JPH08140077A - 会議端末および多地点会議システム - Google Patents

会議端末および多地点会議システム

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JPH08140077A
JPH08140077A JP6273542A JP27354294A JPH08140077A JP H08140077 A JPH08140077 A JP H08140077A JP 6273542 A JP6273542 A JP 6273542A JP 27354294 A JP27354294 A JP 27354294A JP H08140077 A JPH08140077 A JP H08140077A
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Japan
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conference
conference terminal
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message
terminal
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JP6273542A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Igarashi
敏明 五十嵐
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多地点会議を行う際に、会議端末間の回線接
続をスムーズに行うことができるようにすることを目的
とする。 【構成】記憶手段に記憶されている各会議端末の識別
番号を読みだすとともに、それらの識別番号の内の一つ
の識別番号の会議端末に向けて回線接続用の信号を発信
手段により発信する。そして、上記回線接続用の信号
が受信側の会議端末に着信したときには、その会議端末
の留守番モードがオンであるか否かが識別手段により
識別し、その識別結果を上記受信側の会議端末から送信
側の会議端末に向けて発信する。上記識別結果を受けた
送信側の会議端末は、留守番モードがオンであった場合
には回線を自動的に切断し、制御手段により回線接続
用の信号を次の多地点会議参加の会議端末へ発信するよ
うにして、多地点間を順次接続していくようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は会議端末および多地点会
議システムに係わり、例えば、通信回線を介して多地点
間で会議を行う場合において、いわゆる留守番モードを
有する会議端末に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信回線を介して接続された複数
の会議端末を使用して行う多地点会議システムが用いら
れている。
【0003】また、いわゆる留守番電話と呼ばれ装置で
あって、使用者が不在の時の着信に対して自動的に応答
し、相手からのメッセージを磁気テープ等の記録手段に
録音するようにした通信機器が普及してきている。
【0004】このような留守番電話機能を持つ会議端末
間をループ状に複数個接続して構成された多地点会議シ
ステムにおいて、他の会議端末に対して発信したときに
接続目的の会議端末の留守番モードがオンになっている
ことがある。
【0005】このような場合、従来の会議端末では着信
後に通信相手の会議端末の留守番モードがオンであるこ
とをオペレータがその都度確認した後、自らの手で回線
を切断し、その後に他の会議端末に回線を接続する手順
を行うようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では多地点間を順次接続するために、通信相手の会
議端末における留守番モードがオンかどうかをオペレー
タが逐一確認する必要があり、多地点会議を行う際の回
線の接続をスムーズに行うことができないという欠点が
あった。
【0007】本発明は上述の問題点にかんがみ、多地点
会議を行う際に、会議端末間の回線接続をスムーズに行
うことができるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の会議端末は、留
守番モードを有し、複数の会議端末間でループを構成し
て多地点会議を行う会議端末において、上記多地点会議
を行うためのループを構成する各会議端末の識別番号を
