には、カップ型の弾性外歯歯車102bが配置され、さ
らに、この外歯歯車102bの外周には、剛性内歯歯車102c
が配置されている。この剛性内歯歯車102cは機構101の
ハウジング113の側に固定されている。弾性外歯歯車102
bは、第1の電磁クラッチ105の入力側に連結されてい
る。一方、上記のモータ103の出力軸103bの他方の端
は、第2の電磁クラッチ107の入力側に連結されてい
る。
次に、第2の調和歯車変速機108は、上述した第1の
調和歯車変速機102と左右対象の構成となっており、そ
の波動発生器108aが第2の電磁クラッチ107の出力側に
連結されている。波動発生器108aの外周にはカップ型の
弾性外歯歯車108bが配置され、さらに、この外側には剛
性内歯歯車108cが配置されている。剛性内歯歯車108cは
ハウジング113の側に固定されている。弾性外歯歯車108
bは第3の電磁クラッチ109の入力側に連結されている。
この電磁クラッチ109の出力側は、第2の偏心回転円板1
10に連結されている。
本例の姿勢制御装置101において、そのモータ103を付
勢すると、第1の調和歯車変速機102が駆動され、その
弾性外歯歯車102bから減速回転出力が得られる。従っ
て、第1の電磁クラッチ105をオンにして接続状態に設
定すると、この減速回転出力がクラッチ105を介して第
1の偏心回転円板106に伝達され、この円板106が回転軸
線101aを中心として偏心回転する。また、第2の電磁ク
ラッチ107をオンにして接続状態に設定すると、モータ
出力軸103bが第2の調和歯車変速機108の側に連結し
て、この変速機108が駆動する。この結果、この調和歯
車変速機108の弾性外歯歯車108bから減速回転出力が得
られる。従って、この状態において、第3の電磁クラッ
チ109をオンにして接続状態に設定すると、この減速回
転出力が第2の偏心回転円板110に伝達され、この円板1
10が回転軸線101aを中心として偏心回転する。
第2図には、第2の偏心回転円板110を固定してお
き、第1の偏心回転円板106を180度回転させた場合の円
柱軸112の姿勢の変化を示してある。第2図(A)に示
すように、第1および第2の偏心回転円板106、110の偏
心中空部106b、110bが、回転軸線101aに対して同一方向
にeだけ偏心した状態にあるものとする。この状態にお
いて、第2および第3の電磁クラッチ107、109を切断状
態に保持し、第1の電磁クラッチ105のみを接続状態に
して、モータ103を付勢する。この結果、モータ回転力
は、第1の調和歯車変速機102を介して減速されて第1
の偏心回転円板106の側へ伝達される。従って、モータ1
03の駆動を制御することによって、第2図(B)に示す
ように、第1の偏心回転円板106を180度だけ回転した位
置にするこができる。この状態においては、円柱軸112
の姿勢、すなわちその軸線112aは、回転軸線101aに対し
てΘ(=tan-1(2e/l))だけ傾斜した姿勢となる。
同様にして、3個の電磁クラッチを選択的に接断する
ことにより、第1および第2の偏心回転円板106、110を
同時にあるいは選択的に、所定の角度だけ相対的に回転
させることによって、円柱軸112の姿勢を微細に制御す
ることができる。
上記の例では、第1および第2の調和歯車変速機とし
て所謂カップ型のものを使用したが、この代わりに、所
謂フラット型の調和歯車変速機を使用することもでき
る。また、中空型の調和歯車変速機の代わりに、通常の
調和歯車変速機を用いても良い。
また、上記の例では、1個の中空アクチュエータによ
って第1および第2の調和歯車変速機を駆動するように
しているが、それぞれの調和歯車変速機を駆動するため
の専用の中空アクチュエータをそれぞれ配置するように
してもよい。
さらに、姿勢制御の対象となる被駆動部材としては、
上述のような円柱軸に限らず、他の形状の部材であって
もよいことは勿論である。また、例えば、姿勢制御され
る円柱軸によってテーブルなどを支持するようにすれ
ば、テーブル面の姿勢も制御可能となる。
なお、使用する偏心運動部材の個数は、2個に限定さ
れるものではなく、それ以上であってもよい。
第2の実施例 次に、第3図ないし第6図には、本発明の別の実施例
に係る石油井掘削機の掘削方向制御装置を示してある。
