JPH08140305A - ターボ冷凍機またはターボヒートポンプ用電動機のスラスト磁気軸受 - Google Patents

ターボ冷凍機またはターボヒートポンプ用電動機のスラスト磁気軸受

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JPH08140305A
JPH08140305A JP30165094A JP30165094A JPH08140305A JP H08140305 A JPH08140305 A JP H08140305A JP 30165094 A JP30165094 A JP 30165094A JP 30165094 A JP30165094 A JP 30165094A JP H08140305 A JPH08140305 A JP H08140305A
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turbo
epoxy resin
electric motor
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JP30165094A
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Kenji Natsume
健治 夏目
Kazuhisa Hatano
量久 羽田野
Norikazu Naito
則一 内藤
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ターボ冷凍機あるいはターボヒートポンプの
ターボ圧縮機用電動機のスラスト磁気軸受用モールド樹
脂として、使用が禁止されるフロンR−11の代替材料
となるR−123冷媒によっても膨潤、溶解せず、か
つ、熱サイクルにより割れを生じないエポキシ樹脂組成
物を開発してコイルの焼損発生を防止する。 【構成】 電動機の冷媒に曝されるスラスト磁気軸受の
モールド樹脂として、ガラス繊維製のバルキーロープを
骨材とし、シリカを充填剤とし、さらに、脂肪族ポリア
ミンを硬化剤とした構成により混合したエポキシ樹脂組
成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷凍機や冷暖房機などに
使用されるターボ冷凍機あるいはターボヒートポンプの
ターボ圧縮機を駆動する電動機に関し、さらに詳しくは
電動機のスラスト磁気軸受の磁気空隙に、熱媒体として
のフロンR−123に対する耐性が強いエポキシが充填
されているターボ冷凍機またはターボヒートポンプ用電
動機のスラスト磁気軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】ターボ冷凍機はビルディングあるいは工
場の冷房に、またターボヒートポンプは同じくビルディ
ングあるいは工場の冷暖房において、冷却および加熱源
として使用されている。ターボ冷凍機やターボヒートポ
ンプは、ターボ圧縮機と蒸発器と凝縮器などから構成さ
れており、その中でターボ圧縮機は循環流動されている
熱媒体(以下では単に冷媒と省略して称する)を圧縮し
て凝縮器へ移送するもので、電動機により駆動されてい
る。従って、通常ターボ圧縮機を駆動する電動機は圧縮
機と一体に組み立てられており、また、電動機のコイル
などで発生する熱を冷却するために電動機の中にも冷媒
が循環されるような構成にされている。従来は、このタ
ーボ圧縮機を駆動する電動機には機械的軸受が使用され
ていたが、この機械的軸受では運転時の振動や騒音の発
生量が大きいため、これらを軽減するため、磁気(の同
じ磁極)による反発力を利用した磁気軸受を採用した電
動機が開発されている。特にスラスト磁気軸受は、後で
述べるように(図3参照)コイル、ヨークおよび磁極
S、N間の磁気空隙で構成されフロン冷媒に直接さらさ
れるようになっている。
【0003】図2はターボ圧縮機に設置した電動ユニッ
トの構造を示す一部破断縦断面図であり、同図の上側に
はターボ圧縮機20がボルトなどにより電動ユニットと
一体に固定されて使用されるが、本発明の技術内容とは
直接関連しないので本体の記載を省略した。図3は、図
2のA部の詳細を拡大して示す断面図である。図2およ
び図3を参照してターボ圧縮機20の電動機10の主要
構造を説明すると、回転軸5を有するロータ6の半径方
向外方には所定の隙間を有してステータ7が配置されて
いる。電動機10の回転軸5のターボ圧縮機20に接続
される側の端部(図2で上側)と、その軸方向反対側
(図2で下側)とには、それぞれラジアル磁気軸受4が
設けられ、図2で下側の軸方向先端部にはスラスト磁気