記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶された識別番
号の会議端末に向けて回線接続用の信号を発信する発信
手段と、上記発信手段による発信が行われた会議端末の
留守番モードがオンであるか否かを識別する識別手段
と、上記識別手段の識別結果に応じて、上記発信手段の
発信先を切り換える制御手段とを有している。
【0009】また、本発明の他の特徴とするところは、
目的の会議端末に向けて回線接続用の信号を発信して複
数の会議端末間でループを構成するようにするために発
信側の会議端末に設けられた第1の接続メッセージ発信
手段と、上記第1の接続メッセージ発信手段により発信
された信号に基づく呼び出しが行われていることを示す
呼び出しメッセージを発信するために受信側の会議端末
に設けられた呼び出し中メッセージ発信手段と、上記呼
び出し中メッセージ発信手段により呼び出しメッセージ
が発信されてからの経過時間を計測するために受信側の
会議端末に設けられたタイマと、上記タイマによる計測
の結果、あらかじめ設定された一定時間が経過したとき
には受信側ユーザが留守であると判断するための手段で
あって、受信側の会議端末に設けられた留守判断手段
と、上記留守判断手段により受信側ユーザが留守である
と判断されたときに、留守を示す情報を上記発信側の会
議端末に発信するために受信側の会議端末に設けられた
留守情報発信手段と、上記留守を示す情報が上記受信側
の会議端末から送られたときに回線切断の手順を行うと
ともに、次の会議端末に対して回線接続用の信号を発信
する第2の接続メッセージ発信手段とを具備している。
【0010】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、ISDN網を介して複数の会議端末をループに接続
し、上記複数の会議端末間で会議を行うようにした多地
点会議システムにおいて、上記多地点会議システムに参
加する会議端末に向けた回線接続用の信号を発信するた
めに発信側の会議端末に設けられた第1の接続メッセー
ジ発信手段と、上記第1の接続メッセージ発信手段によ
る呼び出しが行われていることを示す呼び出しメッセー
ジを発信するために受信側の会議端末に設けられた呼び
出し中メッセージ発信手段と、上記呼び出し中メッセー
ジ発信手段によりメッセージが発信されてからの経過時
間を計測するために上記ISDN網に設けられたタイマ
と、上記タイマによる計測の結果、あらかじめ設定され
た一定時間が経過したときには受信側のユーザが留守で
あると判断するための手段であって、上記ISDN網に
設けられた留守判断手段と、上記留守判断手段により受
信側のユーザが留守であると判断されたときに、留守を
示す情報を上記発信側の会議端末に発信するために上記
ISDN網に設けられた留守情報発信手段と、上記留守
情報発信手段により発信された留守を示す情報が上記I
SDN網から送られてきたときに回線切断の手順を行う
とともに、次の会議端末に対して回線接続用の信号を発
信する第2の接続メッセージ発信手段とを具備してい
る。
【0011】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、ISDN網を介して複数の会議端末をループに接続
し、上記複数の会議端末間で会議を行うようにした多地
点会議システムにおいて、上記多地点会議システムに参
加する会議端末に向けて、留守か否かを問い合わせる情
報を含む回線接続用の信号を発信するために発信側の会
議端末に設けられた第1の接続メッセージ発信手段と、
上記回線接続用の信号を受信したときに、自端末のモー
ドに応じて上記留守か否かを問い合わせる情報に対する
応答情報を発信するための手段であって、受信側の会議
端末に設けられた応答手段と、上記応答手段により留守
を示す情報が上記受信側の会議端末から送られたときに
回線切断の手順を行うとともに、次の会議端末に対して
回線接続用の信号を発信する第2の接続メッセージ発信
手段とを具備している。
【0012】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記応答手段から応答情報が発信されてきたとき
に、上記ISDN網はその応答情報をそのままディスク
メッセージに移し、上記発信側の会議端末に転送するこ
とを特徴としている。
【0013】
【作用】本発明は上記技術手段よりなるので、複数の会
議端末間で多地点接続を行う場合には、記憶手段に記憶
されている各会議端末の識別番号が読みだされ、それら
の識別番号の会議端末に向けて回線接続用の信号が発信