(全体構成) まず、第3図に本例の石油井掘削機の全体構成を示し
てある。この図において、1は石油井堀掘削機であり、
2はその回転シャフトである。この回転シャフト2の先
端部分は、ドリルカラー3が同軸状態に接続されてお
り、このドリルカラー3の先端に、ドリルビット4が支
持されている。回転シャフト2の上端側は、これを回転
駆動させるための駆動機構(図示せず)に連結されてい
る。そして、上記のドリルカラー3の外周を囲む状態
に、掘削方向制御機構部5が取付けられている。
(掘削方向制御機構部) 第4図(A)に示すように、この掘削方向制御機構部
5は、上下に離間配置した上側方向制御部6および下側
方向制御部7から構成されており、それぞれの方向制御
部は中空型の調和歯車変速機61、71を中心に構成されて
いる。これらの調和歯車変速機61、71への回転入力は、
ドリルカラー3から、電磁クラッチ21、11を介して行わ
れる。また、これらの調和歯車変速機61、71からの減速
回転出力は、偏心回転円板62、72にそれぞれ伝達され、
これらの偏心回転円板が相対的に偏心回転することによ
り、ドリルカラー3の進行方向が制御されるようになっ
ている。なお、双方の方向制御部6、7の構造は同一で
あり、以下においては、下側の方向制御部7の構成を中
心に説明する。
(方向制御部7) 第5図には、この下側の方向制御部7の部分を示して
ある。方向制御部7は中空型の調和歯車変速機71から構
成されている。中空型の調和歯車変速機71は、ドリルカ
ラー3の外周に配置した中空形状の波動発生器711と、
この外側に同軸状態に配置した弾性外歯歯車712と、さ
らにその外側に同じく同軸状態に配置した2個の剛性内
歯歯車713、714とから構成されている。一方の側の剛性
内歯歯車713は、環状ハウジング8の内周面に一体的に
形成されている。これに対して、他方の剛性内歯歯車71
4は、環状ハウジング8の内周面に対して回転自在に支
持された偏心回転円板72の内周面に形成されている。
この偏心回転円板72には、偏心中空部721が形されて
おり、この偏心中空部721の中心721aは、調和歯車変速
機71の回転中心軸71aに対して一定の距離eだけ偏心し
ている。そして、この偏心中空部721は、ドリルカラー
3が嵌入する寸法に設定され、その内周面721bには、ド
リルカラー3の外周面31に当接するローラーベアリング
73が取付けられている。
ここに、ドリルカラー3の外周面31には、二条の環状
突起32、33が形成されており、これらの間にはベアリン
グ9を介して、環状ハウジング8の内周面81に形成した
環状突起82が差し込まれており、これによって、環状ハ
ウジング8はドリルカラー3と一体となってその軸線方
向に移動するようになっている。また、ドリルカラー3
に形成した環状突起32の上側環状面32aと、上述した環
状の波動発生器711の下側環状面711aとの間は、電磁ク
ラッチ11おびオルダム継手12を介して連結されている。
一方、上記の偏心回転板72における外周面72aの上方
側の部分、およびこれに対峙している環状ハウジング8
の内周面81の部分には、これらの間の相対回転量を検知
するための検出器12を構成する一対の検出素子12a、12b
が配置されている。また、この検出器12の上側において
は、上記の電磁クラッチ駆動用の電源ユニット13が取付
けられている。さらに、この電源ユニット13の浮動充電
を行うための発電機ユニット14が、環状ハウジングの側
に取りつけた固定子14aおよびドリルラーの側に取りつ
けた回転子14bから構成されている。これに加えて、電
源ユニット13の隣接位置には、電磁クラッチの駆動制御
などを行う駆動制御ユニット15が環状ハウジングの内周
面81に取付けられている。
次に、環状ハウジング8の外周面82aには、そこから
半径方向の外側に突出した複数の回転防止用突起部83が
軸線方向に延びており、これらがドリルビット4によっ
て形成された掘削孔の内周面内に嵌入することにより、
環状ハウジング8自体の回転が阻止されるようになって
いる。また、環状ハウジング8の内部には、その軸線方
向に延びる貫通孔85が円周方向に向けて等角度間隔で形
成されており、これらの貫通孔85は、ドリルビット4の
側から地上側へ向けての泥水還流路を形成している。