軸受1が設けられている。図2で一部を示したターボ圧
縮機20と、この電動機10の両ケーシングは連通され
ていて、これらの空間を流れる冷媒は電動機にも進入し
て冷却するため、スラスト磁気軸受1は冷媒としてのフ
ロンガスに曝されている。
【0004】図3を参照してスラスト磁気軸受を説明す
ると、スラスト磁気軸受1は、軸線方向に対向する一対
の、コイル3a、3bと、アウタヨーク8a、8bと、
インナヨーク9a、9bと、円環状の磁気空隙2a、2
bとにより構成され、軸線方向に対向する2組の磁極は
図示のように同じ符号の磁極が対向するようにコイルの
向きが設けられている。回転軸5(図2参照)に連動し
て回転するフランジFは、上記の対向する磁極間に所定
の隙間を有して配置され、磁場によりスラスト方向に軸
受けされる。電動機10内には冷媒が侵入するため、磁
気空隙2a、2bに浸入した冷媒がコイル3a、3bに
接触して短絡させることを防止するため、この円環状の
磁気空隙2a、2bにはエポキシ樹脂などがモールド成
形されて冷媒とコイルとの接触を防止している。従来か
ら、ターボ冷凍機やターボヒートポンプの冷媒としては
R−11と呼ばれているトリクロロモノフルオロメタン
が使用されているが、このR−11は成層圏のオゾン層
を破壊するため、地球環境の保全を目的として1995
年に全廃されることが決定されている。R−11に代替
される冷媒の候補材料として、R−123と呼ばれオゾ
ン破壊係数が微少であるジクロロトリフルオロエタン
(以下R−123と称する)が、この種の機器に使用さ
れることが大勢としてほぼ決定されている。しかしなが
ら、このR−123は従来のR−11に比べて樹脂など
の有機物に対する反応性が大きく、膨潤作用や溶解作用
が強いため、冷媒に接する樹脂製の構成部材としてはR
−123に対して膨潤および溶解しないモールド樹脂が
必要とされる。
【0005】R−123をターボ冷凍機やターボヒート
ポンプに使用した例としては、特開平4−237号公報
があり、この公報では、イミダゾール化合物を硬化剤と
して使用したエポキシ樹脂により電動機のステータコイ
ルを絶縁処理することによる、溶解作用あるいは膨潤作
用を受けにくい樹脂が記載されている。電動機に使用さ
れるモールド樹脂としても、R−123により溶解した
り、または膨潤した場合、フロン冷媒(R−123)は
モールド樹脂内部のコイルに達し、コイルの絶縁を侵
し、線間短絡などの不具合を生じさせコイルの焼損の原
因となる。また、ターボヒートポンプの運転中の、また
は運転、停止に伴う温度変化により、モールド樹脂は割
れを発生することがあるが、冷媒がクラックの内部に浸
入しコイルに達しても上記のようにコイルの焼損を生じ
ることがある。このような理由から、スラスト磁気軸受
に使用されるモールド樹脂の材質はフロン冷媒に侵され
たり割れを発生するものであってはならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、R−11を
冷媒とする従来技術によるターボヒートポンプ用の電動
機のスラスト磁気軸受のモールド樹脂は、酸無水物を硬
化剤とするエポキシ樹脂や芳香族ポリアミンを硬化剤と
するエポキシ樹脂に無機充填剤としてシリカの粉末など
を混合したものが使用されていたが、これらのエポキシ
樹脂混合物は、代替フロンである冷媒のR−123によ
って強い膨潤、溶解作用を受けるため、冷媒のR−12
3がコイルまで浸透してコイルの線間短絡を生じて焼損
の原因になり、スラスト磁気軸受部のモールド樹脂用の
材料としては使用できない。本発明は、R−123に接
触して使用しても膨潤、溶解作用を受けず、さらに、熱
サイクルによる割れを発生することなくスラスト磁気軸
受を保護して使用できるスラスト磁気軸受用モールド樹
脂を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決するためになされたものであり、R−123を冷媒と
するターボ冷凍機あるいはターボヒートポンプのターボ
圧縮機の電動機のスラスト磁気軸受用モールド樹脂とし
て、常温硬化型エポキシ樹脂組成物の硬化剤として脂肪
族ポリアミンを使用し、耐クラック性を向上させるため
無機充填剤としてシリカを含有させ、そしてガラス基材
のロープまたはクロスを骨材として入れ、常温硬化して
使用することにより上記の課題を解決する。
【0008】
【作用】反応性が大きなR−123を冷媒として使用す
るターボ冷凍機あるいはターボヒートポンプの、ターボ
圧縮機を駆動する電動機のスラスト磁気軸受用モールド
樹脂として、ガラス繊維を骨材とし、脂肪族ポリアミン