手段により発信される。そして、上記回線接続用の信号
が受信側の会議端末に着信したときには、その会議端末
の留守番モードがオンであるか否かが識別手段により識
別され、その識別結果が上記受信側の会議端末から送信
側の会議端末に向けて発信される。上記識別結果を受け
た送信側の会議端末は、その識別結果に応じて上記発信
手段の発信先の会議端末を制御手段により切り換えるこ
とにより、多地点接続がスムーズに行われるようにな
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図面を参照し
て説明する。なお、この第1の実施例はISDN回線、
PSTN回線等の回線の種類を問わない。
【0015】この第1の実施例は、各会議端末の多地点
ループ接続を一つずつ確認しながら行う手動接続の例で
ある。図1は、本実施例の会議端末の概略構成を示す機
能構成図である。図1において、は、多地点会議を行
うためのループを構成する各会議端末の識別番号を記憶
する記憶手段である。
【0016】は、上記記憶手段に記憶された各会議端
末の識別番号の内の一つの会議端末に向けて回線接続用
の信号を発信するための発信手段である。は、上記発
信手段により行われた発信が着信したときに、会議端
末の留守番モードがオンであるか否かを識別する識別手
段である。
【0017】は、端末装置本体部であり、ここに本実
施例の会議端末の通信装置が種々設けられている。ま
た、この端末装置本体部は留守番モードをはじめとす
る種々の動作モードで動作するようになされている。
【0018】は、上記識別手段により端末装置本体
部の留守番モードがオンであることが識別されたとき
に、回線を自動的に切断し、次の多地点会議参加者へ回
線接続用の信号を発信するための制御手段である。
【0019】次に、図2に従って本発明の会議端末の構
成例を説明する。図2は、本発明に係わる会議端末の構
成を示すブロック図である。以下、図面に従って第1の
実施例を説明する。
【0020】図2において、1は本装置の音声入出力手
段の一つであるハンドセット、2は本装置の音声入力手
段の一つであるマイク、3は本装置の音声出力手段の一
つであるスピーカである。
【0021】4は音声インタフェース部であり、後述す
るシステム制御部14の指示により、上述した音声入出
力手段としてのハンドセット1、マイク2、スピーカ3
を切り換える切り換え処理を行うためのものである。
【0022】また、この音声インタフェース部4は、ハ
ンドセット1がオンフック状態またはオフフック状態の
いずれにあるかを検出するオン/オフフック検出処理を
行う。さらに、マイク2とスピーカ3を使用したときに
エコーを消去するためのエコーキャンセル処理、および
ダイヤルトーン、呼出音、ビジートーン、着信音等のト
ーンの生成処理等を行う。
【0023】5は音声符号化復号化部であり、システム
制御部14の指示により、64kbps PCM A−
law、64kbps PCM μ−law、64kb
ps/56kbps/48kbps SB−ADPC
M、32kbpsADPCM、16kbps(例えばL
D−CELP)等の音声信号符号化、および復号化アル
ゴリズムに従って発信音声信号を符号化するとともに、
受信音声信号を復号化するためのものである。
【0024】6は画像入力手段の一つであり、自画像等
を入力するためのカメラであり、7は画像入力手段の一
つであり絵、図面等を入力するための書画カメラであ
る。また、8は表示部であり、カメラ6または書画カメ
ラ7よりの入力画像、相手からの受信画像、操作画面、
および共有画面等を表示するためのものである。
【0025】9はビデオインタフェース部であり、シス
テム制御部14の指示により画像入力手段の切り換え処
理、入力画像と受信画像と操作画面と共有画面の表示切
り換え処理、およびそれらを表示部8上で分割表示する
ための画像信号合成処理等を行うためのものである。
【0026】10はITU−TS勧告H.261に従っ
て発信画像の符号化および受信画像信号の復号化を行う
ビデオ符号化復号化部、11はデータ通信を行うための
データ端末である。
【0027】12はデータインタフェース部であり、デ
ータ端末11からの発信データおよびシステム制御部1
4からのポインティングカーソル位置データやポインテ
ィングカーソル制御データ等の発信データを所定のフォ
ーマットで後述する多重分離化部15へ通知するととも
に、上記多重分離化部15からの受信データを解析して
データ端末11、またはシステム制御部14へ通知する
ためのものである。
【0028】13は操作部であり、本装置の制御全般を