(方向制御部6) 次に、上側に位置する方向制御部6も、環状ハウジン
グ8の内側に構成されている。第4図(A)に示すよう
に、上述した方向制御部7と同じく、中空型の調和歯車
変速機61を中心に構成されており、この減速機は、波動
発生器611と、弾性外歯歯車612と、2個の剛性内歯歯車
613、614とから構成されている。そして、一方の剛性内
歯歯車13が環状ハウジングの内周面81に形成され、他方
の剛性内歯歯車614が、偏心回転円板62に形成されてい
る。この偏心回転円板63には偏心中空部621が形成され
ており、この内周面内にベアリングを介してドリルカラ
ー3が回転自在に貫通している。調和歯車変速機61への
回転入力は、ドリルカラーの外周に形成した環状突起35
から、電磁クラッチ21を介して行われる。電磁クラッチ
21の駆動は前述の下側方向制御部7のそれと同様構成の
駆動制御ユニット25によって行われ、偏心回転板62の環
状ハウジング8に対する相対回転量が検出器22によって
検出される。
(制御系) 第6図には、本例の掘削方向制御機構部5の制御系の
要素を示してある。図において、200は石油井掘削機1
の全体の駆動制御を司るホストコンピュータであり、21
は掘削方向制御機構部のコントローラである。ホストコ
ンピュータ200からは、掘削方向を規定する方位および
角度を表す指令信号200Sがコンローラ201に供給され
る。コントローラ201は、受け取った指令信号200Sに基
づき、各偏心回転円板62、72の目標回転位置を演算する
目標回転位置演算部202を有している。また、各方向制
御部6、7に取りつけた検出器12、22の検出信号12S、2
2Sに基づき、各偏心回転円板62、72の実際の回転位置を
演算する実回転位置演算部203を有しており、さらに、
各偏心回転円板62、72の実際の回転位置が目標とする回
転位置となるように、各調和歯車変速機61、71を駆動さ
せるための駆動信号204Sを発生する駆動信号発生部204
を有している。この駆動信号発生部204から発生された
駆動信号204Sは、それぞれの調和歯車変速機の駆動制御
ユニット15、25に送られる。この駆動信号204Sを受け取
ると、各駆動制御ユニット15、25は、電磁クラッチ11、
21を制御することによって、各調和歯車変速機61、71を
駆動して、その出力要素である剛性内歯歯車614、714を
目標とする回転位置まで回転して、そこに固定する。す
なわち、これらの出力要素が形成されている偏心回転板
62、72の回転位置を目標回転位置とする。なお、このよ
うな駆動制御は、ホストコンピューター内に予め格納し
た制御プログラグを実行することによって達成される。
(掘削方向制御動作) 上記構成の掘削方向制御機構部5の動作を、第4図を
参照して説明する。初期状態においては、第4図(A)
に示すように、偏心回転円板62、72の中心621a、721aが
共に、調和歯車変速機61、71の回転中心軸61a、71aに対
して、図面に向かって左側に最大偏心量eだけ偏心した
状態にあり、これら偏心回転円板の相対回転量は零であ
るものとする。
この状態において、一方の電磁クラッチ21のみを接続
状態に切り換えて、調和歯車変速機61を駆動させて、そ
の出力要素である剛性内歯歯車614を180度回転させとす
る。この結果、剛性内歯歯車614が形成されている偏心
回転円板62が180度回転して、その中心621aの位置は、
第4図(B)に示すように、図面に向かって右側に移動
して、調和歯車変速機の回転中心軸61aに対して右画に
最大偏心量eだけ偏心した状態となる。すなわち、初期
状態(第4図(A))に比べて、偏心回転板の中心21a
は距離2eだけ右側に向けて移動した状態になる。これに
対して、他方の偏心回転円板72は初期状態のままに保持
されているので、その中心721aは初期状態のままであ
り、回転中心軸71aに対して左側に距離eだけ偏心した
位置に留まっている。この結果、偏心回転円板62、72の
中心21a、721aを通る直線Aは、第4図(A)に示す初
期状態に比べて、Θ(=tan-12e/l、但し、lは中心点
間距離)だけ傾いた状態になる。従って、これらの偏心
回転円板62、72内を貫通しているドリルカラーは第4図
(B)に示すように、直線Aに沿う方向に向けて変位