を硬化剤として使用したエポキシ樹脂組成物を磁気空隙
にモールド成形することにより、R−123による膨
潤、溶解を生ぜず、かつ、温度変化に伴う割れ発生もな
く、スラスト磁気軸受のコイルを冷媒から隔離すること
ができた。
【0009】
【実施例】モールド樹脂として従来使用していたエポキ
シ樹脂組成物と、上記の課題を解決するため改良したエ
ポキシ樹脂組成物とを、それぞれ硬化させた比較例およ
び実施例を、冷媒として使用されるR−123中に浸漬
し、浸漬前後の重量変化を調べた結果を次に示す。表1
は、それぞれ硬化処理後の、本発明による3種の実施
例、2種の比較例および2種の従来例の各モールド樹脂
を105℃に加熱したR−123中に2週間浸漬したこ
とによる重量変化を示したものである。
【0010】
【表1】
【0011】上記の実施例1から3および比較例1と2
は、ビスフェノールA型エポキシに脂肪族ポリアミンを
硬化剤として添加し常温硬化したもので、ビスフェノー
ルA型エポキシ100重量部に対する脂肪族ポリアミン
の添加量が、実施例1から3はそれぞれ8、10、12
重量部であり、比較例1と2はそれぞれ7、13重量部
である。従来例1と2には、従来技術によるモールド樹
脂として、それぞれビスフェノールA型エポキシに対し
て、酸無水物115重量部を硬化剤として添加し加熱硬
化したものと、芳香族ポリアミン60重量部を硬化剤と
して添加し常温硬化したものとを使用した。比較例1と
2のモールド樹脂の重量変化は、それぞれ+2.6%、
+2.4%で若干膨潤の傾向を示す。従来例1と2のモ
ールド樹脂の重量変化は、それぞれ+16.3%、−
5.3%で、前者は顕著に膨潤し後者は溶解して、浸漬
により重量が5.3%減少し溶解の傾向が大きかった。
これらに比べて、実施例1から3のモールド樹脂の重量
変化は、それぞれ+1.7、+1.4および+1.6%
でいずれも僅かに増加しているが、それら値は極めて小
さく実質的に変化がなく、R−123による溶解および
膨潤に対する抵抗性は非常に大きいことが判明した。次
に、温度変化に対するモールド樹脂の耐割れ性に関して
調べた結果を示す。図1は熱サイクル試験に使用した試
験冶具を示す半体断面図である。この試験冶具は、円板
11に2つのリング12a、12bを同心に複数のボル
ト13により固定したもので、半径方向内方のリング1
2aの外周面と半径方向外方のリング12bの内周面と
の間には、所定の寸法の隙間12cを有し円環状の溝と
して形成されている。表2は、前記の隙間12cに各種
のエポキシ樹脂組成物を充填しモールド成形し試験冶具
ごと熱サイクル試験に供試し、モールド樹脂内に発生し
たクラックの数を比較して示したものである。
【0012】
【表2】
【0013】同表の実施例4と比較例3は、共に上記の
実施例2にさらに無機充填剤としてシリカ微粉末をエポ
キシ樹脂100重量部に対して150重量部添加したも
ので、実施例4だけは骨材としてバルキーロープを使用
した。また、従来例3と4は、それぞれ上記の従来例1
と2に共に無機充填剤としてシリカ微粉末をエポキシ樹
脂100重量部に対して添加し、いずれも骨材を使用し
ないものである。各モールド樹脂への熱サイクルの付与
は、モールド成形した前記の試験冶具ごと、80℃の加
熱炉内で2時間と取り出して室温で2時間の処理を交互
に保持する方法で行い、これを1サイクルとして50サ
イクル行い、試験後にモールド樹脂内中の割れの発生数
を調べた。この試験の結果、従来例3と4のモールド樹
脂にはそれぞれ3個および2個の割れが、また、比較例
3のモールド樹脂には8個の割れが発生したが、実施例
4モールド樹脂には割れが生じていなかった。この結果
により、骨材としてバルキーロープを使用した実施例4
のモールド樹脂は、熱サイクルによる割れ発生に大きな
抵抗性を有しているため、R−123が浸透してコイル
に接触することを防止できることが判明した。
【0014】上記のように、脂肪族ポリアミンをエポキ
シ樹脂100重量部に対し8〜12重量部の範囲で添加
すると、R−123によるモールド樹脂の溶解および膨
潤が顕著に抑制され、また、さらにシリカ微粉末とバル
キーロープを添加すると熱サイクル試験による割れの発
生が防止された。シリカ微粉末の添加量は、本発明の実
施例ではエポキシ樹脂100重量部に対して150重量
部としたが、一般に、この添加量が少な過ぎるとモール
ド樹脂の強度が不足して割れが発生しやすく、一方この
添加量が多すぎるとエポキシ樹脂組成物の粘度が高くな
りすぎるため、強度や耐割れ性を満足する範囲として1
00〜200重量部が好適である。また、無機充填剤と
してはシリカが比重や誘電率が小さいなどの点で好適で