行うための制御情報入力に使用するキーボード、タッチ
パネルやポインティングカーソルを操作するためのデジ
タイザ、トラックボール等から構成されている。
【0029】14はシステム制御部であり、CPU、R
OM、RAMおよび補助記憶装置等を備え、各部の状態
を監視し装置全体の制御、状態に応じた操作/表示画面
の作成およびアプリケーションプログラムの実行等を行
うためのものである。
【0030】15は多重分離化部であり、システム制御
部14からの制御コマンドをBAS符号に変換し、IT
U−TS勧告H.221に従って、上記BAS符号と音
声符号化復号化部5からの音声信号と、ビデオ符号復合
化部10からの画像信号と、データインタフェース部1
2からのデータ信号とを発信フレーム単位に多重化す
る。また、受信フレームを上記構成要素に分離し、それ
ぞれを音声符号化復号化部5、ビデオ符号化復号化部1
0、データインタフェース部12およびシステム制御部
14に送出する。
【0031】16は複数の会議端末の間の構成を制御す
るための多地点制御部である。17は回線インタフェー
ス部であり、システム制御部14との間でコマンドの授
受により、ISDNユーザ・網インタフェースに従って
回線を制御するためのものである。
【0032】本実施例におけるシステム制御部14の内
部の概略構成は、図3のブロック図に示すように構成さ
れている。図3において、19は後述するフローチャー
トの処理を実行するためのCPU、20はワークエリア
として使用するRAM、21は後述のフローチャートに
従ったプログラムを格納するためのROMである。ま
た、22は各参加会議端末の識別番号を記憶するための
補助記憶装置、23はダイアルトーンを検出するための
DTMF検出回路である。
【0033】図4は、通信網を介して複数の相手と映像
・音声・データを転送することにより会議を行う、いわ
ゆる多地点会議の概略構成を示す図である。図4におい
て、18はISDN等の通信網、901、902、90
3、904は各地点に設置された会議端末である。な
お、図4では、A、B、C、Dの4つの地点間で会議を
行う場合を表している。
【0034】なお、本実施例において、多地点の接続を
行う会議端末には、図5に示したフローチャートの手順
が適用される。図5において、まず、ステップS101
において、補助記憶装置22に記憶されている識別番号
を読みだし、その内の1つの会議端末である所定の会議
端末に発信する。
【0035】次に、ステップS102において、接続目
的の会議端末(受信端末)に着信したかどうかを判定す
る。そして、もし、接続目的の会議端末に着信していな
ければ、ステップS102を繰り返す。また、接続目的
の会議端末に着信したことを確認したら、ステップS1
03に進む。
【0036】ステップS103では、留守番モードがオ
ンであるかどうかを調べるために、留守番モードがオン
であることを示すDTMF(ダイアルトーン)を接続目
的の会議端末が発信したかどうかを検出する。このダイ
アルトーンの検出は、図3のDTMF検出回路23によ
り行うものである。なお、留守番モードがオンであるこ
とを示すダイアルトーンは、自端末と接続目的の会議端
末の間で予め一意に決めてある。
【0037】ステップS103においてダイアルトーン
を検出したならば、すなわち、受信側の会議端末の留守
番モードがオンであることを検出したならば、ステップ
S104へ進み、通信回線を切断する。次に、ステップ
S105に進んで、上記補助記憶装置22に記憶されて
いる次の会議端末の識別番号に対して発信し、ステップ
S102へ戻る。
【0038】また、ステップS103において、ダイア
ルトーンを検出しなかったならば、ステップS106へ
進む。ステップS106では、多地点会議が終了したか
どうかを検出する。もし、会議が終了していなかったな
らば、ステップS103へ戻り、これを繰り返す。会議
が終了したならば、このフローチャートは終了する。
【0039】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
なお、この第2の実施例ではISDN回線を用いる。な
お、本実施例は、各会議端末の多地点ループ接続を一つ
ずつ確認しながら行う手動接続の例である。
【0040】図6は、本実施例におけるシステム制御部
14の内部構成を示す概略構成ブロック図である。同図
において、19は後述のフローチャートを実行するため
のCPU、20はワークエリアとして使用するRAM、
21は後述のフローチャートに従ったプログラムを格納