し、この後の掘削方向は、この直線Aの方向に切り換わ
ることになる。
これに対して、上記の場合とは逆に、下側の偏心回転
板72のみを第4図(A)の状態から180度回転した場合
には、第4図(C)に示すように、上下の偏心回転板の
中心を結ぶ直線Aは、逆方向にΘだけ傾く。従って、今
度は、この方向に向けてドリルカラー3が変位し、この
後の掘削方向はこの直線Aの方向に切り換わることにな
る。
このようにして、偏心回転円板62、72の相対回転量を
制御することにより、掘削方向の方位および角度を制御
することができる。なお、通常の石油井掘削機において
は、この傾斜角度Θは約0.5ないし0.7度程度とされる。
また、上下の偏心回転円板間の距離lは可能な限り短く
することが好ましく、例えば2m程度に設定される。
(他の実施形態) なお、上記の例では、2個の調和歯車変速機を使用し
ているが、3個以上の調和歯車変速機によって3個以上
の偏心回転円板を相対回転させ、これによって回転シャ
フトを撓めて変位させるようにしてもよいことは勿論で
ある。
また、上記の例では、上下の調和歯車変速機61、71の
回転力をドリルカラー3から得るようにしているが、こ
の代わりに、ドリルカラーの外周に配置する環状ハウジ
ングの内周に中空サーボモータを取付け、この中空サー
ボモータによって調和変速機を駆動するようにしてもよ
い。
さらに、上記の例は石油井掘削機についてのものであ
るが、水、温泉、天然ガス、地熱井等を掘削する所謂井
戸堀機さらには推進工法におけるトンネル掘削機などの
他の掘削機の掘削方向制御機構として本発明を適用でき
ることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の部材の姿勢制御装置に
おいては、複数の中空型の調和歯車変速機を備え、これ
らの調和歯車変速機よって偏心回転する偏心中空部を備
えた偏心回転部材を用いて、調和歯車変速機内を貫通し
た状態に装着した被駆動部材の姿勢を制御するようにし
ている。従って、本発明の装置においては、精度および
応答性の高い調和歯車変速機を利用しているので、制御
性の優れた部材の姿勢制御装置を実現することができ
る。また、このような制御装置の要素として、中空型の
調和歯車変速機および偏心中空部を利用しているので、
設置スペースが少なくて済むという利点がある。
一方、本発明の掘削機の掘削方向制御装置において
も、複数の中空型調和歯車変速機によって偏心回転する
複数の偏心回転板によって、ドリルビットを先端に保持
した回転シャフトの部分を支持し、これらの偏心回転板
を相対的に偏心回転させることによって、回転シャフト
を変位せしめて、その先端に支持されているドリルビッ
トの掘削方向を変更するようにしている。従って、この
構成の装置においても、精度および応答性の高い調和歯
車変速機を利用しているので、制御性に優れた掘削方向
制御装置を実現することができる。また、中空型の調和
歯車変速機を利用しているので、回転シャフトの外周に
コンパクトに構成することができ、設置スペースが少な
くて済むという利点もある。
さらに、調和歯車変速機の駆動力として回転シャフト
の回転力を利用する場合には、別個にモータなどの駆動
力発生機構を取りつける必要がないので、よりコンパク
トに構成できるという利点も得られる。これに加えて、
本発明の機構においては、各部が組み込まれている環状
ハウジングには回転防止手段が形成されているので、本
発明の機構が回転シャフトと共に回転してしまうことを
防止でき、定位置に確実に固定できるので好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る部材の姿勢制御装置を
示す概略構成図、第2図(A)および(B)は第1図の
装置の動作を示すための説明図である。 第3図は本発明の別の実施例に係る石油井掘削機の掘削
方向制御装置を示す模式図、第4図(A)ないし(C)
はそれぞれ第3図の掘削方向制御装置による掘削方向の
制御動作を説明するための説明図、第5図(A)は第3
図の掘削方向制御装置を構成する一方の方向制御部を示
す部分拡大縦断面図、第5図(B)は第5図(A)に示
す方向制御部の部分横断面図、第6図は第3図の掘削方