あるが、アルミナなど低コストで使用できる絶縁性の微
粉末であってもよい。前記の本発明の各実施例によるエ
ポキシ樹脂としては、エポキシ成分としてビスフェノー
ルA型およびビスフェノールF型のエポキシ樹脂、例え
ばエピコート828、827、807(いずれも商品
名:油化シェル社)などが好適に使用できる。実施例で
は骨材としてはバルキーロープを挙げたが、バルキーク
ロス、チョップストランド、フィラメントマットなどで
も同様の効果を有して使用できる。
【0015】
【発明の効果】本発明ではターボ冷凍機あるいはターボ
ヒートポンプに使用されるターボ圧縮機を駆動する電動
機の冷媒に曝されるスラスト磁気軸受のモールド樹脂と
して、ガラス繊維製のバルキーロープを骨材とし、シリ
カの粉末を充填剤として脂肪族ポリアミンの硬化剤を混
合したエポキシ樹脂組成物を使用することにより、R−
123を冷媒とした場合でも、冷媒による樹脂の膨潤、
溶解さらに熱サイクルによる割れ発生を防止し、冷媒が
コイルに接触して生じる線間短絡をも防止するという顕
著な効果をもたらした。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱サイクル試験に使用した試験冶具を示す半体
断面図である。
【図2】ターボ圧縮機に設置した電動ユニットの構造を
示す一部破断縦断面図である。
【図3】図2のA部の詳細を拡大して示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 スラスト磁気軸受 2a、2b 磁気空隙 3a、3b コイル 4 ラジアル磁気軸受 5 回転軸 6 ロータ 7 ステータ 10 電動機 20 ターボ圧縮機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機により駆動されるターボ圧縮機
    と、凝縮器と、蒸発器と、前記各機器を接続する配管類
    と、前記各機器を制御する制御装置とを含んで成り、前
    記各機器内を前記配管を経て循環する熱媒体としてのジ
    クロロトリフルオロエタンにより冷凍あるいは冷暖房を
    行うターボ冷凍機またはターボヒートポンプにおいて:
    前記電動機のスラスト軸受が磁気軸受であり、その磁気
    空隙に充填されるモールド樹脂がエポキシ樹脂100重
    量部に対し8〜12重量部の脂肪族ポリアミンを硬化剤
    として添加する常温硬化型エポキシ樹脂組成物であるこ
    とを特徴とするターボ冷凍機またはターボヒートポンプ
    用電動機のスラスト磁気軸受。
  2. 【請求項2】 前記常温硬化型エポキシ樹脂組成物のエ
    ポキシ樹脂が、ビスフェノールA型樹脂またはビスフェ
    ノールF型樹脂であり、前記エポキシ樹脂100重量部
    に対しシリカなどの無機充填剤が100〜200重量部
    添加されている請求項1記載のターボ冷凍機またはター
    ボヒートポンプ用電動機のスラスト磁気軸受。
  3. 【請求項3】 前記常温硬化型エポキシ樹脂組成物の骨
    材として、ガラス製のバルキーロープ、バルキークロ
    ス、チョップストランドおよびフィラメントマットの群
    から選ばれた少なくとも1種が混入されて耐割れ性が向
    上された請求項1または2記載のターボ冷凍機またはタ
    ーボヒートポンプ用電動機のスラスト磁気軸受。
  4. 【請求項4】 前記常温硬化型エポキシ樹脂組成物に硬
    化促進剤が添加された請求項1から3までのいずれかの
    項に記載のターボ冷凍機またはターボヒートポンプ用電
    動機のスラスト磁気軸受。
JP30165094A 1994-11-11 1994-11-11 ターボ冷凍機またはターボヒートポンプ用電動機のスラスト磁気軸受 Pending JPH08140305A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000283161A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Seiko Seiki Co Ltd 磁気軸受装置及びこれを備えた真空ポンプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000283161A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Seiko Seiki Co Ltd 磁気軸受装置及びこれを備えた真空ポンプ

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