するためのROM、22は各参加者の識別番号を記憶す
るための補助記憶装置、24はタイマである。
【0041】本実施例において、多地点の接続を行う会
議端末には、図7のシーケンス図が適用される。まず、
発信側の会議端末(以下送信端とする)からISDN網
へSETUP(呼設定(set up))メッセージを
転送する。同様に、ISDN網から受信側の会議端末
(以下受信端とする)へもSETUPメッセージを転送
する。これは、ユーザもしくはISDN網から呼の設定
を表示するために転送されるものである。
【0042】これに答えて、ISDN網は送信端にCA
LL PROC(呼設定受付(call procee
ding))メッセージを転送する。これは、要求され
た呼設定を開始したこと表示する。次に、受信端は、A
LERT(呼出(alerting))メッセージをI
SDN網に転送し、ISDN網は同じくALERTメッ
セージを送信端に転送する。これは、受信側のユーザが
呼出中であることを表示するためのものである。
【0043】受信端は、ALERTメッセージをISD
N網に転送した後、自身の持つタイマにより、一定時間
(図7中ではt秒)、受信側のユーザを呼び出し続け
る。そして、呼び出しを開始してからt秒間が経過した
ならば、受信端は受信側のユーザが留守であると判断す
る。
【0044】この時、図8に示すように、DISCメッ
セージ中のユーザ・ユーザ情報要素の「留守フラグ」を
オンにして、DISCメッセージをISDN網に転送す
る。ISDN網は、これを送信端に転送する。
【0045】その後、回線切断の手順が踏まれ(REL
(解放(release))、REL COMP(解放
完了(release complete))、送信端
は次の会議端末に対して発信する。なお、t秒間が経過
する前に、受信側のユーザが受信したならば、これらの
端末間の多地点接続が成功したことになり、このシーケ
ンスは終了する。
【0046】次に、本発明の第3の実施例を説明する。
この第3の実施例においては、ISDN回線を用いる。
なお、この第3の実施例も各会議端末の多地点ループ接
続を一つずつ確認しながら行う、手動接続の例である。
【0047】図9は、第3の実施例におけるシステム制
御部14の内部構成を示す概略構成ブロック図である。
同図において、19は後述のフローチャートを実行する
ためのCPU、20はワークエリアとして使用するRA
M、21は後述のフローチャートに従ったプログラムを
格納するためのROM、22は各参加者の識別番号を記
憶するための補助記憶装置である。
【0048】本実施例において、多地点の接続を行う会
議端末には、図10のシーケンス図が適用される。ま
ず、送信端からISDN網へSETUPメッセージを転
送する。同様に、ISDN網から送信端へもSETUP
メッセージを転送する。これは、ユーザもしくはISD
N網から呼の設定を表示するために転送される。
【0049】これに答えて、ISDN網は送信端にCA
LL PROCメッセージを転送する。これは、要求さ
れた呼設定を開始したことを表示する。次に、受信端は
ALERTメッセージをISDN網に転送し、同じくI
SDN網は、ALERTメッセージを送信端に転送す
る。これは、受信側のユーザが呼出中であることを表示
するためのものである。
【0050】ISDN網は、ALEARTメッセージを
送信端に転送した後、自身の持つタイマにより、一定時
間(図10中ではt秒)、受信側のユーザを呼び出し続
ける。そして、呼び出しを開始してからt秒経過したな
らば、ISDN網は受信側のユーザが留守であると判断
する。
【0051】この時、図8に示したように、DISCメ
ッセージ中のユーザ・ユーザ情報要素の「留守フラグ」
をオンにして、DISCメッセージを送信端に転送る。
その後、回線切断の手順が踏まれ(REL、REL C
OMP)、送信端は次の会議端末に対して発信する。こ
の場合も、t秒経過する前に、受信側のユーザが受信し
たならば、これらの端末の間の多地点接続が成功したこ
とになり、本シーケンスは終了する。
【0052】次に、本発明の第4の実施例を説明する。
この第4の実施例は、各会議端末の呼び出し音を鳴らさ
ずに多地点ループの接続を行うようにする自動接続の例
である。
【0053】本実施例において、多地点の接続を行う会
議端末には、図11のシーケンス図に示した手順が適用
される。図4に示したように、まず、送信端からISD
N網へSETUPメッセージを転送する。これは、ユー
ザもしくはISDN網から呼の設定を表示するために転
送される。この時、SETUPメッセージの中に、ユー