向制御装置の制御系を示す概略ブロック図である。 〔符号の説明〕 第1の実施例 101……姿勢制御装置 101a……回転軸線 102……第1の調和歯車変速機 103……サーボモータ 105……第1のクラッチ 106……第1の偏心回転円板 106b……偏心中空部 107……第2のクラッチ 108……第2の調和歯車変速機 109……第3のクラッチ 110……第2の偏心回転円板 110b……偏心中空部 111……中空部 112……円柱軸(被駆動部材) 112a……偏心軸 第2の実施例 1……石油井掘削機 2……回転シャフト 3……ドリルカラー 4……ドリルビット 5……掘削方向制御機構部 6……方向制御部 61……調和歯車変速機 61a……回転中心 62……偏心回転板 621……偏心中空部 621a……偏心回転板の中心 7……方向制御部 71……調和歯車変速機 71a……回転中心 72……偏心回転板 721……偏心中空部 721a……偏心回転板の中心 8……環状ハウジング 83……回転防止用突起部 11、21……電磁クラッチ 12、22……検出器 15、25……駆動制御ユニット。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の中空型調和歯車変速機と、これらの
    調和歯車変速機のそれぞれの出力要素に連結され、対応
    する各変速機回転軸に対して偏心回転する偏心中空部を
    備えた複数の偏心回転部材と、前記中空調和歯車変速機
    の中空部および前記偏心回転部材の前記偏心中空部を貫
    通した状態に装着された被駆動部材とを有し、偏心回転
    する前記偏心中空部の内周面によって、前記被駆動部材
    がその部材軸線とほぼ直交する方向に向けて移動される
    ようになっていることを特徴とする部材の姿勢制御装
    置。
  2. 【請求項2】請求項第1項において、少なくとも一つの
    中空モータと、この中空モータの出力回転を、前記複数
    の調和歯車変速機のそれぞれに対して選択的に伝達可能
    な回転力伝達制御手段とを有し、前記被駆動部材は、前
    記中空モータの中空部内を貫通した状態に装着されてい
    ることを特徴とする部材の姿勢制御装置。
  3. 【請求項3】複数の中空型調和歯車変速機と、これらの
    調和歯車変速機のそれぞれの出力要素に連結され、対応
    する各変速機回転軸に対して偏心回転する偏心中空部を
    備えた複数の偏心回転部材と、前記中空型調和歯車変速
    機の中空部および前記偏心回転部材の偏心中空部内を貫
    通した状態に装着された掘削機ドリルの回転シャフトと
    を有し、 偏心回転する前記偏心回転部材の偏心中空部の内周面に
    よって、これらの内周面に当接している前記回転シャフ
    トの部分がシャフト中心軸線とほぼ直交する方向に向け
    て変位せしめられるようになっていることを特徴とする
    掘削機の掘削方向制御装置。
  4. 【請求項4】請求項第3項において、前記調和歯車変速
    機の回転入力要素の回転駆動は、調和歯車変速機に隣接
    された中空モータと、前記調和歯車変速機の回転入力要
    素間に配置された接続・切断可能な回転力伝達路とを介
    して行われることを特徴とする掘削機の掘削方向制御装
    置。
  5. 【請求項5】請求項第3項において、前記調和歯車変速
    機の回転入力要素の回転駆動は、前記回転シャフトの外
    周面に一体的に形成される環状突起と、前記調和歯車変
    速機の回転入力要素間に配置された接続・切断可能な回
    転力伝達路とを介することにより、前記回転シャフトの
    回転を利用して行われることを特徴とする掘削機の掘削
    方向制御装置。
  6. 【請求項6】請求項第3項、4項または5項において、
    前記の調和歯車変速機、前記の偏心回転部材並びに中空
    モータは、前記回転シャフトの外周に軸方向不動に固定
    配置した環状ハウジングの内側に組み込まれており、こ
    の環状ハウジングの外周面には、環状ハウジング回転防
    止手段が設けられていることを特徴とする掘削機の掘削
    方向制御装置。
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