ザ・ユーザ情報要素を含める。このユーザ・ユーザ情報
要素に留守フラグを設けておく。
【0054】同様に、ISDN網から受信端へもSET
UPメッセージを転送する。その後、ISDN網は送信
端にCALL PROCメッセージを転送する。これ
は、要求された呼設定を開始したことを表示する。
【0055】受信端は、SETUPメッセージを受け取
ると、自端末のモードにより、ユーザ・ユーザ情報要素
の「留守フラグ」をオンまたはオフに設定する。そし
て、接続目的の会議端末が、留守番電話モードであった
ならば、図8に示したREL COMPメッセージ中の
ユーザ・ユーザ情報要素の「留守フラグ」をオンにし
て、REL COMPメッセージをISDN網に転送す
る。
【0056】ISDN網は、REL COMPメッセー
ジを受け取ると、そのユーザ・ユーザ情報要素をそのま
まDISCメッセージに移し、送信端に転送する。その
後、送信端とISDN網との間で回線切断の手順が踏ま
れ(REL、RELCOMP)、送信端は、次の会議端
末に対して発信する。また、接続目的の会議端末が留守
番電話モードでなかったならば、これらの端末の間の多
地点接続が成功したことになり、本シーケンスは終了す
る。
【0057】
【発明の効果】本発明は上述したように、記憶手段に記
憶されている各会議端末の識別番号を読みだすととも
に、それらの識別番号の内の一つの識別番号の会議端末
に向けて回線接続用の信号を発信し、上記回線接続用の
信号が受信側の会議端末に着信したときには、その会議
端末の留守番モードがオンであるか否かを識別し、その
識別結果に応じて、回線接続用の信号の発信先の会議端
末を切り換えるようにしたので、多地点間を接続する際
に、受信側のユーザが留守かどうかをオペレータが逐一
確認する必要がなくなり、多地点会議を行う際の回線の
接続をスムーズに行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の主要な機能を説明する
ための機能構成図である。
【図2】本発明に係わる会議端末の一実施例の概略構成
を示すブロック図である。
【図3】第1の実施例におけるシステム制御回路の内部
構成の概略を示すブロック図である。
【図4】多地点会議システムの接続構成例を示す図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施例における手順を説明する
ためのフローチャートである。
【図6】第2の実施例におけるシステム制御回路の内部
構成の概略を示すブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施例における手順を説明する
ためのシーケンス図である。
【図8】ユーザ・ユーザ情報要素の例を示す図である。
【図9】第3および第4の実施例におけるシステム制御
の内部構成の概略を示すブロック図である。
【図10】本発明の第3の実施例における手順を説明す
るためのシーケンス図である。
【図11】本発明の第4の実施例における手順を説明す
るためのシーケンス図である。
【符号の説明】 記憶手段 発信手段 識別手段 端末装置本体部 制御手段 1 ハンドセット 2 マイクロフォン 3 スピーカ 4 音声インタフェース部 5 音声符号化復号化部 6 カメラ 7 書画カメラ 8 表示部 9 ビデオインタフェース部 10 ビデオ符号化復号化部 11 データ端末 12 データインタフェース部 13 操作部 14 システム制御部 15 多重分離化部 16 多地点制御部 17 回線インタフェース部 18 ISDN回線 19 CPU 20 RAM 21 ROM 22 補助記憶装置 23 DTMF検出回路 24 タイマ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 留守番モードを有し、複数の会議端末間
    でループを構成して多地点会議を行う会議端末におい
    て、 上記多地点会議を行うためのループを構成する各会議端
    末の識別番号を記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶された識別番号の会議端末に向けて
    回線接続用の信号を発信する発信手段と、 上記発信手段による発信が行われた会議端末の留守番モ
    ードがオンであるか否かを識別する識別手段と、 上記識別手段の識別結果に応じて、上記発信手段の発信
    先を切り換える制御手段とを具備することを特徴とする
    会議端末。
  2. 【請求項2】 目的の会議端末に向けて回線接続用の信
    号を発信して複数の会議端末間でループを構成するよう
    にするために発信側の会議端末に設けられた第1の接続
    メッセージ発信手段と、 上記第1の接続メッセージ発信手段により発信された信
    号に基づく呼び出しが行われていることを示す呼び出し
    メッセージを発信するために受信側の会議端末に設けら
    れた呼び出し中メッセージ発信手段と、 上記呼び出し中メッセージ発信手段により呼び出しメッ
    セージが発信されてからの経過時間を計測するために受
    信側の会議端末に設けられたタイマと、 上記タイマによる計測の結果、あらかじめ設定された一
    定時間が経過したときには受信側ユーザが留守であると
    判断するための手段であって、受信側の会議端末に設け
    られた留守判断手段と、 上記留守判断手段により受信側ユーザが留守であると判
    断されたときに、留守を示す情報を上記発信側の会議端
    末に発信するために受信側の会議端末に設けられた留守
    情報発信手段と、 上記留守を示す情報が上記受信側の会議端末から送られ
    たときに回線切断の手順を行うとともに、次の会議端末
    に対して回線接続用の信号を発信する第2の接続メッセ
    ージ発信手段とを具備することを特徴とする多地点会議
    システム。
  3. 【請求項3】 ISDN網を介して複数の会議端末をル
    ープに接続し、上記複数の会議端末間で会議を行うよう
    にした多地点会議システムにおいて、 上記多地点会議システムに参加する会議端末に向けた回
    線接続用の信号を発信するために発信側の会議端末に設
    けられた第1の接続メッセージ発信手段と、 上記第1の接続メッセージ発信手段による呼び出しが行
    われていることを示す呼び出しメッセージを発信するた
    めに受信側の会議端末に設けられた呼び出し中メッセー
    ジ発信手段と、 上記呼び出し中メッセージ発信手段によりメッセージが
    発信されてからの経過時間を計測するために上記ISD
    N網に設けられたタイマと、 上記タイマによる計測の結果、あらかじめ設定された一
    定時間が経過したときには受信側のユーザが留守である
    と判断するための手段であって、上記ISDN網に設け
    られた留守判断手段と、 上記留守判断手段により受信側のユーザが留守であると
    判断されたときに、留守を示す情報を上記発信側の会議
    端末に発信するために上記ISDN網に設けられた留守
    情報発信手段と、 上記留守情報発信手段により発信された留守を示す情報
    が上記ISDN網から送られてきたときに回線切断の手
    順を行うとともに、次の会議端末に対して回線接続用の
    信号を発信する第2の接続メッセージ発信手段とを具備
    することを特徴とする多地点会議システム。
  4. 【請求項4】 ISDN網を介して複数の会議端末をル
    ープに接続し、上記複数の会議端末間で会議を行うよう
    にした多地点会議システムにおいて、 上記多地点会議システムに参加する会議端末に向けて、
    留守か否かを問い合わせる情報を含む回線接続用の信号
    を発信するために発信側の会議端末に設けられた第1の
    接続メッセージ発信手段と、 上記回線接続用の信号を受信したときに、自端末のモー
    ドに応じて上記留守か否かを問い合わせる情報に対する
    応答情報を発信するための手段であって、受信側の会議
    端末に設けられた応答手段と、 上記応答手段により留守を示す情報が上記受信側の会議
    端末から送られたときに回線切断の手順を行うととも
    に、次の会議端末に対して回線接続用の信号を発信する
    第2の接続メッセージ発信手段とを具備することを特徴
    とする多地点会議システム。
  5. 【請求項5】 上記応答手段から応答情報が発信されて
    きたときに、上記ISDN網はその応答情報をそのまま
    ディスクメッセージに移し、上記発信側の会議端末に転
    送することを特徴とする請求項4に記載の多地点会議シ
    ステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9799866B2 (en) 2007-07-25 2017-10-24 Lg Chem, Ltd. Electrochemical device and its manufacturing method

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